JP2002023506A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002023506A JP2000207275A JP2000207275A JP2002023506A JP 2002023506 A JP2002023506 A JP 2002023506A JP 2000207275 A JP2000207275 A JP 2000207275A JP 2000207275 A JP2000207275 A JP 2000207275A JP 2002023506 A JP2002023506 A JP 2002023506A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成ユニットの構成部品を削減して、画
像形成ユニットの交換にかかるコストを低減することの
できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体1、帯電ローラ2、現像ユニット
3、クリーニングユニット4などを収容してなるプリン
タ200本体に対して着脱自在に構成された画像形成ユ
ニット100を備え、感光体1から転写紙8を分離する
分離機構を、分離爪203と分離爪203を支持する支
持部材202とを用いて構成し、この分離機構を、搬送
ガイド板201aを介して装置本体側の開閉カバー構造
体201に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
画像形成に用いられる回転体と、画像形成に用いられる
部材及び装置の少なくとも一つとを収容し、装置本体に
対して着脱可能な画像形成ユニットを有する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ
ー等の画像形成装置として、像担持体、帯電装置、現像
装置、クリーニング装置、トナー収容部、廃トナー収容
部などの消耗部品をコンパクトにユニット化した画像形
成ユニット(プロセスカートリッジともいう)を備えた
ものが知られている。例えば、特開平9−281810
号公報では、像担持体としての感光体ドラム、現像装
置、帯電装置、クリーニング装置等を収容した画像形成
ユニットを着脱自在に装着した画像形成装置が開示され
ている。このような画像形成装置においては、画像形成
ユニットを交換するだけで画像形成ユニット内のすべて
の消耗部品を一体的に交換できるので、メンテナンスを
簡略化できる点で優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の画像形成装置では、感光体ドラムに接触して搬送さ
れる用紙(転写材)を感光体ドラムから分離するための
分離機構として、感光体ドラムに所定圧力で接触するよ
うに設けられた分離爪を用いている。この分離爪は、上
記画像形成ユニット内の感光体ドラムの支持筺体である
感光体ハウジングに接着固定されているため、上記画像
形成ユニットの交換時に該ユニットと一体的に交換され
る。
【0004】しかしながら、上記画像形成ユニットは、
トナーがなくなったり廃トナーが満杯になったりした時
点で交換するため、例えばトナー消費量の多い印字条件
下で使用された場合、上記分離爪が寿命となる前に交換
されてしまい、その分コストの無駄を生じるという問題
点があった。
【0005】なお、以上の問題点は、上記感光体ドラム
などの像担持体と、像担持体から転写材を分離するため
の分離機構とが、同一画像形成ユニットに収容されてい
る場合に限らず、例えば、転写材上の転写画像を定着す
る定着ローラなどの画像形成に用いられる回転体と、該
回転体から転写材を分離する分離機構とが、同一画像形
成ユニットに収容されている場合にも、同様に発生する
と考えられる。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、画像形成ユニットの
構成部品を削減して、画像形成ユニットの交換にかかる
コストを低減することのできる画像形成装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、画像形成に用いられる回転体
と、画像形成に用いられる部材又は装置の少なくとも一
つとを収容し、装置本体に対して着脱可能な画像形成ユ
ニットを有する画像形成装置において、上記回転体に接
触して搬送される転写材を回転体から分離する分離機構
を、装置本体に設けたことを特徴とするものである。
【0008】この画像形成装置においては、上記分離機
構を装置本体側に設けているので、分離機構を画像形成
ユニット内に設ける場合に比して、上記画像形成ユニッ
トの構成部品が削減され、画像形成ユニットの交換にか
かるコストが低減される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記分離機構を、先端部が上記回転体に接
触するように設けられたシート状部材を用いて構成し、
且つ該シート状部材で転写材の転写画像担持面が分離機
構近傍に配置された部材と非接触になるような方向に転
写材をガイドするように、該シート状部材の形状を設定
したことを特徴とするものである。
【0010】この画像形成装置においては、上記シート
状部材で、転写材の転写画像担持面が上記部材と非接触
になるような方向に転写材をガイドするので、上記部材
と転写材の転写画像担持面との接触が回避され、該接触
に起因する画像擦れの発生が防止される。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2画像形
成装置において、上記分離機構を、先端部が上記回転体
に接触するように設けられた2枚のシート状部材を用い
て構成するとともに、該2枚のシート部材が、転写材搬
送方向と直交する方向における転写材両端面の、上記回
転体側のエッジと接触するように、該2枚のシート状部
材を、分離後の転写材に平行な面に対して所定角度傾け
て配置したことを特徴とするものである。
【0012】この画像形成装置においては、上記2枚の
シート状部材が、転写材搬送方向と直交する方向の転写
材両端面の、上記回転体側のエッジと接触するので、シ
ート状部材と転写材とが転写材エッジで線接触する。し
たがって、2枚のシート状部材を、それぞれ分離後の転
写材に平行な面に平行に配置し、上記2枚のシート状部
材と転写材とが面接触する場合に比して、シート状部材
と転写材との接触面積を小さくできる。よって、転写材
上の転写画像がシート状部材で擦られる機会が低減さ
れ、画像擦れの発生が抑制される。
【0013】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
画像形成装置において、上記シート状部材として、少な
くとも上記回転体との接触部が弾性を有する部材である
ことを特徴とするものである。
【0014】この画像形成装置においては、上記シート
状部材の少なくとも上記回転体との接触部が弾性を有す
るので、シート状部材との接触による回転体表面の損傷
が防止される。
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子写真プロセス
を利用した画像形成装置であるレーザプリンタに適用し
た一実施形態について説明する。まず、図1を用いて装
置全体の概略について説明する。プリンタ200は、画
像形成装置に用いられる回転体である像担持体としての
ドラム状の感光体1、帯電手段としての帯電ローラ2、
現像手段としての現像ユニット3、感光体クリーニング
手段としてのクリーニングユニット4などを収容してな
るプリンタ200本体に対して着脱自在に構成された画
像形成ユニット100を備えている(図2参照)。
【0015】上記画像形成ユニット100の側方には、
感光体1上に静電潜像を書き込むための潜像書き込みユ
ニット6が設けられている。この潜像書き込みユニット
6としては、例えば、スキャナなどによって読み込まれ
た画像情報に対応する光信号を半導体レーザから出射さ
せ、回転駆動されるポリゴンミラーにより該レーザ光を
走査し、該レーザ光の走査光路中に配設された収束用及
びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズやレーザ光を
偏向するミラーなどを通して、感光体上に色分解された
画像情報に対応する光信号6aを書き込むものを用いる
ことができる。
【0016】また、上記画像形成ユニット100の下方
には、給紙カセット7に収納された転写材としての転写
紙8を一枚ずつ分離給送するための給紙ローラ9と、該
給紙ローラ9により給送された転写紙8を、感光体1の
手前で一旦待機させた後、該感光体1上に形成された画
像の先端と該転写紙8の先端とが、感光体1と転写手段
としての転写ローラ10とのニップ部にほぼ同時に到達
するタイミングで、該感光体1の回転に同期させて該転
写紙8を再給送させるためのレジストローラ11が設け
られている。
【0017】更に、上記画像形成ユニット100の上方
には、該転写紙8の搬送経路12を挟んで互いに圧接回
転するように回転自在に配置されたヒータ13を内蔵す
る定着ローラ14とプレスローラ15とを有する定着装
置16が設けられている。また、該定着装置16の転写
紙搬送方向の下流側には、定着ローラ14とプレスロー
ラ15とのニップを通過した転写紙8を、プリンタ20
0の本体ケース200aの上部に形成された排紙トレイ
としてのスタッカー部17に排出させるための排紙ロー
ラ18が設けられている。
【0018】また、プリンタ200の本体ケース200
a内には、該プリンタ200の画像形成プロセスに関わ
る各作像手段や印字情報などを制御する制御手段として
の電装部20が設けられている。該電装部20は、図示
しないコントロール基板及び該コントロール基板上に取
り付けられた各種の調整スイッチや制御ユニット等によ
り構成されており、上記潜像書き込みユニット6の側方
から下方に亘って配設された金属製の電装ケース21内
に納められている。
【0019】このような構成のプリンタ200におい
て、まず、感光体1は回転中に帯電ローラ2からの電荷
により一様に帯電される。次いで、外部から読み込まれ
た画像情報に基づいて上記潜像書き込みユニット6が駆
動され、これにより、該感光体1の帯電領域(画像形成
領域)に、該画像情報が静電潜像として形成される。こ
の感光体1上に形成された静電潜像は、現像ユニット3
の現像ローラ3aによって感光体1に供給される現像剤
(トナー)により現像されて可視像(トナー像)とな
る。
【0020】一方、この感光体1上へのトナー像の形成
が行われている間に、給紙ローラ9により給紙カセット
7から転写紙8が引き出され、該転写紙8の先端がレジ
ストローラ11のニップ部に当接した状態で、該転写紙
8が一旦待機される。そして、該転写紙8は、その先端
と該トナー像の先端とが一致するタイミングで、該感光
体1の回転に同期して上記レジストローラ11が回転を
開始することにより、該感光体1と該感光体1に圧接回
転する転写ローラ10とのニップで形成された転写位置
に搬送される。これにより、該転写位置で感光体1上の
トナー像が転写された転写紙8は、上記定着装置16の
定着ローラ14とプレスローラ15とにより搬送される
過程で転写画像が定着され、排紙ローラ18によりスタ
ッカー部17上に排紙される。また、この間に、上記転
写紙8へのトナー像の転写プロセスにおいて該転写紙8
上に転写されずに感光体1上に残留した残留トナーは、
上記クリーニングユニット4のクリーニングブレード4
aにより感光体1上から除去されてクリーニング容器4
b内に回収される。
【0021】また、上記転写紙8上の電荷は、上記転写
ローラ10の転写紙搬送方向下流側に配設された除電手
段としての除電ブラシ22によって除去される。また、
本実施形態に係るプリンタ200は、感光体1に接触し
て搬送される転写紙8を感光体から分離する分離爪20
3が設けられており、除電ブラシ22によって除電され
た転写紙8を感光体1から物理的に分離する。なお、こ
の分離爪203を用いた分離機構については、後に詳述
する。
【0022】一方、プリンタ200の本体ケース200
aには、該本体ケース200aの転写紙8の搬送経路1
2側の側面をなす開閉カバー構造体201と、手差しに
より転写紙を給送するための手差しユニット23とが、
同じ支軸202にそれぞれ支持されている。この手差し
ユニット23は、図1で示す開いている位置と、開閉カ
バー構造体201の凹部である手差しユニット格納部2
01cに格納される閉じた位置(図2参照)とを取り得
るように構成されている。手差しユニット23を用いて
給送された転写紙は、プリンタ本体200側に設けられ
た手差し給紙ローラ24の回転により、上記レジストロ
ーラ11に搬送される。
【0023】また、上記開閉カバー構造体201には、
図3に示すように、上記転写ローラ10を保持するホル
ダ部201bが固定されており、これにより上記転写ロ
ーラ10が開閉カバー構造体201に支持される。ま
た、開閉カバー構造体201には、上記除電ブラシ22
も取り付けられている。
【0024】さらに、上記開閉カバー構造体201に
は、上記搬送経路12の転写紙搬送面を形成して転写紙
8を定着装置16へ導くための搬送ガイド板201a
が、その端面で転写紙8をガイドするように、感光体1
の長手方向に沿って複数枚配置されている(図7参
照)。本実施形態においては、搬送ガイドリブ201a
を、開閉カバー構造体201と一体部品として形成し、
プリンタの構成部品点数の低減を実現しているが、別部
材で形成し開閉カバー構造体201に取り付けてもよ
い。例えば、搬送ガイド板201aを中抵抗の導電性部
材を用いて形成すれば、未定着画像のトナーチリが抑制
され、より高画質な画像が得られる。
【0025】図1において、上記開閉カバー構造体20
1を、支軸202を回動中心として図中時計回り方向に
開くと、図2に示すように、搬送ガイド板201a、転
写ローラ10、及び、除電ブラシ22が、転写紙8の搬
送経路12からそれぞれ大きく退避する。よって、プリ
ンタ本体に対する上記画像形成ユニット100の着脱
や、定着装置16の交換、及び、上記搬送経路12でジ
ャムした転写紙8のジャム処理等の作業を容易に行うこ
とができる。
【0026】次に、本実施形態の特徴部である、感光体
1から転写紙8を分離する分離機構について、図3及び
図4を用いて説明する。図3は、分離機構の概略構成を
示す断面図であり、図4は、分離機構の斜視図である。
分離機構は、シート状部材からなる上記分離爪203
と、分離爪203を支持する支持部材202とを用いて
構成されている。分離爪203の先端部は図示のように
鋭角に加工されている。また、分離爪201は、その先
端部が感光体1表面に接触し得るように、支持部材20
3で支持されている。そして、分離爪203及び支持部
材202は、上記搬送ガイド板201aのうち感光体1
の長手方向における両端の2つの搬送ガイド板201a
にそれぞれ設けてある(図7参照)。本実施形態におい
ては、支持部材202は、両面テープで搬送ガイド板2
01aに取りけられている。
【0027】分離爪203の材質としては、分離爪20
1との接触によって感光体1表面の損傷が発生しないよ
うに、少なくとも感光体との接触部が弾性を有するもの
が好ましい。本実施形態においては、分離爪203とし
て、厚さ0.125mmのPET(ポリエチレンテレフ
タレート)フィルムからなるシート状部材を用いてい
る。また、上記支持部材202として、厚さ1mmのS
US材を用いている。
【0028】以上のように、本実施形態に係るプリンタ
200においては、感光体1に接触して搬送される転写
紙8を分離する分離機構を、搬送ガイド板201aを介
してプリンタ200本体側の上記開閉カバー構造体20
1に設けているので、分離機構を上記画像形成ユニット
100内に設ける場合に比して、画像形成ユニット10
0の構成部品が削減でき、画像形成ユニット100の交
換にかかるコストを低減することができる。
【0029】また、上記分離爪203は、転写紙8の転
写画像担持面が分離爪203近傍に配置されたクリーニ
ングユニット4の筺体4cと非接触になるような方向に
転写紙8をガイドするように、その形状を設定されてい
る。具体的には、図4に示すように、分離爪203はク
リーニングユニット4の筺体4cから離れる向きに折り
曲げられている。このような形状に設定された分離爪2
03を有する本実施形態のプリンタ200の作用効果
を、以下に比較例と比較しながら説明する。
【0030】図5は、本実施形態に係るプリンタ200
の転写紙8の進行方向を説明する説明図であり、図6
は、比較例に係るプリンタ200の転写紙8の進行方向
を説明する説明図である。図6で示す比較例では、分離
爪203に折り曲げ部がなく、直線形状を保ったまま先
端部が感光体1に当接している。図6の比較例の構成で
は、上記転写位置を通過した転写紙8が感光体1に静電
吸着された状態で搬送され、分離爪203によって物理
的に分離される。そして、分離後の転写紙8は、図中矢
印方向に進行する。このため、転写紙8のトナー像担持
面が上記クリーニングユニット4の筺体4cと接触し
て、トナー像が擦られてしまうおそれがある。
【0031】一方、図5の本実施形態の構成では、分離
爪203によって物理的に分離された後の転写紙8は、
分離爪203の折り曲げ部によって上記搬送ガイド板2
01a側に向かうようにガイドされ、図中矢印方向に進
行する。したがって、分離爪203で、転写紙203の
トナー像担持面が上記クリーニングユニット4の筺体4
cと非接触になるような方向に転写材をガイドすること
が可能になり、該筺体4cと転写紙8のトナー像担持面
との接触を回避できる。これにより、未定着トナー像が
擦られることがなく、該接触に起因する擦れ画像の発生
を防止することができる。
【0032】また、本実施形態においては、2枚の分離
爪203が、転写紙搬送方向と直交する方向における転
写紙両端面の、感光体1側のエッジとそれぞれ接触する
ように、2枚の分離爪203を、分離後の転写紙8に平
行な面に対してそれぞれ所定角度傾けて配置している。
具体的には、図7及び図8に示すように、2枚の分離爪
203が転写紙8の上記エッジ8aと接触するように、
各分離爪203を支持する支持部材202を分離後の転
写紙8に平行な面に対して角度αを持って設けている。
図示の例では、α=18度に設定している。このような
構成においては、分離爪203と転写紙8とが転写紙8
のエッジ8aで線接触する。したがって、例えば、図8
中仮想線(二点破線)で示す分離爪203´のように、
分離後の転写紙8に平行な面に平行に配置し、分離爪2
03´と転写紙8とが面接触するように構成した場合に
比して、分離爪203と転写紙8との接触面積を小さく
できる。よって、転写紙8上のトナー像が分離爪203
で擦られる機会を低減でき、画像擦れの発生を抑制する
ことができる。なお、上記角度αの値は、画像擦れの発
生を抑制しつつ、転写紙8の良好な分離を行えるような
範囲で適宜設定すればよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1乃至4発明によれば、画像形成
ユニットの構成部品を削減して、画像形成ユニットの交
換にかかるコストを低減することができるという効果が
ある。
【0034】特に、請求項2の発明によれば、分離機構
近傍に配置された部材又は装置と転写材の転写画像担持
面との接触を回避でき、該接触に起因する画像擦れの発
生を防止することができるという効果がある。
【0035】特に、請求項3の発明によれば、転写材上
の転写画像がシート状部材で擦られる機会を低減でき、
画像擦れの発生を抑制することができるという効果があ
る。また特に、請求項2の画像形成装置にこの発明を適
用すれば、より確実に画像擦れの発生を防止することが
できる。
【0036】特に、請求項4の発明によれば、シート状
部材との接触による回転体表面の損傷を防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの全体を示す概略構成
図。
【図2】同プリンタの開閉カバーを開放した状態を示す
概略構成図。
【図3】分離機構の概略構成を示す断面図。
【図4】同分離機構の斜視図。
【図5】実施形態に係るプリンタの転写紙の進行方向を
説明するための説明図。
【図6】比較例に係るプリンタの転写紙の進行方向を説
明するための説明図。
【図7】分離機構及び搬送ガイド板の転写材搬送方向か
ら見た側面図。
【図8】分離機構を構成する分離爪の配置を説明するた
めの説明図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ 3 現像ユニット 4 クリーニングユニット 8 転写紙 10 転写ローラ 12 転写紙搬送経路 14 定着ローラ 15 プレスローラ 16 定着装置 22 除電ブラシ 100 プロセスカートリッジ 200 プリンタ 200a プリンタの本体ケース 201 開閉カバー 201a 搬送ガイド板 202 支持部材 203 分離爪(シート状部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成に用いられる回転体と、画像形成
    に用いられる部材及び装置の少なくとも一つとを収容
    し、装置本体に対して着脱可能な画像形成ユニットを有
    する画像形成装置において、 上記回転体に接触して搬送される転写材を回転体から分
    離する分離機構を、装置本体に設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記分離機構を、先端部が上記回転体に接触するように
    設けられたシート状部材を用いて構成し、且つ該シート
    状部材で転写材の転写画像担持面が分離機構近傍に配置
    された部材と非接触になるような方向に転写材をガイド
    するように、該シート状部材の形状を設定したことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2画像形成装置において、 上記分離機構を、先端部が上記回転体に接触するように
    設けられた2枚のシート状部材を用いて構成するととも
    に、該2枚のシート部材が、転写材搬送方向と直交する
    方向における転写材両端面の、上記回転体側のエッジと
    接触するように、該2枚のシート状部材を、分離後の転
    写材に平行な面に対して所定角度傾けて配置したことを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、 上記シート状部材として、少なくとも上記回転体との接
    触部が弾性を有する部材であることを特徴とする画像形
    成装置。
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