JP2001522460A - 微細加工推論型光−熱ガス・センサ - Google Patents

微細加工推論型光−熱ガス・センサ

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Abstract

(57)【要約】 微細加工集積光−熱センサ(10)は、高速に強度が変動する、または脈動する光源(14)、干渉フィルタ(16)、シャドウ・マスク(113)または熱センサから光の反射遮蔽(19)、または差動動作、検出されるガス(21)がチャネル(114)を介して流入するガス・キャビティ(20)またはフィルタ、および検出される特定のガスが特定の波長で光を吸収することによって生じるガスの加熱を感知する熱検出器素子を含む。センサの他の型は、2重キャビティのものである。一方のキャビティ(121)は検出されるガスを含み、他方のキャビティ(122)は周囲環境から密閉され、ガスを含まない。両方のキャビティの検出器からの信号は互いから差し引かれ、結果的に検出器に当たる放射線による固定信号(127)が除去される。

Description

【発明の詳細な説明】 微細加工推論型光−熱ガス・センサ 背景 本発明はガス・センサに関し、特に有毒ガス・センサに関する。より詳しくは 、本発明は微細加工集積回路ガスおよび流体センサに関する。 燃焼プロセスで生成されるCO、CO2、NO、NO2およびVOCなどの有毒 ガスを感知する関連技術のデバイスは、金属酸化物薄膜導電度、化学ルミネセン ス、蛍光、様々な形のIR吸収等の変化を示すセンサに基づいていた。これらの センサは非常に高価で、不安定であるか、あるいは非常に感度が悪くて、低価格 で信頼性の高い有毒ガス・センサという要求を満たすことはできなかった。これ らのセンサで、健康や生命に有害な可能性があるレベルに匹敵する濃度のそのよ うな有毒ガスを感知することは困難である。特に、低価格で、手頃に買える信頼 性の高いセンサでそれを行うのは、困難である。安く上げようとする使用者が使 用する古いガス・エンジンまたは加熱器は、しばしば、これらの使用者や他の人 を危うくする有毒ガスの発生源に非常になり易い。このような使用者は、誰かが 手頃で適切な方法を彼らのところに持って来なければ、有毒ガス指示器を一番買 おうとしない人達である。 光音響ガス・センサは、ガスを吸収する波長で狭帯域変調された照明でガスの 温度変化を誘起して低濃度のガスを感知する。変調された温度信号が直接感知さ れるのではなくて、密閉したまたはほぼ密閉したガス試料セルが使用され、その セルで小さなガス温度信号を圧力信号に変換し、その圧力信号がマイクロフォン で検出される。密閉したまたはほぼ密閉したガス・セルのために、ガスがガス・ セルに入ったり出たりすることは困難になる。 発明の概要 光熱型感知と呼ばれるガス温度変調信号の直接感知により、密閉したまたはほ ぼ密閉したガス・セルは必要でなくなる。ガス温度信号の直接感知は、適当に高 感度(すなわち、ナノ度の感度)で高速応答のガス温度センサがないことで不利 になっている。微細加工熱電センサ・アレイを使用することで、小さなガス温度 変調信号を適当に高感度かつ高速応答で検出することが可能である。好都合にも 、このようなアレイをシリコン微細加工技術で作ることができる。 本発明は、存在するガスのガス温度信号の新規な、有用な、低価格で信頼性の 高い直接感知を提供し、また、有毒ガスまたは燃焼生成物の好ましくない成分の 存在を推定して指示する。有毒ガスまたは好ましくないガスの存在を示す、また は有意義な確率レベルで推定するような現象を特定できれば、それらのガスを直 接に測定する必要はない。したがって、本センサは、有毒ガスの直接NDIR感 知に比べて小型で、信頼性が高く、手頃に使える検出を提供する。また、直接感 知による高濃度のCO2または他のガスに対する特別の検出/警報保護を提供す る。 本センサは、CO2の検出によってCO、NOxおよびVOCなどの有毒燃焼生 成物を間接的に示すことを利用し、これによって、安価な集積ガス・センサの設 計を合理的な価格で利用できるようにし、排出口のない空間でヒータ(または、 台所のストーブ)を使用する人の有毒ガス感知の要求および車または車の近くの 排気ガスを検出したいと思う自動車運転者の要求を満たす。 二酸化炭素(CO2)は、好ましくない濃度の燃焼生成物が存在することを示 す。CO2はCO、NOxまたはVOCの濃度の10倍から100倍の濃度で、燃 焼プロセスで生成される。さらに、上記のガスの3から30倍低い濃度レベルの CO2を測定することができ、特に、NDIRで可能である。燃焼生成物、特に ガソリンまたはディーゼル燃料の燃焼生成物は、5〜15%のCO2、10〜2 0%のH2O、0〜10%のO2、70〜80%のN2、0.001から0.4% のNOx、0.001から0.2%のCO(使い古した、または調整不良の自動 車エンジンではCOは2%にもなることがある)、および0.001から0.3 %の炭化水素(HC)から構成されることが知られている。すなわち、CO2濃 度は常に支配的である。なお、前の車の排気ガスは、後続の車の室内空気の取入 れ口に達する前に、10から1000倍に希釈されると予想されるので、CO2 濃度はわずか0.005から1.5%になるだろうが、これは測定可能である。 一方で、有毒ガスの濃度は0.0001から0.04%の範囲である。後者の濃 度は測定するのが非常に困難であり、特に、低価格のセンサでは困難である 。低価格のセンサは、気分を悪くさせる、または健康に悪影響を与える濃度で存 在しているにもかかわらず、それらのガスを感知し始めないことが多い。 本センサの集積化設計により、より生産性が高められより手頃な価格になる。 ガス・セル、熱検出器および光フィルタが、安価な1つの小型の微細加工された 装置に集積される。すなわち、高価なセンサよりも手頃で広く応用可能である。 赤外線は小さな電球から、または電気的に加熱されたマイクロブリッジ(マイク ロ発光体)から得ることができる。電子回路もシリコン材料に集積される。セン サはより小型であり、したがって、より頑丈であり、全体としてより実用的であ る。存在するガスの検出器として使用される集積光−熱センサは、より高感度で 、より高速応答で、より安定な検出をもたらす。密閉したまたはほぼ密閉したガ ス・セルを必要としないので、一層高速な応答が得られる。 集積センサは関連技術のセンサよりも10から100倍小さく、これによって 本システムは一層手頃な、携帯可能な、実用的なものになる。本検出器は、シリ コン微細加工技術を使用して大量生産することができるので、関連技術検出器よ りも10倍から100倍安価である。 非常に正確な本ガス検出器は、微細加工シリコン技術で形成され、そのため関 連技術による検出器よりもはるかに小さい。 以上をまとめると、本発明は、低価格な光−熱感知システムであり、それは微 細加工集積センサである。この微細加工集積センサには、パルス加熱発光体、適 当な多層干渉フィルタ(IF)、反射防止(AR)膜、光が熱センサに当たるの を防ぐためのシャドウ・マスキングまたは反射防止、および赤外線(IR)また は他の波長の光を最大にするために、例えばCO2の4.3ミクロン波長帯にエ ネルギー効率を与えるように設計された特殊なエッチングが行われたシリコン・ ウエハまたはマスキング、ガスがチャネルを介して流入および流出できる、また は、キャビティを形成するために使用された犠牲層を溶解するために先に製造で 使用されたエッチ孔に、または多孔質圧縮ステンレス鋼フリットを介して拡散し て出入りできる試料ガス・キャビティ、および単一出力または差動出力の方法で 動作する微細加工ガス温度センサが含まれている。 ゆっくりした周囲温度の変動のセンサに対する影響は、熱電接合対の配列によ って、必然的に阻止される。空気および/またはガスの通気によって起きるガス 温度変動の影響は、適当な多孔質バッフルおよびロックイン検出によって最小に することができる。バックグラウンド信号を最小にするために、熱電温度センサ は、光放射線で直接照らされないようにすることができるし、また、反射材料で 被覆することができるし、さらに、光照射装置とガス温度センサの間に適当なI Fを配置することおよび適当なガス導入の配列によって、差動の方法で動作させ ることができる。 図面の簡単な説明 第1図は、微細加工推論型光−熱ガス・センサを示す。 第2図は、推論型光−熱ガス・センサの別の設計を示す。 第3図は、光−熱ガス・センサのさらに別の設計を示す。 第4a図、第4b図および第4c図は、熱センサの光信号と熱信号の波形図で ある。 第5図は、熱センサ素子の構造の図である。 第6a図、第6b図、第6c図および第6d図は、差動方法でのセンサの動作 を示す。 実施形態の説明 第1図は、推論型光−熱ガス・センサ10の基本的な構造を示す図である。シ リコン・ウエハ11は一方の側にエッチングされた空間12を有する。一組のマ イクロ発光体14を有するシリコン・ウエハ13が、ウエハ11の凹部12を有 する側に近づけて配置されている。マイクロ発光体14に近いウエハ11の表面 または側面に反射防止(AR)被膜15が形成される。ウエハ11の他方の側に 、CO2の吸収波長(4.3ミクロン)と同じ波長の赤外線だけを通すように設 計された狭帯域干渉フィルタ(IF)16がある。ARおよびIFの被膜または 薄膜は、互いに場所を取り換えてもよい。ウエハ17がフィルタ16の反対面に 形成される。シリコン・ウエハ18がシリコン・ウエハ17接して形成される。 シリコン・ウエハ17と18がエッチングされて、キャビティ20とチャネル1 14が形成される。チャネル114は、キャビティ20とセンサ10の外部の周 囲ボリュームまたは空間との間の経路を形成する。ガスまたは空気21は、オリ フィス、経路またはチャネル114を介してキャビティ20に拡散で、または流 れて入ったり出たりすることができる。ウエハ18は、ピット116の上に形成 された熱センサ19を有する。マイクロ発光体14と熱センサ19は接点パッド 24に接続されている。ウエハ13または18上に、マイクロ発光体14を制御 するまたは熱センサ19からの信号を処理する電子回路25を設ける集積回路( IC)または用途特定集積回路(ASIC)を形成してもよい。ウエハ11はガ ラス板と取り換えてもよい。ウエハ17もガラスと取り換えることができる。下 に開示される実施形態では、IFフィルタおよびAR被膜をガラス上に位置付け ることができ、また形成することができる。 発光体14は32×32のマイクロ発光体のアレイであり、赤外線源として機 能する。アレイ14で、小型タングステン電球の約2.8倍の4.3ミクロンの 総発光が得られる。キャビティ20は、おおよそ深さ100ミクロン×幅500 ミクロンである。キャビティ20は小さすぎてはいけない。小さすぎると、キャ ビティ表面でのガス冷却によって、ガス・センサ10の感度が減少する。 熱センサは、直列接続されたNiFe:Cr熱電センサ19の64×64のア レイである。各センサは、50ミクロン×50ミクロンの各窒化ケイ素マイクロ ブリッジごとに2つの熱電金属接合を有し、その1つはマイクロブリッジ上に1 つは近くのシリコン上にあり、接合対ごとに10オームの抵抗を持ち、接合対の ゼーベック係数は60マイクロボルト/℃である。熱電センサ19は、赤外線の 直接吸収を最小にするために、反射金属層で被覆されている。熱センサは、0. 5ミリ秒の代表的なマイクロブリッジの応答時間と10Hz照射変調を有してい る。ロックインの電子回路検出システム(例えば、電球93ではなくて光源素子 94を含めた第3図の増幅器102、電源104、ロックイン増幅器103)は 、30秒の応答時間(すなわち、帯域幅dF=0.02Hz)を有する。実効雑 音電圧=(4KT(64×64)RdF)の平方根=実効値で2.5ナノボルト 、および、感度=(2.5e−9)/(64×64×6Oe−6)=実効値で1 0ナノボルト℃。これによって、約100ppmのCO2濃度から一般的なガス 温度信号を検出することができる。 第1図において、発光体14は、光118および119を発する。光119は 、シャドウ・マスク113で遮られる。光118は層15およびウエハ11を通 過する。狭帯域干渉フィルタ16を通る波長を持つ光118だけが、キャビティ 20に入り、空気および/またはガス21分子に衝突することができる。そのよ うなガス21の吸収波長がフィルタ16を通り、ガス21に衝突する光118の 波長と同じであれば、その時に、その光118はガス21で吸収され、ガス21 が熱くなる。ガス21の温度の上昇が熱センサ19で感知され、熱センサ19は ガス21の存在を示す信号を出力する。ガス21で吸収されない光118は非感 熱領域117に当たりセンサ19に影響しない。シャドウ・マスク113のため に、光118または119はセンサ19にほとんど当らない。発光体14からの 光119は、薄膜15、ウエハ11および狭帯域フィルタ16を通り、マスク1 13に当たる。マスク113は、キャビティ20に入り熱センサ19に衝突する であろう光119をほとんど遮る。光119がセンサ19に入射すれば、センサ 19が加熱し、ガスの存在を示さない固定した信号を与える。光119がセンサ 19に入射すれときは、その光119による固定信号を除去し、ガス21の存在 を示す本当の信号だけを通すような電子回路を使用すればよい。この動作方法は 、固定信号を除去するために非常に安定な電子回路を必要とする。第6a図の別 の方法では、熱センサ19の2つのアレイ121と122が使用される。両方の アレイとも赤外線フィルタ125を介して同じ発光体120で照射され、一方の アレイ121はガス21に露出しており、他方のアレイ122はガス21に露出 していない。第6b図において、2つのアレイ121と122からのそれぞれ2 つの信号123と124は、放射が熱センサすなわち温度検出器19に入射する ことで生じる固定信号を実質的に除去するために、電子的に差し引かれて差動増 幅器126による信号127を与える。 第6c図は別の差動の方法を示す。この場合には、共通のガス・キャビティ1 39の中の熱電センサ130の2つのアレイ128と129は、電球134と2 つの異なる干渉フィルタ132と133で得られる2つの異なる波長で照射され る。ここで、2つの波長は実質的に同じ強度で、一方の波長はガス131で吸収 されて直接感知されるが、他方の波長は吸収されないようになっている。直接感 知されるガスの濃度に依存した信号成分と共にセンサ130での放射線の入射と 吸収による固定信号を含む第1の電気信号はアレイ128から取り出される。セ ンサ130での放射線の入射と吸収による固定信号だけを含む第2の電気信号は アレイ129から取り出される。2つの信号は、それぞれリード線135と13 6を介して第6(d)図に示される差動増幅器137に供給され、センサ130 での放射線の衝突と吸収による固定信号が実質的に除去された差し引かれた信号 138を生成する。 第6(a)図から第6(d)図に示される差動の方法で、第2信号の大きさを 発光体の強度の基準として使用することができるので、発光体の強度の変化を検 出でき、したがって信号を補正することができる。 非差動の方法におけるように、差動の方法で使用される熱センサにもまた放射 線用マスクを設け、または反射金属層で被覆して、赤外線の直接の衝突と吸収を 最小にすることができる。 第2図は、反対の方向に通る放射線を有する光−熱ガス・センサ70の断面図 である。シリコン・ウエハ46は、約5×5ミリメータ(mm)平方であり、厚 さは約20ミルである。ウエハ46上にIR放射線用の加熱発光体47が形成さ れている。発光体47は、抵抗加熱材料を有する窒化ケイ素などの耐熱材料から 作られる。発光体47の熱損失を最小にするために、溝またはピット48がウエ ハ46にエッチングされる。約1ミルの太さのリード線60が接点49に取り付 けられ、10から100Hzの周波数でAC信号を供給して、放射線51を発生 するように発光体47を活性化する。取付け材料50がチップまたはウエハ46 の周囲に形成される。約25ミル厚さのシリコン・ウエハ52が真空中で取り付 けられ、空間55から空気が排出される。AR被膜53がウエハ52の第1の側 に形成され、4.3ミクロンの光を通す狭帯域IF多重層54がウエハ52の第 2の側に形成される。AR薄膜層53は、異なる屈折率の材料を交互にする4分 の1波長の厚さの約2から6層膜である。IF層54は、異なる屈折率の材料を 交互にする2分の1波長の積層膜である。排気された熱的に分離した空間55を 形成するために、ウエハ46上の取付け材料50をウエハ52の周囲表面に接触 させて、ウエハ52とウエア46とを近接させる。 1から2ミクロン以内の固体シリコン基板である加熱発光体47は、速い応答 を有し、できるだけ高い周波数(一般には、10から100Hz)で変調され、 高感度を得るために基本的なことであるが、キャビティを光で満たす。光源47 が小型タングステン・フィラメント白熱灯であれば、AC励起信号の最大パルス 速度は約10Hzであろう。低周波電子雑音は少ないので、周波数を高くすると 一層感度がよくなる。この集積回路光源47は100Hzまで有効に繰返しまた は脈動が可能であり、センサ70の感度は向上することになる。 シリコン検出器ウエハ69が、4.3ミクロン狭帯域光干渉フィルタ54とシ リコン・ウエハ52の上に第1の表面を持って形成される。ウエハ69は、放射 線51を反射するように、および素子71とガスとの熱接触を向上させるように ウエハ69の第2の表面に形成された、またはエッチングされた溝またはピット 72を有する。熱電(TE)温度センサまたは検出器の層73はウエハ69上に 形成される。温度感応素子71はピット72の上に形成される。素子71は、反 射金属で被覆されて赤外線の直接吸収を最小にする。センサ層73の温度に感応 しない放射線51に透明な部分74が、ウエハ69の第2の表面のエッチングさ れない部分に形成される。リード線60を介して層73との電気信号伝送のやり とりのために、電気接点75が検出器層73に形成される。取付け材料115が 層73の周囲とウエハ69の第2の表面に形成される。最上部のシリコン・ウエ ハの蓋77が形成され、キャビティ78を形成するように取り付けられる。ガス および/または空気がキャビティ78に入ることができるように1つまたは複数 のビアもしくはチャネルまたは穴79が形成されるか、取付けが行われる。 光−熱ガス・センサ70の動作は、IR成分を持つ変動または脈動する放射線 51の放出を含む。光51は、AR層53を通って、ウエハ52を通ってIF層 54に達する。光51の一部は、例えば4.3ミクロン(CO2検出のため)の 波長の光だけを通す狭帯域薄膜層54でろ波して除去される。他の帯域波長を有 するフィルタを、検出されるガスまたは流体の種類に応じて使用することができ る。光の4.3ミクロン部分がウエハ69に入る。ピット72に当たる光51の ほとんど全てが、光80として反射される。ウエハ69の第2の表面のエッチン グされていない部分に当たる光51は、検出器部分74を通ってキャビティ78 に入る。温度感応部71が入力光51の熱で影響されないように、ピット72は 光51を反射する。空気および/またはCO2等のガス67はチャネル79を介 してキャビティ78に流れ込み通過する。光51の波長とCO2の吸収波長は同 じなので、光51はCO2によって吸収され、CO2が加熱し、センサ71が加熱 して、熱を検出し、したがってCO2の存在を検出するようになる。ガス67は キャビティ78を通過するか、キャビティに存在しているので、光51は大きさ または強度が変動または脈動し、ガス67のCO2を加熱させたり冷却させたり する。検出器素子71からの電気信号は、接点75およびリード線60を介して プロセッサ81に達する。プロセッサ81は、CO2の存在と量を決定し、ガス ・センサ70の直近の環境に存在する有毒ガスの存在を推定的に示す。反射光8 0は、プロセッサ81に行く固定信号を最小にするために、センサ素子71から 遠ざけられる。第6a図、第6b図、第6c図および第6d図のような差動配列 が使用されてもよい。センサ70の変更を、他の種類のガスや流体を直接感知す るためにセンサ10に対する変更と同じように行ってもよい。 ガス・センサ70を、CO2以外の他のガスまたは流体の存在を直接に検出し て示すように設計してもよい。狭帯域フィルタ54は、検出し測定する他の種類 のガスの吸収波長に等しい違った波長の光51を通すフィルタに変えられるだろ う。例えば、COをセンサ70で直接検出しようとすれば、4.6ミクロンの波 長の光を通すように、フィルタは設計されるだろう。炭化水素(CH)結合を有 するガスまたは流体(VOC)をセンサ70で直接検出しようとすれば、3.2 から3.4ミクロンの波長に設計されるだろう。 第3図は、他の光−熱ガス・センサ82を図示する。シリコン基板83はエッ チ・ピット84を有する。熱電受容器85がエッチ・ピット84の上に位置付け られる。スペーサ86が基板83の上に形成されている。スペーサ86の上にシ リコン基板87が配置されている。基板87の一方の表面に狭帯域干渉フィルタ 88が形成される。基板87の他方の平らな表面に反射防止膜89が形成されて いる。フィルタ88にシャドウ・マスク90が形成され、これによって、熱電セ ンサ85の直ぐ上の領域だけを除いて、薄膜89、基板87およびフィルタ88 を通してキャビティ91に入ってくる入射光が遮られる。各シャドウ・マスク9 0の目的は、キャビティ91に入ってくる光92がセンサ素子85に入射するの を大部分阻止することである。放射線または光92の供給源は白熱電球93また は、供給源基板またはウエハ95に形成されたマイクロ発光体のアレイ94であ ってもよい。光または発光体素子94を含む基板またはウエハ95を支持するた めに、スペーサ96が、基板87または薄膜89に形成されてもよい。スペーサ 96で支持された基板95は、ウエハ87または薄膜89上に形成される時に、 ウエハ95とウエハ87または薄膜89の間に熱絶縁されたキャビティを形成す ることなる。 マイクロ発光体94または電球93からの光92は変調されて変動する強度ま たはパルス波形となっている。光92は、マイクロ発光体94が使用される場合 には、熱絶縁キャビティ97を通り、電球93が使用される場合には、最初に反 射防止膜89を通る。光92は薄膜89、基板87および干渉フィルタ88を通 過したのち、キャビティ86に入る。検出されるガスの吸収波長以外の波長を有 する光92は、狭帯域フィルタ88で遮られる。全ての波長の光がシャドウ・マ スク96によって遮られ、光92が熱センサ85に当たるのを減少させる。熱セ ンサ85を反射金属層で被覆して赤外線の直接吸収を最小にすることができる。 センサ82のまわりの周囲環境の空気および/またはガス112は自由にキャビ ティ91に流入し流出111する。ガス112の吸収波長がフィルタ88を通る 光92の波長と同じであれば、その時に光92はそのガス112によって吸収さ れ、結果的に加熱する。ガス112の温度の上昇が熱センサ85で検出される。 その吸収波長がフィルタ88を通る光92の波長と同じであるガスがなければ、 ガスによる光の吸収はなく、さらにキャビティ91内のガスおよび/または空気 の温度の上昇または変化はない。したがって、熱センサ85は温度の変化を検出 しない。しかし、シャドウ・マスク90がなければ、その時には、光92は、キ ャビティ91内の温度の上昇および/または変化を検出する熱センサ85に入射 し、それによって、ガスに依存する信号に加えて大きな固定した信号を与えるよ うになるだろう。 第4a図、第4b図、および第4c図は、シャドウ・マスク層90と金属反射 層がある場合とない場合のキャビティ91内の光92の効果を図示する。第4a 図の波形は、フィルタ88を通ってチャンバ91に入ってくる光92の振幅を示 す。第4b図は、シャドウ・マスク90が存在しない場合の熱センサ85の信号 99を示す。その吸収波長が干渉フィルタ88を通る光92の波長と同じである ガスがチャンバ91にあれば、その時には、検出されるガスが光92を吸収する 結果として上昇するチャンバ内の温度が、曲線100として曲線99に重畳され る。所定の位置にシャドウ・マスク90があり、さらに反射層がある場合は、光 92が熱センサ85に入射して吸収されるのを阻止するために、信号99は大部 分除去される。光92からセンサ85を分離した状態で結果として得られるセン サ信号は、第4c図に示される信号100となる。 センサ85からの信号は増幅器102それからロックイン増幅器103に達す る。電源104は、電球93またはマイクロ発光体94に供給されて脈動するま たは変動する強度の光92を与えることになる電気信号105を出力する。また 、信号105は、ロックイン増幅器103に帰還される。ロックイン増幅器10 3の信号出力は、キャビティ91で検出されたしたがってセンサ82の周囲環境 のガスの濃度量を示す。増幅器103の信号はプロセッサ106に達し、プロセ ッサ106が、直接検出されたガス、例えばCO2、の量から、微細加工推論型 有毒ガス指示器82の直ぐまわりの周囲環境に存在する様々な有毒ガスの存在お よび量を推測的に決定する。また、プロセッサ106は、センサ82のまわりの 現在または過去の化学的または物理的活量を推定する。また、将来の化学的また は物理的活量を予告することもできる。プロセッサ106は、他のガスまたは流 体のある濃度量の存在を推定する、特定のガスまたは流体のある濃度量を示す情 報テーブルを持つことができる。CO2などの検出される濃度量が、他の推定さ れるガスまたは流体のある濃度量よりも最大で数桁大きいので、キャビティ91 の中の特定のガスまたは流体のある濃度量の存在によって、他のガスまたは流体 のある濃度量の存在がより正確に推定される。 第5図は、熱−電センサ85の製造を示す。シリコン基板83は、検出器85 を熱的に分離するためのエッチ・ピット84を有する。熱電センサ85の微細加 工アレイが薄膜金属107と108を部分的に重ね合わせることで形成される。 それらは、シリコン基板83に形成される窒化ケイ素109の層の間に形成され る。金属層107と108のセンサ部は、カット110で区画され、エッチ・ピ ット84の上に位置付けられた金属層107と108の間の部分的な重なりおよ び接触の領域として分離されている。金属反射層(金)を、熱−電センサ85に よる放射線の直接吸収を減少させるために適用する(109a)ことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月24日(1999.4.24) 【補正内容】 補正請求の範囲 1.第1のウエハと、 前記第1のウエハの第1の表面に形成された少なくとも1つのマイクロ発光体 と、 前記少なくとも1つのマイクロ発光体のすぐ近くの第1の表面を有し、真空を 密封する第2のウエハと、 前記第2のウエハの第2の表面に形成された第1の波長の狭帯域フィルタと、 前記狭帯域フィルタのすぐ近くの第1の表面を有する第3のウエハと、 前記第3のウエハの第2の表面に形成された複数のピットであって、前記複数 のピットの各々が前記ピットに入射する放射線を実質的に反射する複数のピット と、 前記第3のウエハの前記第2の表面に形成された複数の領域であって、各領域 が前記第1の波長の放射線を実質的に透過する複数の領域と、 前記第3のウエハの前記第2の表面のすぐ近くの複数の熱センサであって、前 記複数の熱センサの各熱センサが前記複数の熱センサのピットの上に位置付けら れている複数の熱センサと、 前記複数の熱センサと前記第3のウエハの前記第2の表面からある距離で隣り 合う第1の表面を有し、前記センサのまわりの周囲環境からガスまたは流体がそ のキャビティに入りおよび/またはそのキャビティから出る開口を有するキャビ ティを形成する第4のウエハと を含む微細加工集積回路ガス/流体センサ。 2.さらに、前記第1のウエハの第2の表面に、前記少なくとも1つのマイクロ 発光体まで前記第1のウエハを通して形成された第1のウエハ通過接点と、 前記第1のウエハの第2の表面に、前記複数の熱センサまで前記第1、第2お よび第3のウエハを通して形成された第2のウエハ通過接点とを含む請求項1に 記載のセンサ。 3.さらに、前記第1のウエハの前記第2の表面に形成された集積回路を含む請 求項1または2に記載のセンサ。 4.さらに、前記第2のウエハの前記第1の表面に形成された反射防止被膜を含 む前記請求項のいずれか一項に記載のセンサ。 5.前記複数の熱センサが、前記ガスまたは流体の前記温度の変化の大きさを示 す信号を出力し、 前記温度の変化の大きさが、前記キャビティの、結果として前記ガス/流体セ ンサの周囲環境の前記ガスまたは流体の濃度量を示す前記請求項のいずれか一項 に記載のセンサ。 6.さらに、プロセッサを含み、 前記第1の波長に吸収波長を有する前記ガスまたは流体の濃度量を示す前記複 数の熱センサからの信号が、前記プロセッサに行き、さらに、 前記プロセッサが、前記検出器からの信号を処理し、他のガスまたは流体の存 在、ならびに/あるいは将来または現在または過去の化学的または物理的な活量 を示す推定情報を提供する前記請求項のいずれか一項に記載のセンサ。 7.前記プロセッサが、他のガスまたは流体のある濃度量の存在を推定するため に、特定のガスまたは流体のある濃度量を示す情報のテーブルを含む前記請求項 のいずれか一項に記載のセンサ。 8.前記第1の波長がCO2の吸収波長にあり、さらに、 CO2の存在がある燃焼生成物の存在を示す前記請求項のいずれか一項に記載 のセンサ。 9.微細加工集積回路ガス/流体センサにおいて、 半導体材料に形成された少なくとも1つのマイクロ発光体と、 前記少なくとも1つのマイクロ発光体の近くの前記半導体材料に形成された第 1の波長のフィルタと、 前記フィルタの近くに、前記半導体材料に形成された少なくとも1つのピット であって、そのピットに入射する放射線を実質的に反射する少なくとも1つのピ ットと、 前記少なくとも1つのピットの上に位置付けられた少なくとも1つの熱センサ と、 前記少なくとも1つの熱センサの近くに、前記半導体材料に形成されたキャビ ティであって、前記センサのまわりの周囲環境からガスまたは流体が前記キャビ ティに入りならびに/あるいは前記キャビティを出るように少なくとも1つの開 口を有するキャビティとを含むセンサ。 10.前記少なくとも1つの熱センサが、前記ガスまたは流体の温度変化の大き さを示す信号を出力し、さらに、 前記温度変化の大きさが、前記キャビティの、結果的に前記ガス/流体センサ の周囲環境の前記ガスまたは流体の濃度量を示す請求項9に記載のセンサ。 11.さらに、プロセッサを含み、 前記第1の波長に吸収波長を有する前記ガスまたは流体の濃度量を示す前記少 なくとも1つの熱センサからの信号が、前記プロセッサに行き、さらに、 前記プロセッサが、前記少なくとも1つの熱センサからの信号を処理し、他の ガスまたは流体の存在、ならびに/あるいは将来または現在または過去の化学的 または物理的な活量を示す推定情報を提供する請求項10に記載のセンサ。 12.前記プロセッサが、他のガスまたは流体のある濃度量の存在を推定する特 定のガスまたは流体のある濃度量を示す情報のテーブルを含み、さらに、 他のガスまたは流体のある濃度量の存在が、前記特定のガスまたは流体のある 濃度量の存在によって、後者の濃度量が他のガスまたは流体のある濃度量よりも 最大で数桁大きいために、より正確に推定される請求項11に記載のセンサ。 13.前記第1の波長がCO2の吸収波長にあり、さらに、 CO2の存在がある燃焼生成物の存在を示す請求項12に記載のセンサ。 14.さらに、前記半導体材料に形成された集積回路を含む請求項13に記載の センサ。 15.前記集積回路が前記プロセッサを含む請求項14に記載のセンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.放射線を供給する手段と、 前記放射線を供給する手段のすぐ近くの放射線をフィルタに通す手段と、 前記放射線をフィルタに通す手段のすぐ近くの放射線の一部を遮る手段と、 前記放射線をフィルタに通す手段のすぐ近くのガスまたは流体を含む手段と、 前記ガスまたは流体を含む手段のすぐ近くの、ガスまたは流体が前記ガスまた は流体を含む手段に入りまたは出ることを可能にする手段と、 前記放射線の一部を遮る手段のすぐ近くの前記ガスまたは流体の温度を検出す る手段とを含むガスまたは流体を感知する手段。 2.前記ガスまたは流体を感知する手段の一部が微細加工される請求項1に記載 のガスまたは流体を感知する手段。 3.前記放射線をフィルタに通す手段が、第1の波長で放射線を通す狭帯域フィ ルタであり、 前記放射線を供給する手段からの放射線が、変動する強度を有し、 前記第1の波長に放射線の吸収を有するガスまたは流体は、変動する強度を有 する放射線の吸収のために温度が変動し、さらに、 前記温度を検出する手段が、前記ガスまたは流体を含む手段のガスまたは流体 の温度の変動の速度を検出する請求項2に記載のガスまたは流体を感知する手段 。 4.さらに、前記ガスまたは流体の温度を検出する手段による放射線の直接吸収 を減少させる手段を含む請求項3に記載のガスまたは流体を感知する手段。 5.さらに、複数の波長で放射線を発生させる手段を含む請求項4に記載のガス または流体を感知する手段。 6.さらに、流体またはガスの温度を測定する複数の手段を含む請求項5に記載 のセンサ。 7.第1のウエハと、 前記第1のウエハに形成された発光体と、 前記第1のウエハに形成された第2のウエハと、 前記第2のウエハに形成された放射線フィルタと、 前記放射線フィルタに形成された第3のウエハと、 前記第3のウエハに形成された温度検出器と、 前記温度検出器に形成された第4のウエハとを含み、 前記第3のウエハが放射線マスクを含み、 前記第4のウエハが前記温度検出器の上にキャビティを形成するガス/流体セ ンサ。 8.ウエハがシリコンである請求項7に記載のセンサ。 9.前記ウエハの少なくとも1つが、ガラスである請求項7に記載のセンサ。 10.前記放射線フィルタが、第1の波長を有する放射線を通す狭帯域フィルタ であり、 感知されるガスまたは流体が、前記第1の波長に吸収波長を有し、さらに、 前記キャビティが、前記センサのまわりの周囲環境のガスまたは流体が前記キ ャビティに入りおよび前記キャビティから出るように、少なくとも1つのオリフ ィスを有する請求項8に記載のセンサ。 11.前記温度検出器が、複数の熱的に分離された感知素子を含み、 前記放射線マスクが、放射線が前記複数の熱感知素子に当たるのを実質的に防 ぐための放射線を遮る領域、および放射線が前記複数の感知素子のすぐ近くのガ スまたは流体を加熱させるようにする放射線透過領域を有し、さらに、 前記発光体より来て、前記第2のウエハ、放射線フィルタ、放射線マスクの前 記放射線透過領域を通過し前記キャビティに入る放射線が、変動する強度を有す る請求項10に記載のセンサ。 12.前記複数の感知素子が、放射線の直接吸収を最小にするために反射層を有 する請求項11に記載のセンサ。 13.前記キャビティおよび前記複数の熱的に分離された感知素子が微細加工さ れる請求項12に記載のセンサ。 14.前記キャビティの中にあり、前記第3のウエハからの放射線によって衝突 されるガスまたは流体は、前記ガスまたは流体が前記第1の波長に吸収波長を持 てば、変化した量で温度が変動する請求項13に記載のセンサ。 15.前記温度検出器が、前記キャビティのガスまたは流体の温度の変化を感知 することができ、 前記温度検出器が、前記キャビティのガスまたは流体の温度の変化の大きさを 示す信号を出力することができ、 前記温度の変化の大きさが、前記キャビティの中の、結果的には、前記センサ の周囲環境の前記第1の波長に吸収波長を有する前記ガスまたは流体の濃度量を 示す請求項14に記載のセンサ。 16.さらに、プロセッサを含み、 前記第1の波長に吸収波長を有する前記ガスまたは流体の濃度量を示す前記温 度検出器からの信号が、前記プロセッサに行き、さらに、 前記プロセッサが、前記温度検出器からの信号を処理し、他のガスまたは流体 の存在、ならびに/あるいは将来または現在または過去の化学的または物理的な 活量を示す推定情報を提供する請求項15に記載のセンサ。 17.前記第1の波長がCOの吸収波長にある請求項16に記載のセンサ。 18.前記第1の波長がCO2の吸収波長にある請求項16に記載のセンサ。 19.前記プロセッサが、燃焼生成物のある濃度量の存在を推定するために、特 定のガスまたは流体のある濃度量を示す情報のテーブルを含み、さらに、 燃焼生成物のある濃度量の存在が、前記特定のガスまたは流体のある濃度量の 存在によって、後者の濃度量が前記燃焼生成物のある濃度量よりも最大で数桁大 きいために、より正確に推定される請求項18に記載のセンサ。 20.さらに、前記第1のウエハに形成された集積回路を含み、前記集積回路が 前記プロセッサを含む請求項16に記載のセンサ。 21.さらに、前記第4のウエハに形成された集積回路を含み、前記集積回路が 前記プロセッサを含む請求項16に記載のセンサ。 22.さらに、前記第2のウエハに形成された前記第1の波長に対する反射防止 被膜を含む請求項19に記載のセンサ。 23.第1のウエハと、 前記第1のウエハの第1の表面に形成された少なくとも1つのマイクロ発光体 と、 前記少なくとも1つのマイクロ発光体のすぐ近くの第1の表面を有し、真空を 密封する第2のウエハと、 前記第2のウエハの第2の表面に形成された第1の波長の狭帯域フィルタと、 前記狭帯域フィルタのすぐ近くの第1の表面を有する第3のウエハと、 前記第3のウエハの第2の表面に形成された複数のピットであって、前記複数 のピットの各々が前記ピットに当たる放射線を実質的に反射する複数のピットと 、 前記第3のウエハの前記第2の表面に形成された複数の領域であって、各領域 が前記第1の波長の放射線を実質的に透過する複数の領域と、 前記第3のウエハの前記第2の表面のすぐ近くの複数の熱センサであって、前 記複数の熱センサの各熱センサが前記複数の熱センサのピットの上に位置付けら れている複数の熱センサと、 前記複数の熱センサと前記第3のウエハの前記第2の表面からある距離で隣り 合う第1の表面を有し、前記センサのまわりの周囲環境からガスまたは流体がそ のキャビティに入りおよび/またはそのキャビティから出る開口を有するキャビ ティを形成する第4のウエハとを含む微細加工集積回路ガス/流体センサ。 24.さらに、前記第1のウエハの第2の表面に、前記少なくとも1つのマイク ロ発光体まで前記第1のウエハを通して形成された第1のウエハ貫通接点と、 前記第1のウエハの第2の表面に、前記複数の熱センサまで前記第1、第2お よび第3のウエハを通して形成された第2のウエハ貫通接点とを含む請求項23 に記載のセンサ。 25.さらに、前記第1のウエハの前記第2の表面に形成された集積回路を含む 請求項24に記載のセンサ。 26.さらに、前記第2のウエハの前記第1の表面に形成された反射防止被膜を 含む請求項25に記載のセンサ。 27.前記少なくとも1つのマイクロ発光体から出て来て前記反射防止被膜、前 記第2のウエハ、前記狭帯域フィルタを通過する放射線において、前記狭帯域フ ィルタからの前記放射線の第1部分が前記第3のウエハの前記第2の表面に形成 された前記複数のピットによって反射され、さらに前記狭帯域フィルタからの前 記放射線の第2部分が前記複数のピットのどれも形成されていないところで前記 第3のウエハを通過し、 前記第3のウエハを通過する放射線によって衝突される前記キャビティのガス または流体は、前記ガスまたは流体が前記第1の波長に吸収波長を有する場合に 、温度が変化し、 前記第3のウエハを通過する放射線によって衝突される前記キャビティのガス または流体が、前記第1の波長にない吸収波長を有する場合に、実質的に固定し た量で温度が変化し、さらに、前記ガスまたは流体が前記第1の波長に吸収波長 を有する場合に、増加した量で温度が変化し、 前記複数の熱センサが前記ガスまたは流体の温度の変化を感知できる請求項2 6に記載のセンサ。 28.前記複数の熱センサが、前記ガスまたは流体の前記温度の変化の大きさを 示す信号を出力し、 前記温度の変化の大きさが、前記キャビティの、結果として前記ガス/流体セ ンサの周囲環境の前記ガスまたは流体の濃度量を示す請求項27に記載のセンサ 。 29.さらに、プロセッサを含み、 前記第1の波長に吸収波長を有する前記ガスまたは流体の濃度量を示す前記複 数の熱センサからの信号が、前記プロセッサに行き、さらに、 前記プロセッサが、前記検出器からの信号を処理し、他のガスまたは流体の存 在、ならびに/あるいは将来または現在または過去の化学的または物理的な活量 を示す推定情報を提供する請求項28に記載のセンサ。 30.前記プロセッサが、他のガスまたは流体のある濃度量の存在を推定するた めに、特定のガスまたは流体のある濃度量を示す情報のテーブルを含み、さらに 、 他のガスまたは流体のある濃度量の存在が、前記特定のガスまたは流体のある 濃度量の存在によって、後者の濃度量が前記他のガスまたは流体のある濃度量よ りも最大で数桁大きいために、より正確に推定される請求項29に記載のセンサ 。 31.前記第1の波長がCO2の吸収波長にあり、さらに、 CO2の存在がある燃焼生成物の存在を示す請求項30に記載のセンサ。 32.熱電センサのアレイと、 前記熱電センサのアレイに最も近くかつ第1の距離にある狭帯域フィルタであ って、前記熱電センサのアレイと前記狭帯域フィルタの間に空間が形成される狭 帯域フィルタと、 前記狭帯域フィルタに形成されるシャドウ・マスクと、 前記狭帯域フィルタのすぐ近くに位置付けられた発光体とを含むガス/流体セ ンサ。 33.前記発光体が、前記狭帯域フィルタを通過する放射線を放出することがで き、 前記放射線の第1の部分が前記シャドウ・マスクによって遮られて、前記放射 線が前記熱電センサのアレイに当たるのを防ぎ、 前記熱電センサのアレイと前記狭帯域フィルタの間の空間が、前記ガス/流体 センサのまわりの周囲環境からのガスまたは流体で満たされ、さらに、 前記放射線の第2の部分が、前記シャドウ・マスクによって遮られないで、前 記熱電センサのアレイと前記狭帯域フィルタの間の空間に入り、ガスまたは流体 によって吸収されない場合に、熱電センサを有しない前記熱電センサのアレイの 領域に当たる請求項32に記載のガス/流体センサ。 34.前記発光体が、放出中に、変動する強度を有する放射線を放出し、 前記狭帯域フィルタが第1の波長で放射線を通し、 前記熱電センサのアレイと前記狭帯域フィルタの間の空間の前記ガスまたは流 体が前記第1の波長に吸収波長を有する場合に、その時に、前記ガスまたは流体 が前記放射線を吸収し、前記放射線の強度の変動に従って温度が変化し、 前記熱電センサのアレイと前記狭帯域フィルタの間の空間の前記ガスまたは流 体が前記第1の波長にない吸収波長を有する場合に、その時に、前記ガスまたは 流体が前記放射線を吸収しないで、前記放射線の強度の変動に従って実質的に固 定した量で温度が変化し、前記ガスまたは流体が前記第1の波長に吸収波長を持 つ場合に、増加した量で温度が変化し、さらに、 前記熱電センサのアレイが、前記熱電センサのアレイと前記狭帯域フィルタの 間の空間の前記ガスまたは流体の温度を検出し、その温度を示す信号を出力する 請求項33に記載のガス/流体センサ。 35.さらに、 前記発光体に接続された変調電力信号供給源と、 前記熱電センサのアレイに接続された第1の入力、前記変調電力信号供給源に 接続された第2の入力を有し、さらに、前記熱電センサのアレイと前記狭帯域フ ィルタの間の空間の、結果として前記ガス/流体センサのまわりの周囲環境の前 記第1の波長に吸収波長を持つガスまたは流体の濃度量を示す信号を与えること ができる出力を有するロックイン増幅器とを含む請求項34に記載のガス/流体 センサ。 36.さらに、 前記ロックイン増幅器の出力に接続されたプロセッサを含み、前記プロセッサ が、所与の第1の波長について、前記ロックイン増幅器の出力の信号に基づいて 、他のガスおよび/または流体の濃度量の存在を推定する請求項35に記載のガ ス/流体センサ。
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