JP2002015255A - 電子バンクによるお互いに顔合わせのない者同士間の取引に適した決済方式 - Google Patents

電子バンクによるお互いに顔合わせのない者同士間の取引に適した決済方式

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JP2002015255A
JP2002015255A JP2000235015A JP2000235015A JP2002015255A JP 2002015255 A JP2002015255 A JP 2002015255A JP 2000235015 A JP2000235015 A JP 2000235015A JP 2000235015 A JP2000235015 A JP 2000235015A JP 2002015255 A JP2002015255 A JP 2002015255A
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JP
Japan
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payment
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account
electronic bank
bank
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Takeshi O
健 王
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SHIBA CO Ltd
Shiba KK
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SHIBA CO Ltd
Shiba KK
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この発明は、ネット化社会におけるお互い
顔合わせのない者同士間に発生する取引がより安心より
スムーズに行われるための電子バンクによる決済方式に
関するものである。 【構 成】 ユーザが支払を行う際、電子バンクがユー
ザの口座からユーザの支払口座に金を振替し、業者が請
求を起こした時に、実際の支払が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子バンクを利用し
た決済方式について、その請求と支払の流れおよび電子
バンクの処理方式に関するものです。
【0002】
【従来の技術】従来、下記の決済方式が用いられてい
る。 (1)現金支払方式 この方式では、ユーザと業者との対面が必要になり、利
用される場面が限定されてしまう。特に、インターネッ
トによる販売などのシステムには現実的ではないと思わ
れる。 (2)銀行または郵便局またはコンビニエンスストアを
利用した振込方式 この方式では、地域的な限定性(日本国内にのみ)があ
ると認めざるを得ない。また、大抵の場合、業者の都合
により、支払期限を設けられたりする場合が多く、ユー
ザと業者の両方にとっては不便を感じることは少なくな
い(一例として、支払期限が過ぎてユーザからの入金確
認ができない限りでは、業者が再発行をしなければなら
ないことになってしまう)。この方式のもうひとつの欠
点としては、ユーザの支払が先なのか、業者のサービス
・商品提供が先なのかのどちらにしても、リスクを負う
ことになると考えられることである。 (3)代金引換方式 この方式では、商品の発送側にとって、実際の発注に対
する金額的な保証が薄いため、かなりのリスクを負うこ
とになりかねない。 (4)口座より自動引落方式 信頼できる業者にしか適用できない支払の方式なので、
一般業者にはユーザにとってはやはり不安な面が残る。
また、引越しなどの事情により、口座の閉鎖に起因する
引落不能や払戻しなどの不便さも考えられる。 (5)クレジットカード方式 この方式では、サービス・商品の対価として、利用した
その場でサインをするならまだ安心できるが、相手が見
えないところに番号を教えるにはかなりの危険性が伴
う。上記の諸方式では、いずれも既存の金融サービスが
提供している枠組みの中で考案および実現されたもの
で、ネット化へ進む社会がもたらす新たなビジネスのや
りかたやより安心より便利とのニーズまでには、上記に
示されたようにほど遠いと言わざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】ネット化社会において
お互い顔合わせのない者同士間の取引が増えることが予
想され、本発明では、それに適したより安心、より便利
な決済方法を発明したのである。つまり、商品を入手す
るまでに支払ってしまうとのユーザ側の不安感と入金し
てくれるかどうかの業者側の不安感をうまく解決できる
方法を考案したわけである。また、その決済方式に基づ
き、ユーザと業者とが、電子バンクとのインターフェー
スを電子化(デジタル)的に持つことが可能になり、周
辺機器を開発されることにより、料金の決済がより安心
より使いやすくなることが期待できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下それを説明すると、 (イ)請求通知(業者⇒ユーザ) サービスまたは商品の提供者(以下業者と称する)が請
求及び支払の内容の要約を請求データ(注1)として利
用者または購入者(以下にユーザと称する)に開示す
る。開示された請求データの情報は、使用される道具に
より、業者からユーザへデータ送信するか、または、ユ
ーザがデータを取込むかのいずれも考えられる。 注1:請求データには、業者の銀行名、口座番号、業者
の連絡先、ユーザの利用金額、利用明細(単価、利用数
量、利用日時等)、支払期限などの情報が含まれる。 (ロ)支払意思表示(ユーザ⇒電子バンク) ユーザが請求データを確認したのち、自分の個人情報
(注2)および支払方式情報を加えた上、電子バンクに
送信し、支払意思を表示する。電子バンクでは、支払金
額を一旦ユーザの口座からユーザの支払口座に振替し、
支払を待機させておく。 注2:個人情報には、自分の支払銀行名、口座番号、暗
証番号、住所、電話番号などの情報が含まれる。 (ハ)支払請求(業者⇒電子バンク)または、支払意思
通知(電子バンク⇒業者) 業者が提供したサービスまたは商品の対価として、電子
バンクに支払請求を行う。商品をすでにユーザに提供済
みの場合、ユーザからもらってきたサイン(またはハン
コ)を法律的な根拠として支払請求の正当性を裏付け
る。商品をこれから発送しようとした場合、業者が支払
請求を行うことで、実際の支払は行われないが、ユーザ
の支払意思を確認することができるため、業者にとって
リスクを回避することができる。ユーザの支払意思が表
示された時、電子バンクサービスの一環として、業者に
情報(支払意思表示した金額、商品内容、ユーザの住
所、電話番号など)を自動的に通知することができるオ
プションとして提供すればよいであろう。 (ニ)支払(電子バンク⇒業者) 電子バンク内では、業者からの支払請求とユーザからの
支払意思表示と照合し、一致した場合のみ、すみやかに
支払作業が行われる。
【0005】
【作用と実施例】上記の手順を踏まえて、電子バンクを
利用した料金決済方式では、ユーザと業者の両方にとっ
て、便利かつより安心できる。次に、例をあげて説明す
る。
【0006】第1例 インターネット販売時の決済方法 インターネットにより、商品を検索し、購入を決定した
場合、ホームページにより提示されている請求データ
(振込先、数量、金額、支払期限など)を控える。その
請求データに、ユーザの個人情報(口座番号、暗証番号
など)と支払方式(条件支払)を加え、電子バンクに通
知する。そこまでは、ユーザにとってはなんの不安も生
じない。なぜなら、実際の商品が届いて、サインかハン
コを押さない限りでは、実際の支払いは行われないの
だ。今度、ユーザの支払意思があることが業者に行届
き、業者が安心して商品を準備し、ユーザの指定した場
所に商品を発送する。ユーザからもらってきたサインか
ハンコで電子バンクに料金支払を請求する。この例で
は、インターネットによって取引が行われた場合、ユー
ザと業者が持っている不安(お互いの信用への不安)を
このような決済方式で解除できることを示している。
【0007】第2例 公共料金の支払方法 この例では、分かりやすいため、電話料金の支払方式を
取上げている。電話会社が10日に先月利用分の請求デ
ータをユーザの決済機器(機能を拡張した携帯端末か、
電子決済対応のパソコンかなど)に送信する。ユーザが
電話会社が持つ口座番号に対し、あらかじめ設定してい
た支払方式が無条件支払であるため、支払期限(例え
ば、25日)が過ぎると、ユーザの確認なしにでも支払
意思表示が自動的に電子バンクのほうに送付される。月
末に、電話会社が電子バンクに対し、電話料金を請求す
ると、料金がユーザの口座から電話会社のほうに落ち
る。もし、ユーザの口座に残高不足が発生した場合、支
払意思表示データを送信した後、電子バンクより警告メ
ッセージが返ってくる。決済機器には、請求データの明
細が残っているので(保存空間が不足する場合を除
く)、プリンターに出して詳しくみることも可能であ
る。携帯型の決済機器の開発が成功すれば、ユーザがど
こでもいつでも料金の支払確認や支払うことなどが可能
になるため、その便利さはいうまでもない。
【0008】
【発明の効果】なお以上の例において、このようなサー
ビスを提供する電子バンクを利用することで、お互い顔
合わせの無いような取引(例:インターネットにおいて
行われる取引)がよりスムーズにより安心に進行できる
ものと考えられる。また、電子バンクとの出入りインタ
ーフェースは、デジタルであるため、これに合わせた周
辺機器の開発により、より安心より使いやすい電子決済
ができるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支払と請求の流れ図
【図2】電子バンクにおける口座の管理方法図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 19/00 G07D 9/00 476

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支払と請求のタイミング関係 サービスの利用者または商品の購入者(以下、ユーザと
    称する)が電子バンク(通常のバンクと区別するため、
    電子バンクと称する)に教えている情報(振込先の銀行
    名、口座番号、金額、自分の口座番号、住所、電話番
    号、支払条件など)は、ユーザの支払意思表示のみであ
    り、実際の支払はまだ起きない。実際の支払が行われる
    タイミングは、サービスまたは商品の提供者(以下、業
    者と称する)が請求を電子バンクに要求した時に、ユー
    ザの支払意思表示があれば、行われる(支払が行われる
    条件については、「請求項2」を参照)。
  2. 【請求項2】ユーザが指定する支払条件 ユーザが支払意思表示時指定する支払条件には、無条件
    支払と条件支払(承認支払)がある。無条件支払と指定
    された場合、業者が請求する時に、請求金額、振込先銀
    行、口座番号等の情報がユーザが表示した意思と一致す
    れば、無条件にユーザの指定した口座から引落される。
    条件支払と指定された場合、業者が請求する時に、ユー
    ザのサインかハンコが必要となる(法律的な根拠と照合
    に利用される可能性があるため)。
  3. 【請求項3】電子バンクによるユーザ口座の管理方法 電子バンクでは、ユーザ毎に口座(実口座)と支払口座
    (仮口座)の二つを設けて管理する。ユーザからの支払
    意思表示を受けた際、口座から支払金額を引いて、支払
    口座に一旦支払う。支払ったかのように見せ付けるだけ
    であり、実際の業者への支払ではない。業者から金額の
    請求が来た時に、支払口座から業者へ支払が実際に行わ
    れる。ユーザによる入金、出金などの操作は、実口座に
    対して行われ、支払口座に入金または出金操作はできな
    い。残高照会は、実口座と支払口座の明細別および合計
    が表示される。請求が来ない場合、支払口座から実口座
    にその分の金額が戻される。戻されるタイミングは、タ
    イムアウト(TIMEOUT、電子バンクの運用方針に
    より設定される値であり、一般的に一ヶ月が普通)か業
    者から電子バンクへの申入れ(請求放棄)かのいずれか
    である。
JP2000235015A 2000-06-28 2000-06-28 電子バンクによるお互いに顔合わせのない者同士間の取引に適した決済方式 Pending JP2002015255A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003216822A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Fujitsu Ltd ストックバンクシステムおよびストックバンク方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003216822A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Fujitsu Ltd ストックバンクシステムおよびストックバンク方法

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