JP2001518991A - 抵抗バンドを織り込んでいる水着衣服 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 水着衣服（１０）は、ベース生地でできている上体部分（１２）および胴体部分（１４）を含む。少なくとも一つの抵抗バンド（１８）は、衣服に織りまれる。抵抗バンド（１８）は、強さの方向と、引っ張られていない状態にそのバンド（１８）を戻す記憶特性とを有する。抵抗バンド（１８）は、水泳のストロークの間、水泳のストロークを実行するために使われる筋肉が抵抗バンド（１８）を引っ張ることから生じている追加の運動によって強化されるためにベース生地より大きい抵抗特性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 抵抗バンドを織り込んでいる水着衣服 発明の背景 様々なタイプの水着衣服が存在する。一般に、それらの衣服は、水泳を補う以 外に、たとえば水泳の運動に加えてエアロビクスの運動をする着用者をもカバー するように着用されることを予定している。しかしながら、異なるスイミングモ ーションを開発する際にスイマーを補助する数種類の装置をスイマーに提供する 試みがなされた。たとえば、米国特許第５，５５６，３５３号は、スイマーの体 の下部の回りを捕らえたわずかに弾力性があるひもにより抑制されない水泳がで きるようにするためのプールサイドに固定するくさりの使用を開示する。しかし ながら、この装置は、水着衣服それ自体の一部として取り入れられているのでは なく、プールサイドにつながれているのに似てスイマーの自由な動きを妨げる。 発明の概要 本発明の目的は、トレーニングにおいてスイマーを補助するための抵抗バンド を織り込んでいる水着衣服を提供することである。 本発明の更なる目的は、水泳の動きそれ自体に加えて水泳の動きの間エアロビ クスの運動を与える衣服を提供することである。 本発明によれば、水着衣服は、水着衣服に一般的に使用されている材料で作ら れたベース生地から成る。しかしながら、他に、ベース生地に とって、衣服は、抵抗バンドまたは伸びの方向をもつ抵抗区域を含み、それによ って、スイマーは、抵抗バンドを引っ張るためにより強い力を働かせることが要 求され、その上、抵抗バンドが最初の引っ張られていない状態に直ちに戻ること から抵抗バンドを制限することが要求される。それゆえに、この抵抗バンドは、 より小さい抵抗を示すより弱い生地で作られたベース材料のために要求されるよ り、抵抗バンド材料を引っ張ったり戻したりするときに筋肉にとってはより大き な力が要求される。 衣服は、一体のユニットとして、または別々の部分として形成されることがで きる胴体部分および上体部分を好ましくは含み、好ましくは腰で一緒に取り付け られる。抵抗バンドは、手および／または足の上に位置させることができる。抵 抗力は、固定されるかまたは調整可能である。 抵抗力の調整力は、抵抗バンドの２つの異なる区域に、抵抗バンドの実際の長 さを伸ばしたり短くしたりするためのストラップ／バックルタイプの配置を用意 することによって達成することができる。可変抵抗跳ね止めバンドは、また、ユ ーザの足の上に、好ましくはひざの一般的な領域に、トレイニングの補助器具と して付けることができる。 図面 図１は、本発明の一実施例の水着衣服を示す正面の立面図である。 図２は、抵抗跳ね止めバンドを含む本発明の更なる衣服の背面の立面図である 。 図３は、本発明の他の水着衣服の正面図である。 図４は、図３に示される水着衣服の背面図である。 図５は、本発明による水着衣服の他の形態の正面図である。 図６〜図７は、図５に示される水着衣服に代わる形態の背面図である。 図８は、本発明の水着衣服の他の形態の正面図である。 図９は、本発明の水着衣服の背面図である。 図１０は、本発明の他の水着衣服の正面図である。 図１１は、本発明の水着衣服の背面図である。 図１２は、本発明の更なる水着衣服の正面図である。 図１３は、本発明の更なる水着衣服の背面図である。 図１４は、本発明の他の水着衣服の正面図である。 図１５は、本発明の水着衣服の背面図である。 図１６〜図１８は、本発明の多様な水着衣服について使われる手袋の平面図で ある。 詳細な説明 本発明は、衣服の完全な区域として形成された、または、衣服の外部表面また は内部表面への物理的な取り付けによってまたは輪穴や穴（トンネル）のような ガイド要素を直接通すことによって取り付けられる衣服に固定される構成要素に 分離された抵抗バンドを織り込んでいる水着衣服に関する。一般に、本発明は、 我々の米国特許５，１０９，５４６号、５，１７６，６００号、５，１８０，７ ０１号、５，２０１，０７４号、５，３０６，２２２号、および５，５７０，４ ７２号において示され開示されているエアロビクス抵抗衣服で具体化された技術 を利用することができ、それらの詳細は本願明細書に引用されている。引用は、 １９９７年２月に出願された”エアロビクス運動着”という我々の同時係属出願 でもなされる。抵抗バンドを含めることは、したがって、水泳自体から達成され る運動から離れたエアロピクスの運動を付加的にスイマーに提供する。水着衣服 にそのような抵抗バンドを織り込むことの更なる効果は、トレーニングするスイ マーのためにスーツを作り出すことである。したがって、そのスーツは、クロー ル、背泳、バタフライ、平 泳ぎ、横泳ぎ、バタ足などの特別な泳法に使用することができ、抵抗バンドをつ ける位置は、それらの泳法に必要な筋肉を発達させるために選ばれる。そのスー ツは、遠距離種目および／または短距離種目のような種目のトレーニングのため に設計することもできる。 一般に、そのスーツは、胴体部分と上体部分で構成され、それらは１つの部分 または別々の部分で構成されてもよく、お互い間隔を置いてあってもよく、また は腰（または他の適切な位置）で一緒に接合していて、あるいは腰（または他の 適切な位置）で重ねられていたり、接触していてもよい。 水着衣服は、好ましくは腕の下に伸びて、少なくとも部分的に脚の下に伸びる 。抵抗バンドは、腕および／または脚に織り込まれることができる。抵抗バンド は、衣服の正面、背面、側面またはそれらを組合せたいかなる場所に位置しても よい。抵抗の程度は調整することができる。 一般に、水着衣服は、従来から水着のために使われる生地を含むベース生地か ら形成される。しかしながら、抵抗バンドは、ユーザが衣服を着て、バンドを引 っ張っておよび／またはバンドが最初の状態に戻ることを抑制している間、ユー ザによる動作中、より大きな抵抗力に打ち勝たなければならないため、伸びの方 向と最初の状態に戻るための記憶を有する材料から作られる。適切な材料は、ナ イロンライクラ材料であるパワーＬＹＣＲＡである。他の例は、ライクラスパン デックスを含んでいるラッシェルニットを含む。ベース材料は、綿または抵抗バ ンド材料と同じ材料であるが、より小さな量の力がベース材料を引っ張り、およ び／またはそれが引っ張られない状態に戻るのを抑制するために必要なような記 憶特性を有する。 多様な例示の実施例が胴上部の大部分を覆うためのスーツの胴体部を示し、本 発明は、以前に記載した同時係属出願で例示される多様な実施 例と類似の、トランクスから上方へ伸びている上体部分として利用されるサスペ ンダで実施されている。 最も筋肉を発達させるためには、ゴムバンドを引っ張るための力を必要とする ので、ゴムバンドは間隔が置かれた位置に固定されることが好ましい。その固定 は、両手の位置に従って一端と他端にバンドを固定したグローブをユーザの手に 提供することによってなされる。したがって、たとえば、バンドは腕と腕の間で または手と手の間で、腕に沿ってそして肩および／または上体の前あるいは後ろ を横切って伸びる。これは、固定する点が両手にある結果である。バンドは一端 が手に他端がたとえば肩、腰、股、膝、脚などの体の一部に固着されるので、バ ンドを配置するための選択肢が設けられる。加えて、あぶみまたは類似した構造 が、ユーザの足元の固定部材として使用される。衣服は水着なので、体の異なる 位置で、たとえば股の領域で脚のまわりでまたは肩のまわりで自然固着がある。 更なる固定の方法は、手首、足、膝等の圧縮バンドまたはカフスによってでもよ く、その方法は同時係属出願の以前の記載で開示した。 図１は、本発明の水着衣服の一態様を例示する。そこに示すように、衣服１０ は、胴体のためにタンクトップの上体部分１２とショーツ部分１４を含む。圧縮 カフス１６は、上下の部分１２と１４とを接続している圧縮ウエストバンド１６ を有する胴体１４のより低い末端に提供される。抵抗バンド１８は、図１に示す ような形を有しながら腕から腕まで伸びる。衣服の余りは、より小さい抵抗特性 を有するベース生地からできている。追加の抵抗バンドはまた、後述のように衣 服１０の他の部分に取り入れられてもよい。 図１に示される特徴のうちの１つは、異なる時において、より大きいまたはよ り小さい抵抗を必要とするトレーニングプログラムで特に望ま しい抵抗の大きさを達成する調整力である。可変抵抗の準備は、異なる抵抗特性 の水着衣服のセットを持つことによって行なってもよい。あるいは、図１に示す ように、抵抗バンド１８は、バックル２４によって一緒に伸びるように接続され る一組のひも２０および２２の間に間隔を置いてもよい。したがって、間隔の程 度またはバンドの効果的な長さは、バックル２４によってひもをよりきつくまた はよりゆるく引き合わせることによって、変更してもよい。 図１は、各手首および各手の部分における固着部材としてのカフス２６および ループ２８の使用を示す。 図２は図１に示した衣服１０のバリエーションの正面図を示し、そのバリエー ションでは、足首バンドまたは弾力のあるカフス３０によって固着されるために 、トランクス部は下方へ完全に足首まで達する。図２に示すように、跳ね止めバ ンド３２は、抵抗をつけるためにユーザの脚の周りで固定され、それによって、 水泳で使われるキックの動作に必要な筋肉を強化している。跳ね止めバンドもま た、ゴムバンド１８と同類の抵抗材料でできる。バックル３４の使用によってバ ンド３２の自由端が固定されることによって、抵抗が可変であることが好ましい 。 図３は、本発明の更なる衣服の正面図である。 そこに示すように、抵抗バンド３６は、一体成形のバンドであって、前面の腕 ／手、中央の胸の線に沿っており、中央の線に斜めに股を形成し、そして背面の 抵抗バンドで結合する。この設計は、非常に効果的に水泳用の筋肉を動かし、幅 が大きいので、抵抗は非常に強くなる。示されるように、ベース生地３８は衣服 を完成させる。 図４は、図３の衣服で使用されることができるに衣服の背面図である。図４に 示すように、大きな肩甲骨の抵抗バンド４０があり、それは螺旋状のデザインで 後ろの腕に沿っている。脊骨上の領域の筋肉は泳ぐ際に 余り使われないので、この領域には薄い抵抗バンド４１が備えられる。抵抗バン ドは、さらに傾斜した抵抗バンド４２を含み、抵抗バンド４２は図３に示す正面 の大きいバンド３６と接合する。これらは、脚のない不都合を補う。 図５は、本発明の更なる衣服を図示する。そこに示すように、衣服は、抵抗バ ンド材料と比較して弱いベース生地４４を含む。図示するように、抵抗バンド４ ６は、前面および背面の両方に続く傾斜したバンドである。前面の抵抗バンド４ ８に先細りするバンドは、それから、図６に示す背面のＹ型バンド５２から肩を 越え、後ろから来ている一組の正面のバンド５０に分岐する。 図６は、図５に示す衣服の背面図を示す。そこに図示するように、傾斜した抵 抗バンド４６は、また、衣服の背面に設けられる。傾斜したバンド４６はＹ型の 背面のバンド５２と結合されている。背面の腕バンド５４は、Ｙの空間を横切っ てまたがり、Ｙは前面の腕バンド５０と接合しまたは合流し、肩の背面のバンド ５６を半分形成する。 図７は、背面の肩のバンド５８が腕に沿っておよびＹバンド５２を越えている 衣服を示す。 図８は、軽い抵抗材料からできるベース生地６０を含む衣服の正面図を図示し 、衣服は、胴体部分において供給される中央抵抗パネル６２を有する。強い抵抗 バンド６４は、胸を横切って伸び、腕を降り、背中の腰部で向きを変えて斜めに 背中に沿っている。 図９は、衣服の背面図であり、衣服は軽量または弱い抵抗ベース素材６６を含 み、弱い抵抗ベース素材６６は、腕と背中の中央に沿って位置する強い抵抗バン ド６８と正面および腕／胸バンドから始まるより強い抵抗バンド７０を有する。 このような背面の構造は、図８に示すような衣服の形態に用いられてもよい。 図１０は、胴体部分が股の下で伸びて、ひざでまたはより上で、または足首で またはより上で終わる足全体の長さを延長することができる前面の足／腹のバン ド７２が提供されるフルスーツタイプの衣服の前面図を示す。背面の抵抗バンド ７４は、想像で示される。衣服はまた、衣服の後ろから来て腿から正面の胸／腕 に螺旋状に進む前面の抵抗バンド７６を含む。 図１１は、図１０に示される衣服の背面図を例示する。加えて、図１１は、ひ もまたはベルト７８の長さの調整を提供しているバックル８０を有する各腿領域 のまわりでベルトまたはひも７８を含めるために、衣服のより低部を示す。ある いは、図２に示されるひも３２のタイプは、利用されることができる。 図１２は、ベルト７８およびバックル８０の配置が下端で提供される水着衣服 の全長の正面図を示す。衣服はまた、軽量のベース生地８４を有する前面の抵抗 バンド８２の全体を含む。 図１３は、図１２に示される衣服の背面図を示す。全体に連続する背面のバン ド８６は、衣服の下端から上方へ腕に沿って伸びる。 図１４に示される衣服は、正面の肩／腕バンド８５を有する背面のパンド８７ から伸びている正面の最大の抵抗バンド８３を含む。バンド８３、８５、８７は 、最大の抵抗バンドパネルでできている。正面のバンドは、肩甲骨を越えて後ろ に、肩の上に、そして、腕の下から手に進む。衣服はまた、中間の張力のベース 生地パネル８９を含む。この設計は、レオタードまたは中央の腿（mid-thigh） スタイルのスイマーのためにある。 図１５は、肩の上のバンド９３を有する肩の上から腕に至る抵抗バンド９１と 正面の腹部に対するバンド９７と同様の背面の腕／手バンド９５とを含む衣服を 示す。これらのバンドは、最大の抵抗材料でできてい る。この設計は、レオタードまたは中央の上部（mid-upper）の腿設計である。 上記したように、本発明の好適な実施において、抵抗バンドの端部は取り付け られなければならない。部材を取り付けるための１つの場所は、抵抗バンドが腕 に沿って伸びるユーザの手首または手である。 図１６は、全ての手および指をカバーするための腕抵抗バンドの端部に形成さ れた手袋８６を示す。好ましくは、衣服の抵抗バンドに加えられた抵抗を克服す るのを手伝うために水かき９２が指の領域の間に伸びる。 図１７は、手の指の１本以上の指は、参照番号９４によって示されるラインで 終わっている手袋から部分的に露出されるという図１６に示された手袋のバリエ ーションを示す。 図１８は、指の間に水かきがないことを除いて、図１７のそれと同様の手袋を 示す。図１８に示されるさらなる選択肢は、手袋がどの指もカバーを要しないと いうことである。したがって、たとえば、小さな指９６は、その指をカバーして いるどのような抵抗バンド材料も除いて示される。本発明の他の実施は、１本以 上の指が抵抗バンド材料から自由であることを可能にするということが解る。 特定の図が抵抗バンドのための特定の配置を示すと共に、１つの図の前の見方 に示されるバンドが、適切なときに、抵抗バンドと後ろでおよび／または抵抗バ ンドと他の図の前で組み合わせられることができることが解り、また背面のバン ドはまた前面または背面のバンドに使われることができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ウィルキンソン，ウィリアム，ティー. アメリカ合衆国，フロリダ州 33303，フ ォート ローダーデイル，エヌ．イー． 23 ストリート，セブン アイルズ 111

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．水着衣服は、上体部分および胴体部分から成り、前記上体部分および前記 胴体部分はベース生地で作られ、少なくとも１つの抵抗バンドは、前記上体部分 および前記胴体部分の少なくとも１つに織り込まれ、前記抵抗バンドは、伸びの 方向を有し、また、前記抵抗バンドを引っ張られていない状態に戻すための記憶 特性を有し、前記抵抗バンドは、前記抵抗バンドを伸ばすために、また、前記抵 抗バンドが引っ張られていない状態に戻るのを阻止するために、前記ベース生地 を伸ばすために要求され、また、前記ベース生地を引っ張られていない状態に戻 すことを可能にする抵抗力よりも、より大きな力が要求される抵抗特性を有し、 そして、抵抗バンドは、離れた部分でお互いに関して一定間隔の固定位置を有す る。 ２．請求の範囲第１項の衣服において、使用する足にぐるりと横切って取り付 ける足ひもを含む。 ３．請求の範囲第２項の衣服において、前記足ひもは調整可能である。 ４．請求の範囲第１項の衣服において、前記抵抗バンドは、その抵抗特性にお いて調整可能である。 ５．請求の範囲第１項の衣服において、前記上体部分は、腕部分を含み、前記 抵抗バンドは前記腕部分に伸延し、抵抗バンド材料から作られた手袋で終わる。 ６．請求の範囲第５項の衣服において、前記手袋は、少なくとも２組の隣接す る指の間で水かきを含む。 ７．請求の範囲第１項の衣服において、前記抵抗バンドは、絶対に必 要な前記ベース生地を有するパネルから成る。 ８．請求の範囲第１項の衣服において、前記抵抗バンドは、前面の腕／手に沿 って横に中央の胸の線まで走り、そして斜めに中央の線まで走って股を形成し、 背面の抵抗バンドに接触する一体形成の抵抗バンドを含む。 ９．請求の範囲第８項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 腕の後ろの部分に沿って螺旋状のデザインで配置された肩甲骨抵抗バンドをさら に含み、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、薄い脊椎の抵抗バンドをさらに含 み、そして斜めの抵抗バンドは前記前面の抵抗バンドに接続している。 １０．請求の範囲第９項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 衣服の前面にあり、前記最上部で前記衣服の後ろを走る斜めの抵抗バンドを含み 、前記斜めの抵抗バンドは、肩を越えて伸びる正面のバンドに分かれ、Ｙ形状の 背面のバンドに接続される前面の抵抗バンドに結合する。 １１．請求の範囲第１０項の衣服において、前記Ｙ形状の抵抗バンドにわたる背 面の抵抗バンドを含む。 １２．請求の範囲第１１項の衣服において、前記Ｙ形状の抵抗バンドにわたる背 面の抵抗バンドは、前記衣服の腕に沿って後ろに伸延する。 １３．請求の範囲第１項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 腕と胸に渡って伸延し、臀部領域まで斜めに後ろに下がる１組の前面の前方腕／ 胸抵抗バンドと、前記抵抗バンドと前記ベース生地との間に接続される中央抵抗 パネルとを含む。 １４．請求の範囲第１３項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは 、腕に沿って後ろに伸延し、背の中央に下がる抵抗バンドと、前記正面腕／胸バ ンドから始まる背面の抵抗バンドとを含む。 １５．請求の範囲第１項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 前記上体部分の後ろから螺旋状に進み、胸、腕及び腿に沿って配置されている背 面の抵抗バンドに絶対に必要な鏡像配置された１組の前面の抵抗バンドを含み、 さらに、前面の腹部抵抗バンドを含む。 １６．請求の範囲第１項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 腕に伸延し、前記胴体部分において前記上体部分に伸延する背面の抵抗バンドの 向こう側に接続されている前面の抵抗バンドを含む。 １７．請求の範囲第１６項の衣服において、前記背面の抵抗バンドは、前記ベル トの全体の長さを効果的に調節するためのバックルによって互いに接続される自 由端を有する前記ベルトでそれぞれの腿をくるむベルトの前記トランク部分で終 わる。 １８．請求の範囲第１７項の衣服において、前記衣服の腕から前記上体部分に伸 延し、前記トランク部の下端で終わる１組の前面の抵抗バンドを含む。 １９．請求の範囲第１８項の衣服において、前記衣服の腕から前記上体部分に伸 延し、前記トランク部の下端で終わる１組の背面の抵抗バンドを含む。 ２０．請求の範囲第１項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 正面の最大の抵抗バンドパネルと正面から伸延する後部バンドを有する背面のバ ンドから伸延する正面の肩部の腕／手バンドを含み、また、前記衣服は、また中 間張力のベース生地から作られたパネルを含む。 ２１．請求の範囲第１項の衣服において、前記少なくとも１つの抵抗バンドは、 肩を越えて伸延し腕に至るバンドと、正面の腹部のためのバンドを有する背面の 腕／手バンドとを含む。 ２２．水泳のためのトレーニングの方法は、上体部分と胴体部分とを有 し、伸びの方向を有し伸ばされた後にバンドを引っ張られていない状態に戻すた めの記憶を有する抵抗バンドとベース生地よりも大きな抵抗特性を有する抵抗バ ンドとを有する衣服において少なくとも１つの抵抗バンドを織り込んだベース生 地から成る水着衣服の提供を含み、泳いでいる間ユーザが抵抗バンドを引っ張る と、それによって、水泳動作の間動かされ、同時に抵抗バンド引っ張る水泳のス トロークを達成するために使用される筋肉において筋肉の強さが増加する。