JP2002026642A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2002026642A JP2000210088A JP2000210088A JP2002026642A JP 2002026642 A JP2002026642 A JP 2002026642A JP 2000210088 A JP2000210088 A JP 2000210088A JP 2000210088 A JP2000210088 A JP 2000210088A JP 2002026642 A JP2002026642 A JP 2002026642A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3セクタ構成の周波数帯域においては半値幅が
約100〜120°の指向性を持ち、かつ6セクタ構成の周波
数帯域においては半値幅が約60°で指向方向が従来の周
波数における指向方向より約30°左右にそれぞれシフト
した指向性を持つアンテナ装置を提供する。 【解決手段】平板を中心線で折り曲げた左右の反射板1
1、12を有する反射器10と、反射器の中心線を2等分す
る位置に設けた第1の周波数で使用される第1のダイポ
ールアンテナ21と、第1のダイポールアンテナに対して
上下対称に左右反射板に設けた第2の周波数で使用され
る第2〜5のダイポールアンテナ31〜34と、第2及び第
3のダイポールアンテナと、第4及び第5のダイポール
アンテナをそれぞれハイブリッド回路を用いて給電す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動通信システム
などに使用するアンテナ装置に関し、特に移動通信用の
基地局に使用されるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車・携帯電話等の移動通信用
の基地局アンテナとしては半波長ダイポールアンテナ素
子を垂直方向に多段に配列したアンテナが使用されてい
る。また、使用周波数が2つの離れた周波数帯域である
場合、アンテナを複数設置して対応していた。しかし、
設置場所等の制約によりアンテナの搭載本数が限られる
場合があり、その場合においては前述のダイポールアン
テナ素子を2つの周波数帯域において2共振させること
により対応している。この場合、アンテナの本数は半分
にすることが可能になるが、2つの周波数帯域において
のアンテナの指向性はほぼ等しく、同一のゾーンをカバ
ーするにすぎなかった。そのため、それぞれ2つの周波
数において別の無線ゾーンをカバーするにはアンテナを
別に設置する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年の移動通信、特に
自動車・携帯電話の加入者数の増加や、マルチメディア
移動通信サービスの提供開始などにより、新たなる周波
数において移動通信サービスの提供が予定されており、
そのための基地局アンテナの設置が必要になってきてい
る。しかし、基地局アンテナの設置に適した条件の場所
は既存のシステムのアンテナなどに使用されている場合
が多く、新規に設置場所を探すよりは既存基地局にアン
テナを追加する方法が検討されている。また、既存の設
置場所にはアンテナの本数などの制限がある場合が多
く、新しいシステム用の周波数におけるアンテナを既存
の物と共用させて取り替える方法が有効である。そのた
めには、既存のシステムのアンテナとシステムパラメー
タが異なった場合においても共用をする必要があり、そ
のためのアンテナが必要とされる。
【0004】なお、従来の自動車・携帯電話のシステム
においては、半値幅が約120°の指向性を持つアンテナ
を用いて3セクタ構成を用いていた。新周波数帯域にお
けるサービスは6セクタ構成を想定しており、半値幅約
60°のアンテナが必要になる。この場合、従来のアンテ
ナでは、1つのアンテナで指向性が異なりビームの向き
が異なるアンテナを共用することが出来なかった。
【0005】そのため、3セクタ構成の周波数帯域にお
いては半値幅が約100〜120°の指向性を持ち、かつ6セ
クタ構成の周波数帯域においては半値幅が約60°で、指
向方向が従来の周波数における指向方向より例えば約30
°シフトしたアンテナにしなければならなかった。上記
の問題点の解決法として本出願人は特願平11-107510号
「アンテナ装置」を提案しているが、この場合では新周
波数帯域に相当するビームは1つしかない。そのため、
例えば3セクタ構成のビームは1つしかない。そのた
め、例えば3セクタ構成のビームの方向に対して6セク
タ構成の周波数帯域において左右それぞれ、例えば約30
°ビームをシフトしたアンテナを作るためには、上記ア
ンテナ装置の上下に配置された中心線に対し非対称であ
る2素子のアレーアンテナを途中から左右反転させたア
ンテナ構成とする必要がある。その場合アンテナ長が長
くなってしまうという欠点もあった。
【0006】この発明の目的は、3セクタ構成の周波数
帯域においては半値幅が100〜120°の指向性を持ち、か
つ6セクタ構成の周波数帯域においては半値幅が約60°
で、指向方向が従来の周波数における指向方向より例え
ば約30°左右にそれぞれシフトした(ビームの向きをシ
フトした)指向性をもつアンテナを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、平板の中
央で鋭角に折り曲げられた反射器の前方に左右の中心線
上の前方に、一定の距離を離して1つの周波数で使用可
能な第1ダイポールアンテナ素子を設置する。また、第
2の周波数で使用可能な第2、第3ダイポールアンテナ
素子を反射器の中心線に対して対称で、反射器の前方に
一定の距離を離しそれぞれ配置する。また、第2、第3
ダイポールアンテナ素子はハイブリッド回路を介して給
電する。
【0008】ここで、ハイブリッド回路とは、図3のよ
うな端子81に入力した信号は端子83の出力位相をαとす
ると、端子84には出力位相α+90°にて出力される。ま
た、端子82に入力した信号は端子84の出力位相をβとす
ると、端子83には出力位相β+90°にて出力される。つ
まり、お互いに90°の位相差を持って給電することが可
能な回路である。また、この発明では上記アンテナ装置
において反射器の左右の中心線上、第1ダイポールアン
テナ素子の若干前方に第1の周波数もしくは、第1、第
2の周波数ではない周波数にて共振する無給電素子を設
置する。
【0009】また、この発明では上記のアンテナ装置に
おいて第2、第3のダイポールアンテナ素子の若干前方
に第2、第3の無給電素子を設置する。また、この発明
では上記アンテナ装置において、第2,第3のダイポー
ルアンテナ素子及び第2、第3の無給電素子の組を設
け、これらを第1のダイポールアンテナ素子に対し、上
方部、下方部とに配置する。
【0010】また、この発明は上記アンテナ装置におい
て反射器の両端を前方に折り曲げた側面反射器を設置す
るか、もしくはある一定の長さを持った無給電素子の組
を配置する。また、この発明は上記各種アンテナ装置そ
れぞれについて、垂直方向に複数段設置する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づきこの発明の
良好な実施の形態を例示的に詳しく説明する。 (第1実施例)この発明の第1実施例を図1、図2に示
す。この実施例は、900MHz帯域のアンテナに、次期移動
通信システム用として利用が検討されている2GHz帯域
のアンテナを共用した場合のアンテナ装置を示す。
【0012】ここで、900MHzでの放射波長をλ1、2GHz
の放射波長をλ2とする。平板を中心線に対して対称に
折り曲げた左右の反射板11、12を垂直に配置した反射器
10の前方に反射器10の中心線を2等分する位置の前方約
1/4λ1離して鉛直に900MHz帯域用のダイポールアンテナ
素子21を設置する。また、2GHz帯域用のダイポールア
ンテナ素子31,32,33,34は、反射器10を左右に2等分す
る平面に対して垂直な平面で反射器10の中心線を通る平
面からの距離が約λ1の1/4の平面上に、ダイポールアン
テナ素子31,32はその中心がダイポールアンテナ素子21
の中心より、上方約λ2の約1/3に、ダイポールアンテナ
素子33,34はその中心が下方約λ2の約1/3に位置し、ま
たダイポールアンテナ素子31,33はダイポールアンテナ
素子21より前方、向かって右側にλ2の約1/4の位置に、
ダイポールアンテナ素子32,34はダイポールアンテナ素
子21より前方、向かって左側にλ2の約1/4の位置にそれ
ぞれ配列する。
【0013】2GHz帯域用のダイポールアンテナ素子31
〜34はそれぞれ同じ高さにある素子31と32、33と34はそ
れぞれハイブリッド回路80を介して接続されている。こ
の実施例を使用した場合における各周波数でのアンテナ
の指向性を図4、5に示す。図4によると900MHzにおけ
るアンテナの指向性は正面方向に半値幅(ビームの指向
性の最大のところから3dB放射レベルが下がった点がな
す角)が約120°の指向性をなすことがわかる。また、
図5によると、2GHzにおいては反射板11から向かって
正面方向から右側約30°程度の方向に半値幅が約60°指
向性をもつことがわかる。
【0014】ただし、図5の場合はハイブリッド回路80
の入力端子81に信号を入力した場合の指向性を示す。端
子82に同時に別の信号を入力した場合図5の指向性とは
対称な指向性(左側約30°程度の方向に半値幅が約60°
指向性)があわせて得られる。 (第2実施例)この発明の第2実施例を図6に示す。
【0015】この実施例は、前記第1実施例のアンテナ
装置におけるダイポールアンテナ素子21の前方に無給電
素子41を取り付けた場合の実施例である。この第2実施
例のアンテナ装置を使用した場合の各周波数におけるア
ンテナの指向性を図7〜9に示す。図7によると、800M
Hzにおけるアンテナの指向性は正面方向に半値幅が約11
0°の指向性をなすことがわかる。また、図8によると
ダイポールアンテナ21の前方に設置された無給電素子41
の効果により1.5GHzにおいて半値幅が約90°の指向性を
持つ。また、図9によると2.0GHzにおいては反射板11か
ら向かって正面方向から右側約30°程度の方向に半値幅
が約60°の指向性を持つことがわかる。
【0016】ただし、図9の場合はハイブリッド回路80
の入力端子81に信号を入力した場合の指向性を示す。端
子82に同時に別の信号を入力した場合図9の指向性とは
対称な指向性があわせて得られる。 (第3実施例)この発明の第3実施例を図10に示す。こ
の実施例は、前記第2実施例のアンテナ装置におけるダ
イポールアンテナ素子31〜34の前方に無給電素子51~54
を取り付けた場合の実施例である。
【0017】この第3実施例のアンテナ装置を使用した
場合の各周波数におけるアンテナの指向性を図11〜13に
示す。図11によると885MHzにおけるアンテナの指向性は
正面方向に半値幅が約100°の指向性をなすことがわか
る。また、図12によるとダイポールアンテナ21の前方に
設置された無給電素子41の効果により1501MHzにおいて
半値幅が約70°程度の指向性を持つ。また、図13による
と、2045MHzにおいては反射板11から向かって正面方向
から左側約30°程度の方向に半値幅が約50°の指向性を
持つことがわかる。
【0018】ただし、図13の場合はハイブリッド回路80
の入力端子82に信号を入力した場合の指向性を示す。端
子81に同時に別の信号を入力した場合図12の指向性とは
対称な指向性があわせて得られる。 (第4実施例)この発明の第4実施例を図14に示す。こ
の実施例は、前記第3実施例のアンテナ装置において、
反射器10を左右に2等分する平面と平行に、反射器10を
構成する反射板11及び12の両端に側面反射板13と14を設
置した場合の実施例である。
【0019】この第4実施例を使用した場合の各周波数
におけるアンテナの指向性を図15〜17に示す。図15によ
ると885MHzにおけるアンテナの指向性は正面方向に半値
幅が約100°の指向性をなすことがわかる。また、図16
によるとダイポールアンテナ21の前方に設置された無給
電素子41の効果により150MHzにおいて半値幅が約70°程
度の指向性をもつ。また、図17によると、2GHzにおい
ては反射板11から向かって正面方向から左側約30°程度
の方向に半値幅が約60°の指向性をもつことがわかる。
【0020】ただし、図17の場合はハイブリッド回路80
の入力端子82に信号を入力した場合の指向性を示す。端
子81に同時に別の信号を入力した場合図12の指向性とは
対称な指向性があわせて得られる。 (第5実施例)この発明の第5実施例の斜視図を図18に
3面図を図19に示す。この実施例は、前記第3実施例の
アンテナ装置において、反射器10を左右に2等分する平
面に垂直に交わり、反射器10の中心線からλ1の約1/6の
距離の平面上に中心が位置し、上下方向の中心をダイポ
ールアンテナ素子31、32と一致させた無給電素子61およ
び62、上下方向の中心をダイポールアンテナ素子33、34
と一致させた無給電素子63および64を設置する。
【0021】この第5実施例のアンテナ装置を使用した
場合の各周波数におけるアンテナの指向性を図20〜22に
示す。図20によると885MHzにおけるアンテナの指向性は
正面方向に半値幅が約120°の指向性をなすことがわか
る。また、図21によるとダイポールアンテナ21の前方に
設置された無給電素子41の効果により、1501MHzにおい
て半値幅が約70°程度の指向性をもつ。また、図22によ
ると、2GHzにおいては反射板11から向かって正面方向
から左側約30°程度の方向に半値幅が約60°の指向性を
もつことがわかる。
【0022】ただし、図22の場合はハイブリッド回路80
の入力端子82に信号を入力した場合の指向性を示す。端
子81に同時に別の信号を入力した場合図12の指向性とは
対称な指向性があわせて得られる。なお、上記実施例に
て800MHz帯において正面方向に半値幅約100〜120°、15
00MHz帯域において正面方向に半値幅約70°、2.0GHz帯
域において正面から±30°の方向に半値幅約60°の指向
性をもつことを示した。しかし、各周波数帯域の半値幅
は各ダイポールアンテナと反射器との距離を変えること
により調整が可能であり、必要な半値幅に応じることが
可能である。
【0023】以上、この発明を前記実施例に基づき説明
したが、この発明は前記実施例の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で実施可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるア
ンテナ装置を実施することにより、ある周波数帯域にお
いて、正面方向に半値幅が約100〜120°の指向性をもつ
アンテナと、前記周波数と異なる周波数においてハイブ
リッド回路の2つの入力端子の入力信号に応じて、最大
放射方向がたとえば左右それぞれ30°シフトされた、半
値幅が約60°の指向性を持つアンテナを1個のアンテナ
装置とすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアンテナ装置の第1実施例を示す斜
視図。
【図2】この発明のアンテナ装置の第1実施例を示す三
面図。
【図3】ハイブリッド回路を説明する図。
【図4】この発明の第1実施例のアンテナ装置の900MHz
における計算値による指向性特性図。
【図5】この発明の第1実施例のアンテナ装置の2.0GHz
における計算値による指向性特性図。
【図6】この発明のアンテナ装置の第2実施例を示す斜
視図。
【図7】この発明の第2実施例のアンテナ装置の800MHz
における計算値による指向性特性図。
【図8】この発明の第2実施例のアンテナ装置の1.5GHz
における計算値による指向性特性図。
【図9】この発明の第2実施例のアンテナ装置の2.0GHz
における計算値による指向性特性図。
【図10】この発明のアンテナ装置の第3実施例を示す斜
視図。
【図11】この発明の第3実施例のアンテナ装置の885MHz
における計算値による指向性特性図。
【図12】この発明の第3実施例のアンテナ装置の1501MH
zにおける計算値による指向性特性図。
【図13】この発明の第3実施例のアンテナ装置の2045MH
zにおける計算値による指向性特性図。
【図14】この発明のアンテナ装置の第4実施例を示す斜
視図。
【図15】この発明の第4実施例のアンテナ装置の885MHz
における測定値による指向性特性図。
【図16】この発明の第4実施例のアンテナ装置の150MHz
における測定値による指向性特性図。
【図17】この発明の第3実施例のアンテナ装置の2.0GHz
における測定値による指向性特性図。
【図18】この発明のアンテナ装置の第5実施例を示す斜
視図。
【図19】この発明のアンテナ装置の第5実施例を示す三
面図。
【図20】この発明の第5実施例のアンテナ装置の885MHz
における測定値による指向性特性図。
【図21】この発明の第5実施例のアンテナ装置の1501MH
zにおける測定値による指向性特性図。
【図22】この発明の第5実施例のアンテナ装置の2.0GHz
における測定値による指向性特性図。
【符号の説明】
10 反射器 11,12 反射器10を構成する反射板 13,14 側面反射板 21 第1の周波数で使用する半波長ダイポールアンテ
ナ 31,32,33,34 第2の周波数で使用する半波長ダイポ
ールアンテナ 41 第1の周波数の波長の約1/2より短い無給電素子 51,52,53,54 第2の周波数の波長の約1/2よりも短い
無給電素子 61,62,63,64 無給電素子 80 ハイブリッド回路 81,82,83,84 ハイブリッド回路における接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 AA03 BA07 BC09 CA04 DA03 DA04 DA09 5J021 AA05 AA06 AB03 BA01 CA06 DB03 FA32 FA34 GA04 GA08 HA05 HA10 JA03 JA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板を中心線で折り曲げた左右の反射板を
    鉛直方向に配置した反射器と、 前記反射器の中心線のほぼ2等分する位置に設けた第1
    の周波数で使用される第1のダイポールアンテナと、 前記第1のダイポールアンテナの設置位置を含む水平面
    より上方の左右の反射板に設けた第2の周波数で使用さ
    れる2個の第2、第3のダイポールアンテナと、 前記第1のダイポールアンテナの設置位置を含む水平面
    より下方の左右の反射板に設けた第2の周波数で使用さ
    れる2個の第4、第5のダイポールアンテナと、 第2及び第3のダイポールアンテナと、第4及び第5の
    ダイポールアンテナをそれぞれハイブリッド回路を用い
    て給電したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のアンテナ装置において、 前記第1のダイポールアンテナは、反射器のなす角を2
    等分する面上に、反射器の中心より第1の周波数におけ
    る波長の約4分の1程度前面の個所に設置され、 前記第2〜5のダイポールアンテナは、反射器のなす角
    を2等分する面に対して垂直でかつ反射器の中心より第
    1の周波数における波長の約4分の1程度前面にある平
    面上に反射板より前方に向かって左右の第2の周波数の
    約4分の1程度の距離を持つ鉛直な直線上に設けられ、
    かつ、第2及び第3のダイポールアンテナは、第1ダイ
    ポールアンテナの中心高さより上方に第2の周波数にお
    ける波長の約3分の1の2点をそれぞれ中心として鉛直
    方向に設けられ、また、第4及び第5のダイポールアン
    テナは、第1ダイポールアンテナの中心高さより下方に
    第2の周波数における波長の約3分の1の2点をそれぞ
    れ中心として鉛直方向に設けられたことを特徴とするア
    ンテナ装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のアンテナ装置にお
    いて、 前記反射器がなす角を2等分する平面上に、第1のダイ
    ポールアンテナから若干距離を離し第1のダイポールア
    ンテナと平行に設置されたある長さをもって、第1の周
    波数を広帯域化するために第1の無給電素子、もしくは
    第1と第2の周波数以外に周波数に適する長さを有する
    第2の無給電素子を備えることを特徴とするアンテナ装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のア
    ンテナ装置において、 前記第2〜第5の各ダイポールアンテナの前方に各ダイ
    ポールアンテナと平行に該ダイポールアンテナよりも若
    干短い長さを持つ第3の無給電素子を備えたことを特徴
    とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載のア
    ンテナ装置において、 前記反射器の両端を反射器のなす角を2等分する面と平
    行になるように配置された、ある長さを持った側面反射
    器を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載のア
    ンテナ装置において、 前記反射器の前方に、前記第2〜第5ダイポールアンテ
    ナと中心の位置の鉛直高さを各々同じくし、該反射器を
    2等分する平面に垂直に交わる平面上に配置された4つ
    の第4の無給電素子を備えたことを特徴とするアンテナ
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のアンテナ装置において、 前記4つの第4の無給電素子の若干外側にそれぞれ、中
    心を第1ダイポールアンテナと鉛直の高さを等しくした
    位置に、ある長さを持った第5の無給電素子を配置した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか1項に記載のア
    ンテナ装置を鉛直方向に複数段積み重ねたことを特徴と
    する多段構成アンテナ装置。
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