JP2002005138A - 片締め式ボルト締結装置 - Google Patents

片締め式ボルト締結装置

Info

Publication number
JP2002005138A
JP2002005138A JP2000190752A JP2000190752A JP2002005138A JP 2002005138 A JP2002005138 A JP 2002005138A JP 2000190752 A JP2000190752 A JP 2000190752A JP 2000190752 A JP2000190752 A JP 2000190752A JP 2002005138 A JP2002005138 A JP 2002005138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
sleeve
fastening device
nut
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000190752A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kobayashi
努 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP2000190752A priority Critical patent/JP2002005138A/ja
Publication of JP2002005138A publication Critical patent/JP2002005138A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dowels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定的に大きな締め付け力で締め付けること
ができると共に、安価に製造することができる片締め式
ボルト締結装置を提供する。 【解決手段】 片締め式ボルト締結装置Sは、雄ねじ1
aを有する軸部1bと長円形の断面形状を有する柱状の
頭部1cとを備えたボルト1と、頭部1cと同じ長円形
の断面形状を有し、軸部1bに外嵌される筒状のスリー
ブ2と、軸部1bに外嵌されて頭部1cと反対側のスリ
ーブ2の端面に当接されるワッシャー3と、このワッシ
ャー3の外側において軸部1bの雄ねじ1aに螺合され
るナット4とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状物等の被締結
部材をボルトにより締結する装置であって、一方の側の
みからの操作により締結する片締め式ボルト締結装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】板状物等を一方の側のみからの操作によ
り締結する片締め式のボルト締結装置は、通常ワンサイ
ドボルトと呼ばれ、各種用途に使用されている。例え
ば、鋼管や角形鋼管などの閉鎖型断面への部品の取り付
けやあるいは閉鎖型断面のボルト接合部などに使用され
る。
【0003】従来、片締め式ボルト締結装置としては、
例えば、図12及び図13に示すものが知られている。
この片締め式ボルト締結装置10は、雄ねじ11aを有
する軸部11bと、これより大径の円柱状の頭部11c
とを備えたボルト11と、頭部11cと同じ外径を有
し、軸部11bに外嵌される円筒状のスリーブ12と、
軸部11bに外嵌されて頭部11cと反対側のスリーブ
12の端面に当接されるワッシャー13と、このワッシ
ャー13の外側において軸部11bの雄ねじ11aに螺
合されるナット14とを備えてなるものである。なお、
軸部11bの先端部には破断溝11dが形成されてお
り、この破断溝11dから先の部分がピンテール11e
とされている。
【0004】この片締め式ボルト締結装置10により被
締結部材5,5を締結するには、図12に示すように、
被締結部材5,5のボルト孔5a,5aに、ボルト11
およびスリーブ12を頭部11c側から挿入し、その後
ピンテール11eを保持してボルト11を固定しつつナ
ット14を軸部11bの雄ねじ11aにねじ込んで、頭
部11a側のスリーブ12の軟質部を鍔状に塑性変形さ
せる。その後、さらにナットを締め付けると、ボルト1
1の破断溝11dが破断し、ピンテール11eが切り離
される。このようにして、図13に示すように、被締結
部材5,5が塑性変形部12aとナット14との間で所
定の締め付け力で締め付けられる。
【0005】また、他の従来例として、図14および図
15に示すものが知られている。この片締め式ボルト締
結装置10Aは、図12および図13に示す片締め式ボ
ルト締結装置10に、シアー座金15をワッシャー13
の内側にスリーブ12の端面に当接するように追加し
て、スリーブ12に発生する圧縮軸力をある限界で解放
し、ボルト11の引張り軸力を100%締め付け力に使
用できるようにしたものである。すなわち、この片締め
式ボルト締結装置10Aでは、スリーブ12の軟質部を
鍔状に塑性変形させた後、さらにナット14をねじ込む
とシアー座金15がせん断破壊し、図15に示すよう
に、スリーブ12のナット14側の端部が押圧状態を開
放される。その結果、締め付け力を頭部11bで受ける
ことになるため、締め付け軸力の全てをボルト11が受
けることになる。
【0006】また、実開平5−3621号公報には、L
字形ボルトを用いた片締め式ボルト締結装置が提案され
ている。これは、L字形ボルトが被締結部材のボルト孔
に挿入され、ボルトの基端部の雄ねじにナットがねじ込
まれて、ボルトの折り曲げられた先の部分とナットとの
間の締め付け力により被締結部材を締め付けるものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
および図13に示す片締め式ボルト締結装置10にあっ
ては、スリーブ12に発生する圧縮力がボルト11の軸
部11bの引張り力の一部を相殺してしまい、ボルト1
1の軸引張り力の全てを被締結部材5,5の締め付け力
に使用できない。このため、大きな締め付け力を長期間
保持する必要がある個所に使用するには適当でないとい
う問題がある。また、スリーブ12に塑性変形させるた
めの軟質部を形成する必要があるため、製造コストが高
くなるという欠点がある。
【0008】また、図14および図15に示す片締め式
ボルト締結装置10Aにあっては、上述したように、ボ
ルト11の引張り軸力を100%締め付け力に使用でき
るので、大きな締め付け力を長期間保持する必要がある
個所にも使用することができるように改良されている。
しかしながら、この片締め式ボルト締結装置10Aで
は、部品点数が多くなると共に、スリーブ12およびシ
アー座金15をそれぞれ塑性変形およびせん断させるた
めの材料選定や熱処理等が複雑になっているため、部品
の製造コストが高くなるという問題がある。
【0009】また、L字形ボルトを用いた片締め式ボル
ト締結装置は、製造コストは比較的安価であるが、L字
形ボルトの折り曲げられた先の部分の耐力が小さく、ボ
ルト軸部に曲げ応力が発生してしまうため大きな締め付
け力が発揮できない。そのため、軽量な部品の取り付け
等に用途が限定され、主鉄骨構造の接合部などには使用
できないという問題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、安定的に大きな締め付け力で締め付けることができ
ると共に、安価に製造することができる片締め式ボルト
締結装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の片締め式ボルト締結装置は、非円
形の断面形状を有する柱状の頭部と雄ねじを有する軸部
とを備えたボルトと、該ボルトの前記頭部と同形の断面
形状に形成され前記軸部に外嵌されるスリーブと、締め
付け用ナットとを含むことを特徴とする。
【0012】請求項1の発明に係る片締め式ボルト締結
装置により被締結部材を締結するには、先ず、ボルトの
軸部にスリーブを嵌め込み、さらにワッシャーを嵌め、
ナットを雄ねじに途中までねじ込んだ状態とする。次い
で、被締結部材に穿設された断面形状がボルトの頭部と
相似形で頭部の大きさより少し大きいボルト孔に、上記
のようにスリーブ等を装着したボルトを頭部から挿入
し、ボルトの頭部を被締結部材の反対側に突出させる。
次いで、ボルトをボルト軸を中心として約90度回転さ
せる。次いで、ボルトが回転しないように軸部を固定し
た状態で、ナットをボルトの雄ねじにねじ込む。これに
より、ボルトの頭部における被締結部材のボルト孔から
ボルト軸の半径方向外方にずれている部分と、ナットと
により被締結部材が締め付けられる。
【0013】請求項1の発明においては、ボルトの頭部
とナットとにより被締結部材が締め付けられるため、締
め付け軸力の全てをボルトが受けるので、ボルトの引張
り軸力を100%締め付け力に使用することができる。
したがって、安定的に大きな締め付け力で締め付けるこ
とができる。このため、鉄骨の閉鎖断面部材の接合部等
にも使用することができ、また高力ボルト摩擦接合に用
いることもできる。さらに、ボルトの軸部にスリーブが
外嵌されているため、被締結部材が滑り支圧せん断の状
態になっても、ボルトおよびスリーブの双方でせん断力
を伝達できるため、締結部の終局性状が安定している。
また、本発明の片締め式ボルト締結装置を構成するボル
ト、ナット、スリーブは、全て一般的なボルト製造用の
設備で製造可能であり、またこれらに使用する材料も一
般的に使用している材料を使用することができるため、
安価に製造することができる。さらに、ボルト製造工場
でスリーブおよびナットをそれぞれ外嵌および螺合した
状態にセットし、これを施工場所に持ち込みそのままの
状態で施工に用いることができるため、施工能率が良
い。また、締め込みの際に特殊な施工用の冶具や工具を
必要としない。
【0014】ここで、非円形の断面形状としては、例え
ば、正方形、長方形、菱形あるいは六角形等の多角形な
どがある。なお、ボルトの軸部の先端部にピンテールを
設けるようにしてもよい。この場合には、ナットをボル
トの雄ねじにねじ込むときに、このピンテールを保持し
てボルトを固定することができる。さらに、ピンテール
にナット締め付け時のトルク管理をするための破断部を
形成するようにしても良い。この場合には、破断部が破
断するまでナットを締め付けることにより、所定のトル
クで締め付けることができる。破断部は、例えば、破断
溝や切欠等により脆弱な部分として形成される。
【0015】請求項2に記載の片締め式ボルト締結装置
は、請求項1の発明において、前記頭部は、長円形また
は楕円形の断面形状に形成されていることを特徴とす
る。請求項2の発明においては、長円形または楕円形の
頭部が長軸方向と短軸方向との寸法の差が大きいため、
ボルトをボルト軸を中心として約90度回転させたとき
に、被締結部材のボルト孔からボルト軸の半径方向外方
にずれるボルトの頭部の部分を大きく確保することがで
きるので、大きな締め付け力で締め付けることができ
る。また、被締結部材に大きな応力が作用する場合に、
被締結部材に穿設される長円形(長孔)または楕円形の
ボルト孔を、主応力方向に長軸方向を合わせることによ
り、孔欠損による断面欠損を最小限にすることができ
る。
【0016】請求項3に記載の片締め式ボルト締結装置
は、請求項1または請求項2の発明において、前記スリ
ーブは、前記ボルトの前記頭部側の端面に、前記頭部が
嵌合可能な凹部を有していることを特徴とする。請求項
3の発明においては、ボルトをボルト軸を中心として約
90度回転させたときに、スリーブの凹部にボルトの頭
部が嵌合される。これにより、ナットをボルトの雄ねじ
にねじ込むときに、ボルトの軸部を固定しなくてもボル
トがナットと共に回転してしまうことがない。
【0017】請求項4に記載の片締め式ボルト締結装置
は、請求項1乃至請求項3の何れかの発明において、前
記スリーブは、前記ナット側に半径方向外方に突出する
ストッパーを有していることを特徴とする。請求項4の
発明においては、スリーブ等を装着したボルトをボルト
孔に挿入したときに、ストッパーが被締結部材に当接す
るので、必要以上にスリーブが挿入されてしまうことが
ない。また、ナットを締め付けると、ストッパーが被締
結部材とナットとの間に挟持されるので、スリーブのが
たつきを防止することができる。なお、ストッパーを鍔
状に形成すると、このストッパーがワッシャーを兼用す
ることができる。
【0018】請求項5に記載の片締め式ボルト締結装置
は、請求項1乃至請求項4の何れかの発明において、前
記スリーブと前記ナットとの間に介在されるワッシャー
を備えていることを特徴とする。請求項5の発明におい
ては、ナットを締め付けたときのナットおよび被締結部
材の面圧を低減することができるので、大きな締め付け
力で締め付けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、各図において同一構成要素
には同一符号を付してその説明を簡略化する。図1は、
本発明の第1の実施の形態に係る片締め式ボルト締結装
置Sを示す分解斜視図である。この片締め式ボルト締結
装置Sは、雄ねじ1aを有する軸部1bと長円形の断面
形状を有する柱状の頭部1cとを備えたボルト1と、頭
部1cと同じ長円形の断面形状を有し、軸部1bに外嵌
される筒状のスリーブ2と、軸部1bに外嵌されて頭部
1cと反対側のスリーブ2の端面に当接されるワッシャ
ー3と、このワッシャー3の外側において軸部1bの雄
ねじ1aに螺合されるナット4とを備えてなるものであ
る。
【0020】スリーブ2のボルト1の頭部1c側の端面
の中央部には、該端面の短軸に沿って直方体状の浅い凹
部2aが形成されている。この凹部2aは、頭部1cの
軸部1b側の端部の中央部が嵌合可能な寸法に設定され
ている。また、スリーブ2の長さは、締結する被締結部
材の合計の厚さよりも少し長く設定され、一方凹部2a
の底面からスリーブ2の他端面までの長さは、締結する
被締結部材の合計の厚さよりも少し短く設定されてい
る。また、スリーブ2の丸棒状の貫通孔2bは、ボルト
1の軸部1bの外径より少し大きく設定されている。
【0021】次に、この片締め式ボルト締結装置Sを用
いて被締結部材5,5を締結する方法を図2〜図8を参
照して説明する。まず、ボルト1の軸部1bにスリーブ
2を嵌め込み、さらにワッシャー3を嵌め、ナット4を
雄ねじ1aに途中までねじ込んだ状態とする(図2参
照)。この場合、予めボルト製造工場等においてこの状
態にされているものを使用することができる。次いで、
被締結部材5,5に穿設された断面形状がボルト1の頭
部1cと相似形で頭部1cの大きさより少し大きいボル
ト孔6に、スリーブ2等を装着したボルト1を頭部1c
からスリーブ2に挿入し、ボルト1の頭部1cを被締結
部材5,5の反対側に頭部1cを突出させる。
【0022】次いで、ボルト1をボルト軸を中心として
約90度回転させ、ボルト1を少し引いてスリーブ2の
凹部1aにボルト1の頭部1cの軸部1b側の端部の中
央部を嵌合させる。次いで、ボルト1が回転しないよう
に軸部1bを固定した状態で、ナット4をボルト1の雄
ねじ1aに少しねじ込み仮締めする。仮締め後、スパナ
あるいはレンチ等を用いて本締めする。これにより、ボ
ルト1の頭部1cにおける被締結部材5のボルト孔6か
らボルト軸の半径方向外方にずれている頭部1cの部分
と、ナット4とにより被締結部材5,5が締め付けられ
る(図3〜図8参照)。なお、ナット4の締め付けは、
電動工具等を用いて行うこともできる。
【0023】図9は、本発明の第2の実施の形態に係る
片締め式ボルト締結装置S1を示す分解斜視図である。
この片締め式ボルト締結装置S1は、スリーブ2Aに凹
部2aが形成されていない点で、片締め式ボルト締結装
置Sと相違している。スリーブ2Aの長さは、締結する
被締結部材の合計の厚さよりも少し短く設定されてい
る。
【0024】図10は、本発明の第3の実施の形態に係
る片締め式ボルト締結装置S2を示す分解斜視図であ
る。この片締め式ボルト締結装置S2は、ボルト1Bの
頭部1dおよびスリーブ2Bの両側面にそれぞれくびれ
が設けられている点で、片締め式ボルト締結装置Sと相
違している。
【0025】図11は、本発明の第4の実施の形態に係
る片締め式ボルト締結装置S3を示す分解斜視図であ
る。この片締め式ボルト締結装置S3は、ボルト1Cの
軸部1bの先端部にピンテール1eが設けられ、またス
リーブ2Cのナット側の端面に半径方向外方に突出する
円環状のストッパー2cが形成されている点で、片締め
式ボルト締結装置Sと相違している。この片締め式ボル
ト締結装置S3では、スリーブ2C等を装着したボルト
1Cを被締結部材のボルト孔に挿入したときに、ストッ
パー2cが被締結部材に当接し、これにより必要以上に
スリーブ2Cが挿入されてしまうのを防止される。ま
た、ナット4を締め付けると、ストッパー2cが被締結
部材とナット4との間に挟持され、これによりスリーブ
2Cががたつきのを防止される。なお、ストッパー2c
にワッシャー3の役割を兼用させることも可能である。
また、この片締め式ボルト締結装置S3では、ナット4
をボルト1の雄ねじ1aにねじ込むときに、ピンテール
1eを保持してボルト1がナット4とともに回転しない
ようにボルト1を固定することができる。
【0026】なお、上記各実施の形態では、スリーブ
2,2A、2B,2Cとナット4との間にワッシャー3
を介在させたが、これを省略することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安定的に大きな締め付け力で締め付けることができると
ともに安価に製造することができ、さらに施工性に優れ
た片締め式ボルト締結装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る片締め式ボル
ト締結装置を示す分解斜視図である。
【図2】図1の片締め式ボルト締結装置を用いて被締結
部材を締結する方法を説明するための図であって、被締
結部材に挿入する前の状態を示す斜視図である。
【図3】同じく、締結後の状態を示す斜視図である。
【図4】図3を裏側から見た斜視図である。
【図5】図3の断面図である。
【図6】図5のA矢視図である、
【図7】図5のB−B線に沿う矢視図である、
【図8】図5のC矢視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る片締め式ボル
ト締結装置を示す分解斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る片締め式ボ
ルト締結装置を示す分解斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る片締め式ボ
ルト締結装置を示す分解斜視図である。
【図12】従来の片締め式ボルト締結装置を示す図であ
って、締め付け前の状態を示す断面図である。
【図13】図12の締め付け後の状態を示す断面図であ
る。
【図14】従来の他の片締め式ボルト締結装置を示す図
であって、締め付け前の状態を示す断面図である。
【図15】図14の締め付け後の状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
S,S1,S2,S3 片締め式ボルト締結装置 1,1B,1C ボルト 1a 雄ねじ 1b 軸部 1c,1d 頭部 1e ピンテール 2,2A,2B,2C スリーブ 2a 凹部 2b 貫通孔 2c ストッパー 3 ワッシャー 4 ナット 5 被締結部材 6 ボルト孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非円形の断面形状を有する柱状の頭部と
    雄ねじを有する軸部とを備えたボルトと、該ボルトの前
    記頭部と同形の断面形状に形成され前記軸部に外嵌され
    るスリーブと、締め付け用ナットとを含むことを特徴と
    する片締め式ボルト締結装置。
  2. 【請求項2】 前記頭部は、長円形または楕円形の断面
    形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の片締め式ボルト締結装置。
  3. 【請求項3】 前記スリーブは、前記ボルトの前記頭部
    側の端面に、前記頭部が嵌合可能な凹部を有しているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の片締め
    式ボルト締結装置。
  4. 【請求項4】 前記スリーブは、前記ナット側に半径方
    向外方に突出するストッパーを有していることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の片締め式ボ
    ルト締結装置。
  5. 【請求項5】 前記スリーブと前記ナットとの間に介在
    されるワッシャーを備えていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4の何れかに記載の片締め式ボルト締結装
    置。
JP2000190752A 2000-06-26 2000-06-26 片締め式ボルト締結装置 Withdrawn JP2002005138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000190752A JP2002005138A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 片締め式ボルト締結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000190752A JP2002005138A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 片締め式ボルト締結装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002005138A true JP2002005138A (ja) 2002-01-09

Family

ID=18690166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000190752A Withdrawn JP2002005138A (ja) 2000-06-26 2000-06-26 片締め式ボルト締結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002005138A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092884A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nippon Steel Corp 高力ボルト摩擦接合部と建築鋼構造物
JP2013147906A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Nagashima Fitting Ctd 接合部構造
CN106438627A (zh) * 2016-11-18 2017-02-22 北京建筑大学 一种单边螺栓紧固件
JP2017516726A (ja) * 2014-05-23 2017-06-22 テレックス エムハーペーエス ゲーエムベーハー 特に高架またはガントリークレーン用クレーンガーダ、およびこれを含むクレーン

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092884A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nippon Steel Corp 高力ボルト摩擦接合部と建築鋼構造物
JP4685574B2 (ja) * 2005-09-29 2011-05-18 新日本製鐵株式会社 高力ボルト摩擦接合部と建築鋼構造物
JP2013147906A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Nagashima Fitting Ctd 接合部構造
JP2017516726A (ja) * 2014-05-23 2017-06-22 テレックス エムハーペーエス ゲーエムベーハー 特に高架またはガントリークレーン用クレーンガーダ、およびこれを含むクレーン
US10155644B2 (en) 2014-05-23 2018-12-18 Konecranes Global Corporation Crane girder for a crane, in particular for an overhead or gantry crane, and a crane comprising such a girder
CN106438627A (zh) * 2016-11-18 2017-02-22 北京建筑大学 一种单边螺栓紧固件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20020075440A (ko) 고장력 볼트 접합 구조 및 그 너트의 고정 방법 및톨시아형 고장력 볼트 및 이것을 사용한 접합 방법
JP2004510102A (ja) 取り外し不可能な構造のファスナ組立体およびその製造方法
US20070248432A1 (en) Low cost/high performance blind fastener
JP2002005138A (ja) 片締め式ボルト締結装置
JP6709049B2 (ja) 締結具及び締結構造
JP4235354B2 (ja) トルシア形高力ボルト及びボルト接合方法
KR100882567B1 (ko) 자기결착형 볼트 체결구조
JP7010429B2 (ja) ブラインドボルト
JP2006132161A (ja) 鋼管柱接合構造物の施工方法と装着治具、ボルト止め金具
JP3225398B2 (ja) ワンサイドボルト
JP2021060095A (ja) ダブルナット機構、並びにこれを備えた締結ネジ機構および金属製アンカー
JP2003056535A (ja) トルクナット
JP2001107936A (ja) ナットの固着構造
WO2018221343A1 (ja) ブラインドボルト
JPS6033948B2 (ja) 構造物用部材接合方法
JP2574665Y2 (ja) 片側締めファスナ−
JP2002039142A (ja) 緩み止め座金
JPH05575Y2 (ja)
JP2004132518A (ja) 固定具
JPH0612249Y2 (ja) 特殊高力ボルト
JPH0614083Y2 (ja) 中空部材の結合構造
JPH10103327A (ja) ワンサイドボルト
US11512729B2 (en) Fastener assembly
JPH10220432A (ja) 締結具
JP3301435B1 (ja) ボルト接合構造、及びこの接合構造に用いるボルト部品

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070904