JP2001353915A - リボンカートリッジ及びサーマルプリンタ - Google Patents
リボンカートリッジ及びサーマルプリンタInfo
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録リボンRを巻いた供給スプールと、使用
後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵した
リボンカートリッジを前方開口部から装填するように構
成されたサーマルプリンタにおいて、さらなる薄型化の
実現。 【解決手段】 リボンカートリッジ6を前方開口部から
所定位置に案内するガイド溝11を、斜め方向からサー
マルヘッド77に向かう形状に形成するとともに、リボ
ンカートリッジ6を、供給スプールを内蔵した第1のケ
ースと、巻取りスプールを内蔵し第1のケースと分離形
成される第2のケースとガイド溝11に沿うように変形
自在に案内するために回動支点部9とから構成する。
後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵した
リボンカートリッジを前方開口部から装填するように構
成されたサーマルプリンタにおいて、さらなる薄型化の
実現。 【解決手段】 リボンカートリッジ6を前方開口部から
所定位置に案内するガイド溝11を、斜め方向からサー
マルヘッド77に向かう形状に形成するとともに、リボ
ンカートリッジ6を、供給スプールを内蔵した第1のケ
ースと、巻取りスプールを内蔵し第1のケースと分離形
成される第2のケースとガイド溝11に沿うように変形
自在に案内するために回動支点部9とから構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
用のリボンカートリッジ及びサーマルプリンタに係り、
特に記録リボンを巻いた供給スプールと、使用後の記録
リボンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵したリボンカ
ートリッジを変形可能に構成し、サーマルプリンタ装置
の前方開口部から装填可能にした技術に関するものであ
る。
用のリボンカートリッジ及びサーマルプリンタに係り、
特に記録リボンを巻いた供給スプールと、使用後の記録
リボンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵したリボンカ
ートリッジを変形可能に構成し、サーマルプリンタ装置
の前方開口部から装填可能にした技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタに対して着脱自在に使
用され、複数の記録シート(好ましくは、専用記録紙)
を積載状態で収容し、記録シートを一枚毎に分離する機
能を有するシートカセットを装填し、記録シートをサー
マルヘッド機構と記録リボン機構から構成される記録部
に搬送し、記録後に排出するように構成されたサーマル
プリンタが種々提案されている。
用され、複数の記録シート(好ましくは、専用記録紙)
を積載状態で収容し、記録シートを一枚毎に分離する機
能を有するシートカセットを装填し、記録シートをサー
マルヘッド機構と記録リボン機構から構成される記録部
に搬送し、記録後に排出するように構成されたサーマル
プリンタが種々提案されている。
【0003】このサーマルプリンタによれば、記録ヘッ
ドが走行しないことから、例えばインクジェット記録ヘ
ッドを走行させつつ記録を行なうヘッド走行式のプリン
タでは不可能であった縦置きまたは横置きが可能とな
る。すなわち、記録ヘット走行式の場合には、重力の影
響からヘッド走行方向は水平方向に限定されることか
ら、全ての機種が水平面上への横置きとなっている。
ドが走行しないことから、例えばインクジェット記録ヘ
ッドを走行させつつ記録を行なうヘッド走行式のプリン
タでは不可能であった縦置きまたは横置きが可能とな
る。すなわち、記録ヘット走行式の場合には、重力の影
響からヘッド走行方向は水平方向に限定されることか
ら、全ての機種が水平面上への横置きとなっている。
【0004】一方、発熱部を所定ピッチ(例えば、20
0dpi)で設けた(ライン)サーマルヘッドを用いた
サーマルプリンタによれば、上記のようなヘッド走行部
分が一切なく設置位置の制限がないことから、ハンデイ
タイプの携帯型の機種が実用化されている。
0dpi)で設けた(ライン)サーマルヘッドを用いた
サーマルプリンタによれば、上記のようなヘッド走行部
分が一切なく設置位置の制限がないことから、ハンデイ
タイプの携帯型の機種が実用化されている。
【0005】また、サーマルプリンタを接続したパソコ
ンの本体装置に隣接する縦置き状態での使用も可能にな
ることから、上記のシートカセットに加えて、記録リボ
ンと巻取りスプールを一体的に内蔵したリボンカートリ
ッジを、サーマルプリンタの前方開口部から装填乃至着
脱自在に構成することで、設置面積を極力抑えることが
可能となり、かつまた隣接して他の装置を設置できるサ
ーマルプリンタが可能となることが知られている。
ンの本体装置に隣接する縦置き状態での使用も可能にな
ることから、上記のシートカセットに加えて、記録リボ
ンと巻取りスプールを一体的に内蔵したリボンカートリ
ッジを、サーマルプリンタの前方開口部から装填乃至着
脱自在に構成することで、設置面積を極力抑えることが
可能となり、かつまた隣接して他の装置を設置できるサ
ーマルプリンタが可能となることが知られている。
【0006】図4は、縦置き状態での使用が可能なサー
マルプリンタの概略構成を示した断面図である。
マルプリンタの概略構成を示した断面図である。
【0007】本図において筐体150には前方開口部1
04が形成されており、この前方開口部104からシー
トカセット5をセットして、シートカセットに対向する
ように設けられるピックアップローラにより最上位置の
記録シートから順次ピックアップし下流側に搬送し、サ
ーマルヘッド77と記録リボンとプラテンローラとから
構成される記録部において記録した後に、シートカセッ
トの蓋部の上に記録シートを排出する。
04が形成されており、この前方開口部104からシー
トカセット5をセットして、シートカセットに対向する
ように設けられるピックアップローラにより最上位置の
記録シートから順次ピックアップし下流側に搬送し、サ
ーマルヘッド77と記録リボンとプラテンローラとから
構成される記録部において記録した後に、シートカセッ
トの蓋部の上に記録シートを排出する。
【0008】また、破線図示のリボンカートリッジ10
6を前方開口部104を介して矢印方向に挿入し、実線
図示の位置にセットするように構成されており、リボン
カートリッジ106をセットするときに、直線的に案内
する案内部材111によりリボンカートリッジ106の
側面に形成された凸部106aを案内して挿入するため
に、サーマルヘッド77を破線図示の位置に回動させて
干渉しない退避位置に保持しておき、装填後に実線図示
の位置に回動駆動するように構成させることが考えられ
る。
6を前方開口部104を介して矢印方向に挿入し、実線
図示の位置にセットするように構成されており、リボン
カートリッジ106をセットするときに、直線的に案内
する案内部材111によりリボンカートリッジ106の
側面に形成された凸部106aを案内して挿入するため
に、サーマルヘッド77を破線図示の位置に回動させて
干渉しない退避位置に保持しておき、装填後に実線図示
の位置に回動駆動するように構成させることが考えられ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成されるサーマルプリンタによれば、リボンカ
ートリッジ106をセットするときに、直線的に案内す
る案内部材111により案内して挿入するために、サー
マルヘッド77は少なくともリボンカートリッジの厚さ
分以上の回動ストロークが必要となる。このために、筐
体150の幅寸法Wは、上記の回動ストローク以上とし
なければならず、さらなる薄型化は実現できないことに
なる。
ように構成されるサーマルプリンタによれば、リボンカ
ートリッジ106をセットするときに、直線的に案内す
る案内部材111により案内して挿入するために、サー
マルヘッド77は少なくともリボンカートリッジの厚さ
分以上の回動ストロークが必要となる。このために、筐
体150の幅寸法Wは、上記の回動ストローク以上とし
なければならず、さらなる薄型化は実現できないことに
なる。
【0010】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、記録リボンを巻いた供給スプー
ルと、使用後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールと
を内蔵したリボンカートリッジを分離形成し、変形可能
とすることで、サーマルプリンタ装置の前方開口部から
装填可能にすることで、さらなる薄型化が実現可能なサ
ーマルプリンタ用のリボンカートリッジ及びサーマルプ
リンタの提供を目的としている。
て成されたものであり、記録リボンを巻いた供給スプー
ルと、使用後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールと
を内蔵したリボンカートリッジを分離形成し、変形可能
とすることで、サーマルプリンタ装置の前方開口部から
装填可能にすることで、さらなる薄型化が実現可能なサ
ーマルプリンタ用のリボンカートリッジ及びサーマルプ
リンタの提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、記録リボンを
巻いた供給スプールと、使用後の記録リボンを巻き取る
巻取りスプールとを内蔵したサーマルプリンタ用のリボ
ンカートリッジにおいて、前記リボンカートリッジは、
前記供給スプールを内蔵した第1のケースと、前記巻取
りスプールを内蔵した第2のケースとを有し、前記第1
のケースと前記第2のケースとは分離形成されるととも
に、前記第1のケースと前記第2のケースとを接続する
接続部において変形自在に構成されることを特徴として
いる。
目的を達成するために、本発明によれば、記録リボンを
巻いた供給スプールと、使用後の記録リボンを巻き取る
巻取りスプールとを内蔵したサーマルプリンタ用のリボ
ンカートリッジにおいて、前記リボンカートリッジは、
前記供給スプールを内蔵した第1のケースと、前記巻取
りスプールを内蔵した第2のケースとを有し、前記第1
のケースと前記第2のケースとは分離形成されるととも
に、前記第1のケースと前記第2のケースとを接続する
接続部において変形自在に構成されることを特徴として
いる。
【0012】また、前記接続部は、前記第1のケースと
前記第2のケースとを回動支点部において回動自在に設
けたことを特徴としている。
前記第2のケースとを回動支点部において回動自在に設
けたことを特徴としている。
【0013】また、前記接続部は、前記第1のケースと
前記第2のケースとを弾性部材を介して変形自在に設け
たことを特徴としている。
前記第2のケースとを弾性部材を介して変形自在に設け
たことを特徴としている。
【0014】そして、記録リボンを巻いた供給スプール
と、使用後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールとを
内蔵したリボンカートリッジを装置の前方開口部から装
填し、記録リボンの途中部分をサーマルヘッドの発熱部
に対する張設状態にするための所定位置にセットし、ま
た、シートカセットに収容された記録シートを前記前方
開口部から装填し、前記張設状態の記録リボンまで搬送
し、前記発熱部を記録シートに対する付勢状態に維持
し、前記発熱部への通電を記録シートの搬送動作に同期
して行なうサーマルプリンタにおいて、前記リボンカー
トリッジを前記前方開口部から前記所定位置に案内する
案内手段が、斜め方向から前記サーマルヘッドに向かう
形状に形成されるとともに、前記案内手段に沿うように
前記供給スプールを内蔵した第1のケースと、前記巻取
りスプールを内蔵する第2のケースとに分離形成された
前記リボンカートリッジが、前記第1のケースと前記第
2のケースとを接続する接続部において変形自在に装填
可能に構成したことを特徴としている。
と、使用後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールとを
内蔵したリボンカートリッジを装置の前方開口部から装
填し、記録リボンの途中部分をサーマルヘッドの発熱部
に対する張設状態にするための所定位置にセットし、ま
た、シートカセットに収容された記録シートを前記前方
開口部から装填し、前記張設状態の記録リボンまで搬送
し、前記発熱部を記録シートに対する付勢状態に維持
し、前記発熱部への通電を記録シートの搬送動作に同期
して行なうサーマルプリンタにおいて、前記リボンカー
トリッジを前記前方開口部から前記所定位置に案内する
案内手段が、斜め方向から前記サーマルヘッドに向かう
形状に形成されるとともに、前記案内手段に沿うように
前記供給スプールを内蔵した第1のケースと、前記巻取
りスプールを内蔵する第2のケースとに分離形成された
前記リボンカートリッジが、前記第1のケースと前記第
2のケースとを接続する接続部において変形自在に装填
可能に構成したことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について、添付の図面を参照して述べる。
について、添付の図面を参照して述べる。
【0016】図1は机上に設置されるサーマルプリンタ
2をパソコン1とともに示した外観斜視図であって、シ
ートカセット5とリボンカートリッジ6をサーマルプリ
ンタ2の前方開口部4から装填する様子を示している。
2をパソコン1とともに示した外観斜視図であって、シ
ートカセット5とリボンカートリッジ6をサーマルプリ
ンタ2の前方開口部4から装填する様子を示している。
【0017】図1において、サーマルプリンタ2は図示
のように、幅寸法Wを有する偏平箱型に形成されるとと
もに、机上の設置面A上に載置される底面部2aと、パ
ソコン1の本体の側壁に隣接して隙間なく配置するとき
に側面となる側壁部2bと、前方開口部4を備えた前面
部と、前面部から天井部にかけて斜めに形成される操作
パネル3とを備えている。このために、図示のように縦
置きにした場合には、必要最少限度の設置面A上に設置
することができ、かつまたプリンタ操作に必要となるシ
ートカセット5と、リボンカートリッジ6の双方を前面
側から個別に矢印方向にセットできるように構成されて
いる。また、図示しないが、横置きにした場合にも、前
面側からシートカセット5と、リボンカートリッジ6の
双方を着脱することができるように配慮されている。
のように、幅寸法Wを有する偏平箱型に形成されるとと
もに、机上の設置面A上に載置される底面部2aと、パ
ソコン1の本体の側壁に隣接して隙間なく配置するとき
に側面となる側壁部2bと、前方開口部4を備えた前面
部と、前面部から天井部にかけて斜めに形成される操作
パネル3とを備えている。このために、図示のように縦
置きにした場合には、必要最少限度の設置面A上に設置
することができ、かつまたプリンタ操作に必要となるシ
ートカセット5と、リボンカートリッジ6の双方を前面
側から個別に矢印方向にセットできるように構成されて
いる。また、図示しないが、横置きにした場合にも、前
面側からシートカセット5と、リボンカートリッジ6の
双方を着脱することができるように配慮されている。
【0018】ちなみに、従来のサーマルプリンタによれ
ば、シートカセット5については前方から着脱できる
が、リボンカートリッジ6については側面側から着脱す
る構成であったために、側面側に空間を確保するか、ま
たはリボンカートリッジ着脱のときには全体を移動する
などの設置条件の制限があった。
ば、シートカセット5については前方から着脱できる
が、リボンカートリッジ6については側面側から着脱す
る構成であったために、側面側に空間を確保するか、ま
たはリボンカートリッジ着脱のときには全体を移動する
などの設置条件の制限があった。
【0019】リボンカートリッジ6は、破線図示の供給
スプールを内蔵した第1のケース7と、破線図示の巻取
りスプールを内蔵するとともに第1のケース7とは分離
形成される第2のケース8と、これらを接続する一対の
弾性部材15とから構成されており、把持部12を把持
した状態で前方開口部4から斜め横方向に挿入後に、斜
めに移動してセットされる。
スプールを内蔵した第1のケース7と、破線図示の巻取
りスプールを内蔵するとともに第1のケース7とは分離
形成される第2のケース8と、これらを接続する一対の
弾性部材15とから構成されており、把持部12を把持
した状態で前方開口部4から斜め横方向に挿入後に、斜
めに移動してセットされる。
【0020】次に、図2(a)は、リボンカートリッジ
6の外観斜視図である、また図2(b)はサーマルプリ
ンタに装填する様子を示したリボンカートリッジ6の外
観斜視図である。
6の外観斜視図である、また図2(b)はサーマルプリ
ンタに装填する様子を示したリボンカートリッジ6の外
観斜視図である。
【0021】先ず、図2(a)において、リボンカート
リッジ6は、装填後にブレーキ力を与えるように不図示
の軸体に記録リボンRを巻いた供給スプールR1を回転
自在に保持した第1のケース7と、装填後に回動力を与
えるようにした軸体において使用後の記録リボンを巻き
取る巻取りスプールR2とを内蔵した第2のケース8と
から分離構成されている。これらのケースは所定樹脂材
料を用いて射出成形されるとともに、図示のように各ケ
ースからは一対の延設部7a、8aが連続形成されてお
り、図2(b)に図示のサーマルプリンタ側に形成され
ているガイド溝11に沿って矢印D1方向に挿入して案
内されるときに、第1のケース7と第2のケース8とが
矢印D2方向に相対的に回動できるようにした接続部と
なる回動支点部9を互いの一対の延設部7a、8aの接
合部において形成している。
リッジ6は、装填後にブレーキ力を与えるように不図示
の軸体に記録リボンRを巻いた供給スプールR1を回転
自在に保持した第1のケース7と、装填後に回動力を与
えるようにした軸体において使用後の記録リボンを巻き
取る巻取りスプールR2とを内蔵した第2のケース8と
から分離構成されている。これらのケースは所定樹脂材
料を用いて射出成形されるとともに、図示のように各ケ
ースからは一対の延設部7a、8aが連続形成されてお
り、図2(b)に図示のサーマルプリンタ側に形成され
ているガイド溝11に沿って矢印D1方向に挿入して案
内されるときに、第1のケース7と第2のケース8とが
矢印D2方向に相対的に回動できるようにした接続部と
なる回動支点部9を互いの一対の延設部7a、8aの接
合部において形成している。
【0022】これらの回動支点部9は、外側に一部が突
出形成されており、延設部7a、8aに形成されている
凸部10とともに、ガイド溝11に対する係合状態を保
持して変形可能に装填される。
出形成されており、延設部7a、8aに形成されている
凸部10とともに、ガイド溝11に対する係合状態を保
持して変形可能に装填される。
【0023】そして、図3は図1のX−X線矢視断面図
である。本図において、既に説明済みの構成部品につい
ては同様の符号を附して説明を割愛すると、前方開口部
4にシートカセット5の一部が潜入してセットされてピ
ックアップローラ21により記録シートSをサーマルラ
インヘッド77とプラテンローラ26から構成される記
録部にローラ24、25により搬送する。
である。本図において、既に説明済みの構成部品につい
ては同様の符号を附して説明を割愛すると、前方開口部
4にシートカセット5の一部が潜入してセットされてピ
ックアップローラ21により記録シートSをサーマルラ
インヘッド77とプラテンローラ26から構成される記
録部にローラ24、25により搬送する。
【0024】このシートカセット5内には、例えば所定
腰強さを有する15枚前後のA5版サイズの普通紙を含
む記録シートSが内部で積載状態で内蔵されており、最
上位置に位置するシートから順次、上記の記録部に搬送
するようにして、記録シートSを、シートカセット5の
上の蓋部の上に排出するように構成されている。
腰強さを有する15枚前後のA5版サイズの普通紙を含
む記録シートSが内部で積載状態で内蔵されており、最
上位置に位置するシートから順次、上記の記録部に搬送
するようにして、記録シートSを、シートカセット5の
上の蓋部の上に排出するように構成されている。
【0025】また、破線図示のリボンカートリッジ6を
前方開口部4を介して矢印方向に挿入し、実線図示の位
置にセットするときに、破線図示のガイド溝11に沿い
挿入することで、サーマルヘッド77が破線図示の位置
に回動させて干渉しない退避位置へのストロークLを直
線的に装填する場合に比較して、少なくして、筐体の幅
寸法Wを小さくできるようにしている。
前方開口部4を介して矢印方向に挿入し、実線図示の位
置にセットするときに、破線図示のガイド溝11に沿い
挿入することで、サーマルヘッド77が破線図示の位置
に回動させて干渉しない退避位置へのストロークLを直
線的に装填する場合に比較して、少なくして、筐体の幅
寸法Wを小さくできるようにしている。
【0026】以上説明した構成において、リボンカート
リッジ6を記録部にセットし、ラインサーマルヘッド7
7がリボンカートリッジ6に内蔵された記録リボンRを
介在してプラテンローラ26上に位置するようにして記
録を行えるようになる。
リッジ6を記録部にセットし、ラインサーマルヘッド7
7がリボンカートリッジ6に内蔵された記録リボンRを
介在してプラテンローラ26上に位置するようにして記
録を行えるようになる。
【0027】また、図1で述べたリボンカートリッジ6
をセットする場合には、弾性部材15がガイド溝11に
沿うように変形することで、同様にセットされる。
をセットする場合には、弾性部材15がガイド溝11に
沿うように変形することで、同様にセットされる。
【0028】尚、本発明は上記の構成に限定されず、種
々の構成が可能であることは言う迄もなく、例えばガイ
ド溝の形状は上記の曲線形状に限定されず、途中まで直
線的に案内し、サーマルヘッド下方においてサーマルヘ
ッド側に移動する軌跡となるように案内してもよい。さ
らに記録シートサイズはA5版以外にも適用可能であ
り、またカラー記録以外にモノクロ記録を行う場合、さ
らには保護膜成形のための保護フィルムを内蔵したリボ
ンカートリッジにも適用可能である。
々の構成が可能であることは言う迄もなく、例えばガイ
ド溝の形状は上記の曲線形状に限定されず、途中まで直
線的に案内し、サーマルヘッド下方においてサーマルヘ
ッド側に移動する軌跡となるように案内してもよい。さ
らに記録シートサイズはA5版以外にも適用可能であ
り、またカラー記録以外にモノクロ記録を行う場合、さ
らには保護膜成形のための保護フィルムを内蔵したリボ
ンカートリッジにも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録リボンを巻いた供給スプールと、使用後の記録リボ
ンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵したリボンカート
リッジを分離形成し、変形可能とすることで、サーマル
プリンタ装置の前方開口部から装填可能にすることで、
さらなる薄型化が実現可能なサーマルプリンタ用のリボ
ンカートリッジ及びサーマルプリンタを提供できる。
記録リボンを巻いた供給スプールと、使用後の記録リボ
ンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵したリボンカート
リッジを分離形成し、変形可能とすることで、サーマル
プリンタ装置の前方開口部から装填可能にすることで、
さらなる薄型化が実現可能なサーマルプリンタ用のリボ
ンカートリッジ及びサーマルプリンタを提供できる。
【図1】机上に設置されるサーマルプリンタ2をパソコ
ン1とともに示した外観斜視図である。
ン1とともに示した外観斜視図である。
【図2】(a)は、リボンカートリッジ6の外観斜視図
である、また(b)はサーマルプリンタに装填する様子
を示したリボンカートリッジ6の外観斜視図である。
である、また(b)はサーマルプリンタに装填する様子
を示したリボンカートリッジ6の外観斜視図である。
【図3】図1のX−X線矢視断面図である。
【図4】縦置き状態での使用が可能なサーマルプリンタ
の概略構成を示した断面図である。
の概略構成を示した断面図である。
1 パソコン 2 サーマルプリンタ 3 操作パネル 4 前方開口部 5 シートカセット 6 リボンカートリッジ 7 第1のケース 8 第2のケース 9 回動支点部 10 凸部(案内手段) 11 ガイド溝(案内手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 記録リボンを巻いた供給スプールと、使
用後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵し
たサーマルプリンタ用のリボンカートリッジにおいて、 前記リボンカートリッジは、前記供給スプールを内蔵し
た第1のケースと、 前記巻取りスプールを内蔵した第2のケースとを有し、 前記第1のケースと前記第2のケースとは分離形成され
るとともに、 前記第1のケースと前記第2のケースとを接続する接続
部において変形自在に構成されることを特徴とするリボ
ンカートリッジ。 - 【請求項2】 前記接続部は、前記第1のケースと前記
第2のケースとを回動支点部において回動自在に設けた
ことを特徴とする請求項1に記載のリボンカートリッ
ジ。 - 【請求項3】 前記接続部は、前記第1のケースと前記
第2のケースとを弾性部材を介して変形自在に設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載のリボンカートリッジ。 - 【請求項4】 記録リボンを巻いた供給スプールと、使
用後の記録リボンを巻き取る巻取りスプールとを内蔵し
たリボンカートリッジを装置の前方開口部から装填し、
記録リボンの途中部分をサーマルヘッドの発熱部に対す
る張設状態にするための所定位置にセットし、また、シ
ートカセットに収容された記録シートを前記前方開口部
から装填し、前記張設状態の記録リボンまで搬送し、前
記発熱部を記録シートに対する付勢状態に維持し、前記
発熱部への通電を記録シートの搬送動作に同期して行な
うサーマルプリンタにおいて、 前記リボンカートリッジを前記前方開口部から前記所定
位置に案内する案内手段が、斜め方向から前記サーマル
ヘッドに向かう形状に形成されるとともに、 前記案内手段に沿うように前記供給スプールを内蔵した
第1のケースと、前記巻取りスプールを内蔵する第2の
ケースとに分離形成された前記リボンカートリッジが、
前記第1のケースと前記第2のケースとを接続する接続
部において変形自在に装填可能に構成したことを特徴と
するサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
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JP2000180068A JP2001353915A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | リボンカートリッジ及びサーマルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000180068A JP2001353915A (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | リボンカートリッジ及びサーマルプリンタ |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2000-06-15 JP JP2000180068A patent/JP2001353915A/ja active Pending
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