JP2001511445A - 外科手術による癒着を予防するための選択性r×rアゴニストの使用 - Google Patents

外科手術による癒着を予防するための選択性r×rアゴニストの使用

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JP2001511445A
JP2001511445A JP2000504850A JP2000504850A JP2001511445A JP 2001511445 A JP2001511445 A JP 2001511445A JP 2000504850 A JP2000504850 A JP 2000504850A JP 2000504850 A JP2000504850 A JP 2000504850A JP 2001511445 A JP2001511445 A JP 2001511445A
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mmol
retinoid derivative
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ナイア,ジーナ
クリストファー ズシ,フレッド
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Bristol Myers Squibb Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外科手術による癒着形成の予防または最小限化に有用な成分を提供する。 【解決手段】 ある種のレチノイド誘導体(それらの大部分または全てが選択的RXRレチノイドアゴニストである)を外科手術のよる癒着形成の予防および最小限化に用いうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はR×Rレチノイドレセプターのアゴニストを用いて外科手術後の癒着
形成を最小限とするか、または予防する方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
レチノイン酸およびその天然および合成類似体は広い範囲の生物学的効果を奏
する。これらのものは細胞増殖および分化に影響することがわかっていて、種々
の皮膚病および悪性腫瘍状態に有用である。
【0003】 米国特許第5,534,261号には、レチノイド、特に全トランスレチノイ
ン酸が外科手術後の癒着形成を最小限または予防するのに使用し得ることが開示
されている。しかしながら、選択性R×Rアゴニストがこの同じ有用性を有して
いることについて何も開示がなく、また本発明の特別なレチノイド誘導体につい
て何も開示されていない。
【0004】 R×Rレチノイドレセプターの選択性アゴニストは、所定のレチノイド様化合
物が選択性R×Rアゴニストとみなされるか否かを定めるための適当なアッセイ
と共に、文献で知られている。例えば、米国特許第5,455,265号および
第5,399,586号には様々なこのような化合物がまたレチノイドが有用で
ある同一の疾病または状態での有用性が開示されている。米国特許第5,455
,265号には、R×R選択性アゴニストが細胞増殖および分化の調節剤として
有用であり、そして例えばアクネ、ダリエ病、乾癬、魚りん癬、湿疹、およびア
トピー性皮膚病のような皮膚病を治療する薬剤、例えば上皮がん、乳がん、前立
腺がん、頭部および頸部がんおよび骨髄性白血病のような悪性過剰増殖性疾患の
治療、予防薬剤、新生内膜の過剰増殖から生じるアテローム性動脈硬化症および
再狭窄の逆転、予防剤、例えば子宮内膜肥大、良性前立腺肥大、増殖性ガラス体
網膜症および形成異常症のようなその他の非悪性過剰増殖性疾患の治療、予防薬
剤、自己免疫性疾患および免疫異常(例えばエリテマトーデス)の治療薬剤、例
えば肺線維症のような慢性炎症性疾患の治療薬剤、例えば異脂肪症のような脂質
代謝および輸送に関連した疾患の治療、予防薬剤、創傷治癒促進剤、ドライ・ア
イ症候群の治療薬剤および皮膚に対する日焼け障害効果の逆転、予防の薬剤とし
て特に有用である。米国特許第5,399,586号には、R×Rアゴニスト、
特に選択性R×Rアゴニストが腫瘍細胞のアポトーシスを誘起することが開示さ
れている。
【0005】 先行技術はまた選択性R×Rアゴニストが意外にも実質的な催奇形活性を欠除
し、そして皮膚毒性、すなわちその他のクラスのレチノイド化合物による重大な
不利点である特性を実質的低減していることを指示している。
【0006】 米国特許第5,455,265号には、R×Rレセプター部位およびRARレ
セプター部位でのアゴニストとしてのレチノイドまたはレチノイド様化合物の効
力を測定するための適当なアッセイが開示されている。本発明での「選択性」R
×Rアゴニストなる用語を定義するために、本願出願人は、米国特許第5,45
5,265号で使用されているとおりこの用語の定義を採用する。すなわち、「
選択性」R×Rアゴニストは、R×Rレセプター部位次いでRARレセプター部
位においてアゴニストとして少なくとも約10倍強力であるアゴニストである。
【0007】 本発明は、その大部分または全部が選択性R×Rアゴニスト化合物であるよう
なある種のレチノイド誘導体が外科手術後の癒着形成を最小限とするか、または
予防するのに有用である知見に関係するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、組織修復を可能とするのに十分な時間の間器官表面の外科手
術活動部位に対して、その大部分または全部が選択的R×Rアゴニストである以
下に示す一般式Iを有するレチノイド誘導体の有効量を投与することからなる器
官表面間の外科手術後の癒着形成を最小限とするか、または予防する方法が提供
される。
【0009】 本発明の主題であるレチノイド誘導体は次の一般式を有しているか;またはそ
の製薬上許容し得る塩である:
【0010】
【化10】
【0011】 〔式中、Zは
【0012】
【化11】
【0013】 または
【0014】
【化12】
【0015】 であり、ここでQ,XおよびYはそれぞれ独立してO,SまたはCH であり ;Aは−(CR −であり、ここでnは1−3であり; BおよびCはそれぞれ独立してO,S,CH またはC(CHであり ;そして R およびR は水素または(C −C )アルキルである〕
【0016】
【発明の実施の形態】
癒着、特に腹膜外科手術後の癒着は術後の罹病率および死亡率の主要な原因で
ある。虫垂切除術および婦人科学の外科手術は臨床上重要な癒着形成に関係する
最もひんぱんな外科的手法である。腹腔内癒着の最も重篤な合併症は腸閉塞症で
ある。さらには、癒着は慢性または再発性骨盤疼痛を伴い、また婦人では不妊症
を伴っている。
【0017】 癒着形成の予防のための様々なアプローチが開発されているが、有効な治療的
アプローチは現在まで発見されていない。 癒着形成の予防のためのレチノイドの使用は米国特許第5,534,261号
に開示されている。この特許で使用されている「レチノイド」なる用語はいくつ
かの方法で定義されているが、選択性R×Rアゴニストについては何ら触れると
ころがなく、またこのアゴニストがこの特性を有することも指示されていない。
【0018】 意外にも、出願人は、その大部分または全部が選択性R×Rアゴニストである
ようなある種のレチノイド誘導体が癒着形成を予防するか、または最小限とする
のに格別に強い活性を有することを見い出した。先行技術で選択性R×Rアゴニ
ストについて開示されている催奇形性および皮膚刺激性の低下または不存在(例
えば、次のものを参照されたい:H Jiang等,Biochemical Pharmacology Vol 50,669−676(1995);DM Kochhar等,Chemico−Biological Interac
tions Vol 100,1−12(1996);C Willhite等
,Drug Metabolism Reviews Vol 28,105−
119(1996);SM Thatcher等,J Pharmacolog
y and Experimental Theraputics Vol 2
82,528−534(1997);RL Beard等,J Medicin
al Chemistry Vol 39,3556−63(1996))によ
り、このようなアゴニストがこの用途において米国特許第5,534,261号
に開示されているレチノイドよりもさらに有用なものとしている。
【0019】 それで、本発明によれば、組織修復を可能とするのに十分な時間の間器官表面
の外科手術活動部位に対して有効量の上記一般式Iを有するレチノイド誘導体を
動物宿主に投与することからなる器官表面の間での外科手術後の癒着形成を最小
限とするかまたは予防する方法が提供される。
【0020】 一般式Iの好ましい化合物はBおよびCが共にC(CH である化合物
、すなわち次の式IAの化合物である。
【0021】
【化13】
【0022】 (式中、ZおよびR は式Iの化合物について先に定義したとおりである) 式IおよびIAの最も好ましい化合物はR が水素である化合物である。 本発明の化合物はカルボン酸官能基を有し、それ故に適当な塩基と塩を形成す
ることができる。本発明では、通常の塩基、すなわち無機および有機双方の塩基
で形成される式Iの化合物の製薬上許容し得る塩を包含することが企図されてい
る。適当な塩の例には、アンモニウム、アルカリ金属塩、特にナトリウムおよび
カリウム、アルカリ土類金属塩例えばカルシウムおよびマグネシウムとの塩、お
よび適当な有機塩基例えば低級アルキルアミン(メチルアミン、エチルアミン、
シクロヘキシルアミン等)または置換低級アルキルアミン(例えばヒドロキシ置
換アルキルアミン例えばジエタノールアミン、トリエタノールアミンまたはトリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)との塩、または例えばピペリジンまたは
モルホリンのような塩基との塩が包含される。 本発明の化合物の例を次に示す。
【0023】
【化14】
【0024】
【化15】
【0025】
【化16】
【0026】 化合物I−V,VIIおよびIXはMI Dawson等;J Medici
nal Chemistry,1995,38,3368−3383に報告され
ていて、そこにはこれらの化合物は選択性R×Rアゴニストとして記載されてい
る。化合物VI,VIII,XおよびXIは次のスキームを用いて製造すること
ができる:
【0027】
【化17】
【0028】 ジアリールケトン−エステル1をジオール、ジチオールまたは混合アルコール
/チオールと酸性条件下に縮合させて環状ケタール−エステル2を生成させ、そ
のエステル基を次に加水分解して最終化合物3を得る。
【0029】
【実施例】
実施例1: 4−〔4−メチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル−5,6 ,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジオキソラン− 2−イル〕安息香酸、化合物VI ケト−エステル1(R=H,MI Dawson等;J Medicinal Chemistry 1995,38,3368−3383から)750mg
(2.1ミリモル)および1,2−プロパンジオール1.6ml(1.66g;
21.9ミリモル)をベンゼン40mlに溶解し、次にp−トルエンスルホン酸
−水和物50mgを加えた。得られた混合物を次に室温に冷却し、5%NaHC
水溶液、水(×2)およびブラインで洗った。有機層をMgSO で乾燥
し、濾過し、次に直接シリカに真空蒸発させた。5%EtOAc/ヘキサンを用
いてシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィーによって、無色粘稠な油と
して生成物870mg(99%)が得られた。NMRにより、所望の化合物プラ
スその異性体:4−〔5−メチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル−5,
6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジオキソラン
−2−イル〕安息香酸メチルエステルが存在していることがわかった。各異性体
は一対の鏡像体として存在している。 H NMR(300MHz,CDCl ):1.24(d,12H),1
.37(dd,3H),1.65(d,4H),3.55−3.65(m,1H
),3.9(d,3H),4.05−4.35(m,2H),7.15−7.2
5(m,2H),7.42(dd,1H),7.65(m,2H),8.05(
m,2H);IR:2959,1727,1277,1110 cm−1;MS
(ESI):409(M+H)
【0030】 4−〔5−メチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,8−
テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕−ジオキソラン−2−イル
〕−安息香酸メチルエステル870mg(2.1ミリモル)をMeOHの10m
lプラスTHFの10mlに溶解した。1.0N NaOH 8.0ml(8.
0ミリモル)を加え、そして得られた混合物を室温で24時間かくはんした。反
応混合物を1.0N HCl 8.0ml(8.0ミリモル)で中和し、水で希
釈し、そしてEtOAcで数回洗った。合した有機抽出液を水(×2)、ブライ
ンで洗い、MgSO で乾燥し、濾過し、次に真空蒸発させるとジオキソラン 酸775mg(92%)が白色固体として得られた。生成物をヘキサン/CH Cl から再結晶すると白色固体VI 570mgが得られた。NMRにより
、所望の化合物プラスその異性体:4−〔5−メチル−2−(5,5,8,8−
テトラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1
,3〕ジオキソラン−2−イル〕安息香酸(化合物VI)の存在がわかった。各
異性体は一対の鏡像体として存在している。 H NMR(300MHz,CDCl ):1.24(d,12H,J=
4.8Hz),1.36(dd,3H,J=14.7Hz,6.0Hz),1.
65(d,4H,J=3.3Hz),3.55−3.65(m,1H),4.0
5−4.35(m,2H),7.15−7.25(m,2H),7.43(dd
,1H,J=7.5Hz,2.1Hz),7.65(m,2H),8.07(m
,2H);IR:2962,1689,1423,1291,1084,102
0cm−1;MS(ESI):393(M−H) ;分析値:C2530 に対する計算値:C,76.11;H,7.66.実測値:C,76.01 ;H,7.71.
【0031】 実施例2: 4−〔5,5−ジメチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジオキサ ン−2−イル〕安息香酸、化合物VIII ケトエステル1(R=H,MI Dawson等;J.Medicinal Chemistry 1995,38,3368−3383から)750mg(
2.1ミリモル)および2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール2.2g
(21.1ミリモル)をベンゼン40mlに溶解し、次にp−トルエンスルホン
酸−水和物50mgを加えた。得られた混合物をDean−Starkトラップ
下に24時間加熱還流した。反応混合物を室温に冷却し、5% NaHCO 水溶液(2×)、水およびブラインで洗った。有機層をMgSO で乾燥し、 濾過し、次にシリカに直接真空蒸発した。3%〜5% EtOAc/ヘキサン勾
配を用いてシリカによるフラッシュクロマトグラフィーによって、無色油として
4−〔5,5−ジメチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジオキサン−2−イル
〕安息香酸メチルエステル890mg(95%)が得られた。 H NMR(300MHz,CDCl ):1.0(d,6H),1.2
1(s,6H),1.22(s,6H),1.63(s,4H),3.6(q,
4H),3.9(s,3H),7.19(dd,1H),7.21(s,1H)
,7.4(d,1H),7.6(d,2H),8.0(d,2H);IR:29
56,1727,1277,1101 cm−1;MS(ESI):437(M
+H)
【0032】 4−〔5,5−ジメチル−2−(5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7
,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジオキサン−2−イ
ル〕安息香酸メチルエステル890mg(2.0ミリモル)をMeOH 25m
lプラスTHF 25mlに溶解した。1.0N NaOH 8.0ml(8.
0ミリモル)を加え、そして得られた混合物を室温で24時間かくはんした。反
応混合物を1.0N HCl 8.0ml(8.0ミリモル)で中和し、水で希
釈し、そしてEtOAcで数回抽出た。合した有機抽出液を水(2×)、ブライ
ンで洗い、MgSO で乾燥し、濾過し、次に真空蒸発すると白色固体として ジオキサン−酸790mg(92%)が得られた。生成物をヘキサン/CH Cl から再結晶すると4−〔5,5−ジメチル−2−(5,5,8,8−テ トラメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,
3〕−ジオキサン−2−イル〕安息香酸、化合物VIII 705mgが得られ
た。
【0033】 H NMR(300MHz,d −DMSO):0.88(s,3H),
0.93(s,3H),1.19(s,12H),1.61(s,4H),3.
55(s,4H),7.16(dd,2H,J=8.3Hz,1.8Hz),7
.28(d,1H,J=8.3Hz),7.39(d,1H,J=1.8Hz)
,7.58(d,2H,J=8.5Hz),7.92(d,2H,J=8.5H
z);IR:2961,2868,1685,1290,1099cm−1;M
S(ESI):423(M+H) ;分析値:C2734 に対する計算
値:C,76.75;H,8.11. 実測値:C,76.53;H,8.22
【0034】 実施例3:4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8− テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチオラン−2−イル〕安 息香酸、化合物X ケトエステル1(R=CH ,MI Dawson等;J Medicin al Chemistry 1995,38,3368−3383から)750
mg(2.05ミリモル)および1,2−エタンジチオール0.52ml(0.
58g;6.2ミリモル)を乾燥窒素雰囲気下にCH Cl 3mlに溶解し
た。混合物を氷浴中で0−5℃に冷却し、次にシリンジを通してBF Et
O 1.0ml(1.15g;8.1ミリモル)を加えた。反応混合物を室温に
加温し、そして2日間かくはんした。混合物をEtOAcで希釈し、次に5%N
CO 水溶液、5%NaHCO 水溶液、水およびブラインで洗った。 有機層をMgSO で乾燥し、濾過し、そしてシリカに直接真空蒸発した。5 %EtOAc/ヘキサンを用いてシリカを通してフラッシュクロマトグラフィー
によって、白色固体、4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6
,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチオラン−2
−イル〕安息香酸メチルエステル855mg(94%)が得られた。
【0035】 H NMR(300MHz,CDCl ):1.24(s,6H),1.
36(s,6H),1.7(s,4H),1.84(s,3H),3.35−3
.55(m,4H),7.0(s,1H),7.58(d,2H),7.93(
d,2H),8.1(s,1H);IR:2959,1724,1277cm ;MS(DCI):441(M+H)
【0036】 4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチオラン−2−イル〕安息香酸メチ
ルエステル855mg(1.9ミリモル)をMeOH 10mlプラスTHF2
5mlに溶解した。1.0N NaOH8.0ml(8.0ミリモル)を加え、
そして得られた混合物を室温で24時間かくはんした。反応混合物を1.0N HCl8.0ml((8.0ミリモル)で中和し、そして室温でかくはんした。
5分後、白色結晶が溶液から出てきた。混合物を1時間フリーザーでさらに冷却
し、そして得られた結晶を濾去し、豊富な量の水で洗い、高真空(<1mmHg
)で乾燥すると4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチオラン−2−イル
〕安息香酸、化合物X、820mg(99%)が得られた。
【0037】 H NMR(300MHz,d −DMSO):1.23(s,6H),
1.31(s,6H),1.67(s,4H),1.76(s,3H),3.3
5−3.55(m,4H),7.06(s,1H),7.49(d,2H,J=
8.4Hz),7.88(d,2H,J=8.4Hz),8.05(s,1H)
;IR:2956,1718,1682,1604,1259cm−1;MS(
ESI):425(M−H) ;分析値:C2530 に対する計 算値:C,70.38;H,7.09;S,15.03. 実測値:C,69.
65;H,7.45;S,12.83.
【0038】 実施例4:4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8− テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチアン−2−イル〕安息 香酸、化合物XI ケトエステル1(R=CH ,MI Dawson等;J Medicin al Chemistry 1995,38,3368−3383から)750
mg(2.05ミリモル)および1,3−プロパンジチオール0.62ml(0
.67g;6.2ミリモル)を乾燥窒素雰囲気下にCH Cl 3mlに溶解
した。混合物を氷浴中で0−5℃に冷却し、次にBF ・Et O 1.0m
l(1.15g;8.1ミリモル)をシリジンを通して加えた。反応混合物を室
温に加温し、そして2日間かくはんした。混合物をEtOAcで希釈し、次に5
%NaCO 水溶液、5%NaHCO 水溶液、水およびブラインで洗っ
た。有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、そしてシリカに直接真空蒸発した 。5%EtOAc/ヘキサンを用いてシリカを通してフラッシュクロマトグラフ
ィーによって極性がより低いフラクションを単離すると、無色粘稠性の油として
4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチアン−2−イル〕安息香酸メチル
エステル490mg(52%)が得られた。
【0039】 H NMR(300MHz,CDCl ):1.20(s,6H),1.
25(s,6H),1.64(s,4H),2.0(m,2H),2.9(4H
,q),3.9(s,3H),7.2(s,2H),7.55(s,1H),7
.93(d,2H),8.05(d,2H);IR:2926,1720,12
82,1113cm−1;MS(DCI):441(M+H)
【0040】 4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチアン−2−イル〕安息香酸メチ
ルエステル490mg(1.1ミリモル)をMeOH 10mlプラスTHF2
5mlに溶解した。1.0N NaOH 5.0ml(5.0ミリモル)を加え
、そして得られた混合物を室温で24時間かくはんした。反応混合物を1.0N HCl 5.0ml(5.0ミリモル)で中和し、水で希釈し、そしてEtO
Acで数回抽出した。次に真空蒸発させると白色固体としてジチアン−酸465
mg(98%)が得られた。生成物をヘキサン/CHClから再結晶す
ると白色固体、4−〔2−(3,5,5,8,8−ペンタメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−〔1,3〕ジチアン−2−イル〕
安息香酸、化合物XI 300mgが得られた。
【0041】 H NMR(300MHz,d −DMSO):1.22(d,12H)
,1.61(s,4H),1.95(brs,5H),2.75−2.95(m
,4H),7.05(s,1H),7.6(d,2H,J=8.4Hz),7.
78(s,1H),7.95(d,2H,J=8.4Hz);IR:2960,
2918,1688,1422,1287cm−1;MS(ESI):439(
M−H) ;分析値:C2632 に対する計算値:C,70.8 7;H,7.32;S,14.55. 実測値:C,69.89;H,7.29
;S,13.88.
【0042】 生物活性 外科手術による癒着を防止するために、本発明のレチノイド誘導体は様々な全
身的および局所的方法により投与することができる。化合物は経口により、静脈
内注射により、筋肉内注射により、または腔内点滴により投与することができる
。一般的な用量範囲は化合物の効能および企図された経路によって左右されるが
、約0.1mg/kg乃至約100mg/kgにあるものと予想され、好ましい
範囲は約1乃至/約25mg/kgである。 投与なる用語は、当業者に容易に理解される数多くの要因に基づいて変化し得
る。一般に、本発明のレチノイド誘導体の投与は外科手術時の前12−48時間
および外科手術後少なくとも24−48時間実施しなければならない。一般には
、レチノイド誘導体は外科手術前72時間から投与し、そして外科手術後2週間
まで続けることができ、好ましくは外科手術前12時間の間、また外科手術後4
8時間続行する。
【0043】 腔内投与のためには、本発明のレチノイド誘導体を適当なビヒクル例えばpH
を調節して完全な塩形成を確実とする水中の5%デキストロース中で投与するこ
とができる。しかし、多くのその他の一回量送達システムが当業者には企図する
ことができることは明らかであり、マイクロカプセル、小球、リポソーム、粘稠
性点滴剤およびポリマー性送達材料が包含される。 本発明の方法はいずれの動物(哺乳動物)宿主での外科手術による癒着を防止
するのに使用し得るが、ヒト宿主の使用に特に好ましい。
【0044】 外科手術による外傷によって誘起される腹膜癒着のモデルは多数の市販の抗癒
着バリアー器具の臨床活性を予測するのに使用されている。このようなモデルの
一つがラットでの外傷誘起盲腸癒着モデルである。上掲の化 〜 に開示されて
いる本発明の代表的なレチノイド誘導体をこのモデルに用いて効能を実証した。
【0045】 成熟Wistar雌ラットを本発明での検討に使用した。外傷誘起はIP投与
したKetamine(100mg/kg)およびRompun(10mg/k
g)の混合物で麻酔した動物で無菌状態を用いて実施した。2cmの腹部正中切
開を行い、盲腸を外部に露出した。盲腸の両側を小はん点性出血の形跡があるま
で乾いたガーゼですりむいた。器官を腹腔内にもどした後、切開部を閉じた。盲
腸に対する外傷は繊維状瘢痕組織を生じるか、または隣接器官、腹腔壁または網
に癒着する。動物は、供試化合物で経口によりまたは静脈内注射によりまたは腹
腔への直接点滴により腹腔内で処置した。経口処置は7日間までの間1日1回投
与した。腹腔内処置は外傷後1回および創傷閉鎖の直前に適用した。
【0046】 手術後7日目に、動物をと殺し、そして腹腔を露出させ、癒着を調べた。癒着
を評価するのに用いた三種の判定基準は次のとおりである:各々の動物で形成さ
れた癒着の程度、癒着に関連する盲腸の範囲また領域および癒着の数。データの
統計学的解析はステューデントのt検定を用いて行った。以下の採点システムを
使用した:
【0047】 等級 解説 0 = 癒着なし; 1.0 = 盲腸の25%に及ぶ容易にはく離可能な、 非血管化癒着 2.0 = 鋭い切開ではく離され、かつ盲腸の50%を 含む稠密な癒着; 3.0 = 鋭利な切開を必要とし、かつ盲腸の75%に及ぶ 稠密な、繊維状の血管化された癒着; 4.0 = 隣接する膜の断裂なしにはく離不可能で、かつ 盲腸の75%を超えて及んでいる重篤な、稠密な、 血管化された癒着。 供試化合物についてのデータを以下の表に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】 上述の如く、式Iのレチノイド誘導体は外科手術による癒着の予防に有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 41/00 A61P 41/00 43/00 111 43/00 111 // C07D 317/30 C07D 317/30 319/06 319/06 339/06 339/06 339/08 339/08 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組織修復を可能にするのに十分な時間の間器官表面の外科手
    術活動部位に対して有効量のレチノイド誘導体を動物宿主に投与することからな
    る器官表面の間での外科手術後の癒着形成を最小限とするかまたは予防する方法
    において、前記レチノイド誘導体が式 【化1】 〔式中、Zは 【化2】 または 【化3】 であり、ここでQ,XおよびYはそれぞれ独立してO,SまたはCH であり ;Aは−(CR −であり、ここでnは1−3であり; BおよびCはそれぞれ独立してO,S,CH またはC(CH であり ;そして R1 は水素または(C −C )アルキルである〕の化合物またはその製薬上
    許容し得る塩であることを特徴とする上記の方法。
  2. 【請求項2】 組織修復を可能とするのに十分な時間の間器官表面の外科手
    術活動部位に対して有効量のレチノイド誘導体を動物宿主に投与することからな
    る器官表面の間での外科手術後の癒着形成を最小限とするかまたは予防する方法
    において、前記レチノイド誘導体が式 【化4】 〔式中、Zは 【化5】 または 【化6】 であり、ここでQ,XおよびYはそれぞれ独立してO,SまたはCHであり ;Aは−(CR −であり、ここでnは1−3であり;そして R1 は水素または(C −C )アルキルである〕の化合物またはその製薬上
    許容し得る塩であることを特徴とする上記の方法。
  3. 【請求項3】 組織修復を可能とするのに十分な時間の間器官表面の外科手
    術活動部位に対して有効量のレチノイド誘導体を動物宿主に投与することからな
    る器官表面の間での外科手術後の癒着形成を最小限とするかまたは予防する方法
    において、前記レチノイド誘導体が次の式の化合物またはその製薬上許容し得る
    塩であることを特徴とする上記の方法。 【化7】 【化8】 【化9】
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