JP2001512427A - グアニジウム−ホスフィン、その製法およびその用途 - Google Patents

グアニジウム−ホスフィン、その製法およびその用途

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Abstract

(57)【要約】 本発明は一般式I [式中、nは1〜3の整数であり、XはCl、Br、IまたはPF6であり、R1、R2、R3およびR4は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素原子数1〜6のアルキル基または水素原子でありそしてR5はフェニル基を意味しそしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグアニジニウム置換基が存在している。]で表されるグアニジニウムホスフィンに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 グアニジウム−ホスフィン、その製法およびその用途 本発明はグアニジウムホスフィン、その製法およびその用途に関する。 化学工業における多くの反応にとって溶剤として水は興味がある。しかしなが ら有機反応は、水性系においては進行しないかまたは不十分にしか進行しないと いう欠点がよくある。しかしトリス(m−スルホフェニル)ホスフィンのトリナ トリウム塩を含有する錯塩化合物を用いて、オレフィンのヒドロホルミル化の際 に使用される触媒系を製造することができる(ドイツ特許出願公開(A)第3, 840,600号明細書)。このものは、上述の反応で使用される公知の他の触 媒に比較して水に溶解するという長所を有している。それ故にドイツ特許出願公 開(A)第3,840,600号明細書に記載されている様に、ヒドロホルミル 化を水性相と有機相とより成る不均一反応媒体(二相系)で実施することができ る。 かゝる方法の長所は、最終生成物を簡単な相分離によって水溶性触媒から分離 できることにある。更にこの様にして貴金属触媒を殆ど失うことなく再生するか または合成段階に戻すことができる(ドイツ特許出願公開(A)第2,627, 354号明細書)。 水溶性触媒系を製造するために燐含有化合物は特に有利である。例えば、リガ ンドとしてのアニオン性ホスフィンを含有するパラジウム錯塩よりなる触媒があ る。 カチオン性ホスフィン含有リガンドは、上述の反応に同様に十分な作用を及ぼ すにもかかわらず、従来にはあまり研究されていない。 種のグアニジニウムホスフィンもパラジウムが触媒作用するC−C二重結合反 応、例えばヘック(Heck)反応である時期に使用されてきた。従ってかゝる 反応も水性系で有利に実施することが可能である。 グアニジウム−ホスフィンの合成は例えば3−アミノプロピルジフェニルホス フィンまたはビス(3−アミノプロピル)フェニルホスフィンと1−H−ピラゾ ール−1−カルボキシアミジン塩酸塩との反応によっても行なうことができる[ H.Dibowski等、Tetrahedron 第51巻、第8号(199 5)、第2325〜2330頁]。 この方法によると3−グアニヂノプロピルジフェニルホスフィンおよびビス( 3−グアニジノプロピル)フェニルホスフィンが得られる。上記化合物は触媒リ ガンドとしてC−C二重結合反応、例えばヘック反応で使用される。 しかしながらヘック反応および他の有機金属合成または反応の際に使用される 別の燐含有リガンドが益々要求されている。 この場合、グアニジニウム置換基が直接的にフェニル基に結合している特別な グアニジニウム−ホスフィンに興味が持たれる。かゝる化合物はC−C二重結合 反応および他の反応に特に有利な作用を示すことが期待されている。 それ故に本発明の課題は、グアニジニウム置換基がフェニル基に直接的に結合 しておりそしてC−C二重結合反応、例えばヘック反応の際に特に有利な結果を 伴って使用できるグアニジニウム置換された化合物を提供することである。 この課題は一般式(I) [式中、nは1〜3の整数であり、 XはCl、Br、IまたはPF6であり、 R1、R2、R3およびR4は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素原子数1 〜6のアルキル基または水素原子でありそして R5はフェニル基を意味しそしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグア ニジニウム置換基が存在している。] で表されるグアニジニウムホスフィンによって解決される。 R1がR2と同じでありそしてR3がR4と同じであるのが有利である。 R1およびR2が水素原子またはメチル基であるのが有利である。 R3およびR4が水素原子またはメチル基であるのが有利である。 本発明は同様に、一般式(I)のグアニジニウムホスフィンを製造する方法に おいて、一般式(II) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるN−アミノフェニルホスフィンをジメチルシアナミドと反応させて一 般式(I)のグアニジニウムホスフィンとすることを特徴とする、上記方法に関 する。 一般式(II)のN−アミノフェニルホスフィンを最初に当モル量のエーテル性 または水性HCl−溶液と反応させて一般式(III) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるHCl付加生成物を得、次いでジメチルシアンジアミドとの反応段階 を実施するのが有利である。 本発明は同様に一般式(I)のグアニジニウムホスフィンを製造する方法にお いて、第一および第二ホスフィンR5 3-nPHn(n=1または2である)を式(I V) [式中、R1、R2、R3およびR4は式(I)に規定したのと同じ意味を有しそし て沃素原子はグアニジン残基に対してメタ−またはパラ位に存在する。] で表されるメタ−またはパラ−沃化フェニルグアニジンと反応させることを特徴 とする、上記方法に関する。 溶剤としてはアセトニトリル、ジメチルアセトアミド、エーテルおよび/また は炭化水素を使用するのが特に有利である。 触媒としては酢酸パラジウム(II)、パラジウム(II)−ハロゲン化ホスフィ ン錯塩、パラジウム(0)−オレフィン錯塩、パラジウム(0)−ホスフィン錯 塩並びに微細な金属パラジウムを使用する。 また、本発明は炭素−炭素結合反応のための触媒リガンドを製造するために式 (I)で表される化合物を用いることに関する。 本発明を塩化物、臭化物、沃化物および六フッ化燐酸塩の状態の本発明の化合 物を製造する以下の実施例によって更に詳細に説明する。 実施例1 20mLのジクロロメタンに2.55g(8.1mmol)のジフェニル−( 3−アミノフェニル)ホスフィンを溶解した溶液に3.5mLのエーテル性HC l−溶液(1.65N)を攪拌下に添加する。溶剤を留去しそして残留物を少量 のジエチルエーテルの添加によって結晶化させ、次いで減圧下に乾燥する。 98%の収率に相当する2.48gのジフェニル−(3−アミノフェニル)ホ スフィン−クロライドが得られる。 上記の生成物(2.48g;7.9mmol)を過剰のジメチルシアナミド( 2.90g;41.1mmol)に添加しそして110℃で12時間攪拌する。 過剰のジメチルシアナミドを除くために、高粘性の反応混合物を30mLのエタ ノールで抽出しそしてクリーム色に着色した固体物質として2.78gのジフェ ニル−[3−(N,N−ジメチルグアニジニウム)フェニル]ホスフィン−クロ ライドが得られる(収率:92%)。 実施例2 20mLのテトラヒドロフランに1.26g(4.3mmol)のフェニル− ビス(3−アミノフェニル)ホスフィンを溶解した溶液に5.1mLのエーテル 性HCl−溶液(1.65N)を攪拌下に添加する。白色生成物として1.53 gのフェニル−ビス(3−アミノフェニル)ホスフィン−ジクロライドが生じる (収率:97%)。 上記の生成物(1.53g;4.2mmol)を過剰のジメチルシアナミド( 1.29g;17.1mmol)に添加しそして110℃で12時間攪拌する。 過剰のジメチルシアナミドを除くために、高粘性の反応混合物を30mLのエー テルで抽出しそしてクリーム色に着色した固体物質として1.96gのフェニル ービス[3−(N,N−ジメチルグアニジノ)フェニル]ホスフィン−ジクロラ イドが得られる(収率:92%)。 実施例3 100mLの水に3.04g(9.90mmol)のトリス(3−アミノフェ ニル)ホスフィンを溶解した水溶液を13.5mLの塩酸(2N)で処理し、こ の透明な溶液を室温で30分攪拌する。溶剤を60℃で減圧下に留去しそして3 .21gのトリス(3−アモニオフェニル(ammoniophenyl))ホスフィン−トリ クロライドが無色の固体として得られる(収率:78%)。 上記の生成物(1.90g;4.6mmol)を過剰のジメチルシアナミド( 4.36g;61.4mmol)に添加しそして110℃で12時間攪拌する。 過剰のジメチルシアナミドを除くために、高粘性の反応混合物を30mLのエー テルで抽出しそしてクリーム色に着色した固体物質として2.79gのトリス[ 3−(N,N−ジメチルグアニジニウム)フェニル]ホスフィン−トリクロライ ドが得られる(収率:97%)。 実施例4 46.00g(0.21mol)の3−沃化アニリンを100mLの15%濃 度塩酸と混合する。その際に生じる3−沃化アニリニウム塩酸塩を吸引濾去し、 水で再結晶化しそして減圧下に乾燥する(収量:52.57g=98%)。アニ リニウム塩の総量を14.42g(0.205mol)のジメチルシアナミドと 混合しそしてオイルバス中で10分間に130℃に加熱する。反応の減衰後に反 応混合物を冷却し、100mLの水と混合しそして水溶性部分を濾別する。水溶 液を各100mLのジエチルエーテルで2度抽出処理し、KOHで10〜12の pH値に調整し、次いで100mLのジクロロメタンで3度抽出処理する。硫酸 マグネシウムによって乾燥したCH2CH2抽出物から溶剤を減圧下に除く。48 .2gのN’−(3−沃化フェニル)−N,N−ジメチルグアニジンが無色の固 体として残る(収率:81%)。 上記の生成物(32.10g=0.111mol)および6.16g(0.0 56mol)のPhPH2を150mLのアセトニトリルに溶解するために、注 意深く脱気しそして激しい攪拌下に溶液を窒素ガスで飽和させた後に0.25g (0.225mmol)のPd(Ph3P)4(0.2モル%)を添加する。この 反応混合物を還流下に40時間加熱し、次いで溶剤を減圧下に(20℃、0.2 mbar)除く。その際に37.6gのフェニル−ビス(N,N’−ジメチルグ アニジニウム)フェニル−ホスフィン二沃化物がクリーム色の残留物として残る (収率:97%)。 実施例5 20.0g(78.3mmol)の4−沃化アニリン塩酸塩および3.29g (78.3mmol)のシアナミドを微細に粉砕し、入念に互いに混合する。こ の混合物を140℃で一緒に溶融し、この温度で約3分放置する。泡立ちながら および暗色に着色しながらグアニジニウム塩[4−I−C64−NH−C(NH22]Clが生じる。黒色の溶融ケーキ状物を冷やした後に200mLの熱水( 約80℃)中に取り、得られる溶液を各50mLのエーテルで5度抽出処理する 。次いで水性相を濃厚なKOHでpH10〜11に調整する。結晶化する4−沃 化フェニルグアニジン(16.7g)を吸引濾過し、全部で200mLの水で洗 浄しそして減圧状態(20℃、0.01mbar)で乾燥する(収量:16.7 g、82%)。 上記の生成物(5.00g、19.2mmol)を30mLのジメチルアセト アミド(DMA)に溶解しそしてこの溶液を注意深く脱気する。次に空気の排除 下に3.57g(19.2mmol)のPh2PHおよびDMAに溶解した5× 10-3モル濃度の酢酸パラジウム(II)溶液1.9mL(0.05モル%)を添加 しそして反応混合物を130℃に6時間加熱する。反応の経過後に反応混合物を 100mLの水に注ぎ込みそして4.60g(25.0mmol)のKPF6と 混合しそして50℃に加熱する。その際に沈殿する沈殿物(六フッ化燐酸塩)を 濾別し、各20mLの水で洗浄しそして次に20mLのエタノールに溶解する。 この溶液に2.8gのKOH(約88%濃度、43.9mmol)を添加するこ とによってグアニジニウム塩基を遊離しそして30mLのCH2Cl2で抽出処理 する。有機相を各10mLの水で3度洗浄し、Na2SO4で乾燥させそして減圧 下に濃縮する。残る残留物を80℃で20mLの1.0モルHBr中に取り、濾 別しそして濾液を減圧(30℃、0.02mbar)で濃縮する。5.0gのジ フェニル−(4−グアニジニウム−フェニル)−ホスフィン−ブロマイドがクリ ーム色の固体として得られる(収率:65%)。 実施例6:n−ヘキセン−1の不連続ヒドロホルミル化 厳密に酸素を排除しながら0.2Lのオートクレーブ中で、酢酸ロジウムの状 態の335ppmのRh(33mg)および32mmolのTPP−トリスグア ニジニウム塩(697mmolのP+++/Kg)を含有する105gの触媒溶液 を最初に導入する。125℃、25barの合成ガス圧(CO:H2=1:1) において3時間、触媒を予備調製(preforming:プレホーミング)する。オートク レーブを冷却しそして脱気した後に触媒溶液を取り出す。触媒溶液の一部を分析 する:335ppmのRh;293mmolのP+++/Kg;319mmolの P(全部で)/kg。 プレホーミングされた79.5gの触媒溶液を酷しく酸素を排除しながら40 .0gのn−ヘキセン−1(水性相と有機相との比=2:1)と一緒にオートク レーブ中に導入する。上述の条件のもとで3時間反応させそしてオートクレーブ を放圧し、その後に室温に冷やす。ガスクロマトグラフィー分析によると反応混 合物の有機相は63%のヘキセン、33%のヘプタナール類および0.7%の他 の成分が得られる。このヘプタナール類は89%のn−ヘプタナールおよび11 %の2−メチルヘキサナールより成る。 更に、4重量%のPEG400を触媒溶液に添加しそして上記の操作を同じ条 件で繰り返す。ガスクロマトグラフィー分析によると反応混合物の有機相は66 %のヘキセン、33%のヘプタナール類および0.1%の別の成分を含有してい る。このヘプタナール類は90%のn−ヘプタナールおよび10%の2−メチル ヘキサナールより成る。 グアニジウム−リガンドに比較するために、TPPTS−Na塩溶液を用いて 同じ実験条件のもとで実験を行なうと、有機相は以下の値を有している:75% のヘキセン、25%のヘプタナール類および0.3%の他の成分。このヘプタナ ール類は98%までのn−ヘプタナールおよび2%の2−メチル−ヘキサナール より成る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月4日(1999.2.4) 【補正内容】 この課題は一般式(I) [式中、nは1〜3の整数であり、 XはCl、Br、IまたはPF6であり、 R1およびR2は互いに同時に水素原子を意味しそしてR3およびR4は互いに同 時にメチル基を意味するかまたはR1およびR2は互いに同時にメチル基を意味 しそしてR3およびR4は互いに同時に水素原子を意味し、 R5はフェニル基を意味し そしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグアニジニウム置換基が存在し ている。] で表されるグアニジニウム−ホスフィンに関する。 上記課題は同様に式II[式中、nは1または2であり、 XはCl,Br,IまたはPF6であり、 R1、R2、R3およびR4は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素原子数1 〜6のアルキル基または水素原子であり、ただしR1およびR2が同時に水素原 子を意味しそしてR3およびR4が同時にメチル基を意味するかまたはR1およ びR2が同時にメチル基を意味しそしてR3およびR4が同時に水素原子を意味 する場合は除かれ、そして R5はフェニル基を意味し そしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグアニジニウム置換基が存在し ている。] で表されるグアニジニウム−ホスフィンによっても解決される。 本発明は同様に、一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを製造する方法 において、一般式(III) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるN−アミノフェニルホスフィンをジメチルシアナミドと反応させて一 般式(I)のグアニジニウムホスフィンを得ることを特徴とする、上記方法にも 関する。N−アミノフェニルホスフィンの製造は例えばJ.Organomet .Chem.1996、522、69、Phosphorus 1997、1、 187またはChem.Ber.1971、104、1722から公知である。 一般式(III)のN−アミノフェニルホスフィンを最初に当モル量のエーテル 性または水性HCl−溶液と反応させて一般式(IV) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるHCl付加生成物を得、次いでジメチルシアンジアミドとの反応段階 を実施するのが有利である。 本発明は同様に一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを製造する方法に おいて、第一および第二ホスフィンR5 3-nPHn(n=1または2)を式(V) [式中、R1、R2、R3およびR4は式(I)または(II)におけるのと同じ意味 を有しそして沃素原子はグアニジン残基に対してメタ−またはパラ位に存在す る。] で表されるメタ−またはパラ−沃化フェニルグアニジンと反応させることを特徴 とする上記方法に関する。C.Ferri、Reactionen der o rganischen Synthese,Georg Thieme Ver lag,シュトットガルト、1978、Synthesis 1988,46 0またはY.Yamamoto、S.Kojima,The Chemistr y of Amidines and Imidates,第2巻、Herau sgeb.S.Patai、Z.Rappoport,John Wiley& Sons,ニューヨーク、1991、第491頁からアルキル基で置換された シアナミドをアミン類または置換アニリンと反応させて置換グアニジン類を得る ことが公知である。 溶剤としてはアセトニトリル、ジメチルアセトアミド、エーテルおよび/また は炭化水素を使用するのが特に有利である。 触媒としては酢酸パラジウム(II)、パラジウム(II)−ハロゲン化ホスフィ ン錯塩、パラジウム(O)−オレフィン錯塩、パラジウム(O)−ホスフィン錯 塩並びに微細な金属パラジウムを使用する。 また、本発明は炭素−炭素結合反応のための触媒リガンドを製造するために式 (I)で表される化合物を用いることに関する。 本発明を塩化物、臭化物、沃化物および六フッ化燐酸塩の状態の本発明の化合 物を製造する以下の実施例によって更に詳細に説明する。 実施例1 20mLのジクロロメタンに2.55g(8.1mmol)のジフェニル−( 3−アミノフェニル)ホスフィンを溶解した溶液に3.5mLのエーテル性HC l−溶液(1.65N)を攪拌下に添加する。溶剤を留去しそして残留物を少量 のジエチルエーテルの添加によって結晶化させ、次いで減圧下に乾燥する。 98%の収率に相当する2.48gのジフェニル−(3−アミノフェニル)ホ スフィン−クロライドが得られる。 上記の生成物(2.48g;7.9mmol)を過剰のジメチルシアナミド( 2.90g;41.4mmol)に添加しそして110℃で12時間攪拌する。 過剰のジメチルシアナミドを除くために、高粘性の反応混合物を30mLのエタ ノールで抽出しそしてクリーム色に着色した固体物質として2.78gのジフェ ニル−[3−(N,N−ジメチルグアニジニウム)フェニル]ホスフィン−クロ ライドが得られる(収率:92%)。 実施例2 20mLのテトラヒドロフランに1.26g(4.3mmol)のフェニル− ビス(3−アミノフェニル)ホスフィンを溶解した溶液に5.1mLのエーテル 性HCl−溶液(1.65N)を攪拌下に添加する。白色生成物として1.53 gのフェニル−ビス(3−アミノフェニル)ホスフィン−ジクロライドが生じる (収率:97%)。 上記の生成物(1.53g;4.2mmol)を過剰のジメチルシアナミド( 1.20g;17.1mmol)に添加しそして110℃で12時間攪拌する。 過剰のジメチルシアナミドを除くために、高粘性の反応混合物を30mLのエー テルで抽出しそしてクリーム色に着色した固体物質として1.96gのフェニル ービス[3−(N,N−ジメチルグアニジノ)フェニル]ホスフィン−ジクロラ イドが得られる(収率:92%)。 実施例3 100mLの水に3.04g(9.90mmol)のトリス(3−アミノフェ ニル)ホスフィンを溶解した水溶液を13.5mLの塩酸(2N)で処理し、こ の透明な溶液を室温で30分攪拌する。溶剤を60℃で減圧下に留去しそして3 .21gのトリス(3−アモニオフェニル(ammoniophenyl))ホスフィン−トリ クロライドが無色の固体として得られる(収率:78%)。 上記の生成物(1.90g;4.6mmol)を過剰のジメチルシアナミド( 4.36g;61.4mmol)に添加しそして110℃で12時間攪拌する。 過剰のジメチルシアナミドを除くために、高粘性の反応混合物を30mLのエー テルで抽出しそしてクリーム色に着色した固体物質として2.79gのトリス[ 3−(N,N−ジメチルグアニジニウム)フェニル]ホスフィン−トリクロライ ドが得られる(収率:97%)。 実施例4 46.00g(0.21mol)の3−沃化アニリンを100mLの15%濃 度塩酸と混合する。その際に生じる3−沃化アニリニウム塩酸塩を吸引濾去し、 水で再結晶化しそして減圧下に乾燥する(収量:52.57g=98%)。アニ リニウム塩の総量を14.42g(0.205mol)のジメチルシアナミドと 混合しそしてオイルバス中で10分間に130℃に加熱する。反応の減衰後に反 応混合物を冷却し、100mLの水と混合しそして水溶性部分を濾別する。水溶 液を各100mLのジエチルエーテルで2度抽出処理し、KOHで10〜12の pH値に調整し、次いで100mLのジクロロメタンで3度抽出処理する。硫酸 マグネシウムによって乾燥したCH2CH2抽出物から溶剤を減圧下に除く。48 .2gのN’−(3−沃化フェニル)−N,N−ジメチルグアニジンが無色の固 体として残る(収率:81%)。 上記の生成物(32.10g=0.111mol)および6.16g(0.0 56mol)のPhPH2を150mLのアセトニトリルに溶解するために、注 意深く脱気しそして激しい攪拌下に溶液を窒素ガスで飽和させた後に0.25g (0.22mmol)のPd(Ph3P)4(0.2モル%)を添加する。この反 応混合物を還流下に40時間加熱し、次いで溶剤を減圧下に(20℃、0.2m bar)除く。その際に37.6gのフェニル−ビス(N,N’−ジメチルグア ニジニウム)フェニル−ホスフィンニ沃化物がクリーム色の残留物として残る( 収率:97%)。 実施例5 20.0g(78.3mmol)の4−沃化アニリン塩酸塩および3.29g (78.3mmol)のシアナミドを微細に粉砕し、入念に互いに混合する。こ の混合物を140℃で一緒に溶融し、この温度で約3分放置する。泡立ちながら および暗色に着色しながらグアニジニウム塩[4−I−C64−NH−C(NH22]Clが生じる。黒色の溶融ケーキ状物を冷やした後に200mLの熱水( 約80℃)中に取り、得られる溶液を各50mLのエーテルで5度抽出処理する 。次いで水性相を濃厚なKOHでpH10〜11に調整する。結晶化する4−沃 化フェニルグアニジン(16.7g)を吸引濾過し、全部で200mLの水で洗 浄しそして減圧状態(20℃、0.01mbar)で乾燥する(収量:16.7 g、82%)。 請求の範囲 1.一般式I [式中、nは1〜3の整数であり、 XはCl、Br、IまたはPF6であり、 R1およびR2は同時に水素原子を意味しそしてR3およびR4は同時にメチル 基を意味するかまたはR1およびR2は同時にメチル基を意味しそしてR3お よびR4は同時に水素原子を意味しそして R5はフェニル基を意味し そしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグアニジニウム置換基が存在 している。] で表されるグアニジニウム−ホスフィン。 2. 一般式(II) [式中、nは1または2であり、 XはCl、Br、IまたはPF6であり、 R1、R2、R3およびR4は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素原子数 1〜6のアルキル基または水素原子であり、ただしR1およびR2が同時に水 素原子を意味しそしてR3およびR4が同時にメチル基を意味するかまたはR 1およびR2が同時にメチル基を意味しそしてR3およびR4が同時に水素原子 を意味する場合は除かれ、そして R5はフェニル基を意味し そしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグアニジニウム置換基が存在 している。] で表されるグアニジニウム−ホスフィン。 3. 一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを製造する方法において、一 般式(III) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるN−アミノフェニルホスフィンをジメチルシアナミドと反応させて 一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを得ることを特徴とする、上記方 法。 4. 一般式(III)のN−アミノフェニルホスフィンを最初に当モル量のエー テル性または水性HCl−溶液と反応させて一般式(IV) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるHCl付加生成物を得、次いでジメチルシアナミドとの反応段階を 実施する請求項3に記載の方法。 5. 一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを製造する方法において、第 一および第二ホスフィンR5 3-nPHn(n=1または2、R5=フェニル基)を 式(V) [式中、R1、R2、R3およびR4は式(I)または(II)について規定したの と同じ意味を有し、そして 沃素原子がグアニジン残基に対してメタ−またはパラ位に存在する。] で表されるメタ−またはパラ−沃化フェニルグアニジンと反応させることを特 徴とする、上記方法。 6. 溶剤としてアセトニトリル、ジメチルアセトアミド、エーテルおよび/ま たは炭化水素を使用する請求項3〜5のいずれか一つに記載の方法。 7. 触媒として酢酸パラジウム(II)、パラジウム(II)−ハロゲン化ホスィ ン錯塩、パラジウム(O)−オレフィン錯塩、パラジウム(O)−ホスフィン 錯塩並びに微細な金属パラジウムを使用する請求項3〜6のいずれか一つに記 載の方法。。 8. 炭素−炭素結合反応のための触媒リガンドを製造するための式(I)また は(II)で表される化合物の用途。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ヘスラー・アントネラ ドイツ連邦共和国、D―42329 ヴッパー タール、ヒルデナー・ストラーセ、42 (72)発明者 テッパー・ミヒャエル ドイツ連邦共和国、D―42105 ヴッパー タール、マリーエンストラーセ、102 (72)発明者 ディボフスキー・ハーラルト ドイツ連邦共和国、D―85386 エヒング、 ヴァークストラーセ、3 (72)発明者 バールマン・ヘルムート ドイツ連邦共和国、D―46499 ハミンケ ルン、ローストラーセ、48 (72)発明者 リーデル・ミヒャエル アメリカ合衆国、テキサス州 77414、ベ イ・シティ、3016 アヴェニュー、6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式I [式中、nは1〜3の整数であり、 XはCl、Br、IまたはPF6であり、 R1、R2、R3およびR4は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素原子数 1〜6のアルキル基または水素原子でありそして R5はフェニル基を意味し そしてリン原子に対してメタ位またはパラ位にグアニジニウム置換基が存在 している。] で表されるグアニジニウム−ホスフィン。 2. R1がR2と同じでありそしてR3がR4と同じである請求項1に記載のグア ニジニウム−ホスフィン。 3. R1およびR2が水素原子またはメチル基である請求項1または2に記載の グアニジニウム−ホスフィン。 4. R3およびR4が水素原子またはメチル基である請求項1〜3のいずれか一 つに記載のグアニジニウム−ホスフィン。 5. 一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを製造する方法において、一 般式(II) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるN−アミノフェニル−ホスフィンをジメチルシアナミドと反応させ て一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを得ることを特徴とする、上記 方法。 6. 一般式(II)のN−アミノフェニルホスフィンを最初に当モル量のエーテ ル性またはHCl−溶液と反応させて一般式(III) [式中、nおよびR5は式(I)に規定したのと同じ意味を有する。] で表されるHCl付加生成物を得、次いでジメチルシアナミドとの反応段階を 実施する請求項5に記載の方法。 7. 一般式(I)のグアニジニウム−ホスフィンを製造する方法において、第 一および第二ホスフィンR5 3-nPHn(n=1または2)を式(IV) [式中、R1、R2、R3およびR4式(I)について規定したのと同じ意味を有 し、そして 沃素原子がグアニジン残基に対してメタ−またはパラ位に存在する。] で表されるメタ−またはパラ−沃化フェニルグアニジンと反応させることを特 徴とする、上記方法。 8. 溶剤としてはアセトニトリル、ジメチルアセトアミド、エーテルおよび/ または炭化水素を使用する請求項5〜7のいずれか一つに記載の方法。 9. 触媒として酢酸パラジウム(II)、パラジウム(II)−ハロゲン化ホスィ ン錯塩、パラジウム(0)−オレフィン錯塩、パラジウム(0)−ホスフィン 錯塩並びに微細な金属パラジウムを使用する請求項5〜8のいずれか一つに記 載の方法。。 10.炭素−炭素結合反応のための触媒リガンドを製造するための式(I)で表 される化合物の用途。
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