JP2002008345A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002008345A
JP2002008345A JP2000188911A JP2000188911A JP2002008345A JP 2002008345 A JP2002008345 A JP 2002008345A JP 2000188911 A JP2000188911 A JP 2000188911A JP 2000188911 A JP2000188911 A JP 2000188911A JP 2002008345 A JP2002008345 A JP 2002008345A
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gear
traverse
respect
loading
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JP2000188911A
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Osamu Ataguchi
修 阿多口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減し、構造をより簡素化すると
ともに、衝撃や振動の作用に対する耐久性の向上、更に
は低コスト化を図る。 【解決手段】 装置ベース10と別体で上下方向に回動
可能なトラバースベース20が設けられ、該トラバース
ベースの上昇時には、装置ベースに半固定されたサイド
シュー99の端面がトラバースベースの側面に当接し、
ディスク回転によるトラバースベースの水平方向の振動
を抑えるとともに、トラバースベースに必要な衝撃、振
動に対する上下方向への防振を行ない、トラバースベー
スの下降時にはサイドシューの端面とトラバースベース
側面の当接は外れ、ディスクの引込み、排出動作には影
響を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンパク
トディスク(所謂CD)など、情報記録媒体としての光
ディスク(以下、適宜、単にディスクという)に情報信
号を記録及び/又は記録された情報信号を再生するため
の光ディスク装置(以下、適宜、単にディスク装置とい
う)に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるディスク装置として、ターンテー
ブル及びターンテーブルを回転駆動するモータと光ピッ
クアップ及びピックアップ駆動機構に駆動力を与えるモ
ータとが設けられたユニットは装置本体の基台を構成す
るベースとの間に配置される中間ベースに緩衝部材を介
在させその弾性範囲内で中間ベースに対し上下方向に浮
動可能な状態で支持されディスクの演奏状態で防振効果
を取れるように構成したものは従来、一般に良く知られ
ている。このタイプのディスク装置ではディスク回転演
奏時のユニットの振れを抑える目的で中間ベースに付勢
力を与え、ユニット自体には付勢力を与えず、緩衝部材
により防振効果をとれるため衝撃や振動の作用に対する
耐久性の向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディスク装
置では、ディスク回転時のユニットの振れと衝撃や振動
の作用に対する耐久性の向上を両立させるため装置本体
の基台を構成するベースとターンテーブル及びターンテ
ーブルを回転駆動するモータ、光ピックアップ及びピッ
クアップ駆動機構に駆動力を与えるモータが設けられた
ユニットとの間に中間ベースを配置し、ディスク回転時
のユニットの振れを抑えるために中間ベースに付勢力を
与える部品を必要とするため、構造の簡素化、低コスト
化に対し不利である。
【0004】そこで、この発明は、部品点数を削減する
ことができるとともに、構造をより簡素化でき、また、
衝撃や振動の作用に対する耐久性の向上、更には、低コ
スト化を図ることができるディスク装置を提供すること
を基本的な目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本願の請求項1に係る発明は、光ディスクを回転可能
に支持するターンテーブルと、該ターンテーブルで回転
させられる光ディスクに情報信号を書き込み及び/又は
光ディスクに記録された情報信号を読み出す光ピックア
ップと、該光ピックアップを光ディスクの内周側と外周
側との間で往復動可能に移動させるピックアップ駆動機
構と、上記光ディスクをターンテーブル上方の第1位置
と装置外部の第2位置との間で往復動可能に移送するデ
ィスクローディング機構と、上記ターンテーブルを回転
駆動する第1モータと、上記光ピックアップ駆動機構及
び上記ディスクローディング機構に駆動力を与える正逆
回転可能な第2モータと、装置本体の基台を構成する第
1ベースと、該第1ベースに対し上下方向へ移動可能ま
たは回動可能に支持された第2ベースと、該第2ベース
の一端側を第1ベースに支持する弾性を有する第1緩衝
部材と、上記第2ベース他端側の近傍に位置して該第2
ベース他端側を昇降させるカム溝を外周部に有するカム
ギヤと、該カムギヤを第1ベースに浮動可能に支持する
弾性を有する第2緩衝部材と、上記第2ベースの上昇時
に該第2ベースの側面に当接し上記第1ベースに対し水
平方向の振れを止める弾性を有する第3緩衝部材を備え
た光ディスク装置であって、上記第2ベースは第1ベー
スに形成された開口内で上記第1、第2、第3の緩衝部
材の弾性範囲内で第1ベースに対し浮動可能な状態で支
持され、上記第2ベースに上記ターンテーブル及び該タ
ーンテーブルを回転駆動する第1モータと上記光ピック
アップ及びピックアップ駆動機構に駆動力を与える正逆
回転可能な第2モータとが設けられており、上記第1ベ
ースに上記第3の緩衝部材が一方を固定され他方は該第
1ベースに対し上下方向へのたわみが可能に取り付けら
れており、上記第1及び/又は第2ベースに上記ディス
クローディング機構が配置され、該ディスクローディン
グ機構は複数のギヤで成るローディング駆動歯車列を備
えており、該ローディング駆動歯車列の最終出力ギヤが
上記カムギヤの外周歯部と噛み合うことにより該カムギ
ヤが回転させられ上記第2ベースの一端側を中心にして
上記第2ベースの他端側を上記第1ベースに対し昇降さ
せ、上記第2ベースの昇降動作時にも常に上記ローディ
ング駆動歯車列の最終出力ギヤと上記カムギヤの外周歯
部とは噛み合っており、上記第2ベースの上昇時には上
記第2ベースの他端側にある突起部が上記カムギヤのカ
ム溝に係合することにより上記第2ベースと上記カムギ
ヤが一体となって上記第2の緩衝部材により上記第1ベ
ースに対し上下方向で防振を行ない、かつ該第2ベース
の側面に上記第3の緩衝部材が当接することにより該第
3の緩衝部材は上記第2ベースの上記第1ベースに対す
る水平方向の振れを止めるとともに、上記第2ベースの
上記第1ベースに対する上下方向の防振を行ない、上記
第2ベースの下降時には該第2ベースの側面から上記第
3の緩衝部材の当接が外れ上記光ディスクをターンテー
ブル上方の第1位置と装置外部の第2位置との間で往復
動可能に移送するディスクローディング動作には影響し
ない構成となっている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本実施の形態に
係る光ディスク装置(以下、ディスク装置あるいは単に
装置という。)の組立状態を示す全体斜視図、図2はこ
のディスク装置の分解斜視図、また、図3および図4は
この図2の斜視図の一部をそれぞれ拡大して示す説明図
である。これらの図に示すように、本実施の形態に係る
ディスク装置1は、装置1の主要な構成要素に対する取
付基部としての装置ベース10と、装置1の駆動機構の
大部分を支持する支持部材としてのトラバースベース2
0とを備えている。上記装置ベース10はその全体形状
が平面視で略矩形フレーム状に形成され、図5に示すよ
うに、該装置ベース10の内側開口部10Hに上記トラ
バースベース20が組み付けられている。尚、上記装置
ベース10及びトラバースベース20が、本願請求項に
記載した「第1ベース」及び「第2ベース」にそれぞれ
相当している。
【0007】上記ディスク装置1では、例えばコンパク
トディスク(所謂CD)とされた情報記録媒体としての
ディスクを載せて移送するトレイ55が、装置ベース1
0のフレームに沿って図1及び図2における斜め方向に
往復移動する。すなわち、装置1内にあるディスクを外
部へ引き出す際にはトレイ55が図1及び図2における
左斜め下方に移動し、ディスクを外部から装置1内に引
き込む(挿入する)際にはトレイ55が図1及び図2に
おける右斜め上方に移動する。本実施の形態において
は、ディスクが(つまりトレイ55が)装置1内から引
き出される側(図1及び図2における左斜め下側)をデ
ィスク装置1の前側と称し、この逆にディスクが挿入さ
れる側(図1及び図2における右斜め上側)をディスク
装置の後側と称する。また、図1及び図2における上側
及び下側を、装置1の上側及び下側というものとする。
【0008】上記装置ベース10の後部(図1及び図2
における右斜め上側部分)には左右一対のトラバースベ
ース支持軸11が立設されている。上記トラバースベー
ス20の後端の両角部には切欠部21がそれぞれ形成さ
れており、この切欠部21に例えばゴム製の弾性を有す
るブッシュ29(フローティングブッシュ)がそれぞれ
装着されている。そして、これらフローティングブッシ
ュ29を上記トラバースベース支持軸11にそれぞれ嵌
合させることにより、トラバースベース20の後部が、
上記左右のトラバースベース支持軸11の先端部の中心
を結ぶ水平な直線Lh(図5参照)を中心にして、装置
ベース10に対し上下方向へ回動可能に支持されてい
る。また、トラバースベース20の後部は、左右のフロ
ーティングブッシュ29を介して、装置ベース10に対
し一定範囲内(つまり、上記フローティングブッシュ2
9の弾性範囲内)で浮動可能な状態(フローティング状
態)で支持されている。尚、上記図5においては、トラ
バースベース支持軸11及び切欠部21を明瞭に表示す
るために、左右のフローティングブッシュ29の図示は
省略されている。
【0009】一方、図4及び図5から良く分かるよう
に、装置ベース10の内側開口部10Hの前縁部分に
は、周縁形状が円形の一部をなす凹部12が形成されて
いる。該凹部12の底面中央には枢支軸12sが立設さ
れており、この枢支軸12sに略円筒状の歯車部材30
(カムギヤ)の中央ボス部31が回転自在に嵌合されて
いる。該カムギヤ30の底部と装置ベース10の凹部1
2の底面との間にはコイル状のバネ部材39(フローテ
ィングバネ)が介装されている。カムギヤ30は、その
中央ボス部31が上記枢支軸12sに挿通され、この枢
支軸12sの先端部に例えばゴム製の弾性を有するカラ
ー部材38(フローティングカラー)を介してネジ部材
37(ストップスクリュー)が螺着されている。
【0010】つまり、カムギヤ30は、その上側が上記
フローティングカラー38で当て止められ、下側が上記
フローティングバネ39で支持され、両弾性部材38,
39で上下から挟み込まれた状態で装置ベース10の凹
部12内に収納されており、装置ベース10に対して一
定範囲内(すなわち、上記フローティングカラー38及
びフローティングバネ39の弾性範囲内)で浮動可能な
状態(フローティング状態)で支持されている。
【0011】上記カムギヤ30の外周部には、図12〜
図14に詳しく示すように、上下方向の(つまり、カム
ギヤ30の長手方向軸線Lgに平行な)歯筋を有する歯
部30g(外周歯部)が設けられるとともに、上下の水
平溝部分33a,33cと斜め溝部分33bとを有する
カム溝33が形成されている。また、カムギヤ30の外
周部には、歯部30gが刻まれていない欠け歯部34が
設けられている。一方、トラバースベース20の前端部
には、このカム溝33に摺動自在に係合する突起部20
P(図2及び図3参照)が設けられており、トラバース
ベース20の前部は、この突起部20Pが上記カム溝3
3に係合することにより、カムギヤ30を介して装置ベ
ース10に支持されている。
【0012】また、装置ベース10の内側開口部10H
の前方左側部分には、図2、図4及び図5に示すように
爪形状部10aが形成されており、サイドシュー99は
上記装置ベース10の爪形状部10aに一端のみ固定さ
れ、他端は装置ベース10に対し上下方向(Lt方向)へ
のたわみが自由な状態で支持されている。トラバースベ
ース20は図6に示すように上昇時すなわち演奏時のみ
サイドシュー99の他端に当接し、装置ベース10に対
して一定範囲内(すなわち、上記サイドシュー99の弾
性範囲内)で浮動可能な状態(フローティング状態)で
支持されている。
【0013】尚、上記フローティングカラー38及びフ
ローティングバネ39が本願請求項に記載した「第2緩
衝部材」前に述べた左右のフローティングブッシュ29
が、本願請求項に記載した「第1緩衝部材」サイドシュ
ー99が、本願請求項に記載した「第3緩衝部材」に相
当している。また、上記フローティングブッシュ29、
フローティングカラー38及びサイドシュー99の材質
としては、上述のゴムに限定されるものではなく、例え
ば軟質の合成樹脂など、所定の弾性を有するものであれ
ば、他の種々のものを用いることができる。
【0014】すなわち、上記トラバースベース20は、
図6〜図9に示すように、その後部がフローティングブ
ッシュ29を介して、その前部がフローティングカラー
38及びフローティングバネ39で支持されたカムギヤ
30を介して、また、その前部左側がサイドシュー99
を介して装置ベース10に対し一定範囲内(すなわち、
上記フローティングブッシュ29, フローティングカラ
ー38、フローティングバネ39及びサイドシュー99
の弾性範囲内)で浮動可能な状態(フローティング状
態)で支持されている。
【0015】上記サイドシュー99の効果について詳細
に説明する。サイドシュー99はトラバースベース20
の上昇時すなわち演奏時のみトラバースベース20の側
面に当接し、ディスクの回転によって生じるトラバース
ベース20の左右、前後方向の振動、振動音を止める働
きをする。これはサイドシュー99が引張り、圧縮方向
Lsには変形しにくいためであり、どのような材質のも
の、例えば軟質の合成樹脂など、所定の弾性を有するも
のであっても、同様の効果を生じる。
【0016】同時にサイドシュー99はトラバースベー
ス20を装置ベース10に対する一定範囲内(すなわ
ち、上記フローティングブッシュ29, フローティング
カラー38、フローティングバネ39及びサイドシュー
99の弾性範囲内)の浮動可能な状態(フローティング
状態)に支持している。これは、引張り、圧縮方向Ls
に対し垂直な方向すなわちせん断方向Ltには、片持ち
はりのたわみの原理で自在にたわむからであり、どのよ
うな材質のもの、例えば軟質の合成樹脂など、所定の弾
性を有するものであれば、他の種々のものを用いること
ができる。
【0017】このように上記トラバースベース20は、
装置ベース10に対して、剛構造で(リジッドに)支持
されるのではなく、上記各緩衝部材(フローティングブ
ッシュ29, フローティングカラー38、フローティン
グバネ39及びサイドシュー99)の弾性範囲内で装置
ベース10に対し浮動可能な状態で支持されているの
で、ディスク装置1に衝撃荷重が加わった場合あるいは
振動入力があった場合、サイドシュー99がトラバース
ベース20に当接しても、上記緩衝部材29,38、3
9及び99で衝撃あるいは振動を吸収することができ、
これら衝撃荷重あるいは振動力が装置ベース10から直
接的にトラバースベース20の各機構部品に作用するこ
とを防止できる。すなわち、衝撃や振動の作用に対する
ディスク装置1の耐久性を向上させることができるので
ある。また、ディスクの回転時におけるトラバースベー
ス20の左右、前後方向の振動、振動音に対しては、サ
イドシュー99の振動、振れの阻止作用によりディスク
装置1の品位を向上させることができるのである。
【0018】上記トラバースベース10の下面側には、
第1及び第2の2個の電動モータ3,4(例えば図2及
び図3参照)と、これらモータ3,4を駆動制御する制
御回路を備えた回路基板2とが固定されている。一方、
トラバースベース10の上面側には、ディスク9(図5
〜図9参照)が上面に載置されるターンテーブル5が配
置され、このターンテーブル5は第1モータ3(スピン
ドルモータ)の出力軸3s(図3参照)に連結されてい
る。また、トラバースベース10の上面側には、ディス
ク9に情報信号を書き込み及び/又は記録された情報信
号を読み出しするための光ピックアップ6が取り付けら
れるとともに、ディスク装置1を作動させるための種々
の駆動機構が配置されている。
【0019】以下、これら駆動機構について説明する。
図3及び図5から良く分かるように、上記トラバースベ
ース20には、前後方向(図5では上下方向)に広がる
開口部20Hが形成され、その左右両側には光ピックア
ップ6の前後方向への移動動作を案内する一対のピック
アップガイド溝部22,23が位置している。尚、上記
ターンテーブル5はより好ましくは、これらピックアッ
プガイド溝部22,23及び開口部20Hの前端部近傍
もしくはそれよりも前方に位置している。光ピックアッ
プ6は、その左右の脚部6fが上記ピックアップガイド
溝部22,23にそれぞれスライド自在に係合すること
により、トラバースベース20に前後方向へ移動可能に
支持されている。尚、上記開口部20Hには、光ピック
アップ6と回路基板2とを電気的に接続する例えば可撓
性の接続部材(例えばフレキシブルプリント配線板:不
図示)が挿通している。
【0020】上記一対のピックアップガイド溝部22,
23のうち片側(図3及び図5における右側)のピック
アップガイド溝部23の側方には、該ガイド溝部23と
平行に伸長するレール部材24(ガイドレール)が配置
され、該ガイドレール24にはラック部材40(送りラ
ック)がその長手方向へスライド自在に係合している。
この送りラック40には、光ピックアップ6の一端部
(図3及び図5における右端部)がネジ部材49(図3参
照)によって連結されている。そして、送りラック40
がガイドレール24上をスライドすることにより、光ピ
ックアップ6が、上記ガイド溝部22,23で案内され
ながら、前後方向へ往復移動できるようになっている。
【0021】この送りラック40を駆動して光ピックア
ップ6を前後方向へ往復移動させるために、トラバース
ベース20には一群の歯車で構成される歯車列51(ラ
ック駆動歯車列)が配設されている。 このラック駆動
歯車列51は、図10〜図11に詳しく示すように、上
記第2モータ4の出力軸4s(図3参照)に固着された
モータギヤ4Gと、該モータギヤ4Gと噛み合う大径の
入力ギヤ52A(第1トラバース入力ギヤ)及びその上
側に一体的に付設された小径の出力ギヤ52B(第1ト
ラバース出力ギヤ)を有する第1トラバースギヤ52
と、上記第1トラバース出力ギヤ52Bと噛み合う大径
の入力ギヤ53A(第2トラバース入力ギヤ)及びその
下側に一体的に付設された小径の出力ギヤ53B(第2
トラバース出力ギヤ)を有する第2トラバースギヤ53
とで構成されている。そして、上記第2トラバース出力
ギヤ53Bが送りラック40の受動ラック部41と噛み
合っている。
【0022】上記第2モータ4が駆動されてモータギヤ
4Gが例えば図10〜図11における反時計回り方向に
所定の回転速度で回転すると、この回転が上記ラック駆
動歯車列51により所定の減速比で減速して出力側に伝
達され、最終の出力ギヤ53B(第2トラバース出力ギ
ヤ)は減速された回転速度で反時計回り方向に回転す
る。これにより、送りラック40は、予め設定された所
定の送り速度でガイドレール24に沿って前方(図10
〜図11における下方)に向かって移動する。第2モー
タ4が上記の場合と逆方向に回転駆動されると、送りラ
ック40の移動方向も上記の場合と逆になる。
【0023】このように、上記送りラック40は(従っ
て、光ピックアップ6は)、第2モータ4の回転方向を
正逆切り換えることによりその移動方向が切り換えら
れ、前後方向に往復移動できるようになっている。尚、
基本的には上記送りラック40とラック駆動歯車列51
とで、光ピックアップ6をディスク9の内周側と外周側
との間で往復動可能に移動させる光ピックアップ駆動機
構が構成され、これが本願請求項に記載した「光ピック
アップ駆動機構」に相当している。また、上記ピックア
ップガイド溝22,23及びガイドレール24が光ピッ
クアップ6の駆動を助勢している。
【0024】上記装置ベース10の前部には、トレイ5
5を、装置1の前面におけるトレイ55へのディスク着
脱位置(アンローディング位置)と装置1の内部におけ
るターンテーブル5へのディスク着脱位置(ローディン
グ位置)との間で往復移動させるトレイ駆動ギヤ56が
配置されている。尚、このローディング位置およびアン
ローディング位置が、それぞれ本願請求項に記載した
「第1位置」および「第2位置」に相当している。
【0025】該トレイ駆動ギヤ56は、トレイ55の裏
面に設けられたラック歯55g(トレイラック歯:図1
2〜図13参照)と噛み合う大径の出力ギヤ56Bと、
この出力ギヤ56Bの下側に位置する小径の入力ギヤ5
6Aとを有している。このトレイ駆動ギヤ56は上記カ
ムギヤ30の側方に位置しており、その入力ギヤ56A
がカムギヤ30の外周歯部30gと噛み合っている。
【0026】尚、上記トレイ55とトレイラック歯55
gとトレイ駆動ギヤ56とで、ディスク9をターンテー
ブル5上方のローディング位置(第1位置)と装置1の
外部のアンローディング位置(第2位置)との間で往復動
可能に移送するディスクローディング機構が構成されて
おり、これが本願請求項に記載した「ディスクローディ
ング機構」に相当している。
【0027】そして、上記トレイ55を駆動してディス
ク9をアンローディング位置とローディング位置との間
で移送するために、一群の歯車で構成される歯車列61
(ローディング駆動歯車列:図10〜図11参照)がト
ラバースベース20の上面側に設けられている。このロ
ーディング駆動歯車列61は、上記第2モータ4の出力
軸4sに固着されたモータギヤ4Gと、該モータギヤ4
Gと噛み合う大径の入力ギヤ62A(第1ローディング
入力ギヤ)及びその上側に一体的に付設された小径の出
力ギヤ62B(第1ローディング出力ギヤ)を有する第
1ローディングギヤ62と、上記第1ローディング出力
ギヤ62Bと噛み合う大径の入力ギヤ63A(第2ロー
ディング入力ギヤ)及びその上側に一体的に付設された
小径の出力ギヤ63B(第2ローディング出力ギヤ)を
有する第2ローディングギヤ63と、上記第2ローディ
ング出力ギヤ63Bと噛み合う大径の第3ローディング
ギヤ64とで構成されている。そして、この第3ローデ
ィングギヤ64が上記カムギヤ30の外周歯部30gと
噛み合っている。
【0028】前述の光ピックアップ機構とディスクロー
ディング機構は第2モータ4の回転により動作を行なう
が、同時に駆動することのないようにトリガーレバー7
1が駆動力の伝達切換を行なっている。
【0029】上記カムギヤ30の外周歯部30gの縦断
面における歯筋形状は、図16に詳しく示すように、よ
り好ましくは側面視で曲線状をなすように形成されてい
る。この曲線は、トラバースベース20とカムギヤ30
とを装置ベース10に組み付けた状態で、トラバースベ
ース20がその後端側を支点にして装置ベース10に対
し上下方向へ回動する際(図8および図9参照)に、第
3ローディングギヤ64の前端部の回動軌跡Cgに沿っ
た円弧状曲線Cg'の一部をなすように設定されてい
る。
【0030】従って、トラバースベース20が装置ベー
ス10に対して回動し傾斜した状態(図16における破
線表示および図9参照)でも、トラバースベース20上
の第3ローディングギヤ64と上記カムギヤ30の外周
歯部30gとが、確実かつスムースに噛み合うことがで
きる。尚、このカムギヤ30の外周歯部30gの縦断面
における歯筋形状は、カムギヤ30の長手方向の軸線L
gに対して傾斜し上記曲線Cg'に近似した直線状であ
っても良い。尚、図8及び図9においては、上記カムギ
ヤ30の外周歯部30gと噛み合う第3ローディングギ
ヤ64を明瞭に表示するために、第2ローディングギヤ
63の図示は省略されている。
【0031】このように、カムギヤ30の外周歯部30
gの縦断面における歯筋形状が、上記トラバースベース
20の回動動作に伴なって上記ローディング駆動歯車列
61の最終出力ギヤである第3ローディングギヤ64が
上下方向へ回動する際の回動軌跡に沿った円弧状もしく
はこの円弧に近似した直線状に設定されているので、ト
ラバースベース20の回動動作に伴なってローディング
駆動歯車列61が上下方向へ回動した場合でも、その最
終出力ギヤ64をカムギヤ30の外周歯部30gと確実
かつスムースに噛み合わせることができるのである。
尚、基本的には上記ローディング駆動歯車列61とかム
ギヤ30(具体的にはその外周歯部30g)とで、上記
ディスクローディング機構を駆動するローディング駆動
機構が構成され、これが本願請求項に記載した「ローデ
ィング駆動機構」に相当している。
【0032】一方、トラバースベース20の前端部分に
おける上面には平面視で円弧状のカム溝27(円弧溝)
が設けられている。上記カムギヤ30のフック部32の
裏面には係合凸部32pが設けられており、この係合凸
部32pが上記円弧溝27に係合することにより、トラ
バースベース20の装置ベース10に対する前後方向の
位置規制が行われる。更に、前述のように、トラバース
ベース20の前端に設けた突起部20pがカムギヤ30
のカム溝33に係合することにより、トラバースベース
20の前端部の装置ベース10に対する上下方向の位置
関係が正確に定められる。
【0033】本実施の形態では、上述のように、トラバ
ースベース20は、その後端部を中心にして上下方向に
回動するよう構成されており、前端部の突起部20P
が、カムギア30に形成されたカム溝33に係合してい
る。このカム溝33は、上下の水平溝部分33a及び3
3cと両者をつなぐ斜め溝部分33bとを備えており
(図15参照)、上記突起部20Pがこれら3つの溝部
33a〜33cのどの部分と係合するかによって(つま
り、カムギヤ30の回動方向及び回動量によって)、ト
ラバースベース20の前端部の上下方向位置が定まる。
従って、トラバースベース20は、カムギア30の回動
方向及び回動量に応じて、その後端部を中心にして上下
方向へ回動することになる。
【0034】このように、上記トラバースベース20
は、その一端側を中心にして装置ベース10に対し上下
方向へ回動可能に支持されている。具体的には、ローデ
ィング駆動歯車列61からの動力伝達でカムギヤ30が
回転させられてトラバースベース20の他端側が昇降さ
せられ、これにより、トラバースベース20がその前端
側を中心にして装置ベース10に対し上下方向へ回動さ
せられる。
【0035】そして、図11に示すように、カムギア3
0が更に反時計回り方向に回転すると、トラバースベー
ス20の前端突起部20Pのカム溝33に対する係合位
置は、上側水平溝部33aから斜め溝部33bを経て、
下側水平溝部33cへと移動するように設定されてい
る。
【0036】すなわち、図10に示した状態では、突起
部20Pが上側水平溝33aに係合しており、トラバー
スベース20は、図8に示すように、装置ベース10に
対して平行で両者の上面が略面一となるように維持され
ている。従って、ディスク9をターンテーブル5上に載
置してクランパ96との間で水平に保持することができ
る。この状態が演奏状態であり、サイドシュー99はト
ラバースベース20の側面に当接し、ディスクの回転に
よって生じるトラバースベース20の左右、前後方向の
振動、振動音を止めるとともに、トラバースベース20
の装置ベース10に対する上下方向の防振を行なう働き
もしている。
【0037】そして、図10〜図13に示すように、送
りラック40が前方に移動し、その移動量が一定以上に
達するとカムギヤ30が回動し始め、トラバースベース
20の前端突起部20Pが、カム溝33の斜め溝部33
bを経て下側水平溝部33cと係合するようになる。こ
の結果、図9に示すように、トラバースベース20が、
その後部を中心に下方へ回動し装置ベース10に対し傾
斜する。この状態では、ターンテーブル5が傾斜状態で
下方に移動しているので、装置1の外部からディスク9
をターンテーブル5の上方へ引き込む際、及びディスク
9をターンテーブル9の上方から装置1の外部へ排出す
る際には、ディスク9がターンテーブル9と干渉するこ
とはないようになっている。この位置がサイドシュー9
9とトラバースベース20の側面との当接が外れる位置
になっており、一連の動作には影響を及ぼさない。
【0038】この場合、カムギヤ30の外周歯部30g
は、トラバースベース20が装置ベース10に対して所
定位置(トラバースベース20の前端突起部20Pがカ
ム溝33の斜め溝部33bを経て下側水平溝部33cと
係合する位置)まで下方へ回動した状態で、ディスクロ
ーディング機構のトレイ駆動ギヤ56と噛み合うので、
上記トレイ55はトラバースベース20が確実に下方へ
回動した状態で駆動される。従って、トレイ駆動時(つ
まりディスク移送時)、トレイ55が(つまりディスク
9が)ターンテーブル5と干渉することを確実に回避す
ることができるのである。
【0039】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、装置ベース10と別体でターンテーブル5を取り
付けたトラバースベース20が、装置ベース10に対し
上下方向へ回動可能に支持されており、1個のモータ
(第2モータ4)を正方向(第1回転方向)またはその
逆方向へ連続して回転させることにより、光ピックアッ
プ6の移動動作とターンテーブル5の昇降動作とディス
ク9の移送動作とがこの順序で略連続して、または逆の
方向へ逆の順序で略連続して行われるので、ディスク9
の出し入れを行う際、ディスク9を上下方向に移動させ
ることなくターンテーブル5との干渉を回避することが
できる。
【0040】また、ターンテーブル5を取り付けたトラ
バースベース20を装置ベース10に対し上下方向へ回
動させる動作を利用して、ディスク9のターンテーブル
5に対する固定(クランプ)及び固定解除を行うことが
可能になる。
【0041】尚、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
【0042】
【発明の効果】本願の発明によれば、第1ベースに一方
を固定され他方は該第1ベースに対し上下方向へのたわ
みが可能に取り付けられた第3の緩衝部材は第2ベース
の上昇時に該第2ベースの側面に当接しディスクの回転
時におけるトラバースベースの左右、前後方向の振動、
振動音を止めると共に、第1ベースに対し演奏時に必要
な上下方向への防振も行なうため、従来のディスク装置
のように第1ベースと別体でターンテーブルを取り付け
た第2ベースの間に配置される中間ベース及びディスク
の回転演奏時の第2ベースの振れを抑えるために第2ベ
ースに付勢力を与える部品を設ける必要は無い。すなわ
ち、この発明は、部品点数を削減することができるとと
もに、構造をより簡素化でき、また、衝撃や振動の作用
に対する耐久性の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク装置の組立
状態を示す全体斜視図
【図2】同、分解斜視図
【図3】図2の一部を拡大して示す説明図
【図4】図2の一部を拡大して示す説明図
【図5】同、トラバースベースと装置ベースの組立状態
を示す平面説明図
【図6】同、トラバースベース上昇時の側面部分概略図
【図7】同、トラバースベース下降時の側面部分概略図
【図8】同、装置ベースに対するトラバースベースの支
持構造を示す部分断面側面図
【図9】同、装置ベースに対するトラバースベースの傾
斜動作を示す部分断面側面図
【図10】ディスク装置の駆動機構の動作を示す一連の
平面説明図
【図11】駆動機構の動作を示す一連の平面説明図
【図12】同、トレイ格納状態を示す平面説明図
【図13】同、トレイ引き出し状態を示す平面説明図
【図14】駆動機構のカムギヤの平面説明図
【図15】カムギヤの側面説明図
【図16】カムギヤの縦断面における歯筋形状を示す部
分断面説明図
【符号の説明】 1 ディスク装置 2 回路基板 3 第1モータ(スピンドルモータ) 3s 第1モータ(スピンドルモータ)の出力軸 4 第2モータ 4s 第2モータの出力軸 4G モータギヤ 5 ターンテーブル 6 光ピックアップ 6f 光ピックアップの脚部 9 光ディスク 10 装置ベース 10a 爪形状部 10H (装置ベースの)内側開口部 11 トラバースベース支持軸 12 凹部 12s 枢支軸 20 トラバースベース 20H トラバースベースの開口部 20P (トラバースベースの)前端突起部 21 トラバースベースの切欠部 22,23 ピックアップガイド溝部 24 ガイドレール 27 円弧溝 29 フローティングブッシュ 30 カムギヤ 30g (カムギヤの)外周歯部 31 (カムギヤの)中央ボス部 32 (カムギヤの)フック部 32p (カムギヤの)係合凸部 33 (カムギヤの)カム溝 33a (カムギヤの)水平溝部分 33b (カムギヤの)斜め溝部分 33c (カムギヤの)水平溝部分 34 (カムギヤの)欠け歯部 37 ストップスクリュー 38 フローティングカラー 39 フローティングバネ 40 送りラック 41 受動ラック 49 ねじ部材 51 ラック駆動歯車列 52 第1トラバースギヤ 52A 第1トラバース入力ギヤ 52B 第1トラバース出力ギヤ 53 第2トラバースギヤ 53A 第2トラバース入力ギヤ 53B 第2トラバース出力ギヤ 55 トレイ 55g トレイラック歯 56 トレイ駆動ギヤ 56A (トレイ駆動ギヤの)入力ギヤ 56B (トレイ駆動ギヤの)出力ギヤ 61 ローディング駆動歯車列 62 第1ローディングギヤ 62A 第1ローディング入力ギヤ 62A 第1ローディング出力ギヤ 63 第2ローディングギヤ 63A 第2ローディング入力ギヤ 63B 第2ローディング出力ギヤ 64 第3ローディングギヤ 71 トリガレバー 96 クランパ 99 サイドシュー Lh トラバースベースの支持軸の先端部中心を結ぶ水
平な直線 Lg (カムギヤの)長手方向軸線 Ls (サイドシューの)圧縮方向 Lt (カムギヤの)せん断方向 Cg (第3ローディングギヤの)回動軌跡 Cg' 回動軌跡に沿った円弧状曲線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転可能に支持するターン
    テーブルと、該ターンテーブルで回転させられる光ディ
    スクに情報信号を書き込み及び/又は光ディスクに記録
    された情報信号を読み出す光ピックアップと、該光ピッ
    クアップを光ディスクの内周側と外周側との間で往復動
    可能に移動させるピックアップ駆動機構と、上記光ディ
    スクをターンテーブル上方の第1位置と装置外部の第2
    位置との間で往復動可能に移送するディスクローディン
    グ機構と、上記ターンテーブルを回転駆動する第1モー
    タと、上記光ピックアップ駆動機構及び上記ディスクロ
    ーディング機構に駆動力を与える正逆回転可能な第2モ
    ータと、装置本体の基台を構成する第1ベースと、該第
    1ベースに対し上下方向へ移動可能または回動可能に支
    持された第2ベースと、該第2ベースの一端側を第1ベ
    ースに支持する弾性を有する第1緩衝部材と、上記第2
    ベース他端側の近傍に位置して該第2ベース他端側を昇
    降させるカム溝を外周部に有するカムギヤと、該カムギ
    ヤを第1ベースに浮動可能に支持する弾性を有する第2
    緩衝部材と、上記第2ベースの上昇時に該第2ベースの
    側面に当接し上記第1ベースに対し水平方向の振れを止
    める弾性を有する第3緩衝部材とを備えた光ディスク装
    置であって、 上記第2ベースは第1ベースに形成された開口内で上記
    第1、第2、第3の緩衝部材の弾性範囲内で第1ベース
    に対し浮動可能な状態で支持され、 上記ターンテーブル及び第1モータと上記光ピックアッ
    プ及び第2モータとが上記第2ベースに設けられ、また
    上記第3の緩衝部材が一方を上記第1ベースに固定され
    他方は該第1ベースに対し上下方向へのたわみが可能に
    取り付けられており、 上記ディスクローディング機構は上記第1及び/又は第
    2ベースに配置され、複数のギヤで成るローディング駆
    動歯車列を備え、該ローディング駆動歯車列の最終出力
    ギヤが上記カムギヤの外周歯部と噛み合うことにより該
    カムギヤが回転させられ上記第2ベースの一端側を中心
    にして上記第2ベースの他端側を上記第1ベースに対し
    昇降させ、 上記第2ベースの昇降動作時にも常に上記ローディング
    駆動歯車列の最終出力ギヤと上記カムギヤの外周歯部と
    は噛み合っており、上記第2ベースの上昇時には上記第
    2ベースの他端側にある突起部が上記カムギヤのカム溝
    に係合することにより上記第2ベースと上記カムギヤが
    一体となって上記第2の緩衝部材により上記第1ベース
    に対し上下方向で防振を行ない、かつ該第2ベースの側
    面に上記第3の緩衝部材が当接することにより該第3の
    緩衝部材は上記第2ベースの上記第1ベースに対する水
    平方向の振れを止めるとともに、上記第2ベースの上記
    第1ベースに対する上下方向の防振を行ない、 上記第2ベースの下降時には該第2ベースの側面から上
    記第3の緩衝部材の当接が外れ上記ディスクローディン
    グ機構の移送動作から待避する構成であることを特徴と
    する光ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950028B2 (en) 2006-09-26 2011-05-24 Funai Electric Co., Ltd. Disk apparatus with improved optical pickup mount
JP2020135911A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 オンキヨー株式会社 記録媒体装填装置およびこれを用いた電子機器または映像音響機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950028B2 (en) 2006-09-26 2011-05-24 Funai Electric Co., Ltd. Disk apparatus with improved optical pickup mount
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