JP2002003817A - ディレードタック型粘着剤組成物及び粘着シート - Google Patents

ディレードタック型粘着剤組成物及び粘着シート

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JP2002003817A
JP2002003817A JP2000189384A JP2000189384A JP2002003817A JP 2002003817 A JP2002003817 A JP 2002003817A JP 2000189384 A JP2000189384 A JP 2000189384A JP 2000189384 A JP2000189384 A JP 2000189384A JP 2002003817 A JP2002003817 A JP 2002003817A
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正史 木之下
Taeko Mizunuma
妙子 水沼
Hiroyuki Kagaya
浩之 加賀谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着力及びブロッキング性とも実用特性を満
足しながら、容易に手で剥がすことができ、瓶等のリサ
イクル化に有用である、剥離紙の要らないラベル、テー
プ、包装物のシール等として、省資源化で経済的な有益
性を追求することができる粘着剤組成物及び粘着シート
を提供することにある。 【解決手段】 第一の構成は、(1)室温以下では粘着
性のない熱可塑性樹脂の水性分散体、(2)固形可塑
剤、(3)粘着付与剤、及び(4)平均粒子径が2ミク
ロン以上である難水溶性フィラーを含有することを特徴
とするディレードタック型粘着剤組成物であり、第二の
構成は、前記したディレードタック型粘着剤組成物を支
持体に塗工して成ることを特徴とするディレードタック
型粘着シートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常温では非粘着性
であるが加熱により粘着性が発現し、しかも粘着性発現
後、加熱源を取り去っても暫くの間、粘着性が持続する
感熱性ディレードタック型粘着剤及びディレードタック
型粘着性を有する粘着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感熱性ディレードタック型粘着剤
は、「接着便覧」(第12版、昭和55年、高分子刊行会発
行)に記載されているように、熱可塑性樹脂と粘着付与
樹脂および固形可塑剤を基本骨格としている。熱可塑性
樹脂は粘着剤の基本となるものであり、これがなければ
使用時の凝集力は得られない。また、固形可塑剤は常温
では樹脂に可塑性を与えず、加熱により最初にこれが溶
融して樹脂中に溶け込み樹脂を膨潤あるいは軟化させる
ので、常温では非粘着性の粘着防止剤に、加熱により粘
着性を発現させる作用をする。ラベル用粘着剤は輸送時
や店頭に展示期間中にラベルが剥離したり、冷蔵庫など
に保存した後に結露によって剥離してはならず、その点
から接着性の強い物が好まれてきた。しかしながら最近
環境保全の観点から瓶容器のリサイクル化が要請されて
おり、それに伴って瓶容器等のラベルが一般の消費者に
より家庭で容易に剥離できることが要求されるようにな
ってきた。
【0003】再剥離性の改善を目的として、熱可塑性樹
脂の水分散体、固形可塑剤、粘着付与剤を含有する、ア
クリル系ディレードタック接着剤を塗布量10〜18g/
m2の数値範囲に入れる方法が特開平8-76689号公報に開
示されているが、アルカリ溶液を用いて剥離する必要が
あり、一般家庭で利用するには困難があった。又、再剥
離性粘着剤として球形粘着剤を用いた方法が公知である
が、常温でも粘着性がある感圧粘着剤であって離型紙又
はその代用となる物が必要である等環境保全の観点から
本発明の目的にそぐわないものであった。
【0004】すなわち、従来の感熱性ディレードタック
型粘着剤を用いたガラス瓶用ラベルは、家庭でガラス瓶
から手で剥がそうとしても困難であったり、ラベル紙が
破けることがある等の問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、接着
力及びブロッキング性とも実用特性を満足しながら、容
易に手で剥がすことができ、瓶等のリサイクル化に有用
である、剥離紙の要らないラベル、テープ、包装物のシ
ール等として、省資源化で経済的な有益性を追求するこ
とができる粘着剤組成物及び粘着シートを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
点を克服すべく鋭意研究を行なった結果、特定粒径範囲
の難水溶性フィラーを配合したディレードタック粘着剤
を塗工した紙やフィルムは瓶等と密着はしているが、常
温で手で簡単に剥がせることを見出し、本発明に至っ
た。
【0007】すなわち、本発明の第一の構成は、(1)
室温以下では粘着性のない熱可塑性樹脂の水性分散体、
(2)固形可塑剤、(3)粘着付与剤、及び(4)平均
粒子径が2ミクロン以上である難水溶性フィラーを含有
することを特徴とするディレードタック型粘着剤組成物
である。
【0008】本発明の第二の構成は、(1)室温以下で
は粘着性のない熱可塑性樹脂の水性分散体、(2)固形
可塑剤、(3)粘着付与剤、及び(4)平均粒子径が2
ミクロン以上である難水溶性フィラーを含有することを
特徴とするディレードタック型粘着剤組成物を支持体に
塗工して成ることを特徴とするディレードタック型粘着
シートである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る粘着剤組成物の構成
である(1)室温以下では粘着性のない熱可塑性樹脂の
水性分散体、(2)固形可塑剤、(3)粘着付与剤、及
び(4)平均粒子径が2ミクロン以上である難水溶性フ
ィラーについて詳細に述べる。
【0010】特定粒径範囲の難水溶性フィラー、更には
特定量のフィラーを配合したディレードタック型粘着剤
を用いることにより、その組成物を塗工した粘着シート
は瓶などに貼着した場合、自然と剥がれることはない
が、常温で手で容易に剥がすことが可能な剥離強度に制
御されたものにすることが出来る。通常フィラーを多く
添加すると、熱活性化したディレードタック接着剤であ
っても剥離強度が低すぎて被着体に貼着出来なかった
り、瓶などが擦り合ったりした際に簡単に剥がれてしま
うことがあった。又フィラーの種類によっては配合する
と初期の接着強度は低下して、再剥離可能であるが、時
間経過と共に接着剤が界面に浸出して接着強度が徐々に
上昇して、瓶などから剥がれなくなる事があった。特に
粒径の小さいフィラーを配合するとその傾向が顕著であ
った。本発明による特定粒径範囲の難水溶性フィラー
を、更には特定量のフィラーを配合することにより、瓶
などの接触により自然と剥がれることはないが、手など
で容易に剥がせる接着強度を持つディレードタック接着
剤とすることができる。 ディレードタック接着剤は紙
やフィルムなどの基材に対して通常固形分が5〜30g
/m2の範囲で塗工されるが、本発明では粘着剤の塗工
厚みにもよるが、特定粒径範囲のフィラーを配合するこ
とにより、剥離強度を長期間に渡り、制御することがで
きることを見出した。
【0011】本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、室
温以下では粘着性のない、即ち、ポリマーのガラス転移
温度が少なくとも−20℃以上の樹脂が用いられる。例
えばアクリル酸エステル、スチレン−アクリル酸エステ
ル、スチレン−ブタジエン、酢酸ビニル、エチレン−酢
酸ビニル、酢酸ビニル−アクリル酸エステル、エチレン
−塩化ビニル、エチレン−アクリル酸エステル、エチレ
ン−アクリル酸、ポリブタジエン、ウレタン、スチレン
−イソプレンブロックポリマ−等が挙げられる。
【0012】固形可塑剤としては、例えばフタル酸ジフ
ェニル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキシ
ル、フタル酸ジヒドロアビエチル、イソフタル酸ジメチ
ル、安息香酸スクロ−ス、二安息香酸エチレングリコ−
ル、三安息香酸トリメチロ−ルエタン、三安息香酸グリ
セリド、四安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸スクロ
−ス、クエン酸トリシクロヘキシル、N−シクロヘキシ
ル−p−トルエンスルホンアミド等が挙げられる。固形
可塑剤の好ましい融点は50〜110℃であり、より好
ましくは60〜90℃である。
【0013】さらに、粘着剤の粘着性能を向上させる粘
着付与剤としては、例えばテルペン樹脂、脂肪族系石油
樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロン−インデン樹脂、ス
チレン系樹脂、フェノ−ル樹脂、テルペン−フェノ−ル
樹脂、ロジン誘導体(ロジン、重合ロジン、水添ロジン
およびそれらのグリセリン、ペンタエリスリト−ル等と
のエステル、樹脂酸ダイマ−等)が挙げられる。上記固
形可塑剤、熱可塑性樹脂および粘着性付与剤は、水性エ
マルジョンまたは有機溶剤溶液として、単独あるいは2
種類以上の混合物で使用することができる。また、必要
に応じて分散剤や消泡剤、増粘剤等を使用することもで
きる。
【0014】更に少量の固形乳化剤を添加しても良い。
通常乳化剤として脂肪酸石鹸、アルキルフェニルアルキ
レンオキサイドのうち、室温で固形の物が粘着剤のブロ
ッキング性を防止する上で好ましい。
【0015】難水溶性フィラーとしてはポリウレタン、
ポリアクリル、ポリアミド、シリコン樹脂、フッ素樹
脂、エポキシ樹脂などの樹脂ビーズから成る有機フィラ
ーや、シリカ、炭酸カルシウム等の無機化合物微粒子か
ら成る無機フィラーを挙げることができるが、性状とし
て水に実質的に不溶で、平均粒径が2ミクロン以上、好
ましくは5〜20ミクロンの平均粒径を持つフィラーで
あり、更には粒径分布の広くないフィラーが好ましい。
【0016】有機フィラーとしては例えばポリウレタン
樹脂(バーノックCFR:大日本インキ化学工業株式会
社製等)、ポリアクリル樹脂(テクポリマーBMX:積
水化成品工業株式会社製等)、ポリアミド、シリコン樹
脂(KMP598:信越化学工業(株)製等)、フッ素
樹脂、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂(エポスタ
ーL15:日本触媒(株)製等)などの樹脂ビーズが挙
げられる。
【0017】無機フィラーとしては、例えば、酸化物、
水和物、無機酸塩、アンモニウム塩あるいは金属化合物
等を挙げることができるが、好ましくは酸化物、水酸化
物、硝酸塩、炭酸塩、リン酸、硫酸塩、有機酸塩のシュ
ウ酸塩、酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩が用いられる。
酸化物としては、例えば、酸化マグネシウム、酸化アル
ミニウム、酸化チタン、酸化バリウム、酸化チタンバリ
ウム、酸化アルミニウムバリウム、酸化アルミニウムマ
グネシウム、酸化ケイ素等が挙げられる。さらにこれら
のフィラーは配合物の0.1%以上添加することが好ま
しい。特に好ましくは0.5〜5%添加である。添加量
が0.1%未満では再剥離性が発現しにくい。
【0018】
【実施例】以下実施例を挙げて、本発明を具体的に説明
する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例により何
等限定されるものではない。例中、部とは重量部を、%
とは重量%をそれぞれ表わす。
【0019】〔実施例1〕SBRラテックス(スチレン
/ブタジエン/アクリル酸=87/10/3:Tg60
℃)100部、ロジン(ハリエスターDS−90E:播
磨化成株式会社製)60部、粉末状フタル酸ジシクロヘ
キシル 160部(融点63℃)及び粒状シリカ(サイ
リシア470(平均粒径12μ):富士シリシア化学
(株)製)1部を配合した水性分散液(固形分50%)
を調整した。次いで、得られた粘着剤を塗布量が、20g/
m2となるように片面アート紙上に直接塗布し、40℃で2
分間乾燥した。この状態では粘着性は確認できなかっ
た。塗工物について、接着性及びブロッキング性の評価
を行った結果を表1に示す。さらに、塗工物を120℃で
1分間加熱し粘着性を発現させた後、ガラス板に貼合し
て初期接着力の測定を行った。更に40℃で1週間及び
2週間の保存後の接着強度を測定を行った結果を表1に
示す。
【0020】〔実施例2〕実施例1において粒状シリカ
(サイリシア470(平均粒径12μ):富士シリシア
化学(株)製)1部を3部にした他は実施例1と同様に
粘着剤を調製し、片面アート紙上に直接塗布、乾燥後、
塗工物の評価を行った結果を表1に示す。
【0021】〔実施例3〕実施例1において粒状シリカ
(シリシア470(平均粒径12μ):富士シリシア化
学(株)製))1部の代わりに同量のビーズ状架橋シリ
コーン樹脂(KMP597(平均粒径5μ):信越化学
工業(株)製)にした以外は実施例1と同様に粘着剤を
調製し、片面アート紙上に直接塗布、乾燥後、塗工物の
評価を行った結果を表1に示す。
【0022】〔実施例4〕実施例1において粒状シリカ
(シリシア470(平均粒径12μ):富士シリシア化
学(株)製)1部の代わりに同量のビーズ状架橋ポリウ
レタン(バーノックCFB100(平均粒径15μ):
大日本インキ化学工業(株)製)にした以外は実施例1
と同様に粘着剤を調製し、片面アート紙上に直接塗布、
乾燥後、塗工物の評価を行った結果を表1に示す。
【0023】〔実施例5〕実施例1において粒状シリカ
(シリシア470(平均粒径12μ):富士シリシア化
学(株)製)1部の代わりに同量のビーズ状架橋ポリメ
タクリル酸ブチル(テクポリマーBMX−12(平均粒
径12μ):積水化成品工業株式会社製)にした以外は
実施例1と同様に粘着剤を調製し、片面アート紙上に直
接塗布、乾燥後、塗工物の評価を行った結果を表2に示
す。
【0024】〔比較例1〕実施例1において粒状シリカ
(シリシア470(平均粒径12μ):富士シリシア化
学(株)製)1部を配合しない外は実施例1と同様に粘
着剤を調製し、片面アート紙上に直接塗布、乾燥後、塗
工物の評価を行った結果を表2に示す。
【0025】〔比較例2〕実施例1において粒状シリカ
(シリシア470(平均粒径12μ):富士シリシア化
学(株)製)1部の代わりに同量の粒状シリカ(シリシ
ア350(平均粒径1.8μ):富士シリシア化学
(株)製)にした他は実施例1と同様に粘着剤を調製
し、片面アート紙上に直接塗布、乾燥後、塗工物の評価
を行った結果を表2に示す。
【0026】実施例および比較例における瓶への貼着物
の剥離容易性を評価するための初期及び保存後の接着強
度、及び塗工物の保存安定性を評価するためのブロッキ
ング性を以下の方法によって評価した。
【0027】初期接着強度 ;加熱による粘着性発現
後、粘着剤塗工物を速やかにフロートガラス板に貼り付
け、JIS K-6848に準じて 180度剥離により接着強度を測
定し、以下の基準で判定した。ただし糊付け部は 100mm
とした。 ◎:接着強度が1〜2.5N/15mmであって瓶には充分接着し
ているが、手で容易に剥離できる。 ○:接着強度が0.5N/15mm以上、1N/15mm未満で自然剥離
することはなく、又は2.5N/15mm以上、5N/15mm未満であ
って剥離強度が強いが手で何とか剥離できる。 ×:接着強度が0.5N/15mm未満では自然剥離しやすく、5
N/15mm以上では剥離するのに強い力が必要になったり、
ラベル紙が破けて瓶に残る。
【0028】保存後の接着強度 ;加熱による粘着性発
現後、粘着剤塗工物を速やかにフロートガラスに貼り付
け、40℃の均熱乾燥機に所定時間保存後室温に1時間
放置後JIS K-6848に準じて接着強度試験を行い、初期接
着力と同じ基準で判定した。
【0029】ブロッキング性;粘着剤塗工物に0.1mPaの
荷重をかけて、40℃に24時間保存後に剥離し、以下の基
準で判定した。 ◎・・・・・・剥離抵抗なし。 ○・・・・・・剥離時に若干音がする。 ×・・・・・・剥離時に紙の繊維を引っ張る。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1の単位はN/15mm、Pは基材破壊
を示す。
【0033】
【発明の効果】本発明により、従来の感熱性ディレード
タック型粘着剤を塗工してなる粘着剤シートと比較し
て、接着力及びブロッキング性とも実用特性を満足しな
がら、容易に手で剥がすことができる粘着剤シートが得
られるようになり、瓶などのリサイクル化に有用であ
る。剥離紙の要らないラベル、テープ、包装物のシール
等として、省資源化で経済的な有益性を追求することが
できるようになったことの産業的意義は、極めて多大で
ある。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA02 AA04 AA05 AA06 AA09 AA10 AA11 AA14 AA18 AB01 4J040 BA192 BA202 CA031 CA081 DA031 DA071 DB002 DB051 DB061 DC041 DC092 DE021 DF002 DF041 DK012 DM011 DN032 EB052 EC002 EF001 EF002 EG002 EK002 HA116 HA196 HA216 HA256 HA286 HB23 HB34 JA03 JA09 JB09 KA03 KA26 KA31 KA42 LA08 LA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)室温以下では粘着性のない熱可塑
    性樹脂の水性分散体、(2)固形可塑剤、(3)粘着付
    与剤、及び(4)平均粒子径が2ミクロン以上である難
    水溶性フィラーを含有することを特徴とするディレード
    タック型粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】 難水溶性フィラーの添加量が0.5重量
    %以上である請求項1に記載のディレードタック型粘着
    剤組成物。
  3. 【請求項3】 難水溶性フィラーの平均粒子径が5〜2
    0ミクロンである請求項1又は2に記載のディレードタ
    ック型粘着剤組成物。
  4. 【請求項4】 (1)室温以下では粘着性のない熱可塑
    性樹脂の水性分散体、(2)固形可塑剤、(3)粘着付
    与剤、及び(4)平均粒子径が2ミクロン以上である難
    水溶性フィラーを含有することを特徴とするディレード
    タック型粘着剤組成物を支持体に塗工して成ることを特
    徴とするディレードタック型粘着シート。
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