JP2002003622A - 離型フィルム用二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents
離型フィルム用二軸配向ポリエステルフィルムInfo
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Abstract
通常の配向角ずれを有していても、離型フィルムに用い
たときの偏光板の異物混入や欠陥の目視検査性に優れ、
フィルムの基本物性の方向依存性が小さく、優れた生産
収率性で製造可能な離型フィルム用の二軸配向ポリエス
テルフィルムを提供する。 【解決手段】 離型フィルム用二軸配向ポリエステルフ
ィルムにおいて、レターデイション(Re)が 335nm≦Re≦
745nm であり、かつ配向角が18゜以下である。Re=Δn
・d (Δnは波長λ=590nmにおけるフィルム面内方
向の複屈折であり、dはフィルムの厚み(nm)である。)
Description
軸配向ポリエステルフィルムの改良に関するものであ
り、さらに詳しくは、偏光板、位相差偏光板または位相
差板の目視検査による異物や欠陥の発見を容易化するた
めに、それらに積層される離型フィルムとして有用な二
軸配向ポリエステルフィルムに関するものである。
比べ、薄型軽量、低消費電力、高画質の利点を有する液
晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)の需要が急速
に伸びてきつつある。しかし、特に大画面のTFT(Thin F
ilm Transistor)方式やSTN(Super Twisted Nematic)方
式の液晶ディスプレイでは製造工程における不良品発生
率が高く、コスト面での改善が急務となっている。偏光
板、位相差偏光板または位相差板(単に偏光板と総称す
る)は、LCDの透過光に明暗をつけるためや色相を変化
させるために必要不可欠の部品であるが、これらについ
ても安定した品質で部品供給することが重要課題となっ
てきている。
ィルム1、表面保護フィルム2、粘着剤層3、離型フィ
ルム4より構成される。偏光フィルム1は、沃素、二色
性染料などの偏光素子をポリビニルアルコール系フィル
ムの如き親水性フィルムなどに吸着配向せしめた偏光軸
と吸着軸とを有する偏光子が、上下よりセルロース系フ
ィルムで被覆された構造か、或いは上下両面がアクリル
系樹脂でコーティングされた構造をとる。表面保護フィ
ルム2はポリエステルフィルムのように、透湿性が少な
く、伸び等の変形が少ない透明なプラスチックフィルム
からなる。表面保護フィルム2と偏光フィルム1は接着
剤(図示省略)により接着されており、該接着剤には表
面保護フィルム2とは強固に接着するが、偏光フィルム
1とは経日でも容易に剥離し得るものが使用される。粘
着剤層3は偏光フィルム1を液晶セル(図示省略)に粘
着するために設けられるもので感圧型粘着剤等よりなる
が、図1に示す偏光板の状態では粘着剤層の外側には離
型フィルムが接着されている。離型フィルム4には、透
明性、強度、耐熱性、平面性などの点に優れることか
ら、二軸配向ポリエステルフィルム(以下、単に「ポリ
エステルフィルム」ともいう)が用いられる。
偏光フィルム1の光の透過率や偏光度或いはヘイズ等の
光学特性を検査しているが、偏光板への製造工程途中に
おいて偏光フィルムへの機械的応力、異物混入、付着等
により偏光板に欠陥が生じる可能性がある。このため最
終製品での異物混入や欠陥の検査として、図2に示すが
如くクロスニコル法による目視検査を行っている。この
クロスニコル法は、偏光板を2枚延伸軸を直交させ、そ
の間に測定対照品を挟み、透過光で観察する方法であ
る。偏光板の目視検査においては、正常な検光子7に、
その偏光方向に対して偏光方向が直角になるように偏光
板を、図2の偏光子5とフィルム6の位置に、重ねてお
くと、原理的に、偏光板中の異物混入や欠陥という欠点
箇所が輝点として現れるので、目視により欠点が検査で
きるというものである。
ィルムの他に、二軸配向ポリエステルフィルムを離型フ
ィルムとして積層させているので、この離型フィルムの
光学的異方性がさらに加わって光漏れを起こし易くな
り、欠点箇所の輝点が認識され難くなり、十分に正確な
目視検査を行うことが困難であって、異物混入や欠陥を
見逃し易いという問題が生じていた。
られてきたポリエステルフィルムは、一般に複屈折体で
あって複屈折を示すから、これが原因となって、クロス
ニコル法による偏光板の目視検査において光漏れを生じ
易いからである。
ける製品管理などの面から離型フィルムは必要不可欠な
存在であるので、離型フィルムを除くことはできない。
ムの光学特性を検討し、そして、配向角を特定値以下と
小さくすること、さらに好ましくはレターデイション
(Re)を1200(nm)以上とすることが有効であるとい
う提案が特開平7-101026号公報でされている。
リエステルフィルムの配向角およびレターデイションが
関係していること、及び、複屈折体のクロスニコル下で
の光線透過率(T)には下記式(2)の関係があること
が、知られている。
ン、λは用いる光線の波長である。
は、下記(a)および(b)が考えられる。
下に小さくすること。
ること。
ステルフィルムが偏光板用の離型フィルムとして好適で
あり、上記特開でもこの条件が検討されている。しか
し、Reが可視光の平均波長590nmの倍数近傍である複屈
折体が条件(b)を満足できることから好ましいが、実際
に目視検査に用いられる光源は広い波長分布をもつ白色
光であることが多いので、上記特開では、離型フィルム
用のポリエステルフィルムは、条件(b)を満たすことで
はなく条件(a)を満たすことの方が好適であり、配向角
を特定する手法を提案している。
は、製膜されるフィルムの幅方向全てについての配向角
が条件(a)となるように制御することは困難である。な
ぜなら、該ポリエステルフィルム製膜工程において、生
産効率に優れるために従来より広く用いられているテン
タ法(フィルムの両端部をレール上を走行するクリップ
で把持して熱風オーブン等に導き、横延伸および/また
は熱処理を行う方法)では、熱処理時にフィルム長手方
向に応力差が生じるので、フィルム幅方向に関して配向
角が異なるボーイング現象が生じるからである。ボーイ
ング現象とは、テンタ前でフィルム幅方向に引いた直線
状マークが、熱処理後においてはフィルム長手方向に弓
なり状に引き戻された形のマークに変形されることであ
る。これは、フィルム幅方向において配向角の位置依存
性が生じたことを示すものである。ここで配向角とは、
フィルム幅方向または長手方向と主配向軸とがなす角度
のうち小さい方である。
於いて中央部から離れるほど大きくなり、生産性を低下
させない範囲内でボーイング抑制技術を駆使してもフィ
ルムの端近傍部では一般に20度近くの配向角が生じ
る。従って、テンタ法はフィルム全面積的には生産性に
優れるものの、得られるフィルムは幅方向に配向角のゆ
がみが生じるので、検査性に優れる離型フィルム用に適
するのは、フィルム中央部のわずかな幅の部分しかな
く、偏光板用離型フィルムに用いる場合には逆に生産性
が低下するという問題が発生している。
なフィルムを得るために、ボーイング現象を低減させる
試みが種々提案されてきている。例えば、フィルム長手
方向と幅方向の延伸倍率に大きな差を付け、いずれか一
方向に強く配向させることで配向角の幅方向での変動を
小さくする方法が提案されている。しかし、この場合、
フィルムとしての基本物性、すなわち強度、伸度、弾性
率、熱収縮特性などの重要な特性において、フィルム長
手方向と幅方向とで物性差が非常に大きくなるので、そ
の使用時においてフィルムが切れやすく、注意深く扱わ
なければならないなどの使用上の制限が大きく、偏光板
用の離型フィルムとして使用し難いという大きな問題が
あり、採用が限られているのが現状である。
の理論的な解として、式(2)から0<Re≦100nmとする手
法が導かれるが、このような低レターデイションのフィ
ルムは、比較的光弾性率の大きなポリエステルでは製膜
することが極めて困難で、工業的には製造困難である。
仮に製膜出来たとしても生産性が悪く破断強度も弱くな
るので、偏光板用の離型フィルムとしては不適当であ
る。
依存性が小さくて使いやすいフィルムであって優れた生
産効率で製造できる、テンタ法によるポリエステルフィ
ルムにおいて、フィルム幅方向に通常程度の配向角のず
れを有していても、偏光板の離型フィルムとして用いた
時に偏光板の異物混入や欠陥の目視検査性に悪影響を与
えない、偏光板の離型フィルム用ポリエステルフィルム
を提供することを目的とする。
達成するため、レターデイション(Re)が 335nm≦Re≦74
5nm であり、かつ配向角が18゜以下であることを特徴と
する、離型フィルム用二軸配向ポリエステルフィルムと
したものである。 Re=Δn・d ・・・式(1) (ただし、式(1)で、Δnは、波長λ=590nmにおけるフ
ィルム面内方向の複屈折であり、dはフィルムの厚み(n
m)である。) 本発明は、テンタ法による二軸配向ポリエステルフィル
ムであって、生産収率性がよく、基本物性における方向
依存性が小さくて使いやすいフィルムにおいて、フィル
ムの分子構造によって決定するレターデイションに対し
て配向角のずれがどの程度までならば、クロスニコル法
による偏光板の目視検査において実質的な障害にならな
いか、という観点から検討を重ねた結果なされたもので
あって、テンタ法で製造されるフィルムが通常有する程
度の幅方向の配向角ずれ(配向角18゜以下)を有してい
ても、複屈折計で測定したレターデイション(Re)が上記
範囲内とすれば、目視検査において実質的な障害になら
ないという知見によるものである。
ィルムは、レターデイションが 335≦Re≦745nm であ
り、かつ、配向角が最も大きな値となる左右端部におい
ても18゜以下であることが必要である。この範囲内とす
ることによって、クロスニコル法での目視検査における
光漏れを抑えることが出来る。
される物性値である。 Re=Δn・d ・・・式(1) (ただし、式(1)で、Δnは、波長λ=590nmにおけるフ
ィルム面内方向の複屈折であり、dはフィルムの厚み(n
m)である。)
囲は、レターデイション(Re)と配向角θが、Reとθの直
交座標上にプロットした際に、下記のp、q、r、s、t、u
6点で囲まれる六角形の内部にあることである。 p=(420,0) ………式(3) q=(420,10) ………式(4) r=(500,17) ………式(5) s=(580,17) ………式(6) t=(660,10) ………式(7) u=(660,0) ………式(8) 直線偏光した光が延伸されたポリエステルフィルムなど
の複屈折体に入射すると、振動方向によって屈折率が異
なるために位相差が生じる。この位相差をレターデイシ
ョンとよび、これがクロスニコル法での目視検査におい
て干渉色や光透過に悪影響を与える原因となっている。
軸配向ポリエステルフィルムは、フィルム幅方向の配向
角ずれが配向角18°以下におさまり、この配向角ずれの
範囲では、フィルム全面においてレターデイション(Re)
を335≦Re≦745nmの範囲内とすれば、製膜されたフィル
ムの全幅にわたって検査性に優れた偏光板用離型フィル
ムとして使用することができるようになる。従って、テ
ンタ法によっても全幅にわたるフィルムを偏光板用離型
フィルムとして使用することができ、生産性の面で非常
に優れている。そして同時に事実上、強度、伸度、弾性
率、熱寸法安定性においてもフィルム長手方向と幅方向
での物性バランスを取ることができる。
離型フィルムとしての使い勝手のよさから10μm以上
60μm以下とすることが好ましい。
強度、破断伸度、弾性率は、フィルム長手方向、幅方向
とも、それぞれ130MPa以上、200%以下、2GPa以上と
することが離型処理のしやすさや寸法安定性の点から好
ましい。
は、偏光板用離型フィルムとしての使いやすさの点か
ら、150℃で10分で保持したときの熱収縮率が長手方
向、幅方向とも3%以下とすることが好ましい。
説明する製膜方法で製造できる。
いられるポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸または
脂肪族ジカルボン酸とジオールを主たる構成成分とする
ポリエステルである。ここで、芳香族ジカルボン酸とし
て例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,
4-ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、4,4′-ジフェニル
ジカルボン酸、4,4′-ジフェニルエーテルジカルボン
酸、4,4′-ジフェニルスルホンジカルボン酸等を挙げる
ことができる。脂肪族ジカルボン酸としては例えばアジ
ピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等
を挙げることができる。中でも好ましくはテレフタル
酸、イソフタル酸を挙げることができる。これらの酸成
分は1種のみ用いてもよく、2種以上併用してもよく、
さらには、ヒドロキシ安息香酸等のオキシ酸等を一部共
重合してもよい。また、ジオール成分としては例えば、
エチレングリコール、1,2-プロパンジオール、1,3-プロ
パンジオール、ネオペンチルグリコール、1,3-ブタンジ
オール、1,4-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、
1,6-ヘキサンジオール、1,2-シクロヘキサンジメタノー
ル、1,3-シクロヘキサンジメタノール、1,4-シクロヘキ
サンジメタノール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ポリアルキレングリコール、2,2-ビス
(4-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン等を挙げる
ことができる。中でもエチレングリコールが好ましく用
いられる。これらのジオール成分は1種のみ用いてもよ
く、2種以上併用してもよい。
るポリエステルとして好ましくは、ポリエチレンテレフ
タレート、エチレンテレフタレートとエチレンイソフタ
レートとの共重合体、ポリブチレンテレフタレートおよ
びその共重合体、ポリブチレンナフタレートおよびその
共重合体、さらにはポリヘキサメチレンテレフタレート
およびその共重合体、ポリヘキサメチレンナフタレート
およびその共重合体等を挙げることができ、特に耐熱性
と透明性、機械強度のバランスの点からポリエチレンテ
レフタレートが好ましい。
方法で製造することができる。例えば、酸成分をジオー
ル成分と直接エステル化反応させた後、この反応の生成
物を減圧下で加熱して余剰のジオール成分を除去しつつ
重縮合させることによって製造する方法や、酸成分とし
てジアルキルエステルを用い、これとジオール成分とで
エステル交換反応させた後、上記と同様に重縮合させる
ことによって製造する方法等がある。この際、必要に応
じて、反応触媒として従来公知のアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、マンガン、コバルト、亜鉛、アンチモン、
ゲルマニウム、チタン化合物を用いることもできる。
応じて難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
帯電防止剤、顔料、脂肪酸エステル、ワックス等の有機
滑剤あるいはシロキサン等の消泡剤等を配合することが
出来る。
ことも出来る。易滑性を付与するには、ポリエステルフ
ィルムにおいて従来より公知の技術、たとえばクレー、
マイカ、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、カオリ
ン、アクリル、ポリスチレン、ポリジビニルベンゼンな
どからなる無機あるいは有機の微粒子を添加する方法、
ポリエステル重合時の触媒が失活して形成される粒子に
よる方法、ポリエステルフィルム製膜中あるいは製膜後
にフィルム表面に界面活性剤や離型剤、微粒子を含有し
たポリマーをコーティングする方法などがある。
ターデイションと配向角を満足すれば、単層で構成され
たフィルムでも、複数の組成による層から積層されたフ
ィルムでもよい。
て、T型口金等を用いてシート状に溶融押出しする。そ
の後、キャスティングドラム上で冷却固化した未延伸フ
ィルムを樹脂組成物のガラス転移点以上の温度で延伸す
る。該延伸の方法は二軸に配向せしめればいかなる方法
であってもよく、長手方向に延伸した後幅方向に延伸す
る方法、幅方向に延伸した後長手方向に延伸する方法、
あるいは長手方向、幅方向同時に延伸する方法、また長
手方向の延伸、幅方向の延伸を複数回組み合わせて行っ
てもよい。延伸倍率は少なくとも長手方向に3倍以上、
幅方向に3倍以上延伸するのが好ましく、より好ましく
は長手方向を3.5倍以上とし、幅方向を3.5倍以上にする
のが好ましい。ただし、厚みムラが大きいと、レターデ
イションのムラも大きくなる傾向があり、ムラの部分だ
け偏光板としたときに光漏れを生ずるようになるため、
厚みムラは8%以下とすることが好ましく、さらに好ま
しくは6%以下である。
この熱処理は、延伸温度より高く結晶融点より低い温度
でなされるのが一般的であるが、あまり高くするとボー
イングが大きくなりやすいのでポリエチレンテレフタレ
ートである場合は130℃ないし230℃の範囲であることが
好ましい。また幅方向延伸と熱処理を連続した熱風オー
ブン中で行う場合には、ボーイング現象を低減させる種
々の方法を採用することが出来る。
は、幅方向延伸後に一旦ポリエステルのガラス転移温度
以下に冷却した後熱処理する方法、幅方向延伸後にニッ
プロールを設ける方法、熱処理室を複数のゾーンに分け
て段階的に昇温する方法、幅方向に温度分布を設けて熱
処理ゾーンに導く方法、熱処理室でも幅方向に1.1倍程
度の延伸を行う方法などがある。
およびその方法の組み合わせを種々調整することでレタ
ーデイションを満足するように調整することができ、配
向角をフィルム製膜全幅にわたって満足することも可能
となる。
離型フィルムとして用いる場合は、離型処理を施すこと
が剥離性の点で好ましい。かかる離型処理としては、特
に限定されないが、シリコーンコーティング処理が好ま
しい。中でも、硬化シリコーン樹脂塗膜を形成する処理
が好ましい。この硬化シリコーン樹脂塗膜は、硬化性シ
リコーン樹脂を含む塗液をフィルムの少なくとも片面に
塗布し、乾燥、硬化により成型できる。
の方法で測定した。
割されたフィルムのうち、中央部を含めた片側分のフィ
ルム(5つ)を測定対象とした。それら測定対象は、製
膜フィルム全幅において一方の端部のフィルムをと
し、順次番号を付け、中央部のフィルムをCとした。
手4.0×幅3.5cmの寸法に切り出してサンプルとし、それ
ぞれのレターデイションおよび配向角を自動複屈折計
(新王子製KOBRA-21ADH)を用いて測定した。配向角とは
前記したフィルム幅方向または長手方向と主配向軸のな
す角度のうち小さい方である。
ものを使用した。フィルムの光線透過率は、図2に示し
たクロスニコル法(フィルム6としてサンプルを配し、
目9の位置が検出器の位置に相当する)により、ヘイズ
メータ(スガ試験機製HGM-2DP(C光用))を用いて測定し
た。検光子7と偏光子5(該測定では、被測定物がフイ
ルム6となるので検光子を用いる)には、単体透過率4
2.58%、偏光度99.66%の偏光フィルム使用し、そのう
ちの1枚の偏光フィルムの偏光軸方向とフィルムの長手
方向とを一致させた。なお、光源にはハロゲンランプ12
V,500W を使用した。
それぞれ1.5×15cmで切り出してサンプルとした。弾性
率、破断強度、破断伸度は、引張試験機(東洋測機社製
テンシロンUTM-III)で、試験長10cmで把持し、速度20cm
/minで引っ張り、応力-歪み曲線を記録することにより
求めた。
方向にそれぞれ1×16cmで切り出してサンプルとし、サ
インペンで端から3cmの位置にそれぞれ、マーキングを
施した。熱寸法変化率は、ギアオーブン(TABAI社製GHPS
-222)で150℃、10分の条件下で熱処理した前後のフィル
ム長手、幅方向それぞれのマーキングの間隔を万能投影
機(77-7ニコン社製E04)で測長することにより求めた。
熱処理前の長さに対する、熱処理により収縮した長さの
割合を求め、熱収縮率とした。
タK306(アイリツ株式会社製)を用い、フィルムの幅、長
手方向に50mm幅、300m長にサンプリングしたフィルムに
ついて連続的に厚みを測定した。フィルムの搬送速度
は、5cm/minとした。厚みムラは、17m長での厚みの最大
値Tmaxと最小値Tminの差を平均値Taveで除して、100を
乗じることにより求めた。
対側の面に、粘着剤を介して離型フィルムを密着させて
なる偏光板において、その離型フィルムとして下記の実
施例や比較例で得られたポリエステルフィルムを用い
た。この偏光板の欠点検査を、図2に示すクロスニコル
法(但し、偏光子5とフィルム6との代わりに偏光板を
配する)で目視検査により行った。この際、光源部には
フジカラーライトボックス100V8W(k.k進光社製)を用い
た。このとき、観察面側の偏光板の偏光軸方向とフィル
ムの長手方向を一致させた。目視検査時の検査性は以下
の基準で評価した。
明するが、本発明はこれに限られるものではない。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず110℃に加熱したロ
ールとラジエーションヒーターによってフィルムを加熱
して複数回延伸することにより長手方向に4.8倍延伸
し、続いてテンタにて幅方向に110℃で4.1倍延伸し、さ
らに該テンタの後続する熱処理ゾーンで200℃で熱処理
することにより、フィルム幅 640 cm、厚み14.4μmの
ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムの厚み
ムラは 2%、破断強度、破断伸度、弾性率は、長手方
向、幅方向にそれぞれ、 206 MPa、205 MPa、 69 %、1
5 %、4 GPa、6.7 GPaであった。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず95℃に加熱したロー
ルによってフィルムを加熱して長手方向に3.5倍延伸
し、続いてテンタにて幅方向に100℃で4.0倍延伸し、さ
らに該テンタの後続する熱処理ゾーンで200℃で熱処理
することにより、フィルム幅 450 cm、厚み31μmのポ
リエステルフィルムを得た。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず118℃に加熱したロ
ールとラジエーションヒーターによって複数回延伸する
ことにより長手方向に3.45倍延伸し、続いてテンタにて
幅方向に90℃で3.6倍延伸し、さらに、もう一度135℃に
加熱したロールによって長手方向に1.56倍延伸し、第2
のテンタに導入して熱処理ゾーンで205℃で熱処理する
ことにより、フィルム幅 450 cm、厚み10.4μmのポリ
エステルフィルムを得た。
ルフィルムの物性、偏光板の離型フィルムに用いての偏
光板検査性は表1に示すとおりであり、フィルムの全幅
方向において本発明のリターデイション及び配向角の値
を満足し、フィルム幅方向の端部からも偏光板検査性に
特に問題のない離型フィルムをとることができた。
して口金から押出し、25℃のキャスティングドラム上で
冷却固化した後、まず85℃に加熱したロールによってフ
ィルムを長手方向に3.3倍延伸し、続いてテンタにて幅
方向に90℃で4.3倍延伸し、さらに該テンタの後続する
熱処理ゾーンで200℃で熱処理することにより、フィル
ム幅 450cm、厚み25.1μmのポリエステルフィルムを得
た。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず85℃に加熱したロー
ルによってフィルムを長手方向に1.1倍延伸し、続いて
テンタにて幅方向に110℃で3.53倍延伸し、さらに該テ
ンタの後続する熱処理ゾーンで130℃で熱処理すること
により、フィルム幅 450 cm、厚み58.9μmのポリエス
テルフィルムを得た。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず85℃に加熱したロー
ルによってフィルムを長手方向に2.5倍延伸し、続いて
テンタにて幅方向に110℃で3.53倍延伸し、さらに該テ
ンタの後続する熱処理ゾーンで230℃で熱処理すること
により、フィルム幅 450cm、厚み38μmのポリエステル
フィルムを得た。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず85℃に加熱したロー
ルによってフィルムを長手方向に1.9倍延伸し、続いて
テンタにて幅方向に110℃で3.53倍延伸し、さらに該テ
ンタの熱処理ゾーンで230℃で熱処理することにより、
フィルム幅 450 cm、厚み38μmのポリエステルフィル
ムを得た。
レートを溶融して口金から押出し、25℃のキャスティン
グドラム上で冷却固化した後、まず100℃に加熱したロ
ールによってフィルムを長手方向に2.5倍延伸し、続い
てテンタにて幅方向に85℃で3.53倍延伸し、さらに該テ
ンタの熱処理ゾーンで180℃で熱処理することにより、
フィルム幅450cm、厚み38μmのポリエステルフィルム
を得た。
ルフィルムの物性、偏光板の離型フィルムに用いての偏
光板検査性は表2に示すとおり、本発明のリターデイシ
ョンの値を満足しないものであった。そして、フィルム
幅の端部付近のフィルムは偏光板検査性に問題があり、
偏光板検査性に特に問題のない離型フィルムはフィルム
幅中央部近傍からしかとることができなかった。
は、生産効率に優れるテンタ法により製造される通常の
配向角ずれを有していても、離型フィルムに用いたとき
の偏光板の異物混入や欠陥の目視検査性に優れている。
従って、フィルムの基本物性の方向依存性が小さく、偏
光板の異物混入や欠陥の目視検査性に優れ、かつ、優れ
た生産収率性で製造可能な離型フィルム用の二軸配向ポ
リエステルフィルムとすることができる。
ある。
査により行なう方法を説明する図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 レターデイション(Re)が 335nm≦Re≦74
5nm であり、かつ配向角が18゜以下であることを特徴と
する、離型フィルム用二軸配向ポリエステルフィルム。 Re=Δn・d ・・・式(1) (ただし、式(1)で、Δnは、波長λ=590nmにおけるフ
ィルム面内方向の複屈折であり、dはフィルムの厚み(n
m)である。) - 【請求項2】 偏光フィルムに積層される離型フィルム
用である請求項1記載の離型フィルム用二軸配向ポリエ
ステルフィルム。 - 【請求項3】 レターデイション(Re)と配向角(θ)と
が、Re,θの直交座標軸上の点(Re,θ)の、p=(420,
0)、q=(420,10) 、r=(500,17)、s=(580,17)、t=(66
0,10) 及び u=(660,0) で囲まれる範囲内の値である請
求項1又は2記載の離型フィルム用二軸配向ポリエステ
ルフィルム。 - 【請求項4】 表面が離型処理されている請求項1〜3
のいずれかに記載の離型フィルム用二軸配向ポリエステ
ルフィルム。 - 【請求項5】 ポリエチレンテレフタレートフィルムで
ある請求項1〜4のいずれかに記載の離型フィルム用二
軸配向ポリエステルフィルム。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の二軸配
向ポリエステルフィルムが、偏光フィルムに粘着層を介
して積層されてなる偏光板。
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