JP2002009820A - ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法 - Google Patents

ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法

Info

Publication number
JP2002009820A
JP2002009820A JP2000181844A JP2000181844A JP2002009820A JP 2002009820 A JP2002009820 A JP 2002009820A JP 2000181844 A JP2000181844 A JP 2000181844A JP 2000181844 A JP2000181844 A JP 2000181844A JP 2002009820 A JP2002009820 A JP 2002009820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route selection
selection device
traffic
network
adjacent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000181844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3533153B2 (ja
Inventor
Takeshi Yasuda
剛 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2000181844A priority Critical patent/JP3533153B2/ja
Publication of JP2002009820A publication Critical patent/JP2002009820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533153B2 publication Critical patent/JP3533153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークシステムでの通信障害経路回避技
術において、従来に比して障害対処時間が短く、また、
輻輳によるIPパケット破棄を防止することができ信頼
性の高いネットワークを実現できる配送メッセージ送出
抑制方法を新たに提案する。 【解決手段】ネットワーク内の各経路選択装置群に、既
存IPゲートウェイプロトコルOSPFを実装し、更に
隣接経路選択装置におけるトラヒック情報を報告するト
ラヒック報告機能を追加実装して、特定ルート障害発生
を検出した隣接経路選択装置からの宛先到達不能報告
(ICMPメッセージ)を受信した場合に、当該隣接経
路選択装置が、ルーティング宛先隣接経路選択装置を切
り替えると共に、ネットワーク負荷に対応したリンク状
態のデータベース更新を行い、且つ、現隣接経路選択装
置でのトラヒック情報具合いに応じて送信するIPパケ
ットを抑制する。IPゲートウェイプロトコルOSPF
のHELLO パケットに重畳させる等により、隣接経路選択
装置間で所定周期で報告を行って隣接経路選択装置のト
ラヒック情報を共有させておくとより好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットのルーテ
ィングを行う経路選択装置を含み構成されたネットワー
クにおいて特定経路選択装置(ルータ)からの送出パケ
ットを抑制する方法に関し、特に、配送エラーメッセー
ジに基づく変更経路先装置へのパケット送出抑制方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークにおいて任意の宛先の端末
にデータを転送する場合、経路選択装置において複数の
到達可能な通信経路の中から最適な通信経路を選択する
ルーティングがおこなわれる。すなわち、経路選択装置
(ルータ)には、目的の端末に到達するには、次にどの
経路選択装置に送信すれば良いかを管理するルーティン
グテーブルを有しており、それを自動的に更新してダイ
ナミックルーティングを行っている。
【0003】このパケットのダイナミックルーティング
を行うためには、端末間のパケットの中継を行う経路選
択装置は、他の経路選択装置とルーティング情報と呼ば
れる情報を交換し、これに基づいてルーティングテーブ
ルと呼ばれるパケットの宛先アドレスと中継先を対応づ
けるテーブルを更新する必要がある。
【0004】ここで、このようなルーティング情報の交
換とこれに基づくルーティングテーブル生成のプロトコ
ルとしては、IETF (Internet Engineering Task Force
) で作成され、IAB ( Internet Architecture Boad )
によって発行された標準勧告文書RFC (Request for Com
ments )1058 に規定されたRIP(Routing Information
Protocol)に代表される距離ベクトルアルゴリズム( DV
A) によるプロトコルや、同標準勧告文書に規定された
OSPF(Open Shortest Path First)に代表されるリン
ク状態アルゴリズム( LSA)によるプロトコルがよく知ら
れている。
【0005】RIPのプロトコルは、各経路選択装置間
でルーティングテーブルのエントリを交換し、ホップ数
(目的地までの経路選択装置数)によってルーティング
経路を定めるの対し、OSPFでは相互に接続する経路
選択装置間でネットワークに対する接続状態の情報(ア
ドレス等)を交換し、ホップ数の他様々な情報を考慮し
て定まるコストによって経路を決定する。なお、このよ
うな各経路選択装置間のルーティング情報の交換はルー
ティングプロトコルパケットと呼ばれる特別なパケット
を送受することによる行われる。
【0006】OSPFを例に具体的に説明すると、各経
路選択装置は、ルーティングプロトコルパケットと呼ば
れるパケットを用いて相互に情報を交換する。各経路選
択装置は、定期的に、Hello パケットと呼ばれるルーテ
ィングプロトコルパケットをネットワークに送信する。
通信性確認のためのHello パケットは、TCP/IP(Transmi
ssion Control Protcol/Internet Protocol)の場合、3
0秒周期でブロードキャストされている。OSPFのそ
の他のパケットは、OSPCデータベース記述、リンク状態
要求、リンク状態応答通知の各状況に応じて、経路選択
装置が毎回タイプ別に送信し直している。このように、
OSPFのパケットHELLO により経路選択装置間のLAN
接続が確認され、そのもとでOSPFのルーティングテ
ーブルの情報に直接係わるデータベース記述、リンク状
態要求、リンク状態更新、リンク状態応答通知のパケッ
ト等は新たに再送受信される。
【0007】Hello パケットには、自身のIDと自身が接
続しているネットワークの表示と、自身と同じネットワ
ークに接続している他の経路選択装置のIDのリストを含
める。このリストに含める他の経路選択装置のIDは、他
の経路選択装置から受信したHello パケットによって認
識した他の経路選択装置のIDを含める。
【0008】そして、既に認識している他の経路選択装
置から、自身のIDがリストに含まれているHello パケッ
トを受信したならば、相互に相手経路選択装置を認識し
合えたものとして、ネットワーク接続情報をルーティン
グプロトコルパケットによって交換する。 ネットワー
ク接続情報には、送信元経路選択装置のIDや、送信元経
路選択装置が接続するネットワークの表示や、送信元経
路選択装置が各ネットワークに接続するインタフェース
のアドレスや、各インタフェースのコストが含まれる。
ここで、インタフェースのコストとは、そのインタフェ
ースを用いてパケットを中継した場合のコストであり、
ネットワーク管理者によって設定される値である。
【0009】同ネットワークに接続する他の経路選択装
置からネットワーク接続情報を収集した経路選択装置
は、これより最小コストの経路をパケット経路とするル
ーティングテーブルを作成する。そして、このルーティ
ングテーブルに従いパケットを中継する。
【0010】ネットワーク接続情報は、その後、構成に
変更が生じた経路選択装置などから適宜送信され、これ
を受け取った経路選択装置では、その変更の内容に応じ
て必要な場合にはルーティングテーブルを更新する。
【0011】一方、各経路選択装置は、Hello パケット
の送受や、ネットワーク接続情報の送受を通して、自身
が接続するネットワーク上の他の経路選択装置の状態を
経路選択装置状態として、自身がネットワークに接続す
るインタフェースの状態をインタフェース状態として管
理する。経路選択装置状態では、たとえば、その経路選
択装置のIDなどの他、その経路選択装置が自身を認識し
ている状態にあるかや、既にネットワーク情報の送受を
終了した状態にあるかなどを管理する。インタフェース
状態として、そのインタフェースのアドレスや、そのイ
ンタフェースが接続するネットワークに接続している他
の経路選択装置などを管理する。
【0012】前述したHello パケットに含める他の経路
選択装置のリストは、この経路選択装置状態やインタフ
ェース状態に基づいて作成される。
【0013】また、各経路選択装置は、Hello パケット
の受信により、他の経路選択装置の動作状態を監視す
る。すなわち、各経路選択装置は、一定期間以上、Hell
o パケットを受信しなくなった他の経路選択装置が存在
する場合、この他の経路選択装置に障害が生じたものと
する。そして、この経路選択装置を経由しない経路にル
ーティングテーブルの内容を変更するなどの処理を行う
ようになっている。
【0014】次に、従来の、経路選択装置における経路
障害発生時の概略動作について、図を用いて説明する。
例えば、図14に示す如く経路選択装置11´〜17´
を含み構成されたネットワーク1´において、経路選択
装置(経路選択装置)11´から、この経路選択装置1
1´より経路選択装置16´への最適経路上に位置して
いる経路選択装置である経路選択装置13´にIPパケ
ットが送信されたとする(図14−(1) )。この際に、
経路選択装置13´から経路選択装置16´への送信が
不可能となっていた場合(図14−(2) )、経路選択装
置11´に対して、宛先到達不能報告メッセージ(IC
MPメッセージ)が返送される(図14−(3) )。
【0015】これにより、経路選択装置11´は経路の
変更(経路情報を使用し、第二方路=経路選択装置14
´への切替・送信、図14−(4) )を行う。経路選択装
置14´では、通常は経路選択装置16´向けのメッセ
ージを隣接経路選択装置16´に送出する。しかし、経
路選択装置14´は、経路選択装置12´から経路選択
装置17´への最適ルートとなっていることから、トラ
ヒックが集中してしまう結果となり、輻輳(ふくそう)
が発生してしまう可能性がある(図14−(5))。
【0016】経路選択装置14´において輻輳が発生す
ると、経路選択が出来なかったIPパケットは破棄され
てしまう(図14−(6) )。このとき、経路選択装置1
4´は経路選択装置11´に対して、速度(送出IPパ
ケット数)を下げるように要求するICMPメッセージ
(始点抑制メッセージ)を送出し(図14−(7) )、輻
輳の解消を試みる。この動作を始点抑制という。なお、
図中で符号21〜28は各経路選択装置間の伝送路を示
している。
【0017】しかし、上述の従来技術には、以下のよう
な問題点があった。すなわち、第1に、輻輳が発生する
まである程度の時間が掛かってしまい、混雑状態の発見
が遅れてしまう可能性があるとの問題点を有している。
この他、始点抑制メッセージ送出は、IPパケット破棄
が発生していることを意味しており、、始点抑制に依っ
ては輻輳によるIPパケット破棄を防止することができ
ないとの問題点があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解決すべくなされたもので、従来の通信障害経路回
避技術に比べて、障害対処時間が短く、また、輻輳によ
るIPパケット破棄を防止することができ信頼性の高い
ネットワークを実現することができる、ネットワークに
おける配送メッセージ送出抑制方法を新たに提案するこ
とをその目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】課題解決のため本発明に
よる、複数の経路選択装置群を相互に接続してなるネッ
トワークにおける配送メッセージ送出抑制方法では、ネ
ットワーク内の各経路選択装置群に、既存IPゲートウ
ェイプロトコルOSPFを実装し当該ネットワーク内全
経路の接続情報を全経路選択装置群で共有するととも
に、隣接経路選択装置におけるトラヒック情報を報告す
るトラヒック報告機能を追加実装しておき、特定ルート
障害発生を検出した隣接経路選択装置からの宛先到達不
能報告(ICMPメッセージ)を受信した場合にこの隣
接経路選択装置が、ルーティング宛先隣接経路選択装置
を切り替えると共に、ネットワーク負荷に対応したリン
ク状態のデータベース更新を行い、現隣接経路選択装置
でのトラヒック情報具合いに応じて送信するIPパケッ
トを抑制する。これによりパケット送出先の経路選択装
置における輻輳によるIPパケット破棄を減少させるこ
とができる。
【0020】更には、前記追加実装された、隣接経路選
択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒック報
告機能に依って所定周期で報告を行って隣接経路選択装
置間でトラヒック情報を共有させておくことで、障害時
の対処時間を短くできる。
【0021】既存IPゲートウェイプロトコルOSPF
パケット内に隣接経路選択装置におけるトラヒック情報
を追加して、前記トラヒック報告機能を追加実装するよ
うにしても良く、小規模変更にて目的を達成できる。特
に、IPゲートウェイプロトコルOSPFのHELLO パケ
ットに対してトラヒック情報、トラヒック最適値、隣接
経路選択装置数の各項目の追加を行うことで、障害に対
する即応性を高めることができる。
【0022】IPゲートウェイプロトコルOSPFのHE
LLO パケットに対してトラヒック情報、トラヒック最適
値、隣接経路選択装置数の各項目の追加を行った前記HE
LLOパケットを用いて隣接経路選択装置間で交換され
た、トラヒック情報、トラヒック最適値、隣接経路選択
装置数に基づく隣接経路選択装置トラヒック情報テーブ
ルを構築するようにしても良い。
【0023】上述の送出パケットの抑制は、送出側の経
路選択装置により、前記経路情報、および送出先の隣接
経路選択装置におけるトラヒック情報、トラヒック最適
値、隣接経路選択装置数とに基づいて該隣接経路選択装
置に対する適正送出IPパケット数を算出しこの適正送
出IPパケット数に基づき送出を抑制するようにする。
更には、配送すべき各IPパケット毎に付与されている
優先度と、前記算出された適正送出IPパケット数とに
基づき送出を抑制するようにしても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、図1に示す如きネット
ワーク1において各経路選択装置において、従来通りの
宛先到達不能報告(ICMPメッセージ)受信による特
定ルート障害の検出、及び、ルーティング切替が発生し
た時点で、既存IPゲートウェイプロトコルであるOS
PF(Open Shortest Path First)の特徴のひとつ、
「ネットワーク負荷に対応したリンク状態のデータベー
ス更新」機能(図2、図3参照)を用いると共に、既存
IPゲートウェイプロトコルOSPFに「隣接経路選択
装置におけるトラヒック情報報告」機能を追加すること
により(図2、図3)、代替相手先経路選択装置におけ
るトラヒック情報具合に応じて、前段の送信元からのI
Pパケット送出を適切に抑制するものである。
【0025】先の図14と略同様の、図1に示した経路
選択装置群10(11乃至17)にて構成されているネ
ットワークシステム1において、ネットワーク内全経路
選択装置群10には、既知のIPゲートウェイプロトコ
ルOSPFが実装されるものとする。これにより、ネッ
トワーク内全経路の情報を全経路選択装置群10におい
て共有している。これに加えて、既存IPゲートウェイ
プロトコルOSPFに隣接経路選択装置間のトラヒック
情報を報告する機能を追加し、隣接経路選択装置間でト
ラヒック情報の共有を行うようになっている。
【0026】そして、図7の同じネットワーク構成図で
説明するように、経路選択装置11から、この経路選択
装置11より経路選択装置16へ至る最適経路上に位置
している経路選択装置13に対してIPパケットが送信
される(図7−(1) )。経路選択装置13では、もしも
経路選択装置16へ対しての送信が不可能(図7−(2)
)となっているのを発見した場合、送信元の経路選択
装置11に対して、宛先到達不能報告メッセージを返送
する(図7−(3) )。
【0027】この宛先到達不能報告を受信した経路選択
装置11は従来同様に経路の変更を行う(図7−(4)
)。この経路変更には、既存IPゲートウェイプロト
コルであるOSPFにより構築(図3参照)したネット
ワーク内経路情報を用いる。ネットワーク内経路情報の
一例を図4に示す。
【0028】図4に示したネットワーク内経路選択装置
ルーティング情報テーブル(ネットワーク内経路情報)
に基づき、経路選択装置11は経路選択装置16向けの
メッセージの次送出先を送信先経路選択装置16への第
二経路である経路選択装置14へと切り替えてパケット
送出を続けることになる。
【0029】本発明ではこの際に、当該経路選択装置1
1が、ネットワーク内経路情報および、隣接経路選択装
置14よりIPゲートウェイプロトコルOSPFを用い
て交換した隣接経路選択装置14におけるトラヒック情
報、トラヒック最適値、隣接経路選択装置数により、経
路選択装置14への送出可能IPパケット数を決定し、
送出するIPパケットを抑制する。抑制はIPパケット
数に基づいて、或いは更にはIPパケット毎の優先度を
判定して行う。
【0030】これにより、従来技術でのルート切替時に
発生していた、経路選択装置12から経路選択装置17
への最適経路上に位置している経路選択装置14への負
荷の軽減、トラヒック集中によるIPパケット破棄の削
減が可能となる。以下、実施例を挙げて本発明を更に詳
しく説明する。
【0031】〔実施例〕図1〜図9を用いて本発明の一
実施例について説明する。図1は本発明に係るネットワ
ーク(構成)の一例を示すブロック図である。図1のネ
ットワークシステムは、経路選択装置11ないし経路選
択装置17の各経路選択装置群と、伝送路21ないし伝
送路28によって構成されている(図3、図7の動作説
明のためのブロック図も同一構成)。
【0032】伝送路21ないし伝送路28の各伝送路
は、経路選択装置間を結ぶ役割を担っている。経路選択
装置11〜経路選択装置17は周知のように受信したI
Pパケットを隣接経路選択装置に送出する役割を担って
いる。そしてこれらの各経路選択装置はそれぞれに、ネ
ットワーク内経路選択装置情報、更には、隣接経路選択
装置トラヒック情報(ある一定期間あたりの通過パケッ
ト数)、隣接経路選択装置トラヒック最適値(ある一定
期間あたりの処理可能パケット数)、隣接経路選択装置
における隣接経路選択装置数を記憶している(図6参
照;後述)。
【0033】すなわち、ネットワーク内全経路選択装置
群1には、既知のIPゲートウェイプロトコルOSPF
が実装されているものとする。これにより、ネットワー
ク内全経路の情報を全経路選択装置群1において共有し
ている。これに加えて、既存IPゲートウェイプロトコ
ルOSPFに隣接経路選択装置間のトラヒック情報を報
告する機能を追加することで、隣接経路選択装置間でト
ラヒック情報についても共有を行うようになっている。
このトラヒック情報の共有動作や、経路障害発生時の関
連経路選択装置の動作については、後に詳述する。
【0034】〔実施例動作の説明〕続いて、上記実施例
ネットワークの動作について、図を参照し、詳細に説明
する。まず、IPゲートウェイプロトコルOSPFの特
徴について説明する。図2及び図3は、それぞれ実施例
の実装しているOSPF関連動作を説明するシーケンス
図、ネットワーク構成に対応付けた動作説明図である。
【0035】図2及び、図3に示すように、OSPFを
搭載した経路選択装置は、稼働時には常時、隣接経路選
択装置間におけるOSPFパケット(経路選択装置状
態、ネットワーク状態、コストを記述した情報)の交換
により、従来同様にネットワーク全体の構造を表すデー
タベース構築を実現している。実施例におけるネットワ
ーク内経路選択装置ルーティング情報テーブル(ネット
ワーク内経路情報)を図4に示す。
【0036】上記ネットワーク内経路情報以外に、特に
実施例では、図2の動作処理シーケンスに示したOSP
FパケットのひとつであるHELLO パケット交換処理に付
帯して機能追加を行って、隣接経路選択装置におけるト
ラヒック情報、隣接経路選択装置におけるIPパケット
処理可能数(トラヒック最適値)、隣接経路選択装置数
の交換を実現している。図5に、実施例におけるHELLO
パケットフォーマット(変更イメージ)を示す。
【0037】図5において追加要素(パラメータ)であ
る、トラヒック情報(図5−(1) );は、当該経路選択
装置における1秒間あたりのIPパケット処理数であ
り、トラヒック最適値(図5−(2) );は、当該経路選
択装置における、1秒間でのIPパケット処理可能数で
あり、また、隣接経路選択装置数(図5−(3) );は、
当該経路選択装置に隣接している経路選択装置数であ
る。これらの各要素(パラメータ)は受信先の隣接経路
選択装置内に記録され共有される。
【0038】図6は、経路選択装置間でHELLO パケット
により交換したトラヒック情報、トラヒック最適値、隣
接経路選択装置数から生成された(隣接)経路選択装置
トラヒック情報テーブルの一例を示している。例えば、
経路選択装置11に対しては、隣接している経路選択装
置13、14に関するトラヒック情報、トラヒック最適
値、隣接経路選択装置数が、隣接経路選択装置トラヒッ
ク情報となる。
【0039】経路選択装置11から見た隣接経路選択装
置トラヒック情報は、図6の例では、それぞれ、経路選
択装置13におけるトラヒック情報は10pps、トラ
ヒック最適値は180pps、隣接経路選択装置数は2
装置、また、経路選択装置14におけるトラヒック情報
は80pps、トラヒック最適値は150pps、隣接
経路選択装置数は4装置となっている。
【0040】次に、パケット送出動作について説明す
る。図7は、実施例ネットワークシステムの動作を説明
するための説明図(ネットワーク構成図)であり、図8
は実施例システムにおけるIPパケット送出処理過程を
示すフローチャートである。
【0041】定常時には、例えば経路選択装置11から
のIPパケットは、OSPFにより構築したネットワー
ク内経路情報(図4に例示)に基づき経路選択装置11
から経路選択装置16への最適経路上に位置している経
路選択装置13に送出され(図7−(1) )転送されてい
く。
【0042】然しながら、何らかの異常発生時には、経
路選択装置11からのIPパケットは、一旦、経路選択
装置11から経路選択装置16への最適経路上に位置し
ている経路選択装置13に送出される(図7−(1) )。
しかし、送出先の経路選択装置13は、経路選択装置1
6への送出が不可能(図7−(2) )となっているのを発
見した場合には、経路選択装置11に対して、従来同様
に宛先到達不能報告メッセージを返送する(図7−(3)
)。
【0043】この宛先到達不能報告を受信した経路選択
装置11は、既存IPゲートウェイプロトコルであるO
SPFにより構築したネットワーク内経路情報(図4参
照)を用い、経路選択装置11における経路選択装置1
6向けのメッセージの次送出先を送信先経路選択装置1
6の第二経路である経路選択装置14へと切り替える
(図7−(4) )。
【0044】すなわち、図4のルーティングテーブルに
よれば、経路選択装置11から経路選択装置16への最
適経路上にある経路選択装置は13であるが、送出不可
能であることから、次に選択する経路選択装置としては
第二経路上にある経路選択装置14が選択される。この
場合、図6より、隣接経路選択装置14におけるトラヒ
ック情報は80pps、隣接経路選択装置における一定
期間内処理可能トラヒック数(トラヒック最適値)は1
50ppsであることも判る。また、経路選択装置14
における隣接経路選択装置は4つの装置である。
【0045】これらの情報より、経路選択装置11から
経路選択装置14への送出可能IPパケット数が算出さ
れる。算出式を次式および、図9に示す。 (トラヒック最適値−トラヒック情報)÷隣接装置数
=送出可能IPパケット数、 (150pps−80pps)÷4= 17.5pps
【0046】このように、経路選択装置14の隣接経路
選択装置4装置より平均的にIPパケットが送出される
と仮定し、トラヒック最適値とトラヒック情報の差分を
経路選択装置14における隣接経路選択装置数により除
算して得られた結果を経路選択装置11から経路選択装
置14への送出可能IPパケット数とする。その結果、
経路選択装置11から経路選択装置14への送出可能I
Pパケット数は17.5ppsとなる。この場合、秒間
17個のIPパケットが送出可能とする。
【0047】本実施例ではIPパケット送出時に、併せ
て送出可能IPパケット数が0以下でないことを確認す
る。送出可能IPパケット数が0以下である場合には、
IPパケット送出を待ち合わせる。送出可能IPパケッ
ト数が0以下でなかった場合には、IPパケット送出す
ると共に(パケット送出毎に)送出可能IPパケット数
を減算する。1秒以内に17個のIPパケットを送出し
てしまった場合(送出可能IPパケット数が0以下とな
ってしまった場合)には、次送出可能タイミング(1秒
経過後)まで送出を待ち合わせる。1秒経過後、送出可
能IPパケット数の算出を行い、算出されたIPパケッ
ト数分のIPパケット送出を可能と判定する。
【0048】以上説明したように本実施例システムで
は、IPゲートウェイプロトコルOSPFのHELLO パケ
ットに対してトラヒック情報、トラヒック最適値、隣接
経路選択装置数の各項目の追加を行うことにより、各経
路選択装置が常にトラヒック情報を監視しており、送出
可能IPパケット数を算出することにより、適正なトラ
ヒック量に押さえる事が可能となる。特に、上記処理を
宛先到達不能報告受信を契機とし抑制動作を開始するこ
とで、回線障害に対して早期に対処が可能でありIPパ
ケットの送出を抑制して別ルートへの輻輳波及を早期に
押さえる事が可能となる。また、特定ルートにおけるI
Pパケット破棄数削減が可能となり、ネットワークの信
頼性向上が図れる。
【0049】パケット抑制は、ネットワーク内の各経路
選択装置群に既存のIPゲートウェイプロトコルOSP
Fを実装し当該ネットワーク内全経路の接続情報を全経
路選択装置群で共有するとともに、何らかの形で隣接経
路選択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒッ
ク報告機能を追加実装しておき(IPゲートウェイプロ
トコルOSPFには限定されない)、OSPFに依って
特定ルート障害発生を検出した隣接経路選択装置からの
宛先到達不能報告(ICMPメッセージ)を受信した場
合にこの隣接経路選択装置が、ルーティング宛先隣接経
路選択装置を切り替えると共にネットワーク負荷に対応
したリンク状態のデータベース更新を行い、現隣接経路
選択装置でのトラヒック情報具合いに応じて送信するI
Pパケットを抑制させれば良い。
【0050】実施例のように、トラヒック報告機能を既
存OSPFプロトコルに追加実装することは制御の複雑
化を回避できて合理的であり、HELLO パケットに対して
トラヒック情報、トラヒック最適値、隣接経路選択装置
数の各項目の追加を行い実現すれば、各経路選択装置が
常時トラヒック情報を更新・共有できて即応性の点で有
利である。
【0051】続いて、本発明の他の実施例について、図
を参照して詳細に説明する。前実施例でのIPパケット
数管理に基づく送出抑制の代替手段として、IPパケッ
ト上に設定されている優先度を用いて送出抑制を行う方
式を取ることができる。
【0052】図10は、IPパケット優先度に基づく本
発明の実施例を説明する図である。図10に示すよう
に、本実施例では各経路選択装置(例えば符号31)に
おいてて、IPパケット(抑制)送出時、それぞれ優先
度41〜44のいずれかに分類されるIPパケット上の
優先度を確認している。勿論、ここで使用するIPパケ
ット上には常に優先度が設定されているものとする。図
11は、IPv4/IPv6におけるこのようなIPパ
ケットフォーマットのヘッダフォーマットを例示してい
る。図中の、斜字体部分に、すなわち、それぞれIPv
4ではTypeOf Serviceに、IPv6では
Traffic Classに優先度を設定する。
【0053】この実施例においても、経路選択装置11
に対して、宛先到達不能報告メッセージが返送される
と、隣接経路選択装置14への経路変更が行われる(図
7参照トフォーマットのヘッダフォーマットを例示して
いる。図中の、斜字体部分に、すなわち、それぞれIP
v4ではType Of Serviceに、IPv6
ではTraffic Classに優先度を設定する。
【0054】なお、本実施例ネットワークも構成的には
複数の経路選択装置と各装置間を結ぶ伝送路から構成さ
れ、ほぼ先の図1、図3及び図7等に示したものと同様
であるが、経路選択装置における処理・制御内容の一部
が異なっている。
【0055】そして本実施例においても、例えば経路選
択装置11に対して、宛先到達不能報告メッセージが返
送されると、やはり隣接経路選択装置14への経路変更
が行われる(図7参照)。経路情報と隣接経路選択装置
14におけるトラヒック情報、トラヒック最適値、隣接
経路選択装置数より、隣接経路選択装置14への送出可
能IPパケット数を算出し、また送出可能優先度が決定
される。
【0056】こうして送出可能IPパケット数を算出す
るまでは前実施例と同じであるが、送出可能IPパケッ
ト数が経路選択装置14におけるトラヒック最適値に占
める割合により、送出可能優先度を決定する。図12に
送出可能優先度の決定論理の例を示す。このとき、送出
可能IPパケット数は17.5pps、経路選択装置1
4におけるトラヒック最適値は150ppsであること
から、占める割合は、11.67%となる。
【0057】この値(割合)と各経路選択装置において
保持している送出可能IPパケット数/トラヒック最適
値(率)〜送出可能優先度情報テーブル(図13)か
ら、送出可能優先度を決定する。本実施例の場合、送出
可能なパケットは優先度としてランク1、2のものとす
る(送出可能優先度は1、2となる)。図11の場合を
例にとると、上2つの優先度別キューに格納されている
IPパケットのみ処理対象とする。
【0058】以上説明した各実施例では、7つの経路選
択装置を用いた場合を例とし説明したが、本発明におけ
る経路選択装置の数に制限はない。また、実施例で挙げ
たその他の設定数値(トラヒック情報、トラヒック最適
値、隣接経路選択装置数、送出可能IPパケット数/ト
ラヒック最適値(率)〜送出可能優先度情報テーブル内
数値)については単なる例示に過ぎずこの限りではな
い。なお、IPゲートウェイプロトコルOSPF以外を
用いたネットワークシステムでも隣接経路選択装置のト
ラヒック状態を把握できれば同様の概念を適用できる。
【0059】
【発明の効果】本発明による配送メッセージ送出抑制方
法では、ネットワーク内の各経路選択装置群に、既存I
PゲートウェイプロトコルOSPFを実装し、更に隣接
経路選択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒ
ック報告機能を追加実装して、特定ルート障害発生を検
出した隣接経路選択装置からの宛先到達不能報告(IC
MPメッセージ)を受信した場合に、当該隣接経路選択
装置が、ルーティング宛先隣接経路選択装置を切り替え
ると共に、ネットワーク負荷に対応したリンク状態のデ
ータベース更新を行い、且つ、現隣接経路選択装置での
トラヒック情報具合いに応じて送信するIPパケットを
抑制するようにしたことによって、輻輳によるIPパケ
ット破棄を防止することができ信頼性の高いネットワー
クを実現することができるとの効果を得ることができ
る。
【0060】IPゲートウェイプロトコルOSPFのHE
LLO パケットに重畳させる等の手段により、隣接経路選
択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒック報
告機能に依って所定周期で報告を行って隣接経路選択装
置間でトラヒック情報を共有させておくことで、従来の
方法に比べて、障害対処時間を短くできる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるネットワーク構成の一例を
示す構成図である。
【図2】本発明実施例のOSPF関連動作を説明するシ
ーケンス図である。
【図3】実施例ネットワークシステムの動作を説明する
ための説明図(ネットワーク構成図)である。
【図4】実施例において使用するネットワーク内経路選
択装置ルーティング情報テーブル(ネットワーク内経路
情報)の一例である。
【図5】実施例におけるHELLO パケットフォーマット
(変更イメージ)の説明図である。
【図6】実施例において使用する、HELLO パケット交換
により生成された隣接経路選択装置トラヒック情報テー
ブルの一例である。
【図7】実施例ネットワークシステムの動作を説明する
ための説明図(ネットワーク構成図)である。
【図8】実施例システムにおけるIPパケット送出処理
過程を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る、送出可能IPパケット数の算出
方法を説明(式、他)である。
【図10】本発明の、IPパケット優先度に基づく実施
例を説明する図である。
【図11】本発明に係る、IPv4/IPv6における
IPパケットフォーマットの例示ヘッダフォーマットの
説明図である。
【図12】本発明に係る、送出パケットの送出可能優先
度決定論理の例を示す説明(式、他)である。
【図13】本発明に係る、送出パケットの送出可能優先
度決定論理の例を示す説明(利用テーブル)である。
【図14】本発明に係る従来技術を説明するためのネッ
トワーク構成図である。
【符号の説明】
11〜17…経路選択装置 21〜28…伝送路 31…経路選択装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の経路選択装置群を相互に接続して
    なるネットワークにおいて、 ネットワーク内の各経路選択装置群には、既存IPゲー
    トウェイプロトコルOSPFを実装し当該ネットワーク
    内全経路の接続情報を全経路選択装置群で共有するとと
    もに、 隣接経路選択装置におけるトラヒック情報を報告するト
    ラヒック報告機能を追加実装しておき、 特定ルート障害発生を検出した隣接経路選択装置からの
    宛先到達不能報告(ICMPメッセージ)を受信した場
    合にこの隣接経路選択装置が、 ルーティング宛先隣接経路選択装置を切り替えると共
    に、 ネットワーク負荷に対応したリンク状態のデータベース
    更新を行い、 現隣接経路選択装置でのトラヒック情報具合いに応じて
    送信するIPパケットを抑制することを特徴とするネッ
    トワークにおける配送メッセージ送出抑制方法。
  2. 【請求項2】 前記追加実装された、隣接経路選択装置
    におけるトラヒック情報を報告するトラヒック報告機能
    に依って所定周期で報告を行って隣接経路選択装置間で
    トラヒック情報を共有させておくことを特徴とする請求
    項1記載の配送メッセージ送出抑制方法。
  3. 【請求項3】 既存IPゲートウェイプロトコルOSP
    Fパケット内に隣接経路選択装置におけるトラヒック情
    報を追加して、前記トラヒック報告機能を追加実装した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の配送メッセ
    ージ送出抑制方法。
  4. 【請求項4】 IPゲートウェイプロトコルOSPFの
    HELLO パケットに対してトラヒック情報、トラヒック最
    適値、隣接経路選択装置数の各項目の追加を行った請求
    項3に記載の配送メッセージ送出抑制方法。
  5. 【請求項5】 IPゲートウェイプロトコルOSPFの
    HELLO パケットに対してトラヒック情報、トラヒック最
    適値、隣接経路選択装置数の各項目の追加を行った前記
    HELLO パケットを用いて隣接経路選択装置間で交換され
    た、トラヒック情報、トラヒック最適値、隣接経路選択
    装置数に基づく隣接経路選択装置トラヒック情報テーブ
    ルを構築することを特徴とする請求項4に記載の配送メ
    ッセージ送出抑制方法。
  6. 【請求項6】 送出側の経路選択装置が、前記経路情
    報、および送出先の隣接経路選択装置におけるトラヒッ
    ク情報、トラヒック最適値、隣接経路選択装置数とに基
    づいて該隣接経路選択装置に対する適正送出IPパケッ
    ト数を算出しこの適正送出IPパケット数に基づき送出
    を抑制することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の配送メッセージ送出抑制方法。
  7. 【請求項7】 送出側の経路選択装置が、前記経路情
    報、および送出先の隣接経路選択装置におけるトラヒッ
    ク情報、トラヒック最適値、隣接経路選択装置数とに基
    づいて該隣接経路選択装置に対する前記適正送出IPパ
    ケット数を算出し、配送すべき各IPパケット毎に付与
    されている優先度と、前記算出された適正送出IPパケ
    ット数とに基づき送出を抑制することを特徴とする請求
    項6に記載の配送メッセージ送出抑制方法。
JP2000181844A 2000-06-16 2000-06-16 ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法 Expired - Fee Related JP3533153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181844A JP3533153B2 (ja) 2000-06-16 2000-06-16 ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181844A JP3533153B2 (ja) 2000-06-16 2000-06-16 ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002009820A true JP2002009820A (ja) 2002-01-11
JP3533153B2 JP3533153B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=18682709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000181844A Expired - Fee Related JP3533153B2 (ja) 2000-06-16 2000-06-16 ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533153B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526302A (ja) * 2003-05-13 2006-11-16 カイヨン・インコーポレイテッド 有線又は無線ネットワークにおけるパケットのルーティングのためのシステム及び方法
JP2007184827A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線装置およびそれを用いた無線ネットワークシステム
JP2008131574A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kddi R & D Laboratories Inc 通信ルート選択制御装置、無線装置及び通信ルート選択方法
US9590891B2 (en) 2013-11-15 2017-03-07 Fujitsu Limited Node apparatus, recording medium that has stored control program therein, and method of operating node apparatus
CN110445651A (zh) * 2019-08-08 2019-11-12 珠海格力电器股份有限公司 基于集中器对数据进行边缘化处理的方法及装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526302A (ja) * 2003-05-13 2006-11-16 カイヨン・インコーポレイテッド 有線又は無線ネットワークにおけるパケットのルーティングのためのシステム及び方法
JP2007184827A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線装置およびそれを用いた無線ネットワークシステム
JP4617498B2 (ja) * 2006-01-10 2011-01-26 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 無線装置およびそれを用いた無線ネットワークシステム
JP2008131574A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kddi R & D Laboratories Inc 通信ルート選択制御装置、無線装置及び通信ルート選択方法
US9590891B2 (en) 2013-11-15 2017-03-07 Fujitsu Limited Node apparatus, recording medium that has stored control program therein, and method of operating node apparatus
CN110445651A (zh) * 2019-08-08 2019-11-12 珠海格力电器股份有限公司 基于集中器对数据进行边缘化处理的方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3533153B2 (ja) 2004-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1741247B1 (en) Router configured for outputting update messages specifying a detected attribute change of a connected active path according to a prescribed routing protocol
JP4769869B2 (ja) プロトコルプロセスの移動(migration)に関する方法およびルータ
EP3042476B1 (en) Buffer-less virtual routing
EP1633089A1 (en) Router and network connecting method
US7911940B2 (en) Adaptive redundancy protection scheme
JP4389221B2 (ja) ネットワーク、ルータ装置、それに用いる切替方法及びそのプログラム並びに記録媒体
US7940660B2 (en) Methods, systems, and computer program products for voice over IP (VoIP) traffic engineering and path resilience using media gateway and associated next-hop routers
US8509059B2 (en) Method for operating a virtual router redundancy protocol router and communication system therefor
JPH11154979A (ja) 多重化ルータ装置
US9094330B2 (en) Data transport system and control method of data transport system
CN101141382A (zh) 路由更新方法和路由器
US7974188B2 (en) Repeater and communication method
WO2008109043A2 (en) Base stations routing traffic over a packet backhaul network to multiple routing elements
MXPA04010567A (es) Control de flujo de red de trafico usando metricas modificadas dinamicamente por conexiones de redundancia.
CN103023771A (zh) 环形拓扑网络的故障处理方法、装置和一种路由设备
CN102231712B (zh) 在编码器上进行负载分担的方法及编码器
EP1964330B1 (en) Method for reducing fault detection time in a telecommunication network
JP3533153B2 (ja) ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法
JP2009159512A (ja) 電話システムとそのノード装置および迂回ルート形成方法
JP3882626B2 (ja) 二重リングネットワークにおける折り返しプロテクションのためのシグナリング方式
WO2019028979A1 (zh) 自治***内的消息传递方法、装置及相应的消息传递***
CN113037622B (zh) 一种防止bfd震荡的***及方法
JP2003124978A (ja) 障害通知方法および中継装置
US20200145326A1 (en) Path data deletion method, message forwarding method, and apparatus
JP3570506B2 (ja) ネットワークサーバおよびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees