JP2001522310A - 有形中空金属管の端絞り加工を行なうための工具 - Google Patents

有形中空金属管の端絞り加工を行なうための工具

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Abstract

(57)【要約】 中空内部及び外面を備えた正方形金属管又は長方形金属管のような有形金属管(12)を加工して管に端絞りを形成する工具(10、100)を提供する。工具(10、100)は、長手方向に延びた内部キャビティ及び複数のローラキャビティを備えたヘッドを有し、各ローラキャビティが内部キャビティと連通している。複数の溝付きローラが、各ローラキャビティ内に一つずつ、ヘッド内に回転可能に取り付けられている。各溝付きローラは、内部キャビティ内に入る外周面(54)を有しかつ絞り加工すべき管の外面の一部、例えばコーナ部分(18)と係合する構造を有する。絞り加工すべき管の形状に基づいて、工具には更に、一対の平領域ローラ(132)を設けることができる。平領域ローラは、長方形管(102)の相対的に長い方の側面と係合するのに使用できる。工具は更に、ヘッドの内部キャビティ内に配置されるマンドレル(64、134)を有し、該マンドレルは、端絞り加工の結果として管が凹むことを防止するのに有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 有形中空金属管の端絞り加工を行なうための工具 クロスリファレンス 本願は、「金属管のスウェジング加工工具及びスウェジング加工された金属管 を使用した一体管状フレーミングシステム(Tool for Swaging Metal Tubing,an d Integral Tubular Framing System Incorporating Swaged Metal Tubing)」と いう名称に係る1997年3月19日付米国仮特許出願第60/040,835号の優先権 の利益を主張する。 発明の背景 1.0 発明の分野 この発明は、一般的には、有形中空金属管の加工用工具に関し、より詳しくは 、有形中空金属管の端絞り加工を行なう工具に関する。 2.0 関連技術 金属加工産業では、しばしば、種々の構造の一部として、隣接する中空金属管 を互いに結合することが必要とされ或いは有効である。正方形又は長方形の金属 管は、その形状及び関連する機械的強度から、多くの用途にこれらの金属管を使 用することが特に有効である。正方形及び長方形の金属管を絞る既知の方法は、 一般に一以上のダイを使用している。この絞り形態では、正方形管又は長方形管 の一端が、プレス機械の種々の形状により発生される力によって押し潰され、絞 りのサイズはダイの設計により決定される。正方形管及び長方形管のこの端絞り 方法には、次のような欠点がある。第一の欠点は、管の端絞り加工には、所望の 絞りを達成するのに、いくつかの「打撃」つまりプレス機械の適用を必要とし、 各適用毎に製造コストが付加されることである。また、プレス機械の押圧力によ って管端の過大な変形及び/又は不均一な変形を引き起こすことがある。より詳 しくは、管の一以上の面が凹んでしまい、このため管の全体的強度が低下し且つ 元の形状と絞り端部との間の移行部の滑らかさが悪くなる。或る場合には、過大 な変形及び/又は不均一な変形がひどく、管の絞り端部を、絞る前の同じサイズ の管の中に挿入できないことがある。 正方形管及び長方形管の端絞り加工にダイを使用することに関連した上述の問 題のため、近似サイズの隣接する正方形及び長方形の管の連結は、一般に、二つ の近似したサイズの管の中に、小径の管を挿入し、次に外側管の各セクションを 内側管に緊締してその結合を確実にすることにより行なわれる。内側管並びに必 要とされる緊締具は、正方形又は長方形の管を結合する、この方法のコストを増 大させる。この技術に付随する他の欠点は、結合部の強度が、これに用いられる 緊締具の強度に制限されることである。 正方形又は長方形の金属管の既知の連結方法に付随した上述の欠点から、正方 形管又は長方形管等の有形金属管の隣接したセクションの改善した結合方法に関 するニーズが絶えず存在している。 発明の概要 上記ニーズを鑑み、本発明は、中空内部及び外面を備えた有形金属管を加工し て管に端絞りを形成する工具に関する。本発明の工具は、正方形、長方形、楕円 形及びD形を含む種々の形状の金属管に端絞り加工を行なうように構成されてい る。各実施形態において、本発明の工具は、絞り端部がその元の形状を保持する ように、所定の長手方向長さに亘って、管端部に実質的に均一な絞りを行なう。 従って、絞り端部は、同じ形状及びサイズをもつ管の非絞り端部内に挿入できる 。有形管の端絞りは、工具内への管の単一パスにより達成される。従って、本発 明の工具は、管端を均一に絞るための簡単で、高速かつ経済的な手段を提供し、 管を、絞り加工前に同じ外形寸法をもつ同様な形状及び近似サイズの管に結合で きるようにする。 本発明の工具は、広範囲の金属加工用途での金属管の使用を容易にする。例え ば、本発明の工具により達成される絞り端部をもつ正方形及び長方形管の使用に より、多くの用途に有効な平面取付け領域を形成できる。また、本発明の工具は 、比較的高速製造及び比較的低コストの生産設定に適用できるので、多くの既存 の製品の設計変更を保証し、簡単かつ経済的な態様で互いに結合される金属管セ クションを使用できるという長所が得られる。また、本発明の工具 は広範囲の新製品のアイデア及び設計を可能にするであろう。 本発明の好ましい実施形態によれば、工具は、長手方向に延びた内部キャビテ ィ及び複数のローラキャビティを備えたヘッドを有し、各ローラキャビティが内 部キャビティと連通している。工具は、複数の溝付きローラを更に有し、各溝付 きローラは一つのローラキャビティ内に回転可能に取り付けられている。各溝付 きローラは内部キャビティ内に入る外周面を有し、かつ管がヘッドの内部キャビ ティ内を通るときに管の外面の一部と係合し、これにより絞り加工すべき管の一 部を押し込む構成、すなわち配置及びサイズを有している。ヘッドは更に、ヘッ ドの内部キャビティ内に配置されるマンドレルを有し、該マンドレルは、管の絞 り端部を凹ませることなく管の端絞り加工を行なうことを可能にする。マンドレ ルは、好ましくは、絞り加工すべき管の形状に従って変えられる多角形断面形状 をもつ中実ロッドで形成される。 ヘッドは、ベースブロックと、該ベースブロックに連結されたスペーサ部分と 、該スペーサ部分に連結されたフェースブロック部分とを備えている。ヘッドの これらの構成部品は一体構造として作るか、慣用緊締具により互いに固定するこ とができる。ベースブロック、スペーサ部分及びフェースブロック部分は組み合 わされて内部キャビティを形成し、フェースブロック部分は、ローラキャビティ と、該ローラキャビティを形成すべく構成された複数のフェースブロックとを備 えている。 各溝付きローラは、ヘッドの隣接するフェースブロック内に固定されたロール ピン上に回転可能に取り付けられている。各溝付きローラの外周面は、中央に配 置されたほぼV形の部分を有し、該V形部分は、管がヘッドの内部キャビティ内 を通るときに正方形管又は長方形管のコーナ部分のような管の一部と係合するの に有効である。溝付きローラの外周面には更に、中央に配置されたV形部分の両 側から延びている一対のベベル状端面が設けられている。 実質的に正方形の管端部を絞る特定用途をもつ好ましい一実施形態では、工具 鋼は四つの溝付きローラを有し、これらのうち、二つのローラは実質的に水平な 平面内で回転でき、残りの二つのローラは実質的に垂直な平面内で回転できる。 この実施形態では、各溝付きローラの各端面が隣接ローラの一つの端面 に近接して配置されており、これにより、正方形管が溝付きローラと係合すると き、複数の溝付きローラが実質的に正方形管を包囲する。この実施形態では、マ ンドレルはほぼ正方形の断面形状を有する。マンドレルは、管の中空内部へのマ ンドレルの挿入を容易にするための少なくとも一つの長手方向に延びた導入面取 り部を有している。 実質的に長方形の管端部を絞るのに特に適した他の好ましい実施形態では、工 具は、四つの溝付きローラと、更に一対の平領域ローラとを有し、各平領域ロー ラは一対の溝付きローラの間で横方向に配置されている。各平領域ローラは、長 方形管がヘッドの内部キャビティ内を通るとき、管の相対的に長い方の側面と係 合するのに有効である。この実施形態では、各平領域ローラは実質的に垂直な平 面内で回転でき、一方、各溝付きローラは垂直に対して傾斜した平面内で回転で きる。四つの溝付きローラ及び二つの平領域ローラは、管が内部キャビティ内を 通りかつローラと係合するときに実質的に管を包囲するように互いに配置される 。この実施形態並びに前述の実施形態では、各ローラは工具鋼で作るのが好まし い。 各平領域ローラには、実質的に円筒状の一対の端部と、両端部間に延びている 実質的に円筒状の中央***部(***部は端部を越えて半径方向に延びている)と を設けることができる。中央***部を設けるか否かは工具の用途に従って定まり 、長方形管の長い方の側面の長さが、短い方の長さよりかなり長い場合に特に有 効である。***部は、管の長い方の側面と係合しかつ管の端絞り加工を容易にす るのに有効である。一方の平領域ローラはマンドレルの上方に配置され、他方の 平領域ローラはマンドレルの下方に配置される。中央***部を備えた平領域ロー ラを有する実施形態では、マンドレルは長手方向に延びた一対の溝を有し、一方 の溝はマンドレルの上面に形成されかつ他方の溝はマンドレルの下面に形成され ている。各溝は、一つの平領域ローラの中央***部の形状を補完する形状を有し ている。 工具には更に、管の絞り端部の実質的に均一な形状を維持する手段を設けるこ とができ、該維持手段はヘッドの内部キャビティ内に配置されるレーキからなる 。 レーキはこれを貫通する孔を有し、該孔は内部キャビティと連通している。孔は 前方の拡開部分と、該拡開部分から長手方向後方に延びているテーパ状ボアとを 備えている。拡開部分は、テーパ状ボアが管の絞り端部を押し込む間の導入体と して機能し、所望の形状及びサイズを維持する。レーキは、前述の任意の実施形 態と組み合わせて使用できる。レーキが設けられるとき、マンドレルはレーキの 孔を通って、ベースブロック内へと長手方向に配置される。 図面の簡単な説明 本発明の上記の特徴及び他の特徴、利点は、以下の説明、請求の範囲の記載及 び添付図面を参照することにより一層明瞭に理解できるであろう。 第1図は、中空内部及び外面を備えた有形金属管を加工して管に端絞りを形成 する本発明の第一の実施形態による工具を示す斜視図である。 第2図は、第1図の工具を更に詳細に示す正面図である。 第3図は、第1図及び第2図に示した工具を更に詳細に示す平面図である。 第4図は、第1図〜第3図に示した工具を更に詳細に示す側面図である。 第5図は、第1図〜第4図に示した工具により達成された端絞りをもつ正方形 金属管を示す斜視図である。 第6図は、中空内部及び外面を備えた有形金属管を加工して管に端絞りを形成 する本発明の第2の実施形態による工具を示す斜視図である。 第7図は、第6図の工具を更に詳細に示す正面図である。 第8図は、第6図及び第7図に示した工具を更に詳細に示す平面図である。 第9図は、第6図〜第8図に示した工具を更に詳細に示す側面図である。 第10図は、第6図〜第9図に示した工具により達成された端絞りをもつ長方 形金属管を示す斜視図である。 第11図は、本発明の工具の一つの実施形態を導入したシステムを備えた有形 金属管の端絞りを達成するシステムを示す概略図である。 詳細な説明 ここで添付図面を参照すると、第1図〜第4図には、本発明の第一の実施形 態による工具10が示されている。第1図〜第4図に示すように、工具10は、 第5図に示す正方形の中空金属管12に、スウェジング、押出し又は端絞り加工 を行なうように構成されている。他の実施形態では、工具10は、長方形管、楕 円形管又はD形管等の他の形状をもつ金属管に後述のようにして端絞り加工を行 なうように変更されている。正方形の中空管12は、中空内部14及び実質的に 正方形の外面16を有している。外面16は、管12の長手方向に沿って延びて いる四つのコーナ部分18を有している。第5図に示すように、管12は一端2 0を有し、一端20は管12の残部22の元のサイズに対し、後述のようにして 工具10によってサイズが縮小されている。更に第5図に示すように、絞り端部 20は実質的に均一な正方形を有し、これは、残部22の形状と実質的に同じで ある。絞り端部20は、管12の残部22と同じサイズをもつ非絞り正方形管2 4の中に挿入可能である。 工具10は、長手方向に延びる内部キャビティ32及び複数のローラキャビテ ィ34を備えたヘッド30を有している。各ローラキャビティ34は、内部キャ ビティ32の前方部分と連通している。ヘッド30は、ベースブロック36と、 スペーサ部分38と、フェースブロック部分40とを有している。図示の実施形 態では、スペーサ部分38は、互いに横方向に間隔を隔てて配置された一対のス ペーサブロック42を有している。フェースブロック部分40は四つのフェース ブロック44を有し、これらのフェースブロック44はローラキャビティ34を 形成するように構成されている。図示の実施形態では、フェースブロック部分4 0、スペーサ部分38及びベースブロック36は、ボルト46のような複数の慣 用的な緊締具により互いに固定されている。各ボルト46は、一つのフェースブ ロック44及びこれに隣接する一つのスペーサブロック42を通り、次にベース ブロック36に螺合されている。或いは、フェースブロック部分40、スペーサ 部分38及びベースブロック36は、冷間圧延鋼、工具鋼又は他の適当な合金又 は金属からなる一体構造すなわちワンピース構造として作ることができる。 図示の実施形態では、各溝付きローラ50の外周面54には、絞り加工すべき 正方形管のコーナ部分(例えば、管12のコーナ部分18)の一つと係合す るのに有効なほぼV形の部分56が設けられている。各ローラ50の外周面54 には、更に、中央に配置されたV形部分56とは反対側に延びている一対のベベ ル状端面58が設けられている。第2図に最も良く示すように、各溝付きローラ 50の各ベベル状端面58は、隣接する一つの溝付きローラ50の一つのベベル 状端面58に近接して配置される。例えば、ローラ50Aの一つのベベル状端面 58はローラ50Cの一つの端面58に近接して配置され、同時に、ローラ50 Aの他のベベル状端面58はローラ50Dの一つの端面58に近接して配置され る。第2図に示すように、種々の境界面位置において、ローラ50の隣接するベ ベル状端面58は、互いに実質的に平行である。ベベル状端面58は互いに僅か に間隔を隔てて配置するか、境界面位置で実際に互いに接触するように配置する ことができる。 ローラ50を互いに位置決めすることにより、ローラ58のV形部分56が組 み合わされて、ヘッド30の内部キャビティ32の実質的に正方形の入口60を 創成する。入口60のサイズは絞り加工すべき正方形管の外形寸法より小さく、 従って、管の端部が各ローラと強制的に係合され、管12の端部20に関して示 したような端絞りが形成される。管12の絞り端部20の最大長手方向長さは、 主として、スペーサブロック42の長手方向長さ62により決定される。 工具10は、更に、ヘッド30の内部キャビティ32内に配置されるマンドレ ル64を有している。マンドレル64は、絞り加工すべき管の形状に従って変え られる多角形断面をもつ中実金属ロッドが好ましい。図示の実施形態では、マン ドレル64はほぼ正方形断面を有している。第2図に最も良く示すように、マン ドレル64は、各ローラ50の外周面54から間隔を隔てている。マンドレル6 4とローラ50との必要間隔は、絞り加工すべき管のサイズ及び壁厚及び管の端 部サイズの所望の絞り量を含む種々のファクタに基づいて変えられる。マンドレ ル64は、絞り加工すべき管の端部(例えば、管12の部分20)が、ローラ5 0により管に加えられる力により凹むことすなわち変形することを防止する。マ ンドレル64は、ヘッド30から前方に突出する第1前端部66と、ボルト70 のような慣用手段又は他の適当な手段によりヘッド30に固定され る反対側の端部68とを有している。マンドレル64は、フェースブロック部分 40及びスペーサ部分38を通ってベースブロック36内に長手方向に延びてい る。マンドレル64は長手方向に延びた複数の面取り部74を有している。各面 取り部74は多角形断面の各コーナに形成され、絞り加工すべき管との係合を容 易にする。より詳しくは、面取り部74は、マンドレル64が管の中空内部(例 えば、管12の内部14)に挿入されるときのマンドレル64と絞り加工すべき管 との接触によるドラッグ効果(引きずり効果)を最小にするのに必要である。 工具10には、オプションとして、絞り加工すべき管の実質的に均一な端部形 状を維持する手段を設けることができる。例えば、管12に関して示すように、 絞り端部20は、管12の残部22の形状と実質的に同じ実質的に均一な正方形 の形状を有している。図示の実施形態では、絞り加工すべき管の端部を実質的に 均一な形状に維持する手段は、ヘッド30の内部キャビティ32内に配置される レーキ76からなる。レーキ76は、冷間圧延鋼、工具鋼又は他の適当な材料か らなるブロックで作られる。第1図に示すように、各スペーサブロック42には 、レーキ76の一つの側面を受け入れるサイズを有する垂直方向に延びた溝78 を設けることができる。この場合、レーキ76は、一対のボルト80のような慣 用手段によりベースブロック36に固定される。 レーキ76は、これを貫通している孔82を有し、孔82は、その前端部がヘッ ド30の内部キャビティ32と連通している。孔82は、前方の拡開部分84、 この拡開部分84から後方に長手方向に延びたテーパ状ボア86とを有している 。 テーパ状ボア86は、絞り加工すべき管の形状と実質的に一致する形状を有し 、かつボア86の前方から後方に向かってサイズが徐々に縮小する。図示の実施 形態では、ボア86はほぼ正方形の形状を有している。本発明者は、或る適用例 では、絞り加工すべき管の端部(例えば、管12の端部20)は、端部20がロ ーラ50に通された後に局部的に外方に拡がる傾向があることを確認している。 端部20がヘッド30を通って徐々に進行するとき、端部20はレーキ76と係 合する。前方の拡開部分84は、端部20が幾分外方に拡がって いる場合でも端部20を有効に受け入れることができ、かつ端部20をテーパ状 ボア86内に押し込むガイドとして機能する。テーパ状ボア86は、端部20の 実質的に均一な正方形を維持すべく、さもなくば起こり得る端部20の外方への あらゆる拡がりを矯正するのに有効である。管12の端部20がテーパ状ボア8 6の後端部に到達したならば、管12を後退させて工具10から取り出すことが でき、これにより端部20の絞り加工が完了したことになる。 第6図〜第9図には本発明の第2の実施形態による工具100が示されており 、この実施形態は、第10図に示す実質的に長方形の金属管102のような中空 有形金属管の端絞り加工を行なうように構成されている。管102は中空内部1 04及び外面106を有し、6つのコーナ部分108を備えている。工具100 は管102の端部110を絞り加工するのに有効であり、端部110は残部11 2に対してサイズが絞られるが、残部112と実質的に同じ長方形に維持される 。長方形管102の絞り端部110は、同じサイズをもつ他の長方形管114の 中に挿入可能である。 工具100は、長手方向に延びた内部キャビティ118及び該内部キャビティ 118と連通している複数のローラキャビティ120を備えたヘッド116を有 している。工具10と同様に、工具100のヘッド116は、ベースブロック1 22と、ベースブロック122に連結されたスペーサ部分124と、該スペーサ 部分124に連結されたフェースブロック部分126とを有している。図示の実 施形態では、フェースブロック部分126、スペーサ部分124及びベースブロ ック122は、ボルト128のような慣用手段により互いに固定されている。或 いは、フェースブロック部分126、スペーサ部分124及びベースブロック1 22は、冷間圧延鋼及び工具鋼のような材料又は同等材料から一体構造として作 ることができる。ベースブロック122、スペーサ部分124及びフェースブロ ック部分126は、ヘッド116の内部キャビティ118を形成すべく組み合わ される。図示の実施形態では、スペーサ部分124は単一のスペーサブロックか らなるが、別の構成として、横方向に間隔を隔てた一対のブロックで構成するこ ともできる。フェースブロック部分126は、ローラキャビティ120と、該ロ ーラキャビティ120を形成すべく構成されかつ 互いに配置される複数のフェースブロック130とを有している。 工具100は、更に、工具10に関して前述した複数の溝付きローラ50を有 し、該溝付きローラ50はヘッド116のフェースブロック部分126に回転可 能に取り付けられている。工具10と同様に、工具100の各ローラ50は、互 いに隣接する一対のフェースブロック130内に固定されたロールピン52上に 回転可能に取り付けられている。しかしながら、工具10とは異なり、工具10 0の各溝付きローラ50は、垂直に対して傾斜した平面の回りで回転される。工 具100の各溝付きローラ50の外周面54は内部キャビティ118内に延びて おり、かつ絞り加工すべき長方形管がヘッド116の内部キャビティ118内に 導入されるときに長方形管のコーナ部分(例えば、管102のコーナ部分108 )と係合する。工具100とは異なり、各ローラ50の一つのベベル状端面58 のみが、隣接する溝付きローラ50のベベル状端面58に近接して配置されてい る。残りのベベル状端面58は、工具100内に含まれる一対の平領域ローラ1 32の一つに近接して配置される。 工具100は更にマンドレル134を有している。該マンドレル134は、ヘ ッド116から前方に突出している前端部136と、一対のボルト139のよう な慣用手段によりベースブロック122に固定された反対側端部138とを有し ている。マンドレル134は、工具100の中心軸線140に沿って、フェース ブロック部分126及びスペーサ部分124を通り、ベースブロック122まで 長手方向に延びている。マンドレル134は、多角形断面をもつ中実ロッドで構 成するのが好ましい。より詳しくは、マンドレル134は、ほぼ長方形の断面を 有するのが好ましい。第7図に最も良く示すように、マンドレル134は、溝付 きローラ50及び平領域ローラ132から間隔を隔てて配置される。マンドレル 134とローラ50、132との必要間隔は、マンドレル64に関して前述した ファクタに従って変えられる。マンドレル134の前端部136には、マンドレ ル134の相対的に短い方の二つの側面に形成された長手方向の一対の導入面取 り部135と、マンドレル134の相対的に長い方の二つの側面に形成された長 手方向の一対の導入面取り部137とが設けられている。マンドレル64と同様 に、マンドレル134の導入面取り部135、 137は、マンドレル134と絞り加工すべき管(例えば、管102)との接触 によるドラッグ効果を最小にするのに必要である。マンドレル64は更に、長手 方向に延びた一対の溝180を有している。一方の溝180はマンドレル64の 上面182に形成され、他方の溝180はマンドレル64の下面184に形成さ れている。溝180は、後述のように、一方の平領域ローラ132の一部と整合 し且つこの部分を補完する形状を有している。 第6図及び第7図に示すように、一方の平領域ローラ132はマンドレル134 の上方に配置され、他方の平領域ローラ132はマンドレル134の下方に配置 される。各平領域ローラ132は、管102が工具100の内部キャビティ11 8を通るときに、実質的に長方形の管102の相対的に長い方の一方の側面14 4の少なくとも一部と有効に係合する外周面142を有している。両平領域ロー ラ132は、隣接対をなすフェースブロック130の各々に固定された一つのロ ールピン52に回転可能に取り付けられている。各平領域ローラ132は、実質 的に垂直な平面内で回転できる。図示の実施形態では、各平領域ローラ132の 外周面142は、実質的に円筒状の一対の端部146と、両端部146の間で横 方向に延びた実質的に円筒状の中央***部148とを有している。中央***部1 48の直径は両端部146の直径(両端部146の直径は互いに等しいことが好 ましい)よりも大きく、このため、中央***部148は両端部146から半径方 向に突出している。各中央***部148は、長方形管102がヘッド116の内 部キャビティ118に入ると、管102の長い方の一方の側面144の一部と係 合する。各中央***部148は、マンドレル64の溝180の隣接形状を補完す る形状を有している。平領域ローラ132の中央***部148はマンドレル64 の溝180と協働し、ローラ50による加工に加えて、絞り加工すべき管を更に 加工する。平領域ローラ132の中央部148とマンドレル64の溝180との 組合せにより、絞り加工すべき管の上面及び下面に実質的に均一な局部的凹みを 形成する。これらの局部的凹みは、絞り加工すべき管に悪影響を与えない。別の 構成として、中央***部148を各平領域ローラ132から省略して、各ローラ 132の外周面142が全体に亘って均一な直径をもつ実質的な円筒状になるよ うに構成できる。 この場合には、各ローラ132の外周面142は、管102が内部キャビティ 118内に導入されるとき、管102の一方の長い方の側面144の実質的に全面 と係合する。各平領域ローラ132の中央***部148及びマンドレル64の溝 180を設けるか否かは、絞り加工すべき長方形管のサイズ、壁厚及び所望の端 絞りに基づいて定める。平領域ローラ132の中央***部148及びマンドレル 64の溝180を設けることは、絞り加工すべき長方形管の長い方の側面の長さ が、長方形管の短い方の側面の長さよりかなり大きい場合に特に有効である。 任意ではあるが、工具10と同様に、工具100にも、絞り加工すべき管の端 部を実質的に均一な形状に維持する手段を設けることができる。例えば、管10 2に関して示すように、絞り端部110は、管102の残部112の長方形の形 状と実質的に同じ均一な長方形の形状を有している。図示の実施形態では、絞り 加工すべき管の端部の実質的に均一な形状を維持する手段は、ヘッド116の内 部キャビティ118内に配置されたレーキ150からなる。図示の実施形態では 、キャビティ118はヘッド116の上面を貫通しておらず、従って、レーキ1 50は、スペーサ部分124とベースブロック122とを互いに取り付ける前に 、ヘッド116のスペーサ部分124内に挿入される。この場合、レーキ150 は、一本以上のボルト(図示せず)のような慣用手段によりベースブロック12 2に固定される。ヘッド116の種々の部品が一体構造として作られる場合には 、レーキ150の取付けを可能にするため、内部キャビティ118がヘッド11 6の上面又は下面を貫通するように構成できる。 レーキ150は、冷間圧延鋼、工具鋼又は他の適当な材料で作られる。レーキ 150の機能は工具10のレーキ76の機能と実質的に同じである。レーキ15 0はこれを貫通する孔152を有し、該孔152は、その前端部がヘッド116 の内部キャビティ118と連通している。孔152は、前方の拡開部分154と 、該拡開部分154から後方に向かって長手方向に延びているテーパ状ボア15 6とを有している。テーパ状ボア156は、該ボアの前端部から後方に向かって 徐々にサイズが減少するほぼ長方形の形状を有している。管102の端部110 のような有形管の絞り端部がヘッド118を通るとき、端部1 10がレーキ150と係合する。前方の拡開部分154は、これが僅かに外方に 拡がっている場合でも、端部110を受け入れるのに有効であり、かつ該端部1 10をテーパ状ボア156内に押し込むガイドとして機能する。テーパ状ボア1 56は、ともすれば発生しがちな端部110のあらゆる外方への拡がりを矯正し 、端部110の実質的に均一な長方形を維持するのにするのに有効である。管1 02の端部110がテーパ状ボア156の後端部に到達すると、管102が後退 されかつ工具100から取り出され、端部110の絞り加工が完了したことにな る。 作動に際し、前述の有形中空金属管の端部を絞るのに、工具10又は工具100 のいずれかを使用できる。工具10又は工具100のいずれかが、対応する有形 中空管と係合して管の端絞り加工を行なう方法は、第11図を参照することによ り一層良く理解されよう。説明上の目的から、工具100が第11図に示されて いるが、以下に説明するシステム及び方法も工具100に関連して使用される。 工具100は支持構造体160に摺動可能に取り付けられている。支持構造体 160はベース162及び複数の脚164を有し、該脚164の一端はベース1 62に取り付けられかつ他端は作業領域の床166又は他の適当な面上に置かれ る。また、説明上の目的から、第11図は、第5図に示すような端部120の絞 り加工の前の実質的に正方形の管102を示している。管102の一部が一対の クランプブロック168に固定され、該クランプブロック168の下部は支持構 造体160のベース162に固定されている。クランプブロック168は管10 2の一部を包み込み、該管102のスウェジングすなわち端絞り加工中に管10 2を所定位置に保持する。油圧アクチュエータ169により、クランプブロック 168の上部にクランプ力が加えられる。或いは、他の慣用手段を用いてクラン プ力をブロック168に加え、管102の一部をブロック168により保持する こともできる。管102は、工具100の溝付きローラ50と適正に係合するよ うに、クランプブロック168内で配向される。管102の一端170は、慣用 手段により支持構造体160のベース162に固定される停止ブロック171に当 接関係をなして配置される。 工具100は、該工具100が管102と係合するように矢印174の方向に 工具100を直線移動させるのに有効なアクチュエータ手段(全体を番号172 で示す)に連結される。図示の実施形態では、アクチュエータ手段172は、工 具100に連結される油圧作動形シリンダを有している。油圧シリンダは工具10 0に直接取り付けられるか、工具100に取り付けられた板に取り付けられる。 油圧シリンダは、油圧モータ(図示せず)及び圧油をアクチュエータ手段172 に(又はアクチュエータ手段172から)供給する関連導管(図示せず)により 動力が供給される。別の構成として、アクチュエータ手段172は、工具100 に連結され且つこの工具100を矢印174の方向に直線移動させるのに有効な 一以上の空気圧シリンダ、サーボモータ、ウォームギア等の種々の他の慣用手段 で構成できる。また、アクチュエータ手段172には、工具100が付勢されて いるときに適正方向を維持するための、工具100に取り付けられるガイド手段 176を設けることができる。アクチュエータ手段172には更に、工具100 が直線移動する距離、従って工具100が端絞り加工すべき長さを制御するため の制御手段(図示せず)を設けることができる。 以上、本発明の好ましい実施形態について特に詳細に説明したが、請求の範囲 に記載された本発明の真の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の変更をな し得ることは理解されよう。例えば、工具10は、実質的に正方形の管の端絞り 加工を行なうように構成されかつ相対配置されたローラ50を備えたものを図示 したが、ローラ50は、実質的に長方形の管の端絞り加工を行なうように相対配 置することができる。また、工具10のローラ50の外周面58は、工具10の 複数のローラ50が実質的に楕円形の管を導入して楕円形の端絞り加工を行なう ように変更できる。また、工具10には、D形管を導入してD形管の端絞り加工 を行なうように構成された外周面を有しかつ相対配置された複数のローラを設け ることができる。また、工具100は、実質的に長方形の管の端絞り加工を行な う形状を有しかつ相対配置されたローラ50及びローラ132を備えたものを示 したが、一以上のローラ50及びローラ132は、これらのローラの組合せが、 楕円形管又はD形管を導入して、それぞれ楕円形管又はD形管の端絞り加工を行 なうことができるように位置変更及び/又は形状変 更を行なうことができる。また、本発明の原理を具現する工具を用いて、他の形 状をもつ管の端絞り加工を行なうことを考えることもできる。従って、本発明は 、説明した特定の好ましい実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲の記 載によってのみ制限を受けるに過ぎない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.中空内部及び外面を備えた有形金属管を加工して管に端絞りを形成する工具 において、 長手方向に延びた内部キャビティ及び複数のローラキャビティを備えたヘッ ドを有し、各ローラキャビティが内部キャビティと連通しており、 複数の溝付きローラを有し、各溝付きローラが一つのローラキャビティ内に 回転可能に取り付けられており、各溝付きローラが、内部キャビティ内に入る外 周面を有しかつ管がヘッドの内部キャビティ内を通るときに管の外面の一部と係 合する構造を有し、 ヘッドの内部キャビティ内に配置されるマンドレルを更に有し、該マンドレ ルは、ヘッドから前方に突出する第1端部と、ヘッドに固定される反対側端部と を備え、マンドレルは各溝付きローラの外周面から間隔を隔てて配置され、マン ドレルは、管が内部キャビティ内を通るときに、管の中空内部内に挿入されるこ とを特徴とする工具。 2.前記ヘッドは、ベースブロックと、該ベースブロックに連結されたスペーサ 部分と、該スペーサ部分に連結されたフェースブロック部分とを備え、 ベースブロック、スペーサ部分及びフェースブロック部分は組み合わされて 内部キャビティを形成し、 マンドレルは、フェースブロック部分及びスペーサ部分を通って、ベースブ ロックへと長手方向に延びており、 フェースブロック部分は、ローラキャビティと、該ローラキャビティを形成 すべく構成された複数のフェースブロックとを備えていることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の工具。 3.前記有形金属管は四面金属管であり、管の外面部分が四つのコーナ部分を備 え、 工具は四つの溝付きローラを有し、 各溝付きローラの外周面は、管が工具の内部キャビティを通るときに管の一 つのコーナ部分と係合するのに有効なほぼV形の部分を有していることを 特徴とする請求の範囲第2項に記載の工具。 4.前記有形管は実質的に正方形の金属管であり、 各溝付きローラは、ヘッド内に配置されたロールピン上に回転可能に取り付 けられており、 二つの溝付きローラは実質的に垂直な平面内で回転でき、二つの溝付きロー ラは実質的に水平な平面内で回転できることを特徴とする請求の範囲第3項に記 載の工具。 5.前記外周面のほぼV形の部分は、各溝付きローラの外周面の中央に配置され た部分であり、 各溝付きローラの外周面は更に一対の端面を有し、各端面は、中央に配置さ れたV形部分の両側に延びており、 各溝付きローラの端面は、一つの隣接溝付きローラの一つの端面に近接して 配置され、これにより、複数の溝付きローラは、管がローラと係合するときに実 質的に正方形の金属管を実質的に包囲することを特徴とする請求の範囲第3項に 記載の工具。 6.前記溝付きローラの各端面はベベル状端面からなることを特徴とする請求の 範囲第5項に記載の工具。 7.前記各ロールピンは、隣接対をなすフェースブロックの間に延びていること を特徴とする請求の範囲第4項に記載の工具。 8.前記有形金属管は、相対的に長い方の一対の側面及び相対的に短い方の一対 の側面を備え、 工具は四つの溝付きローラを有し、 工具は更に、一対の平領域ローラを有し、各平領域ローラは溝付きローラの 間で横方向に配置され、各平領域ローラは、管がヘッドの内部キャビティを通る ときに実質的に長方形の金属管の相対的に長い方の一方の側面と係合するのに有 効であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の工具。 9.前記工具は更に、ヘッド内に配置された複数のロールピンを有し、 各溝付きローラ及び各平領域ローラは、一つのロールピンに回転可能に取り 付けられ、 各平領域ローラは実質的に垂直な平面内で回転でき、各溝付きローラは垂直 に対して傾斜した平面内で回転できることを特徴とする請求の範囲第8項に記載 の工具。 10.第一の平領域ローラがマンドレルの上方に配置され、他方の平領域ローラが マンドレルの下方に配置され、 各平領域ローラの外周面が、実質的に円筒状の一対の端部と、これらの端部 間に配置された実質的に円筒状の中央***部を備え、該***部は端部を越えて半 径方向に延びており且つ管がヘッドの内部キャビティ内を通るときに実質的に長 方形の金属管の相対的に長い方の一つの側面と係合するのに有効であることを特 徴とする請求の範囲第9項に記載の工具。 11.前記マンドレルは長手方向に延びた一対の溝を有し、各溝は、マンドレルの 上面及び下面のうちの一方に形成されており、 各溝は、平領域ローラの実質的に円筒状の中央***部の形状を補完する形状 を有することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の工具。 12.前記管の絞り端部の実質的に均一な形状を維持する手段を有し、該維持手段 はヘッド内に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の工具。 13.前記維持手段は、工具の内部キャビティ内に配置されるレーキを有し、 該レーキはこれを貫通する孔を有し、該孔は内部キャビティと連通しており 、 前記孔は前方の拡開部分と、該拡開部分から長手方向後方に延びているテー パ状ボアとを備えていることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の工具。 14.前記マンドレルは、レーキの孔を通ってベースブロックへと長手方向に延び ていることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の工具。 15.前記マンドレルは、ほぼ多角形の断面をもつ実質的な中実ロッドであり、 マンドレルは、管の中空内部への挿入を容易にするための、長手方向に延び た少なくとも一つの面取り部を備えた前端部を有することを特徴とする請求の範 囲第1項に記載の工具。 16.前記マンドレルはほぼ正方形の断面を有していることを特徴とする請求の範 囲第15項に記載の工具。 17.前記マンドレルはほぼ長方形の断面を有していることを特徴とする請求の範 囲第15項に記載の工具。 18.四つの溝付きローラを有し、該溝付きローラは、管が内部キャビティ内を通 るときに管を実質的に包囲するように互いに配置されていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の工具。 19.四つの溝付きローラ及び一対の平領域ローラを更にを有し、該溝付きローラ 及び平領域ローラは、管が内部キャビティ内を通るときに管を実質的に包囲する ように互いに配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の工具。 20.前記各溝付きローラは工具鋼で作られていることを特徴とする請求の範囲第 18項に記載の工具。 21.前記各溝付きローラ及び各平領域ローラは工具鋼で作られていることを特徴 とする請求の範囲第19項に記載の工具。 22.前記ベースブロック、スペーサ部分及びフェースブロック部分は、互いに固 定されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の工具。 23.前記ベースブロック、スペーサ部分及びフェースブロック部分はワンピース 構造からなることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の工具。
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