JP2002019674A - 自転車の操舵用ベアリングアセンブリ - Google Patents
自転車の操舵用ベアリングアセンブリInfo
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- JP2002019674A JP2002019674A JP2001137356A JP2001137356A JP2002019674A JP 2002019674 A JP2002019674 A JP 2002019674A JP 2001137356 A JP2001137356 A JP 2001137356A JP 2001137356 A JP2001137356 A JP 2001137356A JP 2002019674 A JP2002019674 A JP 2002019674A
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- Japan
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- steering
- bearing assembly
- bottom support
- support ring
- tube
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K21/00—Steering devices
- B62K21/06—Bearings specially adapted for steering heads
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20732—Handles
- Y10T74/2078—Handle bars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自転車の操舵用ベアリングアセンブリを提供
する。 【解決手段】 自転車は下部ベアリングユニット４を備
える。下部ベアリングユニット４は、自転車のフレーム
のヘッド管２に連結された第１のレース１６と、フロン
トフォーク６をハンドルに連結する操舵管５に連結され
た第２のレース１７と、これらレースの間に配置された
一組のボール１８とを有する。第２のレース１７は、底
部支持リング２１を介して操舵管５に連結されている。
底部支持リング２１は、フォーク６の規制面６ａに当接
する平坦な下面２１ｂを有する。底部支持リング２１に
は、その直径が最小の形状に戻るようにリングを付勢す
る弾性手段２４が設けられている。その結果、底部支持
リング２１を操舵管５上に保持することができ、また、
底部支持リング２１を容易に且つ素早く分解することが
できる。
する。 【解決手段】 自転車は下部ベアリングユニット４を備
える。下部ベアリングユニット４は、自転車のフレーム
のヘッド管２に連結された第１のレース１６と、フロン
トフォーク６をハンドルに連結する操舵管５に連結され
た第２のレース１７と、これらレースの間に配置された
一組のボール１８とを有する。第２のレース１７は、底
部支持リング２１を介して操舵管５に連結されている。
底部支持リング２１は、フォーク６の規制面６ａに当接
する平坦な下面２１ｂを有する。底部支持リング２１に
は、その直径が最小の形状に戻るようにリングを付勢す
る弾性手段２４が設けられている。その結果、底部支持
リング２１を操舵管５上に保持することができ、また、
底部支持リング２１を容易に且つ素早く分解することが
できる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の操舵用ベ
アリングアセンブリに関する。自転車は、自転車のフレ
ームの一部をなすヘッド管と、自転車のフロントフォー
クを自転車のハンドルに連結する操舵管と、操舵管がヘ
ッド管内で回転できるように操舵管を支持するベアリン
グアセンブリとを有するタイプである。ベアリングアセ
ンブリは、上部ベアリングユニット及び下部ベアリング
ユニットを備える。下部ベアリングユニットは、ヘッド
管に連結された第１のレースと、操舵管に連結された第
２のレースと、第２のレースと操舵管の間に配置された
底部支持リングとを有する。底部支持リングは、アセン
ブリの軸に略直交し且つフォークの規制面に当接する底
面を有する。
アリングアセンブリに関する。自転車は、自転車のフレ
ームの一部をなすヘッド管と、自転車のフロントフォー
クを自転車のハンドルに連結する操舵管と、操舵管がヘ
ッド管内で回転できるように操舵管を支持するベアリン
グアセンブリとを有するタイプである。ベアリングアセ
ンブリは、上部ベアリングユニット及び下部ベアリング
ユニットを備える。下部ベアリングユニットは、ヘッド
管に連結された第１のレースと、操舵管に連結された第
２のレースと、第２のレースと操舵管の間に配置された
底部支持リングとを有する。底部支持リングは、アセン
ブリの軸に略直交し且つフォークの規制面に当接する底
面を有する。
【０００２】
【従来の技術】このようなタイプの操舵用ベアリングア
センブリは、例えば、本出願人に譲渡された米国特許第
５８９３５７４号に開示されている。
センブリは、例えば、本出願人に譲渡された米国特許第
５８９３５７４号に開示されている。
【０００３】この公知の装置（なお、この装置は、本出
願人により製造・販売されている。）において、フォー
クの規制面に当接した底部支持リングは、締まり嵌め部
により、操舵管に堅固に連結している。この底部支持リ
ングを分解するために、通常、底部支持リングの下面と
フォークの規制面との間に器具を差し込み、底部支持リ
ングに力を加えて規制面から外す。
願人により製造・販売されている。）において、フォー
クの規制面に当接した底部支持リングは、締まり嵌め部
により、操舵管に堅固に連結している。この底部支持リ
ングを分解するために、通常、底部支持リングの下面と
フォークの規制面との間に器具を差し込み、底部支持リ
ングに力を加えて規制面から外す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は、以下のような操舵用ベアリングアセンブリが広く普
及している。すなわち、底部ベアリングアセンブリの第
１のレースは、ヘッド管の内面に直接当接し、ヘッド管
は、底部支持リングを完全に取り囲むように、フォーク
の規制面近傍まで下側に伸びる下端部を有する。
は、以下のような操舵用ベアリングアセンブリが広く普
及している。すなわち、底部ベアリングアセンブリの第
１のレースは、ヘッド管の内面に直接当接し、ヘッド管
は、底部支持リングを完全に取り囲むように、フォーク
の規制面近傍まで下側に伸びる下端部を有する。
【０００５】このような構造では、上述のように締まり
嵌め部により取付けられた底部支持リングの分解は、以
下の問題があることが分かった。すなわち、底部支持リ
ングの下面へ器具を近づけることが困難である点、及
び、底部支持リングに対し分解するのに十分な力を作用
することがさらに困難である点である。
嵌め部により取付けられた底部支持リングの分解は、以
下の問題があることが分かった。すなわち、底部支持リ
ングの下面へ器具を近づけることが困難である点、及
び、底部支持リングに対し分解するのに十分な力を作用
することがさらに困難である点である。
【０００６】そこで、本発明の目的は、本願の冒頭に述
べたタイプの操舵用ベアリングアセンブリであって、極
めて容易に且つ素早く底部支持リングの取り付け・取外
しができるものを提供することである。
べたタイプの操舵用ベアリングアセンブリであって、極
めて容易に且つ素早く底部支持リングの取り付け・取外
しができるものを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテーマは、本願の冒頭で述べた特徴をすべ
て備えた操舵用ベアリングアセンブリであって、底部支
持リングを操舵管上に遊びがあるように取付けてあるこ
とを特徴とする。
に、本発明のテーマは、本願の冒頭で述べた特徴をすべ
て備えた操舵用ベアリングアセンブリであって、底部支
持リングを操舵管上に遊びがあるように取付けてあるこ
とを特徴とする。
【０００８】好適には、底部支持リングには、その直径
が最小の形状に戻るようにリングを付勢する弾性手段が
組み込まれ、これにより底部支持リングが操舵管上で保
持されるようにしてある。この特徴によれば、本発明に
係る操舵用ベアリングアセンブリの一部を構成する底部
支持リングを、必要なら該リングが有する弾性を利用し
て、操舵管の基部に極めて容易に取付けることができ
る。同様に、公知解決手段において締まり嵌め部を用い
て取付けたリングを分解する場合に比べ、分解作業を極
めて容易に行うことができる。
が最小の形状に戻るようにリングを付勢する弾性手段が
組み込まれ、これにより底部支持リングが操舵管上で保
持されるようにしてある。この特徴によれば、本発明に
係る操舵用ベアリングアセンブリの一部を構成する底部
支持リングを、必要なら該リングが有する弾性を利用し
て、操舵管の基部に極めて容易に取付けることができ
る。同様に、公知解決手段において締まり嵌め部を用い
て取付けたリングを分解する場合に比べ、分解作業を極
めて容易に行うことができる。
【０００９】好適には、底部支持リングは、プラスチッ
ク材料からなる。この場合、本発明の好適な実施形態に
おいて、底部支持リングは、同一で且つ互いに別個の複
数のリングセクタからなる。その周方向に沿って開リン
グワイヤばねが配置される。この形態・構成によれば、
プラスチック材料からなる支持リングを、より経済的に
且つ標準化して製造することが可能となる。
ク材料からなる。この場合、本発明の好適な実施形態に
おいて、底部支持リングは、同一で且つ互いに別個の複
数のリングセクタからなる。その周方向に沿って開リン
グワイヤばねが配置される。この形態・構成によれば、
プラスチック材料からなる支持リングを、より経済的に
且つ標準化して製造することが可能となる。
【００１０】本発明のさらなる特徴及び利点は、単に非
限定的な例として示される添付図面を参照して、以下の
説明より明らかにされる。
限定的な例として示される添付図面を参照して、以下の
説明より明らかにされる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１（ａ）に示す操舵用ベアリン
グアセンブリは、本出願人に譲渡された米国特許第５８
９３５７４号にて開示された一般的なタイプである。上
記文献において開示されたように、全体を参照番号１で
示す操舵用ベアリングアセンブリは、自転車のフレーム
の一部を形成するヘッド管２を有する。ヘッド管２内に
は、上部及び下部ベアリングユニット３、４が設けてあ
り、これにより、操舵管５が回転可能に取付られるよう
にしてある。操舵管５は、自転車のフロントフォーク６
（一部のみ図１（ａ）で示す。）を自転車のハンドル
（図示せず）に連結する。
グアセンブリは、本出願人に譲渡された米国特許第５８
９３５７４号にて開示された一般的なタイプである。上
記文献において開示されたように、全体を参照番号１で
示す操舵用ベアリングアセンブリは、自転車のフレーム
の一部を形成するヘッド管２を有する。ヘッド管２内に
は、上部及び下部ベアリングユニット３、４が設けてあ
り、これにより、操舵管５が回転可能に取付られるよう
にしてある。操舵管５は、自転車のフロントフォーク６
（一部のみ図１（ａ）で示す。）を自転車のハンドル
（図示せず）に連結する。
【００１２】本発明は特に、操舵用ベアリングアセンブ
リ１の下部ベアリングユニット４に関する。図の例で
は、上部ベアリングユニット３は、上記米国特許第５８
９３５７４号で開示されたものである。したがって、以
下の記載では、上部ベアリングユニット３は簡単に述べ
るだけにとどまる。
リ１の下部ベアリングユニット４に関する。図の例で
は、上部ベアリングユニット３は、上記米国特許第５８
９３５７４号で開示されたものである。したがって、以
下の記載では、上部ベアリングユニット３は簡単に述べ
るだけにとどまる。
【００１３】上部ベアリングユニット３は一組のボール
７を有する。これらボールは、ヘッド管２に連結された
第１のレース８と、操舵管５に連結された第２のレース
９との間に設けられている。上述の米国特許と同様に、
レース９には周方向に一組の弾性歯１０が設けてある。
キャップ１３が、ボルト１５で締め付けた星型ワッシャ
１４を用いて、操舵管５の頂部に取り付けてある。カッ
プ１１は、スペーサ管１２を介してキャップ１３により
下方に押圧されており、したがって、歯１０は、歯１０
の外面とカップ１１の内面との円錐嵌めの結果として操
舵管５に締め付けられるようになっている。
７を有する。これらボールは、ヘッド管２に連結された
第１のレース８と、操舵管５に連結された第２のレース
９との間に設けられている。上述の米国特許と同様に、
レース９には周方向に一組の弾性歯１０が設けてある。
キャップ１３が、ボルト１５で締め付けた星型ワッシャ
１４を用いて、操舵管５の頂部に取り付けてある。カッ
プ１１は、スペーサ管１２を介してキャップ１３により
下方に押圧されており、したがって、歯１０は、歯１０
の外面とカップ１１の内面との円錐嵌めの結果として操
舵管５に締め付けられるようになっている。
【００１４】なお、上述したように、この上部ベアリン
グユニット３の構造・構成は、基本的に、米国特許第５
８９３５７４号に開示されたものに一致する。この文献
に対し図１（ａ）に示す上部ベアリングユニット３の構
成は以下の点でのみ異なる。すなわち、図の例では、レ
ース８は、ヘッド管２の内壁に直接形成された円錐面に
嵌合する円錐面を有するのに対し、上記先行文献におい
ては、レース８はカップ状保持部材に係合し、この部材
がヘッド管２内に連結されるようになっている。しかし
ながら、本発明の目的において、このような構造の違い
は重要ではなく、両方の選択が可能である。
グユニット３の構造・構成は、基本的に、米国特許第５
８９３５７４号に開示されたものに一致する。この文献
に対し図１（ａ）に示す上部ベアリングユニット３の構
成は以下の点でのみ異なる。すなわち、図の例では、レ
ース８は、ヘッド管２の内壁に直接形成された円錐面に
嵌合する円錐面を有するのに対し、上記先行文献におい
ては、レース８はカップ状保持部材に係合し、この部材
がヘッド管２内に連結されるようになっている。しかし
ながら、本発明の目的において、このような構造の違い
は重要ではなく、両方の選択が可能である。
【００１５】図１（ｂ）〜図３を参照して、下部ベアリ
ングユニット４は、米国特許第５８９３５７４号に記載
したのと同様に、ヘッド管２に連結された第１のレース
１６と、以下に示す方法で操舵管５に連結した第２のレ
ース１７と、レース１６、１７間に配置された一組のボ
ール１８とを有する。これらのボール１８にはボール保
持部１９（図２参照）が設けてある。
ングユニット４は、米国特許第５８９３５７４号に記載
したのと同様に、ヘッド管２に連結された第１のレース
１６と、以下に示す方法で操舵管５に連結した第２のレ
ース１７と、レース１６、１７間に配置された一組のボ
ール１８とを有する。これらのボール１８にはボール保
持部１９（図２参照）が設けてある。
【００１６】上部ベアリングユニット３の場合と同様
に、第１のレース１６は円錐面１６ａ[図１（ｂ）、２
参照]を有し、この円錐面は、ヘッド管２の内壁に直接
形成した円錐面２ａ［図１（ｂ）参照］と協働するよう
になっている（なお、上述した公知の装置の場合、下部
ベアリングユニットの第１のレースは、ヘッド管とは別
個のカップ状部材内に取付けられるとともに、該部材に
堅固に連結されている。）。
に、第１のレース１６は円錐面１６ａ[図１（ｂ）、２
参照]を有し、この円錐面は、ヘッド管２の内壁に直接
形成した円錐面２ａ［図１（ｂ）参照］と協働するよう
になっている（なお、上述した公知の装置の場合、下部
ベアリングユニットの第１のレースは、ヘッド管とは別
個のカップ状部材内に取付けられるとともに、該部材に
堅固に連結されている。）。
【００１７】なお、上部ベアリングユニット３に関して
上述したのと同様に、下部ベアリングユニットに関して
も、添付図面に示すものとは異なる解決手段、すなわち
先行文献に示すようにレース１６をヘッド管２とは別の
部材内に配置し且つ該部材に堅固に連結する手段も本発
明の範囲内に含まれる。
上述したのと同様に、下部ベアリングユニットに関して
も、添付図面に示すものとは異なる解決手段、すなわち
先行文献に示すようにレース１６をヘッド管２とは別の
部材内に配置し且つ該部材に堅固に連結する手段も本発
明の範囲内に含まれる。
【００１８】図１（ｂ）を参照して、２つのレース１
６、１７間には、２つのリップシール２０が配置され、
それぞれレース１６、１７により支持されている。
６、１７間には、２つのリップシール２０が配置され、
それぞれレース１６、１７により支持されている。
【００１９】本発明において、第２のレース１７は、底
部支持リング２１を介して操舵管５に連結されている。
底部支持リング２１には、その直径が最小の形状に戻る
ようにリングを付勢する弾性手段が設けられ、これによ
り底部支持リングが操舵管上に保持されるようにしてあ
る。図１（ｂ）に明確に示されるように、底部支持リン
グ２１は、操舵管５を取り囲む円筒状の内面２１ａと、
操舵用ベアリングアセンブリの軸と直交し且つフォーク
６の規制面６ａに当接する平坦な下面２１ｂと、レース
１７の円錐面と協働する上部円錐面２１ｃとを有する。
部支持リング２１を介して操舵管５に連結されている。
底部支持リング２１には、その直径が最小の形状に戻る
ようにリングを付勢する弾性手段が設けられ、これによ
り底部支持リングが操舵管上に保持されるようにしてあ
る。図１（ｂ）に明確に示されるように、底部支持リン
グ２１は、操舵管５を取り囲む円筒状の内面２１ａと、
操舵用ベアリングアセンブリの軸と直交し且つフォーク
６の規制面６ａに当接する平坦な下面２１ｂと、レース
１７の円錐面と協働する上部円錐面２１ｃとを有する。
【００２０】図２に示す好適な実施形態では、底部支持
リング２１は、同一且つ別個の２つのリングセクタ２
２、２３からなる。これらセクタの周方向に沿ってサー
ククリップ２４が設けてある。図１（ｂ）に明確に示さ
れているように、サークリップ２４は、リングセクタ２
２、２３の外面に形成された周方向に沿って設けた座２
５に収容されている。
リング２１は、同一且つ別個の２つのリングセクタ２
２、２３からなる。これらセクタの周方向に沿ってサー
ククリップ２４が設けてある。図１（ｂ）に明確に示さ
れているように、サークリップ２４は、リングセクタ２
２、２３の外面に形成された周方向に沿って設けた座２
５に収容されている。
【００２１】このような構成によれば、底部支持リング
２１は、リングセクタ２２、２３を操舵管５に締め付け
続けるサークリップ２４の弾性を利用して広げることが
できるので、非常に早く且つ容易に操舵管５に取付ける
ことができる。同様に、締まり嵌めを用いて底部支持リ
ングを操舵管５に取付ける公知の場合に比べて、底部支
持リング２１の取外しをかなり簡単に行うことができ
る。
２１は、リングセクタ２２、２３を操舵管５に締め付け
続けるサークリップ２４の弾性を利用して広げることが
できるので、非常に早く且つ容易に操舵管５に取付ける
ことができる。同様に、締まり嵌めを用いて底部支持リ
ングを操舵管５に取付ける公知の場合に比べて、底部支
持リング２１の取外しをかなり簡単に行うことができ
る。
【００２２】このような極めて容易な分解は、添付図面
に示したものと同様の場合に特に有用である。すなわ
ち、下部操舵用ベアリングユニットのレース１６が、ヘ
ッド管２の内面に直接接触し、このヘッド管の下端部
が、底部支持リング２１を完全に取り囲むように、フォ
ーク６近傍まで下側に伸びている場合である［図１
（ａ）参照］。
に示したものと同様の場合に特に有用である。すなわ
ち、下部操舵用ベアリングユニットのレース１６が、ヘ
ッド管２の内面に直接接触し、このヘッド管の下端部
が、底部支持リング２１を完全に取り囲むように、フォ
ーク６近傍まで下側に伸びている場合である［図１
（ａ）参照］。
【００２３】特に底部支持リングがプラスチック材料か
らなる場合に、同一且つ別個のリングセクタの構成は、
底部支持リングの製造をより簡単に且つ経済的に行える
ことを可能とする。図３は、底部支持リング２１が３つ
の別個のセクタ２２、２３、２６からなる変形例を示
す。
らなる場合に、同一且つ別個のリングセクタの構成は、
底部支持リングの製造をより簡単に且つ経済的に行える
ことを可能とする。図３は、底部支持リング２１が３つ
の別個のセクタ２２、２３、２６からなる変形例を示
す。
【００２４】もちろん、本発明の原理を損なうことな
く、本願にて例示した構成や実施形態の細部を、広範囲
にわたって変更することが可能であり、したがって、こ
れらの変更は本発明の範囲内に含まれる。
く、本願にて例示した構成や実施形態の細部を、広範囲
にわたって変更することが可能であり、したがって、こ
れらの変更は本発明の範囲内に含まれる。
【００２５】例えば、底部支持リングに設ける弾性手段
は、例としてのみ示したものと全く異なる形態であって
もよいし、あるいは、底部支持リングを、開リング状の
一つの部材で構成することも可能である。
は、例としてのみ示したものと全く異なる形態であって
もよいし、あるいは、底部支持リングを、開リング状の
一つの部材で構成することも可能である。
【図１】 （ａ）本発明に係る操舵用ベアリングアセン
ブリの好適な実施形態の全体図であって、左側半分を断
面図で示す。（ｂ）図１（ａ）の細部の拡大図。
ブリの好適な実施形態の全体図であって、左側半分を断
面図で示す。（ｂ）図１（ａ）の細部の拡大図。
【図２】 図１（ｂ）の細部の分解斜視図。
【図３】 図２の細部の変形例を示す図。
１：操舵用ベアリングアセンブリ、２：ヘッド管、３：
上部ベアリングユニット、４：下部ベアリングユニッ
ト、５：操舵管、６：フロントフォーク、１６：第１の
レース、１７：第２のレース、２１：底部支持リング、
２２：リングセクタ、２３：リングセクタ、２４：サー
クリップ。
上部ベアリングユニット、４：下部ベアリングユニッ
ト、５：操舵管、６：フロントフォーク、１６：第１の
レース、１７：第２のレース、２１：底部支持リング、
２２：リングセクタ、２３：リングセクタ、２４：サー
クリップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3D013 CA07 3J017 AA02 BA01 DA01
Claims (7)
- 【請求項１】 自転車の操舵用ベアリングアセンブリで
あって、 自転車のフレームの一部をなすヘッド管（２）と、 自転車のフロントフォーク（６）を自転車のハンドルに
連結する操舵管（５）と、 操舵管（５）がヘッド管（２）内で回転できるように操
舵管を支持するベアリングアセンブリとを有し、 前記ベアリングアセンブリは、上部ベアリングユニット
（３）及び下部ベアリングユニット（４）を備え、 前記下部ベアリングユニット（４）は、ヘッド管（２）
に連結された第１のレース（１６）と、操舵管（５）に
連結された第２のレース（１７）と、第２のレース（１
７）と操舵管（５）の間に配置された底部支持リング
（２１）とを有し、 前記底部支持リングは、アセンブリの軸に略直交し且つ
フォーク（６）の規制面（６ａ）に当接する底面を有
し、 前記底部支持リング（２１）の大きさは、該リングが前
記操舵管（５）上に遊びを持って取付けられるように設
定されることを特徴とする操舵用ベアリングアセンブ
リ。 - 【請求項２】 底部支持リング（２１）は、その直径が
最小の形状に戻るようにリングを付勢する弾性手段（２
４）を備え、これにより底部支持リング（２１）が操舵
管（５）上に保持されることを特徴とする請求項１の操
舵用ベアリングアセンブリ。 - 【請求項３】 前記底部支持リング（２１）は、互いに
別個の複数のリングセクタ（２２、２３、２６）からな
り、これらセクタの周方向に沿ってサーククリップ（２
４）が配置されることを特徴とする請求項２の操舵用ベ
アリングアセンブリ。 - 【請求項４】 前記リングセクタはプラスチック材料か
らなることを特徴とする請求項３の操舵用ベアリングア
センブリ。 - 【請求項５】 前記第１及び第２のレース（１６、１
７）は円錐面（１６ａ，１７ａ）を有し、これらの面
（１６ａ、１７ａ）は、ヘッド管（２）の内面及び底部
支持リング（２１）の上面にそれぞれ形成された協働面
（２ａ、２１ｃ）に嵌合することを特徴とする請求項２
の操舵用ベアリングアセンブリ。 - 【請求項６】 前記ヘッド管（２）は下端部を有し、こ
の下端部は、前記底部支持リング（２１）を完全に取り
囲むように、前記フォーク（６）の規制面（６ａ）の近
傍まで伸びていることを特徴とする請求項２の操舵用ベ
アリングアセンブリ。 - 【請求項７】 前記リングセクタ（２２、２３、２６）
が同一であることを特徴とする請求項３の操舵用ベアリ
ングアセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT2000TO000429A IT1320338B1 (it) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | Gruppo di sterzo per una bicicletta. |
| IT2000A000429 | 2000-05-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002019674A true JP2002019674A (ja) | 2002-01-23 |
Family
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