JP2001501722A - 環状乾燥要素および乾燥要素を有する乾燥プラント - Google Patents

環状乾燥要素および乾燥要素を有する乾燥プラント

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Abstract

(57)【要約】 魚粉、屠殺場からの屑肉や臓物、ビール醸造所からのマッシュ、および動物、植物もしくは化学起源物質等の同様の生化学物質の湿った粉末を間接的に加熱もしくは冷却するための乾燥プラントにおいてロータ車軸上に設置する環状乾燥要素(15)。この乾燥要素はその乾燥要素の1側から他側へ延在する複数の貫通開口部(25)を有する形態である。この乾燥要素は孔(25)を有する2つの同一の環状板要素(16)で形成されてよく、管状ステイが対向する孔間に溶接されている。開口部(25)へは、延長要素が挿入でき、これが熱処理される製品塊の攪拌を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】 環状乾燥要素および乾燥要素を有する乾燥プラント 発明の背景 本発明は請求項1の序文に記載の環状乾燥要素に関する。かかる乾燥要素は、 熱交換機を構成し、魚粉、屠殺状からの屑肉や臓物、ビール醸造所からのマッシ ュ、および同様の動物、植物もしくは化学起源物質等の生化学的物質の湿った粉 末物質を間接的に加熱もしくは冷却するための乾燥プラントで使用される。 乾燥プラントは固定ハウジングおよび間隔を置いて設置された複数の環状乾燥 要素を有する回転ロータから成る。この回転ロータは加熱もしくは冷却用の媒体 を供給する手段を有する。加熱のために、しばしば蒸気が使用され、そのために 回転ロータはその復水の除去手段を具備する。 この種のプラントは、例えば米国特許第3,923,097号(Atlas,DK)お よび同第4,982,514号(Atlas,DK)から既知であり、かつ多年にわたっ て使用されている。このプラントは1端部に原料供給のための開口部、かつ他端 部に処理後にその原料を除去するための開口部を有する。このプラントからの搬 送は主に新しい原料の連続供給、および処理後の原料の連続除去の結果として行 われるが、この搬送は、例えば乾燥要素上に直接設置された羽根、昇降要素等に より増減する。プラントからの搬送は、環状乾燥要素が固定ハウジングから完全 に突出しないので可能である。攪拌棒もしくは搬送羽根を具備した回転乾燥機が 、米国特許第3,800,865号(Stord Bartz,NO)もしくは米国特許第3 ,777,810号(The Strong Scott Company,米国)から既知である。 例えば英国特許第952,099号(A/S Myrens Verksted,NO)の古い構造 において、例えば環状もしくは螺旋状管構造の管により構成された乾燥要素を具 備した回転乾燥機が使用されており、この回転乾燥機は蒸気の復水を回転時にタ ップ点方向へ誘導する構成である。更に、米国特許第4,074,751号(Un ice Machine Company,米国)から、例えば砂糖マッセ(massecuites )等の流体塊の加熱もしくは冷却のために構成された管の回転熱交換機が既知で ある。 後者の2つの構造において、加熱処理もしくは乾燥されるべき物質は管間で上 昇する乾燥要素の開口部を通過させることによりプラントへ前進供給される。こ れは物質の攪拌および搬送の観点で有利であるが、乾燥要素上への物質の沈降の 回避に関して大きな欠点を有する。更に、この種の乾燥要素は上述の板形態の乾 燥要素程の大きい加熱面を持たない。 本発明は、更に、請求項13の序文に詳細に記載の乾燥プラントに関する。上 述の乾燥要素を有する乾燥プラントは、屠殺場からの油もしくは脂肪含有屑肉や 臓物のボイル等非常に脂肪、油の多い物質等の相対的に流動性の物質の加熱処理 、乾燥もしくは冷却に使用される場合、物質塊の攪拌は非常に緩慢であり、これ は加工時間が長くなることを意味する。従って、物質塊の攪拌を増加する必要が ある。 発明の利点 開示されかつ請求項1に特徴記載されたように本発明により環状乾燥要素を構 成することにより、板状乾燥要素の有する既知利点の全が保持されると同時にプ ラント(装置)を流れる物質の流れを変化させる可能性を持つものが提供される 。 生産技術の観点から板状要素による乾燥要素は多くの利点を有し、かつ原則的 に管構造として構成された乾燥要素よりも相対的に大きい熱交換面を提供する。 更に、本明細書に開示の種類の乾燥要素は、溶接が簡単な方法により自動化で きるように構成された部品を自動溶接機械もしくは溶接ロボットの使用により溶 接することにより製造できる利点を有し、これは生産コストを低減する。 環状板要素内の開口部は、各開口部へ管片を挿入することにより構成されるの が好ましく、この管片の長軸は乾燥要素の軸と平行であるのが好ましい。これに より、乾燥要素の生産を単純化する良好な可能性が達成される。 しかしながら、本発明による環状乾燥要素は請求項4に記載のごとく、2つの 実質的同一の板要素で構成され、かつ請求項5に説明されたように、好適には対 向開口部で板要素間にステイとして挿入される管片を有する。これにより乾燥要 素の製造が大幅に単純化され、かつ同時に高圧に耐える非常に強力かつ剛性構造 が得られ、これは加熱媒体として高温の蒸気の使用を可能にする。 管状ステイは、開示されかつ請求項6に特徴記載されたように構成、即ち環状 断面を有する形態に構成することが好適である。これは、就中、所望長に切断で きる標準的に製造された管の使用を可能にする。 管状ステイは、好適には、乾燥要素の表面にわたって分布され、それにより圧 力蒸気が加熱媒体として使用される場合に乾燥要素の偏向もしくは変形を最小限 にする。 管状ステイの長さは、開示されかつ請求項8または請求項9に特徴記載された 通りである。その管の長さが乾燥要素の厚みに対応する場合に、乾燥要素を綺麗 に掻取る掻取要素の乾燥プラントでの使 用を可能にし、これは例えば物質の非常に湿った箇所、もしくは物質が非常に粘 着性を持つ領域において行われる。しかし、管状ステイは乾燥要素の厚みよりも 長くてよく、かつその管の自由端は開示しかつ請求項10に記載のごとく構成で き、それにより例えば乾燥すべき物質のキャリアもしくは攪拌要素を構成する。 所定の構成として、開示しかつ請求項11に特徴記載したごとく、即ち、同一 乾燥要素上に異なるクリアランスを有する管状ステイの使用により乾燥要素を構 成することが有利である。乾燥要素上に相対的に大きい開口部を設けるか相対的 に小さい開口部を設けるかについて種々の変更が可能である。 最後に、本発明による乾燥要素は開示しかつ請求項12に記載のごとく構成で き、これは製造技術の観点から重要な利点を提供する。 開示されかつ請求項13に特徴記載されたごとく本発明によりプラントを構成 することにより、他の実質的欠点を伴うことなく物質塊における攪拌を増強でき る。攪拌の増強により物質塊の迅速処理が可能になり、例えば迅速加熱処理を可 能にし、これはプラントの能力を増大する。このように設置された軸要素は攪拌 機として作用し、かつその形態により昇降要素(lifting elements)として働き 、それにより必要により物質塊は全体的に攪拌される。 軸要素の数量および形態は電流(current)条件および実際の物質、例えば所 望れる攪拌に増強程度、および所望される物質の搬送の減少程度に依存し、軸要 素はロータの乾燥要素内の貫通孔のいくつかを充填する。 所望される攪拌の達成程度により、その軸要素は開示されかつ請求項14また は15に特徴記載されたごとく構成されてよい。簡潔には、軸要素の数量および 長さは、その乾燥機における攪拌の増強 が望まれる場合に攪拌の増強程度の決定に寄与するファクタである。 前記軸要素は開示されかつ請求項16に特徴記載されたごとく構成されること が有利である。該要素として管、例えば環状断面を有する管を使用する場合、多 くの観点で、ロータの重量を大きく増大することなく攪拌の適宜増強が得られる 。ここでの利点は要素として標準的管を使用できることである。 当業者に自明なように、軸要素はいずれの断面を有するロッドもしくは管から も形成することができる。しかし、乾燥要素における貫通する開口部の形態を考 慮し、かつその開口部を実質的に充満する要素を使用するのが一般的あり、これ が環状断面を有する管状要素が好適形態を構成する理由である。 本発明による乾燥機の要素は開示されかつ請求項17に特徴記載されたごとく 構成される。その要素はその長手に沿って異なるもしくは変化した断面形態を有 しいてよく、それにより乾燥要素と適宜係合する領域、および攪拌機として機能 する領域かつ/または必要とされる昇降要素が形成される。 開示されかつ請求項18に特徴記載されたように、前記要素は好適には単一乾 燥要素へ、例えば溶接により、かつ好適にはその要素の1端部に固定される。こ れにより温度差等による機械的応力は解消され、その軸要素はロータの乾燥要素 に機械的影響を与えることなく長手方向に膨張/収縮でき、迅速に溶接されない 軸方向において前記開口部において変位する。 開示されかつ請求項19に特徴記載されたごとく本発明により乾燥プラントを 構成することにより、軸要素を介するエネルギ供給の増大の可能性が達成される 。このようにして、所定容積のプラントが相対的に大きい能力、例えば相対的に より大きい加熱処理能力を 与えられ、このようにして相対的に多量のエネルギ供給ができる。 熱エネルギを軸管要素へ供給する実用的方法は開示されかつ請求項20に特徴 記載されている。環状乾燥要素に使用できる媒体と同様の加熱媒体、例えば蒸気 の使用が可能であるが、軸要素へのエネルギ供給は別々に構成され、それにより 相対的に低いもしくは高い温度が必要により使用できる。 本発明による乾燥プラントの特に有利な形態は開示されかつ請求項21に特徴 記載されている。カバー、好適には乾燥プラントのハウジングの1端部における カバーにより、本発明による軸要素は必要により設置もしくは除去できる。これ は、例えば他の製品を加工することができるように、もしくは最初に意図された 方法と異なる方法で製品を加工することができるように乾燥プラントを変更しな ければならない場合に、実用的かつ経済的に大きな利点である。 図面 図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。 図1はロータ車軸上に環状乾燥要素を有する既知乾燥プラントの原理を示す。 図2は既知環状乾燥要素の断面を示す。 図3は本発明による乾燥要素の第1形態を示す。 図4は図3のIV−IV方向に見た拡大断面図である。 図5は第2形態の図4に対応する断面図である。 図6は本発明による乾燥要素の第3形態を示す。 図7は図6のVII−VII方向に見た拡大断面図である。 図8は本発明による異なる乾燥要素間の流れと領域の関係を示すグラフである 。 図9は本発明の第4形態におけるロータの一部の軸方向断面図を 示す。 図10は本発明の第5形態の図9に対応する断面図を示す。 実施形態の説明 図1および2は既知方法の原理を示し、図1は加熱ジャックを有しよい固定ハ ウジング2、乾燥すべき物質を供給するための開口部7、および加工後の物質の 排出用開口部8から成る乾燥プラントの長手断面の図式図を示す。供給された物 質は間隔を置いて設置された環状の平面的乾燥要素9を有する加熱された回転ロ ータ3により乾燥される。 プラントは、加熱かつ乾燥され、可能であればボイルまたは滅菌される新規原 料が連続的に充填されるときに、排出開口部へ移動し、かつその間に既知方法に よりハウジングから除去される湿気を排出する。 ロータ3は加熱媒体、例えば中心パイプ11を介して乾燥要素12へ供給され る蒸気、のための供給パイプ4を有する。戻り蒸気は排出パイプ5を介して放出 され、かつ復水は排出パイプ6を介して排出される。 図2は乾燥要素9の半径方向断面の一部を示し、かつ既知乾燥要素の配置例を 示す。この乾燥要素は共に溶接された2つの環状板要素で構成され、そこには加 熱媒体、例えば蒸気のための通路10が形成されている。 図1および2に示されたプラントは、乾燥プラントの原理を説明し、かつ米国 特許第4,982,514号から既知のものに対応する。 本発明は乾燥要素の新規形態に関し、これは図3から7を参照して詳細に説明 される。 図3において、表面に対して直角の乾燥要素15の本発明による形態が示され 、かつ図4において説明のために拡大図により半径方向の断面が示されている。 この乾燥要素は、2つの同一の、平面的環状ディスクもしくはスチールプレート の板要素16で構成される。環状ディスクもしくは板要素16は、例えば直径2 mであり、かつ複数の孔25、例えば図示例において42個の孔を有する。2つ の板要素16は環状スチールバンド19および環状溶接20により外エッジ18 に沿って共に結合されるように連結される。内エッジで、各板要素16は環状足 17を有する。これらの板要素は6〜10mmオーダの厚みを有する。孔25の 全てに両板要素のために管片26が挿入されかつ溶接され、それにより管片26 はその板要素間にステイを形成する。この例において、ステイは4インチ(約1 0.2cm)の管片である。 管状ステイ26は2つの板要素16へ堅固かつ圧力密に溶接され、それにより その間に加熱媒体、例えば10バール(baro)の圧力下の蒸気のための通路22 が形成される。この通路は蒸気供給、および既知方法による戻り蒸気ならびに復 水の除去のための環状開口部23を有する。図示された足片17は板要素16の 両側から突出し、隣接要素と直接的に溶接できる構成であり、それにより上述し たように乾燥プラントにおいてロータ車軸を囲繞するパイプ要素を構成する。 図3および4の例において、管状ステイ26の軸29は乾燥要素の軸30に平 行であり、かつ管状ステイはその要素の厚みに実質的に対応する長さを有する。 図5の例において、管状ステイ27は要素15の厚みよりも大きい長さを有し 、かつそのようにして要素面から突出する。更に、管状ステイ27は板要素16 の平面と平行にならないように切断して よいが、板要素面に対して所定角度で傾斜し、もしくは完全に異なる形態を有し てよく、それにより突出管状ステイが羽根要素、キャリア、もしくはプラント内 で乾燥される物質の攪拌に影響を与える攪拌要素を構成する。 各乾燥要素15の両側は開口部25を介してその間を通る管状ステイ26,2 7へ直接連結され、それにより物質の乾燥要素の軸方向への輸送を可能にする。 製造理由から、管状ステイの軸29は乾燥要素の軸30と平行あるが、当然な がら両軸が平行にならないように管状ステイの設置を妨害するものは存在しない 。 図3〜5の例において、管状ステイそしてその開口部25は乾燥要素の外エッ ジ18と同心であり、かつ乾燥要素にわたって管状ステイを実質的均一に分布す るために相互に対して変位した二重の円28内に配置され、それにより管状ステ イ間の自由板領域があまりにも大きくならないようにされる。これは管状ステイ 間の板材料に大きな偏向をもたらすことなく高い蒸気圧を乾燥要素へ付与する上 で重要である。 図6〜7の例で示された乾燥要素15’は同一寸法を有するが、相対的に小さ い、即ち三重の同心円28にわたって分布された90個の管状ステイを使用し、 これらの管状ステイは3インチ(約7.6cm)管である。 本発明によれば、このように、乾燥プラントで処理される物質によって、即ち 物質の稠度、湿度、粒子寸法等に依存して、管状ステイの寸法および数量、管状 ステイの形態、およびそれらの配置を選択することにより乾燥要素の寸法を最良 にし、耐久性および運転信頼性に関してプラントの質を損なうことなく最良のエ ネルギ効率を有する乾燥プラントを提供できる。 図8は本発明による乾燥要素の異なる形態のための2つの曲線AおよびBを示 すグラフである。 曲線Aは本発明による乾燥要素に関する加熱面域デルタA(右側座標)におけ る変化を同一直径を有するが管状ステイを有しない乾燥要素との比較でパーセン テージで示す。 曲線Bは本発明による乾燥要素における通過領域PF(プラグ流(Plug Flow))の変化を同一直径であるが開口部を有しない乾燥要素との比較でパ ーセンテージで示す(左側縦軸)。 曲線AおよびBは管状ステイの直径(RD)および管状ステイの対応する数量 (AR)に対して算出され、ARおよびRDは横軸上に示されている。 ここで、ARは使用された管状ステイの数量を表し、かつRDは使用された管 状ステイの内径を表す。 管状ステイは先の例で示されたように乾燥要素の領域にわたって均等に分布さ れる。 小さい管状ステイが多数使用される場合、大きな加熱面(デルタA>100% )が得られるが、『プラグ流』は低い。先に検討しかつ図3に示した例は、同様 にグラフに直接示されている。この例において、デルタAが略94%で得られる 『プラグ流』は16%である。加熱面の最小の減少により、乾燥要素へ相当量の 流れを送ることができる。 従って、このグラフは、特にエネルギ効率、生産能力等に関して所望特性を得 るために本発明による乾燥要素をどの程度の大きさの寸法にすることができるか を示す。 図9および10において、本発明による乾燥プラントのロータの一部の軸断面 が示されている。 このロータの中心軸30、およびその上方に加熱用蒸気の供給お よび復水の除去のためのロータの中心パイプ11が示されており、これは一般的 に知られた方法で行われるので詳細に説明しない。 図3〜7に関連して上述したタイプの複数の環状乾燥要素15’は板要素16 から形成され、その足片17を介して中心パイプ11のまわりに環状に溶接され る。この乾燥要素へは管状スタブ35を介して加熱用蒸気が供給できる。 中心パイプ11は公知方法により車軸ジャーナル閉鎖部材37により1端部が 閉鎖され、かつハウジング2の端部32から封鎖される。乾燥プラントは公知の 他の方法により形成されるのでここでは詳細に説明しない。 先に説明したように、環状乾燥要素15’の各々は軸方向に複数の貫通開口部 25を有し、これらの開口部は管状ステイ26を具備してよい。 本発明による乾燥プラントにおいて、全環状乾燥要素15’は、貫通開口部2 5が軸方向に一線になり、反対側の孔が同一中心軸を有するように環状足片17 に共に溶接される。これにより、上記開口部へ軸方向の延長要素31、例えば図 9および10に示したような中空管の形態の要素を設置できる。要素31は、少 なくとも2つの隣接する乾燥要素15’間の空間にわたる、好適には少なくとも 3つの隣接する要素にわたる、長手を有する。 要素31は図示されたように管状であってよく、かつ乾燥要素15’と係合す る保持部31a、所望方法により構成されてよい昇降部31bに分けられてよく 、それにより昇降部は昇降要素を構成する。領域31bは、例えば多角形もしく は真っ直ぐのU形であってよく、それにより処理すべき物質を回転時に上昇させ る。 要素31は、好適には、溶接部31eにより環状乾燥要素の第1要素へ固定さ れる。要素31は、好適には、管状ステイ26を実質 的に満たす直径を有する標準管である。 カバー33はハウジングの端部32に、例えばボルト34により固定できる。 カバーが除去されると、乾燥要素31はロータへ挿入もしくはロータから除去で き、その場合、ロータの回転により乾燥要素15内の開口部がカバー下にある開 口部へ運ばれる。要素31の挿入はスケッチにより図示されている。 図9の図示例において、延長要素31は最も外側の開口部25の幾つかおよび 最も内側の開口部の幾つかへ設置されるが、中間開口部へは設置されない。延長 要素の数量および設置場所は所望される攪拌の増大程度に依存する。図9および 10の図示例において、90°変位した4つの要素31が最も外側の開口部25 へ挿入され、かつ同様に90°変位した4つの要素が最も内側の開口部へ挿入さ れている。即ち、全部で8個の要素が開口部へ挿入されている。要素31の数お よびその位置決めは、例えば処理される物質の種類、要求される処理程度、およ びロータの他の配置および寸法等の異なる特徴に依存することは当業者に自明で あろう。 図10は本発明の他の形態を示し、ここでは延長要素31の全てが1端部で溶 接部31dによりマニホールド39に溶接され、このマニホールドは蒸気のため の分配室40および供給パイプ41から成る。延長要素31の他端部はキャップ 31cにより閉鎖されている。蒸気による加熱時に、蒸気が導入されると同様に 復帰する復水が形成される。この場合、復水が自然にマニホールド39へ戻るよ うに、例えば乾燥プラント全体がマニホールド39に対して僅かに、例えば数度 の角度で傾斜する構成であってよい。 加熱もしくは冷却媒体を延長管要素31へ供給する図10に示された方法は単 にこれを如何に実行するかの例を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,D K,DK,EE,EE,ES,FI,FI,GB,GE ,GH,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.加熱もしくは冷却する媒体を供給しかつ発生する復水を除去するための手 段を有する少なくとも1つの環状板要素(16)から成る、乾燥プラント内のロ ータ車軸上に設置する環状乾燥要素(15,15’)において、前記乾燥要素は その乾燥要素の1側から他側へ延在する複数の貫通開口部(25)を有する構成 であることを特徴とする。 2.管片(26,27)は前記各開口部へ挿入されていることを特徴とする、 請求項1の乾燥要素。 3.前記管片はその長軸(29)が前記乾燥要素の軸(30)と平行になるよ うに配置されていることを特徴とする、請求項2の乾燥要素。 4.前記各乾燥要素は相互から離隔して設置された2つの実質的に同一の板要 素(16)から成ることを特徴とする、請求項1の乾燥要素。 5.前記管片(26,27)はその管片に対応する開口部(25)を有する前 記板要素(16)間にステイとして固定されていることを特徴とする、請求項4 の乾燥要素。 6.前記管片(26,27)は環状断面を有し、かつ前記管片が好適には溶接 により前記板要素内へ設置される孔は同様の環状であることを特徴とする、請求 項5の乾燥要素。 7.前記管片は前記乾燥要素の領域にわたって分布されていることを特徴とす る、請求項2から6のいずれか1の乾燥要素。 8.前記管片は前記要素の厚みに実質的に対応する長さを有することを特徴と する、請求項5から7のいずれか1の乾燥要素。 9.前記管片は前記要素の厚みよりも大きい長手を有することを 特徴とする、請求項5から7のいずれか1の乾燥要素。 10.前記突出管片の少なくとも1つの自由端部はその管片の口が前記要素と 平行の平面内にならないように切断されていることを特徴とする、請求項9の乾 燥要素。 11.異なるクリアランスを有する管状ステイが使用されていることを特徴と する、請求項4から10のいずれか1の乾燥要素。 12.前記管状ステイは前記乾燥要素の外エッジと同心円に分布されるように 配設されていることを特徴とする、請求項4から11のいずれか1の乾燥要素。 13.固定ハウジング(2,32)、および複数の環状乾燥要素(15’)を 含む回転自在ロータから成る動物、野菜もしくは化学起源の湿った屑肉や臓物を 加熱もしくは冷却するための乾燥プラントであって、前記環状乾燥要素の各々が 加熱もしくは冷却する媒体を供給しかつ発生する復水を除去するための手段を有 する少なくとも1つの環状板要素(16)から成り、かつ前記各乾燥要素がその 1側から他側へ延在する複数の貫通開口部(25)を有し、前記乾燥要素(15 ’)は少なくとも1つの前記開口部が隣接する乾燥要素内の対応する開口部と軸 方向において対向するようにロータ(11)上に位置決めされ、かつ前記開口部 (25)には前記乾燥要素間の間隔よりも大きい少なくとも1つの延長要素(3 1)が挿入されていることを特徴とする乾燥プラント。 14.前記延長要素(31)は少なくとも3つの隣接する乾燥要素にわたって 延在する長さを有することを特徴とする、請求項13の乾燥プラント。 15.前記延長要素(31)はそのプラント内で前記乾燥要素(15’)の全 てにわたって延在する長さを有することを特徴とする、請求項14の乾燥プラン ト。 16.前記延長要素(31)は貫通クリアランスを有する管であることを特徴 とする、請求項13の乾燥プラント。 17.前記延長要素(31)は乾燥要素(15’)と係合する領域(31a) 、および前記乾燥要素間に位置する中間領域(31b)に分れていて、そのプラ ント内の物質を昇降/攪拌できる構成であることを特徴とする、請求項13から 16のいずれか1の乾燥プラント。 18.前記各延長要素(31)は、例えば溶接により、1つの乾燥要素へ機械 的に固定されていることを特徴とする、請求項13から17のいずれか1の乾燥 プラント。 19.前記延長要素(31)の少なくとも1つは加熱もしくは冷却用の媒体、 例えば加熱するための蒸気、を導入できる構成の貫通通路を有することを特徴と する、請求項13から18のいずれか1の乾燥プラント。 20.前記延長要素の1つもしくは複数がマニホールド(39)、例えば加熱 もしくは冷却用媒体を分配するための通路を有する形態の環状マニホールド、に 固定されていることを特徴とする、請求項13から19のいずれか1の乾燥プラ ント。 21.前記固定ハウジングの少なくとも1端部(32)は前記乾燥要素(15 ’)内の貫通開口部(25)と軸方向において対向して設置されたカバー(33 )を有することを特徴とする、請求項13の乾燥プラント。
JP10517097A 1996-10-08 1997-10-06 環状乾燥要素および乾燥要素を有する乾燥プラント Pending JP2001501722A (ja)

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