JP2002005537A - 冷媒加熱装置及び空気調和装置 - Google Patents

冷媒加熱装置及び空気調和装置

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JP2002005537A
JP2002005537A JP2000187603A JP2000187603A JP2002005537A JP 2002005537 A JP2002005537 A JP 2002005537A JP 2000187603 A JP2000187603 A JP 2000187603A JP 2000187603 A JP2000187603 A JP 2000187603A JP 2002005537 A JP2002005537 A JP 2002005537A
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liquid pipe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置後の空気調和装置に冷媒加熱装置を取り付
け、空気調和装置の性能を向上させる。 【解決手段】液管(12)とガス管(13)とヒータ(19)
とバイパス管(14)と第1電磁弁(20)と第2電磁弁
(22)とをケーシング(11)に収納し、冷媒加熱装置
(10)を1つのユニットに構成する。ヒータ(19)は液
管(12)を流れる冷媒を加熱する。バイパス管(14)は
液管(12)とガス管(13)とを接続する。バイパス管
(14)は第2電磁弁(22)を備える。液管(12)は、バ
イパス管(14)の接続側の端部(12b)とバイパス管(1
4)の接続部との間に第1電磁弁(20)を備える。液管
(12)及びガス管(13)の両端部(12a,12b,13a,13b)
を冷媒回路(50)の液配管(43)及びガス配管(44)の
途中に接続可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒加熱装置及び
空気調和装置に関し、特に、デフロスト性能の向上対策
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平5
−60411号公報に開示されているように、室外熱交
換器と室内熱交換器とが液側及びガス側の冷媒配管によ
り接続された冷媒回路を備えると共に、液側の冷媒配管
に冷媒加熱器を備えたものが知られている。一般に暖房
運転中に室外熱交換器に着霜が発生したときには、冷媒
循環方向を逆転させることにより、逆サイクルデフロス
ト運転を行い除霜するようにしている。上記空気調和装
置を寒冷地にて使用する場合には、除霜に長時間を要す
ることがある。その間、室内ファンの運転が停止してい
るため、室内空調ができず、室内の快適性を保つことが
できない。そして、停止時間が長くなると、室内熱交換
器の温度が下がってしまうため、暖房運転の開始後に、
室内熱交換器が停止前の温度に戻るのに時間がかかって
しまう。
【0003】そこで、上記空気調和装置は、液側の冷媒
配管に冷媒加熱器を備え、液冷媒を加熱することによ
り、除霜能力を向上させ、デフロスト時間の短縮化を図
り、室内の快適性を維持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷媒加熱器は、冷媒回路に一体に設けられ、1つの専用
品に構成されていないので、空気調和装置に後付けでき
るようなものではない。従って、現在使用中の空気調和
装置が、冷媒加熱器を備えていない場合、既に設置され
た空気調和装置に後から冷媒加熱器を取り付けることが
できない。この結果、室内の快適性を向上させるため又
は暖房能力を向上させるために冷媒加熱器が必要なとき
には、空気調和装置を新しく買い換えなければならず、
経済的でないという問題がある。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、現在使用中の既設の冷媒回路に取り付け可能な
冷媒加熱装置を提供し、空気調和装置の性能を向上させ
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷媒加熱装置
を1つのユニットに構成し、該冷媒加熱装置を空気調和
装置の設置後に取り付けるようにしたものである。
【0007】具体的に、第1の解決手段は、所定長さに
形成されると共に液冷媒が流通するように構成された液
管(12)と、該液管(12)を流れる液冷媒を加熱するヒ
ータ(19)とを備え、上記液管(12)及びヒータ(19)
がケーシング(11)に収納されて1つのユニットに構成
される一方、上記液管(12)の両端部(12a,12b)は、
冷媒回路(50)の液配管(43)の途中に接続可能に構成
されている。
【0008】また、第2の解決手段は、所定長さに形成
されると共に液冷媒が流通するように構成された液管
(12)と、所定長さに形成されると共にガス冷媒が流通
するように構成されたガス管(13)と、上記液管(12)
を流れる液冷媒を加熱するヒータ(19)と、上記液管
(12)とガス管(13)とに接続されたバイパス管(14)
と、該バイパス管(14)に設けられた開閉機構(22)と
を備え、上記液管(12)とガス管(13)とヒータ(19)
とバイパス管(14)とがケーシング(11)に収納されて
1つのユニットに構成される一方、上記液管(12)及び
ガス管(13)の両端部(12a,12b,13a,13b)は、冷媒回
路(50)の液配管(43)及びガス配管(44)の途中に接
続可能に構成されている。
【0009】また、第3の解決手段は、所定長さに形成
されると共に液冷媒が流通するように構成された液管
(12)と、所定長さに形成されると共にガス冷媒が流通
するように構成されたガス管(13)と、上記液管(12)
を流れる液冷媒を加熱するヒータ(19)と、上記液管
(12)とガス管(13)とに接続されたバイパス管(14)
と、上記液管(12)におけるバイパス管(14)の接続側
の端部と該バイパス管(14)の接続部との間に設けられ
た第1開閉機構(20)と、上記バイパス管(14)に設け
られた第2開閉機構(22)とを備え、上記液管(12)と
ガス管(13)とヒータ(19)とバイパス管(14)と第1
開閉機構(20)と第2開閉機構(22)とがケーシング
(11)に収納されて1つのユニットに構成される一方、
上記液管(12)及びガス管(13)の両端部(12a,12b,1
3a,13b)は、冷媒回路(50)の液配管(43)及びガス配
管(44)の途中に接続可能に構成されている。
【0010】また、第4の解決手段は、上記第1から第
3の何れかの解決手段による冷媒加熱装置を前提とし
て、ヒータ(19)を電磁誘導式ヒータとしてものであ
る。
【0011】また、第5の解決手段は、上記第1又は第
4の解決手段による冷媒加熱装置(10)を備えた空気調
和装置であって、圧縮機(45)と熱源側熱交換器(47)
と膨張機構(48)と利用側熱交換器(49)とが順に接続
されて成る冷媒回路(50)を備え、上記冷媒回路(50)
の液配管(43)における膨張機構(48)と利用側熱交換
器(49)との間に上記冷媒加熱装置(10)の液管(12)
が接続される一方、逆サイクルデフロスト運転時に冷媒
加熱装置(10)のヒータ(19)を駆動して冷媒を加熱す
る逆サイクル加熱制御手段(33)が設けられている。
【0012】また、第6の解決手段は、上記第2又は第
4の解決手段による冷媒加熱装置(10)を備えた空気調
和装置であって、圧縮機(45)と熱源側熱交換器(47)
と膨張機構(48)と利用側熱交換器(49)とが順に接続
されて成る冷媒循環の可逆な冷媒回路(50)を備え、上
記冷媒回路(50)の液配管(43)における膨張機構(4
8)と利用側熱交換器(49)との間に上記冷媒加熱装置
(10)の液管(12)が接続されると共に、冷媒回路(5
0)のガス配管(44)における利用側熱交換器(49)と
圧縮機(45)との間に上記冷媒加熱装置(10)のガス管
(13)が接続される一方、逆サイクルデフロスト運転時
に冷媒加熱装置(10)のヒータ(19)を駆動して冷媒を
加熱する逆サイクル加熱制御手段(33)と、逆サイクル
デフロスト運転時に開閉機構(22)を開く開閉制御手段
(32)とが設けられている。
【0013】また、第7の解決手段は、上記第3又は第
4の解決手段による冷媒加熱装置(10)を備えた空気調
和装置であって、圧縮機(45)と熱源側熱交換器(47)
と膨張機構(48)と利用側熱交換器(49)とが順に接続
されて成る冷媒循環の可逆な冷媒回路(50)を備え、上
記冷媒回路(50)の液配管(43)における膨張機構(4
8)と利用側熱交換器(49)との間に上記冷媒加熱装置
(10)の液管(12)が接続されると共に、冷媒回路(5
0)のガス配管(44)における利用側熱交換器(49)と
圧縮機(45)との間に上記冷媒加熱装置(10)のガス管
(13)が接続される一方、逆サイクルデフロスト運転時
に冷媒加熱装置(10)のヒータ(19)を駆動して冷媒を
加熱する逆サイクル加熱制御手段(33)と、逆サイクル
デフロスト運転時に、第1開閉機構(20)を閉じ、第2
開閉機構(22)を開く開閉制御手段(32)が設けられて
いる。
【0014】また、第8の解決手段は、上記第5から第
7の何れかの解決手段による空気調和装置を前提とし
て、暖房運転時に、利用側熱交換器(49)の能力が不足
すると、冷媒加熱装置(10)のヒータ(19)を作動させ
る能力制御手段(35)を備えている。
【0015】また、第9の解決手段は、上記第5から第
7の何れかの解決手段による空気調和装置を前提とし
て、冷媒回路(50)は、逆サイクルデフロスト運転と正
サイクルデフロスト運転とを行うように構成される一
方、正サイクルデフロスト運転時に冷媒加熱装置(10)
のヒータ(19)を駆動して冷媒を加熱する正サイクル加
熱制御手段(34)を備えている。
【0016】また、第10の解決手段は、上記第5から
第8の何れかの解決手段による空気調和装置を前提とし
て、ヒータ(19)が冷媒回路(50)の電源とは別の電源
(23)から電力供給を受けるように構成されている。
【0017】すなわち、上記第1から第3の解決手段で
は、液管(12)やヒータ(19)等が1つのユニットに構
成されているので、ヒータ(19)を既設の冷媒回路(5
0)に取り付ける場合、液管(12)の両端部(12a,12b)
を冷媒回路(50)の液配管(43)の途中に接続する。
【0018】例えば、第5の解決手段では、既設冷媒回
路(50)における液配管(43)の途中を分離し、冷媒加
熱装置(10)の液管(12)の両端部(12a,12b)を液配
管(43)に接続する。
【0019】また、第6及び第7の解決手段では、既設
冷媒回路(50)における液配管(43)及びガス配管(4
4)の途中を分離し、冷媒加熱装置(10)の液管(12)
及びガス管(13)の両端部(12a,12b,13a,13b)を上記
液配管(43)及びガス配管(44)に接続する。
【0020】その後、熱源側熱交換器(47)が着霜した
場合、デフロスト運転が行われる。例えば、逆サイクル
デフロスト運転の際には、逆サイクル加熱制御手段(3
3)がヒータ(19)を駆動し、冷媒回路(50)の冷媒を
加熱する。
【0021】つまり、第5〜第7の解決手段では、例え
ば、冷媒回路(50)の冷媒が逆サイクルで循環し、圧縮
機(45)から吐出した高温高圧の冷媒が熱源側熱交換器
(47)に流入して該熱源側熱交換器(47)に付着した霜
を融解する。この熱源側熱交換器(47)を流れた冷媒
は、液配管(43)を流れることになるが、その途中で冷
媒加熱装置(10)の液管(12)を流れ、ヒータ(19)に
よって加熱される。特に、第4の解決手段では、電磁誘
導式ヒータ(19)によって冷媒が瞬時に加熱される。
【0022】その後、第5の解決手段では、加熱された
冷媒は利用側熱交換器(49)を経て圧縮機(45)に戻
る。
【0023】また、第6の解決手段では、ヒータ(19)
により加熱された冷媒の一部は、バイパス管(14)を流
れ、他の冷媒が利用側熱交換器(49)を流れ、それぞれ
圧縮機(45)に戻る。
【0024】また、第7の解決手段では、ヒータ(19)
により加熱された冷媒が全てバイパス管(14)を流れて
圧縮機(45)に戻る。
【0025】上記の動作を繰り返してデフロストが行わ
れる。
【0026】一方、上記第8の解決手段では、第5から
7の何れかの解決手段による空気調和装置において、暖
房運転時の利用側熱交換器(49)の能力が不足するとき
にもヒータ(19)が駆動され、利用側熱交換器(49)か
ら流出した冷媒が加熱される。このため、熱源側熱交換
器(47)における冷媒の熱交換量を低減させることがで
きる。従って、熱源側熱交換器(47)において、冷媒温
度と外気温度との温度差が小さくなっても必要な熱交換
量を確保することができるので、熱源側熱交換器(47)
の冷媒温度を上昇させることができる。この結果、圧縮
機(45)に吸入される冷媒の温度が上昇すると共に、吐
出温度が上昇し、利用側熱交換器(49)に流入する冷媒
のエンタルピが上昇する。更に、上記利用側熱交換器
(49)を流出した冷媒をヒータ(19)で加熱するので、
熱源側熱交換器(47)に流入する冷媒のエンタルピが低
下することなく、上記利用側熱交換器(49)の冷媒の過
冷却度を大きくすることができる。
【0027】よって、上記利用側熱交換器(49)に流入
する冷媒のエンタルピが大きくなると共に、利用側熱交
換器(49)から流出する冷媒のエンタルピが小さくなる
ことにより、利用側熱交換器(49)の能力が上昇する。
【0028】また、上記第9の解決手段では、逆サイク
ルデフロストと正サイクルデフロストとを使い分けてお
り、この正サイクルデフロスト運転時にもヒータ(19)
が駆動され、液管(12)を流れる冷媒が加熱される。
【0029】つまり、正サイクルデフロスト運転時に
は、暖房運転時と同じ方向に冷媒が循環する。液配管
(43)を流れる途中で、冷媒は、ヒータ(19)により加
熱され、加熱後に熱源側熱交換器(47)に流れ、熱源側
熱交換器(47)に着霜した霜を融解する。
【0030】また、上記第10の解決手段では、第5か
ら8の解決手段による空気調和装置において、ヒータ
(19)の電源を空気調和装置以外から電力供給を受け
る。
【0031】
【発明の効果】従って、上記第1から第3の解決手段に
よれば、冷媒加熱装置(10)が1つのユニットに構成さ
れ、液管(12)及びガス管(13)の両端部(12a,12b,13
a,13b)が冷媒回路(50)の液配管(43)及びガス配管
(44)の途中に接続可能に構成されているため、既設の
冷媒回路に簡単に取り付けることができる。この結果、
室内の快適性を向上させる必要があるとき又は暖房能力
を向上させる必要があるときでも、空気調和装置を新た
に買い換える必要がなく、既設装置の有効利用を図るこ
とができる。
【0032】また、上記第4の解決手段によれば、電磁
誘導式のヒータ(19)を用いるので、ヒータ(19)を小
型化でき、冷媒加熱装置(10)をコンパクトにすること
ができる。電磁誘導式ヒータ(19)は加熱効率が高いた
め、冷媒を瞬時に加熱することができる。
【0033】また、上記第5の解決手段によれば、逆サ
イクルデフロスト運転時に冷媒が加熱されるので、熱源
側熱交換器(47)の着霜を効率よく除霜することがで
き、室内ファンの運転が停止しているデフロスト時間を
短縮することができる。従って、室内ファンの停止時間
を短くすることができ、室温低下を抑制することがで
き、室内の快適を維持することができる。
【0034】また、上記第6の解決手段によれば、逆サ
イクルデフロスト運転時において、冷媒を加熱するの
で、除霜能力を向上させることができると同時に、利用
側熱交換器(49)に流れる冷媒の冷媒量が減少するの
で、利用側熱交換器(49)の温度低下を抑制することが
できる。従って、暖房運転開始後、利用側熱交換器(4
9)が停止前の温度に戻るまでの時間を短くすることが
でき、室内を快適に保つことができる。
【0035】また、上記第7の解決手段によれば、逆サ
イクルデフロスト運転時において、冷媒を加熱するの
で、除霜能力を向上させることができると同時に、利用
側熱交換器(49)に流れる冷媒が遮断されるので、上記
第6の解決手段に比べ、更に利用側熱交換器(49)の温
度低下を抑制することができる。従って、暖房運転開始
後、利用側熱交換器(49)が停止前の温度に戻るまでの
時間をより短くすることができ、室内を更に快適に保つ
ことができる。
【0036】また、上記第8の解決手段によれば、熱源
側熱交換器(47)の能力を増大することなく、利用側熱
交換器(49)の能力を向上させることができ、暖房能力
の不足を解消することができる。
【0037】また、上記第9の解決手段によれば、ヒー
タ(19)により加熱された冷媒が熱源側熱交換器(47)
に流れるので、正サイクルデフロスト運転時における除
霜能力を向上させることができる。
【0038】また、上記第10の解決手段によれば、例
えば、北海道での使用の場合には、電気代の安い融雪電
源を使用する事ができ、ランニングコストを低減するこ
とができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0040】<発明の実施の形態1>図1及び図2に示
すように、実施形態1の冷媒加熱装置(10)は、既設の
冷媒回路(50)に後付け可能なものであって、略直方体
形のケーシング(11)を備え、該ケーシング(11)に液
管(12)、ガス管(13)、液管(12)とガス管(13)と
を接続するバイパス管(14)及び除霜コントローラ(3
0)が収納されて1つのユニットに構成されている。
【0041】上記液管(12)は、ケーシング(11)の中
央部付近に略水平に配置され、ケーシング(11)の対向
する第1側面(15)及び第2側面(16)の中央部付近を
貫通している。
【0042】つまり、上記液管(12)の一端部(12a)
は、ケーシング(11)の第1側面(15)から図の右に向
かってケーシング(11)の外側に突き出し、他端部(12
b)は、ケーシング(11)の第2側面(16)から図の左
に向かってケーシング(11)の外側に突き出している。
上記両端部(12a,12b)は、図2に示すように、片ユニ
オン管継手(17)がろう付され、該片ユニオン管継手
(17)には、冷媒回路(50)の液配管(43)に嵌め込ま
れているフレアナット(53)をねじ込むことにより上記
液配管(43)が接続される。
【0043】上記液管(12)は、第1側面(15)側から
順に液管(12)を流れる冷媒を加熱するヒータ(19)と
第1開閉機構である第1電磁弁(20)とを備えている。
【0044】上記ヒータ(19)は、コイル(21)と図示
しない鉄心とを備えて構成されている。上記ヒータ(1
9)は、コイル(21)に高周波電流を流すことにより、
鉄心に誘導電流を発生させ、鉄心を加熱させる電磁誘導
式ヒータに構成されている。
【0045】上記ガス管(13)は、ケーシング(11)の
下部に略水平に配置され、ケーシング(11)の対向する
第1側面(15)及び第2側面(16)の下部付近を貫通し
ている。上記ガス管(13)の一端部(13a)がケーシン
グ(11)の第1側面(15)から図の右に向かってケーシ
ング(11)の外側に突き出し、他端部(13b)がケーシ
ング(11)の第2側面(16)から図の左に向かってケー
シング(11)の外側に突き出している。上記両端部(13
a,13b)は、図2に示すように、片ユニオン管継手(1
8)がろう付され、該片ユニオン管継手(18)には、冷
媒回路(50)のガス配管(44)に嵌め込まれているフレ
アナット(54)をねじ込むことにより上記ガス配管(4
4)が接続される。
【0046】上記バイパス管(14)は、液管(12)の下
側に接続する第1鉛直部(14a)と、ガス管(13)の上
側に接続する第2鉛直部(14b)と、第1鉛直部(14a)
と第2鉛直部(14b)とを接続する水平部(14c)とによ
り構成されている。バイパス管(14)の第1鉛直部(14
a)の一端は、液管(12)におけるヒータ(19)と第1
電磁弁(20)との間に接続されている。バイパス管(1
4)の第2鉛直部(14b)の一端は、ケーシング(11)内
におけるガス管(13)の第1側面(15)付近に接続され
ている。上記バイパス管(14)の水平部(14c)には、
第2開閉機構である第2電磁弁(22)が設置されてい
る。
【0047】上記除霜コントローラ(30)は、逆サイク
ル加熱制御部(33)、正サイクル加熱制御部(34)、能
力制御部(35)及び開閉制御部(32)を備え、ケーシン
グ(11)内の上部に配置されている。上記除霜コントロ
ーラ(30)は、冷媒回路の空調コントローラから制御信
号を受けることにより、ヒータ(19)の駆動と、第1電
磁弁(20)の開閉操作及び第2電磁弁(22)の開閉操作
とを行うように構成されている。
【0048】上記逆サイクル加熱制御部(33)は、逆サ
イクル加熱制御手段を構成している。つまり、逆サイク
ル加熱制御部(33)は、逆サイクルデフロスト運転に切
り換えられたときに出力される制御信号を受けたときに
ヒータ(19)を駆動させるように構成されている。
【0049】上記正サイクル加熱制御部(34)は、正サ
イクル加熱制御手段を構成している。つまり、正サイク
ル加熱制御部(34)は、正サイクルデフロスト運転に切
り換えられたときに出力される制御信号を受けたときに
ヒータ(19)を駆動させるように構成されている。
【0050】上記能力制御部(35)は、能力制御手段を
構成している。つまり、能力制御部(35)は、暖房運転
時に暖房負荷に対し暖房能力が不足していると判断した
ときに出力される制御信号を受けたときにヒータ(19)
を駆動させるように構成されている。
【0051】上記開閉制御部(32)は、開閉制御手段を
構成している。つまり、開閉制御部(32)は、逆サイク
ルデフロスト運転に切り換えられたときに出力される制
御信号を受けたときに、液管(12)に設置される第1電
磁弁(20)を閉鎖し、バイパス管(14)に設置される第
2電磁弁(22)を開放するように構成されている。
【0052】続いて、図2に示すように、上記冷媒加熱
装置(10)がオプションユニットとして接続された空気
調和装置(40)について説明する。
【0053】上記空気調和装置(40)は、1台の室外ユ
ニット(41)と、1台の室内ユニット(42)とを備えて
構成されている。上記室外ユニット(41)と室内ユニッ
ト(42)とは、液配管(43)及びガス配管(44)により
接続されている。そして、上記冷媒加熱装置(10)が、
液配管(43)及びガス配管(44)の途中に接続されてい
る。
【0054】上記室外ユニット(41)は、圧縮機(45)
と、四路切換弁(46)と、熱源側熱交換器である室外熱
交換器(47)と、膨張機構である膨張弁(48)とを備え
ている。
【0055】上記室内ユニット(42)は、利用側熱交換
器である室内熱交換器(49)とを備えている。
【0056】上記圧縮機(45)、四路切換弁(46)、室
外熱交換器(47)、膨張弁(48)及び室内熱交換器(4
9)は、液配管(43)及びガス配管(44)により接続さ
れ、冷媒循環が可逆な冷媒回路(50)が形成されてい
る。
【0057】上記液配管(43)は、室外熱交換器(47)
に接続する第1液配管(51)と室内熱交換器(49)に接
続する第2液配管(52)とにより構成されている。第1
液配管(51)と第2液配管(52)とが冷媒加熱装置(1
0)の液管(12)を介して接続されている。
【0058】具体的には、液管(12)のヒータ(19)寄
りの端部(12a)が、室外熱交換器(47)に接続される
第1液配管(51)の一端に接続されている。この接続
は、第1液配管(51)に嵌め込まれているフレアナット
(53)を液管(12)の端部(12a)にろう付されている
片ユニオン管継手(17)に嵌め込むことにより行ってい
る。液管(12)の第1電磁弁(20)寄りの端部(12b)
が、室内熱交換器(49)に接続される第2液配管(52)
の一端に接続されている。この接続は、第2液配管(5
2)に嵌め込まれているフレアナット(53)を液管(1
2)の端部(12b)にろう付されている片ユニオン管継手
(17)に嵌め込むことにより行っている。
【0059】暖房及び正サイクルデフロスト運転時に
は、冷媒がヒータ(19)寄りの端部(12a)から第1電
磁弁(20)寄りの端部(12b)に向かって液管(12)を
流れ、逆サイクルデフロスト運転時には、冷媒が第1電
磁弁(20)寄りの端部(12b)からヒータ(19)寄りの
端部(12a)に向かって流れるように構成されている。
【0060】上記ガス配管(44)は、室外熱交換器(4
7)に接続する第1ガス配管(55)と室内熱交換器(4
9)に接続する第2ガス配管(56)とにより構成されて
いる。第1ガス配管(55)は、四路切換弁(46)と圧縮
機(45)が設置され、一端が室外熱交換器(47)に接続
されている。第1ガス配管(55)と第2ガス配管(56)
とが冷媒加熱装置(10)のガス管(13)を介して接続さ
れている。
【0061】具体的には、ガス管(13)の一端部(13
a)が、室外熱交換器(47)に接続する第1ガス配管(5
5)の一端に接続されている。この接続は、第1ガス配
管(55)に嵌め込まれているフレアナット(54)をガス
管(13)の端部(13a)にろう付されている片ユニオン
管継手(18)に嵌め込むことにより行っている。ガス管
(13)の他端部(13b)が、室内熱交換器(49)に接続
する第2ガス配管(56)の一端に接続されている。この
接続は、第2ガス配管(56)に嵌め込まれているフレア
ナット(54)をガス管(13)の端部(13b)にろう付さ
れている片ユニオン管継手(18)に嵌め込むことにより
行っている。
【0062】上記四路切換弁(46)は、切り換えにより
冷媒の循環方向を反転させ、ヒートポンプサイクル動作
と冷凍サイクル動作とを切り換える。
【0063】上記室外熱交換器(47)は、室外空気と冷
媒とを熱交換させるもので、室外ファン(57)を備えて
いる。
【0064】上記膨張弁(48)は、流量調整自在な電動
膨張弁により構成されている。
【0065】上記室内熱交換器(49)は、冷媒と室内空
気とを熱交換させるもので、室内ファン(58)を備えて
いる。
【0066】尚、上記冷媒加熱装置(10)のヒータ(1
9)は、空気調和装置(40)の電源とは異なる外部電源
(23)に接続されている。例えば、この冷媒加熱装置
(10)を北海道で使用する場合には、電気代の安い融雪
電源を使用する。
【0067】上記室外熱交換器(47)には、室外温度を
検出して制御信号を出力する外気温センサ(T1)が設置
されている。室外熱交換器(47)の伝熱管には、冷媒温
度を検出して、制御信号を出力する熱交温度センサ(T
2)が設置されている。
【0068】上記室内熱交換器(49)には、室内温度を
検出して制御信号を出力する室内温度センサ(T3)が設
置されている。
【0069】上記各センサ(T1,T2,T3)から出力される
制御信号は、空調コントローラ(60)に送られる。該空
調コントローラ(60)は、上記各センサ(T1,T2,T3)か
らの信号を受け取り、暖房運転とデフロスト運転との切
り換えを行うと共に、冷媒加熱装置(10)に設けられる
除霜コントローラ(30)に制御信号を送る。上記空調コ
ントローラ(60)は、逆サイクルデフロスト制御部(6
1)と、正サイクルデフロスト制御部(62)と、暖房制
御部(63)とを備えている。
【0070】上記逆サイクルデフロスト制御部(61)
は、外気温センサ(T1)が検出する室外温度が0℃未満
の場合の暖房運転時において、熱交温度センサ(T2)が
検出する冷媒温度から着霜と判断されたときに、暖房運
転を逆サイクルデフロスト運転に切り換えると共に、除
霜コントローラ(30)に制御信号である逆サイクルデフ
ロスト信号を出力するように構成されている。
【0071】上記正サイクルデフロスト制御部(62)
は、外気温センサ(T1)が検出する室外温度が0℃以上
の場合の暖房運転時において、熱交温度センサ(T2)が
検出する冷媒温度から着霜と判断されたときに、暖房運
転を正サイクルデフロスト運転に切り換えると共に、除
霜コントローラ(30)に制御信号である正サイクルデフ
ロスト信号を出力するように構成されている。
【0072】上記暖房制御部(63)は、暖房運転時にお
いて、外気温センサ(T1)が検出する室外温度及び室内
温度センサ(T3)が検出する室内温度により室内熱交換
器(49)の能力が不足していると判断されたときに、除
霜コントローラ(30)に制御信号であるハイパワー要求
信号を出力するように構成されている。
【0073】−運転動作− 上記冷媒加熱装置(10)が接続された空気調和装置(4
0)の運転動作について説明する。
【0074】暖房運転時には、四路切換弁(46)が図2
中に示す破線側に切り換わる。圧縮機(45)から吐出さ
れたガス冷媒は、四路切換弁(46)を通過した後、冷媒
加熱装置(10)のガス管(13)を流れ、室内熱交換器
(49)に流れる。室内熱交換器(49)に流入したガス冷
媒は、室内空気と熱交換し、室内を暖房すると共に凝縮
する。室内熱交換器(49)から流出した液冷媒は、冷媒
加熱装置(10)の液管(12)を通過した後、膨張弁(4
8)により減圧されると共に低温の液冷媒となる。この
低温の液冷媒は、室外熱交換器(47)に流入し、室外空
気と熱交換する。室外熱交換器(47)では、液冷媒が蒸
発し、この室外熱交換器(47)を流出したガス冷媒は、
四路切換弁(46)を通過し、圧縮機(45)に戻り、この
循環が繰り返される。
【0075】上記暖房運転時において、外気温センサ
(T1)、熱交温度センサ(T2)、室内温度センサ(T3)
から出力された制御信号が空調コントローラ(60)に送
られている。
【0076】外気温センサ(T1)が検出する室外温度が
0℃未満の場合において、熱交温度センサ(T2)によっ
て検出される冷媒温度により着霜と判断されると、逆サ
イクルデフロスト制御部(61)は、冷媒回路(50)を逆
サイクルデフロスト運転に切り換えると共に、冷媒加熱
装置(10)に設置される除霜コントローラ(30)に逆サ
イクルデフロスト信号を出力する。
【0077】この逆サイクルデフロスト運転では、圧縮
機(45)の能力を大きくし、四路切換弁(46)を図中の
実線側に切り換え、膨張弁(48)を全開し、室外ファン
(57)及び室内ファン(58)を停止する。除霜コントロ
ーラ(30)が逆サイクルデフロスト信号を受けると、逆
サイクル加熱制御部(33)がヒータ(19)を駆動させる
と共に、開閉制御部(32)が第1電磁弁(20)を閉鎖
し、第2電磁弁(22)を開く。
【0078】従って、第1電磁弁(20)が閉鎖すると共
に冷媒の循環方向が反転するため、圧縮機(45)から吐
出したガス冷媒は、四路切換弁(46)、室外熱交換器
(47)、膨張弁(48)、冷媒加熱装置(10)の液管(1
2)、バイパス管(14)、ガス管(13)及び四路切換弁
(46)の順に通過し、圧縮機(45)に戻る。
【0079】つまり、圧縮機(45)から吐出した高温の
ガス冷媒は、室外熱交換器(47)に流れる。そして、該
室外熱交換器(47)に付着した霜が高温のガス冷媒によ
って融解する。
【0080】上記室外熱交換器(47)を流れた冷媒は、
冷媒回路(50)の液配管(43)を流れることになるが、
この液配管(43)を流れる途中において、冷媒加熱装置
(10)の液管(12)を流れる。この液管(12)を流れる
際、冷媒はヒータ(19)によって加熱される。この加熱
された冷媒は、室内熱交換器(49)を流れることなくバ
イパス管(14)を流れ、圧縮機(45)に戻る。この循環
動作を繰り返して室外熱交換器(47)の逆サイクルデフ
ロストが行われる。
【0081】外気温センサ(T1)が検出する室外温度が
0℃以上の場合において、熱交温度センサ(T2)により
検出される冷媒温度によって着霜と判断されると、正サ
イクルデフロスト制御部(62)は、正サイクルデフロス
ト運転に切り換えると共に、冷媒加熱装置(10)に設置
される除霜コントローラ(30)に正サイクルデフロスト
信号を出力する。
【0082】正サイクルデフロスト運転では、圧縮機
(45)の能力を小さくし、膨張弁(48)を全開し、室内
ファン(58)を低回転に制御する。室外ファン(57)
は、暖房運転時と同様に運転されている。除霜コントロ
ーラ(30)が正サイクルデフロスト信号を受けると正サ
イクル加熱制御部(34)がヒータ(19)を駆動させる。
【0083】この場合、冷媒循環方向が反転することな
く、冷媒が循環する。暖房運転時に比べ低圧の状態で圧
縮機(45)から吐出したガス冷媒は室内熱交換器(49)
において、室内空気と熱交換して、室内を暖房すると共
に凝縮する。液冷媒が冷媒加熱装置(10)のヒータ(1
9)により加熱された後、室外熱交換器(47)に流れ
る。上記冷媒は、室外熱交換器(47)の伝熱管に付着し
た霜を除霜して圧縮機(45)に戻る。つまり、暖房運転
を継続しながら、除霜が行われる。
【0084】低外気温時での使用の場合や運転開始時の
場合に、室内温度センサ(T3)が検出する室内温度が所
定温度以下の低温状態が所定時間以上継続するときに
は、室内熱交換器(49)の能力が不足していると判断さ
れ、暖房制御部(63)が除霜コントローラ(30)にハイ
パワー要求信号を出力する。除霜コントローラ(30)が
ハイパワー要求信号を受けると、能力制御部(35)がヒ
ータ(19)を駆動させ、室内熱交換器(49)から流出し
た冷媒を加熱する。
【0085】このため、室外熱交換器(47)における冷
媒の熱交換量を低減させることができる。従って、室外
熱交換器(47)において、冷媒温度と外気温度との温度
差が小さくなっても、冷媒の蒸発に必要な熱交換量を確
保することができるので、室外熱交換器(47)の冷媒温
度を上昇させることができる。この結果、圧縮機(45)
に吸入される冷媒の温度が上昇すると共に、吐出温度が
上昇し、室内熱交換器(49)に流入する冷媒のエンタル
ピが上昇する。
【0086】一方、室外熱交換器(47)に流入する前に
液冷媒が加熱されるので、該室外熱交換器(47)に流入
する冷媒のエンタルピが低下することなく、室内熱交換
器(49)における冷媒の過冷却度を大きくすることがで
きる。従って、室内熱交換器(49)から流出する冷媒の
エンタルピを小さくすることができる。
【0087】よって、上記室内熱交換器(49)に流入す
る冷媒のエンタルピが大きくなると共に、室内熱交換器
(49)から流出する冷媒のエンタルピが小さくなるの
で、室内熱交換器(49)における冷媒凝縮量が増大し、
室内熱交換器(49)の能力が増大する。
【0088】冷房運転時には、四路切換弁(46)が図中
の実線側に切り換わる。圧縮機(45)から吐出したガス
冷媒は、四路切換弁(46)を通過し、室外熱交換器(4
7)に流れ、室外空気と熱交換をして凝縮する。凝縮し
た液冷媒は、膨張弁(48)により減圧され、液管(12)
を通過して室内熱交換器(49)に流入する。室内熱交換
器(49)において、液冷媒は、室内空気と熱交換し、該
室内空気を冷却すると共に、蒸発する。蒸発したガス冷
媒は、ガス管(13)を通過し、四路切換弁(46)を通過
して、圧縮機(45)に戻り、この循環が繰り返される。
【0089】−実施形態1の効果− 本実施形態1によれば、以下のような効果が発揮され
る。
【0090】冷媒加熱装置(10)が1つのユニットに構
成され、液管(12)及びガス管(13)の両端部(12a,12
b,13a,13b)が冷媒回路(50)の液配管(43)及びガス
配管(44)の途中に接続可能に構成されているため、既
設の冷媒回路(50)に簡単に取り付けることができる。
この結果、室内の快適性を向上させる必要があるとき又
は暖房能力を向上させる必要があるときでも、空気調和
装置を新たに買い換える必要がなく、既設装置の有効利
用を図ることができる。
【0091】また、電磁誘導式のヒータ(19)を用いる
ので、ヒータ(19)を小型化でき、冷媒加熱装置(10)
をコンパクトにすることができる。電磁誘導式ヒータ
(19)は加熱効率が高いため、冷媒を瞬時に加熱するこ
とができる。
【0092】また、逆サイクルデフロスト運転時におい
て、冷媒を加熱するので、除霜能力を向上させることが
できると同時に、室内熱交換器(49)に流れる冷媒が遮
断されるので、室内熱交換器(49)の温度低下を抑制す
ることができる。従って、暖房運転開始後、室内熱交換
器(49)が停止前の温度に戻るまでの時間をより短くす
ることができ、室内を更に快適に保つことができる。
【0093】また、室外熱交換器(47)の能力を増大す
ることなく、室内熱交換器(49)の能力を向上させるこ
とができ、暖房能力の不足を解消することができる。
【0094】また、ヒータ(19)により加熱された冷媒
が室外熱交換器(47)に流れるので、正サイクルデフロ
スト運転時における除霜能力を向上させることができ
る。
【0095】また、ヒータ(19)の電源を空気調和装置
(40)の電源とは別の電源(23)を使用するので、例え
ば、北海道での使用の場合には、電気代の安い融雪電源
を使用する事ができ、ランニングコストを低減すること
ができる。
【0096】<発明の実施の形態2>図3に示すよう
に、実施形態2の冷媒加熱装置(10)は、実施形態1に
おける液管(12)の第1電磁弁(20)を省略したもので
ある。
【0097】つまり、上記冷媒加熱装置(10)は、ケー
シング(11)に液管(12)、ガス管(13)、液管(12)
とガス管(13)とを接続するバイパス管(14)及び除霜
コントローラ(30)が収納されて1つのユニットに構成
されている。
【0098】そして、上記バイパス管(14)の第1鉛直
部(14a)には、開閉機構である電磁弁(22)が設置さ
れている。
【0099】一方、上記除霜コントローラ(30)は、逆
サイクル加熱制御部(33)、正サイクル加熱制御部(3
4)、能力制御部(35)及び開閉制御部(32)とを備え
ている。
【0100】該開閉制御部(32)は、開閉制御手段を構
成し、逆サイクルデフロスト運転に切り換えられたとき
に出力される制御信号を受けたときに、電磁弁(22)を
開放する。
【0101】また、図4に示すように、上記冷媒加熱装
置(10)がオプションユニットとして空気調和装置(4
0)に取り付けられている。
【0102】従って、逆サイクルデフロスト運転では、
圧縮機(45)の能力が上げられ、四路切換弁(46)が図
中の実線側に切り換わり、膨張弁(48)が全開され、室
外ファン(57)及び室内ファン(58)が停止する。除霜
コントローラ(30)が逆サイクルデフロスト信号を受け
ると、逆サイクル加熱制御部(33)がヒータ(19)を駆
動させると共に、開閉制御部(32)が電磁弁(22)を開
く。
【0103】冷媒の循環方向が反転するため、圧縮機
(45)から吐出されたガス冷媒は、四路切換弁(46)、
室外熱交換器(47)、膨張弁(48)、冷媒加熱装置(1
0)の液管(12)、室内熱交換器(49)、ガス管(13)
及び四路切換弁(46)の順に通過し、圧縮機(45)に戻
る。また、ガス冷媒の一部は、液管(12)において、バ
イパス管(14)に分流され、室内熱交換器(49)を流れ
ることなく圧縮機(45)に戻る。室内熱交換器(49)に
流れる冷媒量が減るため、室内熱交換器(49)の温度低
下が少ない。
【0104】−実施形態2の効果− 本実施形態2によれば、実施形態1の冷媒加熱装置(1
0)に比べ、部品点数が少ないため、コストを削減する
ことができる。
【0105】また、逆サイクルデフロスト運転時におい
て、冷媒を加熱するので、除霜能力を向上させることが
できると同時に、室内熱交換器(49)に流入する冷媒の
冷媒量が減少するので、室内熱交換器(49)の温度低下
を抑制することができる。従って、暖房運転開始後、室
内熱交換器(49)が停止前の温度に戻るまでの時間を短
くすることができ、室内を快適に保つことができる。
【0106】その他の構成、作用及び効果は実施形態1
と同様である。
【0107】<発明の実施の形態3>図5に示すよう
に、実施形態3の冷媒加熱装置(10)は、実施形態1の
バイパス管(14)及び第1電磁弁(20)を省略したもの
である。
【0108】つまり、上記冷媒加熱装置(10)は、ケー
シング(11)に液管(12)、ガス管(13)及び除霜コン
トローラ(30)が収納されて1つのユニットに構成され
ている。
【0109】一方、上記除霜コントローラ(30)は、逆
サイクル加熱制御部(33)、正サイクル加熱制御部(3
4)及び能力制御部(35)のみを備え、開閉制御部(3
2)が設けられていない。
【0110】また、図6に示すように、上記冷媒加熱装
置(10)がオプションユニットとして空気調和装置(4
0)に接続されている。
【0111】従って、逆サイクルデフロスト運転では、
圧縮機(45)の能力が上げられ、四路切換弁(46)が図
中の実線側に切り換わり、膨張弁(48)が全開され、室
外ファン(57)及び室内ファン(58)が停止する。除霜
コントローラ(30)が逆サイクルデフロスト信号を受け
ると、逆サイクル加熱制御部(33)がヒータ(19)を駆
動させる。
【0112】冷媒の循環方向が反転するため、圧縮機
(45)から吐出されたガス冷媒は、四路切換弁(46)、
室外熱交換器(47)、膨張弁(48)、冷媒加熱装置(1
0)の液管(12)、室内熱交換器(49)、ガス管(13)
及び四路切換弁(46)の順に通過し、圧縮機(45)に戻
る。
【0113】−実施形態3の効果− 本実施形態3によれば、実施形態2の冷媒加熱装置(1
0)に比べ、部品点数が少ないため、コストを削減する
ことができると共に、コンパクトにすることができる。
【0114】また、逆サイクルデフロスト運転時に冷媒
が加熱されるので、室外熱交換器(47)の着霜を効率よ
く除霜することができ、室内ファンの運転が停止してい
るデフロスト時間を短縮することができる。従って、室
内ファンの停止時間を短くすることができ、室温低下を
抑制することができ、室内を快適に維持することができ
る。
【0115】その他の構成、作用及び効果は実施形態1
と同様である。
【0116】<発明のその他の実施の形態>本発明は、
上記各実施形態と異なり、冷媒加熱装置(10)の電源を
空気調和装置(40)の電源と共通にしてもよい。
【0117】また、本発明の空気調和装置は、1台の室
外ユニット(41)に複数台の室内ユニット(42)とによ
り構成されるいわゆるマルチ型空気調和装置(40)に構
成してもよい。
【0118】また、上記実施形態3について、冷媒加熱
装置(10)は、ガス管(13)を省略して、液管(12)の
みを冷媒回路(50)に接続する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る冷媒加熱装置の構成を示す概
略構成図である。
【図2】実施形態1に係る空気調和装置の冷媒回路の概
略図である。
【図3】実施形態2に係る冷媒加熱装置の構成を示す概
略構成図である。
【図4】実施形態2に係る空気調和装置の冷媒回路の概
略図である。
【図5】実施形態3に係る冷媒加熱装置の構成を示す概
略構成図である。
【図6】実施形態3に係る空気調和装置の冷媒回路の概
略図である。
【符号の説明】
(10) 冷媒加熱装置 (11) ケーシング (12) 液管 (12a) 端部 (12b) 端部 (13) ガス管 (13a) 端部 (13b) 端部 (14) バイパス管 (19) ヒータ (20) 第2電磁弁 (22) 第1電磁弁(電磁弁) (32) 開閉制御部 (33) 逆サイクル加熱制御部 (34) 正サイクル加熱制御部 (35) 能力制御部 (43) 液配管 (44) ガス配管 (45) 圧縮機 (47) 室外熱交換器 (48) 膨張弁 (49) 室内熱交換器 (50) 冷媒回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 47/02 550 F25B 47/02 550H

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長さに形成されると共に液冷媒が流通
    するように構成された液管(12)と、 該液管(12)を流れる液冷媒を加熱するヒータ(19)と
    を備え、 上記液管(12)及びヒータ(19)がケーシング(11)に
    収納されて1つのユニットに構成される一方、 上記液管(12)の両端部(12a,12b)は、冷媒回路(5
    0)の液配管(43)の途中に接続可能に構成されている
    ことを特徴とする冷媒加熱装置。
  2. 【請求項2】所定長さに形成されると共に液冷媒が流通
    するように構成された液管(12)と、 所定長さに形成されると共にガス冷媒が流通するように
    構成されたガス管(13)と、 上記液管(12)を流れる液冷媒を加熱するヒータ(19)
    と、 上記液管(12)とガス管(13)とに接続されたバイパス
    管(14)と、 該バイパス管(14)に設けられた開閉機構(22)とを備
    え、 上記液管(12)とガス管(13)とヒータ(19)とバイパ
    ス管(14)とがケーシング(11)に収納されて1つのユ
    ニットに構成される一方、 上記液管(12)及びガス管(13)の両端部(12a,12b,13
    a,13b)は、冷媒回路(50)の液配管(43)及びガス配
    管(44)の途中に接続可能に構成されていることを特徴
    とする冷媒加熱装置。
  3. 【請求項3】所定長さに形成されると共に液冷媒が流通
    するように構成された液管(12)と、 所定長さに形成されると共にガス冷媒が流通するように
    構成されたガス管(13)と、 上記液管(12)を流れる液冷媒を加熱するヒータ(19)
    と、 上記液管(12)とガス管(13)とに接続されたバイパス
    管(14)と、 上記液管(12)におけるバイパス管(14)の接続側の端
    部と該バイパス管(14)の接続部との間に設けられた第
    1開閉機構(20)と、 上記バイパス管(14)に設けられた第2開閉機構(22)
    とを備え、 上記液管(12)とガス管(13)とヒータ(19)とバイパ
    ス管(14)と第1開閉機構(20)と第2開閉機構(22)
    とがケーシング(11)に収納されて1つのユニットに構
    成される一方、 上記液管(12)及びガス管(13)の両端部(12a,12b,13
    a,13b)は、冷媒回路(50)の液配管(43)及びガス配
    管(44)の途中に接続可能に構成されていることを特徴
    とする冷媒加熱装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3の何れか1項において、 ヒータ(19)は、電磁誘導式ヒータであることを特徴と
    する冷媒加熱装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項4に記載の冷媒加熱装
    置(10)を備えた空気調和装置であって、 圧縮機(45)と熱源側熱交換器(47)と膨張機構(48)
    と利用側熱交換器(49)とが順に接続されて成る冷媒回
    路(50)を備え、 上記冷媒回路(50)の液配管(43)における膨張機構
    (48)と利用側熱交換器(49)との間に上記冷媒加熱装
    置(10)の液管(12)が接続される一方、 逆サイクルデフロスト運転時に冷媒加熱装置(10)のヒ
    ータ(19)を駆動して冷媒を加熱する逆サイクル加熱制
    御手段(33)が設けられていることを特徴とする空気調
    和装置。
  6. 【請求項6】請求項2又は請求項4に記載の冷媒加熱装
    置(10)を備えた空気調和装置であって、 圧縮機(45)と熱源側熱交換器(47)と膨張機構(48)
    と利用側熱交換器(49)とが順に接続されて成る冷媒循
    環の可逆な冷媒回路(50)を備え、 上記冷媒回路(50)の液配管(43)における膨張機構
    (48)と利用側熱交換器(49)との間に上記冷媒加熱装
    置(10)の液管(12)が接続されると共に、冷媒回路
    (50)のガス配管(44)における利用側熱交換器(49)
    と圧縮機(45)との間に上記冷媒加熱装置(10)のガス
    管(13)が接続される一方、 逆サイクルデフロスト運転時に冷媒加熱装置(10)のヒ
    ータ(19)を駆動して冷媒を加熱する逆サイクル加熱制
    御手段(33)と、 逆サイクルデフロスト運転時に開閉機構(22)を開く開
    閉制御手段(32)とが設けられていることを特徴とする
    空気調和装置。
  7. 【請求項7】請求項3又は請求項4に記載の冷媒加熱装
    置(10)を備えた空気調和装置であって、 圧縮機(45)と熱源側熱交換器(47)と膨張機構(48)
    と利用側熱交換器(49)とが順に接続されて成る冷媒循
    環の可逆な冷媒回路(50)を備え、 上記冷媒回路(50)の液配管(43)における膨張機構
    (48)と利用側熱交換器(49)との間に上記冷媒加熱装
    置(10)の液管(12)が接続されると共に、冷媒回路
    (50)のガス配管(44)における利用側熱交換器(49)
    と圧縮機(45)との間に上記冷媒加熱装置(10)のガス
    管(13)が接続される一方、 逆サイクルデフロスト運転時に冷媒加熱装置(10)のヒ
    ータ(19)を駆動して冷媒を加熱する逆サイクル加熱制
    御手段(33)と、 逆サイクルデフロスト運転時に第1開閉機構(20)を閉
    じ、第2開閉機構(22)を開く開閉制御手段(32)が設
    けられていることを特徴とする空気調和装置。
  8. 【請求項8】請求項5から7の何れか1項において、 暖房運転時に、利用側熱交換器(49)の能力が不足する
    と、冷媒加熱装置(10)のヒータ(19)を作動させる能
    力制御手段(35)を備えていることを特徴とする空気調
    和装置。
  9. 【請求項9】請求項5から7の何れか1項において、 冷媒回路(50)は、逆サイクルデフロスト運転と正サイ
    クルデフロスト運転とを行うように構成される一方、 正サイクルデフロスト運転時に冷媒加熱装置(10)のヒ
    ータ(19)を駆動して冷媒を加熱する正サイクル加熱制
    御手段(34)を備えていることを特徴とする空気調和装
    置。
  10. 【請求項10】請求項5から8の何れか1項において、 ヒータ(19)は、冷媒回路(50)の電源とは別の電源
    (23)から電力供給を受けるように構成されていること
    を特徴とする空気調和装置。
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