JP2002003231A - スクライブ装置 - Google Patents

スクライブ装置

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JP2002003231A
JP2002003231A JP2000178651A JP2000178651A JP2002003231A JP 2002003231 A JP2002003231 A JP 2002003231A JP 2000178651 A JP2000178651 A JP 2000178651A JP 2000178651 A JP2000178651 A JP 2000178651A JP 2002003231 A JP2002003231 A JP 2002003231A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
head
glass plate
head portion
vertical direction
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Pending
Application number
JP2000178651A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ide
明彦 井出
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2002003231A publication Critical patent/JP2002003231A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/027Scoring tool holders; Driving mechanisms therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッド部の水平方向の振れを抑えてガラス板の
切断時におけるガラス屑やカレット等の発生を抑えるこ
とができるスクライブ装置を提供する。 【解決手段】上面にガラス板を配置するテーブルと、前
記ガラス板と接触可能に配置されたカッターおよびこの
カッターを前記ガラス板の厚さ方向に沿った上下方向に
振動させる圧電素子10を備えるヘッド部2と、このヘ
ッド部2を支持する支持部1とを具備し、前記ヘッド部
2は前記支持部1に前記カッター11の上下方向の振動
を増幅させる板ばね12を介して支持され、前記ヘッド
部2と支持部1との間にはそのヘッド部2の上下方向の
みの移動を許容するリニアモーションガイド20が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガラス板、例え
ば液晶表示パネルのガラス基板を所定の位置でラインに
沿って切断するスクライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスクライブ装置の構造を
図2に示してあり、このスクライブ装置は支持部1とヘ
ッド部2とで構成されている。支持部1はフレーム3に
取り付けられた固定ベース4と、この固定ベース4に対
して上下方向にスライド自在に設けられた可動ベース5
とからなり、この可動ベース5が加圧部6により下方に
押圧されるようになっている。
【0003】ヘッド部2はフレーム7と、このフレーム
7にガイド8を介して上下方向に移動可能に設けられた
ロッド9と、このロッド9に上下方向の振動を加える振
動付加機構としての圧電素子10とで構成されている。
圧電素子10はフレーム7に取り付けられ、またロッド
9の下端部にはカッター11が設けられている。
【0004】そしてヘッド部2のフレーム7は支持部1
の可動ベース5に弾性部材としての複数の板ばね12を
介して支持されている。
【0005】スクライブ装置の下方にはテーブル13が
設けられ、このテーブル13の上に例えば一対のガラス
基板間に液晶を封入してなる液晶表示パネルPが載置さ
れている。
【0006】この液晶表示パネルPのガラス基板の所定
部分を切断する際には、駆動部6を介して可動ベース5
およびヘッド部2を下方に押圧してロッド9の下端部の
カッター11をガラス基板に圧接させ、この状態で圧電
素子10によりロッド9およびカッター11に上下の振
動を加える。
【0007】ヘッド部11は板ばね12により支持され
ており、このためロッド9およびカッター11が振動し
たときには、その振動がヘッド部2の全体に波及してこ
のヘッド部2が板ばね12を基点にして上下に振動し、
これによりロッド9およびカッター11の振動が増幅さ
れ、この増幅された振動でカッター11を介してガラス
基板が切断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のスクラ
イブ装置においては、ヘッド部11が振動を増幅させる
ための板ばね12のみで支持部1に支持されており、こ
のため圧電素子10によりロッド9に振動を加えた際に
ヘッド部2がガラス基板面に対して上下方向だけでなく
前後左右の水平方向にも振れてしまい、このような水平
方向の振れでガラスの切断時に不要なガラス屑やカレッ
ト等が多量に発生し、その切断したガラスの端面の強度
も低下してしまうという問題がある。
【0009】この発明は、このような点に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、ヘッド部の水平
方向の振れを抑えてガラスの切断時におけるガラス屑や
カレット等の発生を抑えることができるスクライブ装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上面にガラ
ス板を配置するテーブルと、前記ガラス板と接触可能に
配置されたカッターおよびこのカッターを前記ガラス板
の厚さ方向に沿った上下方向振動させる振動付加機構を
備えるヘッド部と、このヘッド部を支持する支持部とを
具備し、前記ヘッド部は前記支持部に前記カッターの上
下の振動を増幅させる弾性部材を介して支持され、前記
ヘッド部と支持部との間にはそのヘッド部の上下方向の
みの移動を許容するガイド機構が設けられていることを
特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明のスクライブ装置は、上
記のように、上面にガラス板を配置するテーブルと、前
記ガラス板と接触可能に配置されたカッターおよびこの
カッターを前記ガラス板の厚さ方向に沿った上下方向に
振動させる圧電素子等の振動付加機構を備えるヘッド部
と、このヘッド部を支持する支持部とで構成されてい
る。
【0012】前記ヘッド部は前記支持部に前記カッター
の上下の振動を増幅させる板ばね等の弾性部材を介して
支持され、前記ヘッド部と支持部との間にはそのヘッド
部の上下方向のみの移動を許容するリニアモーションガ
イド等のガイド機構が設けられている。
【0013】振動付加機構による駆動でカッターが振動
したときには、その振動がヘッド部の全体に波及してこ
のヘッド部が弾性部材を基点にして上下に振動し、これ
によりカッターの振動が増幅され、この増幅された振動
でカッターを介してガラス板が切断される。
【0014】ヘッド部が弾性部材を基点にして上下に振
動するときには、このヘッド部がガイド機構によりガイ
ドされて上下に移動するが、この際のヘッド部の水平方
向の振れはガイド機構により抑えられる。
【0015】したがって、カッターは水平方向に振れる
ようなことなく上下方向にだけ振動し、このためガラス
板の切断時に不要なガラス屑やカレット等の発生をほと
んど伴うことなく切断することができ、その切断したガ
ラス板の端面の強度の低下も抑えることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図2を参
照して説明する。なお、従来の構成と対応する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。
【0017】ヘッド部2は板ばね12を介して支持部1
に支持されているととともに、これらヘッド部2と支持
部1との間にはガイド機構としてのリニアモーションガ
イド20が設けられている。
【0018】板ばね12は支持部1の可動ベース5とヘ
ッド部2のフレーム7との間に水平に設けられ、その弾
性的な撓みの変形によりヘッド部2を上下に振動させる
ようになっている。
【0019】リニアモーションガイド20はガイドレー
ル21と、このガイドレール21にスライド自在に嵌合
されたスライダー22とからなり、ガイドレール21が
支持部1の可動ベース5に取り付けられ、スライダー2
2がヘッド部2のフレーム7に取り付けられている。
【0020】このリニアモーションガイド20のガイド
レール21はその長手方向を上下方向に向けて可動ベー
ス5の側面に垂直に取り付けられている。そして前記ス
ライダー22は水平方向に対する移動が拘束された状態
で前記ガイドレール21にスライド自在に嵌合されてヘ
ッド部2のフレーム7に固定されている。
【0021】このスクライブ装置によりテーブル13の
上に載置された液晶表示パネルPのガラス基板の所定部
分を切断する際には、加圧部6を介して可動ベース5お
よびヘッド部2を下方に押圧し、ロッド9の下端部のカ
ッター11をガラス基板に圧接させ、この状態で圧電素
子10によりロッド9およびカッター11にガラス基板
の厚さ方向に沿った上下方向の振動を加える。
【0022】ヘッド部2は板ばね12により支持されて
おり、このためロッド9およびカッター11が振動した
ときには、その振動がヘッド部2の全体に波及してこの
ヘッド部2が板ばね12を基点にして上下方向に振動
し、これによりロッド9およびカッター11の振動が増
幅され、この増幅された振動でカッター11を介してガ
ラス基板が切断される。
【0023】ヘッド部9が板ばね12を基点にして上下
方向に振動するときには、このヘッド部9がリニアモー
ションガイド20によりガイドされて上下方向に移動す
るが、この際、ヘッド部9の前後左右の水平方向に対す
る振れはリニアモーションガイド20により抑えられ
る。
【0024】したがって、カッター11はガラス基板面
に対して水平方向に振れるようなことなく上下方向にだ
け振動し、このためガラス基板の切断時に不要なガラス
屑やカレット等の発生をほとんど伴うことなく切断する
ことができ、その切断したガラス基板の端面の強度の低
下も抑えることができる。
【0025】なお、前記実施例においては、ガイド機構
としてリニアモーションガイドを用いたが、これに限ら
ず、例えばスプライン軸と、このスプライン軸に嵌合す
るスプライン穴をもつスライダーとでガイド機構を構成
し、支持部あるいはヘッド部のいずれか一方にスプライ
ン軸を、他方にスライダーをそれぞれ取り付け、そのス
プライン軸とスライダーとの嵌合でヘッド部の上下方向
のみの移動を許容するように構成することも可能であ
る。
【0026】また、この発明のスクライブ装置は液晶表
示パネルのガラス基板を切断する場合に限らず、他の用
途に用いられるガラス板の切断にも使用することができ
ることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ヘ
ッド部と支持部との間にそのヘッド部の上下方向のみの
移動を許容するガイド機構を設けたから、ガラス板の切
断時にカッターが水平方向に振れるようなことなく上下
方向にだけ振動し、このため不要なガラス屑やカレット
等の発生をほとんど伴うことなくガラス板を切断するこ
とができ、その切断したガラス板の端面の強度の低下も
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るスクライブ装置を示
す正面図。
【図2】従来のスクライブ装置を示す正面図。
【符号の説明】
1…支持部 2…ヘッド部 6…加圧部 7…フレーム 9…ロッド 10…圧電素子(振動付加機構) 11…カッター 12…板ばね(弾性部材) 13…テーブル 20…リニアモーションガイド(ガイド機構) 21…ガイドレール 22…スライダー P…液晶表示パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にガラス板を配置するテーブルと、前
    記ガラス板と接触可能に配置されたカッターおよびこの
    カッターを前記ガラス板の厚さ方向に沿った上下方向に
    振動させる振動付加機構を備えるヘッド部と、このヘッ
    ド部を支持する支持部とを具備し、前記ヘッド部は前記
    支持部に前記カッターの上下の振動を増幅させる弾性部
    材を介して支持され、前記ヘッド部と支持部との間には
    そのヘッド部の上下方向のみの移動を許容するガイド機
    構が設けられていることを特徴とするスクライブ装置。
JP2000178651A 2000-06-14 2000-06-14 スクライブ装置 Pending JP2002003231A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103353681A (zh) * 2013-06-20 2013-10-16 深圳市华星光电技术有限公司 一种液晶面板的切割装置及切割方法
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