【発明の詳細な説明】
動物の食料供給のための粉末甘味料
本発明は動物の食料供給のための粉末甘味料に関するものであり、子豚、子牛
、子羊などの、畜産動物の子供の食料供給にとくに利益がある。
従来、動物の食料供給のための粉末甘味料は粒度の非常に異なる２種類の粉末
の統計的混合物から成る、すなわち比較的粒度が大きい甘味剤の、もっと細かい
粉末の形の増強剤に混合された粉末である。甘味剤、すなわち甘みをもたらす物
質は、通常はサッカリンまたはサッカリンナトリウムまたはサッカリンカルシウ
ムであり、ときには天然または人工起源のその他の強い甘味剤である。
増強剤の役割は２つある。第一に、その名前が示すように、それがなければす
ぐに消えてしまう、甘み感を持続させる効果がある。従来使用されているような
優れた増強剤は甘み感を約５０から８０％増強することができる。同じく重要な
増強剤の役割は、甘味剤の二次的なまたは余計な味を隠蔽することであり、例え
ば、サッカリンまたはそのナトリウム塩やカルシウム塩の苦味及び金属性の味を
隠蔽することである。
単に説明をわかりやすくするだけの理由で、ここでは子豚の食料供給だけを論
じるが、もちろん本発明は子牛、子羊、小山羊、子馬、子鹿、などの他の畜産動
物の子供にも適用される。
子豚の場合、母乳から固形食物への移行を容易にするために、離乳期の間の消
費を最適にする必要がある。この段階では子豚の健康状態が弱くなり、疾患を防
止するために、ときには食物に、味の良くない薬効のある物質を補助することが
ある。このとき、動物の子供は母乳で親しんでいた甘みをとくに好むので、甘味
料を含む飼料を与えることに
よって、最大限の食物を消費するようにその食欲を刺激することが必要になるだ
ろう。もっと具体的に言えば、２８日目の離乳した、体重６．５から８ｋｇの子
豚は、通常顆粒状の食物を１日あたり２００から３００ｇ消費する。子豚は一口
で約８ｇ、およそ５０粒を摂取するが、これはきわめて少量である。しかし、す
でに８日目から将来の食餌に慣れさせるために、母豚の下にいる子豚に顆粒の食
物が与えられる。１日あたり３０から４０ｇしか食べないので、一口あたり１０
粒程度にすぎない。薬効のある補助であるか否かを問わず、味覚を満足させるよ
うな食物を子豚に提供して食欲が刺激される、そのために甘味料が含まれた顆粒
を使用する習慣が定着した。平均直径０．３ｃｍ、長さ１．５ｃｍの重さが０．
１５ｇ程度のこれらの顆粒は、デキストロース、無水珪酸、粉砕穀物、またはそ
れらの組合せなどの、媒質に分散された重量で約１／４の重量で約３／４の割合
の、甘味料で構成される。増強剤に対するサッカリンの比率は１から２に対して
１００程度であり、最終食物にこの混合物が約４００ｇ／ｔ添加される。
以下に用語のあいまいさを避けるために、本発明の目的である甘味剤・増強剤
混合物、ならびに比較の対象となる従来の製品を指すときには「甘味料」という
用語を用い、甘味料自体が媒質内に分散されているときは「甘味配合物」または
「甘味予備混合物」と呼ぶことにする。この甘味配合物は塩またはこしょうが人
間の食料の調味料であるように調味料であり、次に子豚に与えられる最終食物内
に混入される。
従来の甘味料は、先に述べたごとく、その粒度に大きな差がある、一つまたは
複数の甘味剤と一つまたは複数の増強剤の統計上の混合物である。その製造にい
かに配慮しても、大きな不均質性のある混合物しか得られない。この理由のため
に、以下にそれらを「粗甘味料」と称することにする。
この様に大きな不均質性は、子豚が一口あたりわずかの顆粒しか吸収しないこ
とと重なって、動物の子供が一口ごとに感じる効果が非常に異なり（また消費量
が変動する）ことになるが、それはあるときは甘みがほとんど感じられず、また
つぎに噛むと、甘す
ぎたり、あるいは増強剤が含まれていても、サッカリンの濃度が非常に高くても
、その後味を隠蔽することが困難なので、苦かったり、さらには金属性の味がす
るからである。粗甘味料を主成分とした従来の甘味配合物は、それより良いもの
がないので畜産に広く使用されており、従って充分満足できるものではない。
またもっと一般的に、動物の食物への甘味剤の使用に関わる問題は奇妙なこと
に文献にはあまり取り扱われておらず、参考としてＤＥ−２ ０２９ ７４９を
挙げておくが、これは甘味物質層で形成され、消化可能な鉄分を含有する栄養素
に関するものなので、本発明の対象とは何の関係もない。
上述の諸問題は、甘味剤／増強剤の配分がほぼ均一で、非統計的であり、増強
剤に対する甘味剤の比率がほぼ一定で粉末粒子ごとに等しい緊密な混合物の形の
動物の食糧供給のための粉末状甘味料を提案することから成る本発明によって意
外なことに容易に解決できる。
好適には、本発明による粉末甘味料は粒度が１０と１００μｍの間で、ガウス
分布を示す。また好適には、甘味剤／増強剤の比率は、重量部で表した値では、
１００／０．２と１００／２の間に含まれる。
先に示したごとく、また後述のごとく、甘味剤に対する増強剤の比率はほぼ一
定で、粒子ごとに等しいので、甘味料が媒質の上に分散される甘味配合物内で、
また最終的に動物に供される食物の中で顆粒ごとに一定になる。
この様な条件において、子豚の食欲は所望の一定の甘み、強さとその勾配にお
いて一定であり、一口ごとに変化のない甘みがある場合にいっそう増強されるこ
とが容易に理解されるだろう。
この場合の課題はもちろん、より早く、またとくにより規則的で、動物ごとに
変動のない体重増加を可能にすることによって動物の子供の飼育の経済性を向上
させることである。
本発明による粉末甘味料を前にした子供の動物は食欲が増し、もっと大量に、
あるいはもっと効果的に食餌をとり、したがって、同じ組成の、粗甘味料を含む
配合物を前にした子供の動物よりも所定の同じ期間にもっと体重が増すだろう。
その結果浪費が減り、また先に見るごとく、粉末甘味料は一般的に従来の粗甘味
料よりも細かい粉末の形なので、顆粒の中により少量の甘味料を使用することが
可能になるだろう。
実際、それが本発明による好適実施態様の一つであり、本発明による甘味料は
ガウス分布と１０と１００μｍの間に含まれる粒子平均直径を有し、１グラムあ
たり６５’０００’０００と８５’０００’０００の間の、例えば、７５’００
０’０００程度の粒子を含む粉末の形を取ることができるが、これに対して４０
−８０Ｍｅｓｈのサッカリンは粒度が１００と１０００μｍの間に含まれ、１グ
ラムあたり５０’０００から７０’０００，平均して約６０’０００の粒子しか
含んでいない。
したがって、動物の子供の食糧供給のよりすぐれた規則性に基づくだけでなく
、本発明による、より少ない甘味料を用いて顆粒にまた最終食物に所望の甘味を
付けることができる。
甘味剤としては上述のサッカリンナトリウムまたはサッカリンカルシウムおよ
びサッカリン、ならびに他の甘味剤、アスパルチル−フェニルアラニン、アセス
ルファム、およびシクラメート、および天然のグリコシドであるステボシドなど
を単独で、あるいは混合して用いることができる。
増強剤として、子豚の食料供給には、植物系のタンパク質であるタウマチン、
ネオヘ
スペリジン・ジヒドロカルコン（ＮＨＤＣ）、グリシルヒジン、などのグリコシ
ドを単独または混合して用いることができる。これらの物質は甘みの残存を保証
し、サッカリンとその塩の苦い金属性の後味を覆い隠す。
本発明による粉末甘味料は、グルタミン酸ナトリウム、ヌクレオチド（イノシ
ン酸ナトリウムとグアニル酸ナトリウム）、マルトールとエチルマルトール、な
どの味覚増進剤、香料などのその他の成分を少量含むこともできる。これらの成
分は食物または予備混合物の中間配合物内に入れることのできる「微量成分」の
一部であり、その食物または予備混合物にはさらにビタミン、オリゴ元素、さら
には予防または防止のために与えられる薬効のある物質も含めることもできる。
後者の物質は、通常、最終食物１トンあたり、５から１０ｋｇの割合で存在する
ように計算される。
本発明による粉末甘味料は「微粉化」、すなわち適切な装置内に噴霧した液体
混合物の微粒子化と乾燥によってヒトの食料と香料製造技術において周知の技術
によって、非常に単純に調製できる。この装置は塔の形を取ることができ、その
頂上からノズルまたはタービンによって液体混合物が投入され、得られた微粒子
化された粉末は塔の底から回収される。場合によっては、必要に応じて、酸化現
象防止のために、塔に不活性ガスを充填することができる。
本発明による粉末甘味料は畜産動物の子供の食料供給に２つの仕方で用いるこ
とができる。先ず、従来の仕方で本発明による甘味料は例えば、媒質９０から２
５重量部に対して甘味料１０から７５重量部の割合でデキストロース、無水珪酸
、粉砕穀物タイプの媒質の上に分散させることができる。通常の値を基にすれば
、これによって平均配合量が２００から６００ｇ／ｔの、好適には４００ｇ／ｔ
の最終食物が構成できる、これは４００ｇ／ｔの平均配合量を基にすると甘味剤
の量で１００から１５０ｇ／ｔ程度、増強剤の量で１．２から１．８ｇ／ｔ程度
にあたる。ここでよく理解しなければならないのは、本発明による甘味料は完全
に均質であり、甘味料の粒度は充分小さいので、同じ
く完全に均質な媒体、ついで最終食物の上で甘味配合物を得るのに明らかに何の
困難もないことである。
本発明による甘味料を用いるもう一つの可能性は、この粉末甘味料が何の問題も
なく水に溶けるので、とくに２から３ｇ／ｌの割合で、動物の子供に与える飲料
水内にそれを溶かすことである。
本発明は非制限的な例として挙げられる後述の実施例を参照していっそう良く
理解することができるだろう。これらの実施例につづいて以下の本発明の長所を
明らかにする目的で比較例を挙げる：
・一定した甘味力、
・大量の補助薬を添加できる、同じく一定した可能性、
・優れた保存安定性、これは粒度がきわめて異なる２種類の構成粉末が時間と共
に分離するあるいは沈殿する傾向のある粗甘味料より優れている。
実施例１から７
タンクの中に９００リットルの水を入れ、ついで６０℃まで加熱して１つまた
は複数の甘味剤の溶液Ａを調製する。ついで１つまたは複数の甘味剤１０００ｋ
ｇを徐々に加え、完全に溶解するまで（溶液が透明になるまで）３０分間溶液を
攪拌する。
これと平行して、小さなタンクに７０℃まで加熱した１００リットルの水を満
たし、調製する甘味料に所望の甘味剤／増強剤の比率に対応する量の１つまたは
複数の増強剤を徐々に加え、ついで物質を３０分間溶解させる。
増強剤溶液を徐々に甘味剤溶液に注ぐ。
溶液が透明になったときに、以下の作業条件で塔内で噴霧乾燥（スプレードラ
イ）作業を実施する：
溶液温度 ６０℃
流入空気温度 １９０℃
出口空気温度 １００℃
噴霧タービン回転速度 １５'０００t/minから２０'０００t/min
このようにして、粒度が１０から１００μｍの間に含まれ、平均４８．５μｍ
のガウス分布を示し、グラムあたり７５'０００'０００程度の粒子または顆粒を
含む均質な細かい粉末の形で、本発明による甘味料が得られる。この粉末は水に
溶ける。
比率を重量値で表したとき、使用した甘味剤と増強剤によって、下記の粉末甘
味料が実現された。
実施例１と８に用いたタウマチンはHays Ingredients社のものであり、タリン
という名称で販売されている。
比較例１から４
１
４０／８０Ｍｅｓｈの粗甘味料標本（基準）をレーザー粒度測定で測定し、上
述の「微粉化」法によって得られた本発明による甘味料と比較した。
基準標本で１．５６９２ｇ／ｃｍ3，実施例１による本発明の標本で１．５２
７０ｇ／ｃｍ3というほぼ等しい比重で、後者は１グラムあたり７５'５６３'２
８８の粒子を、基準標本は１グラムあたり５８’２７０の粒子を含むことが分か
った。
２
上述の比較例の４０／８０Ｍｅｓｈの粗甘味料と実施例１の微粉化した甘味料
を、先ず両者から、他の点については同一の、顆粒状食料を調製して比較した。
ついで、両者のそれぞれから同数の顆粒を無作為に抽出して、高性能液相クロマ
トグラフィーにかけて個別に分析し、５００μｌに対して０．１ｇの希釈率で水
中遠心分離によって抽出し
た後、サッカリンナトリウムのピークを探した。
次の表に示した、得られた結果はサッカリンピーク領域に関するものであり、
その濃度を示している。この結果は基準標本内ではサッカリンの存在に大きなば
らつきがあり、一部の標本にはサッカリンが全く含まれていないことを示してい
る。
同様に、またとくに実施例１の甘味料において、サッカリンの分布がきわめて
均質であることも示している。
３
１９日目から２３日目の５日間、離乳過程の母親の下にいる子豚２組を用いて基
準粗甘味料を実施例１の本発明による甘味料と比較した。基準子豚にはＰａｎｃ
ｏｓｍａ社からＰａｌａｔｏｎｅの商標で販売されている食物を与えた。他の子
豚には、全ての点で同一であるが、通常の粗甘味料の代わりに本発明による甘味
料を含有するＰａｌａｔｏｎｅを与えた。後述の図１は５日間のｇ／日で表した
子豚の平均消費量の変化を示している。下側の曲線は粗基準に関するもので、上
側の曲線は本発明の甘味料に関するものである。
すぐに分かるように、本発明による甘味料を含む食物を与えられた子豚は粗甘
味料を含む食物を与えられた子豚よりも多くの栄養を吸収し、したがって、より
体重が増加する。
４
先の比較例の市販のＰａｌａｔｏｎｅ（粗甘味料）と本発明の甘味料で再構成し
たＰａｌａｔｏｎｅを用いて、１９日目から２２日目の５日間、離乳過程の母親
の下にいる子豚について自由選択試験によって後者を粗甘味料と比較した。後述
の図２は５日間の子豚の嗜好の変化を示している。下側の曲線は基準に関するも
ので、上側の曲線は本発明の甘味料に関するものである。
すぐに分かるように、本発明による甘味料を含む食物に子豚の８０％が嗜好を
示し、この嗜好は日数につれて低下するが、それでも顕著であり、６０％で安定
するが、一方、粗甘味料を含む食物では４０％に過ぎない。The present invention relates to a powdered sweetener for feeding food to animals, and relates to a powdered sweetener for feeding livestock animals such as piglets, calves and lambs. There is a particular benefit to the food supply. Conventionally, powdered sweeteners for animal food supply consist of a statistical mixture of two powders of very different particle sizes, i.e. mixed with a relatively large particle size sweetener, in the form of finer powdered enhancers. Powder. The sweetener, ie the substance providing sweetness, is usually saccharin or saccharin sodium or saccharin calcium, and sometimes other strong sweeteners of natural or artificial origin. The role of the enhancer is twofold. First, as its name implies, it has a long-lasting sweetness that disappears quickly without it. Superior enhancers, as conventionally used, can enhance the sweetness by about 50 to 80%. An equally important role of the enhancer is to mask the secondary or extra taste of the sweetener, for example, to mask the bitter and metallic tastes of saccharin or its sodium and calcium salts. . For the sake of simplicity, the discussion will focus solely on the food supply of piglets, but of course the invention is also applicable to children of other livestock animals such as calves, lambs, goats, foals, fawns, etc. Applied. For piglets, consumption during weaning needs to be optimized to facilitate the transition from breast milk to solid food. At this stage, the piglets are in poor health and sometimes supplement the food with unpalatable medicinal substances to prevent the disease. At this time, the animal's children will particularly like the sweetness they were accustomed to in breast milk, and it may be necessary to stimulate their appetite to consume as much food as possible by feeding them with sweetener-containing feed. More specifically, weaned piglets weighing 6.5 to 8 kg on day 28 typically consume 200 to 300 g of granular food per day. Piglets consume about 8 g per mouth, about 50 tablets, which is very small. However, already on day 8, the piglets under the mother pigs are fed with granular food in order to get used to their future diet. Since they eat only 30 to 40 g per day, they are only about 10 tablets per mouthful. Regardless of whether it is a medicinal supplement or not, the habit of using granules containing sweeteners has been established, because appetite is stimulated by providing foods that satisfy the taste to piglets and stimulate appetite. An average diameter of 0.3 cm and a length of 1.5 cm weigh 0. These granules, on the order of 15 g, are composed of about 3/4 by weight and about 3/4 of sweeteners dispersed in a medium, such as dextrose, silicic acid, ground grain, or a combination thereof. You. The ratio of saccharin to enhancer is on the order of 100 to 1 to 2, and about 400 g / t of this mixture is added to the final food. In order to avoid the ambiguity of the terms below, the term "sweetener" is used when referring to the sweetener / enhancer mixture which is the object of the present invention, as well as the conventional product to be compared, and the sweetener itself is a medium. When dispersed within, it will be referred to as a "sweet mix" or "sweet mix." This sweetening composition is a seasoning, such that salt or pepper is a seasoning in human food, and is then incorporated into the final food given to the piglets. Conventional sweeteners are, as mentioned above, a statistical mixture of one or more sweeteners and one or more enhancers, which vary greatly in particle size. No matter how much care is taken in its production, only highly heterogeneous mixtures are obtained. For this reason, they will be referred to hereinafter as "crude sweeteners". This large heterogeneity, combined with the fact that piglets absorb only a few granules per bite, can have very different effects (and fluctuate consumption) on animal bites per bite. It is hardly sweet at times, and it is difficult to mask the taste after chewing, even if it is too sweet, or contains enhancers, or if the concentration of saccharin is very high. Because it has a bitter and even metallic taste. Conventional sweetening formulations based on crude sweeteners have been widely used in animal husbandry as there is no better one and therefore are not fully satisfactory. Also more generally, the problem associated with the use of sweeteners in animal food is strangely rarely dealt with in the literature, and DE-2029 749 is cited as a reference, but it does not It has nothing to do with the subject of the present invention as it relates to nutrients formed in the layer and containing digestible iron. The problems discussed above are that the sweetener / enhancer distribution is nearly uniform and non-statistical, and the animal food supply in the form of an intimate mixture in which the sweetener to enhancer ratio is approximately constant and equal per powder particle It can be surprisingly easily solved by the present invention which comprises proposing a powdered sweetener for Preferably, the powdered sweetener according to the invention exhibits a Gaussian distribution with a particle size between 10 and 100 μm. Also preferably, the sweetener / enhancing agent ratio is comprised between 100 / 0.2 and 100/2, in parts by weight. As indicated above, and as described below, the ratio of enhancer to sweetener is nearly constant and equal for each particle, so that in sweetening formulations where the sweetener is dispersed on a medium, and ultimately in animal It becomes constant for each granule in the food to be served. It will be readily appreciated that in such conditions, the piglet's appetite is constant in the desired constant sweetness, strength and gradient, and is further enhanced when there is unchanged sweetness from bite to bite. . The challenge in this case is, of course, to increase the economics of raising animal children by enabling faster, and more particularly, constant weight gain from animal to animal. Children's animals preceded by the powdered sweetener according to the present invention have an increased appetite and feed more heavily or more effectively, and therefore have the same composition of children preceded by a formulation comprising a coarse sweetener. You will gain more weight over the same period of time than animals. As a result, waste will be reduced and, as we have seen, powdered sweeteners will generally be in the form of a finer powder than conventional coarse sweeteners, which will allow the use of smaller amounts of sweeteners in granules . In fact, it is one of the preferred embodiments according to the invention, wherein the sweetener according to the invention has a Gaussian distribution and an average particle diameter comprised between 10 and 100 μm, with 65'000'000 and 85 per gram. It can take the form of a powder containing particles between '000'000, for example on the order of 75'000'000, whereas 40-80 Mesh saccharin has a particle size between 100 and 1000 µm. And contains only 50'000 to 70'000 per gram, on average about 60'000 particles. Thus, in addition to being based on a better regularity of the food supply of the animal child, the desired sweetness can be imparted to the granules and also to the final food with less sweetener according to the invention. As the sweetener, the aforementioned saccharin sodium or saccharin calcium and saccharin, and other sweeteners, aspartyl-phenylalanine, acesulfame, and cyclamate, and steboside, which is a natural glycoside, can be used alone or in combination. As an enhancer, glycosides such as thaumatin, neohesperidin dihydrochalcone (NHDC), and glycyrrhizin, which are plant-based proteins, can be used alone or in combination for feeding piglets to feed. These substances ensure sweetness linger and mask the bitter metallic aftertaste of saccharin and its salts. The powdered sweetener according to the present invention may also contain small amounts of other ingredients such as flavor enhancers such as sodium glutamate, nucleotides (sodium inosinate and sodium guanylate), maltol and ethyl maltol, and the like. These ingredients are part of a "trace ingredient" that can be included in the intermediate formulation of the food or premix, and the food or premix is further provided with vitamins, oligoelements, and even for prevention or prevention. It can also include other medicinal substances that are used. The latter substance is usually calculated to be present at a rate of 5 to 10 kg per ton of final food. Powdered sweeteners according to the invention can be prepared very simply by techniques known in the art of human food and flavoring by "micronizing", i.e. micronizing and drying a liquid mixture sprayed into a suitable device. The apparatus can take the form of a tower, from which the liquid mixture is introduced by means of a nozzle or a turbine, and the finely divided powder obtained is recovered from the bottom of the tower. In some cases, if necessary, the column can be filled with an inert gas to prevent oxidation. The powdered sweetener according to the invention can be used in two ways in the food supply of livestock children. First, in a conventional manner, the sweetener according to the present invention is dispersed on a medium of dextrose, silicic anhydride, ground cereal type, for example, in a ratio of 90 to 25 parts by weight of the medium and 10 to 75 parts by weight of the sweetener. Can be. Based on the usual values, this makes up a final food with an average loading of 200 to 600 g / t, preferably 400 g / t, which is a sweetener based on an average loading of 400 g / t. And about 1.2 to 1.8 g / t in the amount of the enhancer. It must be understood here that the sweeteners according to the invention are completely homogeneous and the particle size of the sweeteners is small enough to also obtain a completely homogeneous medium and then the sweetening composition on the final food Obviously there is no difficulty. Another possibility of using the sweetener according to the invention is that this powdered sweetener dissolves in water without any problems, so that it can be added to drinking water given to children of animals, especially at a rate of 2 to 3 g / l. Is to melt. The invention may be better understood with reference to the following examples, given by way of non-limiting example. Following these examples, comparative examples are given for the purpose of clarifying the following advantages of the present invention: a constant sweetening power, a large amount of adjuvants can be added, also a constant possibility, an excellent storage stability Properties, which are superior to coarse sweeteners, where two constituent powders with very different particle sizes tend to separate or precipitate over time. Examples 1 to 7 900 liters of water are placed in a tank and then heated to 60 ° C. to prepare a solution A of one or more sweeteners. The 1000 kg of one or more sweeteners are then slowly added and the solution is stirred for 30 minutes until completely dissolved (until the solution is clear). In parallel, a small tank is filled with 100 liters of water heated to 70 ° C. and the sweetener to be prepared is gradually filled with one or more enhancers in an amount corresponding to the desired sweetener / enhancer ratio. Addition then dissolve material for 30 minutes. Pour the enhancer solution slowly into the sweetener solution. When the solution becomes transparent, carry out spray drying in the tower under the following operating conditions: Solution temperature 60 ° C Inlet air temperature 190 ° C Outlet air temperature 100 ° C Spray turbine rotation speed 15'000t / min to 20'000 t / min Thus, a uniform fine particle containing a particle size between 10 and 100 μm, exhibiting a Gaussian distribution of 48.5 μm on average and of the order of 75′000′000 particles or granules per gram In the form of a powder, the sweetener according to the invention is obtained. This powder dissolves in water. When the ratios were expressed by weight, the sweeteners and enhancers used provided the following powdered sweeteners. The thaumatin used in Examples 1 and 8 was from Hays Ingredients and sold under the name Tallin. Comparative Examples 1 to 4 140/80 Mesh crude sweetener samples (reference) were measured by laser granulometry and compared with the sweetener according to the invention obtained by the "micronization" method described above. Reference specimens 1.5692g / cm 3, at approximately equal specific gravity of the specimen at 1.52 70 g / cm 3 of the present invention according to Example 1, the latter particles per gram 75'563'2 88, reference specimens It was found to contain 58'270 particles per gram. 2 The 40/80 Mesh coarse sweetener of the comparative example described above and the micronized sweetener of Example 1 were first prepared and compared from each other in granular foods otherwise identical. Subsequently, the same number of granules were randomly extracted from each of the two, individually analyzed by high-performance liquid chromatography, and extracted by centrifugation in water at a dilution of 0.1 g per 500 μl. Looked for the peak. The results obtained, shown in the following table, relate to the saccharin peak area and indicate their concentrations. This result indicates that the presence of saccharin varies greatly in the reference sample, and that some samples do not contain saccharin at all. It also shows that the distribution of saccharin is very homogeneous, especially in the sweetener of Example 1. 319 From day 19 to day 23, the reference crude sweetener was compared with the sweetener according to the invention of Example 1 using two sets of piglets under the weaning mother for 5 days. Reference piglets were fed food sold under the trademark Palatone from Panco osma. The other piglets received Palatone, which is identical in all respects but contains the sweetener according to the invention instead of the usual crude sweetener. Figure 1 below shows the change in average consumption of piglets in g / day for 5 days. The lower curve is for the coarse standard and the upper curve is for the sweetener of the present invention. As can be readily seen, piglets fed a diet containing a sweetener according to the present invention absorb more nutrients than piglets fed a diet containing a crude sweetener, and thus gain more weight. 4 Piglets under the weaning mother for 5 days from the 19th to 22nd days using the commercially available Palatone (coarse sweetener) of the comparative example and the Palatone reconstituted with the sweetener of the present invention. The latter was compared to the crude sweetener by a free choice test. FIG. 2 described below shows the change in the preference of piglets for 5 days. The lower curve is for the reference and the upper curve is for the sweetener of the present invention. As can be readily seen, 80% of the piglets show a preference for foods containing the sweetener according to the invention, which preference decreases with the number of days but is still pronounced and stabilizes at 60%, while the crude sweetness Food containing food is only 40%.
【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項
【提出日】平成１０年８月２７日（１９９８．８．２７）
【補正内容】
請求の範囲
１．甘味剤／増強剤の配分がほぼ均一で、非統計的であり、増強剤に対する甘味
剤の比率がほぼ一定で粉末粒子ごとに等しい緊密な混合物の形を有し、また粒度
が１０と１００μｍの間で、ガウス分布を示すことを特徴とする、動物の食料供
給のための粉末状甘味料。
２．甘味剤／増強剤の比率が、重量部で表した値で、１００／０．２と１００／
２の間に含まれることを特徴とする、請求項１に記載の甘味料。
３．甘味剤がサッカリンナトリウムまたはサッカリンカルシウム、サッカリン、
アスパルチル−フェニルアラニン、アセスルファム、チクロ、およびステビオシ
ドとそれらの混合物から成る群から選択されることを特徴とする、請求項１また
は２に記載の甘味料。
４．増強剤がタウマチン、ネオヘスペリジン・ジヒドロチャルコン（ＮＨＤＣ）
、グリシリジン、およびそれらの混合物から成る群から選択されることを特徴と
する、請求項１または２に記載の甘味料。
５．味向上剤と香料から成る群から選択されたその他の成分も含むことを特徴と
する、請求項１または２に記載の甘味料。
６．甘味剤と増強剤の溶液混合物を調製し、ついで粉末を得るために噴霧乾燥に
よってこの混合物を微粉化する、ことを特徴とする請求項１から５のいずれか一
つに記載の甘味料の調製方法。
７．媒質９０から２５重量部に対して甘味料１０から７５重量部の割合でデキス
トロース、無水珪酸、粉砕穀物タイプの媒質の上に分散させた前記請求項１から
６のいずれか一つに記載の甘味料を含むことを特徴とする、顆粒状の甘味食料配
合物。
８．畜産動物の子供の食料供給における請求項７に記載の甘味食料配合物の使用
。
９．飲料１リットルあたり２から３ｇの割合で、飲料水内にそれを溶かすことに
よる動物の子供の飼育への請求項１から５のいずれか一つに記載の粉末甘味料の
使用。[Procedure of Amendment] Article 184-8, Paragraph 1 of the Patent Act
[Submission date] August 27, 1998 (1998.8.27)
[Correction contents]
The scope of the claims
1. The sweetener / enhancer distribution is nearly uniform, non-statistical, and the sweetness to the enhancer
It has the form of an intimate mixture in which the proportion of
Exhibiting a Gaussian distribution between 10 and 100 μm.
Powdered sweetener for feeding.
2. The ratio of sweetener / enhancer is 100 / 0.2 and 100 /
2. Sweetener according to claim 1, characterized in that it is comprised between two.
3. The sweetener is saccharin sodium or saccharin calcium, saccharin,
Aspartyl-phenylalanine, acesulfame, ticlo, and stevio
And at least one of the group consisting of:
Is the sweetener according to 2.
4. Enhancer thaumatin, neohesperidin dihydrocharcon (NHDC)
, Glycirizine, and mixtures thereof.
The sweetener according to claim 1 or 2, wherein
5. It also contains other ingredients selected from the group consisting of flavor enhancers and flavors.
The sweetener according to claim 1 or 2, wherein
6. Prepare a solution mixture of sweetener and enhancer and then spray dry to obtain a powder
Therefore, this mixture is pulverized, and the mixture is pulverized.
5. A method for preparing a sweetener according to any one of the above.
7. 90 to 25 parts by weight of medium and 10 to 75 parts by weight of sweetener
2. A method according to claim 1, wherein the substance is dispersed on a medium of the type of troth, silicic acid, ground grains.
6. A granular sweet food distribution comprising the sweetener according to any one of 6.
Compound.
8. Use of the sweet food formulation of claim 7 in the food supply of livestock children.
.
9. To dissolve it in drinking water at the rate of 2-3 g per liter of beverage
The use of the powdered sweetener according to any one of claims 1 to 5 for breeding an animal child according to claim 1.
use.
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フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，
ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ
Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ
，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，
ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ
Ｚ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ
，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ
，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，
ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ
Ｕ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ
，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，
ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ
Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ
，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ────────────────────────────────────────────────── ───
Continuation of front page
(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, L
U, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF)
, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE,
SN, TD, TG), AP (KE, LS, MW, SD, S
Z, UG), EA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD
, RU, TJ, TM), AL, AM, AT, AU, AZ
, BB, BG, BR, BY, CA, CH, CN, CU,
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O, RU, SD, SE, SG, SI, SK, TJ, TM
, TR, TT, UA, UG, US, UZ, VN