JP2002009409A - 表面実装用基板 - Google Patents

表面実装用基板

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JP2002009409A
JP2002009409A JP2000185147A JP2000185147A JP2002009409A JP 2002009409 A JP2002009409 A JP 2002009409A JP 2000185147 A JP2000185147 A JP 2000185147A JP 2000185147 A JP2000185147 A JP 2000185147A JP 2002009409 A JP2002009409 A JP 2002009409A
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JP
Japan
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recognition mark
solder resist
recognition
substrate
pattern
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JP2000185147A
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Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面実装用基板の認識用マーク領域における
ソルダレジストの流れ込みを防止する防護用パターンを
設け、自動部品実装機の認識エラーを解消させること。 【解決手段】 表面実装用基板1の認識用マーク4には
電解メッキ用導体パターン11を接続し、該導体パター
ン11には、認識用マーク4の近辺においてソルダレジ
ストが認識用マーク4に接近することに対しての防護パ
ターン7を付加形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの各
種電子機器に使用される表面実装用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の電子機器に数多く使用され
ている配線基板はフレキシブル型となり、電子機器の小
型・軽量化や多機能化に伴い、配線の高密度化や表面実
装用電子部品の採用増加が著しく、電子部品はほぼ自動
部品実装機により実装されるようになっている。そのた
めフレキシブル基板には高い信頼性が要求され、特に自
動実装機用の表面実装フレキシブル基板においては、確
実に電子部品を所定位置に実装できるように、種々の画
像処理用の認識用マーク複数個がフレキシブル基板に設
けられるようになった。
【0003】図4は従来の表面実装用フレキシブル基板
について、認識用マークと表面実装用部品を説明するた
めの図である。図4において、フレキシブル基板1に
は、表面実装用部品5と認識用マーク4とが設けられて
いる。表面実装用部品5は例えば半導体チップであっ
て、そのチップは多数の導体パターン3と部品実装のと
き自動的に接続される。図5は認識用マーク4につい
て、その細部を示すための図である。
【0004】図4、図5により、上記表面実装用フレキ
シブル基板1の表面におけるソルダレジスト2の形成に
ついて、先ず説明する。当初には導体パターン3及び認
識用マーク4を電解メッキによって形成する。電解メッ
キ処理のため、加工作業装置とメッキされる部材例えば
認識用マーク4との間を結ぶ導体パターンが必要であ
り、導体パターン11と図示している。このようにして
導体パターン3と認識用マーク4とが形成されたフレキ
シブル基板1の上に、ソルダレジスト2形成用のマスク
フィルムを密着させ、ソルダレジストインクを塗布す
る。その後所定の露光・現像の処理を施すことによりソ
ルダレジスト2を形成している。
【0005】そして、外形加工などを経て完成した表面
実装用フレキシブル基板は、電子部品実装工程へ搬送さ
れる。電子部品実装工程においては、自動部品実装機に
より所望の部品をフレキシブル基板上に自動実装する
が、その処理においてフレキシブル基板1と、実装機と
の位置関係を実装機が認識しておく必要があり、フレキ
シブル基板1に形成された認識用マーク4について撮像
機により撮像することから処理を開始する。次に画像処
理により認識用マーク4を認識し、その位置を求める。
そして実装機との間で必要な位置の補正を行ってから、
所定位置に表面実装用部品が装着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、ソルダレジストインクの塗布の際に、電解メ
ッキ用導体パターン11に沿ってソルダレジストインク
が流れ、図5に示すように認識用マーク4の領域内のソ
ルダレジスト非形成部10にソルダレジストの流れ込み
6を発生させることとなった。
【0007】このソルダレジスト非形成部10はソルダ
レジスト2が形成されない部分で、フレキシブル基板1
との間に下地フィルムなどを設けておいて、ソルダレジ
ストインクを塗布する。そのとき認識用マーク4の周辺
を特別領域としてソルダレジストが認識用マーク4に付
着しないように塗布する。
【0008】前述のソルダレジストの流れ込みの程度に
よっては、認識用マーク4の形として本来円形であった
ものが、長細い風船形などとして認識されることが生じ
るので、表面実装用フレキシブル基板の自動部品実装機
による認識用マークの画像処理が不安定となる。そのた
め基板の位置補正及び表面実装用電子部品の装着に不具
合をもたらす認識エラー発生を誘発させ、生産性を著し
く阻害させるなどの課題が生じていた。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するため、表
面実装用基板の認識用マーク領域におけるソルダレジス
トの流れ込みなどを防止する防護用パターンを設け、自
動部品実装機の認識エラーを解消させ、生産性を向上さ
せるための表面実装用基板を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、本発明の構成は、自動部品実装機における
画像処理のため認識用マークを設けた表面実装用基板に
おいて、前記認識用マークには、電解メッキ用導体パタ
ーンを接続し、該電解メッキ用導体パターンには、認識
用マークの近辺においてソルダレジストが認識用マーク
に接近することに対しての防護用パターンを形成したこ
とを特徴とする。
【0011】上記のように構成した本発明によれば、表
面実装用基板上にソルダレジストインクを塗布するとき
に、認識用マークに接続している電解メッキ用導体パタ
ーンを利用し、認識用マークにソルダレジストが流れ込
みなどにより接近することを防護用パターンが防いでい
る。そのため認識用マークについて、自動部品実装機の
画像処理上認識エラーが起こらない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は実施の形態にお
ける認識用マークの近辺領域を説明する図、図2は図1
について認識用マーク部の拡大図を示している。
【0013】図1において、電解メッキ用導体パターン
11は従来技術と同様に、導体パターン・認識用マーク
4について基板1上にメッキ処理されるため、使用され
る。次いでフレキシブル基板1に対し、ソルダレジスト
2を被覆する。その処理の結果ソルダレジスト2の一部
を切り開いた形となり、そこに表面実装部品5が基板1
上に載置され、表面実装部品5の導体パターン3はその
部品5と自動接続される。認識用マーク4は図1におい
て2箇所設けられている。
【0014】ソルダレジスト2の流れ込み6について
は、認識用マーク4に接近することを防止するパターン
が本発明により設けられている。即ち、防護用パターン
7と示す部分がそれであって、電解メッキ用導体パター
ン11と接続されている。それは、導体パターン3を基
板1上に形成するとき、同時に電解メッキ用導体パター
ン11に対して略直交する形で接続させ形成して置く。
【0015】認識用マーク4の近辺においてソルダレジ
スト2を形成するため、塗布されたソルダレジストイン
クが導体パターン11に沿って認識用マーク4の方向へ
流れ込むことを防止している。図2により流れ込み6は
防護用パターン7のため、認識用マーク4に接近するこ
とができない状態を理解することが出来る。そして塗布
されたソルダレジストインクに対し所定の露光・現像の
処理を施すことにより、ソルダレジスト2の形成が終わ
る。
【0016】次いで自動部品実装機により実装すること
は従来技術と同様である。そのとき認識用マーク4の近
辺にはマークに対する画像処理を妨げる要素となるもの
が存在しないから、認識用マーク4の位置を的確に且つ
容易に求めることが出来る。即ち、画像処理のとき認識
マーク4に対して認識エラーが発生しない。
【0017】次に図3は本発明の他の実施の形態を示す
図であって、認識用マーク4の周辺のみを示している。
図3において、防護用パターン12は、図2における防
護用パターン7と同様のものを示し、形状として認識用
マーク4を取り囲む円形としている。防護用パターン1
2の作り方は、防護用パターン7と同様に,当初の導体
パターン3・認識用マーク4と共に形成する。その後の
ソルダレジストインクに対する状況などは、防護用パタ
ーン7の場合と同様であり、従って認識用マーク4に対
する画像処理も全く同様にできて、認識エラーを起こさ
ない。
【0018】以上の説明において、認識用マーク4の形
状は円形としたが、本発明はそれに限ることなく他の
形、即ち四角形、三角形、十字形のマークについて適用
できる。防護用パターン7,12についてはへの字の形
であっても良く、ソルダレジストが認識用マークの方に
接近することを防護できる形となっていることが必要で
ある。フレキシブル基板については、片面、両面、多層
フレキシブル基板であっても良い。また一般のプリント
配線板に対しても適用できる。
【0019】
【発明の効果】自動部品実装機により基板に部品を実装
するとき、認識用マークにより正確な位置定めを行う
が、その画像処理に当たり、従来技術ではソルダレジス
トが認識用マークの方へ流れ込み、画像処理のとき認識
エラーを起こすことが多かった。本発明によると、以上
説明したとおり、電解メッキ用導体パターンを利用し
て、流れ込み防護用パターンを設けているから、ソルダ
レジストが認識用マークの方へ流れ込むなど接近するこ
とが無くなった。そのため、認識用マークについて自動
部品実装機の認識エラーがなくなって、電子機器製造工
程における生産性向上に大きな効果を発揮することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図、
【図2】図1における認識マークの部分拡大図、
【図3】本発明の他の実施の形態を示す図、
【図4】従来技術を示す図、
【図5】図4の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 フレキシブル基板 2 ソルダレジスト 3 導体パターン 4 認識用マーク 5 表面実装用部品 6 ソルダレジスト流れ込み 7 防護用パターン 10 ソルダレジスト非形成部 11 電解メッキ用導体パターン 12 防護用パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動部品実装機における画像処理のため
    認識用マークを設けた表面実装用基板において、前記認
    識用マークには、電解メッキ用導体パターンを接続し、
    該電解メッキ用導体パターンには、前記認識用マークの
    近辺においてソルダレジストが認識用マークに接近する
    ことに対しての防護用パターンを形成したことを特徴と
    する表面実装用基板。
  2. 【請求項2】 前記防護用に形成した導体パターンは、
    前記電解メッキ用導体パターンと直交する方向に設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の表面実装用基板。
  3. 【請求項3】 前記防護用に形成した導体パターンは、
    前記認識用マークを取り囲むパターンとして設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の表面実装用基板。
JP2000185147A 2000-06-20 2000-06-20 表面実装用基板 Pending JP2002009409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021086891A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 マイクロクラフト株式会社 膜形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021086891A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 マイクロクラフト株式会社 膜形成方法

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