JP2002022353A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002022353A
JP2002022353A JP2000208482A JP2000208482A JP2002022353A JP 2002022353 A JP2002022353 A JP 2002022353A JP 2000208482 A JP2000208482 A JP 2000208482A JP 2000208482 A JP2000208482 A JP 2000208482A JP 2002022353 A JP2002022353 A JP 2002022353A
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JP
Japan
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storage
case
refrigerator
storage case
guide rail
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Application number
JP2000208482A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Fujisawa
活佳 藤沢
Takenori Adachi
威則 足達
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の冷蔵庫では、収納室内に配置された収
納ケースの配置位置を変更できなかったので、収納ケー
スの容量は常に一定となり、例えば大きな食品を入れた
い時等、使用者状況に応じた最適化ができなかった。 【解決手段】 収納ケースに高さの異なるフランジを複
数設け、収納室の側面の内方向にガイドレールを設け、
このガイドレールに任意にフランジをおけるような設定
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に関するも
のであり、特に、冷蔵庫の冷凍室・冷蔵室・野菜室等の
室内部に配置され、食品を収納する収納部分を形成する
収納ケースの形態および配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22は特開平9−113125号公報
に記載された従来の冷蔵庫での、食品を収納する引き出
し装置の要部断面図であり、図23は引き出し装置の収
納状態を示す要部切欠図である。図22、図23では、
冷蔵庫は本体100の前方に引き出し自在に取り付けら
れる扉101と、この扉に取り付けられる上面を開口す
る下容器102と、この下容器102の上方にこの下容
器102と独立して引き出される上容器103とを備え
ている。また、上容器103の側壁104には本体10
1のガイドレール105に載置された上フランジ106
と、下容器102の上端に載置された下フランジ107
とが設けられている。108は、部屋を仕切る仕切りで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の冷蔵庫の引き出し装置では、上容器および下容器は
引出すことはできるが、上下方向での調整はできないの
で、入れる食品の大きさや量に応じて、上容器および下
容器の収納形態を変えることはできないという問題があ
った。さらに、温度検知手段及びコントロール手段がな
いので、収納食品の温度上昇や保存の目的温度に安定す
ることができないという問題があった。
【0004】また、持ち手の位置、特に高さが固定とさ
れているので、使用者の身長やクセによっては使用しず
らい状況が発生するという問題があった。また、上容器
および下容器の内部を仕切った場合、好みによって仕切
方向を変更できないという問題があった。
【0005】この発明は上述の問題を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、収納室に配置される
棚や容器での収納量を調整することができる冷蔵庫を提
供することである。さらに、第2の目的は、使用者が容
器を出し入れする場合の取っ手の位置を調整することが
できる冷蔵庫を提供することである。さらに、第3の目
的は、収納室が変更されても、室内部の温度状態を調整
できる冷蔵庫を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明における冷蔵庫
においては、収納ケースの左右側壁に、収納ケースの外
側に向けて突出させた第1のフランジおよび第2のフラ
ンジを設け、収納室の内側面に第1のフランジまたは第
2のフランジを載せることが可能なガイドレールを設
け、さらに、第1のフランジの位置を第2のフランジの
位置よりも低くした。
【0007】また、この発明における冷蔵庫において
は、収納ケースの左右側壁に、収納ケースの外側に向け
て突出させたフランジを設け、収納室の内側面にフラン
ジを載せることが可能な第1のガイドレールと第2のガ
イドレールとを設け、さらに、第1のガイドレールの位
置を第2のガイドレールの位置よりも低くした。
【0008】さらに、収納ケースが配置された収納室に
おいて、収納ケースの下方に収納ケースと独立した第2
の収納ケースを配置させた。
【0009】さらに、収納ケースの第1の正面壁に第1
の取っ手を設け、第1の正面壁に対向する第2の正面壁
に第2の取っ手を設け、第1の取っ手の位置を第2の取
っ手の位置よりも低くした。
【0010】さらに、第1の取っ手は上に開放され、第
2の取っ手は下に開放されているようにした。
【0011】さらに、収納ケースと第2の収納ケースと
の間の高さ位置に収納室に冷風を吹出す第1の冷風吹出
し口を設け、収納ケースより高い位置に収納室に冷風を
吹出す第2の冷風吹出し口を設けた。
【0012】また、この発明における冷蔵庫において
は、複数の収納室の少なくとも1つに、上面が開放した
第1の収納ケースと、底壁と左右側壁とを有し、第1の
収納ケースの上面の一部を塞ぐように配置可能な第2の
収納ケースとを設け、第2の収納ケースは底壁を下に向
けても上に向けても第1の収納ケースに設置可能なもの
とした。
【0013】さらに、この発明における冷蔵庫において
は、収納室の少なくとも1つの背面に冷風を収納室内部
に送る冷風吹出し口を設け、底壁と左右側壁と第1の正
面壁および、第1の正面壁に対向する第2の正面壁とか
らなる収納ケースを収納室に配置し、第1の正面壁は冷
風吹出し口に対向する位置が開放され、第2の正面壁は
冷風吹出し口に対向する位置が閉鎖されているものとし
た。
【0014】また、この発明における冷蔵庫において
は、収納室の左右側面に支持され自由に高さ調整が可能
な仕切板を設け、さらに仕切板に軸付けされ、軸を中心
に回動自在な収納ケース蓋を設け、収納ケース蓋は収納
ケースの引き出し時に、スロープにより上下動するもの
とした。
【0015】さらに、収納室の背面で、収納ケースの後
面壁上端と第1のガイドレールまたは第2のガイドレー
ルのどちらか低い方との間の高さ位置に収納室に冷風を
吹出す冷風吹出し口を設けた。
【0016】さらに、冷風吹出し口の下方に、温度を検
出するサーミスタを設け、冷風吹出し口から吹出す冷風
の量はサーミスタで検出した温度に応じて変化するもの
とした。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における冷蔵庫での収納室、特に野菜室
の構成を示す側面縦断面図である。図1中、1は冷蔵庫
の本体、2は冷蔵室、3は野菜室、4は冷蔵室2の開閉
用の冷蔵室扉、5は野菜室3に引き出し自在に取付けら
れた野菜室扉、6は野菜室3と他室を仕切る仕切り、7
は冷蔵庫本体の内側面の内箱、8は野菜室3の左右側面
に内部に突出するように形成されたガイドレール、9は
野菜室扉5に設けられたフレーム、10はフレーム9に
側面が固定され上面が開口した下野菜室ケース、11は
下野菜室ケース10の上方に設置された上野菜室ケー
ス、12aは上野菜室ケース11の左右側壁に外側に向
けて突出するように設けられた上部フランジ、12bは
上部フランジ12aよりも下に設けられた中間フラン
ジ、12cは中間フランジ12bよりも下に設けられた
下部フランジ、13aは中央フランジ12bと同じ高さ
になる位置で、上野菜室ケース11の左右側壁に外側へ
突出するように設けられた上ローラ、13bは下部フラ
ンジ12cと同じ高さになる位置で、上野菜室ケース1
1の左右側壁に外側へ突出するように設けられた下ロー
ラ、14は上野菜室ケース11の第1の正面壁に外側に
向けて設けられた第1の持ち手、15は第1の正面壁に
対向する上野菜室ケース11の第2の正面壁に外側に向
けて設けられた第2の持ち手、16は下野菜室ケース1
0の後面壁に取付けられた落下防止板、17は野菜室フ
タ、18は下野菜室ケース10の左右の側壁に設けられ
た下野菜室ケース上部フランジ、19は下野菜室ケース
10の左右の側壁で、下野菜室ケース上部フランジ18
よりも下となるように設けられた下野菜室ケース下部フ
ランジである。なお、図1では上野菜室ケース11の第
1の正面壁が野菜室扉5側になるように配置されてい
る。また、図2は、図1での上野菜室ケース10を保持
する部分の要部断面図である。
【0018】図1・図2では、上野菜室ケース11の中
間フランジ12bおよび上ローラ13aはガイドレール
8上に置かれ、上野菜室ケース11の下フランジ12c
および下ローラ13bは下野菜室ケース10の下野菜室
ケース上部フランジ18に置かれるようにしている。
【0019】この様な構成で、使用者が野菜室扉5を手
前に引いた場合には、この野菜室扉5と一体となって下
野菜室ケース10も手前に引かれることになる。なお、
上野菜室ケース11は、荷重の係り具合によって、下野
菜室ケース10とともに引出される場合も、そのまま残
る場合もある。但し、この場合、手前に引かれる力の反
動で下野菜室ケース10に収納された野菜には後方に力
が働くが、上下スライド自在な落下防止板16により後
方への落下は防止される。
【0020】また、使用者が、上野菜室ケース11が閉
じられた状態で中の食品を取り出したい場合には、第1
の持ち手14に手をかけて、手前に引けばよい。する
と、上野菜室ケース11の中間フランジ12bおよび上
ローラ13aがガイドレール8上を滑り、上野菜室ケー
ス11の開口部が外に出るので、使用者は食品を取り出
すことができる。
【0021】図3は、図1の構成において上野菜室ケー
ス11を設置する方向を変更、すなはち、上野菜室ケー
ス11を取外し、第2の持ち手15が前方に、第1の持
ち手14が後方になるようにしたものである。また、図
4は、図2での上野菜室ケース10を保持する部分の要
部断面図である。
【0022】図3・図4では、上野菜室ケース11は上
部フランジ12aがガイドレール8に、下部フランジ1
2cと下ローラ13bが下野菜室ケース10の下野菜室
ケース下部フランジ19に、中間フランジ12bと上ロ
ーラ13aが下野菜室ケース10の下野菜室ケース上フ
ランジ18にそれぞれ保持される。
【0023】このようにした場合には、図1の場合と比
較して、下野菜室ケース10の底面壁から上野菜室ケー
ス11の底面壁までの距離がつまり、上野菜室ケース1
1の底面壁と仕切り6までの距離が広がる。つまり、下
野菜室ケース10の容量が減少し、上野菜室ケース11
の容量が増えることになる。また、持ち手の高さも当然
に異なる。
【0024】このように、使用者は収納の仕方や利便性
を向上させるために、簡単に上野菜室ケースおよび下野
菜室ケースの容量を変えたり、持ち手の位置を変えるこ
とができる。
【0025】さらに、上野菜室ケース11を上側にセッ
トした際、上野菜室ケース11の底面壁と下野菜室ケー
ス10の後面壁とで作られる隙間を上下スライド自在の
落下防止板16を上側に設定することにより詰めること
ができ、開閉中に下野菜室ケース11の背面に食品が落
下するのを防止でき、さらにケース内食品の乾燥も防止
できる。
【0026】なお、上野菜室ケース11の第1の正面壁
にも上下動可能な落下防止板を設けてもよい。これによ
り、上野菜室ケース11の第1の正面壁が後側になるこ
とで上部にできる隙間を落下防止板が埋めるので、食品
が後側に落下することも防止できる。
【0027】実施の形態2.図1では、上野菜室ケース
に高さ位置の異なる複数対のフランジを設けたが、上野
菜室ケースには1対のフランジのみを設け、野菜室の内
側面に高さ位置の異なる複数のガイドレールを設けるよ
うにしてもよい。図5は、この発明の実施の形態2にお
ける冷蔵庫での野菜室の側面縦断面図である。なお、図
5では、図1に記載したものと同一の構成、および相当
する構成には同一の符号を付している。
【0028】図5中、20は上野菜室ケース11の左右
側壁に外側に突出するように設けられたフランジであ
る。21aは、野菜室の側面に内側に突出するように設
けられた上部ガイドレール、21bは上部ガイドレール
21aよりも下方に設けられた中間ガイドレール、21
cは中間ガイドレール21bよりも下方に設けられた下
部ガイドレールである。
【0029】このような構成では、使用者は上野菜室ケ
ース11を取付ける際に、フランジ20を上部ガイドレ
ール21a、中間ガイドレール21b、下部ガイドレー
ル21cのいずれかに載るように挿入、保持することに
より、収納量の調節や持ち手位置の調節を簡単に行うこ
とができる。なお、当然ではあるが、ガイドレールの段
数が多いほど、可変可能な容量が密になる。
【0030】実施の形態3.図1および図5では、上野
菜室ケースの第1の持ち手と第2の持ち手を同じ形状に
していたが、異なる形状にしてもよい。図6は、この発
明の実施の形態3における冷蔵庫での上野菜室ケースを
示す斜視図である。なお、図6では、図1および図5と
同一の構成および相当する構成には同一の符号を付して
いる。
【0031】図6中、22は上野菜室ケース11の第1
の正面壁に設けられた第1の持ち手であり、下方向に開
放されており、下方向より手掛けが可能となっている。
また、23は、第1の正面壁に対向する上野菜室ケース
11の第2の正面壁に設けられた第2の持ち手であり、
上方向に開放されており、上方向より手掛けが可能とな
っている。24は上野菜室ケース11のケース内を仕切
るケース仕切である。
【0032】この様な構成では、使用時に上野菜室ケー
ス11の取付け方向をかえることにより持ち手形状を選
ぶことが可能となる。例えば、使用者が身長の高い人の
場合には、下方向から手を掛けるよりも上方向から手を
掛ける方が容易となる場合があり、この時は、第2の持
ち手23が野菜室扉5の方向になるように配置すること
により利便性を向上させることができる。
【0033】また、上野菜室ケース11はケース仕切2
4により左右容量違いになっており、上野菜室ケース1
1の取付け方向により容量の大小を左右どちらでも選ぶ
ことが可能となる。なお、ケースは野菜室ケースだけで
なく、冷凍室用のケースでも同様の構造が可能であり、
容量を可変させることができる。また、仕切られた片方
を貯氷スペースとすると、好みによって貯氷スペースを
変えることができる。
【0034】実施の形態4.図1および図5では、上野
菜室ケースをケースとしてのみ使用するようにさせた
が、特に必要でない場合には、上野菜室ケースを蓋とし
て使用できるようにしてもよい。
【0035】図7は、この発明の実施の形態4における
冷蔵庫での上野菜室ケースと下野菜室ケースとの斜視図
である。図7中、25は下野菜室ケースであり、左右の
側壁の上部には前側半分に相当する部分が上段、後側半
分に相当する部分が下段となるような段差形状を有して
いる。26は上野菜室ケースであり、前面壁に比較して
後面壁が高くなるように構成され、さらに前面壁には取
っ手が形成されている。
【0036】また、使用においては、上野菜室ケース2
6を食品収納のために使用する場合には、図8に示した
側面縦断面図のように、上野菜室ケース26の底面壁が
下野菜室ケース25の側壁の下段上に置くようにして使
用する。上野菜室ケース26を食品収納のために使用し
ない場合には、図9に示した側面縦断面図のように、上
野菜室ケース26の底面壁を上方に向けて下方を開放し
た状態で、下野菜室ケース25の側壁の下段上に上野菜
室ケース26の側壁を置くようにして使用する。このよ
うに、上野菜室ケース26を上下反転させて下野菜室ケ
ース25に取付けることで、下野菜室ケースの収納容量
を拡大することが可能となり、状況に応じた適切な使用
が可能となる。
【0037】実施の形態5.図10は、この発明の実施
の形態5における冷蔵庫での冷凍室の構成を示す正面縦
断面図である。図10中、31は冷凍室、32は冷凍室
下側ケースであり、左右側壁と底面壁とから構成され
る。33は冷凍室上側ケースであり、底面壁が2つの側
壁からほぼ等距離の部分で段になり、さらに、ケース仕
切33aで仕切られて底の浅い冷凍室上側ケース小室3
3bと底の深い冷凍室上側ケース大室33cとの2室を
構成している。34は冷凍室の上面に配置された自動製
氷装置、35は自動製氷装置34の側面に配置された検
氷レバーである。
【0038】次に、冷凍室上側ケース33の配置の仕方
について説明する。図10(a)は、冷凍室上側ケース
33の底面壁を上方に向け、さらに冷凍室上側ケース小
室33bの底面壁を自動製氷装置34側に、検氷レバー
35に接近するようにして、冷凍室下側ケース32の側
壁に冷凍室上側ケース33の側壁を載せるように配置し
たものである。
【0039】このような配置にすれば、検氷レバー35
が検氷動作の際に冷凍室上側ケース小室33bの底面壁
に当り満氷を感知し、製氷を停止できるので、自動製氷
された氷が冷凍室下側ケースまで落下することを防止で
きる。また、冷凍室上側ケース33の下方が開放するこ
とで冷凍室下側ケース32の収納容量も拡大し、大きな
食品も収納することが可能となる。
【0040】また、図10(b)は、冷凍室上側ケース
33の底面壁を下方に向け、さらに冷凍室上側ケース小
室33bを自動製氷装置34の側になるように、冷凍室
上側ケース33の側壁の上端部を冷凍室下側ケース32
の側壁の上端部に引っかけるようにして配置したもの、
図10(c)は、図10(b)の左右を逆にし、冷凍室
上側ケース大室33cを自動製氷装置34の側にするよ
うに配置したものである。
【0041】このように、冷凍室上側ケースの設置時に
左右を変えることで、貯氷量を容易に変えることが可能
となる。
【0042】実施の形態6.図11は、この発明の実施
の形態6における冷蔵庫での冷蔵室の構成を示す側面縦
断面図である。図中、40は冷蔵室であり、その空間は
上方および下方に位置する仕切り41と、冷蔵庫の内箱
42による左右側面42aおよび背面42bと、正面に
位置する冷蔵室扉43とで形成されている。44は、冷
蔵室の背面42bの裏側に形成された冷風通路であり、
冷蔵庫の冷凍サイクルで作られた冷風は、この冷風通路
44を通り、背面42bの上方から約1/4の位置に作
られた冷風吹出し口45から冷蔵室40内に吹き出され
る。
【0043】46は冷蔵室40に配置された収納ケース
である。この収納ケース46は、平面状の底面壁と、高
さがほぼ冷蔵室40の高さ距離に等しい第1の正面壁4
6aと、高さが冷蔵室40の高さ距離の2/3である第
2の正面壁46bと,2つの左右側壁とから構成されて
いる。なお、47は野菜室、48は野菜室扉である。次
に、収納ケース46の冷蔵室40内での配置の仕方につ
いて説明する。図11(a)は、第1の正面壁46aを
冷蔵室扉43側に、第2の正面壁46bを冷蔵室40の
背面42b側になるように配置した場合である。このよ
うにすれば、収納ケース46に収納された食品に直接冷
風を送ることで直接冷却が可能となる。
【0044】また、図11(b)は、第2の正面壁46
bを冷蔵室扉43側に、第1の正面壁46aを冷蔵室4
0の背面42b側になるように配置した場合である。こ
のようにすれば、冷風吹出し口45から吹き出される冷
風は第1の正面壁46aに遮られて、収納ケース46に
収納された食品に直接送られず、いわゆる間接冷却が可
能となる。
【0045】このように、収納ケース46の配置により
直接冷却・間接冷却を簡単に切り換えることができる。
なお、ここでは第1の正面壁46aと第2の正面壁46
bとの高さを変えたが、高さを同じとし、第2の正面壁
46bの冷風吹き出し口が当る所に切り欠きを設けても
よい。
【0046】図12は、冷風吹き出し口と第1の正面壁
46aおよび第2の正面壁46bとの関係を示した図で
ある。図12中、46cは第2の正面壁46bで冷風吹
出し口45が当る所に形成された切り欠き部であり、第
1の正面壁46aを冷蔵室扉43側に向けて設置した時
には、図12(a)に示すように冷風吹出し口45を第
2の正面壁46bの切り欠き部46cの上方を通って冷
風が流れ、収納ケースに収められた食品の直接冷却が可
能となる。なお、46dは収納ケースの内壁面に設けら
れたリブであり、これがあることで食品が直接側壁に触
れることが防止でき、ケース外の冷気により冷やされた
ケース側壁に触れることによる生鮮性劣化を妨げること
ができ、特に吹出し口近傍にリブをたてると効果的であ
る。なお、リブを設ける変わりに、側壁を断熱仕様とす
ることでも同様の効果が得られる。また、第2の正面壁
46bを冷蔵室扉43側に向けて設置した時、図12
(b)に示すように冷風吹出し口45を第1の正面壁4
6aが塞ぐようになり、収納ケースに収められた食品の
間接冷却が可能となる。
【0047】実施の形態7.図13は、この発明の実施
の形態7における冷蔵庫での冷蔵室の側面縦断面図であ
る。なお、図13では、図11と同一の構成および相当
する構成には同一の符号を付している。図13中、50
は冷蔵室2の左右側面より内部に突出した上側ガイドレ
ール、51は上側ガイドレール50の下方に、上側ガイ
ドレール50と平行に位置する下側ガイドレールであ
る。52は仕切り41にのせられたスライドケースあ
り、前方に引き出し可能である。スライドケース52
は、底面壁と前面壁と後面壁と左右側壁とから構成さ
れ、側面壁の前方から1/4は、なだらかなカーブを描
きながら徐々に幅広になるスロープとなっており、スラ
イドケースフランジ52aが形成されている。53は、
仕切板であり、冷蔵室40内をスライドケース52側と
その上部側との2つの空間に仕切っている。54は、仕
切板53のスライドケース52側面の前方に軸55で取
り付けられたスライドケースフタであり、スライドケー
ス52に接触したフタ突出部54aを有し、軸55を中
心に回動自在になっている。
【0048】56は冷風通路44に形成され、スライド
ケース52へ送り込む冷気の風量を調整するダンパー、
57はスライドケース52内の温度を感知するサーミス
タ、58は冷風通路44に冷却サイクルで生成された冷
風を送りこむ送風機である。
【0049】なお、スライドケース52内は仕切り4
1、スライドケースフタ54及び仕切板53により区分
けされており、サーミスタ57により温度が感知され、
その情報に基づいてダンパー56が送風機58により送
られる冷気の風量を調節し、スライドケース内の温度を
一定に保つようにコントロールしている。
【0050】次に、スライドケース52の引き出しにつ
いて説明する。図14は、スライドケース52を引き出
した状態での斜視図である。スライドケース52を引き
出していくに従って、スライドケースフタ54のケース
側に突出したフタ突出部54aがスライドケース52の
側壁のスライドケースフランジ52aに乗り上げるよう
に移動し、スライドケースフタ54が軸55を中心に回
動して上方に移動する。そして、最終的にはスライドケ
ース52の上面が開放される。
【0051】このようにすることで、冷蔵室40内に取
り出しの不便を解消させて2つに区分を形成でき、さら
に、それぞれの温度調整を独立して制御することが可能
となる。
【0052】なお、図13では仕切板53を下側ガイド
レール51の上に配置したが、上側ガイドレール50の
上方に仕切板53を配置させてもよい。図15は、仕切
板53を上側ガイドレール50上にした場合での冷蔵室
の側面縦断面図である。このようにすることで、スライ
ドケース52の収納容量を拡大することができる。
【0053】なお、スライドケース52の収納容量を拡
大させても、サーミスタ57により温度を検出し、ダン
パー56で温度調整ができるので、スライドケース52
の収納容量の大きさにかかわらず、温度を一定にコント
ロールすることができる。
【0054】また、この実施の形態は、ダンパー56で
冷風量をコントロールすることで温度が一定になるよう
にしたが、ダンパー56を省き、送風機58の運転・停
止の選択や、送風機58の回転数を可変させることで冷
風量をコントロールしてもよい。
【0055】また、仕切板53の位置を上側ガイドレー
ル50上に配置させること、下側ガイドレール51上に
配置させることで変化させていたが、仕切板53を上下
可動させるようにしてもよく、この方法について以下に
説明する。図16はスライドケース、および仕切板部分
の構成分解図、図17は、スライドケースと仕切板との
接続部分の要部断面図である。図16中、59は仕切り
板設置台であり、仕切り41の上に設置され、左右の縦
板部材59a上に四角い枠状の下側仕切板60を設置し
た構成をしている。61は平面状の上側仕切板である。
この組み合わせにより中空部62が形成される。63
は、上側仕切板61と下側仕切板60との間に設けられ
た外縁状に這わせたタイミングベルトであり、中空部6
2内に配設される。64はレバーであり、下側仕切板6
0の一辺に沿って移動するように配置され、仕切板内部
のタイミングベルト装着ソケット65に勘合され、タイ
ミングベルト63に連結固定されている。なお、レバー
64をスライドさせることによりタイミングベルト63
が回動するように構成されている。また、タイミングベ
ルト63は仕切り板設置台59の各コーナに設けられた
歯車66に配設され、この歯車66の同一軸にはスクリ
ュー形軸67が下方に向かって伸び、その下に小軸68
があり、この小軸68が仕切り板設置台59の下面に設
けられた軸受け69に挿入されている。
【0056】また、仕切り41には、スクリュー形軸6
7の溝が勘合する固定片70を有する移動脚71が取付
けられている。従って、このような構成では、レバー6
4を左右に動かすことで、タイミングベルト63を介し
て歯車66が回転し、同時にスクリュー形軸67も回転
する。すると、このスクリュー形軸67の溝が固定片7
0に沿って動くことで、仕切り板位置台自体が上下に動
作し、上側仕切板61が上下動する。このようにするこ
とで仕切板の高さが調節でき、スライドケース内に収納
できる食物の容量を変えることができる。なお、スライ
ドケースの引出の動作状態は図14と同様である。ま
た、スクリュー形軸67の各溝が勘合する移動脚を図1
8のスライドケースと仕切板との接続部分の要部断面図
に示すように、冷蔵室内箱に保持具72で保持するよう
にしてもよい。
【0057】実施の形態8.図13では、仕切板53を
上側ガイドレール50上に配置させること、下側ガイド
レール51上に配置させることでスライドケースの容量
を変化させていたが、モータ等によりスライドケースが
載せられた野菜室と冷蔵室との仕切り41を上下可動さ
せるようにしてもよい。図19は、この発明の実施の形
態8における冷蔵庫の冷蔵室を示す側面縦断面図であ
る。なお、図19では、図13と同一の構成、および相
当する構成には同一の符号を付している。図19では、
冷蔵室40と野菜室47との仕切り41が冷蔵庫本体に
備えられた操作パネルに連動し、操作パネルで使用者が
設定した内容に従って上下動し、同時に、仕切り41上
に設置されたスライドケース52も仕切り41と連動し
て上下動することになる。なお、この仕切り41の上下
動の範囲としては、冷蔵庫扉43の下端に仕切り41の
上端がラップする位置から、野菜室扉48の上端に仕切
り41の下端がラップする位置までである。
【0058】これにより、仕切板53を動かすことなく
スライドケース52内の収納容量を可変させることがで
き、収納する食品の大きさや量に応じて、最適な状況で
冷蔵庫を使用することができる。なお、このような仕切
りを上下動することで、収納室の大きさを変化させるこ
とは、野菜室ケース、冷凍室ケースのケース類でも同様
に構成可能である。また、冷蔵室内のスライドケース以
外にも、野菜室や冷凍室のあらゆる区画された部屋に利
用可能である。
【0059】実施の形態9.図20は、この発明の実施
の形態9における冷蔵庫の引き出し収納室を示す側面縦
断面図であり、収納室に上容器と下容器とを設けたもの
である。なお、図20では、図13と同一の構成および
相当する構成には同一の符号を付している。図20中、
80は引き出し式の収納室である。81は下容器であ
り、平面状の底面壁と左右側壁と前面壁および後面壁と
で構成されており、上面は開放されている。また、高さ
は収納室のほぼ半分程度である。82は引き出し式に形
成された扉であり、フレーム83で下容器81と一体と
なっている。よって、扉82を引出した時には、下容器
81も外に引出されることになる。
【0060】84は収納室80の側面より内部に突出し
た上側ガイドレール、85は上側ガイドレール84から
一定の間隔をおき、上側ガイドレール84と平行になる
ように収納室80の側面より内部に突出した下側ガイド
レールである。86は、上容器であり、下容器81と同
様に、平面状の底面壁と左右側壁と前面壁および後面壁
とで構成されており、上面は開放されている。また、左
右側壁には外側にフランジ86aがそれぞれ設けられて
おり、このフランジ86aが上側ガイドレール84の
上、または上側ガイドレール84と下側ガイドレール8
5との間に挿入されることにより、上側ガイドレール8
4または下側ガイドレール85に支えられるようになっ
ている。
【0061】87は第1の冷風吹出し口であり、収納室
80の背面でほぼ中間の位置に形成されている。88は
第2の冷風吹出し口であり、収納室80の上方に位置す
る仕切りに形成されている。よって、第1の冷風吹出し
口87から吹出された冷風は、下容器81に収納された
食品を直接冷却し、第2の冷風吹出し口88から吹出さ
れた冷風は、上容器86に収納された食品を直接冷却す
る。89は収納室80の温度を検出するサーミスタであ
り、このサーミスタ89で検出された情報がダンパー5
6に伝わり、ダンパー56はその情報に基づいて冷風量
を調節する。
【0062】このように、上容器86を置くガイドレー
ルを変えることにより、上容器86および下容器81の
容量を状況に応じて変更することができる。また、サー
ミスタ89により温度を感知し、ダンパー56により風
量を調整させるので、収納容量を変えても、収納室80
内の温度を一定に保ことができる。
【0063】図21は、この実施の形態9における冷蔵
庫の他の引き出し収納室を示す側面縦断面図であり、収
納室80の側面より内部に突出したガイドレール8が単
一で、上容器86の側面より外側に突出したフランジが
複数段ある構成を示すものである。なお、図21では、
図20と同一の構成および相当する構成には同一の符号
を付している。図21中、90は上容器であり、平面状
の底面壁と左右側壁と第1の正面壁と、第1の正面壁に
対向する第2の正面壁とで構成されており、上面は開放
されている。90aは上容器86の外側に向けて突出さ
せた上フランジであり、上容器の左右側壁に2セットづ
つ設けられている。90bは上容器90の外側に向けて
突出させた下フランジであり、上容器90の左右側壁に
2セットづつあり、上フランジ90aより下方に位置す
る。
【0064】91は、収納室80の側面より内部に突出
したガイドレール、90cは上容器90の第1の正面壁
に設けられた第1の持ち手、90dは上容器90の第2
の正面壁に設けられた第2の持ち手である。このような
構成では、扉82を引き出し、上容器90を取り出し、
取付け方向を変更させ持ち手を変えることができ利便性
が向上する。
【0065】また、上容器90の容量を可変できない場
合においても、上容器90を取り出すことで、下容器8
1を拡大させて使用できる。また、下容器81を拡大さ
せて使用しても温度検知手段・温度調整手段がある為、
収納室80内の温度を一定に保つことができる。
【0066】
【発明の効果】このように、この発明では、収納室に設
けられた収納ケースの設置位置を変えることで、収納で
きる食品の容量を任意に変えることができる。また、収
納ケースの持ち手位置を使用者の便宜に合わせて変える
ことができ、利便性が向上する。さらに、冷風吹出し状
態を収納ケースの配置により変えることができ、収納す
る食品の種類に応じた冷却が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における冷蔵庫の側
面縦断面図である。
【図2】 上野菜ケースを保持する部分の要部断面図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1における冷蔵庫の側
面縦断面図である。
【図4】 上野菜ケースを保持する部分の要部断面図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態2における冷蔵庫の側
面縦断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における冷蔵庫の上
野菜ケースの斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4における冷蔵庫での
上野菜ケースと下野菜ケースとの斜視図である。
【図8】 上野菜ケースと下野菜ケースとの側面縦断面
図である。
【図9】 上野菜ケースと下野菜ケースとの側面縦断面
図である。
【図10】 この発明の実施の形態5における冷蔵庫で
の冷凍室の構成を示す側面縦断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態6における冷蔵庫で
の冷蔵室の構成を示す側面縦断面図である。
【図12】 冷風吹出し口と第1の正面壁および第2の
正面壁との関係を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態7における冷蔵庫の
構成を示す図である。
【図14】 スライドケースを引出した状態での斜視図
である。
【図15】 仕切板を上側ガイドレールの上部に配置し
た場合での冷蔵室の側面縦断面図である。
【図16】 スライドケースおよび仕切板部分の構成分
解図である。
【図17】 スライドケースと仕切板との接続部分の要
部断面図である。
【図18】 スライドケースと仕切板との接続部分の要
部断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態8における冷蔵庫の
冷蔵室を示す側面縦断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態9における冷蔵庫で
の引き出し収納室を示す側面縦断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態9における冷蔵庫で
の引き出し収納室を示す側面縦断面図である。
【図22】 従来の引き出し装置の要部断面図である。
【図23】 従来の引き出し装置の要部切欠図である。
【符号の説明】
1 本体、 2 冷蔵室、 3 野菜室、 4 冷蔵室
扉、 5 野菜室扉、6 仕切り、 7 内箱、 8
ガイドレール、 9 フレーム、10 下野菜室ケー
ス、 11 上野菜室ケース、 12a 上部フラン
ジ、12b 中間フランジ、 12c 下部フランジ、
13a 上ローラ、13b 下ローラ、 14 第1
の持ち手、 15 第2の持ち手、16 落下防止板、
17 野菜室フタ、18 下野菜室ケース上部フラン
ジ、 19 下野菜室ケース下部フランジ、20 フラ
ンジ、 21a 上部ガイドレール、21b 中間ガイ
ドレール、 21c 下部ガイドレール、22 第1の
持ち手、 23 第2の持ち手、 24 ケース仕切 25 下野菜室ケース、 26 上野菜室ケース、 3
1 冷凍室、32 冷凍室下側フタ、 33 冷凍室上
側フタ、 33a ケース仕切 33b 冷凍室上側ケース小室、 33c 冷凍室上側
ケース大室、34 自動製氷装置、 35 検氷レバ
ー、 40 冷蔵庫、41 仕切り、 42a 側面、
43 冷蔵室扉、 44 冷風通路、45 冷風吹出
し口、 46 収納ケース、 46a 第1の正面壁、
46b 第2の正面壁、 46c 切り欠き部、 46
d リブ、47 野菜室、 48 野菜室扉、 50
上側ガイドレール、51 下側ガイドレール、 52
スライドケース、52a スライドケースフランジ、
53 仕切板、54 スライドケースフタ、 54a
フタ突出部、55 軸、 56 ダンパー、 57 サ
ーミスタ、58 送風機、 59 仕切り板設置台、
59a 縦板部材、60 下側仕切板、 61 上側仕
切板、 62 中空部、63 タイミングベルト、 6
4 レバー、65 タイミングベルト装着ソケット、
66 歯車、67 スクリュー形軸、 68 小軸、
69 軸受け、70 固定片、 71 移動脚、80
収納室、 81 下容器、82 扉、 83 フレー
ム、 84 上側ガイドレール、85 下側ガイドレー
ル、 86 上容器、86a フランジ、 87 第1
の冷風吹出し口、88 第2の冷風吹出し口、 89
サーミスタ、90 上容器、 90a 上フランジ、
90b 下フランジ、90c 第1の持ち手、 90d
第2の持ち手

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体内部を複数に仕切るこ
    とで形成された複数の収納室と、前記収納室の少なくと
    も1つに配置された上面が開放した収納ケースとを有す
    る冷蔵庫において、前記収納ケースの左右側壁に、前記
    収納ケースの外側に向けて突出させた第1のフランジお
    よび第2のフランジを設け、前記収納室の内側面に前記
    第1のフランジまたは前記第2のフランジを載せること
    が可能なガイドレールを設け、さらに、前記第1のフラ
    ンジの位置を前記第2のフランジの位置よりも低くした
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 本体と、前記本体内部を複数に仕切るこ
    とで形成された複数の収納室と、前記収納室の少なくと
    も1つに配置された上面が開放した収納ケースとを有す
    る冷蔵庫において、前記収納ケースの左右側壁に、前記
    収納ケースの外側に向けて突出させたフランジを設け、
    前記収納室の内側面に前記フランジを載せることが可能
    な第1のガイドレールと第2のガイドレールとを設け、
    さらに、前記第1のガイドレールの位置を前記第2のガ
    イドレールの位置よりも低くしたことを特徴とする冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 収納ケースが配置された収納室におい
    て、前記収納ケースの下方に前記収納ケースと独立した
    第2の収納ケースを配置させたことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 収納ケースの第1の正面壁に第1の取っ
    手を設け、前記第1の正面壁に対向する第2の正面壁に
    第2の取っ手を設け、さらに、第1の取っ手の位置を第
    2の取っ手の位置よりも低くしたことを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 第1の取っ手は上に開放され、第2の取
    っ手は下に開放されていることを特徴とする請求項4に
    記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 収納ケースと第2の収納ケースとの間の
    高さ位置に前記収納室に冷風を吹出す第1の冷風吹出し
    口を設け、収納ケースより高い位置に前記収納室に冷風
    を吹出す第2の冷風吹出し口を設けたことを特徴とする
    請求項3に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 本体と、前記本体内部を複数に仕切るこ
    とで形成された複数の収納室とを有する冷蔵庫におい
    て、前記複数の収納室の少なくとも1つに、上面が開放
    した第1の収納ケースと、底壁と左右側壁とを有し、前
    記第1の収納ケースの上面の一部を塞ぐように配置可能
    な第2の収納ケースとを設け、前記第2の収納ケースは
    底壁を下に向けても上に向けても前記第1の収納ケース
    に設置可能なことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 本体と、前記本体内部を複数に仕切るこ
    とで形成された複数の収納室とを有する冷蔵庫におい
    て、収納室の少なくとも1つの背面に冷風を前記収納室
    内部に送る冷風吹出し口を設け、底壁と左右側壁と第1
    の正面壁および、前記第1の正面壁に対向する第2の正
    面壁とからなる収納ケースを前記収納室に配置し、前記
    第1の正面壁は前記冷風吹出し口に対向する位置が開放
    され、前記第2の正面壁は前記冷風吹出し口に対向する
    位置が閉鎖されていることを特徴とする冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 本体と、前記本体内部を複数に仕切るこ
    とで形成された複数の収納室と、前記収納室の少なくと
    も1つの底面に配置される、底壁と前面壁と前記前面壁
    よりも高い後面壁と前記前面壁から前記後面壁に向かっ
    てスロープが形成された左右側壁とからなる収納ケース
    とを有する冷蔵庫において、前記収納室の左右側面に支
    持され自由に高さ調整が可能な仕切板を設け、さらに前
    記仕切板に軸付けされ、前記軸を中心に回動自在な収納
    ケース蓋を設け、前記収納ケース蓋は前記収納ケースの
    引き出し時に、前記スロープにより上下動することを特
    徴とする冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 収納室の背面で、収納ケースの後面壁
    上端と前記第1のガイドレールまたは第2のガイドレー
    ルのどちらか低い方との間の高さ位置に前記収納室に冷
    風を吹出す冷風吹出し口を設けたことを特徴とする請求
    項9に記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 冷風吹出し口の下方に、温度を検出す
    るサーミスタを設け、前記冷風吹出し口から吹出す冷風
    の量は前記サーミスタで検出した温度に応じて変化する
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに
    記載の冷蔵庫。
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