JP2001507533A - オーディオビジュアル番組のインタラクティブ化 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 リアルタイムデータをオーディオビジュアル情報とリンクしてユーザーが選択を行い、データを操作すること、及びユーザーがその時に映し出されているオーディオビジュアル情報に基づいてオーディオビジュアルディスプレイを介してインタラクティブに機能を実行することを可能にするための方法及び装置か提供される。オーディオビジュアル情報は利用できるインタラクティブ機能と同期化され、よってユーザーがその時に見ているオーディオビジュアル情報に関連する機能をインタラクティブに実行できる。望ましい実施の形態においては、オーディオビジュアル番組内の訴求可能イベントが関連付けられたオーバーレイ機能及びインターフェースデータと同期化される。ユーザーが視聴している番組でおこる訴求可能イベントの間に、オーディオビジュアルディスプレイを介してユーザーがオーバーレイ機能を利用できるようにする方法が提供される。実行可能なオーバーレイ機能のそれぞれに対するユーザーインターフェースが視聴している番組に重ねられ、同期化される。このユーザーインターフェースは、ユーザーが見ることができることもできないこともある。インタラクティブな選択はスクリーンメニューあるいはリモートコントロール装置のような既知の方法のいずれかを用いてなされる。

Description

【発明の詳細な説明】 オーディオビジュアル番組のインタラクティブ化 発明の背景 １．技術分野 本発明はインタラクティブオーディオビジュアルシステムの分野に関する。さ らに詳しくは、本発明はリアルタイムデータをオーディオビジュアル情報とリン クしてユーザーが選択を行い、データを操作すること、及びユーザーがその時に 視聴しているオーディオビジュアル情報とインタラクティブに機能を実行するこ とを可能にするための方法及び装置に関する。 ２．技術的背景 コンピュータ技術の発展にともない、ユーザーが多様な手段を介してデータを 検索し、業務処理を行うことのできるインタラクティブシステムか可能になって いる。電話回線を通じて、電話交換手と話さずに、ユーザーは多様な種類の情報 を検索し、ペイパービュー・ケーブル番組を注文し、クレジットカードを使い、 製品のカスタマーサポートを受け、映画鑑賞券を購入し、音楽選集を聴き購入す る。インターネット及び商業オンラインサービスを利用して、ユーザーはニュー ス報道を読み、写真及びビデオクリップを視聴し、サウンドファイルを聴き、電 子メールを送り、遠隔地のユーザーとリアルタイムで会話し、ＴＶ会議を行い、 スポーツ記録を見、製品を買い、地図を作成し、アーカイブデータを検索する。 ユーザーがテレビジョンで視聴している番組に基づく上記のような機能を実行 するために電話あるいはオンラインサービスを利用しようと決心することがよく ある。例えば、ユーザーはテレビジョンで音楽ビデオを視聴して、今見ているア ーチストのアルバムを注文するために自動電話サービスあるいはインターネット を利用しようと決心するかもしれない。フットボールの試合を見ながら、あるプ レーヤーまたはチームの記録を検索するためにインターネットを利用することを 思いつくこともあるであろう。ユーザーは、コンピュータや電話のような別の装 置を用いなければならないのではなく、テレビジョンを利用して上記の機能や新 しい機能が実行できることを欲している。 データのデジタル化及びデジタル圧縮技術の進歩、ファイバーオプティックス のような伝送メディアの改善、並びにコンピュータ技術とテレビジョン及びオー ディオビジュアルシステムの結合が、インタラクティブオーディオビジュアルシ ステムの発達を促進してきた。インタラクティブオーディオビジュアルシステム においては、広いバンド幅によりユーザーとソース供給者との間の双方向通信、 すなわち“インタラクティブ化”が可能となる。このようなシステムでは、ユー ザーはケーブルテレビジョン、衛星放送あるいはその他の通信システムと接続し たセット−トップボックスとともにリモートコントロール装置を利用して、望み の映画または見たい番組を選び、サービスを依頼し、電話及びコンピュータネッ トワークを利用して今日実行されているようなその他の機能を実行できる。この ようなシステムでは通常、ユーザーは視聴している番組のチャンネルとは別のチ ャンネルを利用することにより、及び／または前記機能にアクセスするためのメ ニューを用いることにより前記機能にアクセスする必要がある。ユーザーにリモ ートコントロールにより機能を実行させるためには、カーソルシステムが用いら れることが多い。 上記のようなシステムはテレビジョンを介して番組やその他の機能の選択を可 能にするが、前記選択はテレビジョンスクリーンに映っている内容の機能として 行えるわけではない。ユーザーはある特定のモードに入るか、そうでなければユ ーザーの要求に応じて常に利用できる機能を起動しなければならない。本発明は 、その時にユーザーが視聴しているオーディオビジュアル番組の内容に基づく特 定の時間においてのみ機能を起動するための方法を提供する。さらに、起動され る機能はその時点のオーディオビジュアル番組の内容に依存して作成することが でき、よって前記機能はオーディオビジュアル表示の特定の時点またはイベント に合わせて作成することができる。本発明は、スクリーンに映されている番組に 表れる項目を、スクリーン上の司会者に口頭で促されるかあるいはその他の手段 で促されたときに選択をして、カーソルで選ぶことにより番組とインタラクティ ブに交信する能力をユーザーに提供する。本発明が、いくつかは本明細書で詳細 に説明される多様な目的に利用できることは当業者には当然であろう。発明の概要 本発明は、ユーザーがその時に視聴しているオーディオビジュアル番組の内容 に基づいてリアルタイムで機能（“オーバーレイ機能”）を実行するためのイン タラクティブオーディオビジュアルシステムをユーザーに与える方法及び装置を 提供する。 本発明は、リアルタイムデータをオーディオビジュアル情報とリンクして、ユ ーザーが選択を行い、データを操作すること、及びユーザーが現時点で表示され ているオーディオビジュアル情報に基づいてオーディオビジュアルディスプレイ ユニットを介してインタラクティブに機能を実行することを可能にするための方 法及び装置を提供する。言い換えれば、オーディオビジュアル情報が選択される オーバーレイ機能と同期して表示され、よってユーザーは番組でおこる選択され たイベント（“訴求可能イベント”）に関連付けられた前記オーバーレイ機能を 実行することによりオーディオビジュアル情報とインタラクティブに交信するこ とができる。 ユーザーが視聴している番組でおこる前記訴求可能イベントの間にオーディオ ビジュアルディスプレイを介してユーザがオーバーレイ機能を利用できるように するための方法及び装置が提供される。実行されるオーバーレイ機能のそれぞれ に対するユーザーインターフェースは、ユーザーインターフェイスがユーザーか ら見えても見えなくとも、試聴されている番組にオーバーレイされ、同期化され る。選択をともなうインタラクティブな交信は、スクリーンメニューあるいはリ モートコントロール装置で制御されるカーソルのような、いくつかの既知の方法 のいずれを用いても実行できる。例えば有名俳優が主演する映画を視聴している 時、オーバーレイ機能セットには、映画のオープニングクレジットの間あるいは オーディオビジュアルディスプレイに前記俳優が姿を見せているときにはいつで も、その俳優の名前を選択することによりその俳優が主演している最近の映画の リストをオーバーレイウィンドウで検索する能力が含まれる。ある例では、オー ディオビジュアルディスプレイ上で選びうる項目の周りに現れる、目に見えるグ ラフィカルな輪郭線のような視覚的合図が、実行しうる機能を示すために存在す る。別の例として、フットボール番組の間、ユーザーはチーム名が示されたとき にそれを選択することによりチームの出場登録選手名簿を、あるいは選手を選択 することによりその選手の個人記録を検索できる。また別の例として、上演中の 映画を論評しているテレビジョン番組を見ながら、ある与えられた映画が論評さ れている間に選択することにより、その映画のインターネットのワールドワイド ウェッブ（ＷＷＷ）サイトにアクセスすることができる。さらに別の例として、 本発明はオーディオビジュアル番組ガイドをインプリメントして、ユーザーのテ レビジョンスクリーン上の、それぞれがその時ユーザーが試聴することができる それぞれ異なる番組を表示している、いくつかの領域から１つをユーザーが択す る能力を与えることにより、ユーザーがその時に試聴する番組を選択できるよう にするために用いられる。 本発明においては、一組のオーバーレイ機能（“オーバーレイ機能セット”） がユーザーに試聴される番組のそれぞれに関連付けられている。このオーバーレ イ機能には、ユーザーが前記番組を見ている間にユーザーが利用できる、多様な 検索可能情報及びインタラクティブな機能がある。前記オーバーレイ機能は番組 それぞれの独自の内容に基づいて利用できるようになっているから、それぞれの 番組には独自のオーバーレイ機能セットがある。ある番組のそれぞれの訴求可能 イベントに対し、オペレーターはユーザーが利用できるようにつくられるオーバ ーレイ機能、及びユーザーがオーバーレイ機能にアクセスでき、同時にユーザー がオーバーレイ機能を利用できるようにするためのインターフェースの特性を決 定する。複数の番組についてのオーバーレイ機能セット及びインターフェースデ ータはメモリーにストアされる。オーバーレイ機能セット及びインターフェース データが関連付けられた番組が（要求があったときにはいつでも、あるいは既定 の時間に、あるいはその他の場合に）ソース供給者からユーザーに送られると、 同じくソース供給者によって送られる前記番組に対するオーバーレイ機能セット 及びインターフェースデータが番組と同期化されて、セット−トップボックスに ロードされる。前記セット−トップボックス内のプロセッサはオーバーレイ機能 セット及びインターフェースデータを読込み、次いで前記インターフェースをイ ンプリメントし、前記番組中の関連付けられた訴求可能イベントと同期化されて リアルタイムでオーバーレイ機能を起動する。ユーザーが前記同期化されたイン ターフェースを介して番組とインタラクティブに交信すると、前記セット−トッ プボックスはユーザーに選ばれた適切なオーバーレイ機能をインプリメントする 。あるいは、ユーザーに選ばれた特定のオーバーレイ機能のインプリメントに必 要であれば、セット−トップボックスはソース供給者と交信する。図面の簡単な説明 図１は、本発明の教示を利用しているインタラクティブテレビジョンシステム のヘッドエンドの機能ブロック図である。 図２は、本発明の教示を利用しているインタラクティブオーディオビジュアル システムの遠隔ユーザー地点の機能ブロック図である。 図３は、同期化データインプリメントの１つの可能な様式を示す。 図４は、本発明の１つの実施の形態におけるインタラクティブオーディオビジ ュアルシステムのヘッドエンドにおける処理ユニットにより実行される詳細処理 のフローチャートである。 図５は、本発明の１つの実施の形態におけるセット−トップボックスの処理ユ ニットにより実行される詳細処理のフローチャートである。 図６は、オーバーレイ機能セット及びインターフェースデータと訴求可能イベ ントとの同期化を容易にする、基本プロトコルフィールドを示す。発明の詳細な説明 １．一般的考察 本件において、本明細書で説明されるオペレーションは自動的にあるいは人間 のオペレーターとともに実行されるマシンオペレーションである。本発明のオペ レーシヨンの実行に有用なマシンには、汎用ディジタルコンピュータ、ディジタ ル制御ディスプレイ、またはその他、セット−トップボックス制御システム、要 求に応じたビデオ配信サーバ等のような同様な装置がある。本発明はインタラク ティブオーディオビジュアルシステムをオペレーションし、電気信号またはその 他の物理的信号を処理して別の所望する物理的信号を生成するための方法段階に 関する。 本発明はまた、上記のオペレーションを実行するための装置に関する。本装置 は所要の目的のために特別に構成される。すなわち本装置は、コンピュータにス トアされるコンピュータプログラムにより選択的に作動させられるかまたは再構 成される汎用コンピュータを含む。本明細書に提示される前記方法段階はいかな る特定のコンピュータまたはその他の機器とも固有の関係はもっていない。特に 、多様な汎用マシンを本明細書の教示に従うプログラムとともに用いることがで きるし、また所要の段階を実行するためにより特化した装置を構築するほうがよ り使いやすいことがわかる。 さらに、本明細書に説明される種々の方法段階の実行に関していかなる特定の プログラム言語も示されていない。特定のコンピュータ、インタラクティブマル チメディアシステム、あるいはその他のディスプレイ装置の設計者は各自、彼ま たは彼女の当面の目的に最適の言語がわかるであろう。本発明の実施に用いられ るコンピュータ、サーバ、処理ユニット、セット−トップボックス及びその他の 装置は多様な多くの素子からなるので、いかなる詳細なプログラムリストも提供 されない。本明細書で説明され、添付図面に示されるオペレーション及びその他 の手順は、標準的技術者が本発明を実施できるに十分に開示される。 代表的なインタラクティブオーディオビジュアルシステムにおいては、ヘッド エンドが一方で有線または無線、アナログまたはディジタルの、ケーブル、衛星 、マイクロウェーブ、地上波または光ファイバのような通信媒体に接続され、ま た一方で複数のユーザーに接続される。各ユーザー地点において、前記ヘッドエ ンドから番組及びデータを受信するためにセット−トップボックスが前記通信媒 体に接続される。あるシステムでは、前記セット−トップボックスが同じ通信媒 体または別の通信媒体を介して前記ヘッドエンドにデータを送り返す必要がある 。例えば、衛星信号が番組及びデータのヘッドエンドからセット−トップボック スへの送信に用いられ、一方有線電話システムがセット−トップボックスからヘ ッドエンドにデータを送り返すために用いられることがある。前記セット−トッ プボックスはまた、ヘッドエンドから送られる番組及びデータの表示ができるテ レビジョンまたはその他のオーディオビジュアルディスプレイユニットにも接続 さ れる。セット−トップボックスは、メモリ及び、デコーダ、圧縮回生器及びオー ディオビジュアル信号発生器のようなその他の電子モジュールと接続する処理ユ ニットを含む。コンピュータプログラム及びデータのファイルは前記メモリにス トアされ、前記処理ユニットがアクセスできる。処理ユニットはグラフィカルユ ーザーインターフェースをつくりだしてユーザのオーディオビジュアルディスプ レイユニット上に表示し、またユーザーとヘッドエンドとの間のインタラクティ ブな交信を制御する。一般にユーザーシステムは、前記セット−トップボックス とともに用いてユーザーが選択を行い、チャンネル及び設定を変更し、またその 他の機能を実行できるようにするために、リモートコントロール装置のような入 力装置を含んでいる。 ２．一般的システム構成 本発明の実施の形態の一つを図１及び２を参照して説明する。図１は本発明の 教示を利用しているインタラクティブテレビジョンシステムのヘッドエンドの機 能ブロック図である。図２は本発明の教示を利用しているインタラクティブオー ディオビジュアルシステムの遠隔ユーザー地点の機能ブロック図である。オペレ ーションにおいては、本発明の本実施の形態のインプリメントにおける最初のタ スクの１つとして、ユーザーがインタラクティブに交信できる番組のそれぞれ全 時間長に順序コードデータで標識がつけられ、前記順序コードデータは前記番組 が表示されている間の経過時間に対応する。例えば、ＳＭＰＴＥタイムコードま たはソニーＲＣタイムコードが、順序コードデータの形態として技術上周知であ る。番組に順序コードデータがつけられると、番組内のどの訴求可能イベントも 、前記イベントがおきている間、開始及び終了順序コードにより一意的に識別で きる。例えばディジタルバイト読込数、経過したフィルムフレーム数、あるいは 何か他の非タイムベース計数手段のような、時間以外のデータは、番組を順次標 識検索するために用いられることに注意されたい。 図１に示されるシステムのインプリメントにおける次の段階として、人間のオ ペレーターが前記番組をユーザーに送信する前に検分して、訴求可能イベントに 対する順序コードを決定し記録する。例えばある番組において、“銀色の宇宙船 が順序コード１：１３：４３から１：１４：１７に現れる”、あるいは司会者付 のガイド番組において、“スクリーン上の司会者が順序コード２：４２：０２か ら２：４８：２５に西部劇を評する”が決定される。この時点で、前記番組中の 各訴求可能イベントに対して一意的な標識を含むデータセットが前記訴求可能イ ベントに関連付けられた順序コードの形態で存在する。 ある与えられた番組における訴求可能イベントが関連付けられた順序コードデ ータを用いて識別された後、ユーザーが利用できるオーバーレイ機能、及びユー ザーが前記オーバーレイ機能を利用できるようにするためでありまたユーザーが オーバーレイ機能にアクセスするためのインターフェースが前記番組に対して作 成される。ユーザーがオーバーレイ機能を選択できるようにするためにセット− トップボックスにより使用される命令が、前記インターフェースデータの一部と して含まれる。インターフェースデータのインプリメントの一例として、ユーザ ーのオーディオビジュアルディスプレイユニットのスクリーン上にユーザーによ り能動的に選択される領域を定め、ユーザーがあるスクリーン領域を指定するた めにカーソルまたは何かその他の手段を用いて前記定められた領域を選択した場 合に、前記領域に対応するオーバーレイ機能をインプリメントすることにより、 ユーザー入力を定めることができる。例えば、スクリーン上の選択可能領域を定 める２次元スクリーン座標（Ｘ，Ｙ）が前記インターフェースデータの一部とし てセット−トップボックスに送られる。あるいは選択可能なスクリーン領域を定 めるインターフェースデータが、スクリーン上の１点の２次元座標とその１点を 中心とする円の半径を含んでもよい。前記セット−トップボックスは、インター フェースデータにより定められる領域を生成するようにプログラムされる。前記 選択可能スクリーン領域を定めることに加えて、前記インターフェースデータは また、選択可能領域がどこにあるかを示すために訴求可能イベントの間視聴者が 見ている番組に重なって現れるビジュアルインジケータ、すなわちオーバーレイ も含む。例えば、スクリーン上に現れるあるオブジェクトをある透明色で強調し て、前記オブジェクトが強調されている間はオーバーレイ機能を実行するために カーソルでそのオブジェクトを選択できることをユーザーに示すことができる。 別の例として、前記インターフェースデータは、訴求可能イベントがおきている 間スクリーン上のある領域に現れる、グラフィックアイコン、アニメーションア イコンまたはライブアクションアイコンを含む。本例においてアイコンの位置は 選択可能スクリーン領域と一致し、ユーザーが前記アイコンを選択することによ り関連付けられたオーバーレイ機能をインプリメントできるようにする。また別 の例として、前記インターフェースデータはその時に視聴されている番組をユー ザーが選択できるようなオーディオビジュアル番組ガイドをインプリメントする ために用いられる。ユーザーのスクリーンは、各領域がその時にユーザーが見る ことができるそれぞれ別の番組を表示するか、前記それぞれ別の番組のアイコン またはその他の表示をもつ、２つまたはそれ以上のスクリーン領域に分割される 。上述したように、インターフェースデータは各スクリーン領域の２次元座標（ Ｘ，Ｙ）だけでなく、その時のユーザーのカーソル位置と一致する選択可能スク リーン領域に重なって現れるビジュアルインジケータすなわちオーバーレイも含 む。ユーザーがカーソルを別の選択可能スクリーン領域に移動すると、前記ビジ ュアルインジケータは新しい選択可能スクリーン領域に重なって現れ、ユーザー はカーソルにより選択して、その選択可能スクリーン領域が表す番組にアクセス できる。 インターフェースデータのインプリメントのさらに別の例として、セット−ト ップボックスにより生成されたメッセージ文がスクリーン下部に現れたときに、 ユーザーはリモートコントロール装置の特殊ボタンを押すことにより機能を実行 できる。このような場合、前記インターフェースデータは表示されるべきメッセ ージ文を含むか、あるいはインターフェースデータはセット−トップボックスに 前記メッセージ文を生成させる命令を含む。 前記インターフェースが訴求可能イベントを示すためのグラフィカルオーバー レイを含む必要かないことは当然である。ユーザーは訴求可能イベントの間別の 手段によりオーバーレイ機能の実行を促される。例えば番組には、その時にどの オーバーレイ機能が実行できるかだけでなく、どのようにすればユーザーがその 機能を実行できるかを口頭でユーザーに告げる（スクリーンに現れているかもし れないしいないかもしれない）司会者がいてもよい。あるいは前記インターフェ ースデータは、オーバーレイ機能が起動可能なときにユーザーが聞くことができ るオーディオデータを含むこともできる。 ある与えられた訴求可能イベントに対してユーザーが利用できるようにしたイ ンターフェースデータ及びオーバーレイ機能セットを前記オペレーターが作成し た後に、このインターフェースデータ及びオーバーレイ機能セットを関係する訴 求可能イベントと一意的に関係付ける必要がある。ある与えられた訴求可能イベ ントに対するインターフェースデータ及びオーバーレイ機能セットは、前記訴求 可能イベント、関連オーバーレイ機能セット及び関連インターフェースデータを 識別するために同じ前記順序コードデータを利用して、前記訴求可能イベントと 一意的に関連付けられる。これは、前記訴求可能イベントに対する順序コードデ ータを前記関連インターフェースデータ及びオーバーレイ機能セットに割り当て ることにより達成される。前記関連訴求可能イベントの順序コードデータに整合 する順序コードデータを前記インターフェースデータ及びオーバーレイ機能セッ トに割り当てることにより、ユーザーに番組を表示している間、インターフェー スデータ及びオーバーレイ機能セットに割り当てられた順序コードデータを現時 点の順序コードデータと比較して適切な時刻にインターフェースデータ及びオー バーレイ機能セットをメモリから取り出し、前記関連訴求可能イベントと同期化 させることができる。従って、順序コードがつけられた番組のそれぞれに対して 人間のオペレータによって同期化データが作成され、この同期化データは番組の 訴求可能イベントに対する順序コードデータ及び、各訴求可能イベントに対する 順序コードデータが現れたときに取り出されユーザーに表示されるインターフェ ースデータ及びオーバーレイ機能のメモリアドレスを含むことは当然である。前 記同期化データがルックアップ表の形態を取ることは、当業者には当然であろう 。 図３は処理ユニット１２がアクセスする同期化データを構成する一方法を示す 。図３において前記同期化データは、ある番組の各訴求可能イベントと関係付け られたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータに対する呼出アドレ ス表として表わされている。ある与えられた訴求可能イベントか訴求可能である かまたはないかについてのユーザーのセット−トップボックスアドレスのサブセ ットのような付加的属性が前記同期化データに含まれることは当然である。例え ば、あるユーザーグループがある与えられたイベントに対するオーバーレイ機能 を選択することが認められていない場合、前記同期化データは前記非認可ユーザ ーの セット−トップボックスアドレスを含み、よって訴求可能イベントに対するオー バーレイ機能セット及びインターフェースデータを非認可ユーザーに送らないよ うに処理ユニットに命令できる。 ここで図１に示されるヘッドエンド２を参照すると、本発明の第１の実施の形 態は遠隔地からの衛星４を介する送信を含む種々の手段によりヘッドエンド２で 受信される順序コード化番組を用いる。すなわちこのような順序コード化番組は 前記ヘッドエンドの信号記憶装置６にストアされる。順序コード化番組はＭＰＥ Ｇフォーマット、ＤＶＤ、ビデオテープ、またはその他のフォーマットを含むが これらには限定されない多様なフォーマットでストアされうることは当然である 。ユーザーに送信したい番組に応じて番組ソースを切り換える切換器８が備えら れる。前記切換器が多くの形態を取りうることは当業者には当然である。切換器 は、前記順序コード化番組を信号コンバイナー１０に送る。前記信号コンバイナ ーは、当然技術上周知であり、マルチプレクサ、ラインインサーター、またはそ の他のコンポーネントであってよい。 前記順序コード化番組はまた、ランダムアクセスメモリ、プロセッサ、コプロ セッサ、及びインターフェースドライバのようなコンポーネントを含む処理ユニ ット１２にも送られる。図４は、本実施の形態において処理ユニット１２により 実行される処理の詳細を示す。ブロック６０で、処理ユニット１２はメモリ１４ から前記番組に対する同期化データを取り出す。前記同期化データは人間のオペ レーターにより既に定められ、メモリ１４にストアされているか、あるいは、前 記番組の送信に先だって、同期化データが関連付けられる前記順序コード化番組 のソースからメモリに自動的にダウンロードされる。ブロック６２で処理ユニッ ト１２は、順序コード化番組と関連付けられた順序コードデータを読み込む。ブ ロック６４で処理ユニット１２は、前記順序コードデータを同期化データと照合 する。ブロック６６で処理ユニット１２は、現時点の順序コードデータに対して オーバーレイ機能セット及びインターフェースデータが存在するかどうか（すな わち、前記番組に訴求可能イベントがおこっているかどうか）を確認する。処理 ユニット１２により読み込まれた前記順序コードデータに対してオーバーレイ機 能セット及びインターフェースデータが存在していれば、ブロック６８で処理ユ ニットは、メモリ１６から前記インターフェースデータを、またメモリ１８から 前記オーバーレイ機能セットを取り出す。読み込まれた順序コードデータに対し てオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータが存在していなければ、 処理ユニットは次の順序コードデータ読込に備える。前記オーバーレイ機能セッ ト及びインターフェースデータは人間のオペレータにより既に定められ、メモリ １６及び１８にストアされているか、あるいは前記番組の送信に先だって、同期 化データが関連付けられる前記順序コード化番組のソースから自動的にメモリに ダウンロードされる。前記インターフェースデータ及びオーバーレイ機能セット をメモリから取り出した後、ブロック７０で処理ユニット１２は前記オーバーレ イ機能及びインターフェースデータを信号コンバイナー１０に送り、前記信号コ ンバイナーはオーバーレイ機能及びインターフェースデータを前記順序コード化 番組と組合せ、よって信号コンバイナー１０による組合せ信号出力は処理ユニッ ト１２により読み込まれた前記順序コードデータにより識別される訴求可能イベ ントと同期化された前記インターフェース信号及びオーバーレイ機能セットを含 む。信号コンバイナー１０は、（図２に示されるように）通信媒体３０を介して １つまたはそれ以上の遠隔ユーザー地点に送信するためのヘッドエンド送信装置 ２２に前記組合せ信号を送る。ヘッドエンド送信装置が多様な形態をとり、技術 上周知であることは当然である。さらに本実施の形態においては、前記インター フェースデータ及びオーバーレイ機能セットと前記関連付けられた訴求可能イベ ントとの同期化は当然ヘッドエンド２でおこる。あるいは、本明細書でされに説 明されるように、前記同期化を遠隔地で行い、この遠隔地からユーザーへの最終 送信のためのヘッドエンド２または複数のヘッドエンドに同期化されたインター フェースデータ、オーバーレイ機能セット及び番組を送ることもできる。 本発明で開示されるようなオーバーレイ機能セット及びインターフェースデー タと訴求可能イベントとの前記同期化をインプリメントするためには、当然多数 の独特なプロトコルを設計しうる。図６，６Ａ，６Ｂ及び６Ｃは、伝送レイヤー で用いられるべき、前記同期化過程を容易にするために用いることができる基本 プロトコルを示す。前記信号コンバイナーは図６に示されるように組合せ信号を 構成する。ある与えられた訴求可能イベントに対する順序コードデータが最初に 送られ、続いて前記訴求可能イベントに対するオーバーレイ機能セットが送られ 、さらに続いて前記訴求可能イベントに対するインターフェースデータが送られ る。図６Ａに示されるように、前記訴求可能イベントに対する順序コードデータ は訴求可能イベントの開始及び終了コードからなる。図６Ｂに示されるように、 前記オーバーレイ機能セットは利用できるオーバーレイ機能をそれぞれインプリ メントするために処理ユニットによりなされる呼出しからなる。図６Ｃに示され るように、前記インターフェースデータは多角形形状、位置、フォーマット、ス タイル及び遷移のようなスクリーンインジケータ属性からなる。 前記遠隔ユーザー地点の装置は図２に詳細に示される。前記番組、オーバーレ イ機能セット及びインターフェースデータを含む前記組合せ信号は、図２に示さ れるようなセット−トップボックス３４である受信ユニットで、ネットワークイ ンターフェース３６により受信され、前記ネットワークインターフェースはデコ ーダ３８に組合せ信号を送り、前記デコーダは前記番組をヘッドエンド２から送 られたオーバーレイ機能及びインターフェースデータから分離する。デコーダは 番組を信号コンバイナー５０に送り、前記信号コンバイナーはユーザーに表示す るためにオーディオビジュアルディスプレイユニット５２に番組を送る。同時に 前記デコーダは前記同期化インターフェースデータ及びオーバーレイ機能セット を処理ユニット４０に送る。図５は、本実施の形態において処理ユニット４０に より実行される処理の詳細を示す。ブロック７２で、処理ユニット４０は前記イ ンターフェースデータ及びオーバーレイ機能セットを受け取る。ブロック７４で 処理ユニット４０はインターフェースデータを読込み、フォーマットする。ブロ ック７６で処理装置４０は、ビジュアル、オーディオ、テクスチャー、及びその 他の要素を前記オーディオビジュアルディスプレイユニット５２に送られる訴求 可能イベントと同期してユーザーに表示するために前記信号コンバイナーに送る ことを含み、インターフェースデータに含まれる命令に従って前記ユーザーイン ターフェースをインプリメントする。同時に、ブロック７８で処理ユニット４０ は前記オーバーレイ機能セットを読込み、ユーザーが多様なオーバーレイ機能を インプリメントできるように、オーディオビジュアルディスプレイユニット５２ に送られる訴求可能イベントと同期してオーバーレイ機能を起動する。ユーザー は、処理ユニット４０と接続された制御インターフェース４６に入力信号を送信 するリモートコントロール装置４８を用いて選択することにより、前記機能をイ ンプリメントする。ブロック８０で、処理ユニット４０はユーザーが何かオーバ ーレイ機能を選択したかどうかを確認する。ユーザーがオーバーレイ機能を選択 していれば、ブロック８２で処理ユニット４０は選択されたオーバーレイ機能を 実行させる。ユーザーにより選択された１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能 を、インターフェースドライバ、プロセッサ、及びコプロセッサのようなコンポ ーネントを含み、またユーザーが利用できるオーバーレイ機能の一部としてアク セス可能なアプリケーションを実行することができるランダムアクセスメモリ４ ２を含む、処理ユニット４０によりセット−トップボックス３４内で実行するこ とができる。このようなアプリケーションはセット−トップボックスに前もって ロードされているか、あるいは必要に応じて前記ヘッドエンドからダウンロード される。あるいは、ユーザーにより選択された１つまたはそれ以上のオーバーレ イ機能は、ヘッドエンド２またはその他の遠隔地で実行される。前記制御インタ ーフェース４６で処理ユニット４０により受信されたユーザーからの信号は、前 記ネットワークインターフェース３６により通信媒体３２を介してヘッドエンド ２の、前記オーバーレイ機能をインプリメントさせる、トランザクションプロセ ッサ２４に送られる。この時点では、通信媒体３２及び通信媒体３０が同じメデ ィアであっても異なるメディアであってもよいことは当然である。例えば、通信 媒体３０が衛星信号であり、一方通信媒体３２は有線であってよく、またあるい は、ヘッドエンド２と複数の遠隔ユーザー地点との間の単独通信媒体として双方 向光ファイバを用いることもできる。前記トランザクションプロセッサはインタ ーネットサーバ２８，データベース２６，コンピュータネットワーク及びその他 、ユーザにより選択された多様なオーバーレイ機能のインプリメントを容易にす るコンポーネントに接続できる。例えばあるオーバーレイ機能が、表示されてい る番組のある訴求可能イベントに関連する情報を含むＷＷＷサイトにユーザーを 接続させる場合、前記トランザクションプロセッサはインターネットサーバーに 接続してユーザーをＷＷＷサイトにアクセスさせる。別の例として、これから先 の番組についてその番組がちょうど始まる時間であることをユーザーに気づかせ る ような要求をユーザーから受け入れるオーバーレイ機能であれば、トランザクシ ョンプロセッサはコンピュータ設定に接続して特定のユーザーアドレスをストア し、そのアドレスに送られる合図情報をプログラムする。ユーザーがどのオーバ ーレイ機能も選んでいない場合は、ブロック８４で処理ユニット４０は前記現在 の訴求可能イベントが終了しているかどうかを確認する。訴求可能イベントが終 了していなければ、処理ユニット４０はユーザーがオーバーレイ機能を選択した かどうかの確認を継続する。前記訴求可能イベントか終了していれば、処理ユニ ット４０はリセットし、次の訴求可能イベントを待つ。 本発明の第２の実施の形態においては、前記インターフェースデータ及びオー バーレイ機能セットの前記関連付けられた訴求可能イベントとの同期化は、前記 ヘッドエンド２の代わりにセット−トップボックス３４でおこる。このような実 施の形態では、再び図１を参照すると、処理ユニット１２が前記順序コードデー タの受け取りに先だって受け取るデータにより前記番組に対するオーバーレイ機 能セット及びインターフェースデータが利用できるかどうか（すなわち、番組に １つまたはそれ以上の訴求可能イベントがおこっているかどうか）を確認する。 オーバーレイ機能セット及びインターフェースデータが利用可能であれば、処理 ユニット１２はメモリ１６及び１８からそれらを取り出して、前記番組をセット −トップボックス３４に送信する前のある時点でセット−トップボックス３４に 送る。処理ユニット１２はまた、以下でさらに説明するように、セット−トップ ボックス３４が順序コードデータに基づいてオーバーレイ機能セット及びインタ ーフェースデータを訴求可能イベントと同期させる同期化データもメモリ１４か ら取り出す。当然、前記同期化データ、オーバーレイ機能セット及びインターフ ェースデータが前記関連付けられた番組とともに（信号記憶装置６または衛星送 信番組の送信地点にある記憶装置に）ストアされ、前記番組の送信の直前に前記 切換器８に送られ、引き続いて処理ユニット１２に送られ、さらにセット−トッ プボックス３４に送られる。 前記同期化データ、オーバーレイ機能セット及びインターフェースデータ、並 びに前記順序コード化番組は、デコーダ３８に接続されたネットワークインター フェース３６により、セット−トップボックス３４で受信される。このデコーダ ３８は、前記同期化データ、インターフェースデータ及びオーバーレイ機能セッ トを処理ユニット４０に送り、処理ユニット４０はこれらをメモリ４４に送る。 処理ユニット４０は第１の実施の形態に関して説明した図４の詳細処理と同じ処 理を実行し、よって処理ユニット４０は、前記番組に関連付けられた順序コード データを読込み、メモリ４４にストアされた前記同期化データと照合して、処理 ユニット４０により読み込まれた順序コードデータに対してオーバーレイ機能セ ット及びインターフェースデータが存在するかどうか（すなわち、前記番組で訴 求可能イベントがおこっているかどうか）を確認するように、プログラムされる 。処理ユニット４０に読み込まれた前記順序コードデータに対してオーバーレイ 機能セット及びインターフェースデータが存在すれば、処理ユニットはメモリ４ ４からオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを取り出す。処理ユ ニット４０はインターフェースデータを読込み、前記インターフェースデータに 含まれる命令に従って、オーディオビジュアルディスプレイユニット５２に送ら れる前記訴求可能イベントと同期してユーザーに表示するために、ビジュアル、 オーディオ、テクスチャー、及びその他の要素を信号コンバイナー５０に送るこ とを含み、ユーザーインターフェースをインプリメントする。処理ユニット４０ はまたオーバーレイ機能セットも読込み、ユーザーが多様なオーバーレイ機能を インプリメントできるように、オーディオビジュアルディスプレイユニット５２ に送られる前記訴求可能イベントと同期してオーバーレイ機能を起動する。 本発明の第３の実施の形態においては、番組及び関連インターフェースデータ 及びオーバーレイ機能セットが、ユーザーに表示される前に前記番組内の訴求可 能イベントが関連付けられたインターフェースデータ及びオーバーレイ機能セッ トと同期化されるように、可搬型メディアにストアされることが認められるはず である。このような実施の形態では、ヘッドエンド２でおこるとして第１の実施 の形態で説明され図１に示された同期化過程は、前記信号コンバイナー１０によ り出力される前記組合せ信号が、第１の実施の形態について既に説明したように 後でヘッドエンド２から送信するために、あるいはビデオテープ、コンパクトデ ィスク、ＤＶＤまたはその他のフォーマットのような可搬型メディアにコピーす るために、記憶装置２０にストアされることを除き、前述した説明と同様に実行 される。あるいは、信号コンバイナー１０により出力される前記組合せ信号が、 第１の実施の形態で説明したように遠隔ユーザー地点に送信され、次いで外部装 置インターフェース５６を介して前記デコーダー３８に接続される適当な記録・ 再生装置５４により可搬型メディアにストアされる。図２に示されるように、記 録・再生装置５４により可搬型メディアからから再生している間、前記組合せ信 号は外部装置インターフェース５６を介してデコーダー３８に送られ、本明細書 に提示される第１の実施の形態で説明したように処理される。番組の送信はユー ザーの家またはその他の遠隔地で前記記録・再生装置５４から行われるかもしれ ないが、それでもユーザーに選択された１つまたはそれ以上の前記オーバーレイ 機能をセット−トップボックス３４の代わりにヘッドエンド２あるいはその他の 遠隔地で実行することは可能である。前記処理ユニットにより制御インターフェ ース４６でユーザーから受けた信号は、ネットワークインターフェース３６によ り通信媒体３２を介してヘッドエンド２その他の遠隔地にあって、前記オーバー レイ機能をインプリメントする、トランザクションプロセッサ２４に送られる。 本発明のさらに別の実施の形態においては、ある番組についての訴求可能イベ ントが選択され、前記訴求可能イベントに対するインターフェースデータ及びオ ーバーレイ機能がつくられるか選択されて、前記番組を表示している間ユーザー が利用できるようにする。本実施の形態では、ヘッドエンド２地点に置かれた汎 用コンピュータを用いる人間のオペレーターが、ユーザーに訴求可能にさせたい ある与えられたイベントに対して、オーバーレイ機能を選択し、インターフェー スをつくるかあるいは既存のインターフェースを選択する。前記オペレーターが 訴求可能にしたい現時点のイベントに対する前記オーバーレイ機能及びインター フェースデータの選択後、オペレーターはそのときにユーザーに送られている前 記イベントと同期化されるべき前記オーバーレイ機能セット及びインターフェー スデータを直ちに信号コンバイナー１０に送るように前記ヘッドエンドの処理ユ ニット１２に命令する。本実施の形態では、前記オーバーレイ機能セット及びイ ンターフェースデータがユーザーに送られるべきときを前記オペレーターが決定 するから、送信に先だって前記番組を順序コード化する必要はない。セット−ト ップボックス３４で受信されると、前記番組、インターフェースデータ及びオー バーレイ機能セットは本明細書で説明された第１の実施の形態と同じ方法で処理 され、よってオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータが処理ユニッ ト４０で処理されて、直ちにユーザーに表示される。 リアルタイムデータをオーディオビジュアル情報とリンクして、その時に視聴 しているオーディオビジュアル情報とユーザーがインタラクティブに交信するこ とにより、選択を行い、データを操作し、機能を実行することを可能にする新規 な方法及び装置を説明した。当業者が本発明の概念を逸脱することなく本明細書 で説明した特定の実施の形態について今や非常に多くの用途及び変更並びに新案 をなし得ることは明らかである。従って本発明は、本明細書に開示された装置及 び方法に存在するか所有される新規な特徴及び特徴の新規な組合せのそれぞれ及 び全てを包含すると解釈され、添付される特許請求の範囲の精神及び範囲によっ てのみ限定されるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ランバート，ロバート イー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91206 グレンデイル エメラルド アイ ル 3540 (72)発明者 メイセルズ，ホワード アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91321 サンタ クラリタ グレイプ リ リー サークル 21465 ビルディング ６ ナンバー204 (72)発明者 ニコルス，マイク アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91001 アルタデナ イースト メンドシ ノ ストリート 1523

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．１人またはそれ以上のユーザーが１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを 含むリニア（ｌｉｎｅａｒ）番組を視聴している間に選択を行うことによりイ ンタラクティブに交信することができるインタラクティブオーディオビジュア ルシステムをインプリメントする方法において、前記方法が： 前記リニア番組の訴求可能イベントである１つまたはそれ以上のイベントを 選択し； 前記選択された１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれと、前記 訴求可能イベントの間に１人またはそれ以上の前記ユーザーがアクセス可能な １つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を関連付け； 前記選択された１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれと、１人 またはそれ以上の前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能 を実行することを可能にするためのインターフェースデータを関連付け； 前記選択された１つまたはそれ以上の訴求可能イベント、前記関連付けられ たインターフェースデータ及び前記関連付けられた１つまたはそれ以上のオー バーレイ機能を含む前記リニア番組を、前記選択された１つまたはそれ以上の 訴求可能イベントのそれぞれが前記それぞれの訴求可能イベントに関連付けら れたインターフェースデータ及び前記それぞれの訴求可能イベントに関連付け られた１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能と同期化されるようにして、１ 人またはそれ以上の前記ユーザーに提供する； 各段階を含むことを特徴とする方法。 ２．前記リニア番組を提供する前記段階が有線ネットワークを介して前記リニア 番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方 法。 ３．前記リニア番組を提供する前記段階が無線ネットワークを介して前記リニア 番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方 法。 ４．アナログフォーマットで前記リニア番組を提供する段階をさらに含むことを 特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 ５．ディジタルフォーマットで前記リニア番組を提供する段階をさらに含むこと を特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 ６．前記リニア番組を提供する前記段階がアナログ地上信号を介して前記リニア 番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方 法。 ７．前記リニア番組を提供する前記段階がディジタル地上信号を介して前記リニ ア番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の 方法。 ８．有線ネットワークを介して前記リニア番組を提供する前記段階がケーブルネ ットワークを介して前記リニア番組を提供する段階をさらに含むことを特徴と する請求の範囲第２項記載の方法。 ９．前記リニア番組を提供する前記段階がアナログ衛星信号を介して前記リニア 番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方 法。 10．前記リニア番組を提供する前記段階がディジタル衛星信号を介して前記リニ ア番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の 方法。 11．前記リニア番組を提供する前記段階がアナログマイクロウェーブ信号を介し て前記リニア番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第 １項記載の方法。 12．前記リニア番組を提供する前記段階がディジタルマイクロウェーブ信号を介 して前記リニア番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲 第１項記載の方法。 13．前記リニア番組をディジタルフォーマットで含む前記段階がＭＰＥＧフォー マットで前記リニア番組を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求の 範囲第５項記載の方法。 14．前記選択された１つまたはそれ以上の訴求可能イベント、前記関連付けられ たインターフェースデータ及び前記関連付けられた１つまたはそれ以上のオー バーレイ機能を含む前記リニア番組の１人またはそれ以上の前記ユーザーへの 提供に先だち、前記ユーザー地点から離れた地点において前記選択された１つ またはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれが前記それぞれの訴求可能イベ ントに関連付けられたインターフェース及び前記それぞれの訴求可能イベント に関連付けられた１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能と同期化されること を特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 15．前記ユーザー地点から離れた前記地点がインタラクティブオーディオビジュ アルシステムのヘッドエンドであることを特徴とする請求の範囲第１４項記載 の方法。 16．前記選択された１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれ、前記関 連付けられたインターフェースデータ及び前記関連付けられた１つまたはそれ 以上のオーバーレイ機能を含む前記リニア番組が遠隔地点から前記１人または それ以上のユーザーのそれぞれのそれぞれ異なる地点に提供された後、前記１ 人またはそれ以上のユーザーの前記それぞれの地点において前記選択された１ つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれが前記それぞれの訴求可能イ ベントに関連付けられたインターフェース及び前記それぞれの訴求可能イベン トに関連付けられた１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能と同期化されるこ とを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 17．前記遠隔地点がインタラクティブオーディオビジュアルシステムのヘッドエ ンドであることを特徴とする請求の範囲第１６項記載の方法。 18．前記選択された１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれが、後の 時点における前記１人またはそれ以上のユーザーのそれぞれのそれぞれ異なる 地点に置かれた適切な記録・再生装置による可搬型メディアからの再生のため 、前記ユーザ地点から離れた地点で前記それぞれの訴求可能イベントに関連付 けられたインターフェースデータ及び前記それぞれの訴求可能イベントに関連 付けられた１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能と同期化され、前記可搬メ メディアにストアされることを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 19．前記リニア番組の表示の間前記リニア番組を指標検索するための順序コード データを前記リニア番組に関連付ける段階をさらに含むことを特徴とする請求 の範囲第１項記載の方法。 20．前記順序コードデータが前記リニア番組の表示の間の前記リニア番組の経過 時間に対応することを特徴とする請求の範囲第１９項記載の方法。 21．前記リニア番組の１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを選択する前記段 階が前記選択される１つまたはそれ以上の前記訴求可能イベントを識別するた めに前記順序コードデータを利用する段階を含むことを特徴とする請求の範囲 第１９項記載の方法。 22．前記選択される１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を識別するために前 記順序コードデータを利用する段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲 第１９項記載の方法。 23．前記インタフェースデータを識別するために前記順序コードデータを利用す る段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１９項記載の方法。 24．前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれと、前記 それぞれの訴求可能イベントの間に１人またはそれ以上の前記ユーザーにより 実行される１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能とを関連付ける前記段階が 、前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれ及び前記 それそれの訴求可能イベントに関連付けられる前記１つまたはそれ以上のオー バーレイ機能を同じ前記順序コードデータを利用して識別する段階をさらに含 むことを特徴とする請求の範囲第１９項記載の方法。 25．前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントと、１人またはそれ 以上の前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を実行する ことを可能にするためのインターフェースデータとを関連付ける前記段階が、 前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれ及び前記そ れぞれの訴求可能イベントに関連付けられる前記インターフェースデータを同 じ前記順序コードデータを利用して識別する段階をさらに含むことを特徴とす る請求の範囲第１９項記載の方法。 26．前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントと、前記それぞれの 訴求可能イベントの間に１人またはそれ以上の前記ユーザーにより実行される １つまたはそれ以上のオーバーレイ機能とを関連付ける前記段階が、前記１つ またはそれ以上のオーバーレイ機能のそれぞれのセットを、前記選択される訴 求可能イベントを識別するために利用される同じ前記順序コードを用いて識別 する同期化データをつくりだす段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲 第１９項記載の方法。 27．前記同期化データが、前記リニア番組に含まれる各訴求可能イベントに関連 付けられた前記オーバーレイ機能セットに対する呼出アドレスを含むルックア ップ表の形態になっていることを特徴とする請求の範囲第２６項記載の方法。 28．前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントと、１人またはそれ 以上の前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を実行する ことを可能にするためのインターフェースデータとを関連付ける前記段階が、 前記インターフェースデータのそれぞれを、前記選択される訴求可能イベント を識別するために利用される同じ前記順序コードを用いて識別する同期化デー タをつくりだす段階をさらに含むことを特徴とする請求の範囲第１９項記載の 方法。 29．前記同期化データが、前記リニア番組に含まれる各訴求可能イベントに関連 付けられた前記インターフェースデータのアドレスを含むルックアップ表の形 態になっていることを特徴とする請求の範囲第２８項記載の方法。 30．前記選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベント、前記関連付けられ たインターフェースデータ及び前記関連付けられた１つまたはそれ以上のオー バーレイ機能を含む前記リニア番組を、前記選択される１つまたはそれ以上の 訴求可能イベントのそれぞれが前記それぞれの訴求可能イベントに関連付けら れたインターフェースデータ及び前記それぞれの訴求可能イベントに関連付け られた１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能と同期化されるようにして、１ 人またはそれ以上の前記ユーザーに提供する前記段階が、インターフェースデ ータ及び１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が現時点における前記順序コ ードデータに対して存在するか否かを確認するために前記順序コードデータを 前記リニア番組に対する同期化データと照合し、インターフエースデータ及び オーバーレイ機能が存在すれば、前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可 能イベントが前記それぞれの訴求可能イベントに関連付けられたインターフェ ースデータ及び前記それぞれの訴求可能イベントに関連付けられた１つまたは それ以上のオーバーレイ機能と同期化されるようにして、前記存在するインタ ーフェースデータ及びオーバーレイ機能のいずれをも前記現時点における順序 コードデータに対する前記訴求可能データと組合せるために提供する段階をさ らに含むことを特徴とする請求の範囲第１９項記載の方法。 31．前記同期化データが、前記リニア番組に含まれる各訴求可能イベントと関連 付けられた前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータに対 する呼出アドレスを含むルックアップ表の形態になっていることを特徴とする 請求の範囲第３０項記載の方法。 32．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能がデータ検索能力を含むことを 特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 33．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能がインターネット、オンライン サービス、データベース及びその他のリアルタイムトランザクション処理シス テムへの接続能力を含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 34．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が番組の即時受信を請求する能 力を含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 35．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が、後の時点における番組の前 記受信を指定する能力を含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 36．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が、後の時点における番組の記 録を指定する能力を含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 37．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が製品及び／またはサービスを 発注する能力を含むことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 38．前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能がデータを入力する能力を含む ことを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 39．前記インターフェースデータが文字文、オーディオアイテム、及び／または 静止、アニメーションまたはライブアクションのビジュアルアイテムを含むこ とを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 40．前記インターフェースデータがユーザーのオーディオビジュアルディスプレ イユニットの領域に対するスクリーン座標を含むことを特徴とする請求の範囲 第１項記載の方法。 41．１人またはそれ以上のユーザーが１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを 含むリニア番組を視聴している間に選択を行うことによりインタラクティブに 交信することができるインタラクティブオーディオビジュアルシステムをイン プリメントする方法において、前記方法が： 前記リニア番組を表示している間に前記リニア番組を標識検索するための順 序コードデータを前記リニア番組と関連付け； 前記リニア番組の訴求可能イベントである１つまたはそれ以上のイベントを 選択し； 前記順序コードデータを利用して前記選ばれた１つまたはそれ以上の訴求可 能イベントを識別し； 前記選ばれた１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれ及び前記そ れぞれの訴求可能イベントに関連付けられる１つまたはそれ以上のオーバーレ イ機能を同じ前記順序コードデータにより識別することにより前記選ばれた１ つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれと該訴求可能イベントの間に １人またはそれ以上の前記ユーザーがアクセスできる前記１つまたはそれ以上 のオーバーレイ機能を関連付け； 前記選ばれた１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれ及び前記そ れぞれの訴求可能イベントに関連付けられるインターフェースデータを同じ前 記順序コードデータにより識別することにより１人またはそれ以上の前記ユー ザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を実行することを可能とす るために、前記選ばれた１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれぞれと 前記インターフェースデータを関連付け； 前記選ばれた１つまたはそれ以上の訴求可能イベント、前記関連付けられた インターフェースデータ及び前記関連付けられた１つまたはそれ以上のオーバ ーレイ機能を含む前記リニア番組を１人またはそれ以上の前記ユーザーに提供 する； 段階を含むことを特徴とする方法。 42．前記順序コードデータが前記リニア番組の表示の間の前記リニア番組の経過 時間に対応することを特徴とする請求の範囲第41項記載の方法。 43．選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを含み、前記１つまたは それ以上の訴求可能イベントのそれぞれは前記それぞれの訴求可能イベントに 関連付けられたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを有し、 前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベントが前記それぞれの訴求 可能イベントに関連付けられたオーバーレイ機能セット及び前記それぞれの訴 求可能イベントに関連付けられたインターフェースデータと同期化されるよう にして提供されるリニア番組を提供し、１人またはそれ以上のユーザーが前記 リニア番組とインタラクティブに交信することを可能にするためのインタラク ティブオーディオビジュアルシステムにおいて： 前記リニア番組を提供するための信号源； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けられた前記インター フェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットを提供するようにプログラム される、前記信号源に接続された処理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを組み合せるための、前記信号源及び前記処理ユニットに接続された信 号コンバイナー； 前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットと組み合わさ れた前記リニア番組を含む信号を遠隔地の１人またはそれ以上のユーザーに送 信するための、前記信号コンバイナーに接続された送信手段； 前記送信手段から前記信号を受信するための、それぞれが； 前記リニア番組を前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セ ットから分離するためのデコード手段； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けされた、前記インタ ーフェースデータを読込み、フォーマットし、前記オーバーレイ機能セット を起動するようにプログラムされる、前記デコード手段に接続された第２の処 理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記第２の処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組と前記インターフェースを組み合せるための、前記デコード 手段及び前記第２の処理ユニットに接続された第２の信号コンバイナー； を含む１つまたはそれ以上の受信ユニット； 前記第２の信号コンバイナーから前記インターフェースと組み合わさった前 記リニア番組を受け取り前記ユーザーのそれぞれに表示するための、前記受信 ユニットのそれぞれに接続されたオーディオビジュアルディスプレイ；及び 前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が前記ユーザーに表示されたと きに前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を選択できる ようにするための、前記受信ユニットのそれぞれに接続された入力手段； を含むことを特徴とする装置。 44．前記ユーザーのそれぞれにより選択されたオーバーレイ機能を処理するため の、前記受信ユニットのそれぞれに接続されたトランザクションプロセッサを さらに含むことを特徴とする請求の範囲第４３項記載の装置。 45．前記受信ユニットがセット−トップボックスであることを特徴とする請求の 範囲第４３項記載の装置。 46．前記入力手段がリモートコントロール装置またはキーボードであることを特 徴とする請求の範囲第４３項記載の装置。 47．選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを含み、前記１つまたは それ以上の訴求可能イベントのそれぞれは前記それぞれの訴求可能イベントに 関連付けられたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを有し、 前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベントが前記それぞれの訴求 可能イベントに関連付けられたオーバーレイ機能セット及び前記それぞれの訴 求可能イベントに関連付けられたインターフェースデータと同期化されるよう にして提供されるリニア番組を提供し、１人またはそれ以上のユーザーが前記 リニア番組とインタラクティブに交信することを可能にするためのインタラク ティブオーディオビジュアルシステムのヘッドエンドにおいて： 前記リニア番組を提供するための信号源； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けられた前記インター フェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットを提供するようにプログラム される、前記信号源に接続された処理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフエースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを組み合せるための、前記信号源及び前記処理ユニットに接続された信 号コンバイナー； 前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットと組み合わさ れた前記リニア番組を含む信号を遠隔地の１人またはそれ以上のユーザーに送 信するための、前記信号コンバイナーに接続された送信手段； を含むことを特徴とする装置。 48．選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを含み、前記１つまたは それ以上の訴求可能イベントのそれぞれは前記それぞれの訴求可能イベントに 関連付けられたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを有し、 前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベントが前記それぞれの訴求 可能イベントに関連付けられたオーバーレイ機能セット及び前記それぞれの訴 求可能イベントに関連付けられたインターフェースデータと同期化されるよう にして提供されるリニア番組を含む信号を受信するための受信ユニットにおい て、前記受信ユニットのそれぞれが； 前記リニア番組を前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セ ットから分離するためのデコード手段； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けされた、前記インタ ーフェースデータを読込み、フォーマットし、前記オーバーレイ機能セットを 起動するするようにプログラムされる、前記デコード手段に接続された処理ユ ニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組と前記インターフェースデータを組み合せるための、前記デ コード手段及び前記処理ユニットに接続された信号コンバイナー； 前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が前記ユーザーに表示されたと きに前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を選択できる ようにするための、入力手段； 前記組み合わせられた前記リニア番組とインターフェースデータを前記ユー ザーのそれぞれに表示するためにオーディオビジュアルディスプレイに送るた めの出力手段； を含むことを特徴とする受信ユニット。 49．選択される１つまたはそれ以上の、順序コードデータを利用して識別される 、訴求可能イベントを含み、前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそ れぞれは前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベント及び前記それ ぞれの訴求可能イベントに関連付けられるべきオーバーレイ機能セット及びイ ンターフェースデータを同じ前記順序コードを利用して識別することにより前 記それぞれの訴求可能イベントに関連付けられた前記オーバーレイ機能セット 及び前記インターフェースデータを有する、リニア番組を提供し、１人または それ以上のユーザーが前記リニア番組とインタラクティブに交信することを可 能にするためのインタラクティブオーディオビジュアルシステムにおいて： 前記リニア番組を提供するための信号源； 前記順序コードデータを読込み、前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベン トに関連付けられた前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セ ットを提供するようにプログラムされる、前記信号源に接続された処理ユニッ ト； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを組み合せるための、前記信号源及び前記処理ユニットに接続された信 号コンバイナー； 前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットと組み合わさ れた前記リニア番組を含む信号を遠隔地の１人またはそれ以上のユーザーに送 信するための、前記信号コンバイナーに接続された送信手段； 前記送信手段から前記信号を受信ための、それぞれが； 前記リニア番組を前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セ ットから分離するためのデコード手段； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けされた、前記インタ ーフェースデータを読込み、フォーマットし、前記オーバーレイ機能セットを 起動するようにプログラムされる、前記デコード手段に接続された第２の処理 ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記第２の処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組と前記インターフェースを組み合せるための、前記デコード 手段及び前記第２の処理ユニットに接続された第２の信号コンバイナー； を含む１つまたはそれ以上の受信ユニット； 前記第２の信号コンバイナーから前記インターフェースと組み合わされた前 記リニア番組を受け取り前記ユーザーのそれぞれに表示するための、前記受信 ユニットのそれぞれに接続されたオーディオビジュアルディスプレイ；及び 前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が前記ユーザーのそれぞれに表 示されたときに前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を 選択できるようにするための、前記受信ユニットのそれぞれに接続された入力 手段； を含むことを特徴とする装置。 50．前記ユーザーのそれぞれにより選択されたオーバーレイ機能を処理するため の、前記受信ユニットのそれぞれに接続されたトランザクションプロセッサを さらに含むことを特徴とする請求の範囲第４９項記載の装置。 51．前記受信ユニットがセット−トップボックスであることを特徴とする請求の 範囲第４９項記載の装置。 52．前記入力手段がリモートコントロール装置またはキーボードであることを特 徴とする請求の範囲第４９項記載の装置。 53．選択される１つまたはそれ以上の、順序コードデータを利用して識別される 、 訴求可能イベントを含み、前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントのそれ ぞれは前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベント及び前記それぞ れの訴求可能イベントに関連付けられるべきオーバーレイ機能セット及びイン ターフェースデータを同じ前記順序コードを利用して識別することにより前記 それぞれの訴求可能イベントに関連付けられた前記オーバーレイ機能セット及 び前記インターフェースデータを有する、リニア番組を提供し、１人またはそ れ以上のユーザーが前記リニア番組とインタラクティブに交信することを可能 にするためのインタラクティブオーディオビジュアルシステムにおいて： 前記リニア番組及び前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェース データを提供するための信号源； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けられた前記インター フェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットを提供するようにプログラム される、前記信号源に接続された処理ユニット； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを含む信号を遠隔地の１人またはそれ以上のユーザーに送信するための 、送信手段； 前記送信手段から前記信号を受け取るための、それぞれが； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを受け取るためのデコード手段； 前記順序コードデータを読込み、前記インターフェースデータを読込み、フ ォーマットし、前記順序コードデータに基づいて前記インターフェースを提供 し、前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けられた前記オーバ ーレイ機能セットを前記順序コードデータに基づいて起動するようにプログラ ムされる、前記デコード手段に接続された第２の処理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記第２の処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組と前記インターフェースを組み合せるための、前記デコード 手段及び前記第２の処理ユニットに接続された第２の信号コンバイナー； を含む１つまたはそれ以上の受信ユニット； 前記第２の信号コンバイナーから前記インターフェースと組み合わされた前 記リニア番組を受け取り前記ユーザーのそれぞれに表示するための、前記受信 ユニットのそれぞれに接続されたオーディオビジュアルディスプレイ；及び 前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が前記ユーザーのそれぞれに表 示されたときに前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を 選択できるようにするための、前記受信ユニットのそれぞれに接続された入力 手段； を含むことを特徴とする装置。 54．前記ユーザーのそれぞれにより選択されたオーバーレイ機能を処理するため の、前記受信ユニットのそれぞれに接続されたトランザクションプロセッサを さらに含むことを特徴とする請求の範囲第５３項記載の装置。 55．前記受信ユニットがセット−トップボックスであることを特徴とする請求の 範囲第５３項記載の装置。 56．前記入力手段がリモートコントロール装置またはキーボードであることを特 徴とする請求の範囲第５３項記載の装置。 57．選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを含み、前記１つまたは それ以上の訴求可能イベントのそれぞれは前記それぞれの訴求可能イベントに 関連付けられたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを有し、 前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベントが前記それぞれの訴求 可能イベントに関連付けられたオーバーレイ機能セット及び前記それぞれの訴 求可能イベントに関連付けられたインターフェースデータと同期化されるよう にして提供され、１人またはそれ以上のユーザーがインタラクティブに交信す ることができるリニア番組を記録するための装置において、前記装置が： 前記リニア番組を提供するための信号源； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けられた前記インター フェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットを提供するようにプログラム される、前記信号源に接続された処理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを組み合せるための、前記信号源及び前記処理ユニットに接続された信 号コンバイナー； 前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットと組み合わさ れた前記リニア番組を記録するための、前記信号コンバイナーに接続された記 録手段； を含むことを特徴とする装置。 58．選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを含み、前記１つまたは それ以上の訴求可能イベントのそれぞれは前記それぞれの訴求可能イベントに 関連付けられたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを有し、 前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベントが前記それぞれの訴求 可能イベントに関連付けられたオーバーレイ機能セット及び前記それぞれの訴 求可能イベントに関連付けられたインターフェースデータと同期化されるよう にして提供される、１人またはそれ以上のユーザーがインタラクティブに交信 することができるリニア番組を記録するための装置において、前記装置が： 前記リニア番組を提供するための信号源； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けられた前記インター フェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットを提供するようにプログラム される、前記信号源に接続された処理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組及び前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能 セットを組み合せるための、前記信号源及び前記処理ユニットに接続された信 号コンバイナー： 前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットと組み合わさ れた前記リニア番組を含む信号を遠隔地の１人またはそれ以上のユーザーに送 信するための、前記信号コンバイナーに接続された送信手段； 前記信号を前記送信手段から受信するための１つまたはそれ以上の受信ユニ ット；及び 前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セットと組み合わさ れた前記リニア番組を含む信号を記録するための、前記１つまたはそれ以上の 受信ユニットに接続された記録手段； を含むことを特徴とする装置。 59．選択される１つまたはそれ以上の訴求可能イベントを含み、前記１つまたは それ以上の訴求可能イベントのそれぞれは前記それぞれの訴求可能イベントに 関連付けられたオーバーレイ機能セット及びインターフェースデータを有し、 前記それぞれの１つまたはそれ以上の訴求可能イベントが前記それぞれの訴求 可能イベントに関連付けられたオーバーレイ機能セット及び前記それぞれの訴 求可能イベントに関連付けられたインターフェースデータと同期化されるよう にして提供される、１人またはそれ以上のユーザーがインタラクティブに交信 することができる記録されたリニア番組を、ユーザーが記憶装置から再生でき るようにするための装置において、前記装置が： 前記記録されたリニア番組及び関連付けられたオーバーレイ機能セット及び 関連付けられたインターフェースデータにアクセスするための再生手段； 前記再生手段に接続された、それぞれが； 前記リニア番組を前記インターフェースデータ及び前記オーバーレイ機能セ ットから分離するためのデコード手段； 前記１つまたはそれ以上の訴求可能イベントに関連付けされた、前記 インターフェースデータを読込み、フォーマットし、前記オーバーレイ機能 セットを起動するようにプログラムされる、前記デコード手段に接続された処 理ユニット； 前記オーバーレイ機能セット及び前記インターフェースデータをストアする ための、前記処理ユニットに接続された記憶手段； 前記リニア番組と前記インターフェースを組み合せるための、前記デコード 手段及び前記処理ユニットに接続された信号コンバイナー； を含む１つまたはそれ以上の受信ユニット； 前記信号コンバイナーから前記インターフェースと組み合わされた前記リニ ア番組を受け取り前記ユーザーのそれぞれに表示するための、前記受信ユニッ トに接続されたオーディオビジュアルディスプレイ；及び 前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能が前記ユーザーのそれぞれに表 示されたときに前記ユーザーが前記１つまたはそれ以上のオーバーレイ機能を 選択できるようにするための、前記受信ユニットに接続された入力手段； を含むことを特徴とする装置。 60．前記ユーザーのそれぞれにより選択されたオーバーレイ機能を処理するため の、前記受信ユニットのそれぞれに接続されたトランザクションプロセッサを さらに含むことを特徴とする請求の範囲第５９項記載の装置。 61．前記受信ユニットがセット−トップボックスであることを特徴とする請求の 範囲第５９項記載の装置。 62．前記入力手段がリモートコントロール装置またはキーボードであることを特 徴とする請求の範囲第５９項記載の装置。