JP2002016969A - 受信画面の表示方法 - Google Patents

受信画面の表示方法

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JP2002016969A
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Kenichi Kagami
賢一 鏡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末の小型の表示画面において、受
信した画像に対して適切な大きさの画像を表示する。 【解決手段】 あらかじめ複数種類の画像表示モードを
設定し、受信画像の内容に応じて前記画像表示モードを
切り換える。画像表示モードは、画像の全体を表示する
全体表示モード11、画像を原寸大で表示する無変換表
示モード12、表示画面の横方向の大きさに合わせて表
示する横方向全体表示モード13、表示画面の縦方向の
大きさに合わせて表示する縦方向全体表示モード14、
一定の大きさで表示するサムネール画像表示モード1
5、および画像データであることを示すアイコン表示モ
ード16を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPDA
などの携帯情報端末装置における受信画像の表示方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話は電話による音声の送受
信にとどまらず、電子メールの送受信やインターネット
へのアクセスが盛んに行われている。この場合、文字の
送受信だけでなく、画像を送受信することも行われてい
る。同様に、携帯情報端末であるPDAにおいても文字
情報だけでなく画像情報を送受信するようになってきて
いる。
【0003】この傾向は携帯電話のデータ通信速度が高
速化されるにつれて一層加速されており、次世代の携帯
電話方式においては電話とは云っても動画像も含めた画
像の送受信が中心になるものと思われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話やP
DAは携帯性という観点から小型化も進んでおり、携帯
電話の表示画面の大きさは数cm角程度であり、PDA
でも横辺が高々10cm程度である。このように携帯情
報端末における表示画面は小さいので、パソコンなどか
ら大型の画像が送信されてきたり、インターネットから
大きな画像をダウンロードさせたとき、表示画面のピク
セルをそのまま対応させると画像の一部しか表示できな
い。縮小表示に切り換えれば全体を見ることはできる
が、小さすぎて内容が分からなかったり、その都度縮小
画面に切り換える手間も必要である。
【0005】本発明は、携帯情報端末の小型の表示画面
において、受信した画像に対して適切な大きさの画像を
表示することができる受信画像の表示方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の受信画像の表示
方法は、あらかじめ複数種類の画像表示モードを設定
し、受信画像の内容に応じて前記画像表示モードを切り
換える構成を有するものである。
【0007】この構成により、携帯電話やPDA等の携
帯情報端末装置の表示画面が小型であっても、受信画像
に適合した大きさで表示させることができる。
【0008】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記受信画像に含まれる信号を検知し
てその信号により前記画像表示モードを切り換える構成
を有するものである。この構成により、受信画像に適合
した大きさに自動的に切り換えて表示させることができ
る。
【0009】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記画像表示モードは、画像の全体を
表示する全体表示モード、画像を原寸大で表示する無変
換表示モード、表示画面の横方向の大きさに合わせて表
示する横方向全体表示モード、表示画面の縦方向の大き
さに合わせて表示する縦方向全体表示モード、一定の大
きさで表示するサムネール画像表示モード、および画像
データであることを示すアイコン表示モードを含む構成
を有するものである。この構成により、上記6つの表示
モードから受信画像に適した表示モードを選択すること
ができる。
【0010】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記画像表示モードを複数個設定し、
これらを順次切り換えて表示する構成を有するものであ
る。この構成により、受信した画像を自動的に複数の画
像表示モードで順次観察することができる。
【0011】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記受信画像が複数個あり、前記複数
の画像を順次切り換えて表示する構成を有するものであ
る。この構成により、複数の画像を受信した場合、各画
像にふさわしい表示モードで順次表示させることができ
る。
【0012】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記画像表示モードがサムネール画像
表示モードであり、複数の画像を同時に表示させる構成
を有するものである。この構成により、複数の画像を受
信した場合、全ての画像の内容を一覧表示させることが
できる。
【0013】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記画像表示モードがアイコン表示モ
ードであり、複数の画像に対応する複数のアイコンを同
時に表示させる構成を有するものである。この構成によ
り、複数の画像を受信した場合、受信した画像がいくつ
有るかをリスト表示させることができる。
【0014】また、本発明の受信画像の表示方法は、上
記構成において、前記画像表示モードがアイコンを表示
するモードであり、前記アイコンとともにファイル名お
よび画像の大きさを表示する構成を有するものである。
この構成により、受信した画像の内容と大きさをリスト
表示させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0016】図1は本発明の受信画像の表示方法におい
て表示される画像の例を示す。図1において、表示画面
10の大きさは携帯電話の表示画面の大きさで、たとえ
ば25mm、横30mmの画面とする。以下、この大き
さの画面に縦45mm、横60mmの受信画像を表示さ
せる場合について説明する。これ以外の大きさでも良い
ことはもちろんである。
【0017】図1(A)はこの大きさの画面に、受信し
た受信画像の全体を縮小表示した全体表示モード11で
ある。受信画像の大きさを縦横それぞれ1/2に縮小し
て表示される。したがって、画面の上下部分に画像のな
い帯状部17が表示される。この全体表示モード11
は、受信画像の全体を表示画面10に収まる最大の大き
さに設定され、画像の全体を見ることができる標準的な
設定である。
【0018】図1(B)は、受信画像を拡大縮小せずに
そのままの大きさで表示した無変換表示モード12であ
る。表示画面10の大きさは受信画像の大きさの約1/
4であるので、表示される画像は受信画像の一部分にな
る。図1(B)は受信画像の左上部分を表示した例であ
る。この無変換表示モード12は、受信画像の全体を見
ることはできないが受信画像のクオリテイそのままの状
態で見ることができるので、地図のような画像を受信し
た場合に適している。なお、この無変換表示モード12
で全体を見るには画像を縦横方向にスクロールすればよ
い。
【0019】図1(C)は、受信画像の左右、すなわ
ち、横方向は1/2に縮小して全てを表示させ、縦方向
はそのまま表示させた横方向全体表示モード13であ
る。この画像は縦長画像になるが、横方向は全て表示さ
れるので、通常のパソコン画面におけるページ画面表示
のように扱うことができる。したがって、画像内に横書
きの文字が記載されている場合とか、地図で南北方向を
サーチする場合に好適である。全体を見るには、縦方向
にスクロールすればよい。
【0020】図1(D)は、受信画像の上下、すなわ
ち、縦方向は1/2に縮小して全てを表示させ、横方向
はそのまま表示させた縦方向全体表示モード14であ
る。この画像は横長画像になるが、縦方向は全て表示さ
れる。この画像は、画像内に縦書きの文字が記載されて
いる場合とか、地図で東西方向をサーチする場合に好適
である。全体を見るには、横方向にスクロールすればよ
い。
【0021】図1(E)は縦横方向を縮小して、縦横の
大きさが一定のサムネール画像18として表示させるサ
ムネール画像表示モード15である。このサムネール画
像表示モードは複数の画像を受信した場合に、受信画像
の全てを一覧表示させる場合に好適である。
【0022】図1(F)は、受信画像は表示せずに、受
信データが画像データであることを示すアイコン19
と、その画像のファイル名データ191および大きさデ
ータ192を表示させたアイコン表示モード16であ
る。アイコンに添付されているファイル名データ191
および大きさデータ192を見て画像の内容を確認した
後、その画像に適した表示モードを選択して表示させる
ことができる。
【0023】図2は本発明の画像表示方法を実施する携
帯電話の斜視図である。携帯電話21は文字や数字を入
力する文字キー群22、携帯電話の作動を制御する操作
キー群23,入力された文字や受信した文字、画像を表
示する表示装置24,送話用のマイクロフォン25、お
よび受話用のスピーカ26を有している。
【0024】操作キー23は、電源をオンオフする電源
キー231,電話や電子メールなどの送受信を開始する
開始キー232,作動状態を1つ前の状態に戻したり、
入力した文字を修正したりするクリアキー233、動作
メニューを選択するメニューキー234,動作を決定す
る決定キー235、縦横方向にカーソルを移動させたり
スクロールを行うスクロールキー236〜239を有し
ている。
【0025】本発明における画像表示モードの設定は以
下のようにして行う。まず、メニューキー234で画像
表示モード設定メニューを選択する。標準の画像受信モ
ードというべき図1(A)に示した全体表示モード11
を設定するには、この状態で決定キー235を押すこと
により設定される。今設定状態において画像を受信した
場合は常に画像全体が表示され、画像の全貌を見ること
ができる。
【0026】画像の表示モードを変換するには、メニュ
ーキー234で画像表示モード設定メニューを選択した
後、スクロールキー236〜239で設定する表示モー
ドを選択する。たとえば、上スクロールキー236を押
すことにより図1(B)の無変換表示モード12、左ス
クロールキー237を押すことにより図1(C)の横方
向全体表示モード13、右スクロールキー238を押す
ことにより図1(D)の縦方向全体表示モード14、下
スクロールキー239を1度押すことにより図1(E)
のサムネール画像表示モード15、下スクロールキー2
39を2度押すことにより図1(F)のアイコン表示モ
ード16が選択される。これらのいずれかを選択後決定
キー235を押すことにより選択した画像表示モードが
設定される。
【0027】画像表示モードをあらかじめ設定しておけ
ば、受信画像はその画像表示モードで表示される。表示
された画像の表示モードを変えたいときは、上記の表示
モード変換のキー操作で行えばよい。なお、画像表示モ
ードをいくつか組み合わせて自動的に順次切り換えるよ
うにしても良い。
【0028】画像表示モードの選択は、受信画像の大き
さにより自動的に設定することもできる。すなわち、携
帯電話内に受信画像の大きさを示す信号成分を検出する
回路を設けて受信画像の大きさを判断し、その判定結果
に応じて最適な画像表示モードを選択する。例えば、受
信画像が比較的大きい場合には全体表示モード11、比
較的小さい場合は無変換表示モード12、横長画像の場
合は横方向全体表示モード13、縦長画像の場合は縦方
向全体表示モード14を選択する。また、受信画像が複
数個ある場合は、その信号を検知して各画像に対応して
上記の選択動作を行って順次表示させたり、サムネール
画像表示モード15またはアイコン表示モード16を選
択して表示させる。
【0029】無変換表示モード12で表示させた場合
は、全体を見るためにスクロールキー236〜239で
縦横にスクロールすればよい。同様に、横方向全体表示
モード13で表示させた場合は、全体を見るためにスク
ロールキー236および239で縦方向にスクロール
し、縦方向全体表示モード14で表示させた場合は、全
体を見るためにスクロールキー237および238で横
方向にスクロール摺ればよい。
【0030】なお、このスクロールは各表示モードで受
信して所定の時間経過した後に自動的に行わせるように
することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯電話やPDAなどの小型の表示画面を有する情報端
末装置において、画像表示モードをあらかじめ設定する
ことにより受信した画像の大きさに適合した画像表示モ
ードで画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信画像の表示方法の表示モード
を説明する概念図で、 (A)は全体表示モードを示す図 (B)は無変換表示モードを示す図 (C)は横方向全体表示モードを示す図 (D)は縦方向全体表示モードを示す図 (E)はサムネール画像表示モードを示す図 (F)はアイコン表示モードを示す図
【図2】本発明による受信画像の表示方法を設定するた
めの携帯電話の一例を示す斜視図
【符号の説明】
10 表示画面 11 全体表示モード 12 無変換表示モード 13 横方向全体表示モード 14 縦方向全体表示モード 15 サムネール画像表示モード 16 アイコン表示モード 18 サムネール画像 19 アイコン 191 ファイル名データ 192 大きさデータ 21 携帯電話 22 文字キー群 23 操作キー群 24 表示装置 25 マイクロフォン 26 スピーカ 231 電源キー 232 開始キー 233 クリアキー 234 メニューキー 235 決定キー 236〜239 スクロールキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04N 5/45 5K067 11/00 302 H04B 7/26 109T 5K101 H04N 5/45 G09G 5/36 520D Fターム(参考) 5B069 AA01 BA03 BB04 DD11 5C025 AA28 CA06 DA10 5C082 AA00 AA01 AA22 AA24 BA12 BB01 BB25 CA33 CA34 CA64 CB05 DA51 MM10 5E501 AB03 AC15 AC37 BA03 CA04 EA11 EB05 FA04 FA13 FA14 FB34 5K027 AA11 BB01 CC08 EE11 FF22 MM17 5K067 AA34 BB04 DD11 DD52 EE02 FF02 FF23 FF31 5K101 KK02 KK04 KK16 LL12 NN01 NN18 NN21 SS07 TT04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ複数種類の画像表示モードを
    設定し、前記画像表示モードを切り換えることを特徴と
    する受信画像の表示方法。
  2. 【請求項2】 前記受信画像に含まれる信号を検知して
    その信号により前記画像表示モードを切り換えることを
    特徴とする請求項1に記載の受信画像の表示方法。
  3. 【請求項3】 前記画像表示モードは、画像の全体を表
    示する全体表示モード、画像を原寸大で表示する無変換
    表示モード、表示画面の横方向の大きさに合わせて表示
    する横方向全体表示モード、表示画面の縦方向の大きさ
    に合わせて表示する縦方向全体表示モード、一定の大き
    さで表示するサムネール画像表示モード、および画像デ
    ータであることを示すアイコン表示モードを含むことを
    特徴とする請求項1または2に記載の受信画像の表示方
    法。
  4. 【請求項4】 前記画像表示モードを複数個設定し、こ
    れらを順次切り換えて表示することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の受信画像の表示方法。
  5. 【請求項5】 前記受信画像が複数個あり、前記複数の
    画像を順次切り換えて表示することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の受信画像の表示方法。
  6. 【請求項6】 前記画像表示モードがサムネール画像表
    示モードであり、複数の画像を同時に表示させることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の受信画
    像の表示方法。
  7. 【請求項7】 前記画像表示モードがアイコン表示モー
    ドであり、複数の画像に対応する複数のアイコンを同時
    に表示させることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の受信画像の表示方法。
  8. 【請求項8】 前記画像表示モードがアイコンを表示す
    るモードであり、前記アイコンとともにファイル名およ
    び画像の大きさを表示することを特徴とする請求項1な
    いし3、および7のいずれかに記載の受信画像の表示方
    法。
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