JP2001518267A - オーディオチャンネルミキシング - Google Patents

オーディオチャンネルミキシング

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JP2001518267A JP54569598A JP54569598A JP2001518267A JP 2001518267 A JP2001518267 A JP 2001518267A JP 54569598 A JP54569598 A JP 54569598A JP 54569598 A JP54569598 A JP 54569598A JP 2001518267 A JP2001518267 A JP 2001518267A
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Abstract

(57)【要約】 4つのダウンミキシングルーチン(54,56,58,60)のうちのいずれか1つを用いてマルチチャンネル入力信号をマルチチャンネル出力信号にダウンミキシングする。ダウンミキシングルーチンは、所定の複数の入力チャンネルのうちの1つの入力チャンネルに所定数からなる係数のそれぞれを乗算し、この乗算により得られた積を累算して出力チャンネルを得る。4つのダウンミキシングルーチンは、それぞれ異なる係数の組を用いて、入力チャンネルに対してそれぞれ異なる演算処理を行うことにより処理の効率を高める。実際の入力チャンネルと出力チャンネルの組合せに応じて、0を値とする係数に関する計算の回数を最小化するとともに、この入力チャンネルから出力チャンネルへのダウンミキシングに必要な計算処理の全てを行い得る適切なダウンミキシングルーチンが選択される。したがって、プログラミングの労力及びプログラムのサイズを適正に保ちながら、不必要な計算を回避することができ、演算効率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 オーディオチャンネルミキシング 技術分野 本発明は、複数チャンネルのオーディオ入力信号をミキシングして同数又は異 なる数のチャンネルのオーディオ信号を生成するオーディオチャンネルミキシン グ方法に関する。 背景技術 家庭用電化製品が広く普及して以来、家庭用娯楽システムにおいて、実際のラ イブ演奏又は映画館の臨場感を再現しようとする努力が続けられている。さらに 、オーディオチャンネルのチャンネル数を増やし、これにより音が定位できる範 囲を広げ、より説得力のある音場を再生しようとする試みがなされている。デジ タル信号伝送技術及びデジタル信号記録技術が発達し、様々な信号処理が可能に なり、このような技術はさらに進歩している。 現在、デジタルオーディオ信号の標準フォーマットとして、ドルビーラボラト リ社(Dolby Laboratories)が提唱するAC−3規格が知られている。AC−3 規格は、デジタル信号記録媒体のみならず、デジタルテレビジョン信号やデジタ ルオーディオ信号の伝送の分野等の様々な分野で利用されることが期待されてい る。AC−3 規格では、左チャンネル、右チャンネル、中央チャンネル、左サラウンドチャン ネル、右サラウンドチャンネル、低域効果チャンネルの6つチャンネルのオーデ ィオ信号が記録媒体に記録され、あるいは伝送される。このAC−3規格の詳細 については、1995年12月20日にアメリカ合衆国アドバンスドテレビジョ ンシステムコミッティ(the United States Advanced Television Systems Commi ttee)より出版された「デジタルオーディオ圧縮(AC-3)標準(Digital Audio Comp ression(AC-3)Standard)」及びシー・トップ他(C.Topp et al.)による199 4年2月AES第96コンベンション(AES 96thConvention)、「AC−3:オー ディオ伝送及び記録のためのフレキシブルパーセプチュアルコーディング(AC-3: Flexible Perceptual Coding for Audio Transmission and Storage)」に記載さ れている。 AC−3規格によれば、5チャンネルまでの広域オーディオ情報と1チャンネ ルの低域効果チャンネルを提供することができるが、実際には、与えられたオー ディオプログラムが5つ以下の広域オーディオ情報と1つの低域効果チャンネル からなる場合も多い。例えば、旧来のステレオプログラムは、左チャンネル及び 右チャンネルのみしか有していない。このような場合、AC−3規格では、「a cモード」として知られる8つの異なる音声符号化モードを用いてプログラムを 符号化し、AC−3規格に互換性を有する形式で5つの広域チャンネルを記録又 は伝送する。(これに加えて第6の低域効果チャンネルを記録又伝送することも ある。)8つのacモードのうち7つのacモードにより提供されるチャンネル 番号とその属性を以下の表に示す。 ac-mode チャンネル 広域チャンネルの説明 1 1 中央 2 2 左、右 3 3 左、中央、右 4 3 左、右、サラウンド 5 4 左、中央、右、サラウンド 6 4 左、右、左サラウンド、右サラウンド 7 5 左、中央、右、左サラウンド、右サラウンド 上記表に示す7つの入力モードに加え、acモード0と呼ばれる第8の音声符 号化モードがある。acモード0においてオーディオ信号が受信されると、後述 するような特別な出力フォーマットが呼び出される。 設備環境によって再生できるチャンネル数は異なる。多くのサウンドシステム は、AC−3規格に基づいてエンコードされたチャンネルのそれぞれを完全に再 生するために十分な数のスピーカを備えておらず、したがって、不足するスピー カの数に応じてAC−3規格に準拠したオーディオ信号を「ダウンミックス」す る必要がある。 特に、AC−3規格と互換性を有するサウンドシステムに入力される入力信号 に上記表に示したacモード1〜7のうちのいずれかを適用した場合、出力信号 は「output_mode」として知られる8つの出力モードのうちのいずれかに対応す る形式で出力される。8つの出力モードに対応するチャンネル番号及び各チャン ネルの属性を以下に示す。 output チャンネル チャンネルの説明 _mode 2/0 2 左、右 1/0 1 中央 2/0 2 左、右 3/0 3 左、中央、右 2/1 3 左、右、サラウンド 3/1 4 左、中央、右、サラウンド 2/2 4 左、右、左サラウンド、右サラウンド 3/2 5 左、中央、右、左サラウンド、右サラウンド 上述のように、入力信号がacモード0により変換された場合、上に示した出 力モードに加えて特別な出力モードが使用される。詳しくは、入力信号がacモ ード0に対応する場合、出力フォーマットは、フロントスピーカの数(1,2又 は3)を特定するとともに、出力信号がステレオフォーマット(DUAL_STEREO) 、レフトチャンネル(DUAL_LEFTMONO)に基づくモノラルフォーマット、ライト チャンネル(DUAL_RIGHTMONO)に基づくモノラルフォーマット、両チャンネルを ミキシングして得られたモノラルフォーマット(DUAL_MONO)のいずれであるか を特定することにより選択される。 入力モード(acモード番号)及び出力モード(出力モード番号又はacモー ド0の場合フロントスピーカの数と上述したステレオ/モノラルセッティング) の組合せに応じて、出力チャンネルは、広域入力チャンネルからサンプルを採集 して5次元ベクトルiを生成し、さらにこのベクトルiに5行5列のダウンミッ クス行列Dを 乗算することにより生成される。この処理の結果得られる5次元のベクトル0は 、対応する出力チャンネルのサンプルからなるベクトルである。ダウンミキシン グ処理は、以下の式により示すことができる。 o=D*i ここで、iは、左チャンネルのサンプルiL、中央チャンネルのサンプルiC、右 チャンネルのサンプルiR、左サラウンドチャンネルのサンプルiLS、右サラウ ンドチャンネルのサンプルiRSからなる5次元ベクトルである。 oは、iに対応する左チャンネルのサンプルoL、中央チャンネルoC、右チャン ネルoR、左サラウンドチャンネルoLS、右サラウンドチャンネルoLRからなる 5次元ベクトルである。 Dは、ダウンミキシング係数を要素とする5行5列の行列である。 上述の計算処理では、各係数d**と入力チャンネルのサンプルの1つが掛け合 わされる。これにより得られた積が出力チャンネルのサンプルを構成する。 AC−3規格に準拠した入力モードと出力モードの71個の組合せのそれぞれ に対して、ダウンミキシング行列Dにおける係数d**の値は様々な値とすること ができる。また、これら係数d**の値は、記録又は放送されたAC−3規格に準 拠したデジタルオーディオデータのパラメータから算出することもでき、また、 ユーザの入力操作に基づいて決定するような構成も可能である。なお、本明細書 の末尾に記載したアペンディクスには、入力モードと出力モードの71個の組合 せのそれぞれに対応するダウンミキシング行列Dの係数の値を示している。 発明の開示 5行5列のダウンミキシング行列と、5次元の入力ベクトルとの乗算には膨大 な計算処理が必要になる。すなわち、この計算は、25回の乗算及び累算処理( multiply-and-accumulation:以下、MAC処理という。)を必要とする。ダウ ンミキシング処理は、オーデ ィオ信号(使用されているサンプリング周波数に応じて32kHz、44.1k Hz、又は48kHzの周波数を有する)における各サンプルに対して行う必要 があり、すなわち1秒間に約125万回ものMAC処理を実行する必要がある。 このような処理は、特にプロセッサが他の処理(フィルタリング処理や解凍処理 等)を同時に行う必要がある場合、プロセッサにとって大きな負担となる。 アペンディクスに示すダウンミキシング行列から、係数の配列は様々であるが 、どのダウンミキシング行列においても、値が0である係数d**が相当数存在す ることがわかる。したがって、前段落で説明したようなMAC処理のうちの多く は、0による乗算を含むこととなる。このような0による乗算は、実質的には、 省略しても計算結果に影響しない。 したがって、AC−3規格に準拠した入力モードと出力モードの71個の組合 せのそれぞれに対して、特別な計算ルーチンを用意し、ダウンミキシング係数が 0以外の場合のみに計算を行うような手法を用いることができる。この第2の手 法によれば、不要なMAC処理を省略できるため、処理時間を実質的に短縮する ことができる。 しかしながら、上述の第2の手法は、入力モードと出力モードとの組合せ毎に 特別な計算ルーチンを必要とするため、プログラミング時に手間がかかり、且つ 、プログラムのサイズが大きくなってしまうという問題がある。 本発明は、ダウンミキシング計算処理に用いることのできる第3の手法を提供 する。この手法によれば、4つの独立したソフトウェアルーチンを作成するだけ で、ダウンミキシング処理の処理時間を短縮することができる。 詳しくは、本発明の手法では、従来の手法と同様に、一定の数のダウンミキシ ング係数を生成し、各係数と入力チャンネルのうちの1つとを乗算し、その結果 得られる積を累算して出力チャンネルを得る。しかしながら、本発明の手法は、 全ての計算を行う手法(1番目に説明した第1の手法)とも、演算の全てをカス タマイズする手法(2番目に説明した第2の手法)とも異なる特徴を有する。す なわち、本発明の手法は、少なくとも2つ以上のダウンミキシングルーチンを用 いるという点で第1の手法とは異なるものである。本発明は2以上のダウンミキ シングルーチンを用い、それぞれのダウンミキシングルーチンはそれぞれ異なる ダウンミキシング係数の組を生成して演算処理を行う。また、本発明の手法は、 ダウンミキシングルーチンが用いる係数の値が0である場合があるという点で第 2の手法とも異なる。 以下に開示する実施の形態では、4つのダウンミキシングルーチンを使用する 。AC−3規格において特定される入力モードと出力モードの71個の組合せの それぞれに応じて、4つのダウンミキシングルーチンのうちの1つを選択し、選 択したダウンミキシングルーチンを用いて出力チャンネルの値を算出する。各ダ ウンミキシングルーチンは、ダウンミキシング行列Dの部分集合となる1組の係 数を用いて出力チャンネルを算出する。すなわち、演算の効率を高めるために、 各ダウンミキシングルーチンは、行列Dにおけるいくつかの係数の値が0である という前提に基づいて作成されており、それらの係数に対応する計算処理は省略 される。各ダウンミキシングルーチンにおいて省略される係数及び計算処理は、 異なっており、また、各入力チャンネルと出力チャンネルの組合せに対して、対 応 するダウンミキシング行列Dにおいて0ではない値をとる係数に関する計算を全 て含むダウンミキシングルーチンが存在する。多くの入力チャンネル及び出力チ ャンネルの組合せに対して、値が0である係数を用いた計算が少なくとも1つ含 まれる。これは、演算処理の効率を若干下げるものであるが、この手法は、各組 合せに対してカスタマイズされた71個のダウンミキシングルーチンに代えて4 個のダウンミキシングルーチンを用意すればよく、したがってプログラムのサイ ズを縮小できるという大きな利点を有する。 本発明に係る方法では、まず、第1のステップとして現在の入出力の組合せに 対して適切なダウンミキシング行列Dを生成する。この行列D及び演算の手法に ついてはアペンディクスに示す。上述のとおり、ダウンミキシングルーチンが用 いる係数は、ダウンミキシング処理が施されるAC−3規格に準拠したデジタル ビットストリームにより特定されるパラメータから算出するようにしてもよく、 またこれに代えて(あるいはこれに加えて)ユーザが指定したパラメータに基づ いて算出するようにしてもよい。したがって、このステップは、さらに適切なパ ラメータを得るステップと、これらパラメータを用いてダウンミキシング行列を 生成するステップとに分けられる。 本発明に係る方法は、第2のステップとして、適切なダウンミキシングルーチ ンを選択するステップを有する。選択されるダウンミキシングルーチンは、生成 されたダウンミキシング行列における値が0ではない係数の全てを少なくとも含 む演算処理に対応する。 そして、選択されたダウンミキシングルーチンを用いて出力チャンネルの値を 算出し、算出した値を出力する。 本発明における上述及びその他の手法、目的、利点は、添付の図面及びその説 明によって明らかとなる。 図面の簡単な説明 図1は、ユーザの操作に基づいて、AC−3規格に準拠したビットストリーム を複数チャンネルの出力信号にダウンミキシングする処理装置の構成を示す図で ある。 図2は、本発明の原理に基づき、図1に示す処理装置により実行されるダウン ミキシング処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、図2に示す4つのダウンミキシングルーチンによる計算処理に用いら れる係数の組を視覚化して示す図である。 発明を実施するための最良の形態 図1に本発明を適用した処理装置10の構成を示す。処理装置10は、デジタ ル入力ライン12を介して供給されるAC−3に準拠したデジタル信号を処理す る様々な機能ブロックからなる。この実施例では、AC−3に準拠したデジタル 信号は、シリアル形式のビットストリームとしてこの処理装置10に供給される 。なお、他の形式を有する信号の処理に本発明を適用することもできる。 デジタル入力ラインを介して入力されるビットストリームは、まずパラメータ 抽出器14に供給される。パラメータ抽出器14は、AC−3フォーマットのビ ットストリームを解析し、このビットストリームからデジタルビットサンプルと 制御情報を抽出する。ビッ トストリームから抽出されたデジタルサンプルは、デジタル伝送ライン15を介 してバッファメモリ16に供給される。 上述のとおり、AC−3規格に準拠した信号には、最大6つのチャンネルの情 報がエンコードされている。すなわち、5つの広域チャンネルと、6番目の低域 効果チャンネルである。低域効果チャンネルは、ダウンミキシング処理には使用 されないので、低域効果チャンネルのサンプルは、後に使用するためにバッファ メモリ16において他のサンプルとは異なる領域18に記憶される。この他の1 〜5番目の広域チャンネルのサンプルはバッファメモリ16において、後述する ダウンミキシング処理に使用される領域20に記憶される。 また、パラメータ抽出器14は、デジタル入力ライン12を介して入力される ビットストリームからダウンミキシングパラメータを抽出する。詳しくは、パラ メータ抽出器14は、ビットストリームから入力acモードを示す値(3ビット 情報として示される)を抽出し、この情報をライン22を介して出力する。さら に、パラメータ抽出器14は、ビットストリームに含まれている情報に応じて、 ビットストリームからパラメータc_mix_val及びパラメータsur_mixvalを抽出し 、それぞれをライン24、26を介して出力する。後に示すアペンディクスから も明らかなように、パラメータc_mix_val及びパラメータsur_mix_valは、acモ ード及び出力モードの特定の組合せにおいて、ダウンミキシング係数を演算する ために用いられる値である。これらパラメータc_mix_val及びパラメータsur_mix _valは、ダウンミキシング処理により生成される出力信号に中央チャンネル又は サラウンドチャンネルが含まれない場合、入力信号に おけるセンターチャンネル及びサラウンドチャンネルの情報を他のチャンネルに どの程度混合する必要があるかを示すものである。さらに、パラメータ抽出器1 4は、ビットストリームにおける「bsmod」と呼ばれる領域を読み出し、入力信 号のフォーマットがカラオケ出力のためのものであるか否かを判定する。(カラ オケ用のフォーマットでは、歌声のトラックと、他の楽器による伴奏のトラック が分離されており、これによりユーザはカラオケを楽しむことができる。)なお 、領域「bsmod」は、入力信号がカラオケ用のフォーマットを有している場合「 111」という3ビットの値を示す。これにより得られた、入力信号がカラオケ フォーマットであるか否かを示す情報は、ライン28を介して出力される。 パラメータ抽出器14によりビットストリームから抽出されたサンプル及びパ ラメータは、ダウンミキシングプロセッサ30に供給され、ダウンミキシングプ ロセッサ30は、このサンプル及びパラメータを用いてダウンミキシング処理を 実行する。詳しくは、ダウンミキシングプロセッサ30は、バッファメモリ16 の領域20から入力サンプルを読み出し、これら入力サンプルに対して適切な乗 算及び累算処理(multiply-and-accumulate operation:以下、MAC処理とい う。)を施して出力サンプルを生成し、生成した出力サンプルをバッファメモリ 16の領域62に格納する。 ダウンミキシングプロセッサ30は、ユーザが選択したパラメータに基づいて ダウンミキシング係数を生成するとともに、適切なダウンミキシングルーチンを 選択する。これらパラメータはユーザインターフェイス32を介してダウンミキ シングプロセッサ30に供給される。ユーザインターフェイス32には、操作ボ タン、タッチ スクリーン、又はその他の入力装置とディスプレイ等の表示装置が設けられてお り、これによりユーザ34は、この処理装置10の現在の状態を確認したり、入 力装置を用いてこの処理装置10の状態を変更したりすることができる。 すなわち、ユーザインターフェイス32は、ユーザ34による操作に基づいて 、適切なパラメータを生成する。このパラメータは、AC−3規格に規定されて いるパラメータであり、例えば出力モードを指定するパラメータoutput_mode( 3ビット値)等であり、このパラメータoutput_modeは、ライン36を介してダ ウンミキシングプロセッサ30に供給される。 また、入力信号がacモード0である場合、ユーザインターフェイス32には 、パラメータoutput_modeの代わりに使用できる他のパラメータ値が入力される 。この場合、ユーザインターフェイス32には、フロントスピーカの数(1〜3 )が入力され、このフロントスピーカの数を示す値は、ライン38を介して出力 される。さらに、ユーザ34は、ユーザインターフェイス32を用いて、ステレ オ出力モード「STEREO」又は3つのモノラル出力モードのうちの1つを選択する ことができる。3つのモノラル出力モードとは、出力チャンネルが入力左チャン ネルに基づくモノラルチャンネルである左モノラル出力モード「LEFTMONO」、出 力チャンネルが入力右チャンネルに基づくモノラルチャンネルである右モノラル 出力モード「RIGHTMONO」、及び出力チャンネルが入力左チャンネル及び入力右 チャンネルを混合して得られたモノラルチャンネルである混合モノラル出力モー ド「MIXMONO」である。デュアルモード(ステレオ又は様々なモノラル出力モー ドのうちの1つ)の選択は、ライン40を介して 行われる。 入力信号がカラオケモードの信号である場合、旋律は中央チャンネル、第1ボ ーカルは左サラウンドチャンネル、第2ボーカルは右サラウンドチャンネルを介 して入力される。AC−3規格によれば、ユーザ34は、第1ボーカルトラック V1及び第2ボーカルトラックV2を出力信号に含ませるか否かを決定すること ができる。この実施例では、ユーザ34は、ユーザインターフェイス32を用い てボーカル再生に関するパラメータV1,V2を指定することができる。パラメ ータV1は、第1ボーカルを出力信号に含ませるか否かを決定するものであり、 パラメータV2は、第2ボーカルを出力信号に含ませるか否かを決定するもので ある。パラメータV1,V2はそれぞれライン44,46を介してダウンミキシ ングプロセッサ30に供給される。 ダウンミキシングプロセッサ30は、ライン22〜28を介して入力モードパ ラメータを受信し、またライン36〜46を介してユーザの選択操作に基づく出 力モードパラメータを受信し、これらのパラメータに基づいてダウンミキシング 処理を実行する。詳しくは、ダウンミキシングプロセッサ30は、ダウンミキシ ングルーチンの一部としてMAC処理を実行するMACプロセッサ50と、アペ ンディクスに示す様々な演算処理に応じて実行されるダウンミキシングルーチン に用いられるダウンミキシング係数を生成するダウンミキシング係数生成器52 と、MACプロセッサ50を制御して、図2を用いて後述するような処理を実行 させる4つのソフトウェアルーチン54,56,58,60とを有している。 ダウンミキシングプロセッサ30は、ダウンミキシング処理によ り出力サンプルを算出した後、算出した出力サンプルをバッファメモリ16の領 域62に格納する。領域62に格納された出力サンプルは、適切なタイミングで 出力される。すなわち、領域62に格納された出力サンプルと低域効果領域18 に格納されているサンプルは、デジタル−アナログ変換器(以下、D/A変換器 という。)70に供給される。D/A変換器70は、これらサンプルをアナログ 信号に変換し、さらに必要に応じてこのアナログ信号を増幅してスピーカ72に 供給する。図1に示す具体例では、2基のスピーカ72を用いているが、一点鎖 線で示すように、さらにサラウンドスピーカ、中央チャンネルスピーカ、及び/ 又は低域出力スピーカ等を接続してもよい。 以下、図2を参照して入力サンプルの組を出力サンプルの組に変換するダウン ミキシング処理について説明する。まず、ダウンミキシングプロセッサ30は、 ステップ100において、ライン12からパラメータ抽出器14に入力されたビ ットストリーム及びユーザ34がユーザインターフェイス32を用いて設定した パラメータから適切なパラメータを読み込む。これらのパラメータとは、acモ ード、output_modeの設定、c_mix_val、sur_mix_val、フロントスピーカの数、 デュアルモード(STEREO/LEFTMONO/RIGHTMONO/MIXMONO)の設定、V!,V2の 設定などである。 これらのパラメータを読み込んだ後、ダウンミキシングプロセッサ30は、ス テップ102において、ダウンミキシング行列Dに用いる適切なダウンミキシン グ係数を生成する。ダウンミキシング係数の算出に用いる特別な式はアペンディ クスに記載されている。ここで、入力信号がカラオケフォーマットではなく、ま た、acモー ド0でもない場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、フロントスピーカの数 及びSTEREO/LEFTMONO/RIGHTMONO/MIXMONOの設定に基づいて、算出するダウンロ ードミキシング係数を決定する。また、入力信号がカラオケフォーマットである 場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、フロントスピーカの数に基づいてダ ウンミキシング係数を決定する。アペンディクスにも示すとおり、いずれの場合 においても、ダウンミキシング係数は、上述した様々なパラメータに基づいて算 出される。 ダウンミキシング係数を算出した後、ダウンミキシングプロセッサ30は、メ モリ領域20に格納されている入力サンプルに基づいて出力サンプルを算出し、 算出した出力サンプルをメモリ領域62に格納する。上述のとおり、この処理に おいては、ダウンミキシング行列における全ての係数については演算を行わない 。すなわち、値が0である係数のうちの少なくとも一部については、演算を行わ ない。 この実施例では、ダウンミキシング係数の組がそれぞれ異なる4つのダウンミ キシングルーチンを用いる。図3は、これら4つのルーチンを視覚的に示す図で ある。例えば、ルーチンAは、ダウンミキシング係数d11,d13,d21,d23, d31,d33のみを用いて入力サンプルを出力サンプルに変換する。ルーチンAは 、これらの他のダウンミキシング係数は、0であると推定し、出力サンプルを生 成するための演算処理においては、0であると推定したダウンミキシング係数を 用いる乗算を省略する。図3に示すように、ルーチンB,ルーチンC及びルーチ ンDでは、それぞれ他の係数のパターンを使用し、この詳細については後述する 。 ダウンミキシングに用いるダウンミキシングルーチンを適切に選択するために 、ダウンミキシングプロセッサ30は、ステップ104において、入力信号のフ ォーマットがカラオケフォーマットであるか否かを判定する。ここで、入力信号 のフォーマットがカラオケフォーマットである場合、ダウンミキシングプロセッ サ30は、ステップ106に進み、フロントスピーカが1基のみであるか否かを 判定する。フロントスピーカが1基のみである場合、ダウンミキシングプロセッ サ30は、ステップ126に進み、ルーチンDを用いて出力サンプルの演算を行 う。一方、ステップ106において、フロントスピーカが2基以上存在すると判 定された場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、ステップ124に進み、ル ーチンCを用いて出力サンプルの演算を行う。 入力信号のフォーマットがカラオケフォーマットではない場合、ダウンミキシ ングプロセッサ30は、ステップ104からステップ108に進み、入力信号が acモード0であるか否かを判定する。ここで、入力信号がacモード0でであ る場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、ステップ120に進み、ルーチン Aを用いて出力サンプルを算出する。一方、入力信号がacモード0以外のac モードである場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、ステップ110に進み 、出力信号のモードがoutput_mode1/0であるか否かを判定する。出力信号のモー ドがoutput_mode1/0である場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、ステップ 126に進み、ルーチンDを用いて出力サンプルを算出する。ここで、出力信号 のモードがoutput_mode1/0以外の場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、ス テップ112に進み、出力信号のモードがoutput_mode2/0(ドルビー サラウンド互換)、output_mode2/0、output_mode3/0のいずれかに該当するか否 かを判定する。出力信号がこれらに該当する場合、ダウンミキシングプロセッサ 30は、ステップ124に進み、ルーチンCを用いて出力サンプルを算出する。 出力信号がこれらのモードに該当しない場合は、ダウンミキシングプロセッサ3 0は、ステップ122に進み、ルーチンBを用いて出力サンプルを算出する。 上述のように、4つのダウンミキシングルーチンは、ダウンミキシング行列D から得られるそれぞれ異なるダウンミキシング係数の組合せを使用し、その他の 係数の値を0とみなす。ルーチンAは、ステップ120において、係数d11,d13 ,d21,d23,d31,d33の値を読み出す。続いて、ルーチンAは、下記式に 基づいて出力チャンネルoL,oC,oR,OLS,ORSの値を算出する。 oL=d11L+d13R C=d21L+d23R R=d31L+d33R LS=0 oRS=0 ルーチンBは、ステップ122において、係数d11,d12,d22,d32,d33 ,d44,d45,d54,d55の値を読み出す。続いて、ルーチンBは、下記式に基 づいて出力チャンネルoL,oC,oR,oLS,oRSの値を算出する。 oL=d11L+d12C C=d22C R=d32C+d33R LS=d44LS+d45RS RS=d54LS+d55RS ルーチンCは、ステップ124において、係数d11,d12,d22,d32,d33 ,d14,d24,d34,d15,d25,d35の値を読み出す。続いて、ルーチンCは 、下記式に基づいて出力チャンネルoL,oC,oR,oLS,oRSの値を算出する 。 oL=d11L+d12C+d14LS+d15RS C=d22C+d24LS+d25RS R=d32C+d33R+d34LS+d35RS LS=0 oRS=0 ルーチンDは、ステップ126において、係数d21,d22,d23,d24,d25 の値を読み出す。続いて、ルーチンDは、下記式に基づいて出力チャンネルoL ,oC,oR,oLS,oRSの値を算出する。 oL=0 oC=d21L+d22C+d23R+d24LS+d25RS R=0 oLS=0 oRS=0 なお、上述した4組の演算は、背景技術の説明でも述べたように、無視できる ダウンミキシング係数d**に関する計算を省略したものであり、行列計算o=D *iと同じ結果を得ることができるものである。 上述の演算処理により出力サンプルを算出した後、ダウンミキシングプロセッ サ30は、ステップ128において、これらの出力サンプルをバッファメモリ1 6の領域62に格納する。そして、ダウ ンミキシングプロセッサ30は、次の入力サンプルiに対して、上述と同様のダ ウンミキシング処理を繰り返す。 本発明について様々な具体例を用い詳細に説明してきたが、説明に用いた詳細 な事項は本発明を限定するものではない。当業者は上述の形態に追加又は修正を 加えることができる。例えば、本発明はAC−3規格以外の規格に準拠したデー タに対するダウンミキシング処理にも適用することができる。さらに、本発明の 主旨から逸脱することなく、上述した特定のダウンミキシングルーチン及び省略 するエントリを変更することができる。したがって、本発明は、上述した詳細事 項、装置及び方法に限定されることなく広範に解釈することができる。すなわち 、本発明の思想の範囲内において、上述した形態の細部を様々に変更することが できる。 アベンディクス −AC−3規格における入力モードと出力モードの組合せに応じたダウンミキシ ング係数 AC−3規格に基づく入力モードと出力モードの71個の組合せに対して、入 力サンプルを出力サンプルに変換するために用いられる71個のダウンミキシン グ行列を以下に示す。 output_mode2/0(ドルビーサラウンド互換) -output_mode2/0/ac-mode1 -output_mode2/0/ac-mode2 -output_mode2/0/ac-mode3 -output_mode2/0/ac-mode4 -output_mode2/0/ac-mode5-output_mode2/0/ac-mode6 -output_mode2/0/ac-mode7 -output_mode1/0 -output_mode1/0/ac-mode1 -output_mode1/0/ac-mode2 -output_mode1/0/ac-mode3 (a)=c_mix_val*√2/2*2 c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode1/0/ac-mode4 (a)=sur_mix_val*√2/2 sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode1/0/ac-mode5 (a)=c_mix_val*√2/2*2 (b)=sur_mix_val*√2/2 c_mix_val及びsur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされてい る。 -output_mode1/0/ac-mode6 (a)=sur_mix_val*√2/2 sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode1/0/ac-mode7 (a)=c_mix_val*√2/2*2 (b)=sur_mix_val*√2/2 c_mix_val及びsur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされてい る。 output_mode2/0 -output_mode2/0/ac-mode1 -output_mode2/0/ac-mode2 -output_mode2/0/ac-mode3 (a)c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode2/0/ac-mode4 (a)=sur_mix_val*√2/2 sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode2/0/ac-mode5 (a)=c_mix_val (b)=sur_mix_val*√2/2 c_mix_val及びsur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされてい る。 -output_mode2/0/ac-mode6 (a)=sur_mix_val sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode2/0/ac-mode7 (a)=oc_mix_val (b)=sur_mix_val c_mix_val及びsur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされてい る。 -output_mode3/0 -output_mode3/0/ac-mode1 -output_mode3/0/ac-mode2 -output_mode3/0/ac-mode3 -output_mode3/0/ac-mode4 (a)=sur_mix_val*√2/2 sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -outputmode3/0/ac-mode5 (a)=sur_mix_val*√2/2 sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -out_put_mode3/0/ac-mode6 (a)=sur_mix_val sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -out_put_mode3/0/ac-mode7 (a)=sur_mix_val sur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 output_mode2/1 -out_put_mode2/1/ac-mode1 -output_mode2/1/ac-mode2-output_mode2/1/ac-mode3 (a)=c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -out_put_mode2/1/ac-mode4 -output_mode2/1/ac-mode5 (a)=c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode2/1/ac-mode6 -out_put_mode2/1/ac-mode7 (a)=c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode3/1 -output_mode3/1/ac-mode1 -output_mode3/1/ac-mode2 -output_mode3/1/ac-mode3 -output_mode3/1/ac-mode4 -output_mode3/1/ac-mode5-output_mode3/1/ac-mode6 -output_mode3/1/ac-mode7 output_mode2/2 -output_mode2/2/ac-mode1 -output_mode2/2/ac-mode2 -output_mode2/2/ac-mode3 (a)=c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode2/2/ac-mode4 -output_mode2/2/ac-mode5 (a)=c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode2/2/ac-mode6 -output_mode2/2/ac-mode7 (a)=c_mix_val c_mix_valは、ビットストリームにエンコードされている。 -output_mode3/2 -output_mode3/2/ac-mode1 -output_mode3/2/ac-mode2 -output_mode3/2/ac-mode3 -output_mode3/2/ac-mode4 -output_mode3/2/ac-mode5 -output_mode3/2/ac-mode6 -output_mode3/2/ac-mode7 mode11(ac-mode0) -outfront1/DUAL_STEREO -outfront1/DUAL_LEFTMONO -outfront1/DUAL_RIGHTMONO -outfront1/DUAL_MIXMONO-outfront2/DUAL_STEREO -outfront2/DUAL_LEFTMONO -outfront2/DUAL_RIGHTMONO -outfront2/DUAL_MIXMONO -outfront3/DUAL_STEREO -outfront3/DUAL_LEFTMONO -outfront3/DUAL_RIGHTMONO -outfront3/DUAL_MIXMONO カラオケ -outfront1 (a)=c_mix_val*√2 (b)=第1ボーカルチャンネル(V1)がイネーブルされている場合√2/ 2。その他の場合は0。 (c)=第2ボーカルチャンネル(V2)がイネーブルされている場合√2/ 2。その他の場合は0。 c_mix_val及びsur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされてい る。 V1及びV2は、ユーザにより指定される -outfront2 (a)=c_mix_val (b)=第1ボーカルチャンネル(V1)のみがイネーブルされている場合 √2/2。第1及び第2ボーカルチャンネル(V1+V2)がイネーブルされてい る場合1。その他は0。 (c)=第1ボーカルチャンネル(V1)のみがイネーブルされている場合 √2/2。その他の場合は0。 (d)=第2ボーカルチャンネル(V2)のみがイネーブルされている場合 √2/2。その他の場合は0。 (e)=第2ボーカルチャンネル(V2)のみがイネーブルされている場合 √2/2。第1及び第2ボーカルチャンネル(V1+V2)がイネーブルされてい る場合1。その他は0。 c_mix_val及びsur_mix_valは、ビットストリームにエンコードされてい る。 V1及びV2は、ユーザにより指定される。 -outfront2 (a)=第1及び第2ボーカルチャンネル(V1+V2)がイネーブルされ ている場合1。その他は0。 (b)=第1ボーカルチャンネル(V1)のみがイネーブルされている場合 √2/2。その他は0。 (c)=第2ボーカルチャンネル(V2)のみがイネーブルされている場合 √2/2。その他は0。 V1及びV2は、ユーザにより指定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月4日(1999.6.4) 【補正内容】 Dは、ダウンミキシング係数を要素とする5行5列の行列である。 上述の計算処理では、各係数d**と入力チャンネルのサンプルの1つが掛け合 わされる。これにより得られた積が出力チャンネルのサンプルを構成する。 AC−3規格に準拠した入力モードと出力モードの71個の組合せのそれぞれ に対して、ダウンミキシング行列Dにおける係数d**の値は様々な値とすること ができる。また、これら係数d**の値は、記録又は放送されたAC−3規格に準 拠したデジタルオーディオデータのパラメータから算出することもでき、また、 ユーザの入力操作に基づいて決定するような構成も可能である。なお、本明細書 の末尾に記載したアペンディクスには、入力モードと出力モードの71個の組合 せのそれぞれに対応するダウンミキシング行列Dの係数の値を示している。 欧州特許出願番号EP−A−757,506号には、ハードウェアによるダウ ンミキシングシステムが開示されており、ここでは、6個の係数がハードウェア ダウンミキサに供給されれ、これに基づいてハードウェアダウンミキサは入力信 号を出力信号にダウンミキシングする。 ピーカ72に供給する。図1に示す具体例では、2基のスピーカ72を用いてい るが、一点鎖線で示すように、さらにサラウンドスピーカ、中央チャンネルスピ ーカ、及び/又は低域出力スピーカ等を接続してもよい。 以下、図2を参照して入力サンプルの組を出力サンプルの組に変換するダウン ミキシング処理について説明する。まず、ダウンミキシングプロセッサ30は、 ステップ100において、ライン12からパラメータ抽出器14に入力されたビ ットストリーム及びユーザ34がユーザインターフェイス32を用いて設定した パラメータから適切なパラメータを読み込む。これらのパラメータとは、acモ ード、output_modeの設定、c_mix_val、sur_mix_val、フロントスピーカの数、 デュアルモード(STEREO/LEFTMONO/RIGHTMONO/MIXMONO)の設定、V1,V2の 設定などである。 これらのパラメータを読み込んだ後、ダウンミキシングプロセッサ30は、ス テップ102において、ダウンミキシング行列Dに用いる適切なダウンミキシン グ係数を生成する。ダウンミキシング係数の算出に用いる特別な式はアペンディ クスに記載されている。ここで、入力信号がカラオケフォーマットではなく、ま た、acモード0でもない場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、フロント スピーカの数及びSTEREO/LEFTMONO/RIGHTMONO/MIXMONOの設定に基づいて、算出 するダウンロードミキシング係数を決定する。また、入力信号がカラオケフォー マットである場合、ダウンミキシングプロセッサ30は、フロントスピーカの数 に基づいてダウンミキシング係数を決定する。アペンディクスにも示すとおり、 いずれの場合においても、ダウンミキシング係数は、上述した様々なパラメータ に基づいて算出される。 ダウンミキシング係数を算出した後、ダウンミキシングプロセッサ30は、メ モリ領域20に格納されている入力サンプルに基づい に用いた詳細な事項は本発明を限定するものではない。当業者は上述の形態に追 加又は修正を加えることができる。例えば、本発明はAC−3規格以外の規格に 準拠したデータに対するダウンミキシング処理にも適用することができる。さら に、本発明の主旨から逸脱することなく、上述した特定のダウンミキシングルー チン及び省略するエントリを変更することができる。 請求の範囲 1. 様々なチャンネル数に対応し、入力信号と出力信号の組合せに応じて、マ ルチチャンネルの入力信号をマルチチャンネルの出力信号に変換する変換方法で あって、 第1の入力信号と第1の出力信号からなる第1の組合せに対して、 上記第1の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第1の出力信号に含まれ る出力チャンネルに変換するために用いられ、少なくとも1つの0を値とする係 数を含む第1の個数の係数を生成するステップと、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記第1の個数の 係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記第1の個数と同 数の積からなる第1の積の組を生成するステップと、 上記第1の積の組における1又は複数の積を累算して第1の出力チャンネルの 値を算出するステップと、 入力信号と出力信号の組合せが変更されたことを検出した後に、上記第1の組 合せとは異なる第2の入力信号と第2の出力信号からなる第2の組合せに対して 、 上記第2の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第2の出力信号に含まれ る出力チャンネルに変換するために用いられ、上記第1の個数とは異なる第2の 個数の係数を生成するステップと、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記第2の個数の 係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記第2の個数と同 数の積からなる第2の積の組を生成するステップと、 上記第2の積の組における1又は複数の積を累算して第2の出力チャンネルの 値を算出するステップとを有する変換方法。 8. 上記係数のうちの1つは、上記第1及び第2のパラメータに基づいて生成 されることを特徴とする請求の範囲7項記載の変換方法。 9. 入力信号と出力信号の組合せが変更されたことを検出した後に、上記第1 及び第2の組合せとは異なる第3の入力信号と第3の出力信号からなる第3の組 合せに対して、 上記第3の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第3の出力信号に含まれ る出力チャンネルに変換するために用いられ、上記第1及び第2の個数とは異な る第3の個数の係数を生成するステップと、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記第3の個数の 係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記第3の個数と同 数の積からなる第3の積の組を生成するステップと、 上記第3の積の組における1又は複数の積を累算して第3の出力チャンネルの 値を算出するステップとを有する請求の範囲第1項記載の変換方法。 10. ユーザ操作により入力された出力モードを示す第1の出力モードパラメ ータを受信するステップを有し、 上記係数のうちの1つは、上記第1の出力モードパラメータに基づいて生成さ れることを特徴とする請求の範囲第1項記載の変換方法。 11. ユーザ操作により入力された出力モードを示す第2の出力モードパラメ ータを受信するステップを有し、 上記係数のうちの1つは、上記第2の出力モードパラメータに基づいて生成さ れることを特徴とする請求の範囲第10項記載の変換方法。 12. 上記係数のうちの1つは、上記第1及び第2の出力モードパラメータに 基づいて生成されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の変換方法。 13. 様々なチャンネル数に対応し、入力信号と出力信号の組合せに応じて、 マルチチャンネル入力信号をマルチチャンネル出力信号に変換する変換装置であ って、 上記マルチチャンネル入力信号のサンプル及びマルチチャンネル出力信号のサ ンプルを記憶するメモリ(16)と、 第1の入力信号と第1の出力信号からなる第1の組合せに対して、上記第1の 入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第1の出力信号に含まれる出力チャン ネルに変換するために用いられ、少なくとも1つの0を値とする係数を含む、第 1の個数の係数を生成し、第2の入力信号と第2の出力信号からなる第2の組合 せへの変更に応じて、上記第2の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第2 の出力信号に含まれる出力チャンネルに変換するために用いられ、上記第1の個 数とは異なる第2の個数の係数を生成する第1の回路(52)と、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記生成された係 数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記生成された係数の 個数と同数の積からなる積の組を生成する第2の回路と、 上記積の組における1又は複数の積を累算して出力チャンネルの値を算出する 第3の回路とを備える変換装置(10)。 14. 上記入力信号は、ドルビーラボラトリによるドルビーAC−3規格に準 拠した信号であり、 上記第1の回路は、上記AC−3規格により定められる係数を生成することを 特徴とする請求の範囲第13項記載の変換装置。 【図1】【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 様々なチャンネル数に対応し、入力信号と出力信号の組合せに応じて、マ ルチチャンネルの入力信号をマルチチャンネルの出力信号に変換する変換方法で あって、 第1の入力信号と第1の出力信号からなる第1の組合せに対して、 上記第1の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第1の出力信号に含まれ る出力チャンネルに変換するために用いられ、少なくとも1つの0を値とする係 数を含む第1の個数の係数を生成するステップと、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記第1の個数の 係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記第1の個数と同 数の積からなる第1の積の組を生成するステップと、 上記第1の積の組における1又は複数の積を累算して第1の出力チャンネルの 値を算出するステップと、 上記第1の組合せとは異なる第2の入力信号と第2の出力信号からなる第2の 組合せに対して、 上記第2の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第2の出力信号に含まれ る出力チャンネルに変換するために用いられ、上記第1の個数とは異なる第2の 個数の係数を生成するステップと、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記第2の個数の 係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記第2の個数と同 数の積からなる第2の積の組を生成する ステップと、 上記第2の積の組における1又は複数の積を累算して第2の出力チャンネルの 値を算出するステップとを有する変換方法。 2. 上記入力信号は、ドルビーラボラトリによるドルビーAC−3規格に準拠 した信号であり、 上記係数を生成するステップは、上記AC−3規格により定められる係数を生 成するステップを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の変換方法。 3. 上記第1の出力チャンネルの値を算出するステップは、上記第1の積の組 における1又は複数の積を累算してさらに別の出力チャンネルの値を算出するス テップを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の変換方法。 4. 上記第2の出力チャンネルの値を算出するステップは、上記第2の積の組 における1又は複数の積を累算してさらに別の出力チャンネルの値を算出するス テップを有することを特徴とする請求の範囲第3項記載の変換方法。 5. 上記第2の出力チャンネルの値を算出するステップは、上記第2の積の組 における1又は複数の積を累算してさらに別の出力チャンネルの値を算出するス テップを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の変換方法。 6. 上記入力信号から第1のパラメータを抽出するステップを有し、上記係数 のうちの1つは、上記抽出された第1のパラメータに基づいて生成されることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の変換方法。 7. 上記入力信号から第2のパラメータを抽出するステップを有し、上記係数 のうちの1つは、上記抽出された第2のパラメータに基づいて生成されることを 特徴とする請求の範囲第6項記載の変換方法。 8. 上記係数のうちの1つは、上記第1及び第2のパラメータに基づいて生成 されることを特徴とする請求の範囲7項記載の変換方法。 9. 上記第1及び第2の組合せとは異なる第3の入力信号と第3の出力信号か らなる第3の組合せに対して、 上記第3の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第3の出力信号に含まれ る出力チャンネルに変換するために用いられ、上記第1及び第2の個数とは異な る第3の個数の係数を生成するステップと、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記第3の個数の 係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記第3の個数と同 数の積からなる第3の積の組を生成するステップと、 上記第3の積の組における1又は複数の積を累算して第3の出力 チャンネルの値を算出するステップとを有する請求の範囲第1項記載の変換方法 。 10. ユーザ操作により入力された出力モードを示す第1の出力モードパラメ ータを受信するステップを有し、 上記係数のうちの1つは、上記第1の出力モードパラメータに基づいて生成さ れることを特徴とする請求の範囲第1項記載の変換方法。 11. ユーザ操作により入力された出力モードを示す第2の出力モードパラメ ータを受信するステップを有し、 上記係数のうちの1つは、上記第2の出力モードパラメータに基づいて生成さ れることを特徴とする請求の範囲第10項記載の変換方法。 12. 上記係数のうちの1つは、上記第1及び第2の出力モードパラメータに 基づいて生成されることを特徴とする請求の範囲第11項記載の変換方法。 13. 様々なチャンネル数に対応し、入力信号と出力信号の組合せに応じて、 マルチチャンネル入力信号をマルチチャンネル出力信号に変換する変換装置であ って、 上記マルチチャンネル入力信号のサンプル及びマルチチャンネル出力信号のサ ンプルを記憶するメモリと、 第1の入力信号と第1の出力信号からなる第1の組合せに対して、 上記第1の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第1の出力信号に含まれる 出力チャンネルに変換するために用いられ、少なくとも1つの0を値とする係数 を含む、第1の個数の係数を生成し、第2の入力信号と第2の出力信号からなる 第2の組合せに対して、上記第2の入力信号に含まれる入力チャンネルを上記第 2の出力信号に含まれる出力チャンネルに変換するために用いられ、上記第1の 個数とは異なる第2の個数の係数を生成する第1の回路と、 上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネルに上記生成された係 数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、上記生成された係数の 個数と同数の積からなる積の組を生成する第2の回路と、 上記積の組における1又は複数の積を累算して出力チャンネルの値を算出する 第3の回路とを備える変換装置。 14. 上記入力信号は、ドルビーラボラトリによるドルビーAC−3規格に準 拠した信号であり、 上記第1の回路は、上記AC−3規格により定められる係数を生成することを 特徴とする請求の範囲第13項記載の変換装置。 15. 上記第3の回路は、上記積の組における1又は複数の積を累算して他の 出力チャンネルの値を算出することを特徴とする請求の範囲第13項記載の変換 装置。 16. 上記入力信号から第1のパラメータを抽出する第4の回路を備え、 上記第4の回路は、上記第1のパラメータに基づいて上記係数のうちの1つを 生成することを特徴とする請求の範囲第13項記載の変換装置。 17. 上記第4の回路は、上記入力信号から第2のパラメータを抽出し、上記 第2のパラメータに基づいて上記係数のうちの1つを生成することを特徴とする 請求の範囲第16項記載の変換装置。 18. 上記第4の回路は、上記第1及び第2のパラメータに基づいて上記係数 のうちの1つを生成することを特徴とする請求の範囲第17項記載の変換装置。 19. 上記第1の回路は、上記第1及び第2の組合せとは異なる第3の入力信 号と第3の出力信号からなる第3の組合せに対して、上記第3の入力信号に含ま れる入力チャンネルを上記第3の出力信号に含まれる出力チャンネルに変換する ために用いられ、上記第1及び第2の個数とは異なる第3の個数の係数を生成し 、 上記第2の回路は、上記入力チャンネルから選択された1つの入力チャンネル に上記第3の個数の係数から選択された1つの係数を乗算して積を順次算出し、 上記第3の個数と同数の積からなる第3の積の組を生成し、 上記第3の回路は、上記第3の積の組における1又は複数の積を累算して第3 の出力チャンネルの値を算出することを特徴とする請求の範囲第13項記載の変 換装置。 20. ユーザの操作により入力された出力モードを示す第1の出力モードパラ メータを受信するインターフェイス回路を備え、 上記第1の回路は、上記第1の出力モードパラメータに基づいて上記係数のう ちの1つを生成することを特徴とする請求の範囲第13項記載の変換装置。 21. 上記ユーザインターフェイスは、ユーザの操作により出力モードを示す 第2の出力モードパラメータを受信し、 上記第1の回路は、上記第2の出力モードパラメータに基づいて上記係数のう ちの1つを生成することを特徴とする請求の範囲第20項記載の変換装置。 22. 上記第1の回路は、上記第1及び第2の出力モードパラメータに基づい て上記係数のうちの1つを生成することを特徴とする請求の範囲第21項記載の 変換装置。
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