JPH0631101A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

Info

Publication number
JPH0631101A
JPH0631101A JP4213524A JP21352492A JPH0631101A JP H0631101 A JPH0631101 A JP H0631101A JP 4213524 A JP4213524 A JP 4213524A JP 21352492 A JP21352492 A JP 21352492A JP H0631101 A JPH0631101 A JP H0631101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
outer peripheral
peripheral surface
cylindrical main
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4213524A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kimura
建志 木村
Masaru Watanabe
優 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Priority to JP4213524A priority Critical patent/JPH0631101A/ja
Publication of JPH0631101A publication Critical patent/JPH0631101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換効率が高く小型にすることのできる乾
燥装置の提供。 【構成】 この乾燥装置は内部にブレード15を有する
回転軸8と外部に加熱ジャケット19とをそれぞれ同軸
的に設けた筒状本体1を備えている。そしてこの筒状本
体1の上部側壁5に被処理物流入口6が設けられると共
に、その被処理物流入口6より上方に排気口7が設けら
れ、更にその底部に被処理物流出口6aが設けられてい
る。また、被処理物流入口6に対応する前記回転軸8部
分に分配環16が設けられている。そして筒状本体1は
その内周面が平坦面とされていると共に、前記加熱ジャ
ケット19内における周壁20の外周面が凹凸面とされ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汚泥、粒体、粉体等の微
小な固形物を含む流体もしくはスラリーを乾燥するため
に用いられる乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汚泥、粒体、粉体等の微小な固形
物を含む流体もしくはスラリーから、水または溶液等の
蒸発成分を乾燥除去するために、電熱または加熱流体に
よる乾燥装置が使用されている。このような乾燥装置と
しては、被処理物の流入口および流出口を有する本体
と、該本体の外部に設けた加熱手段から構成されたもの
が多用されている。そしてこのような乾燥装置の流入口
から流入された被処理物は、本体内を通過する間に攪拌
および加熱されつつ水分等が蒸発除去されて流出口から
流出する。そして除去された水分等は本体に設けられた
排気口から外部に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような乾燥装置は熱交換効率が低く、加熱に多大の
エネルギーを消費するという問題があった。また、処理
速度を高くすることができないため、装置が大型になる
という問題もあった。そこで本発明はこのような従来の
乾燥装置の問題点に鑑み、熱交換効率が高く小型化する
ことのできる乾燥装置の提供を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の乾燥装置は、内部にブレードを有する回転軸
と外部に加熱ジャケットとをそれぞれ同軸的に設けた筒
状本体を備えている。そしてこの筒状本体の上部側壁に
被処理物流入口が設けられると共に、その被処理物流入
口より上方に排気口が設けられ、更にその底部に被処理
物流出口が設けられている。また流入される被処理物を
筒状本体の内周部に均一に分配流下させるため、被処理
物流入口に対応する前記回転軸部分に分配環が設けられ
ている。そして筒状本体はその内周面が平坦面とされて
いると共に前記加熱ジャケット内における周壁の外周面
が凹凸面とされていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の乾燥装置においては、回転する分配環
によって筒状本体の上部に流入された被処理物は、筒状
本体の内周部に均一に分配流下する。更に被処理物は回
転するブレードにより筒状本体の周壁の内周面に押し付
けられるように攪拌されつつ流下される。これらの作用
により、加熱ジャケットの加熱媒体から熱が伝えられる
筒状本体周壁と、被処理物の接触率が増大して熱交換率
が高くなる。その際、筒状本体の内周面は平坦面とされ
ているので、それに押しつけられながら筒状本体内を移
動する被処理物の接触抵抗は低い。そのたためブレード
を回転する回転軸の駆動エネルギーも低くてよい。それ
と共に、被処理物が周壁に付着するのを防止できる。一
方、加熱ジャケットの加熱媒体に接する面、すなわち筒
状本体の外周面は凹凸面とされているので、単位周面積
当たりの伝熱面積が大となる。従って、これにより被処
理物の熱交換率が更に高くなる。
【0006】
【実施例】次に図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の乾燥装置の一例で、その主要部を断面図
として示したものである。筒状本体1は上部本体2、熱
交換本体3および下部本体4から構成され、各本体間は
フランジにより液密に連結され、これら各本体周壁の内
周面はいずれも平坦面とされている。この筒状本体1の
上部側壁、すなわち上部本体2の側壁5に被処理物流入
口6が設けられ、その上方の側壁に排気口7が設けられ
ている。なお、この排気口7は上部本体2の頂壁11の
一部に設けてもよい。一方、下部本体4の底部には被処
理物流出口6aが設けられている。筒状本体1にはその
中心部に同軸的に回転軸8が設けられており、この回転
軸8の下端は熱交換本体3と下部本体4間に挟持された
支持板9に設けた軸受10に軸支され、その上端は上部
本体2の頂壁11に設けた軸受12に軸支された回転駆
動源(例えば減速機付き電動機)13の出力軸に結合さ
れている。なお支持板9には被処理物の通過のため、複
数の開口部14が設けられている。
【0007】回転軸8の下部、すなわち熱交換本体3内
部分に複数のブレード15が軸方向に沿って適宜の間隔
で設けられており、それぞれのブレード15は回転軸8
から適宜の角度で半径方向に延びた複数のプレートによ
り構成されている。被処理物流入口6に対応する回転軸
8の位置に分配環16が設けられている。この分配環1
6は回転軸8から適宜角度で半径方向に延長された複数
の支持アーム17と各支持アーム17の先端部を連結す
るようにして設けられた環状体18から構成され、環状
体18は半径方向に切断した断面が外側に拡大する皿形
に形成されている。
【0008】熱交換本体3の周壁20の外側は加熱ジャ
ケット19により囲まれている。図1の例では熱交換本
体3の上下端が閉鎖された二重壁の筒状体により構成さ
れ、その内側の壁が熱交換本体3の周壁20と加熱ジャ
ケット19の内周壁を兼用し、外側の壁が加熱ジャケッ
ト19の外周壁を形成している。そしてこの周壁20の
内周面は前記のように平坦面とされているが、その外周
面は凹凸面とされている。この加熱ジャケット19の外
周壁上部には加熱媒体流入口21が設けられ、その反対
側の外周壁下部には加熱媒体流出口22が設けられてい
る。熱交換本体3の周壁20の外周面は、単位周面積当
たりの伝熱面積を大きくするために凹凸面とされるもの
であり、その凹凸の深さやピッチは適宜定めることがで
きる。図2〜図14にこの凹凸面の種々の例を示す。
【0009】図2〜図6は周壁20の一部を半径方向に
切断した断面図であり、いずれも軸方向に平行した形状
を有する多数の凹凸を形成する例である。そして図2か
ら図5はそれぞれ周壁20の外周側に軸方向へ断面コ字
形、半円形、台形または三角形状の溝23を多数設ける
ことにより、それぞれ外周面を凹凸面にしている。図6
は周壁20の外周側に軸方向へ断面半円形の溝を多数設
け、各溝に沿ってそれぞれ板状のフィン24を嵌入固定
することにより、その外周面を凹凸面にしている。図7
は図6の周壁20を外側から見た側面図である。
【0010】図8〜図13は周壁20の一部を軸方向に
切断した断面図であり、いずれも周方向に平行した形状
を有する多数の凹凸を形成する例である。そして図8か
ら図11はそれぞれ周壁20の外周側に周方向に平行す
る断面コ字形、半円形、台形または三角形状の溝25を
多数設けることにより、それぞれ外周面を凹凸面にして
いる。図12は周壁20の外周側に軸方向へ断面半円形
の溝を多数設け、各溝に沿ってそれぞれ棒状体26を嵌
入固定することにより、その外周面を凹凸面にしてい
る。
【0011】図13は周壁20の外周側に周方向に平行
した形状を有する多数の凹凸を形成するための集熱環の
例である。集熱環27は周壁20の外周に嵌入固定でき
る内径を有する環状体28と、該環状体28の外周部か
ら半径方向に突出した鍔体29から構成されている。そ
してこの鍔体29には加熱媒体を下方に排出するための
排出孔30が周方向に沿って多数設けられる。図14は
図13に示した集熱環27を多数積み重ね、互いに溶接
等により連結して一体化し、各環状体28のそれぞれの
鍔体29により周壁20の外周側に周方向に平行した形
状を有する多数の凹凸を形成している。なお、集熱環2
7は互いに嵌合する方法により連結してもよい。
【0012】次に、図1に示した乾燥装置の作用を説明
する。筒状本体1の被処理物流入口6および被処理物流
出口6aを被処理物供給ラインおよび被処理物排出ライ
ンにそれぞれ接続し、回転軸8を回転駆動源13により
所定速度で回転し、被処理物の乾燥処理の準備がされ
る。次に、汚泥、スラリー等の固形分を含む被処理物を
被処理物流入口6から筒状本体1の上部に流入する。流
入した被処理物は回転軸8により回転する分配環16に
よって筒状本体1の内周部に均一に分配され、筒状本体
1の一部を構成する熱交換本体3内に流下する。
【0013】熱交換本体3内を流下する被処理物は、回
転軸8により回転するブレード15によってその周壁の
内周面に押し付けられるように攪拌されつつ下降してい
く。その過程で加熱ジャケットから供給される熱によ
り、被処理物に含まれる蒸発成分が次第に蒸発し除去さ
れて被処理物が乾燥されると共に、蒸発成分は筒状本体
1内を上昇して上部の排気口7から外部へ排出される。
乾燥した被処理物はついで、筒状本体1を構成する下部
本体4の底部に設けた被処理物流出口6aから被処理物
排出ラインに排出される。このようにして固形分を含む
被処理物の乾燥処理を連続的に行うことができる。
【0014】
【発明の効果】以上のような構成からなる本発明の乾燥
装置は、流入した被処理物が回転する分配環によって筒
状本体の内周部に均一に分配流下し、更にブレードによ
り筒状本体の周壁の内周面に押し付けられるように攪拌
されつつ下降するので、加熱ジャケットの加熱媒体から
の熱が伝えられる筒状本体周壁と、被処理物との接触率
を増大させることができる。また、加熱ジャケットの加
熱媒体に接する筒状本体の外周面が凹凸面とされている
ので、単位周面積当たりの伝熱面積を大きくすることが
できる。そしてこれらの作用により、本発明の乾燥装置
は極めて高い熱交換率で被処理物の乾燥をすることがで
き、装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】主要部を断面図として示した本発明の乾燥装置
の一例。
【図2】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図3】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図4】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図5】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図6】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図7】図6に示す凹凸面の側面図。
【図8】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図9】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周面
に形成される凹凸面の例。
【図10】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周
面に形成される凹凸面の例。
【図11】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周
面に形成される凹凸面の例。
【図12】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周
面に形成される凹凸面の例。
【図13】図1に示す乾燥装置における筒状本体の外周
面に凹凸面を形成するための集熱環の例。
【図14】図13に示す集熱環を積み重ねて連結し、筒
状本体の外周面に凹凸面を形成した例。
【符号の説明】
1 筒状本体 2 上部本体 3 熱交換本体 4 下部本体 5 側壁 6 被処理物流入口 6a被処理物流出口 7 排気口 8 回転軸 9 支持板 10 軸受 11 頂壁 12 軸受 13 回転駆動源 14 開口部 15 ブレード 16 分配環 17 支持アーム 18 環状体 19 加熱ジャケット 20 周壁 21 加熱媒体流入口 22 加熱媒体流出口 23 溝 24 フィン 25 溝 26 棒状体 27 集熱環 28 環状体 29 鍔体 30 排出孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にブレード15を有する回転軸8と
    外部に加熱ジャケット19とをそれぞれ同軸的に設けた
    筒状本体1と、前記筒状本体1の上部側壁5に設けた被
    処理物流入口6と、前記筒状本体1の前記被処理物流入
    口6より上方に設けた排気口7と、前記筒状本体1の底
    部に設けた被処理物流出口6aと、流入される被処理物
    を前記筒状本体1内周部に均一に分配流下させるため前
    記被処理物流入口6に対応する前記回転軸8に設けた分
    配環16とを備え、前記筒状本体1はその内周面が平坦
    面とされていると共に前記加熱ジャケット19内におけ
    る周壁20の外周面が凹凸面とされていることを特徴と
    する乾燥装置。
JP4213524A 1992-07-16 1992-07-16 乾燥装置 Pending JPH0631101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4213524A JPH0631101A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4213524A JPH0631101A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0631101A true JPH0631101A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16640623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4213524A Pending JPH0631101A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0631101A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08110160A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Toa Kankyo Service Kk 泥状物の乾燥装置
KR20010046332A (ko) * 1999-11-11 2001-06-15 모종락 에너지 절약형 건조액화기
JP2010089008A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Ikebukuro Horo Kogyo Kk グラスライニング製反応缶
CN104128011A (zh) * 2014-07-21 2014-11-05 江苏凯茂石化科技有限公司 一种刮板式分离器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08110160A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Toa Kankyo Service Kk 泥状物の乾燥装置
KR20010046332A (ko) * 1999-11-11 2001-06-15 모종락 에너지 절약형 건조액화기
JP2010089008A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Ikebukuro Horo Kogyo Kk グラスライニング製反応缶
CN104128011A (zh) * 2014-07-21 2014-11-05 江苏凯茂石化科技有限公司 一种刮板式分离器
CN104128011B (zh) * 2014-07-21 2016-08-24 江苏凯茂石化科技有限公司 一种刮板式分离器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NL8001689A (nl) Inrichting voor het drogen en granuleren van natte, pasta-achtige en/of smeltbare materialen.
US4658891A (en) Method and apparatus for thermally processing viscous, shear sensitive materials
EP0696715B1 (en) Drying apparatus and method
JP2001324269A (ja) 伝熱式竪型乾燥装置
JP5314081B2 (ja) 多管式乾燥装置
JPH0631101A (ja) 乾燥装置
CN109550271B (zh) 连续碟式刮板薄膜蒸发器及其工作方法
JP2002039677A (ja) 乾燥装置
CN112146413A (zh) 一种新型圆环式干燥机
KR20180127143A (ko) 고중점도 물질용 복합 건조 장치
WO2023282266A1 (ja) 洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法
JP2011088089A (ja) 汚泥処理装置
CN212253487U (zh) 一种用导热油加热的外热式干燥设备
JPS59501939A (ja) 液体またはのり状の混合物の脱水方法とその装置
KR200205644Y1 (ko) 진공건조 발효장치
JP2004239559A (ja) 減圧乾燥機
SU1216600A1 (ru) Тепломассообменный аппарат
JP2001349674A (ja) 乾燥装置
JP2023163576A (ja) 乾燥炭化装置
JP2002250590A (ja) 乾燥装置
JPH05261201A (ja) 高水分材料の乾燥方法及びその装置
JP2001153556A (ja) 真空乾燥装置
JPH0317196Y2 (ja)
JPS5995985A (ja) 廃液処理装置
SU1118837A1 (ru) Сушилка дл сыпучих материалов