JP2001511707A - アルコール改質ポリイソシアネート含有の鋳型結合剤 - Google Patents

アルコール改質ポリイソシアネート含有の鋳型結合剤

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JP2001511707A JP52146898A JP52146898A JP2001511707A JP 2001511707 A JP2001511707 A JP 2001511707A JP 52146898 A JP52146898 A JP 52146898A JP 52146898 A JP52146898 A JP 52146898A JP 2001511707 A JP2001511707 A JP 2001511707A
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シン、リナ
ジー ダマン、ローレンス
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、改質ポリイソシヤネートを使用する鋳型結合剤系に関する。その改質されたポリイソシヤネートは、ポリイソシヤネートと1つの活性水素原子をもつ脂肪族アルコールを反応させることによって調製される。これらの改質ポリイソシヤネートは、フェノールレゾール樹脂を共に、鋳型骨材に添加して鋳型配合物を生成し、それを成形してガス状アミン硬化触媒で硬化される。

Description

【発明の詳細な説明】 アルコール改質ポリイソシアネート含有の鋳型結合剤 技術分野 この発明は、改質ポリイソシヤネートを使用する鋳型結合剤系に関する。その 改質されたポリイソシヤネートは、ポリイソシヤネートと1つの活性水素原子を もつ一官能性脂肪族アルコールを反応させることによって調製される。これらの 改質ポリイソシヤネートは、フェノールレゾール樹脂を共に、鋳型骨材に添加し て鋳型配合物を生成し、それを成形してアミン硬化触媒で硬化させる。 背景技術 金属部品を製造する鋳物産業に使用される主な方法の1つは砂型鋳造である。 砂型鋳造において、有機又は無機結合剤の混合物である鋳型配合物を成形及び硬 化することによって、使い捨ての鋳型(一般に鋳型及び中子)が作られる。その 鋳型及び中子を強化するために結合剤が使用される。 鋳型及び中子を作るために砂型鋳造で用いられる2つの主な方法は、無ベーク 法とコールドボックス法である。無ベーク法においては、液体硬化剤を骨材と混 合し、成形して硬化鋳型及び/又は中子が作られる。コールドボックス法におい ては、圧縮成形した配合物にガス状硬化剤を通して硬化鋳型及び/又は中子が作 られる。ガス状第三級アミン触媒で硬化されたポリウレタン−成形用結合剤は、 鋳型又は中子として被成形鋳型骨材を一緒に保持するためにコールドボックス法 にしばしば用いられる(例えば、米国特許第3、409、579号参照)。ポリ ウレタン−成形用結合剤は、一般にフェノール樹脂成分とポリイソシアネートか ら成り、それらは圧縮及び硬化前に砂と混合して鋳型用配合物を成形する。 米国特許第4、396、738号は、改質ポリイソシアネートを開示している 。これらの改質ポリイソシアネートは、ポリイソシアネートのイソシアネートの いくつかと、式ROH(式中のRは炭素原子数が6〜30の炭化水素である)を 有するモノヒドロキシアルコールとを前分的に反応させることによって得られる 。 発明の開示 この発明は、別々の成分として、 (A)フェノール樹脂成分;及び (B)1つの活性水素原子を有する脂肪族アルコールで改質したポリイソシ アネートからなるポリイソシアネート成分、 からなり、触媒的に有効量のアミン硬化触媒で硬化性のポリウレタン−成形用鋳 型結合剤系に関する。 その鋳型結合剤系は、特に鋳型を製造するコールドボックス製造法及び無ベー ク製造法に使用される鋳型配合物の製造に有用である。鋳型配合物は、鋳型及び 中子をガス状第三級アミンで硬化させることを含むコールドボックス法によって 鋳型及び中子を製造するのに使用するのが望ましい。硬化された鋳型及び中子は 鉄及び非鉄金属部品の鋳造に使用される。改質されたポリイソシアネートはガス 状第三級アミン硬化触媒の共存下で非水性媒質中でフェノール樹脂と反応する。 イソシアネート(NCO)の含量はポリイソシアネートと脂肪族アルコルとの反 応によって減少する。その減少量は改質の量に依存するが、その改質ポリイソシ アネートにおいてフェノール樹脂成分で硬化するのに十分なイソシアネート含量 が存在する。 改質されたポリイソシアネートの使用は、鋳型からの優れた剥離性、高防水性 、高ブルク硬化、及び優れた結合剤強度をもたらす。 図面の簡単な説明 図1は、中子製造サイクル数の増加に伴い中子をコアボックスから剥離するの に必要な圧力を示す。図1は、中子をコアボックスから剥離するのに必要な圧力 (この場合、結合剤は未改質ポリイソシアネートから作った本発明の範囲外)と 、結合剤を改質ポリイソシアネートから作った場合(本発明の範囲内)の圧力と 比較する。図2は、溶融金属を熱くかつ液体に保つスリーブの使用硬化を示 発明を実施するための最良の実施態様 本発明を説明における用語「ポリイソシアネート」は「ジイソシアネート」を 含み、「改質に適当なポリイソシアネート」は全てのポリイソシアネートを含む 。結合剤系のポリイソシアネートは少なくとも1つの改質ポリイソシアネートを 含有し、2以上、好適には2〜5の官能数(価)を有する。改質ポリイソシアネ ートは、イソシアネート基の少なくともいくつかがウレタン結合を形成するよう な脂肪族アルコールと反応するポリイソシアネートである。 改質ポリイソシアネートは、脂肪族、脂環式、芳香族、ハイブリッドポリイソ シアネート、擬プレポリマー及び前記のように改質ポリイソシアネートの調製に 使用するようなプレポリマーを含む非改質ポリイソシアネートで希釈することが できる。非改質ポリイソシアネートは、典型的に2〜50重量%、望ましくは1 5〜35重量%のNCO含量を有する。又、非改質ポリイソシアネートは、フェ ノール−ウレタン鋳型結合剤のポリイソシアネート成分の配合中に、一官能性脂 肪族アルコールの添加によって必要な濃度で現場で調製できる。ポイイソシアネ ート成分における改質ポリイソシアネートの量は、典型的にポリイソシアネート 成分におけるポリイソシアネートの全重量を基準にして1〜100重量%、望ま しくは2〜16重量%である。 改質ポリイソシアネートは、改質後典型的に1〜50重量%、望ましくは12 〜33重量%のNCO含量を有する。アルコールでの改質に適当な特定のポリイ ソシアネートは芳香族ポリイソシアネート、脂肪族及び/又は脂環式ポリイソシ アネート、及びそれらの混合物を含む。 代表的な芳香族ポリイソシアネートは、m−フェニレンジイソシアネート、2 、4−トルエンジイソシアネート、2、6−トルエンジイソシアネート、ナフタ レン−1、5−ジイソシアネート、1−メトキシフェニル−2、4−ジイソシア ネート、4、4’−ジフェニレンメタンジイソシアネート、4、4’−ジビフェ ニレンジイソシアネート、3、3’、4、4’−ジビフェニルジイソシアネート 、3、3’−ジメチル−4、4’−ジビフェニルジイソシアネート及び3、3’ −ジメチル−ジフェニル4、4’−ジイソシアネート;4、4’4”トリフェニ ルメタントリイソシアネート及びトルエン−2、4、6−トリイソシアネートの ようなトリイソシアネート及び4、4’−ジメチルヂフェニルメタン−2、2 ’、5、5’−テトライソシアネートを含む。それらの入手可能性及び性質から 特に有用なのは、4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、及びポリメチ レンポリフェニレンポリシソシアネートのような重合体ポリイソシアネートであ る。 改質に適当な代表的脂肪族ポリイソシアネートは、ヘキサメチレンジイソシア ネート、テトラメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1、4−ジイソシ アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(及び異性体)、イソホロンジイソ シアネート、及び4、4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートのような 環状ポリイソシアネートを含む。これらのポリソシアネートに基づいた種々のプ レポリマー、及び三量体も適当である、それらは芳香族又は脂肪族である。 代表的な混合ポリイソジアネートは、例えば、芳香族ポリイソシアネートと他 の芳香族ポリイソシアネート又は脂肪族ポリイソシアネート、又は、例えば、芳 香族及び指肪族ポリイソシアネートの混合三量体を含む。 ポリイソシアネートの改質に使用できる適当なアルコールは、次の構造式で表 すことができる: ROH 式中のRは炭素原子数が2〜50,好適には6〜30の線状又は枝別れ脂肪族基 である。Rは、その連鎖に沿って、炭素−炭素二重又は三重結合、芳香環、又は それらがイソシアネートと反応性でない限りさらに他の官能基を含むことができ る。R中の水素原子は、さらにフッ素原子と部分的又は全部を置換できる。 かかるアルコールの代表例は、n−ヘキシルアルコール、n−ヘプチルアルコ ール、n−オクチルアルコール、n−ノニルアルコール、n−デシルアルコール 、n−ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステア リルアルコール、アラキチジルアルコール、ベヘニルアルコール、イソヘキシル アルコール、2−エチルヘキサノール、2−エチルイソヘキサノール、イソデチ ルアルコール、イソstエアライルアルコール、オレイルアルコール、オ及びリ ノレイルアルコールのようなモノアルコールを含む。1H、1H,5H−オクタ フルオロ−1−ペンタノール、1H、1H−ヘプタフルオロ−ブタノール、1H 、1H−ヘプタフルオロ−オクタノール、1H、1H,2H、2H−ドデカフ ルオロ−1−ペプタノール、N−エチル−N−2−ヒドロキシエチルペルフルオ ロオクタンスルホナミド、等も適当である。これらアルコールの混合物も使用で きる。アルコールによるポリイソシアネートの改質法は周知である、例えば、米 国特許第4、396、738号を参照されたい。 改質ポリイソシアネートは、脂肪族、脂環式、芳香族、ハイブリッドポリイソ シアネート、擬プレポリマー及び前記のように改質ポリイソシアネートの調製に 使用するようなプレポリマーを含む非改質ポリイソシアネートで希釈することが できる。 それらの改質ポリイソシアネートは、ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂を アミン硬化触媒で硬化させるのに十分な濃度で使用される。一般に、ポリベンジ ル・エーテルフェノル樹脂のヒドロキシルに対するポリイソシアネートのイソシ アネート比は0.75:1.25〜1.25:0.75,望ましくは約0.9: 1.1〜1.1〜0.9である。ポリイソシアネートは、液体で使用される。固 体又は粘性ポリイソシアネートは、有機溶媒の形態で使用しなければならない、 その溶媒は一般に溶液の80重量%までの範囲で存在する。 結合剤系のフェノール樹指成分は、フェノールレゾール樹脂、好適にはポリベ ンジルエーテルフェノール樹脂からなる。フェノールレゾール樹脂は、周知の方 法にしたがって、過剰のアルデヒドとフェノールとをアルカリ性触媒又は二価の 金属触媒の共存下で反応させることによって調製する。特定の溶媒も接着促進剤 及び剥離剤のような種々の任意成分と共にフェノール樹脂成分に使用される。 ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂は、周知の方法にしたがって、二価の金 属触媒の共存下でアルデヒドとフェノールを反応させることによって調製される 。課題の結合剤組成物の生成に使用されるポリベンジル・エーテルフェノル樹脂 は米国特許第3、485、797号に詳細に記載されている。 これらのポリベンジル・エーテルフェノル樹脂はアルデヒドとフェノールとの 反応生成物である。それらはオルト−オルトベンジルエーエル橋である重合体の フェノール核を結合する優勢の橋を含有することが望ましい。それらは、アルデ ヒドとフェノールをモル非で少なくとも1:1,一般に1.1:1.0〜3.0 :1.0,望ましくは1.1;1.0〜2.0;1.0で、金属イオン触媒、 望ましくは亜鉛、鉛、マンガン、銅、スズ、マグネシウム、コバルト、カルシウ ム、又はバリウムのような二価の金属イオンの共存下で反応させることによって 調製される。一般に、フェノールレゾール樹脂の調製に使用するフェノールは次 の構造式で表される: 式中のBは水素原子、ヒドロキシル基、炭化水素基、オキシ炭化水素基、ハロゲ ン原子、又はそれらの混合体である。ビスフェノールAのような多重環フェノー ルも使用される。 ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂の調製に使用される適当なフェノールの 特定例はフェノール、o−クレゾール、p−クレゾール、p−ブチルフェノール 、p−アミルフェノール、p−オクチルフェノール、及びp−ノニルフェノール を含む。 そのフェノールと反応されるアルデヒドは、ホルムアルデヒド、アセトアルデ ヒド、プロピオンアルデヒド、フルフルアルデヒド及びベンズアルデヒドのよう なポリベンジル・エーテルフェノル樹脂の調製にこれまで使用されたアルデヒド を含む。一般に、使用されたアルデヒドは式R’CHO(式中のR’は水素又は 炭素原子数が1〜8の炭化水素基である)を有する。 ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂は非水性が望ましい。用語「非水性」は 、樹脂の重量を基準にして約10%、望ましくは約1%以下の量の水を含有する ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂を意味する。使用されるポリベンジル・エ ーテルフェノル樹脂は、液体又は有機溶媒に可溶性であることが望ましい。有機 溶媒における溶解度は骨材にフェノール樹脂成分の均一な分布を得ることが必要 である。ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂の混合体も使用できる。 アルコキシ−改質ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂もフェノール樹脂とし て使用される。これらのポリベンジル・エーテルフェノール樹脂は、低級アルキ ルアルコールを除いてこれまで記載した非改質ポリベンジル・エーテルフェノル 樹指と本質的に同一の方法で調製される、典型的にメタノールはフェノール及び アルデヒドと反応される、又は非改質フェノール樹脂と反応される。 ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂の外に、結合剤組成物のフェノル樹脂は 少なくとも1つの有機溶媒も含有する。溶媒の量は、フェノル樹脂成分の全重量 の40〜60重量%が望ましい。特定の溶媒及び溶媒混合物はポリイソシアネー ト成分に使用される溶媒と共に検討する。 当業者は、フェノール樹脂成分及びポリイソシアネート成分に適当な特定の溶 媒の選択法を知ることができる。ポリベンジル・エーテルフェノル樹脂において ポリベンジル・エーテルフェノール樹脂と使用される有機溶媒は、芳香族溶媒、 エステル、エーテル及びアルコールであるが、これら溶媒の混合体が望ましい。 ポリイソシアネートとポリベンジル・エーテルフェノル樹脂間の極性差は、両 成分が相容性である溶媒の選択を制限することが知られている。かかる相容性は 、本発明の結合剤組成物の完全反応及び硬化を得るのに必要である。プロトン性 又は非プロトン性の極性溶媒がポリベンジル・エーテルフェノル樹脂に良好な溶 媒であるが、ポリイソシアネートとの相容性が制限される。 その極性溶媒は芳香族溶媒と非相容性になるように極度の極性にすべきでない 。適当な極性溶媒は一般にカプップリング溶媒として分類されているものであっ て、フルフラル、フルフリルアルコール、セルソルブアセテート、ブチルセルソ ルブ、ブチルカルビトール、ジアセトンアルコール及びテキサノールを含む。他 の極性溶媒は米国特許第3、905、934号に開示のタイプのようなジアルキ ルフタレート液体ジアルキルエステル及びジメチルグルタレートのような他のジ アルキルエステルを含む。 芳香族溶媒は、ポリイソシアネートと相容性であるけれども、フェノール樹脂 との相容性が劣る。従って、溶媒の混合体及びの芳香族溶媒と極性溶媒の特定の 混合体を使用することが望ましい。適当な芳香族溶媒はベンゼン、トルエン、キ シレン、エチルベンベン、及びそれらの混合物である。好適な芳香族溶媒は、少 なくとも90%の芳香族含量及び138℃〜232℃の沸点範囲を有する混合溶 媒である。 限定量の脂肪族及び/又は脂環式溶媒又はそれらの混合物をポリイソシアネー ト成分と使用できる。かかる溶媒の例はミネラルスピリット、ケロシン及びナフ サである。少量の芳香族溶媒もその溶媒に共存できる。 結合剤にベンチライフ・エクステンダーを添加することも有用である。ベンチ ライフ・エクステンダは、砂と混合した後結合剤系の2成分の早期反応を抑制す る。早期の反応は、鋳型配合物の流動性を下げて、砂配合物で作成した鋳型及び 中子の強度を下げる。ベンチライフ・エクステンダーは一般に結合剤のポリイソ シアネート成分に添加する。ベンチライフ・エクステンダーの例は、米国特許第 4、436、881号及び米国特許第4、683、252号に記載のものような 有機リン含有化合物、及び米国特許第4、540、724号、及び米国特許第4 、602、069号に記載のもののような無機リン含有化合物である。ポリイソ シアネート成分に使用されるベンチライフ・エクステンダーの量は、一般に結合 剤の全重量を基準にして0.01〜3.0重量%、望ましくは0.1〜0.8重 量%である。 乾燥油、例えば、米国特許第4、268、425号に開示されているものもポ リイソシアネート成分に使用される。乾燥油は合成又は天然産であって、2つ以 上の二重結合を有する脂肪酸のグリセリドを含み、空気にさらしたときに酸素を 吸収して過酸化物を与え、それが不飽和部分の重合を触媒する。 他の任意の成分は、剥離剤及び防水性の改善に使用されるシランを含む(例え ば、米国特許第4、540、724号参照)。 結合剤系は、二液系にすることが望ましく、1つの容器にフェノール樹脂成分 、そして別の容器にポリイソシアネート成分をいれる。一般に、結合剤系は混合 し、次に砂又は骨材と混合して鋳型配合物を生成する、又は成分を骨材と順次混 合することによって生成できる。フェノール樹脂成分は、イソシアネート成分と 砂を混合する前に最初に砂と混合することが望ましい。結合剤を骨材粒子に分配 する方法は当業者には周知である。配合物は、任意に、酸化鉄、粉砕亜麻繊維、 ウッドセリアル、ピッチ、耐火物粉、等のような他の成分を含有できる。 種々のタイプの骨材及び結合剤の量を用いて周知技術によって鋳型配合物を調 製する。その結合剤系及び適当な骨材を使用することによって精密鋳造用の普通 の型、及び耐火物型を調製できる。使用する結合剤の量及び骨材の種類は当業者 には既知である。鋳型配合物の調製に使用される好適な骨材は、少なくとも約7 0重量%望ましくは約85重量%がシリカである砂である。普通の鋳型に適当な 他の骨材はジルコン、オリビン、アルミノシリケート、クロマイト砂、等を含む 。 普通の砂型鋳型の場合、結合剤の量は一般に骨材の重量を基準にして約10重 量%以下、しばしば、約0.5〜7重量%の範囲内の場合が多い。普通の砂型鋳 型の結合剤含量は骨材の重量を基準にして約0.6〜5重量%、望ましくは約1 〜5重量%の範囲内の場合が最も多い。 使用する骨材は乾燥状態が望ましいが、砂の重量を基準にして少量の水分、一 般に約1.0重量%以下、望ましくは0.5重量%以下が許容される。これは、 しようする溶媒が非水混和性の場合、又は硬化に必要な量より過剰なポリイソシ アネートを使用するとポリイソシアネートが水と反応するので特に真実である。 鋳型配合物は、必要な形状に成形される、その際硬化することができる。硬化 は、米国特許第3、409、579号に記載されているような成形配合物に第三 級アミンを通すことによって行うことができる。 実施例は、本発明の特定の実施態様を説明する。これらの実施例は、当業者に 本発明の実施を可能にする。これらの特定の開示以外に、他の多くの他の実施態 様が可能である。 実施例 実施例1−3は本発明の範囲内の改質ポリイソシアネートの調製を説明する。 実施例4−8は、鋳型結合剤に改質ポリイソシアネートを使用して、剥離剤の使 用又は無使用でコールドボックス法によって鋳型中子の製造を説明する。引張り 強さは、引張り試験機(Thwing Alber IntelectII−S td.Instrument社製のUSA19154)で測定した。実施例の全 てにおいて、試験試料は、コールドボックス法により、成形した配合物にトリエ チルアミン(TEA)を1.0秒接触させることによって製造した。全ての部は 重量部であり、温度は全て特に断らない限り℃である。次の略語を実施例に使用 した: MONDIJR MRS5 = BayerAGによって販売され、32%のフ リ−NCO含量と2.4の官能価を有するポリメ チレンポリフェニルイソシアネート. MONDUR MR = BayerAGによって販売され、32%のフ リ−NCO含量と2.7の官能価を有するポリメ チレポリフェニルイソシアネート. RESIN = 触媒として二水和酢酸亜鉛で調製し、米国特許 第3、485、797号の実施例に記載の線に沿 って調製した単位モルのフェノール当たり0.0 9モルのメタノールの添加で改質したポリベンジ ルエーテルフェノール樹指. 実施例1 (4モル%オレイルアルコールで調製し、28%のNCO 含量を有する改質MDNDUR MR) 凝縮器、機械的攪拌機及び滴下漏斗を備えた3首丸底フラスコに、窒素雰囲気 下でMONDVR MR(100部、32%NCO含量)を添加して、これにオ レイルアルコール(4モル%、9.6mL、8部)を室温で10分かけて滴下し た。その反応を60℃で1時間加熱して、28%NCO含量、Carr−Med エオメータで測定して室温(25℃)で3.6ポアズの粘度、60℃で0.5ポ アズを有するオレイル改質イソシアネートを提供した。混合体におけるオレイル アルコールの重量%がポリイソシアネートの全重量(改質及び非改質)を基準に して3.7重量%であるように、改質ポリイソシアネートを非改質ポリイソシア ネート、MONDUR MRと重量比で1:1に混合した。 実施例2 (10モル%オレイルアルコールで調製し、22%のNCO 含量を有する改質MDNDUR MR) 反応は実施例1に類似して行った。MONDUR MR(100部、32%N CO含量)にオレイルアルコール(20部)を添加した、そして22%NCO含 量、Carr−Medエオメータで測定して室温(25℃)で12ポアズの粘度 、60℃で0.8ポアズを有するオレイル改質イソシアネートを提供した。混合 体におけるオレイルアルコールの重量%が有機ポリイソシアネートの全重量(改 質及び非改質)を基準にして8.4重量%であるように、改質ポリイソシアネー トを非改質ポリイソシアネート、MONDUR MRと重量比で1:1に混合し た。混合体におけるオレイルアルコールの重量%が有機ポリイソシアネートの全 重量(改質及び非改質)を基準にして4.2重量%であるように、改質ポリイソ シアネートを非改質ポリイソシアネート、MONDUR MRと重量比で1:3 に混合した。 実施例3 (4モル%イソセチルアルコールで調製し、28%のNCO 含量を有する改質MDNDUR MR) 反応は実施例1に類似して行った。MONDUR MR(100部、32%N CO含量)にイソセチルアルコール(4モル%、6.9部)を添加した、そして 28%NCO含量、Carr−Medエオメータで測定して室温(25℃)で3 .5ポアズの粘度、60℃で0.52ポアズを有する改質イソシアネートを提供 した。混合体におけるイソセチルアルコールの重量%がポリイソシアネートの全 重量(改質及び非改質)を基準にして3.2重量%であるように、改質ポリイソ シアネートを非改質ポリイソシアネート、MONDUR MRと重量比で1:1 に混合した。 比較A及び実施例4−6 (無剥離剤の配合物) 比較例及び実施例4−6は、鋳型試験型(ドッグボーン状)の調製を説明する 。比較Aは、非改質ポリイソシアネートを使用するが、実施例4、5及び6は、 剥離剤を含有しないポリイソシアネート生成結合剤系において改質ポリイソシア ネート又はその希釈物を使用する。部I及び部IIの配合を表1に示す。 表1 (結合剤の配合表) 比較例A及び実施例において、中子は比較例A及び実施例4−6の結合剤で作 った。砂配合物(Manley iL5Wレークサンド)を55重量%の部Iと 45重量%の部IIを含んだ。その砂混合物は4000部のManley1L5 Wレークサンドに表1に示すように1.5重量5の結合剤を含有した。 得られた鋳型配合物は、ブローイングによってドッグボーン状のコアボックス に圧縮、米国特許第3、409、579号に記載のコールドボックス法を用いて 硬化させた。この場合の被圧縮配合物は次に圧力1.4kg/cm2の窒素中で TEAの混合体と1.0秒間接触させ、続いて圧力4.2kg/cm2の窒素で 6秒間パージした、それによって標準の方法を用いてAFS引張り試料(ドッグ ボーン)を成形した。試験の型はREDFORD CBT−1中子ブロアーを使 用して得た。 ベンチライフが零の鋳型配合物で作ったドッグボーン状中子の引張り強さは、 直ちに(1分)、3時間、24時間、及び閉鎖容器内で環境条件で100%相対 湿度で貯蔵後24時間後に測定した。また、それらは、鋳型配合物が3時間のベ ンチライフをもった後、直ちに及び24時間後に測定した。ドッグボーン状型の 引張り強さの測定は、実際の鋳造操作において砂と結合剤の混合物が以下に動作 するかを予測できる。それらの型の低引張り強さは、フェノール樹脂及びポリイ ソシアネートが硬化前に砂と混合後により激しく反応したことを示す。 オレイルアルコールで改質したMONDUR MRの引張り特性を表IIに示 す: 表II 無剥離剤で改質及非改質MONDUR MRで調製の試験中子の引張り強さ 表IIは、中子洗浄無しで改質ポリイソシアネートを使用したときに中子の耐 湿性が増したことを示す。データはさらに、オレイルアルコールによりポリイソ シアネートの改質量が増すと耐湿性がさらに増すことを示す。 実施例7−8 (内部剥離剤を有する配合物) 比較例A及び実施例4−5に使用した配合物を、タル油脂肪酸のような内部剥 離剤0.8部を表1に示した配合物の対応する部Iに添加したことを除いて、比 較例B及び実施例7−8に使用した。表IIIは、比較例Bの部1に内部剥離剤 をもったもの及びオレイルアルコールで改質した2つのポリイソシアネートでの 引張り強さの相違を示す。相対湿度100%での引張り強さは、オレイルアルコ ールで改質したポリイソシアネートを含有する結合剤を使用して作った中子が著 しく高い。 表III 内部剥離剤含有の改質及び非改質ポリイソシアネート で調製した試験中子の引張り強さ 実施例9−10 結合剤に剥離剤無使用の場合の剥離性の測定) シリング粘着試験によって、従来の非改質ポリイソシアネート(MONDUR MR含有の比較結合剤系)及び実施例1の改質ポリイソシアネート(4.2w t%のオレイルアルコール)及び実施例2の改質ポリイソシアネート(8.4w t%のオレイルアルコール)を含有する結合剤で作成した中子の剥離特性を測定 した。実施例2の改質ポリイソシアネート(4.2wt%)を使用した結合剤系 は、表IIに示した実施例4の結合剤系であった。実施例2の改質ポリイソシア ネート(8.4wt%)を使用した結合剤系は、表IIに示した実施例5の結合 剤系であった。結合剤系はいずれも内部剥離剤を含有しなかった。 結合剤系で作成した中子の剥離性を試験するために使用したシリンダ粘着試験 は、Manley1L5Wレークサンドを2x4インチのステンレス鋼シリンダ に反復ブローイングする工程を含んだ。引張り試験機を使用して、鋼シリンダか ら硬化シリングサンドを除去するのにかかる圧力(psi)を測定した。結合剤 の量は、配合物の部Iの55重量%及び部IIの$5重量%で1.5重量%で有 った。 使用した中子ブロアーは、ガス圧が1.4kg/cm2そしてブロー圧力が4 .2kg/cm2のRedford CBT−1(商品名)であった。圧力を測 定する引張り試験機は、QC−1000引張り試験機(米国Thwing−Al bert Instrument社製)であった。 表IV(その結果を図1にグラフで示す)は、市販のポリイソシアネート、M ONDUR MRと4.2重量%(実施例4)及び8.4重量%(実施例5)の オレイルアルコールで調製したポリイソシアネートを含有するポリイソシアネ− ト成分を比較することから得られた結果のデータを示す。図1は、非改質ポリイ ソシアネートより著しく低いオレイルアルコール改質ポリイソシアネートの圧力 を示す。また、ポリイソシアネートの主鎖におけるオレイルアルコールの量の増 加と共に、非改質ポリイソシアネートより著しく低い圧力を与える。オレイルア ルコール改質ポリイソシアネートは、非改質ポリイソシアネートと比較して優れ た剥離特性を与えた。改質ポリイソシアネートをMONDUR MRS−5と比 較した同様の結果を示す。 表IV (非改質ポリイソシアネートと改質ポリイソシアネートで 作った結合剤の中子剥離の比較) バルク硬化試験 バルク硬化は、所定のアミンで樹脂の硬化効率を決定する又は所定の樹脂系対 して種々のアミンの硬化効率を比較する方法である。その方法は、樹脂/砂の 配合物を調製し、その樹脂/砂の配合物を装置に装填し、硬化剤でガス処理し、 そして樹脂/砂の配合物の硬化効率を測定する工程を含む。その方法は、コール ドボックス結合剤系の使用を含む。内部剥離剤を含有しない改質イソシアネート のバルク硬化は、内部剥離剤を含有した非改質イソシアネートと比較してトリエ チル硬化剤で10〜15%高い硬化を示した。バルク硬化の研究は、約66℃で 既知量の硬化剤(100マイクロリットルのトリエチルアミン)、既知量の結合 剤量(1.5重量%)及び1200gの砂、部Iと部IIの比が55:45で行 った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 別々の成分として、 (A)フェノール樹脂成分;及び (B)1つの活性水素原子を有し、脂肪族アルコールで改質したポリイソ シアネートからなるポリイソシアネート成分、 からなり、触媒てきに有効量のアミン硬化触媒で硬化性のポリウレタン−成形 用鋳型結合剤系。 2. フェノール樹脂成分が、(a)二価の金属触媒の共存下でアルデヒド:フ ェノールのモル比が1.1:1〜3:1であるように、アルデヒドとフェノール を反応させることによって調製したポリベンジルエーテルフェノール樹脂、及び (b)レゾール樹脂が可溶性である溶媒からなる請求項1記載の結合剤系。 3. フェノールは、フェノール、o−クレゾール、p−クレゾール及びそsr えらの混合物からなる群か選択する請求項2記載の結合剤系。 4. アルデヒドがホルムアルデヒドである請求項3記載の結合剤系。 5. ポリイソシアネート成分のNCO含量が12%〜33%である請求項4記 載の結合剤系。 6. 1つの活性水素を含有する化合物は、イソセリルアルコール、イソステア リルアルコール、オレイルアルコール及びそれらの混合物から選択される請求 項5記載の結合剤系。 7. ポリベンジルエーテルフェノール樹指のヒドロキジル基と、ポリイソシア ネート硬化剤のイソシアネート基の比が、0.80:1.2〜1.2:0.8 0である請求項6記載の結合剤系。 8. フェノール樹指の調製に使用する二価の金属触媒が亜鉛である請求項7記 載の方法。 9. 改質ポリイソシアネート成分のNCO含量が12%〜33%である請求項 8記載の結合剤系。 10. (A)主量の骨材と、 (B)請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の有効結合量の 結合剤系、 からなる鋳型配合物。 11. 結合剤組成物は、骨材の重量を基準にして0.6〜5.0重量%である 請求項9記載の鋳型配合物。 12. 次の工程からなり、コールドボックス法による鋳型の製造法: (a)請求項10記載の鋳型配合物を生成する工程; (b)工程(a)から得た鋳型配合物を原型に導入することによって、鋳型 を成形する工程; (c)成形された鋳型配合物に第三級アミン触媒を接触させる工程;及び (d)工程(c)の鋳型を原型から除去する工程。 13. 第三級アミン触媒は、ガス状第三級アミン触媒である請求項12記載の 方法。 14. 結合剤組成物の量は、骨材の重量を基準にして0.6〜5.0重量%で ある請求項13記載の方法。 15. 第三級アミン触媒は、液体第三級アミン触媒である請求項12記載の方 法。 16. 次の工程からなる金属鋳造法: (a)請求項12に従ってい鋳型を調製する工程; (b)液状の金属を前記鋳型の周囲に注入する工程; (c)前記金属を冷却、凝固させる工程;及び (d)次に成形された品物を分離する工程。
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