JP2001505962A - 繊維ウェブ乾燥方法および装置 - Google Patents

繊維ウェブ乾燥方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、それにより繊維ウェブ(5)がシリンダ乾燥ユニット(12)およびベルト乾燥機ユニット(11)内で乾燥される、繊維ウェブを乾燥するための方法および装置に関する。シリンダ乾燥ユニット(12)およびベルト乾燥機ユニット(11)は一方が他方の上に配置される。かなりの空間の節約がその場合に達成されかつ建物コストがかなり安くなる。同様に、乾燥能力の著しい追加が、例えば、現存の装置によって普通の投資によって達成可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 繊維ウェブ乾燥方法および装置 技術分野 本発明は、繊維ウェブを乾燥するための方法に関し、この方法において繊維ウ ェブは、乾燥シリンダによってフェルトまたは乾燥ワイヤにより乾燥シリンダの 表面に対して繊維ウェブを押し付けることにより、シリンダ乾燥装置またはユニ ットにおいて、かつ2つの無端空気不透過ベルト、第1ベルトがそのまわりに回 転するように配置されている第1回転ローラ、および第2ベルトがそのまわりに 回転するように配置されている第2回転ローラからなるベルト乾燥機ユニットに おいて乾燥され、それにより第1ベルトおよび第2ベルトがこれらの間に乾燥領 域を形成するような方法において互いに平行な通路の部分に走行するように配置 され、第1ベルトが加熱されかつ第2ベルトが冷却され、かつそれにより繊維ウ ェブおよび少なくとも1つのフェルトまたはワイヤが、繊維ウェブが加熱された 第1ベルトと接触し、かつフェルトまたはワイヤがそれぞれ繊維ウェブと冷却さ れた第2ベルトの間にあるような方法においてベルト間に導かれる。 本発明は、さらに、繊維ウェブを乾燥するための繊維ウェブ乾燥装置に関し、 この装置が、幾つかの乾燥シリンダからなり、繊維ウェブがフェルトまたはワイ ヤにより加熱された乾燥シリンダの表面に対して押し付けられるシリンダ乾燥ユ ニット、および2つの無端空気不透過ベルト、第1ベルトがそのまわりに回転す るように配置されている第1回転ローラ、および第2ベルトがそのまわりに回転 するように配置されている第2回転ローラからなるベルト乾燥機ユニットからな っており、それにより第1ベルトおよび第2ベルトがこれらの間に乾燥領域を形 成するような方法において互いに平行な通路の部分に走行するように配置され、 第1ベルトが加熱手段によって加熱されかつ第2ベルトが冷却手段によって冷却 され、かつそれにより繊維ウェブおよび少なくとも1つのフェルトまたはワイヤ が、繊維ウェブが加熱された第1ベルトと接触し、かつフェルトまたはワイヤが それぞれ繊維ウェブと冷却された第2ベルトの間にあるような方法においてベル ト間に導かれる。 従来の技術 繊維ウェブが加熱された金属ベルトと接触しておりそしてワイヤ、が加熱によ り発生された繊維ウェブから分離された蒸気が冷たい金属ベルトの作用によりワ イヤに凝結するように繊維ウェブと第2冷却金属ベルトとの間に置かれるような 方法において同一方向に動いている2つの平行な金属ベルトとの間で繊維ウェブ を乾燥することは、幾つかの特許公告、−その中から、例えば、国際特許出願W O96/11300、およびアメリカ合衆国特許第4,461,095号を記載 することができる−から知られている。その作動は、2つの無端金属ベルトが回 転ローラのまわりに走行するように配置されかつ熱い蒸気および水をそれぞれ含 有している圧力室が、発生された圧力が熱いおよび冷たいベルト、およびそれぞ れ互いに向かってそれらの間の繊維ウェブおよびワイヤを押し付けるようにベル トによって形成されたループによって画成された内面に対して設けられることに 基礎を置いている。圧力室間に配置されたベルトは、蒸気および水がベルトに直 接作用し得るように圧力室の1側を密封体によって形成している。装置の作動は それ自体完全に公知でありかつ例えば、参考として本書に組み込まれる、上述し た特許出願に開示されている。 発明が解決しようとする課題 シリンダ乾燥ユニットにおいて、繊維ウェブは幾つかの乾燥シリンダによって 乾燥される。乾燥シリンダは加熱されかつ繊維ウェブはフェルトまたは乾燥ワイ ヤにより乾燥シリンダの表面に対して押し付けられる。しかしながら、シリンダ 乾燥ユニットを使用する欠点は、例えば、大きな大きさ、高い購入価格および乾 燥ユニットの高い運転コストを生起する。さらに、シリンダ乾燥ユニット、繊維 ウェブは横方向において非常に収縮するかも知れない。繊維ウェブが最初に、2 つの稼働の、加熱されたおよび冷却された金属ベルトの間に乾燥されるように導 かれ、そして続いて、例えば繊維ウェブが巻き捩じれるのを阻止するためにシリ ンダ乾燥ユニットに導かれる、他の乾燥装置が呈示されている。かかる装置は、 しかしながら、沢山の空間を取りかつそのために、例えば、建物コストが上昇す る。同様に、繊維ウェブの搬送を整えるのが困難である。 本発明の目的は、繊維ウェブが迅速に、好都合にかつ効果的に乾燥され得る、 方法および装置を提供することにある。 課題を解決するための手段 本発明による方法はシリンダ乾燥ユニットおよびベルト乾燥機ユニットが一方 が他方の上に配置されることを特徴としている。 さらに、本発明による装置はシリンダ乾燥ユニットおよびベルト乾燥機ユニッ トが一方が他方の上に置かれることを特徴としている。 本発明の必須の概念は、繊維ウェブが、同一方向に動いている2つの平行なベ ルトからなっている乾燥ユニットによって、繊維ウェブが加熱ベルトと接触しそ してワイヤが加熱によって発生された繊維ウェブから分離された蒸気が冷却され たベルトの作用によって、かつ加えて、シリンダ乾燥ユニットによってワイヤに 凝結するように乾燥され、かつ前記ユニットが一方が他方の上に配置されるよう に繊維ウェブと冷却されたベルトとの間に置かれることである。そのうえ、好適 な実施例の概念は、シリンダ乾燥ユニットが、繊維ウェブがシリンダ乾燥ユニッ トま幾つかの異なる場所から他の乾燥機ユニットへ導かれ得るような方法におい て配置されるということである。さらに他の好適な実施例の概念は、繊維ウェブ がシリンダ乾燥ユニットの幾つかの異なる点に導かれ得るということである。 本発明の利点は、かなりの空間の節約が乾燥ユニットを一方が他方の上に配置 することにより達成されかつ建物コストがかなり安くなるということである。可 動ベルトを備えた乾燥機は、現存のシリンダ乾燥ユニットの上方または下方で、 旧式の抄紙機に同様に位置決めされることが可能で、このことは多分現存の地下 室または屋根裏部屋の利用を可能にし、かくして非常に好都合な建物コストを達 成する。そのうえ、例えば、修理または保守の状況において、繊維ウェブはかな り簡単な方法において乾燥ユニットの一方のみによって導かれることができ、そ れにより、他方の乾燥ユニットが使用中でないとしても、抄紙機を停止する必要 がない。シリンダ乾燥ユニットの種々の場所に繊維ウェブ入口および出口を配置 することにより、非常に容易かつ簡単な方法において乾燥されるべき繊維ウェブ の特性を制御かつ変化することができる。 本発明を添付図面においてより詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第1図は、ウェブの走行方向において取られかつ本発明による繊維ウェブを乾 燥するための装置を示している概略側面図、 第2図は、繊維ウェブを搬送する種々の方法が使用されるとき、第1図の装置 の適用を示す概略図、そして 第3図はウェブの走行方向に取られかつ本発明による繊維ウェブを乾燥するた めの他の装置を示している概略断面側面図である。 発明を実施するための最良の形態 第1図はウェブの走行方向に取られかつ本発明による装置を示している概略断 面側面図である。本装置は、空気を通さず、熱を良好に導きそして好ましくは金 属から作られる無端ベルト:つまり、第1ベルト1、すなわち上方ベルト、およ び第2ベルト2、すなわち、下方ベルト、細かいワイヤまたはフェルト3、粗い ワイヤ4および互いに向かい合っているベルトのそれらの表面の間を走行する繊 維ウェブ5によって形成される乾燥機ユニットからなっている。この繊維ウェブ 5は矢印Aで示される方向に移動する。第1ベルト1は乾燥機ユニットの端部に 配置された第1回転ローラ6aおよび6bのまわりに回転するように配置されて いる。対応して、第2ベルト2は、第1回転ローラ6aおよび6bの下に、乾燥 機ユニットの端部に同様に配置された第2の回転ローラ7aおよび7bのまわり に回転するように配置されている。ワイヤ3および4は案内ローラ8によって支 持されかつ案内されている。ベルト1および2の間の区域の乾燥領域に存在する 圧力はベルト1および2の側部の外部またはその側部に存在している圧力と通常 異なるので、密封体がベルト1および2の間にまたは縁部においてユニットの両 側に配置され、これらの密封体は液体またはガスがベルト1および2の間の区域 から側方に、またはその逆に移動するのを阻止する。乾燥のために必要とされる 蒸気加熱を行うために、乾燥機ユニットは、第1ベルト1の上方に配置される圧 力室9からなっている。第1ベルト1は、圧力室9内の蒸気が適切な圧力に留ま るように圧力室9の本体9bに対して密封体9aにより密封される。第2ベルト 2の下には、この第2ベルト2を冷却する水を含有している水室10がある。こ の水室10の縁部には密封体10aがあり、この密封体により第2ベルト2が水 室10の本体10bに対して密封される。この出願において、この乾燥ユニット はベルト乾燥機ユニット11と呼ばれる。 ベルト乾燥機ユニット11の作動は、圧力室9内に収容された熱い蒸気によっ て、ウェブ5と接触している第1ベルト1を加熱することに基づいている。その 場合に、第1ベルト1の温度は、ウェブ5中の水が蒸発させられかつワイヤ3お よび4を通って第2ベル2へ向かって搬送されることを生じる。第2ベルトは、 順次、その下に置かれた水により連続して冷却され、それによってその表面に発 生された蒸気が水に凝結されかつベルト2およびワイヤ4により除去される。 本装置は、さらに、繊維ウェブ5がその表面に対してそれ自体公知の方法にお いて繊維ウェブ5を乾燥するためにフェルトまたは乾燥ワイヤにより押し付けら れる、乾燥シリンダ13からなっているシリンダ乾燥ユニット12からなってい る。明瞭にするために、第1図は、繊維ウェブ5がシリンダ乾燥ユニット12の 乾燥シリンダ13に対して押し付けられかつそれにより繊維ウェブ5が乾燥ユニ ット内に案内されるワイヤを示してない。 ベルト乾燥機ユニット11およびシリンダ乾燥ユニット12は一方が他方の上 に置かれる。かかる装置の建物のコストは低くかつ装置は、例えば、1つのベル ト乾燥機ユニット11をシリンダ乾燥ユニット12の上方または下方に置くこと により現存するシリンダ乾燥ユニット12に関連して利用され得る。しばしばシ リンダ乾燥ユニット12の上方または下方に空間があるかまたはベルト乾燥機ユ ニット11用の空間を比較的容易に配置することができる。一方を他方の上への この配置は、また、保守または修理状況において、繊維ウェブ5が一方の乾燥ユ ニットのみを通って容易に導かれる得るという利点を結果として生じ、それによ り製造は、他方の乾燥ユニットが使用されてないとしても、続け得る。 第1図の装置において、繊維ウェブ5は、これが最初にシリンダ乾燥ユニット 12に導かれ、かつほぼその中間において、繊維ウェブ5がベルト乾燥機ユニッ ト11に導かれるように走行すべく配置されている。その場合に、繊維ウェブ5 の乾燥内容は代表的には55〜75%にすることができる。ベルト乾燥機ユニッ ト11から、繊維ウェブ5は、そのほぼ中間においてシリンダ乾燥ユニット12 へ戻される。かくして、繊維ウェブ5の滑らかさが改善されることができ、乾燥 は強められかつ乾燥内容の輪郭がベルト乾燥機ユニット11によって改善され得 る。繊維ウェブ5をベルト乾燥機ユニット11からシリンダ乾燥ユニット12の ほぼ中間に持ち来すことにより、繊維ウェブ5の単一の側の水分分布および巻き 捩じれ傾向を補正しかつ表面の寸法付け、中間のカレンダー掛けまたは顔料付け のごとき、繊維ウェブ5の追加の処理を実行することが可能である。 シリンダ乾燥ユニット12において、乾燥はまた一方側で行われかつ一方側の 乾燥内容を有する繊維ウェブ5はベルト乾燥機ユニット11に導かれることがで き、そのことは繊維ウェブ5の表面特性に影響を及ぼしかつ繊維ウェブ5の巻き 上げ傾向を制御することを可能にする。表面特性はまたベルト乾燥機ユニット1 1の直前の繊維ウェブ5の表面を湿らせることによって影響を及ぼされる。 第2図は、本発明の装置に関連して繊維ウェブ5を搬送するための異なる代替 の方法を示している。明瞭のために、ベルト乾燥機ユニット11およびシリンダ 乾燥ユニット12の細部の構造は第2図に示されず、かつまた、明瞭のために、 繊維ウェブ5のルートは概略でのみ示されている。繊維ウェブ5の走行方向は矢 印によって示される。繊維ウェブ5をシリンダ乾燥ユニット12の開始からベル ト乾燥機ユニット11へかつさらにベルト乾燥機ユニット11からシリンダ乾燥 ユニット12の始めに戻って導くことは実線によって示されている。その場合に 繊維ウェブ5はかなり湿った状態においてベルト乾燥機ユニット11に搬送され 、それにより繊維ウェブ5の乾燥内容は代表的には、例えば、35〜55%にす ることができる。この場合に、ベルト乾燥機ユニット11によって繊維ウェブ5 の特性にかなり効果的に影響を及ぼすことができる。湿った繊維ウェブの繊維は 、繊維ウェブ5の表面特性に、かつ他方で、繊維材料の結合に効果的に影響を及 ぼすことができる、最大の作用性および適合性を有している。同時に、繊維ウェ ブ5の横方向の収縮はベルト乾燥機ユニット11によって乾燥の臨界状態におい て阻止されることができ、そのことは繊維ウェブ5の横方向機械的特性が最も効 果的に影響を及ぼされ得ることを意味する。所望されるとき、繊維ウェブ5はベ ルト乾燥機ユニット11へ直接かつそこからシリンダ乾燥ユニット12の始めに 即座に搬送され得る。繊維ウェブ5をベルト乾燥機ユニット11からシリンダ乾 燥ユニット12の始めに搬送することにより、乾燥能力は非常に著しく増大され 得る。 破線は、繊維ウェブ5が最初にシリンダ乾燥ユニット12を通ってかつその端 部分からベルト乾燥機ユニット11を通ってかつさらにベルト乾燥機ユニット1 1からシリンダ乾燥ユニット12の端部分へ導かれる代替の方法を示している。 繊維ウェブ5がベルト乾燥機ユニット11に持ち来されるとき、その乾燥内容は 代表的には75〜85%にすることができる。その場合に、繊維ウェブ5の滑ら かさはベルト乾燥機ユニット11において改善され得るかまたはベルト乾燥機ユ ニット11が乾燥を強めるためにかつ乾燥内容輪郭を改善するために使用される ことができる。さらに、ベルト乾燥機ユニット11の後で、巻き捩じれの補正お よびコーティングおよびカレンダー掛けのごとき、繊維ウェブ5の追加の処理が 、シリンダ乾燥ユニットの端部分において実施され得る。 シリンダ乾燥ユニット12およびベルト乾燥機ユニット11が一方が他方の上 に配置されるとき、シリンダ乾燥ユニット12からベルト乾燥機ユニット11へ かつベルト乾燥機ユニット11からシリンダ乾燥ユニットへ戻る繊維ウェブ5の 搬送はほぼシリンダ乾燥ユニット全体に沿って実際に所望の場所に容易に配置さ れることができる。その場合に、所望の方法において繊維ウェブ5を乾燥するこ とに関連して得られる結果に影響を及ぼすことができ、そのことは1つの装置に よって非常に互いからずれている複数の製品の製造をかなり容易にすることを意 味している。 第3図は、ウェブの走行方向に取られかつ本発明による他の装置を示している 概略断面側面図である。明瞭のために、第3図は、また、詳細な構造なしにベル ト乾燥機ユニット11およびシリンダ乾燥ユニット12を示している。また、繊 維ウェブ5の運動は概略的にのみ示されかつその走行方向は矢印によって示され ている。ベルト乾燥機ユニット11はシリンダ乾燥ユニット12の上方および下 方の両方に配置されている。この方法において、繊維ウェブ5の特性を決定する さらに多くの可能性が達成される。ベルト乾燥機ユニット11は、また、例えば 、これらのベルト乾燥機ユニット11の一方が表面側の繊維ウェブ5を乾燥しか つ他方のベルト乾燥機ユニットがこれと反対の表面を乾燥しているように配置さ れることができ、このことは繊維ウェブ5に均一な品質を付与する。 これらに関連している図面および明細書は本発明の概念を示すようにのみ意図 されている。細部に関しては、本発明は請求の範囲内で変化することができる。 圧力媒体が圧力室9および水室10において使用されることは必須ではない。圧 力室9の媒体はしたがって、例えば、蒸気、空気、または燃料の熱い燃焼生成物 、または水であってもよい。水に加えて、また、例えば、空気が水室10内の媒 体として使用され得る。 圧力室9によって発生される加熱に加えて、第1ベルト1は、また、それ自体 まったく公知の方法において他の場所で加熱され得る。さらに、第1ベルト1の 加熱は、また圧力室9の完全に外部で行われることができるかまたは繊維ウェブ 5の乾燥は圧力室9なしで同様に行われることが可能である。 そのうえ、第2ベルト2はまた水室10の外部で冷却されるかまたは冷却はそ れ自体まったく公知の方法において水室10なしで同様に実行されることができ る。 例えば、2つのベルト乾燥機ユニット11はまた一方が他方の後ろに配置され ることが可能でかつベルト乾燥機ユニットの一方が繊維ウェブ5の表面側をかつ 他方が後方側を乾燥するように配置され得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.繊維ウェブが、乾燥シリンダ(13)によってフェルトまたは乾燥ワイヤ により前記乾燥シリンダ(13)の表面に対して前記繊維ウェブ(5)を押し付 けることにより、シリンダ乾燥ユニット(12)において、かつ2つの無端空気 不透過ベルト(1,2)、第1ベルト(1)がそのまわりに回転するように配置 されている第1回転ローラ(6a,6b)、および第2ベルト(2)がそのまわ りに回転するように配置されている第2回転ローラ(7a,7b)からなるベル ト乾燥機ユニット(11)において乾燥され、それにより第1ベルト(1)およ び第2ベルト(2)がこれらの間に乾燥領域を形成するように互いに平行な通路 の部分に走行するように配置され、前記第1ベルト(1)が加熱されかつ前記第 2ベルト(2)が冷却され、かつそれにより前記繊維ウェブ(5)および少なく とも1つのフェルトまたはワイヤ(3,4)が、繊維ウェブが加熱された第1ベ ルト(1)と接触し、かつフェルトまたはワイヤ(3,4)がそれぞれ繊維ウェ ブと冷却された第2ベルト(2)の間に配置されるような方法において前記ベル ト(1,2)間に導かれる繊維ウェブを乾燥するための繊維ウェブ乾燥方法にお いて、前記シリンダ乾燥ユニット(12)および前記ベルト乾燥機ユニット(1 1)が一方が他方の上に配置されることを特徴とする繊維ウェブ乾燥方法。 2.前記繊維ウェブ(5)が最初に前記シリンダ乾燥ユニット(12)に導か れ、そこから前記繊維ウェブが前記ベルト乾燥機ユニット(11)へ前記シリン ダ乾燥ユニット(12)の幾つかの異なる点から導かれ得ることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の繊維ウェブ乾燥方法。 3.前記繊維ウェブ(5)が前記ベルト乾燥機ユニット(11)から前記シリ ンダ乾燥ユニット(12)へ導かれ、そこに前記繊維ウェブ(5)が前記シリン ダ乾燥ユニット(12)の幾つかの異なる場所から導かれ得ることを特徴とする 請求の範囲第1項または第2項に記載の繊維ウェブ乾燥方法。 4.前記繊維ウェブ(5)が少なくとも2つのベルト乾燥機ユニット(11) によって乾燥されることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか1項に記載の繊 維ウェブ乾燥方法。 5.幾つかの乾燥シリンダ(13)からなり、繊維ウェブ(5)がフェルトま たはワイヤにより加熱された乾燥シリンダ(13)の表面に対して押し付けられ るシリンダ乾燥ユニット(12)、および、2つの無端空気不透過ベルト(1, 2)、第1ベルト(1)がそのまわりに回転するように配置されている第1回転 ローラ(6a,6b)、および第2ベルト(2)がそのまわりに回転するように 配置されている第2回転ローラ(7a,7b)からなるベルト乾燥機ユニット( 11)からなっており、それにより前記第1ベルト(1)および第2ベルト(2 )がこれらの間に乾燥領域を形成するように互いに平行な通路の部分に走行する ように配置され、前記第1ベルト(1)が加熱手段によって加熱されかつ前記第 2ベルト(2)が冷却手段によって冷却され、かつそれにより前記繊維ウェブ( 5)および少なくとも1つのフェルトまたはワイヤ(3,4)が、前記繊維ウェ ブ(5)が加熱された第1ベルト(1)と接触し、かつ前記フェルトまたはワイ ヤ(3,4)がそれぞれ前記繊維ウェブと冷却された第2ベルト(2)の間に配 置されるような方法においてベルト間に導かれる繊維ウェブ乾燥装置において、 前記シリンダ乾燥ユニット(12)および前記ベルト乾燥機ユニット(11)が 一方が他方の上に配置されることを特徴とする繊維ウェブ乾燥装置。 6.前記繊維ウェブ(5)が前記シリンダ乾燥ユニット(12)に最初に導か れそして前記シリンダ乾燥ユニット(12)の幾つかの異なる場所から前記ベル ト乾燥機ユニット(11)へ導かれ得ることを特徴とする請求の範囲第5項に記 載の繊維ウェブ乾燥装置。 7.前記繊維ウェブ(5)が前記ベルト乾燥機ユニット(11)から前記シリ ンダ乾燥ユニット(12)の幾つかの異なる場所に導かれ得ることを特徴とする 請求の範囲第5項または第6項に記載の繊維ウェブ乾燥装置。 8.前記装置が少なくとも2つのベルト乾燥機ユニット(11)からなること を特徴とする請求の範囲第5項ないし第7項のいずれか1項に記載の繊維ウェブ 乾燥装置。
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