JP2001506720A - 手動又はモータ駆動のゴム製ディンギー等のボートのための同軸弁型複動ポンプ - Google Patents

手動又はモータ駆動のゴム製ディンギー等のボートのための同軸弁型複動ポンプ

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Abstract

(57)【要約】 特にゴム製ディンギー等のためのプラスチック材製ポンプ(10)。このポンプは、複動ピストン(13)を有する第1円筒体(11)と、第1円筒体に沿っても受けられた断面長円形の第2小径円筒体(15)から成り、第1円筒体は、弁としても機能するパッキング(26)を備えた端板(24)によって両端を閉鎖されており、各弁は、弾性の円盤状ダイアフラム(21,31)によって完全に覆われる孔(18,30)を有する中央環状部分から成り、第1円筒体(11)の弁(31)は周囲環境と連通し、第2小径円筒体(15)の弁(19)は、第1円筒体(11)の両端に画定されるチャンバー(60,61)と連通しており、ピストン(13)をクランク付きオーバーギア又は電動モータ又はゴム製ディンギーの推進機によって作動させると、圧縮空気が創生され、第2小径円筒体(15)の枝管(33)を通してゴム製ディンギーへ、又は、圧縮空気を必要とする他の機器へ供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 手動又はモータ駆動のゴム製ディンギー等 のボートのための同軸弁型複動ポンプ技術分野 本発明は、一般に、流体ポンプに関する。背景技術 最も広汎に用いられている流体ポンプは、流体を吸入するのと併行して、それ とは反対方向のピストンの前のストローク中に吸入された流体を圧縮する複動型 即ち往復型ポンプである。 この種のポンプは、ピストンのストローク毎に空気の吸入と圧縮された空気の 吐出を可能にするための弁を設ける必要があることから、通常、構造が複雑で、 大きくなってしまう。 流体を所望の圧力、容量及び吐出量で周期的に分配するために、移動するピス トンの動作に合わせて各弁を閉鎖位置へ戻し、次いで再開放するための手段とし て弾性反作用手段が用いられる。 特に、膨縮自在の(空気で膨らませたり、すぼませたりすることができる)ゴ ム船(以下、「ゴムボート」又は単に「ボート」と称する)が広く用いられてい る航海分野においては、ボートを軽量で簡単なコンパクトな手段で迅速に膨張さ せる(膨らませる)ことができることが肝要である。 ゴム製ディンギー(小ボート又は救命ボート等)を装 備していることの主な利点は、収縮させた(すぼませた)ゴム製ディンギーのよ うな収納し易い物体を本当のボートに、しかも相当な大きさのボートに変換する ことができることにある。 しかしながら、既知の手動ポンプは、操作するのに労力を要し、一方、モータ 駆動のポンプは、大きく、効果である。 従って、既知のこの種のポンプは、大抵は、コスト、重量及び操作の困難性等 のために不満足なものであることは明らかである。発明の概要 従って、本発明の課題は、軽量、小型、長寿命及び使用の簡便さ等の多くの利 点を有するポンプを提供することによって従来技術の上記欠点を解消することで ある。 本発明の目的は、特に膨縮自在のゴムボートのための複動ポンプを提供するこ とである。 本発明のポンプは、ピストンを摺動自在に装着されており、両端に端板並びに 弁として機能する平坦な部材によって閉鎖されたチャンバーを有する円筒形本体 を備えている。ピストンが一方向に移動すると、ピストンが離れることによって 自由に解放された方の端板の弁は自動的に開放し、ピストンが接近してくる他方 の端板の弁は自動的に閉鎖する。その結果、ピストンが離れることによって形成 された一方のチャンバー内に真空吸引作用が創出され、それと同時にピストンが 接近してくる他方の チャンバー内に圧縮作用が創出される。ピストンが方向転換すると、上記の現象 と反対の現象が起こる。 各弁は、その対応する端板の、外気に通じる複数の吸気孔を穿設された区域の 内面に圧接する弾性ダイアフラム又はメンブレンによって構成される。上記吸引 作用は、自動的にメンブレンを歪ませてチャンバー内へ引きつけ、吸気孔から引 き離す働きをする。一方、上記圧縮作用は、ダイアフラムを対応する端板の内面 に圧接させて弁を閉鎖した状態に保持する働きをする。 円筒形本体に沿ってそれと一体にポンプの一方の端板から他方の端板にまで延 長した細長い円筒形副本体が設けられている。円筒形副本体の両端に、ピストン の移動によって円筒形本体内に形成されるチャンバーに連通する複数の孔が形成 されている。円筒形副本体の両端は、内向きのベース(底板)を有する円筒形の 小弁によって閉鎖される。各ベースは、それを貫通する1組の孔を有し、該ベー スの内面に圧接する内向きの弾性ダイアフラム又はメンブレンを有する。円筒形 副本体には、その2つの小弁の間に外部機器への接続のための分岐管が設けられ ている。 従って、円筒形本体の一方のチャンバー内に吸引作用が起こると、円筒形副本 体の、該一方のチャンバーに連通された端部の弁は、該吸引作用によってダイア フラムが対応する小弁の有孔ベースに圧接されるので閉鎖状態に保たれる。 反対に、チャンバー内の空気の圧縮が起こると、圧縮された空気が当該チャン バー内の小弁の孔を通って流出し、ダイアフラムを歪めて小弁の孔から引き離し 、円筒形副本体内の圧縮空気を該孔を通し、従って、上記分岐管を通して通流さ せ、該圧縮空気を、それを必要とする機器、例えばディンギーへ分配することが できる。 上記各端板の幾何学的形状は、上記円筒形本体の端部に対応する円を上記円筒 形副本体の端部に対応する円と組み合わせることによって得られ、従って、端板 がほぼ一定幅の半円形の側方突出部を有する円形板となる。 上記ピストンは、密封ワッシャを受容するための環状凹部を有する相似形の円 盤状端部を有し、該両端の間に該ピストンの軸線に横断方向に延長した断面一定 の長方形の、外部に開口した平行六面体のチャンバーを有しており、該チャンバ ーは、上記円筒形本体にその横断方向の相似軸線上に該円筒形本体によって支持 された回転子に回動自在に取り付けられたクランクの小ボタンを受容する。 上記ピストンの円盤状の両端部は、それらの直径より相当に小さい直径の軸方 向の本体部分によって連結されており、それによって、上空気吸引作用及び圧縮 作用の段階中上記円筒形本体の両端に画定される上記チャンバーの間の中央部分 に上記回転子嵌合させることができるようになされている。 上記回転子及びクランクは、ポンプの円筒形本体から 部分的に突出している。上記回転子の後面に、直径方向に対置したスリットを有 する円筒形軸部が突設されており、該軸部は、上記クランクの支持体に形成され た軸方向の穴を介してポンプの外部に連通している。 従って、該クランクは、カプリングを備えた任意の推進手段によって回転駆動 することができる。該カプリングは、該クランク内に嵌入することができる円筒 形中心部材と、上記スリットに嵌入することができる直径方丈の横バーから成る 。 上記推進手段は、上記カプリングを受容し、上記クランクの軸部に嵌合する軸 方向の座部を有するオーバーギアを備えた手動機構であってよい。この内部クラ ンクは、手操作クランクによって操作することができる。該手操作クランクの自 由端には、上記オーバーギアの軸線に平行に延長したグリップ(握り)が装着さ れており、該グリップは、オーバーギアの軸線に対して横断方向の軸線の回りに 回動自在であり、必要のないときや輸送中は、ポンプ側に折り畳んで出っ張らな いようにすることができる。 上記推進手段は、電動比モータ、慣用の電動ドリル、又は、ボート自体の推進 手段であってもよい。 これらの推進手段即ち作動手段は、いずれも、上記ピストンに作用する内部ク ランクの軸部に挿入するための円筒形中心部材と横バーを有する上記カプリング を装着できるもでなければならない。 上記円筒形副本体には、所定レベルの圧力を越えたとき自動的に空気を放出さ せる校正弁を受容するための枝管が設けられている。 上円筒形副本体の上記小弁の上記ダイアフラムは、校正弁によって校正された 所定レベルの圧力を越えたとき、振動し始めて警告ヒス音を発するように寸法及 び材質を決められている。 空気、水及びその他の流体一般をポンプ送りすることができるように、ステン レス鋼で形成されている2、3の部品を除いて、このポンプの実際上すべての部 品がプラスチック材で形成されている。 上記端板の弁部材は、平坦な環状ダイアフラムの中央円盤状部分によって形成 されており、該中央円盤状部分は、2つの直径方向に対置した連結片によって該 環状ダイアフラムに連結されている。 上記円筒形副本体の端部に挿入された上記小弁は、小さい円筒体と、該円筒形 副本体の内方に向けられた弁板とで形成されており、該円筒体のベースは、該小 弁の弁板の軸部を受容する中央穴と、該中央穴の周りに穿設された1組の孔とを 有し、該弁板の直径は、該ベースの1組の孔に外接する幾何学的円の直径より大 きい。 本発明は、下記のような利点を提供する。 端板−弁によって円筒形本体の両端を閉鎖し、該円筒形本体に沿って平行に設 けられた円筒形副本体の両端に小弁を挿入することによって、非常にコンパクト で最小 限のサイズのポンプが得られる。 端板のためのパッキングとしても機能するシリコーン製ダイアフラムから成る 独特の極めて簡単な上記平坦弁は、極めてコンパクトなポンプであるにもかかわ らず、能率的な作動を保証する。 本発明のポンプは、横バーを備えたカプリングを介在させることによって、ポ ンプの作動手段として、手動のオーバーギアから電動の比モータ又は慣用の電動 ドリルに至るまでほとんどあらゆるタイプの推進機を、ボート特にゴム製ディン ギーの推進機でさえも使用することを可能にし、実用的な合理的な特徴を備えた このポンプの使用を容易にする。 本発明のポンプの各構成部品は構造が簡単であることと、かつ、実際上破損す ることがない、非常に軽量の素材を採用することにより、ポンプの材料及び組立 コストが非常に安いにも拘わらず、極めて長い有効寿命を保証する。 本発明の特徴及び目的は、添付図を参照して以下に記述する本発明の実施形態 の説明から一層明らかになろう。図面の簡単な説明 図1は、本発明のポンプの分解透視図である。 図2は、ピストンがそのストロークの一端にあるときのポンプを示す縦断面図 である。 図3は、ピストンがそのストロークの他端にあるときのポンプを示す縦断面図 である。 図4は、手動操作のための本発明のポンプの透視図である。 図5は、比モータによって駆動される場合の本発明のポンプの透視図である。 図6は、通常のドリルによって駆動される場合の本発明のポンプの透視図であ る。 図7は、ボートの推進機によって作動される本発明のポンプの透視図である。発明の詳細な説明 本発明のポンプ10は、ピストン13を摺動自在に装着する内部空間12を有 する円筒形本体11から成る。内部空間12は、本体12に並置された長円形の 円筒形副本体15に枝管14を介して連通されている。副本体15は、その両端 にそれぞれ小弁19を収容している。各小弁19は、小さい円筒体と、円筒形副 本体15の内方に向けられた弁板21とで形成されており、小弁の円筒体のベー スは、小弁19の弁板21の軸部20を受容する中央穴を有し、その中央穴の周 りに穿設された1組の孔18を有する。弁板又はダイアフラム21の直径は、1 組の孔18を囲繞する外側仮想円の直径より大きい。弁板21と軸部20は、い ずれもゴム製である。 ピストン13の両端28,29には、密封パッキン又はワッシャー23が装着 されている。円筒形本体11は、ねじ25によって該本体の両端にねじ止めされ た端板24によって両端を閉鎖されている。各端板24は、ポン プ10と同軸の円周の周りに配列された1群の吸気孔(弁口)30を有しており 、それらの吸気孔30は、対応するシール弁26によって開閉される。各シール 弁26は、環状のダイアフラム本体と、ダイアフラム本体に2つの直径方向に対 置した連結片32によって固定された中央円板形ダイアフラム(弁部材)31と から成る。中央円板形ダイアフラム31の直径は、吸気孔30の円形配列体に外 接する幾何学上の円の直径より大きい。 長円形の円筒形副本体15からは、ポンプ内の圧縮空気を、それを必要とする 機器へ分配するための枝管33と、校正弁35のための枝管35が分岐している 。校正弁35は、ポンプ送りされる空気の圧力を0.25〜1.5気圧に制御す る。この設定圧力を越えると、弁19の弁板21が振動し始めて警告ヒス音(シ ューという音を)を発する。 ポンプ10の円筒形本体11の側壁の両端間のほぼ中央に、円筒形本体11の 内部に連通する大きい穴41を有する四角形の***座部49が設けられている。 この座部49に回転子42のための円筒形ハウジングを画定するヘッド55がボ ルト57によって固定されている。回転子42は、ブッシュ又はボタン44によ って囲包されたクランク又は偏心ピン43を有し、回転子の後端面から軸部50 が突設されている。軸部50には、横断バー56を有する円筒形ロッドから成る カップリング52を受容する内孔を有し、軸部の側壁には、カップリング5 2の横断バー56を受容するための直径方向に対置したスリット51が形成され ている。軸部50は、鋼製ブッシュ53に嵌入され、ブッシュ53は別のブッシ ュ54内に回転自在に保持される。 ヘッド55をポンプ10の円筒形本体11の座部49に装着すると、ボタン4 4を備えた偏心ピン43がピストン13の中央横断方向座部45内に嵌入する。 座部45は、ピストン13の軸線に対して直交する方向に延長しているので、回 転子42が回転すると、ピストン13はポンプ10の円筒形本体11内で往復動 せしめられる。 ポンプ10の各部品は、プラスチック材の成形によって得られるが、弁のダイ アフラムのような弾性部品はシリコーンエラストマー製とすることができる。 図2及び3から明らかなように、回転子42の回転によって作動されるピスト ン13の往復動により、ポンプ10の円筒形本体11内の空間12の両端に交互 にチャンバー60,61が画定される。 ポンプ10の作動は下記の通りである。 ピストン13は、図2に示される位置にもたらされると、外部から空気を符号 31’で示されるように歪められた円盤状ダイアフラムによって開放された吸気 孔30を通して一方のチャンバー60内へ吸入する。それと併行して、ピストン 13は、先のストロークによって他方のチャンバー61内に吸入されていた空気 を圧縮しながら該チャンバー61から枝管14を通して押し出し、対 応する一方の弁19の弁板21を符号21’で示されるように開放することによ って円筒形副本体15内へ送り、そこから枝管33を通して圧縮空気を必要とす る機器へ供給する。 ピストン13が反対方向の戻りストロークを行って図3に示される位置に達す ると、ポンプの両端の上述したのとは反対側でそれぞれ上述したのと同じ現象が 起る。即ち、外部からの空気は符号31’で示されるように歪められた円盤状ダ イアフラムによって開放された吸気孔30を通して他方のチャンバー61内へ吸 入される。それと併行して、一方のチャンバー60内に吸入されていた空気が圧 縮されて該チャンバー60から枝管14を通して押し出され、対応する他方の弁 19の弁板21を符号21’で示されるように開放することによって円筒形副本 体15内へ圧入され、そこから枝管33を通して圧縮空気を必要とする機器へ供 給される。その間、一方の弁19は閉じたままである。なぜなら、両方の弁19 は、互いに対向し、その弾性円板21も互いに対向しているからである。 ピストン13の両端の拡大部の環状座部に装着されたワッシャー23は、円筒 形本体11内の両端に交互に画定されるチャンバー60,61を密封するシール の役割を果たす。 回転子42の軸部50のスリット51に嵌められた横断バー56を有するカッ プリング52を介しての回転子 42の回転は、図4〜7に示されるようにいろいろな手段によって実施すること ができる。 図4は、回転子42の本体に取り付けられたヘッド55に固定されるオーバー ギア75を備えた手動機構(手動のポンプ駆動機構)70を示す。オーバーギア 75は、フランジ78を有し、フランジ78に穿設された複数の穴77にヘッド 55のピン76を通すことによってヘッド55に保持される。オーバーギア75 から屈曲クランク71が突出しており、ハンドル又はグリップ(握り)73が、 クランク71の外端の二股端72にオーバーギア75の軸に対して直交するピン 74によって取り付けられ、自軸線の回りに回動自在とされている。オーバーギ ア75には、上述したカップリング52が取り付けられ、カップリング52の横 バー56を回転子42のスリット51に嵌めることによってオーバーギア75を 回転子42に連結する。 ハンドル73を用いてクランク71を回転させると、オーバーギア75を介し て回転子42が回転され、それによってピストン13を往復動させてポンプ10 を上述したように作動させる。 図5は、電動比モータ81から成るポンプ駆動機構80を示す。電動比モータ 81は、電線82とプラグ83によって電源に接続され、エルボ状本体84及び フランジ85を介してヘッド55に連結される。フランジ85は、それに穿設さ れた穴に上述したヘッド55のピン7 6を通すことによって回転子42のヘッド55に連結される。比モータ81には 、回転子42に挿入するための上述したカップリング52が取り付けられる。 図6は、電池式の、又は、交流電源による慣用の電動ドリル90によっても本 発明のポンプ10を駆動することができることを説明する図である。この場合に も、やはり、カップリング52をドリル90に固定し、カップリング52を介し てドリルを回転子42に連結する。 図7は、ボートの推進機100によって、本発明のポンプ10をモータ駆動す ることができることを説明する図である。この場合は、上述したヘッド55のピ ン76を通す4つの穴93を有するロックリング92を推進機100のハブ91 に嵌着する。やはり、カップリング52を推進機100に固定し、カップリング 52を介して推進機100を回転子42に連結する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月9日(1998.11.9) 【補正内容】 1.以下の通り、国際出願英文明細書第2頁(日本語翻訳書第2頁〜第3頁第 20行)を以下の通り補正する。 『発明の概要 従って、本発明の課題は、軽量、小型、長寿命及び使用の簡便さ等の多くの利 点を有するポンプを提供することによって従来技術の上記欠点を解消することで ある。 本発明の目的は、特に膨縮自在のゴムボートのための複動ポンプを提供するこ とである。 本発明のポンプは、ピストンを摺動自在に装着されており、両端に端板並びに 弁として機能する平坦な部材によって閉鎖されたチャンバーを有する円筒形本体 を備えている。ピストンが一方向に移動すると、ピストンが離れることによって 自由に解放された方の端板の弁は自動的に開放し、ピストンが接近してくる他方 の端板の弁は自動的に閉鎖する。その結果、ピストンが離れることによって形成 された一方のチャンバー内に真空吸引作用が創出され、それと同時にピストンが 接近してくる他方のチャンバー内に圧縮作用が創出される。ピストンが方向転換 すると、上記の現象と反対の現象が起こる。 各弁は、その対応する端板の、外気に通じる複数の吸気孔を穿設された区域の 内面に圧接する弾性ダイアフラム又はメンブレンによって構成される。上記吸引 作用は、自動的にメンブレンを歪ませてチャンバー内へ引きつけ、吸気孔から引 き離す働きをする。一方、上記圧縮作用は、 ダイアフラムを対応する端板の内面に圧接させて弁を閉鎖した状態に保持する働 きをする。 円筒形本体に沿ってそれと一体にポンプの一方の端板から他方の端板にまで延 長した細長い円筒形副本体が設けられている。円筒形副本体の両端に、ピストン の移動によって円筒形本体内に形成されるチャンバーに連通する複数の孔が形成 されている。円筒形副本体の両端は、内向きのベース(底板)を有する円筒形の 小弁によって閉鎖される。各ベースは、それを貫通する1組の孔を有し、該ベー スの内面に圧接する内向きの弾性ダイアフラム又はメンブレンを有する。円筒形 副本体には、その2つの小弁の間に外部機器への接続のための分岐管が設けられ ている。』 2.(日本語翻訳書第3頁第20行以下に)以下の通り第2A頁を加入する。 『米国特許第3233554号は、円筒体と、円筒体内で摺動自在に往復動する ことによって円筒体の両端に容積可変端部チャンバーを画定するピストンから成 る複動ポンプを開示している。各端部チャンバーは、流体流出弁及び流入弁を介 して、流体を流出及び流入させるために1対の流出チャンバーと流入チャンバー に連通している。各容積可変端部チャンバーは、中間水密壁によって1対の流出 チャンバーと流入チャンバーから分離されている。 流入弁は、中間水密壁の容積可変端部チャンバー側の 面に配置されており、流出弁は、中間水密壁の流出チャンバー側の面に配置され ている。流体は、導入ダクトを通して吸入され、導入ダクトとは180°反対側 の別のダクトから圧縮された状態で流出する。 このポンプの構造は、非常に複雑であり、ピストンによって画定される容積可 変端部チャンバーだけでなく、ポンプへの流体の流入及び流出のための2組のダ クトに接続された更に4つのチャンバーを必要とするので一層複雑になり、製造 コストが高くなるばかりでなく、吸入された流体及び圧縮された流体を多数の9 0°ベンド(屈曲部)を通し、細い通路を通して通流させなければならず、周知 のように流れ抵抗を増大させるので、著しく効率を低下させる。容積可変端部チ ャンバーの容積とポンプ全体の容積との比が極めて小さく、ポンプの小型化及び 軽量化にとってはマイナス要因となる。従って、従来のポンプは、特に本発明が 対象とするポンプ、即ち、膨縮自在ボートを膨満させるためのポンプの用途に照 らしてみると、そのサイズの大きさ及び重い重量、並びに、製造コストが高いこ とからして満足なものでないことは明らかである。』 3.請求項の記載を以下の記載に代える。 『1.ゴム製ディンギー等のための複動ポンプ(10)であって、ピストン(1 3)を摺動自在に装着する内部空間(12)を有する円筒形本体(11)から成 り、該円筒形本体は、その両端に複数の貫通孔(30)を有 する平坦な端板(24)によって閉鎖された容積可変端部チャンバー(60,6 1)を有し、該各端板に弁部材(31)が組み合わされており、該各弁部材は、 対応する端板(24)の前記孔(30)が形成されている区域に圧接する弾性ダ イアフラムから成り、前記ピストンが一方向に移動すると、該ピストンが離れて いく方の一方の端板(24)の弁部材(31)は、自動的に歪められて開放し、 該ピストンが接近していく他方の端板(24)の弁部材(31)は閉鎖し、ピス トン(13)が一方の端板から離れることによって一方の端板側のチャンバー( 60)内に流体を吸引するとともに、それと併行して該ピストンが接近していく 他方の端板側のチャンバー(61)内の流体を圧縮して排出させるようになされ た複動ポンプにおいて、 前記各端板(24)の外側面は、大気に接触しており、該各端板(24)の前 記孔(30)は、大気に直接連通しており、前記円筒形本体(11)の側壁に、 前記一方の端壁(24)から他方の端壁(24)にまで延長する長円形の円筒形 副本体(15)が並置されており、該円筒形副本体(15)の両端に、該副本体 を該円筒形本体(11)の両端に画定される前記対応するチャンバー(60,6 1)にそれぞれ連通させる連通孔(14)が形成されており、該円筒形副本体( 15)の両端は、それぞれ円筒形の小弁(19)によって閉鎖されており、該小 弁(19)の内側に面するベースに1組の孔(1 8)が穿設されており、該各小弁(19)は、該円筒形副本体(15)内におい て該内側に面する前記有孔ベースの面に圧接する弾性円盤状ダイアフラム(21 )を含み、該円筒形副本体(15)には、その両端の小弁(19)と小弁(19 )の間に、外部に、従って、ゴム製ディンギーのような、圧縮空気を利用する外 部機器に接続するための枝管(33)が設けられており、それによって、前記円 筒形本体(11)の一方のチャンバー(60)内に吸引作用が創生されると、該 円筒形副本体(15)の、該一方のチャンバーに連通する側の端部の前記小弁( 19)は、該吸引作用によって該小弁の円盤状ダイアフラム(21)が該小弁の 有孔ベースに圧接されることによって閉鎖状態に保持される一方、圧縮作用が生 じた他方のチャンバー(61)内の圧縮された空気は、対応する小弁(19)の ダイアフラム(21)を歪めて対応する前記孔(18)から引き離し、該他方の チャンバー(61)から該孔(18)を通って前記円筒形副本体(15)内へ流 出し、該圧縮空気は、該円筒形副本体(15)から前記枝管(33)を通して圧 縮空気を必要とする機器へ分配されることを特徴とする複動ポンプ。 2.前記各端板(24)の幾何学的形状は、該端板が半円形の側方突出部を 有する円形板となるように、前記円筒形本体(11)の端部に対応する円を前記 円筒形副本体(15)の端部に対応する円と組み合わせることによって得られた ものであることを特徴とする請求の範 囲第1項に記載の複動ポンプ。 3.前記ピストン(13)は、その両端に互いに相似形の円盤状拡大部分( 28,29)を有し、該各円盤状拡大部分は、環状座部を有し、該環状座部に密 封ワッシャ(23)が装着されており、該ピストンは、その両端の間のほぼ中央 部に該ピストンの軸線に横断方向に延長した断面長方形の、外部に開口した平行 六面体のチャンバー(45)を有しており、該チャンバー(45)は、前記円筒 形本体(11)にその横断方向の相似軸線の位置に形成された四角形の***座部 (49)によって支持された回転子(42)のクランクのボタン(43)を受容 するようになされていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ 。 4.前記ピストン(13)は、前記空気吸引作用及び圧縮作用の段階中前記 円筒形本体(11)の両端に画定される前記チャンバー(60,61)の間の中 央部分に前記回転子(42)を受容することができるように、前記2つの円盤状 拡大部分(28,29)をそれらの直径より相当に小さい直径の軸方向の本体部 分によって連結していることを特徴とする請求の範囲第1又は3項に記載の複動 ポンプ。 5.前記回転子(42)の後面に、直径方向に対置したスリット(51)を 有する円筒形軸部(50)が突設されており、該円筒形軸部(50)は、該軸部 内に嵌入することができる円筒形中心部材と、前記スリット (51)に嵌入することができる横バー(56)から成るカプリング(52)を 備えた任意の推進手段(70,80,90,100)によって回転駆動されるよ うに、前記回転子(42)の軸方向の穴を通して外部に連通していることを特徴 とする請求の範囲第1又は3項に記載の複動ポンプ。 6.該ポンプ(10)は、前記カプリング(52)及びその横バー(56) のための軸方向の固定手段を有するオーバーギア(75)と、該オーバーギアの 軸に連結された手操作クランク(71)とを備えた手動機構(70)によって作 動され、該クランク(71)の自由端には、前記オーバーギアの軸線に平行に延 長したグリップ(73)が装着されており、該グリップは、オーバーギアの軸線 に対して横断方向の軸線(74)の回りに回動自在であり、必要のないときや輸 送中は、ポンプ側に折り畳んで出っ張らないようにすることができることを特徴 とする請求の範囲第5項に記載の複動ポンプ。 7.該ポンプは、前記カプリング(52)を受容するための軸方向の固定手 段を有する電動比モータ(81)によって作動されることを特徴とする請求の範 囲第5項に記載の複動ポンプ。 8.該ポンプは、前記カプリング(52)を装着した慣用の電動ドリル(9 0)によって作動されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の複動ポンプ 。 9.該ポンプは、前記カプリング(52)を装着し たボートの推進機(100)によって作動されることを特徴とする請求の範囲第 5項に記載の複動ポンプ。 10.所定レベルの圧力を越えたとき自動的に空気を放出させる校正弁(35 )を受容するための枝管(34)が前記円筒形副本体(15)に挿入されている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ。 11.前記円筒形副本体(15)内の前記小弁(19)の円盤状ダイアフラム (21)は、所定レベルの圧力を越えたとき、振動し始めて警告ヒス音を発する ように寸法及び材質を決められていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の複動ポンプ。 12.前記円筒形本体(11)と前記円筒形副本体(15)とは、一体に形成 されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の複動ポンプ。 13.空気、水及びその他の流体一般をポンプ送りすることができるように、 ステンレス鋼で形成されている幾つかの部品を除いて、該ポンプの実際上すべて の部品がプラスチック材で形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の複動ポンプ。 14.前記各端板(24)の前記弁部材(31)は、平坦な環状ダイアフラム (26)の中央円盤状部分によって形成されており、該中央円盤状部分は、2つ の直径方向に対置した連結片(32)によって該環状ダイアフラム(26)に連 結されており、パッキングとしても機能することを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の複動 ポンプ。 15.前記円筒形副本体(15)の各端部に設けられた前記小弁(19)は、 小さい円筒体と、該円筒形副本体(15)の内方に向けられた弁板(21)とで 形成されており、該円筒体のベースは、該小弁の弁板(21)の軸部(20)を 受容する中央穴と、該中央穴の周りに穿設された1組の孔(18)とを有し、該 弁板(21)の直径は、該ベースの1組の孔(18)の配列に外接する幾何学的 円の直径より大きいことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ。』
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ゴム製ディンギー等のための複動ポンプ(10)であって、 ピストン(13)を摺動自在に装着する内部空間(12)を有する円筒形本体 (11)から成り、該円筒形本体は、その両端に端板(24)とシール弁(26 ,31)とで構成される平坦部材によって閉鎖された端部チャンバー(60,6 1)を有し、該ピストンが一方の端板(24)から離れる一方向に移動すると、 該端板の弁口を自動的に開放し、該ピストンが接近していく他方の端板(24) の弁口を閉鎖し、ピストンが一方の端板から離れることによって一方の端板側の チャンバー(60)内に吸引作用を創生するとともに、それと併行して該ピスト ンが接近していく他方の端板側のチャンバー(61)内に圧縮作用を創出し、ピ ストンが方向転換して他方向に移動すると、他方のチャンバー(61)内に吸引 作用を創生するとともに、それと併行して一方のチャンバー(60)内に圧縮作 用を創出し、前記各シール弁(26,31)は、対応する前記端板の、大気に連 通する複数の孔(30)を穿設された区域の内側面に圧接する弾性ダイアフラム から成る弁部材(31)を含み、前記吸引作用が自動的に対応する前記弁部材( 31)を対応する前記チャンバー(60,61)の内方に向けて歪ませ、それに よって開放された前記孔(30)を通しての空気の流入を可能にし、該弁部材( 31)は、前記 圧縮作用を受けると、対応する前記端板の内側面に圧接して該弁を閉鎖状態に保 持するように構成されていることを特徴とする複動ポンプ。 2.前記円筒形本体(11)の側壁に、前記一方の端壁から他方の端壁にま で延長する長円形の円筒形副本体(15)が並置されており、該円筒形副本体( 15)の両端に、該副本体を該円筒形本体(11)の両端に画定される前記対応 するチャンバー(60,61)にそれぞれ連通させる連通孔(14)が形成され ており、該円筒形副本体(15)の両端は、円筒形の小弁(19)によって閉鎖 されており、該小弁(19)の内側に面するベースに1組の孔(18)が穿設さ れており、該小弁(19)は、該有孔ベースの面に圧接する弾性円盤状ダイアフ ラムを含み、該円筒形副本体(15)には、その両端の小弁(19)と小弁(1 9)の間に、外気に、従って、ゴム製ディンギーのような、圧縮空気を利用する 外部機器に接続するための枝管(33)が設けられており、それによって、前記 円筒形本体(11)の一方のチャンバー(60)内に吸引作用が創生されると、 該円筒形副本体(15)の、該一方のチャンバーに連通する側の端部の前記小弁 (19)は、該吸引作用によって該小弁の円盤状ダイアフラム(21)が該小弁 の有孔ベースに圧接されることによって閉鎖状態に保持される一方、圧縮作用が 生じた他方のチャンバー(61)内の圧縮された空気は、対応する小弁(19) のダイアフラム(2 1)を歪めて対応する孔(18)から引き離し、該他方のチャンバー(61)か ら該孔(18)を通って前記円筒形副本体(15)内へ流出し、該圧縮空気は、 該円筒形副本体(15)から前記枝管(33)を通して圧縮空気を必要とする機 器へ分配されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ。 3.前記各端板(24)の幾何学的形状は、該端板が半円形の側方突出部を 有する円形板となるように、前記円筒形本体(11)の端部に対応する円を前記 円筒形副本体(15)の端部に対応する円と組み合わせることによって得られた ものであることを特徴とする請求の範囲第1又は2項に記載の複動ポンプ。 4.前記ピストン(13)は、その両端に密封ワッシャ(23)を装着した 環状座部を備えた互いに相似形の円盤状拡大部(28,29)を有し、該両端の 間に該ピストンの軸線に横断方向に延長した断面長方形の、外部に開口した平行 六面体のチャンバー(45)を有しており、該チャンバー(45)は、前記円筒 形本体(11)にその横断方向の相似軸線の位置に形成された四角形の***座部 (49)によって支持された回転子(42)のクランクのボタン(43)を受容 するようになされていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ 。 5.前記ピストン(13)は、前記空気吸引作用及び圧縮作用の段階中前記 円筒形本体(11)の両端に画 定される前記チャンバー(60,61)の間の中央部分に前記回転子(42)を 受容することができるように、前記2つの円盤状拡大部分(28,29)をそれ らの直径より相当に小さい直径の軸方向の本体部分によって連結していることを 特徴とする請求の範囲第4項に記載の複動ポンプ。 6.前記回転子(42)の後面に、直径方向に対置したスリット(51)を 有する円筒形軸部(50)が突設されており、該軸部は、カプリング(52)を 備えた任意の推進手段(70,80,90,100)によって回転駆動されるよ うに前記回転子(42)の軸方向の穴を通して外部に連通しており、該カプリン グ(52)は、前記円筒形軸部(50)内に嵌入することができる円筒形中心部 材と、前記スリット(51)に嵌入することができる横バー(56)から成るこ とを特徴とする請求の範囲第5項に記載の複動ポンプ。 7.該ポンプ(10)は、前記カプリング(52)及びその横バー(56) のための軸方向の固定手段を有するオーバーギア(75)と、該オーバーギアの 軸に連結された手操作クランク(71)とを備えた手動機構(70)によって作 動され、該クランク(71)の自由端には、前記オーバーギアの軸線に平行に延 長したグリップ(73)が装着されており、該グリップは、オーバーギアの軸線 に対して横断方向の軸線(74)の回りに回動自在であり、必要のないときや輸 送中は、ポンプ側 に折り畳んで出っ張らないようにすることができることを特徴とする請求の範囲 第6項に記載の複動ポンプ。 8.該ポンプは、前記カプリング(52)を受容するための軸方向の固定手 段を有する電動比モータ(81)によって作動されることを特徴とする請求の範 囲第6項に記載の複動ポンプ。 9.該ポンプは、前記カプリング(52)を装着した慣用の電動ドリル(9 0)によって作動されることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の複動ポンプ 。 10.該ポンプは、前記カプリング(52)を装着したボートの推進機(10 0)によって作動されることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の複動ポンプ 。 11.所定レベルの圧力を越えたとき自動的に空気を放出させる校正弁(35 )を受容するための枝管(34)が前記円筒形副本体(15)に挿入されている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ。 12.前記円筒形副本体(15)の前記小弁(19)の前記円盤状ダイアフラ ム(21)は、所定レベルの圧力を越えたとき、振動し始めて警告ヒス音を発す るように寸法及び材質を決められていることを特徴とする請求の範囲第2項に記 載の複動ポンプ。 13.前記円筒形本体(11)と前記円筒形副本体(15)とは、一体に形成 されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の複動ポンプ。 14.空気、水及びその他の流体一般をポンプ送りす ることができるように、ステンレス鋼で形成されている幾つかの部品を除いて、 該ポンプの実際上すべての部品がプラスチック材で形成されていることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の複動ポンプ。 15.前記端板(24)の前記弁部材(31)は、平坦な環状ダイアフラム( 26)の中央円盤状部分によって形成されており、該中央円盤状部分は、2つの 直径方向に対置した連結片(32)によって該環状ダイアフラム(26)に連結 されており、パッキングとしても機能することを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の複動ポンプ。 16.前記円筒形副本体(15)の端部に設けられた前記小弁(19)は、小 さい円筒体と、該円筒形副本体(15)の内方に向けられた弁板(21)とで形 成されており、該円筒体のベースは、該小弁の弁板(21)の軸部(20)を受 容する中央穴と、該中央穴の周りに穿設された1組の孔(18)とを有し、該弁 板(21)の直径は、該ベースの1組の孔(18)を囲繞する外側仮想円の直径 より大きいことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の複動ポンプ。
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