JP2002012896A - 洗浄除去剤及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄除去剤及び洗浄方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子部品や機械部品等の半田付け後に部
品表面に固着した半田フラックス残渣及び油脂の如き有
機質の汚れを確実に除去できる洗浄除去剤を提供する。 【解決手段】 3−メトキシ・3−メチル・1−ブタノ
ールと、N−メチル・2−ピロリドンとを必須成分、ベ
ンゾトリアゾール等の腐食防止剤を任意成分として含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント配
線板やIC等の各種電子部品の半田付け後に部品表面に
固着した半田フラックス残渣の除去、ならびに電子部品
の熱処理によって端子表面や半田表面に生じる酸化皮膜
の如き金属表面の酸化皮膜の除去に用いる洗浄除去剤及
び洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電子部品の半田付けにおいて
は、接合部を清浄にして且つ接合面の酸化を防ぐための
半田フラックスとして、ロジン、活性ロジン、ステアリ
ン酸、オレイン酸、塩酸アニリン、尿素、エチレンジア
ミン等の有機系フラックスが汎用されている。しかる
に、これら半田フラックスは、そのままの形又は熱によ
る炭化や分解等で生じた変性物として半田付け後の部品
表面に残留し、回路断線や導電不良等の要因となること
から、洗浄によって前記変性物を含む半田フラックス残
渣を除去することが肝要である。また、電子部品や機械
部品の表面には油脂成分等の有機質の汚れが付着してい
ることも多く、用途によってはその汚れを洗浄除去する
必要がある。
【0003】一方、電子部品によっては端子表面や半田
表面に酸化皮膜が生じる場合があり、この電子部品に半
田付けをする場合に半田付けの不良が発生するおそれが
あるので、この酸化皮膜を除去することが望ましい。
【0004】従来、半田フラックス残渣や有機質の汚れ
の洗浄除去には、フッ素系溶剤や塩素系溶剤が汎用され
てきたが、近年ではオゾン層破壊の原因になることや毒
性の問題等によって使用できなくなってきている。そこ
で、これらに代替する新しい洗浄除去剤として、例えば
特開平7−3294号公報では、炭素数3以上のアルコ
ール溶剤と、炭化水素溶剤と、塩基性物質としての第4
級アンモニウム塩基との3成分からなる洗浄組成物が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案の洗浄組成物では、半田フラックス残渣や有機質の汚
れに対し、ある程度の洗浄除去効果が得られるものの充
分とは言えない上、電子部品の端子表面や半田表面に生
じた酸化皮膜に対する除去作用は殆どなく、またイソプ
ロピルアルコール等の引火点の低い低級アルコール溶剤
を用いる点で取扱い上の危険性があるといった難点があ
った。とりわけ、上記の酸化皮膜については、元来より
除去困難とされており、フッ素系溶剤や塩素系溶剤によ
る洗浄でも効果はない。また酸やアルカリによる洗浄で
は、酸化皮膜は除去できても素材が侵されることにな
り、特に電子部品が対象である場合には到底採用できな
い。
【0006】本発明は、上述の事情に鑑みて、各種電子
部品や機械部品等の半田付け後に部品表面に固着した半
田フラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れを確実に
除去できる洗浄除去剤及び洗浄方法を提供することを第
一の目的とし、また該半田フラックス残渣及び有機質の
汚れの除去に加え、電子部品の端子表面や半田表面に生
じた酸化皮膜の如き金属表面の酸化皮膜の除去も可能な
洗浄除去剤及び洗浄方法を提供することを第二の目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、本発明の請求項1に係る洗浄除去剤は、a)
3−メトキシ・3−メチル・1−ブタノールと、b)N
−メチル・2−ピロリドンとを必須成分として含有する
ものとしている。
【0008】また、請求項1の洗浄除去剤の好適態様と
して、請求項2では前記のa成分/b成分の重量比が1
1/89〜94/6の範囲にある構成、請求項3では洗
浄除去剤における前記a成分及びb成分と共に、c)ベ
ンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、2−メルカプト
ベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル、チオ尿素の群より選ばれる少なくとも一種の腐食抑
制剤成分がa,b成分の合量に対して0.05〜6重量
%の範囲で含まれる構成、請求項4ではPHが5.1〜
8.9の範囲にある構成、をそれぞれ採用している。
【0009】更に、請求項5に係る洗浄方法は、同様目
的において、前記請求項1〜4のいずれかの洗浄除去剤
を用いた洗浄により、半田付け後の部品表面に残留する
半田フラックス及びその変性物を除去することを特徴と
している。
【0010】一方、前記第二の目的を達成するために、
本発明の請求項6に係る洗浄除去剤は、a)3−メトキ
シ・3−メチル・1−ブタノールと、d)水溶性チオグ
リコール酸塩ととを必須成分として含有するものとして
いる。
【0011】また、請求項6の洗浄除去剤の好適態様と
して、請求項7では前記のa成分/d成分の重量比が2
7/73〜87/13の範囲にある構成、請求項8では
前記a成分及びd成分と共に、e)ポリオキシエチレン
アルキルエーテルが洗浄除去剤全量中の0.7〜20重
量%を占める割合で含まれてなる構成、請求項9では前
記a成分及びd成分と共に、f)水溶性クエン酸塩が洗
浄除去剤全量中の0.7〜10重量%を占める割合で含
まれてなる構成、請求項10では前記a成分及びd成分
と共に、前記請求項3記載のc成分の腐食抑制剤成分
と、g)塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシン又は
/及びナトリウムアルキルジ(アミノエチル)グリシン
とが、それそれ洗浄除去剤全量中の0.7〜10重量%
を占める割合で含まれてなる構成、請求項11ではPH
が5.1〜8.9の範囲にある構成、をそれぞれ採用し
ている。
【0012】更に、請求項12に係る洗浄方法は、前記
請求項6〜11のいずれかに記載の洗浄除去剤を用いた
洗浄により、金属表面の酸化皮膜を除去することを特徴
としている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る第一の洗浄除去剤
は、既述のように、a)3−メトキシ・3−メチル・1
−ブタノールと、b)N−メチル・2−ピロリドンとを
必須成分として含有するものであり、これを用いること
により、電子部品の半田付け後の表面に固着した半田フ
ラックス残渣(熱による炭化や分解等で生じた変性物を
含む…以下同様)や油脂等の有機系の汚れを確実に洗浄
できることが判明している。すなわち、これらa,b両
成分は共に常温下で液状を呈する化合物であり、半田フ
ラックスに多用されるロジンや高級脂肪酸、油脂等に対
する溶解力を発揮する溶剤として機能し、本洗浄除去剤
中に被洗浄物を浸漬して超音波洗浄等の洗浄処理を施し
た際、a,b両成分が協働して前記の有機系の汚れを完
全に溶解する上、a,b両成分が共に水溶性であるた
め、次いで水洗を行うことによって汚れを溶解した洗浄
除去剤を被洗浄物の表面から容易に除去できる。
【0014】ここで、a成分の3−メトキシ・3−メチ
ル・1−ブタノールは前記のようにロジンや高級脂肪
酸、油脂等に対する溶解力を有するが、その溶解力はb
成分のN−メチル・2−ピロリドンに比較して弱いた
め、このa成分単独では前記の有機系の汚れを完全に溶
解除去するには不充分である。一方、b成分のN−メチ
ル・2−ピロリドンは、強力な前記溶解力を有する反
面、金属に対する若干の酸化腐食性があるため、やはり
単独では支障を生じる。しかるに、本発明の第一の洗浄
除去剤では、a,b両成分の併用によって両者の利点が
活かされ、金属の酸化腐食を抑えて有機系の汚れに対す
る優れた溶解除去性を発揮させることを可能にしてい
る。また、この洗浄除去剤は、a,b両成分が共に水溶
性であるために引火点が高く、且つ両成分が低毒性でも
あることから、取扱い中の安全性にも優れている。
【0015】第一の洗浄除去剤におけるa成分の3−メ
トキシ・3−メチル・1−ブタノールとb成分のN−メ
チル・2−ピロリドンとの配合比率は、a成分/b成分
の重量比で11/89〜94/6の範囲が好適であり、
a成分が少な過ぎると金属に対する酸化腐食性が現れ、
b成分が少な過ぎると有機系の汚れに対する溶解力が不
充分になる。
【0016】また、この第一の洗浄除去剤としては、金
属に対する酸化腐食性をより確実に抑えるために、c成
分としてベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、2−
メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール、チオ尿素の群より選ばれる少なくとも一種
の腐食抑制剤成分を配合することが推奨される。しかし
て、これらc成分中でも、ベンゾトリアゾールは他の腐
食抑制剤成分に比較し、銅、真鍮、半田等の非鉄金属類
に対して変色防止及び腐食抑制の効果に優れている点か
ら最も好適である。このようなc成分の腐食抑制剤成分
の配合量は、前記a,b成分の合量に対して0.05〜
6重量%の範囲とするのがよく、少な過ぎては充分な腐
食抑制作用が発現せず、多過ぎてもそれ以上の腐食(酸
化)抑制作用の増加がなくコスト高になる。
【0017】上記第一の洗浄除去剤による洗浄操作は、
有機系の半田フラックスを用いて半田付けを行った電子
部品や機械部品等を当該洗浄除去剤中に所要時間浸漬す
るだけでよく、これによって部品表面に残留しているフ
ラックス残渣が他の有機質の汚れと共に除去剤中に溶解
する。しかして、この浸漬においては、特に超音波洗浄
を採用すれば、フラックス残渣を含む汚れをより確実に
短時間で溶解除去できる。また、この浸漬後に水洗を行
うことにより、汚れを含む当該洗浄除去剤を部品表面か
ら完全に取り除くことができる。なお、この第一の洗浄
除去剤は、前記a,b,c成分に水を加えた希釈液形態
をも包含するが、希釈した分だけ洗浄性が低下すること
になる。
【0018】本発明の第二の洗浄除去剤は、前記第一の
洗浄除去剤に用いたa成分の3−メトキシ・3−メチル
・1−ブタノールと、d)水溶性チオグリコール酸塩と
を必須成分として含むものであり、前記の半田フラック
ス残渣や油脂等の有機系の汚れの溶解除去に加えて、
a,d両成分の協働によって金属表面の酸化皮膜も溶解
除去できるという優れた特徴を有している。また、d成
分も水溶性であるため、第一の洗浄除去剤と同様に、水
洗によって前記汚れや酸化皮膜を溶解した当該洗浄除去
剤を被洗浄物の表面から容易に除去できると共に、引火
点が高く、且つa,d成分が共に低毒性であるため、取
扱い中の安全性にも優れている。
【0019】上記d成分の水溶性チオグリコール酸塩と
しては、特に制約はないが、例えば、チオグリコール酸
アンモニウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリ
コール酸カリウム、チオグリコール酸モノエタノールア
ミン、チオグリコール酸ジエタノールアミン、チオグリ
コール酸トリエタノールアミン等が好適てものとして挙
げられる。そして、これらチオグリコール酸塩は、濃度
10〜50%程度の水溶液としてa成分の3−メトキシ
・3−メチル・1−ブタノールに混合すればよい。
【0020】この第二の洗浄除去剤における上記のa成
分とd成分との配合比率は、a成分/d成分の重量比で
27/73〜87/13が範囲が好適であり、a成分が
少な過ぎると半田フラックス残渣を始めとする有機系の
汚れに対する溶解力が不充分になり、d成分が少な過ぎ
ると金属表面の酸化皮膜の除去性が悪くなる。
【0021】この第二の洗浄除去剤においては、上記の
a,d成分と共に、e成分としてポリオキシエチレンア
ルキルエーテルを配合することにより、洗浄性を向上さ
せることができる。すなわち、e成分は非イオン界面活
性剤であり、洗浄除去剤の表面張力を小さくして、被洗
浄物の表面に対する洗浄除去剤の濡れを良くすると共
に、有機質の汚れや酸化皮膜への洗浄除去剤の浸透性な
らびに被洗浄物表面からの溶解成分の離脱性を高め、も
ってこれらの溶解を助長する機能を果たす。
【0022】このようなe成分のポリオキシエチレンア
ルキルエーテルとしては、特に制約はないが、第二級ア
ルコールにエチレンオキサイドの7〜15モルが付加し
たものが最も優れた洗浄効果を示すものとして推奨され
る。しかして、e成分の配合量は、洗浄除去剤全量中の
0.1〜10重量%を占める範囲が好ましく、少な過ぎ
ては充分な効果が得られず、逆に多過ぎても無駄になる
だけでより以上の効果は得られない。
【0023】また、第二の洗浄除去剤においては、a,
d成分と共に、f成分として水溶性クエン酸塩を配合す
ることが推奨される。この水溶性クエン酸塩は、前記e
成分と同様に非洗浄物の表面に対する洗浄除去剤の濡れ
をよくし、また有機質の汚れや酸化皮膜への洗浄除去剤
の浸透性を高め、これらの溶解を助長する機能に加え、
洗浄除去剤の経時的なPH変動を抑えるPH緩衝剤とし
ての機能を発揮し、洗浄除去剤の保管・管理を容易にす
るという利点がある。
【0024】このようなf成分の水溶性クエン酸塩とし
ては、例えばクエン酸アンモニウム、クエン酸ナトリウ
ム、クエン酸カリウム、クエン酸モノエタノールアミ
ン、クエン酸ジエタノールアミン、クエン酸トリエタノ
ールアミン等が挙げられる。しかして、このf成分の配
合量は、洗浄除去剤全量中の0.7〜10重量%を占め
る範囲が好ましく、少な過ぎては充分な効果が得られ
ず、逆に多過ぎてもPH緩衝作用に寄与しない上に半田
フラックス残渣等の有機質の汚れの溶解性を却って低下
させることになる。
【0025】更に、第二の洗浄除去剤においては、a,
d成分と共に、第一の洗浄除去剤に用いる既述のc成分
と、g成分として塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリ
シン又は/及びナトリウムアルキルジ(アミノエチル)
グリシンとを配合することが望ましい。すなわち、これ
らc成分及びg成分は、両者の併用により、当該洗浄除
去剤による金属表面の酸化皮膜除去性を高めると共に、
この酸化皮膜を除去した金属表面の再酸化を抑制する酸
化腐食防止剤として協働して機能する。ただし、c成分
とg成分の一方のみの使用では、再酸化の抑制効果は殆
ど得られないことが判明している。
【0026】これらc成分及びg成分の配合量は、それ
ぞれ洗浄除去剤全量中の0.7〜10重量%を占める範
囲が好ましく、少な過ぎては充分な効果が得られず、逆
に多過ぎてもより以上の効果はなく洗浄除去剤のコスト
上昇を招くことになる。
【0027】なお、g成分の塩酸アルキルジ(アミノエ
チル)グリシンは、次の一般式; 〔RNH・(C2 4 NH)2 CH2 COOH〕・HC
l で表されるものである。またナトリウムアルキルジ(ア
ミノエチル)グリシンは、次の一般式; RNH・(C2 4 NH)2 CH2 COONa で表されるものである。そして、上記の両化合物として
は、アルキル基(R)の炭素数が主として12〜14程
度のものが一般的に使用される。
【0028】このような第二の洗浄除去剤は、前記のよ
うに半田フラックス残渣や油脂等の有機系の汚れに対す
る溶解除去性と、金属表面の酸化皮膜に対する溶解除去
性とを併せ持つことから、半田付け後の表面に固着して
いるフラックス残渣や油脂等の有機質の汚れの除去と同
時に、電子部品の端子表面や半田表面に生成した酸化皮
膜も除去できる。しかして、この第二の洗浄除去剤は、
半田付け後の電子部品に限らず、一般的な機械部品にお
ける有機質の汚れ及び酸化皮膜の除去にも適用できるこ
とは言うまでもない。なお、酸化皮膜の除去対象となる
金属材料としては、特に制約されないが、銅、CuNi
(白銅)やCuZn(黄銅=真鍮)の如き銅合金、鉄、
銀、錫、SnPb(半田)等が挙げられる。
【0029】なお、このような第二の洗浄除去剤による
洗浄においても、前記第一の洗浄除去剤の場合と同様に
超音波洗浄等を採用することにより、有機質の汚れ及び
酸化皮膜の除去性が向上する。また、第一及び第二の洗
浄除去剤共に、液のPHは5.1〜8.9の範囲に設定
するのがよい。すなわち、第一の洗浄除去剤では、上記
PH範囲に設定することにより、洗浄処理中における被
洗浄物の金属表面の酸化腐食をより確実に防止できる。
また第二の洗浄除去剤では、上記PH範囲のものを使用
して金属表面の酸化皮膜を除去処理した場合、この除去
後の金属表面への酸化皮膜の再生を効果的に防止できる
が、PHが上記範囲を外れるものを用いて酸化皮膜の除
去処理をおこなった場合、酸化皮膜の再生を抑制する効
果が低くなることが判明している。しかして、このPH
は、各洗浄除去剤における配合成分の種類と量的関係の
調整によって経験的に設定すればよい。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0031】製造例1 a成分として3−メトキシ・3−メチル・1−ブタノー
ル、b成分としてN−メチル・2−ピロリドン、c成分
としてベンゾトリアゾールをそれぞれ使用し、後記表1
記載の配合比率(重量部)でステンレスタンク中に投入
して攪拌混合したのち、濾過しつつ取り出してNo1〜
No18の洗浄除去剤を得た。なお、これら洗浄除去剤
のPHはいずれも5.1〜8.9の範囲にあった。
【0032】製造例2 製造例1と同じa,b成分と、後記表1記載のc成分と
を同表記載の配合比率で用いた以外は、製造例1と同様
にしてNo19〜No22の洗浄除去剤を得た。これら
洗浄除去剤のPHはいずれも5.1〜8.9の範囲にあ
った。
【0033】製造例1及び2で得られた洗浄除去剤No
1〜No22について、超音波洗浄機による洗浄に用い
たときのフラックス残渣の除去性と、金属に対する酸化
腐食性とをそれぞれ試験した。その結果を後記表1及び
2に示す。なお、各項目の試験方法と評価は次の通りで
ある。
【0034】〔フラックス残渣の除去性〕銅板(20m
m×70mm×1mm)の表面にロジン系フラックスを
塗布した上で半田(Sn60%,Pb40%)付けを行
い、約24時間放置したものを被洗浄物とし、この被洗
浄物を超音波洗浄機に入れた洗浄除去剤中に浸漬し、液
温を35〜40℃に保持して20分間の超音波洗浄を行
う。そして、取り出した被洗浄物を純水にて5秒間すす
ぎ、イソプロピルアルコールに浸漬して脱水し、自然乾
燥させたのち、アセトンによってフラックス残渣を溶出
させ、除去試験前後の質量差よりフラックス残渣量を求
め、次の三段階で評価した。 ◎…半田フラックス残渣は全くなし △…僅かに半田フラックス残渣がある ×…半田フラックス残渣が顕著にある
【0035】〔金属に対する酸化腐食性〕銅板、真鍮
板、圧延鋼板、半田の各々を洗浄除去剤中に浸漬し、液
温20〜25℃において5日間放置したのち、取り出し
て表面の酸化皮膜をオージェ電子分光法によって定量分
析し、その結果を次の3段階で評価した。 A…新たな酸化皮膜なし。 B…新たな酸化皮膜が僅かに生成。 C…新たな酸化皮膜が顕著に生成。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】表1の結果から、a成分とb成分とを含む
洗浄除去剤(No3〜17)は半田付け後の銅板表面に
残留するフラックス残渣に対する溶解除去性を発揮し、
とりわけa成分/b成分の重量比が11/89〜94/
6の範囲にある洗浄除去剤(No4〜16)によれば該
フラックス残渣を完全に除去できることが判る。これに
対し、a成分を含みb成分を含まない洗浄除去剤(No
1,2)では、フラックス残渣の除去性に劣り、逆にb
成分を含みa成分を含まない洗浄除去剤(No18)で
は、フラックス残渣の除去性は充分であるが、金属表面
を酸化腐食するという問題を生じることが明らかであ
る。また、a,b成分の合量に対してc成分のベンゾト
リアゾールを0.05重量%以上配合(No5,8〜1
1,14〜17)することにより、金属表面に対する酸
化腐食性が抑えられるが、a成分に対するb成分の割合
が多過ぎる場合(No17)は酸化腐食性の抑制効果が
充分ではないことが判る。一方、表2の結果から、c成
分の腐食防止剤としてベンゾチアゾール、2−メルカプ
トベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル、チオ尿素をそれぞれ使用しても、ベンゾトリアゾー
ルの使用時と同等の金属表面に対する酸化腐食性の抑制
効果が得られることが判る。
【0039】製造例3 a成分として3−メトキシ・3−メチル・1−ブタノー
ル、d成分としてチオグリコール酸アンモニウム、e成
分としてポリオキシエチレンアルキルエーテル(第二級
アルコールにエチレンオキサイド7〜15モルが付加し
たもの、アルキル基の炭素数12)、f成分としてクエ
ン酸アンモニウム、c成分としてベンゾトリアゾール、
g成分として塩酸アルキルジ(アミノエチル)グリシン
(アルキル基の炭素数12〜14)をそれぞれ使用し、
後記表3記載の配合比率(重量部)でステンレスタンク
中に投入して攪拌混合したのち、濾過しつつ取り出して
No23〜No43の洗浄除去剤を得た。なお、d成分
のチオグリコール酸アンモニウムは30%水溶液として
配合したが、表3の数値は水を除外したチオグリコール
酸アンモニウム単独の重量部である。これら洗浄除去剤
のPHはいずれも5.1〜8.9の範囲にあった。
【0040】製造例4 No44ではd成分としてチオグリコール酸ナトリウム
(30%水溶液として配合)を、No45ではd成分と
してチオグリコール酸ジエタノールアミンを、No46
ではe成分としてクエン酸トリエタノールアミンを、N
o47ではg成分としてナトリウムアルキルジ(アミノ
エチル)グリシン(アルキル基の炭素数12)をそれぞ
れ用い、他の使用成分は製造例3と同様とし、後記表4
記載の配合比率(重量部)により製造例3と同様にして
No44〜No48の洗浄除去剤を得た。これら洗浄除
去剤のPHはいずれも5.1〜8.9の範囲にあった。
【0041】製造例3及び4で得られた洗浄除去剤No
23〜No47について、超音波洗浄機による洗浄に用
いたときのフラックス残渣の除去性と、金属表面の酸化
皮膜の除去性を試験した。その結果を後記表3及び4に
示す。なお、各項目の試験方法と評価は次の通りであ
る。
【0042】〔フラックス残渣の除去性〕銅板(20m
m×70mm×1mm)の表面にロジン系フラックスを
塗布した上で半田(Sn60%,Pb40%)付けを行
い、約24時間放置したものを空気中で200℃にて3
0分間加熱し、これを被洗浄物とした。この被洗浄物を
前記製造例1,2の洗浄除去剤による場合と同様にして
超音波洗浄を行い、次いで純水及びイソプロピルアルコ
ールによるすすぎ、脱水、乾燥、フラックス残渣の溶出
を行い、除去試験前後の質量差よりフラックス残渣量を
求め、次の三段階で評価した。 ◎…半田フラックス残渣は全くなし △…僅かに半田フラックス残渣がある ×…半田フラックス残渣が顕著にある
【0043】〔酸化皮膜の除去性〕半田付け後の加熱処
理前の銅板と、前記超音波洗浄を経てフラックス残渣の
溶出を行った洗浄処理後の銅板について、表面(銅と半
田)の酸化皮膜をオージェ電子分光法によって定量分析
して比較した。また真鍮板と圧延鋼板についても、加熱
処理前と空気中で200℃にて30分間の加熱処理後と
の酸化皮膜を同様に定量分析して比較した。その結果を
次の3段階で評価した。 ◎…加熱処理前と同等の酸化状態(加熱処理による酸化
皮膜が消滅)。 △…加熱処理前より僅かに酸化が進んでいる。 ×…加熱処理前より顕著に酸化が進んでいる。
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】表3の結果から、a成分とd成分とを含む
洗浄除去剤はフラックス残渣と酸化皮膜に対する溶解除
去性を発揮することが明らかである。とりわけ、a成分
/d成分の重量比が27/73〜87/13の範囲にあ
って、且つe,f,c,g成分を各々洗浄除去剤全量中
の0.8重量%以上配合した洗浄除去剤(No29,3
2,33,36〜39)は、フラックス残渣及び酸化皮
膜を完全に除去できることが判る。これに対し、d成分
を含みa成分を含まない洗浄除去剤(No1〜3)で
は、フラックス残渣及び酸化皮膜の除去性が得られず、
逆にa成分を含みd成分を含まない洗浄除去剤(No4
3)でも酸化皮膜の除去性は得られないこと明らかであ
る。一方、表4の結果から、f,c,g成分の種類が異
なっても、充分なフラックス残渣及び酸化皮膜の除去性
が得られることが判る。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、洗浄除去剤と
して、各種電子部品や機械部品等の半田付け後に部品表
面に固着した半田フラックス残渣及び油脂の如き有機質
の汚れを確実に除去でき、取扱い上の安全性にも優れる
ものが提供される。
【0048】請求項2及び請求項3の発明によれば、上
記の洗浄除去剤として、半田フラックス残渣及び油脂の
如き有機質の汚れを確実に除去できる上、洗浄処理中に
おける被洗浄物の金属表面の酸化腐食を生じにくいもの
が提供される。
【0049】請求項4の発明によれば、上記の洗浄除去
剤として、半田フラックス残渣及び油脂の如き有機質の
汚れの除去性がより優れると共に、洗浄処理後の被洗浄
物の金属表面の酸化を生じにくくできるものが提供され
る。
【0050】請求項5の発明に係る洗浄方法によれば、
半田フラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れを効率
よく確実に除去できる。
【0051】請求項6の発明によれば、洗浄除去剤とし
て、半田フラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れを
確実に除去できる上、被洗浄物の金属表面の酸化皮膜も
除去でき、例えば電子部品の端子表面や半田表面に生じ
た酸化皮膜を半田フラックス残渣と同時に除去すること
を可能にし、また取扱い上の安全性にも優れるものが提
供される。
【0052】請求項7及び請求項8の発明によれば、上
記の半田フラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れの
除去性と酸化皮膜の除去性が共により優れる洗浄除去剤
が提供される。
【0053】請求項9の発明によれば、上記の半田フラ
ックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れの除去性と酸化
皮膜の除去性が共により優れることに加え、安定性が高
く保管・管理が容易な洗浄除去剤が提供される。
【0054】請求項10の発明によれば、上記の半田フ
ラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れと酸化皮膜と
を完全に除去できる洗浄除去剤が提供される。
【0055】請求項11の発明によれば、上記の半田フ
ラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れと酸化皮膜と
を除去できる上、洗浄処理後の被洗浄物における金属表
面の再酸化を生じにくくできるものが提供される。
【0056】請求項12の発明に係る洗浄方法によれ
ば、半田フラックス残渣及び油脂の如き有機質の汚れと
金属表面の酸化皮膜とを効率よく確実に除去できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池本 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 沼田 学 大阪府茨木市横江1丁目12番14号 クリー ンケミカル株式会社技術部開発課内 (72)発明者 菅野 純二 大阪府大阪市城東区成育3丁目5番19号 株式会社エイケン内 Fターム(参考) 4H003 BA12 DA14 DA15 DB02 EB08 EB13 EB20 EB21 ED29 ED31 ED32 FA01 FA15 FA28

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)3−メトキシ・3−メチル・1−ブ
    タノールと、b)N−メチル・2−ピロリドンとを必須
    成分として含有する洗浄除去剤。
  2. 【請求項2】 前記のa成分/b成分の重量比が11/
    89〜94/6の範囲にある請求項1記載の洗浄除去
    剤。
  3. 【請求項3】 前記a成分及びb成分と共に、c)ベン
    ゾトリアゾール、ベンゾチアゾール、2−メルカプトベ
    ンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、
    チオ尿素の群より選ばれる少なくとも一種の腐食抑制剤
    成分がa,b成分の合量に対して0.05〜6重量%の
    範囲で含まれてなる請求項1又は2に記載の洗浄除去
    剤。
  4. 【請求項4】 PHが5.1〜8.9の範囲にある請求
    項1〜3のいずれかに記載の洗浄除去剤。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれかに記載の洗
    浄除去剤を用いた洗浄により、半田付け後の部品表面に
    残留する半田フラックス及びその変性物を除去すること
    を特徴とする洗浄方法。
  6. 【請求項6】 a)3−メトキシ・3−メチル・1−ブ
    タノールと、d)水溶性チオグリコール酸塩とを必須成
    分として含有する洗浄除去剤。
  7. 【請求項7】 前記のa成分/d成分の重量比が27/
    73〜87/13の範囲にある請求項6記載の洗浄除去
    剤。
  8. 【請求項8】 前記a成分及びd成分と共に、e)ポリ
    オキシエチレンアルキルエーテルが洗浄除去剤全量中の
    0.7〜20重量%を占める割合で含まれてなる請求項
    6又は7に記載の洗浄除去剤。
  9. 【請求項9】 前記a成分及びd成分と共に、f)水溶
    性クエン酸塩が洗浄除去剤全量中の0.7〜10重量%
    を占める割合で含まれてなる請求項6〜8のいずれかに
    記載の洗浄除去剤。
  10. 【請求項10】 前記a成分及びd成分と共に、前記請
    求項3記載のc成分の腐食抑制剤成分と、g)塩酸アル
    キルジ(アミノエチル)グリシン又は/及びナトリウム
    アルキルジ(アミノエチル)グリシンとが、それそれ洗
    浄除去剤全量中の0.7〜10重量%を占める割合で含
    まれてなる請求項6〜9のいずれかに記載の洗浄除去
    剤。
  11. 【請求項11】 PHが5.1〜8.9の範囲にある請
    求項6〜11のいずれかに記載の洗浄除去剤。
  12. 【請求項12】 前記請求項6〜11のいずれかに記載
    の洗浄除去剤を用いた洗浄により、金属表面の酸化皮膜
    を除去することを特徴とする洗浄方法。
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