JP2002020228A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JP2002020228A
JP2002020228A JP2000199401A JP2000199401A JP2002020228A JP 2002020228 A JP2002020228 A JP 2002020228A JP 2000199401 A JP2000199401 A JP 2000199401A JP 2000199401 A JP2000199401 A JP 2000199401A JP 2002020228 A JP2002020228 A JP 2002020228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的低粘度の流動性基剤中に、特定の粒子が
分散浮遊しており、その粒子が視認可能なため美麗な印
象を与えるとともに、皮膚上に塗布すると容易にその粒
子が崩壊して配合成分が均一に行き渡り、べたつきのな
いさっぱりとした使用感を実現する皮膚化粧料を提供す
ること。 【解決手段】25℃における粘度が300〜5000mP
a ・s であって、比重が0.7〜2.0である透明ない
し半透明水性基剤中に、目視により識別が可能な平均粒
径が0.1〜5mmの粒子が分散浮遊してなる皮膚化粧
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚化粧料に関す
る。さらに詳しくは、化粧水等として使用される皮膚化
粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧水は、一般に水を主体とした透明液
状の化粧品であって、ポリオール類等の水溶性の保湿剤
を用いて高い保湿効果を付与することができるが、その
反面、塗布後の肌がべたつく傾向がある。一方、保湿等
のスキンケア効果を意図して油性成分を配合する場合、
量や剤型において制約がある。例えば、界面活性剤を用
いて油性成分を可溶化したり、マイクロエマルションの
技術を利用して透明又は半透明の製剤とすることが試み
られているが、油性成分の配合量が多くなるとそれに伴
って界面活性剤の必要量も増大し、べたつきが生じた
り、乳液状に白濁し、外観上の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的低粘
度の流動性基剤中に、特定の粒子が分散浮遊しており、
その粒子が視認可能なため美麗な印象を与えるととも
に、皮膚上に塗布すると容易にその粒子が崩壊して配合
成分が均一に行き渡り、べたつきのないさっぱりとした
使用感を実現する皮膚化粧料を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、25℃
における粘度(B型粘度計)が300〜5000mPa・s
であって、比重が0.7〜2.0である透明ないし半
透明水性基剤中に、目視により識別が可能な、平均粒径
が0.1〜5mmの粒子が分散浮遊してなる皮膚化粧料
に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、水性基剤とし
て、25℃における粘度が300〜5000mPa ・s で
あって、比重が0.7〜2.0である透明ないし半透明
流動性液体が用いられる。かかる水性基剤が用いられる
ことにより、特に化粧水として有用な流動性を有し、外
観的にも透明性の点で好ましい。更に、水性基剤中に分
散浮遊される粒子が、この水性基剤中に安定して分散、
浮遊するので、外観上、美麗であり、しかも爽やかさが
付与される。
【0006】水性基剤の25℃における粘度は、粒子の
均一分散浮遊性及び外観、使用感、特に化粧水としての
印象及び使用感の観点から、300〜5000mPa ・s
、好ましくは500〜3000mPa ・s である。
【0007】また、水性基剤の比重は、粒子の均一分散
性及び化粧料としての使用感の観点から、0.7〜2.
0、好ましくは0.8〜1.5である。
【0008】本明細書において、水性基剤が透明ないし
半透明であるとは、水性基剤の光透過率を測定したとき
に、光透過率が30%以上であることを意味する。
【0009】水性基剤としては、例えば、水溶性増粘剤
を水に均一に溶解させ、前記比重及び粘度となるように
調製したものが挙げられる。
【0010】水溶性増粘剤としては、例えば、水溶性高
分子化合物や粘土鉱物等を用いることができる。その量
は、水性基剤の比重及び粘度が前記範囲内となるように
調整すればよい。
【0011】水溶性高分子化合物としては、例えば、ア
ラビアゴム、トラガカントガム、ガラクタン、キャロブ
ガム、グァーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチ
ン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コ
メ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロ
イド(褐藻エキス)等の植物系高分子化合物;デキスト
ラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子
化合物;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン
等の動物系高分子化合物;カルボキシメチルデンプン、
メチルヒドロキシプロピルデンプン等の変性デンプン
類;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等の
変性セルロース類;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸
プロピレングリコールエステル等のアルギン酸類;ポリ
ビニルメチルエーテル、カルボキシメチルポリマー(BF
Goodrich 社製、商品名:CARBOPOL941等)等のビニル系
高分子化合物、ポリオキシエチレン系高分子化合物、ポ
リオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体系高
分子化合物、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルア
クリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子
化合物、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー;ベン
トナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイ
ト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機物;特開平11-7
1435号公報に記載のカチオン性架橋共重合体;特開平9-
235301号公報及び特開平10-25301号公報に記載の水溶性
多糖類等が挙げられる。これらは単独で又は組合せて使
用することができる。
【0012】前記特開平11-71435号公報に記載のカチオ
ン性架橋共重合体は、分子中にカチオン性基と架橋構造
とを有する共重合体であって、例えば、カチオン性基含
有ビニル単量体〔以下、単量体(a1 )という〕の少な
くとも1種と、アミド基含有ビニル単量体〔以下、単量
体(a2 )という〕の少なくとも1種と、2個以上のビ
ニル基を分子中に有する架橋性ビニル単量体〔以下、単
量体(a3 )という〕の少なくとも1種を必須構成単量
体として共重合させてなるカチオン性架橋共重合体〔以
下、共重合体(A)という〕が挙げられ、本発明に用い
られる水性基剤に好適なチクソトロピー性を与える。
【0013】単量体(a1 )の好ましい具体例として
は、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミド等のアミノ基を有する単
量体の酸中和物又は4級化剤で4級化した4級アンモニ
ウム塩、あるいはジメチルジアリルアンモニウムクロラ
イド等が挙げられる。
【0014】単量体(a2 )の好ましい具体例として
は、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メ
タ)アクリルアミド、N−n−プロピル(メタ)アクリ
ルアミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド、N
−(メタ)アクリロイルモルホリン、N−ビニルピペリ
ドン、N−ビニルピロリドン等が挙げられる。これらの
うち、N,N−ジ置換(メタ)アクリルアミドを用いた
場合に使用感が好ましく、更にはN,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリ
ルアミド等が、特に好ましい。
【0015】単量体(a3 )としては、多価アルコール
又は不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル、
ビス(メタ)アクリルアミド、ジビニル化合物、ポリア
リル化合物等が挙げられる。これらのうち、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテ
トラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールのア
リルエーテル化体、ビニル(メタ)アクリレート、アリ
ル(メタ)アクリレート等が、特に好ましい。
【0016】カチオン性架橋共重合体としては、各単量
体の好ましい例示のものを1種以上使用した共重合体が
好ましいが、特にジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レート/N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド/ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレートが水性基
剤のチクソトロピー性の点で好ましい。
【0017】単量体(a3 )の割合は、単量体全量に対
して0.002〜5モル%が好ましく、特に0.002
〜3モル%、更に0.002〜1モル%が特に好まし
い。単量体(a3 )の割合が上記範囲内にあれば、共重
合体(A)を含有する水性基剤の粘性が良好で、感触が
柔らかく、のびのよいものとなる。
【0018】目視により識別が可能な平均粒径が0.1
〜5mmの粒子において、「目視による識別が可能」と
は、透明ないし半透明の水性基剤中に粒子の存在が視認
しうるような不透明性あるいは色を有することをいう。
本発明においては、かかる粒子が用いられていることに
より、透明ないし半透明な水性基剤中に分散浮遊させた
場合であっても、目視により、その粒子を外観上、識別
し、数をカウントすることができる。
【0019】目視により識別が可能な粒子は、無機系粒
子及び有機系粒子のいずれであってもよく、またそれら
の造粒物であってもよい。
【0020】無機系粒子及び有機系粒子の例としては、
タルク、マイカ、カオリン、白雲母、合成雲母、金雲
母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、珪酸マグネシウ
ム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸バリウ
ム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒド
ロキシアパタイト、含水珪酸、酸化マグネシウム、ベン
トナイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、水酸化
アルミニウム等の無機粉体;ナイロンパウダー、ポリエ
チレンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダ
ー、ポリメチルメタクリレートパウダー、四フッ化エチ
レンパウダー微結晶性セルロース、コメデンプンラウロ
イルリジン等の有機粉体;ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチ
ン酸マグネシウム、セチルリン酸カルシウム、セチルリ
ン酸亜鉛ナトリウム等の界面活性剤金属塩粉体;酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄、水酸化鉄、黄土、黒酸化鉄、カーボ
ンブラック、マンガンバイオレット、コバルトバイオレ
ット、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン、群
青、紺青等の無機着色粉体;酸化チタン被覆雲母、酸化
チタン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、
酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、着色酸化チタン被覆雲
母等のパール顔料;アルミニウムパウダー、ステンレス
パウダー、銅粉等の金属粉末等、化粧料に汎用される粉
末、及びそれらを更にシリコーン又はフッ素化合物で処
理した粉体等が挙げられる。また、寒天、ゼラチン等か
ら形成されるハイドロゲル粒子も好ましく用いることが
できる。
【0021】また、その形態としては、粉体の造粒物、
ゲル粒子等の非カプセル粒子が挙げられる。形状は、美
観及び製造の容易さの観点から、球状であることが好ま
しい。かかる粒子の中では、皮膚上に塗布するときに、
手指の力で容易に崩壊するものが好ましい。しかし、製
造時や配合時、あるいは例えば容器の中で保存した時
に、その粒子自体が崩壊しがたいものが好ましい。
【0022】また、この粒子には、油性又は水性のコン
ディショニング成分を含有していることが好ましい。例
えば、水性基剤中に入れると分離又は白濁する油性成分
を粒子中に含有させた場合には、水性基剤の透明ないし
半透明性を損なわずに、外部からその粒子を視認するこ
とができるという利点がある。
【0023】油性コンディショニング成分は、保湿性を
与えたり、皮膚を柔軟又は平滑にして感触を向上させる
ことによるスキンケア効果を目的として配合され、揮発
性、不揮発性の種々のものが使用される。
【0024】油性コンディショニング成分としては、例
えば、炭化水素油、エステル油、植物油等の液状油;固
形パラフィン、ワセリン、セラミド及びその類似体、例
えば、タイプI〜タイプVIの天然セラミド、N−(2−
ヒドロキシ−3−ヘキサデシロキシプロピル)−N−2
−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド、N−(2−ヒド
ロキシ−3−ヘキサデシロキシプロピル)−N−2−ヒ
ドロキシエチルデカナミド等のセラミド類似脂肪族アミ
ド誘導体、高級アルコール、グリセライド、エチレング
リコールジ脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数は12〜3
6)、ジアルキルエーテル(総炭素数は12〜36)等
の固形から半固形の油剤;液状、半固体、固体のシリコ
ーン類を挙げることができる。シリコーン類としては、
例えば、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカ
メチルシクロペンタシロキサン、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン等のシリコーン油、高重合メチルポリシ
ロキサン、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、シリコー
ンビーズ、アミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコ
ーン等のシリコーンが挙げられる。
【0025】水性コンディショニング成分としては、グ
リセリン、1,3−ブタンジオール、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ソルビトール等の多価
アルコールが挙げられる。
【0026】粒子中におけるコンディショニング成分の
含有量は、使用時の感触及び保湿性等の効果を発揮させ
る観点から、10〜60重量%が好ましく、更に好まし
くは20〜40重量%であることが望ましい。
【0027】また、粒子中には、必要に応じて、紫外線
防止剤、界面活性剤、ポリマー類、香料、化粧料用着色
剤等を適宜含有させることができる。
【0028】ポリマー類としては、例えば、アクリル
系、スチレン系、エーテル系、エステル系、シリコーン
系の高分子エマルジョン又はサスペンジョンが挙げられ
る。
【0029】化粧料用着色剤としては、水不溶性の顔
料、油溶性染料、建染染料、レーキ染料等が挙げられ
る。顔料としては、例えば、カーボンブラック、タル
ク、カオリン、マイカ、雲母チタン、ベンガラ、オキシ
塩化ビスマス、珪酸マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄
等の無機顔料、赤色202号、赤色204号、赤色20
5号、赤色206号、赤色219号、赤色228号、赤
色404号、黄色205号、黄色401号、だいだい色
401号、青色404号等の有機顔料が挙げられる。油
溶性染料としては、例えば、赤色505号、赤色501
号、赤色225号、黄色404号黄色405号、黄色2
04号、だいだい色403号、青色403号、緑色20
2号、紫色201号等が挙げられる。建染染料として
は、例えば、赤色226号、青色204号、青色201
号等が挙げられる。レーキ染料としては、例えば、種々
の酸性染料をアルミニウムやバリウムでレーキしたもの
等が挙げられる。これらの着色剤は、単独で又は2種以
上を混合して用いることができる。
【0030】粒子の平均粒径は、容器中で粒子が浮遊、
分散していることが視認できる点、並びに製造面の容易
さ及び生産性の点から、0.1〜5mmであることが好
ましく、0.5〜3mmがより好ましい。なお、粒子の
平均粒径は、いわゆるフルイ法により、各種目開きのフ
ルイを用いてハイドロゲル粒子をふるい分け、重量平均
粒径を算出して求める。具体的には、目開き3.35m
m、2.80mm、2.36mm、2.00mm、1.
70mm、1.40mm、1.00mmのフルイを重ね
て、粒子100gをフルイ分けし、各フルイ上に残った
粒子及び1.00mmのフルイを通過した粒子の重量を
測定し、フルイの目開き(mm)と各重量分率とから重
量平均粒径を求める。
【0031】油性コンディショニング成分を含有する粒
子は、例えば、以下のようにして調製することができ
る。
【0032】まず、寒天、ゼラチン等の水溶性ポリマー
をイオン交換水に分散させ、その溶解温度以上の温度で
十分に攪拌、溶解させてゾルとした後、ゲル化温度以上
の温度で、油性コンディショニング成分を混合し、O/
W型分散液を調製する。
【0033】O/W型分散液を調製する際には、油性成
分が乳化又は分散状態で安定に存在しうるように、乳化
剤又は分散剤を含有させることが好ましい。
【0034】乳化剤や分散剤としては、高分子乳化分散
剤、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カ
チオン性界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群より
選ばれた1種以上が挙げられる。分散液中における乳化
剤及び/又は分散剤の濃度は、通常、0.01〜20重
量%が好ましく、0.1〜5重量%がより好ましい。
【0035】高分子乳化分散剤としては、例えば、アク
リル酸・メタクリル酸アルキル共合体(B.F.Goodrich 社
製、商品名:ペムレン等)、特開平7-100356号公報に記
載の両性高分子化合物と高級脂肪酸とから合成される複
合体、特開平8-252447号公報及び特開平9-141079 号公
報に記載の水溶性両親媒性高分子電解質、特開平9-1410
80号公報及び特開平9-141081号公報に記載の水溶性架橋
型両親媒性高分子電解質、特開平10-53625号公報に記載
のアクリル酸系共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルアルコール及びその誘導体、ポリアクリルアミ
ド、アルキルフェノールホルムアルデヒド縮合物の酸化
エチレン付加物等の合成高分子化合物、グアヤガム、カ
ラヤガム、トラガカントガム、アラビアガム、アラビノ
ガラクタン、カゼイン等の天然高分子化合物等が挙げら
れる。
【0036】非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活
性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤として
は、通常化粧料に用いられるものを単独で又は2種以上
を組合せて用いることができる。
【0037】次に、得られた分散液を滴下法を用いて粒
子化し、空気中又は液相中で冷却固化させることによ
り、粒子を得ることができる。滴下法とは、1以上のノ
ズル又は孔から分散液を吐出させ、液柱がその表面張力
によって液滴となる性質を利用して粒子を製造する方法
である。
【0038】液相で液滴を形成させる場合には、液流れ
のない静液中で形成させてもよいが、液滴形成管を用い
て下降流、上昇流又は平行流に同伴させて形成させるの
が好ましい。また、ノズル又は孔の端面は、気相及び液
相のいずれに存在していてもよいが、液相であることが
形状安定性の観点から好ましい。
【0039】ノズル又は孔から吐出される分散液の温度
は、通常、30〜100℃、好ましくは50〜100℃
である。ノズル又は孔から吐出させる際の分散液の粘度
(B型粘度計により測定)は、通常、0.1〜1000
mPa ・s 、好ましくは1〜800mPa ・s であることが
望ましい。
【0040】皮膚化粧料における粒子の含有量は、外観
及び性能の観点から、1〜40重量%、好ましくは5〜
30重量%であることが望ましい。
【0041】水性基剤中に、粒子を分散浮遊させる方法
としては、粒子を下部に沈降させたり、あるいは上部に
浮上させることなく、安定に均一分散させることができ
るものであれば特に限定がない。その例としては、水性
基剤の調製後に、粒子の水性分散物を投入し、均一に分
散するまで攪拌する方法等が挙げられる。
【0042】水性基剤のpHは、皮膚に対する刺激が少
ないことから、4〜11、特に4〜6であることが好ま
しい。
【0043】なお、水性基剤中には、化粧料に通常用い
られている成分、例えば、紫外線吸収剤、保湿剤、アル
コール類、防腐剤、水溶性高分子、色素、香料、抗酸化
剤等を適宜配合することができる。
【0044】
【実施例】 製造例1〔粒子1の製造〕 (成分) (重量%) (1) N−(3−ヘキサデシロキシ−2−ヒドロキシプロピル) −N−2−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド 10.0 (2) ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 2.5 (日清製油(株)製、商品名:コスモール168AR) (3) ジイソステアリン酸ポリグリセリル 5.0 (日清製油(株)製、商品名:コスモール42) (4) メチルポリシロキサン(10mm2 /s) 5.0 (5) ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム 0.05 (6) アクリル酸・メタクリル酸アルキルエステル共重合体 0.01 (B.F.Goodrich社製、商品名:ペムレンTR−1) (7) パラオキシ安息香酸メチル 0.3 (8) 寒天 1.0 (伊那食品工業(株)製、商品名:UP−16) (9) 精製水 残量
【0045】(製法)水相成分(5) 〜(9) を混合し、9
0℃に加熱して溶解させた。次に、この水相成分を80
℃まで冷却し、同温度であらかじめ加熱溶解させておい
た油相成分(1) 〜(4) の混合物を添加し、乳化させた。
【0046】得られた乳液を80℃に保ちながら、開口
径0.03mmのノズルから冷却オイル〔メチルポリシ
ロキサン(20mm2 /s)〕中に吐出させ、粒子1を
得た。得られた粒子1(平均粒径:0.05mm)を濾
別し、水洗した後、水中に保存した。
【0047】 製造例2〔粒子2の製造〕 (成分) (重量%) (1) N−(3−ヘキサデシロキシプロピル−2−ヒドロキシ) −N−2−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド 5.0 (2) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 25.0 (3) 4-tert- ブチル-4- メトキシジベンゾイルメタン 2.5 (4) 酸化チタン粉末 5.0 (5) 酸化亜鉛粉末 5.0 (6) ポリビニルアルコール 1.0 (7) 寒天 1.0 (伊那食品工業(株)製、商品名:UP−16) (8) パラオキシ安息香酸メチル 1.0 (9) 精製水 残量
【0048】(製法)水相成分(6) 〜(9) を混合し、9
0℃に加熱して溶解させた。次に、この水相成分を80
℃まで冷却し、同温度であらかじめ加熱溶解させておい
た油相成分(1) 〜(5) の混合物を添加し、乳化させた。
【0049】得られた乳液を80℃に保ちながら、ノズ
ル(開口径1.5mm)から冷却オイル〔メチルポリシ
ロキサン(20mm2 /s)〕中に吐出させ、粒子2を
得た。得られた粒子2(平均粒径:2.0mm)を濾別
し、水洗した後、水中に保存した。
【0050】 製造例3〔粒子3の製造〕 (成分) (重量%) (1) N−(3−ヘキサデシロキシプロピル−2−ヒドロキシ) −N−2−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド 10.0 (2) ジペンタエリトリット脂肪酸エステル 2.5 (日清製油(株)製、商品名:コスモール168AR) (3) ジイソステアリン酸ポリグリセリル 5.0 (日清製油(株)製、商品名:コスモール42) (4) メチルポリシロキサン(10mm2 /s) 5.0 (5) ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム 0.05 (6) アクリル酸・メタクリル酸アルキルエステル共重合体 0.01 (B.F.Goodrich社製、商品名:ペムレンTR−1) (7) パラオキシ安息香酸メチル 0.3 (8) アルギン酸ナトリウム 1.0 (9) 精製水 残量
【0051】(製法)水相成分(5) 〜(9) を混合し、9
0℃に加熱して溶解させた。次に、この水相成分を80
℃まで冷却し、同温度であらかじめ加熱溶解させておい
た油相成分(1) 〜(4) の混合物を添加し、乳化させた。
【0052】次に、得られた乳液をノズル(開口径3m
m)を1%塩化カルシウム水溶液中にノズルより滴下
し、粒子3(平均粒径:6.0mm)を得た。得られた
粒子3を濾別し、水洗した後、水中に保存した。
【0053】実施例1〜3及び比較例1〜12 表1に示す化粧料の構成成分のうち、粒子以外を均一に
混合した後、得られた混合物に粒子1〜粒子3のいずれ
かを添加し、混合して化粧料を得た。得られた化粧料を
用いて、保湿効果、化粧水としての使用感、及び粒子の
印象について、下記の方法により評価した。その結果を
表1に示す。
【0054】(1)保湿効果 20人のパネラーにより、各化粧料を皮膚に塗布したと
きの感触を以下の評価基準で官能評価してもらった。
【0055】〔評価基準〕 5:しっとりする 4:ややしっとりする 3:ふつう 2:ややしっとりしない 1:しっとりしない
【0056】次に、得点の平均点を求め、その平均点が
4点以上であるときを○、2.5点以上4点未満である
ときを△、2.5点未満であるときを×と評価した。
【0057】(2)化粧水としての使用感 20人のパネラーにより、各化粧料を化粧水として使用
したときの印象を以下の評価基準で官能評価してもらっ
た。
【0058】〔評価基準〕 5:よい 4:ややよい 3:ふつう 2:やや悪い 1:悪い
【0059】次に、得点の平均点を求め、その平均点が
4点以上であるときを○、2.5点以上4点未満である
ときを△、2.5点未満であるときを×と評価した。
【0060】(3)粒子の印象 20人のパネラーにより、各化粧料の外観(分散状態と
識別性)及び使用時の印象から、粒子の印象を以下の評
価基準で官能評価してもらった。
【0061】〔評価基準〕 5:よい 4:ややよい 3:ふつう 2:やや悪い 1:悪い
【0062】次に、得点の平均点を求め、その平均点が
4点以上であるときを○、2.5点以上4点未満である
ときを△、2.5点未満であるときを×と評価した。
【0063】
【表1】
【0064】表1に示された結果から、実施例1〜3で
得られた化粧料は、粒子2が使用されていることによ
り、保湿効果に優れ、化粧水としての使用感に優れ、粒
子の印象にも優れていることがわかる。
【0065】
【発明の効果】本発明の皮膚化粧料は、比較的低粘度の
流動性基剤中に、粒子が分散浮遊しており、その粒子が
視認可能なため美麗な印象を与えるとともに、皮膚上に
塗布すると容易にその粒子が崩壊して配合成分が均一に
行き渡り、べたつきのないさっぱりとした使用感を実現
するという効果を奏する。
フロントページの続き (72)発明者 曽根 千晶 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB212 AB242 AB282 AC212 AC292 AC342 AC392 AC422 AC482 AC642 AC902 AD092 AD112 AD152 AD212 AD302 AD352 CC04 DD01 DD23 DD39 EE07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 25℃における粘度が300〜5000
    mPa ・s であって、比重が0.7〜2.0である透明な
    いし半透明水性基剤中に、目視により識別が可能な、平
    均粒径が0.1〜5mmの粒子が分散浮遊してなる皮膚
    化粧料。
  2. 【請求項2】 粒子がコンディショニング成分を含有す
    るものである請求項1記載の皮膚化粧料。
  3. 【請求項3】 化粧水である請求項1記載の皮膚化粧
    料。
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