JP2001506437A - クロミナンス信号処理に起因するルミナンス欠陥を補償する方法及び装置 - Google Patents

クロミナンス信号処理に起因するルミナンス欠陥を補償する方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 アナログテレビジョンシステムにおいて、ガンマ−先行歪みを受けたクロミナンス信号の送信器端ローパスフィルタ処理に起因する受信器端ルミナンス欠陥を、送信器端補正信号を用いて補償することは公知である。このルミナンス補償方法は、例えば、MPEGのような最新の画像符号化方式と共に使用することが可能である。このため、クロミナンスは符号化され、エンコーダで再度復号化される。補正信号は復号化されたクロミナンス信号から獲得され、ルミナンスの符号化中に使用される。予測用の動き補償されたマクロブロックは、対応して復号化されたクロミナンス信号と、復号化され補正されたルミナンス信号とに基づいて得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 クロミナンス信号処理に起因する ルミナンス欠陥を補償する方法及び装置 本発明は、クロミナンス信号の処理により生成されたルミナンス欠陥を補償す る方法及び装置に関する。 従来技術の説明 欧州特許出願EP−A−0 176 093号明細書、ドイツ国特許出願DE −A−3 516 110号明細書及び欧州特許出願EP−A−0 253 2 18号明細書には、ガンマ先行歪みがなされたクロミナンス信号の送信器端ロー パスフィルタ処理によって生ずる受信器端ルミナンス欠陥を、補正信号を用いて 補償する方法が記載されている。この方法は、送信器端だけで使用される方法で あり、既存の機器と完全に互換性を保つ。この方法は高度に飽和した色の領域の 画質を改善する。 発明の説明 最新の画像符号化方式であるMPEG−1(ISO/IEC 11172)及 びMPEG−2(ISO/IEC 13818)において、伝送路の受信器端の デコーダだけが標準化されている。伝送路の送信器端のエンコーダは標準化され ていない。エンコーダは標準的なデコーダが復号し得るビットストリームを確実 に送信することが要求される。MPEG−2は、一般的にデジタルテレビジョン 信号の伝送中に使用され、少数のエンコーダと多数のデコーダとが必要になる。 MPEG−2エンコーダのコストが顧客のアプリケーションを許可するとき、例 えば、デジタルMPEG−2方式ビデオレコーダを利用することが可能である。 互換性を保つため、標準化 されたビットストリームが記憶媒体(磁気式若しくは光学式媒体)上に記録され るべきであり、これらのビデオレコーダに適合したデコーダは標準に準拠する必 要がある。個別の製造者間の競合は、標準化されたデコーダを用いた画像再生中 に異なる画質を生ずるエンコーダによって発生され得る。 本発明は、信号成分のデジタル画像符号化の文脈において、クロミナンス信号 の処理によって生成されたルミナンス欠陥を補償する方法を特定する目的に基づ いている。本発明の目的は請求項1に記載された方法によって達成される。本発 明の更なる目的は本発明による方法のアプリケーション用装置を特定することで ある。本発明の更なる目的は請求項6に記載された装置によって達成される。 本発明は、上記のルミナンス補正方法が、例えば、MPEG−1及びMPEG −2のような最新の符号化方式と共に使用する場合に利点が得られることに依拠 する。この補正方法を支える原理は、画像に含まれる送信器端グラデーション又 はガンマ先行歪み情報の一部が2個のクロミナンス信号成分で伝送されることで ある。この部分が大きくなると共に、夫々の色のルミナンス信号は小さくなり、 かつ、ルミナンス信号の色飽和は大きくなる。クロミナンス信号成分の変化毎に 、その成分によって伝達される情報が変化する。従来のカラーテレビジョン伝送 標準の場合、このような変化は、例えば、2個のクロミナンス信号成分の伝送前 のローパスフィルタ処理である。MPEG標準に準拠した画像情報の符号化は、 グラデーション−先行歪み信号を用いて行われる。2個のクロミナンス信号成分 は、DCT(離散コサイン変換)符号化信号値の量子化、並びに、一般的にロー パスフィルタ処理によって行われる不適切な圧縮による変形をうける。この変化 もクロミナンス信号成分に格納されたルミナンス信号情報の変化に影響を与え、 特に、著しく飽和した領域内のブラー及びルミナンスの妨害信号として、MPE G符号化ビデオ信号の再生中に可視化される。このルミナンス妨害信号は量子化 ノイ ズのような形で現れる。 アナログテレビジョン標準におけるルミナンス補償のための従来の方法は、例 えば、画質を改良するためMPEG標準に準拠したデジタル画像符号化で使用で きる方が有利である。このため、クロミナンスは符号化され、エンコーダで再度 復号化される。補正信号は復号化されたクロミナンス信号から取り出され、ルミ ナンスの符号化中に使用される。予測のため動き補償されたマクロブロックは、 対応して復号化されたクロミナンス信号及び復号化され、訂正されたルミナンス 信号とに基づく。 原則として、本発明による方法は、クロミナンス信号の処理により生成された ルミナンス欠陥を補償するため、 画素ブロックのクロミナンス信号成分を符号化し、 上記符号化されたクロミナンス信号成分から、エンコーダ端でシミュレーショ ンされた上記画素ブロックの上記符号化されたクロミナンス信号を取得し、 上記シミュレーションされたクロミナンス信号成分と、まだ符号化されていな いルミナンス信号成分とを用いてルミナンス補正信号を形成し、 各画素毎に、上記ルミナンス補正信号と結合されたルミナンス信号成分を符号 化する段階を有する。 本発明による方法の有利な展開は関連した従属請求項に記載されている。 原則として、上記クロミナンス信号の処理によって生成されたルミナンス欠陥 を補償する本発明の装置は、 画素ブロックからのクロミナンス信号成分を符号化する第1の符号化手段と、 上記符号化されたクロミナンス信号成分が供給され、受信器によって復号化さ れた上記画素ブロックの上記符号化されたクロミナンス信号成分をエンコーダ端 でシミュレーションするため作用する 手段と、 上記シミュレーションされたクロミナンス信号成分と、未だ符号化されていな いルミナンス信号成分とを用いてルミナンス補正信号を形成する補正手段と、 各画素毎に、上記ルミナンス補正信号と結合された上記ルミナンス信号成分を 符号化する第2の符号化手段とを具備する。 本発明による装置の有利な展開は関連した従属請求項に記載されている。 図面の説明 本発明の実施例は以下の添付図面を参照して説明される。図面中、 図1は従来のカラーテレビジョン伝送システムの原理を説明する図であり、 図2は、MPEG方式エンコーダのブロック構成図であり、 図3は、ルミナンス信号成分とクロミナンス信号成分を分けてMPEG方式エ ンコーダの簡単化されたブロック構成図であり、 図4は、本発明によるルミナンス補償を備えたMPEG方式エンコーダの構成 図であり、 図5は、4:2:2形式のデータフォーマット及び4:2:0形式のデータフ ォーマットに対するマクロブロックの画素の概略的に示す図である。 実施例の説明 以下の例では、ルミナンス補償方法を適用するために必要な範囲内で、例えば 、PAL方式のような一般的なアナログカラーテレビジョン伝送システムを最初 に説明し、次に、MPEG方式符号化を説明する。 図1には従来のカラーテレビジョン伝送方法の原理が示されている。送信器T Rでは、標準色値X1、Y1及びZ1により表現され、 記録されるべき光放射は、まず最初にカメラCAM内で、光電変換器FiR、F iG及びFiBを備えた3個の理想的な光フィルタを用いて、色値R1、G1及びB1 に対応した3個の電子信号に変換される。 これらの信号は、3個の先行歪み器1/γにおいてガンマ先行歪みを受け、色 値信号ER1、EG1及びEB1を生成し、次に、CマトリックスユニットCMXに変 換され、ルミナンス信号EY1及び2個のクロミナンス信号成分EU1及びEV1を形 成する。これらの信号は、符号化及び伝送装置CAT内で受信端のため条件付け られる。 受信器RECに到着した信号は、一般的に送信器端での信号とは異なるので、 EY2、EU2及びEV2のように表される。受信器RECにおいて、色値信号ER2、 EG2及びEB2への変換は、DマトリックスユニットDMXで行われ、これらの色 値信号は画像再生管TUに供給され、グラデーション歪みγを受け、次に、蛍光ル ミネセンス材料PR、PG及びPBを用いて標準色値X2、Y2及びZ2を備えた再生 光放射を信号R2、G2及びB2として励起する。信号ER1、EG1及びEB1からEY 1 、EU1及びEV1への変換と信号EY2、EU2及びEV2から信号ER2、EG2及びEB 2 への変換、FiR、FiG及びFiB内の光フィルタと蛍光体PR、PG及びPB、 グラデーション先行歪み1/γとグラデーション歪みγは、それぞれ、互いに逆 であり、伝送中に劣化しないので、再生標準色値X2、Y2及びZ2は、記録標準 色値X1、Y1及びZ1に対応する。1個のルミンナンス信号成分及び2個のルミ ナンス信号成分を用いるのは、ルミナンス信号EYによってルミナンス情報を送 信し、これとは別に、2個のクロミナンス信号成分EU及びEVによってクロミナ ンス情報を送信するためである(一定ルミナンス原理)。しかし、このような分 離は一般的にグラデーション先行歪みのために実現できない。 MPEG−1若しくはMPEG−2に準拠したビデオ信号の符号 化は、概略的に以下の3段階に細分され得る。 ・連続的なピクチャーの冗長な時間的依存性ができるだけ利用できるようにする 動き補償 ・不適切な圧縮のため離散コサイン変換スペクトル値を次に量子化する2次元D CT(離散コサイン変換) ・適切に分類、量子化された離散コサイン変換スペクトル値及び符号化パラメー タのエントロピー符号化 MPEG、若しくは、例えば、テレビ電話、デジタルカメラ及びデジタルビデ オレコーダのような他の画像符号化方式によるビデオ信号の符号化は、グラデー ション−先行歪み色値信号を用いて1個のルミナンス信号及び2個のクロミナン ス信号成分を伝送することにより行われる。 図2及び5に示されるように、原ピクチャーOPはマクロブロックに分割され る。本例の場合、所謂Iブロックはイントラ符号化され、すなわち、時間的に隣 接したピクチャーを参照しない。Iピクチャーの特殊な場合、イントラ符号化が ピクチャーの全てのブロックに対し行われる。 非イントラ符号化ブロックの場合、動き補償された比較ピクチャーMCPから 対応したブロックMCBに関する差は、第1に、減算器Sにおいて決定され、次 に、DCT(離散コサイン変換)を用いてスペクトル領域に変換される。スペク トル値は、ブロックのタイプ(イントラ/非イントラ)のタイプと出力バッファ BUFの占有度の関数として量子化される。量子化器Qは、非常に大きいスペク トル成分を、あまり大きくないスペクトル成分よりも粗く量子化し、ある種の状 況で、より大きいスペクトル成分は完全に省かれる。この量子化は、ルミナンス 成分の帯域制限を上回る程度に効果的であり、通常存在するクロミナンス成分の 帯域制限の他に、情報圧縮を行い、これにより、ビデオ信号EY、EU及びEVの 劣化が生じる。上記の差情報は、動き補償された比較ブロックMCBとし て全て零のブロックを指定することにより、イントラ符号化に適用される。全て の動き補償された比較ブロックは全体として、減算器Sにおいて原ピクチャーO Pから減算された動き補償された比較ピクチャーMCPであるとみなされる。 量子化されたスペクトル値は、巧みに分類され、劣化の無いエントロピー符号 化ENCを適用され、そこから出力された符号語はバッファ記憶装置BUFに書 き込まれる。このバッファ記憶装置から、データがMPEGデータストリームM DSとして、伝送チャネルを介して受信端に送信される。上記の通り、出力バッ ファの占有度は、量子化及び対応した逆量子化のタイプの尺度である。バッファ が容量一杯に満たされるおそれがある場合、量子化はより粗くなり、その結果と して、発生されるデータの量は少なくなる。バッファが空になるおそれがある場 合、量子化は、発生されるデータの量が増加するように細かくされる。 動き補償された比較ピクチャーMCPは、動き補償回路MCにおいて原ピクチ ャーOPから発生され、また、不適切な圧縮によって生じた劣化を考慮するため 、対応した逆量子化及び逆DCT変換がなされた量子化器Qの出力信号から発生 される。特に、動き補償は、伝送中にデータ劣化が生じないとしても、受信端に 存在するピクチャーを正確に再構成する必要がある。このため、逆量子化Q-1及 び逆DCT変換DCT-1がエンコーダで行われる。 上記のグラデーション先行歪みに起因して、ルミナンス情報は2個のクロミナ ンス信号成分EU及びEVに含まれ、情報をさらに精密にするため、色が飽和する と共に、関連したルミナンス信号の夫々の輝度値は低下する。したがって、クロ ミナンス信号の変化は再生されたルミナンスの変化を生ずる。引用された従来技 術から分かるように、アナログテレビジョン信号の場合に、上記の劣化は送信器 端で互換性を保ったまま補償することが可能である。この解決法により画質が改 良される。補償を伴わない場合と同程度の画質が 求められる場合、許容されたクロミナンス信号成分の劣化を増大させることがで きる。このような変化は、例えば、伝送中により小さいデータ速度を使用できる ようにするためのより粗い量子化でもよい。 第1に、クロミナンス信号成分の劣化を全く伴うことなく存在するルミナンス 、すなわち、所謂望ましいルミナンスYdesiredを以下の式に従って決定するこ とが必要である。 本例の場合、WR、WG及びWBは、再生ルミナンスに関する個々の原色の係数で ある。以下の値はEBU原色レベルにATAはまる。 WR=0.2219,WG=0.7068,WB=0.0713 (2) 式中、γはがピクチャー再生管TUのガンマ値である。以下の関係が従来の一般 的な管に当てはまる。 2.2≦γ≦2.8 (3) 式(1)の代わりに、望ましいルミナンスYdesiredを以下の式から決定する ことが可能である。 式中、CR、CG及びCBはルミナンス信号に関する3個の色値信号の係数を表し 、 cR=0.299,cG=0.587,cB=0.114 (5) であり、kU及びkVは2個のクロミナンス信号成分の係数であり、 ku=0.493 かつ kV=0.587 (6) である。 ルミナンス信号が一定に保たれる間でクロミナンス信号成分が変化した後に現 れる実際のルミナンスYactualは、関係式(4)に対応した形で以下のように表 される。 本例において、EU2及びEV2は変化したクロミナンス信号成分である。一般的 に、Ydesired及びYactualの値は画素毎に異なる。ここで、Ydesired及びYac tual をより近づけるために、補正信号ΔEYを送信器端のルミナンス信号EY1に 加算することが可能になる。この加算の結果として、以下の式が成立すると考え られる。 γ≠1であるとき、上記式はΔEYについて解くことができない。しかし、ΔEY は反復法を用いて望み通りに近似することができる。 補正信号ΔEYに関する実現可能な第1の推定値は次式で表される。 この推定値ΔEYSによる補正が不適切である場合、式(8)に従う所望の精度で 反復法によって補正信号ΔEYを決定することが可能である。この場合、推定値 ΔEYSは初期値として使用され得る。 式(7)及び(8)は、クロミナンス信号成分の処理によって生じたルミナン ス欠陥を補償するため、送信器端で、変化したクロミナンス信号成分を考慮しな がら、再生ルミナンスYactualを決定すべきことを示す。これは、特に、MPE G方式のような画像符号化装置の場合に、誤りの無いMPEGデータストリーム の伝送の際に受信器によって獲得されるピクチャーが何れの場合も送信器端で再 生されるので有利である。 図3は、MPEG方式による画素ブロックの符号化のシーケンスの簡単化され たブロック図である。画像は個別の原ブロックORBに分割され、不適切な圧縮 が量子化器Qの設定を除いて互いに無関係に行われる。3個の成分EY1、EU1及 びEV1はの符号化ENCBは、同様に互いに無関係に行われる。1個のブロック の符号化だけが図の分かり易さを良くするために例示される。動作は画像の全て のブロックに対し反復される。3個の各画素に対し処理されたブ ロックPRBは、何れも逆DCTの出力信号を対応して動き補償された比較ブロ ックMCBと合成することより形成される。 本発明によるルミナンス補償方法を使用するとき、個別の信号成分を互いに独 立に処理することは不可能になる。むしろ、受信器端のクロミナンス信号成分EU2 及びEV2は式(7)を評価するため利用しなければならない。したがって、2 個のクロミナンス信号成分の処理は、時間的にルミナンス信号の処理の前に行わ れる。図4には信号処理のシーケンスが示されている。 望ましいルミナンスYdesiredは、第1の計算手段DETYDにおいて、例え ば、式(4)を用いて原ブロックORBの信号値EY1、EU1及びEV1から決定さ れる。次に、動き補償されたブロックMCBの減算SY、SU、SVの後で適当で あれば、クロミナンス信号成分の処理DCT及びQが続けられる。量子化された スペクトル係数は、占有度が量子化器Qを制御するバッファを収容するエントロ ピー符号化ENCBに供給される。受信器端に現れ、上記の通り更なる動き補償 のため必要なブロックPRBの画素値を獲得するため、動き補償された比較ブロ ックMCBは、逆量子化器Q-1及び逆離散コサイン変換DCT-1を用いて差信号 EU2 D及びEV2 Dに加算される。式(7)に従って必要とされる信号EU2及びEV2 はこのようにして得られる。上記信号は、第2の計算手段DETYAにおいて、 式(7)に従って実際のルミナンスYactualを決定するためルミナンス信号EY1 と共に使用される。YdesiredとYactualの差は、第3の計算手段DETEYによ って決定され、MPEG方式の場合の不適切な圧縮中に組み込まれるクロミナン ス信号成分の変化によって再生側ルミナンスの劣化を表す。 これらのルミナンス劣化を補償するため、補正信号ΔEYは、第3の計算手段 DETEYにおいて、例えば、式(9)に従う推定値として決定され、若しくは 、式(8)に従う推定値として反復的に決定される。式(8)に従って反復的に 決定される場合、信号EY1、 EU2及びEV2は、補正信号ΔEYを決定するためブロックに付加的に供給される 必要がある。補正信号ΔEYが決定された後、補正信号は差ルミナンス信号EY1 D に加算される。このようにして獲得された補償済みルミナンス信号EY1 D+ΔEY は、従来の手法でMPEG符号化されている。受信端で現れるブロックのルミナ ンス信号値を獲得するため、動き補償された比較ブロックMCBの信号値EV Yは 第2の加算器AY2において再生された信号EY2 Dの信号値に加算され、その結果 として信号EY2が形成される。 MPEG−2標準は、ルミナンス信号の画素数が一般的にクロミナンス信号成 分の画素数と一致しないという特徴を共有する異種データフォーマットをサポー トする。これらのデータフォーマットは、例えば、4:2:2フォーマット及び 4:2:0フォーマットである。4:2:2フォーマットの場合、クロミナンス 信号成分の画素数は、ルミナンス信号成分の画素数と比較して水平方向に関して 半分にされ、4:2:0フォーマットの場合、水平方向及び垂直方向の両方向で 半分にされる。 図5は、ルミナンス信号と呼ばれる16×16画素のマクロブロック内での画 素の配置を概略的に表す図である。4:2:2フォーマットの場合、クロミナン ス信号EUに対する16×8個の値と、クロミナンス信号EVに対する16×8個 の値は、16×16個のルミナンス信号値と関連付けられる。したがって、水平 方向に隣接したルミナンス信号値に対し、関連したクロミナンス信号値は同一で ある。これに対して、4:2:0フォーマットの場合、矩形に配置された4個の ルミナンス信号値は、それぞれ、クロミナンス信号値EU及びEVに割り当てられ る。 望ましいルミナンス及び実際のルミナンスは、各画素毎にルミナンス信号に対 し決定される必要があり、そのため、上記のクロミナンス信号値の割り当てが考 慮されるべきである。 起こり得る可視的な階段状構造及びこれによって生ずるデータ レートの増加を回避するため、決定された補正値は、ENCBにおける符号化の 前に、付加的に水平方向に事後フィルタ処理され、4:2:0フォーマットの場 合には、垂直方向の事後フィルタ処理が行われる。 従来の研究によれば、MPEGに従って符号化する際のデータレートは非常に 低いので、クロミナンス並びに再生されたルミナンスの何れにもブラーリング及 びブロッキングの影響が生じる。ある種の場合に、顕著なブラーリングは、互い に隣接した高度に飽和した色領域で可視化される。クロミナンス信号成分の処理 によって再生ルミナンスに与えられる影響は、本発明によるルミナンス補償の適 用によって回避される。その結果として、視覚的に非常に僅かな影響だけが再生 クロミナンスに残る。ヒトのクロミナンスレンジでの視覚には制限があるので、 再生クロミナンスに残された影響は殆ど妨害性が無い。 実際のルミナンス信号EYに付加的に加算された補正信号ΔEYの結果として、 ルミナンス信号の統計的特性の変化が発生する。その結果として、ルミナンス信 号を伝送するため必要とされるデータ量は最大で10%しか増加することがなく 、或いは、固定的に予め決められたデータレートを使用する場合、再生ルミナン スのSN比は僅かしか劣化しない。 本発明は、クロミナンス信号の処理及び再生がルミナンス信号の処理及び再生 よりも時間的に先行し得る限り、全ての他の画像符号化方式で利用することがで きる。例えば、フラクタル画像符号化の場合、離散コサイン変換の代わりに、他 の変換方式を採用することができる。 考えられるアプリケーション例は、デジタルカメラ、デジタルビデオレコーダ 、MPEG−4方式、DVD(デジタル汎用ディスク)、DVB(デジタルビデ オ放送)、DSS/DirecTV、テレビ電話である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月11日(1998.11.11) 【補正内容】 請求の範囲 1. 直交変換符号化/復号化画像データ圧縮において、クロミナンス信号(EU1 ,EV1)の処理により生成されたルミナンス欠陥を補償する(DETEY)方 法であって、 画素ブロック(ORB)のクロミナンス信号成分(EU1,EV1)を符号化する 段階(SU,SV,DCT,Q)と、 受信器によって復号化された上記画素ブロック(ORB)の符号化されたクロ ミナンス信号成分(EU2,EV2)を、エンコーダ端で上記符号化されたクロミナ ンス信号成分からシミュレーションによって取得する段階(Q-1,DCT-1,AU ,AV)と、 上記シミュレーションされたクロミナンス信号成分(EU2,EV2)と、まだ符 号化されていないルミナンス信号成分(EY1 D)とを用いてルミナンス補正信号 (ΔEY)を形成する段階(DETYD,DETYA,DETEY)と、 各画素毎に、上記ルミナンス補正信号と結合されたルミナンス信号成分(EY1 D +ΔEY)を符号化する段階(DCT,Q)とを有することを特徴とする方法。 2. 上記クロミナンス信号成分の符号化と、上記ルミナンス補正信号と合成さ れた上記ルミナンス信号成分(EY1 D+ΔEY)の符号化は、離散コサイン変換( DCT)及び量子化(Q)を含み、 受信器によって復号化された上記符号化されたクロミナンス信号成分(EU2, EV2)を上記エンコーダ端でシミュレーションする段階は、対応した逆量子化( Q-1)及び逆離散コサイン変換(DCT-1)を含む、請求項1記載の方法。 3. 上記符号化は、MPEG−1標準若しくはMPEG−2標準と対応し、又 は、他のイントラフレーム/インターフレーム符号化 若しくはイントラフィールド/インターフィールド符号化である、請求項1又は 2記載の方法。 4. 上記符号化がインターフレーム符号化若しくはインターフィールド符号化 の場合に、原画素ブロック(ORB)と、先行ピクチャーから得られた動き補償 された画素ブロック(MCB)との夫々の差信号(EY1 D,EU1 D,EV1 D)は上 記離散コサイン変換(DCT)に供給される、請求項3記載の方法。 5. 上記ルミナンス補正信号(ΔEY)を形成する段階は、 各原画素ブロック(ORB)からの上記ルミナンス信号成分(EY1)と上記2 個のクロミナンス信号成分(EU1,EV1)の画素値部分とを合成し、或いは、対 応したRGB信号の酉素値部分を合成することにより値Ydesiredを計算し(D ETYD)、 各原画素ブロック(ORB)からの上記ルミナンス信号成分(EY1)と、上記 シミュレーションされたクロミナンス信号成分(EU2,EV2)とを合成すること により値Yactualを計算し(DETYA)、 差の値ΔEYを以下の式 に従って計算する段階を含む、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の方法。 6. 直交変換符号化/復号化画像データ圧縮において、クロミナンス信号(EU1 ,EV1)の処理により生成されたルミナンス欠陥を補償する(DETEY)装 置であって、 画素ブロック(ORB)のクロミナンス信号成分(EU1,EV1)を符号化する 第1の符号化手段(SU,SV,DCT,Q)と、 上記符号化されたクロミナンス信号成分が供給され、受信器によって復号化さ れた上記画素ブロック(ORB)の符号化されたクロミナンス信号成分(EU2, EV2)をエンコーダ端でシミュレーションする手段(Q-1,DCT-1,AU,AV )と、 上記シミュレーションされたクロミナンス信号成分(EU2,EV2)と、まだ符 号化されていないルミナンス信号成分(EY1 D)とを用いてルミナンス補正信号 (ΔEY)を形成する補正手段(DETYD,DETYA,DETEY)と、 各画素毎に、上記ルミナンス補正信号と結合されたルミナンス信号成分(EY1 D +ΔEY)を符号化する第2の符号化手段(DCT、Q)とを具備することを特 徴とする装置。 7. 上記第1の符号化手段は離散コサイン変換(DCT)及び量子化(Q)を 含み、 受信器によって復号化された上記符号化されたクロミナンス信号成分(EU2, EV2)を上記エンコーダ端でシミュレーションする手段は、対応した逆量子化( Q-1)及び逆離散コサイン変換(DCT-1)を含む、請求項6記載の装置。 8. 上記第1の符号化手段、上記第2の符号化手段及び上記受信器によって復 号化された上記符号化されたクロミナンス信号成分を上記エンコーダ端でシミュ レーションする手段は、MPEG−1標準若しくはMPEG−2標準に適合する 請求項6又は7記載の装置。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. クロミナンス信号(EU1,EV1)の処理により生成されたルミナンス欠陥 を補償する(DETEY)方法において、 画素ブロック(ORB)のクロミナンス信号成分(EU1,EV1)を符号化する 段階(SU,SV,DCT,Q)と、 受信器によって復号化された上記画素ブロック(ORB)の符号化されたクロ ミナンス信号成分(EU2,EV2)を、エンコーダ端で上記符号化されたクロミナ ンス信号成分からシミュレーションによって取得する段階(Q-1,DCT-1,AU ,AV)と、 上記シミュレーションされたクロミナンス信号成分(EU2,EV2)と、まだ符 号化されていないルミナンス信号成分(EY1 D)とを用いてルミナンス補正信号 (ΔEY)を形成する段階(DETYD,DETYA,DETEY)と、 各画素毎に、上記ルミナンス補正信号と結合されたルミナンス信号成分(EY1 D +ΔEY)を符号化する段階(DCT,Q)とを有することを特徴とする方法。 2. 上記クロミナンス信号成分の符号化と、上記ルミナンス補正信号と合成さ れた上記ルミナンス信号成分(EY1 D+ΔEY)の符号化は、離散コサイン変換( DCT)及び量子化(Q)を含み、 受信器によって復号化された上記符号化されたクロミナンス信号成分(EU2, EV2)を上記エンコーダ端でシミュレーションする段階は、対応した逆量子化( Q-1)及び逆離散コサイン変換(DCT-1)を含む、請求項1記載の方法。 3. 上記符号化は、MPEG−1標準若しくはMPEG−2標準と対応し、又 は、他のイントラフレーム/インターフレーム符号化若しくはイントラフィール ド/インターフィールド符号化である、 請求項1又は2記載の方法。 4. 上記符号化がインターフレーム符号化若しくはインターフィールド符号化 の場合に、原画素ブロック(ORB)と、先行ピクチャーから得られた動き補償 された画素ブロック(MCB)との夫々の差信号(EY1 D,EU1 D,EV1 D)は上 記離散コサイン変換(DCT)に供給される、請求項3記載の方法。 5. 上記ルミナンス補正信号(ΔEY)を形成する段階は、 各原画素ブロック(ORB)からの上記ルミナンス信号成分(EY1)と上記2 個のクロミナンス信号成分(EU1,EV1)の画素値部分とを合成し、或いは、対 応したRGB信号の画素値部分を合成することにより値Ydesiredを計算し(D ETYD)、 各原画素ブロック(ORB)からの上記ルミナンス信号成分(EY1)と、上記 シミュレーションされたクロミナンス信号成分(EU2,EV2)とを合成すること により値Yactualを計算し(DETYA)、 差の値ΔEYを以下の式 に従って計算する段階を含む、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の方法。 6. クロミナンス信号(EU1,EV1)の処理により生成されたルミナンス欠陥 を補償する(DETEY)装置において、 画素ブロック(ORB)のクロミナンス信号成分(EU1,EV1)を符号化する 第1の符号化手段(SU,SV,DCT,Q)と、 上記符号化されたクロミナンス信号成分が供給され、受信器によって復号化さ れた上記画素ブロック(ORB)の符号化されたク ロミナンス信号成分(EU2,EV2)をエンコーダ端でシミュレーションする手段 (Q-1,DCT-1,AU,AV)と、 上記シミュレーションされたクロミナンス信号成分(EU2,EV2)と、まだ符 号化されていないルミナンス信号成分(EY1 D)とを用いてルミナンス補正信号 (ΔEY)を形成する補正手段(DETYD,DETYA,DETEY)と、 各画素毎に、上記ルミナンス補正信号と結合されたルミナンス信号成分(EY1 D +ΔEY)を符号化する第2の符号化手段(DCT、Q)とを具備することを特 徴とする装置。 7. 上記第1の符号化手段は離散コサイン変換(DCT)及び量子化(Q)を 含み、 受信器によって復号化された上記符号化されたクロミナンス信号成分(EU2, EV2)を上記エンコーダ端でシミュレーションする手段は、対応した逆量子化( Q-1)及び逆離散コサイン変換(DCT-1)を含む、請求項6記載の装置。 8. 上記第1の符号化手段、上記第2の符号化手段及び上記受信器によって復 号化された上記符号化されたクロミナンス信号成分を上記エンコーダ端でシミュ レーションする手段は、MPEG−1標準若しくはMPEG−2標準に適合する 請求項6又は7記載の装置。
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