JP2001352051A - 固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像素子及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低反射構造を有しながら、かつ低スミアを
実現させる。 【解決手段】固体撮像素子の光電変換部23上において
半導体基板20と遮光膜32との間に、厚さ例えば40
nm以下の第1シリコン酸化膜30(下層膜30−1と
上層膜30−2)のみが介在するようにする。そして、
低反射性を得る、厚さ例えば50nm以下の第1シリコ
ン窒化膜33を、受光用開口部32aが形成された遮光
膜32上にその受光用開口部32a上も含め、例えばプ
ラズマCVD或いは減圧CVDにより形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷結合素子(Ch
arge Coupled Device 、以下「CCD」という。)等の
固体撮像素子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子、例えばCCD固体撮像素
子は、入射される光を受光用開口部で受光して信号電荷
に変換し、この変換した信号電荷を読み出し部を通じて
垂直転送部へ読み出し、該垂直転送部をクロックパルス
受ける垂直転送電極により駆動することによりこの信号
電荷を垂直方向に転送していくようになっている。この
種の固体撮像素子ついては、入射される受光用開口部へ
の可視光の透過率を高めて感度を向上させるために、種
々の提案が行われている(特開平6−204443号公
報、特開平10−178166号公報等)。
【0003】例えば、感度向上のために、シリコンから
なる半導体基板の表面部の光電変換部上に形成された受
光用開口部において、半導体基板表面での被写体側から
の光の反射を抑制する試みが為されており、図2はその
ような固体撮像素子の一つの従来例の画素部を示す水平
方向の概略断面図である。
【0004】図において、1は半導体基板、2は該基板
1表面部に選択的に形成された光電変換部、3は該光電
変換部2上方の後述する遮光膜(11)に形成された開
口からなる受光用開口部で、該光電変換部2への光の入
射を許容する。4は光電変換部2で生じた信号電荷を垂
直転送部(6)へ読み出す読み出し部、5はチャネルス
トップ部、6は上記読み出し部5を通じて読み出された
信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送部である。
【0005】半導体基板1上にはSiO2からなるシリ
コン酸化膜7−1が全面的に形成され、該シリコン酸化
膜7−1上の、垂直転送部6と概ね対応する位置に、垂
直転送電極8が形成されている。光電変換部2上のシリ
コン酸化膜7−1と垂直転送電極8の上にもSiO2
らなるシリコン酸化膜7−2が形成されている。7−1
がシリコン酸化膜7の下層部、7−2が上層部である。
【0006】このシリコン酸化膜7−2上には全面的
に、LPCVD法あるいはCVD法によりシリコン窒化
膜(SiN膜)9が形成され、さらにこの上に、シリコ
ン酸化膜10が形成され、そして、該シリコン酸化膜1
0上には、アルミニウムAl等からなる遮光膜11が形
成され、この遮光膜11に選択的エッチングにより上記
受光用開口部3が形成されているのである。上記シリコ
ン窒化膜9上のシリコン酸化膜10は、この後に遮光膜
11を形成して受光用開口部2を設ける選択的エッチン
グをするときに、シリコン窒化膜9が削られないように
保護するためのものである。
【0007】受光用開口部2を含め遮光膜11上には全
面的にBPSGからなるシリコン酸化膜12が形成さ
れ、さらにこの上を平坦化するためにパッシベーション
膜13が形成されている。該パッシベーション膜13上
には、カラーフィルタ14が形成され、さらにこの上
に、光集束用のマイクロレンズ15が形成されている。
【0008】このような固体撮像素子においては、被写
体側からの光が入射されると、この光がマイクロレンズ
15によって受光用開口部3を向く方向に集光され、カ
ラーフィルタ14、パッシベーション膜13、酸化膜1
2、遮光膜11の開口部3、シリコン酸化膜10、シリ
コン窒化膜9及びシリコン酸化膜7−2、7−1を通し
て光電変換部2に入射し、ここで信号電荷に変換され
る。そして、この信号電荷は上記読み出し部4を介して
上記垂直転送部6に読み出され、垂直方向に転送され
る。
【0009】このような構造の固体撮像素子は、基板1
上の受光用開口部3における膜構造が、半導体基板1側
から上に順にシリコン酸化膜7の下層部7−1、上層部
7−2、シリコン窒化膜9及びシリコン酸化膜10とな
っており、シリコン窒化膜9が低反射性を有し、半導体
基板1表面からの反射を干渉作用により低減させるの
で、光電変換部2の受光感度を高くすることができると
いう利点を有していると言える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術においては、受光用開口部2への受光感度を向上さ
せるために、上述したように半導体基板1側から上に順
にシリコン酸化膜7−1、7−2、シリコン窒化膜9及
びシリコン酸化膜10が配置された構造をとり、半導体
基板1からの反射を抑えるようにしていたが、そのた
め、スミアが生じやすいという問題があった。
【0011】というのは、その図2に示す従来の固体撮
像素子においては、遮光膜11と半導体基板1との間
に、シリコン酸化膜10、シリコン窒化膜9及びシリコ
ン酸化膜7−2、7−1が存在するために、遮光膜11
と半導体基板1との間の間隙が大きくなってしまうから
である。従って、大光量の光が入射した場合、半導体基
板1と遮光膜11の間に入射した光が、該半導体基板1
と遮光膜11の間を反射して垂直転送部6へ漏れ込む現
象が起こる。この現象は、モニタ画面で見たときに縦筋
上に白線となって現れる。これは、スミア(smear )と
称され、固体撮像素子の撮像特性で重要な項目であり、
可能な限り小さくすることが要請される。
【0012】勿論、遮光膜11下の各膜を薄くすること
によりスミアを小さくすることができ、例えば、シリコ
ン窒化膜9を薄くすることも考えられ得るが、しかしそ
れはパシベーションの面から許されない。というのは、
このシリコン窒化膜9はその上にパシベーションの役割
を果たす膜がないので、受光用開口部2をパシベーショ
ンする役割を果たさざるを得ず、その役割を果たすため
には膜厚を薄くすることに限界があるからである。
【0013】そのため、従来においては半導体基板1上
の遮光膜11下の各膜の膜厚の総和を小さくすることに
限界があり、延いてはスミアを小さくすることに限界が
あったのである。
【0014】本発明はこのような問題を解決すべく為さ
れたものであり、固体撮像素子において遮光膜の受光用
開口部における低反射性を保持して高感度特性を保持し
つつ低スミア化を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明固体撮像素子は、
半導体基板の受光開口部上を覆う膜厚が例えば40nm
以下の第1シリコン酸化膜上に、受光用開口部を有する
遮光膜を形成し、該遮光膜上に、膜厚が例えば50nm
以下の第1シリコン窒化膜を形成し、該第1シリコン窒
化膜上に第2シリコン酸化膜を形成してなる。
【0016】従って、本発明固体撮像素子によれば、遮
光膜の受光用開口部を通して光電変換部入射しようとす
る光に対する第1シリコン窒化膜の反射性を低めること
ができる。というのは、第1シリコン窒化膜は、その上
にパシベーション機能を持つ第2シリコン酸化膜がある
ので、パシベーション機能を持つことが要求されず、従
って、厚いことが要求されない。依って、充分な低反射
性を得るに必要な薄さ、例えば50nm以下という薄さ
にして反射性を充分に抑止することができ、延いては、
高い感度を得ることができる。
【0017】そして、受光用開口部近傍において遮光膜
と半導体基板との間には、第1シリコン酸化膜のみが設
けられており、従って、遮光膜と半導体基板との間隔を
狭くすることができ、延いてはスミアを顕著に小さくす
ることができる。
【0018】本発明の固体撮像素子の製造方法は、半導
体基板上に、第1シリコン酸化膜上に遮光膜を形成する
工程と、該膜に光電変換部を露出させる受光用開口部を
形成する工程と、該受光用開口部を含む遮光膜上に全面
的に第1シリコン窒化膜を形成し、更にこの上に第2シ
リコン酸化膜を形成する工程を少なくとも有する。
【0019】従って、本発明の固体撮像素子の製造方法
によれば、受光用開口部近傍において遮光膜下、半導体
基板上に第1シリコン酸化膜のみが存在し、遮光膜上に
低反射性の第1シリコン窒化膜及びパッシベーション機
能を持つ第2シリコン酸化膜を形成した本発明固体撮像
素子を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明固体撮像素子は、基本的に
は、遮光膜及び受光開口部形成後に、第1シリコン窒化
膜を形成し、光電変換部上方において第1シリコン窒化
膜と半導体基板との間に、第1シリコン酸化膜のみが形
成されるようにする、あるいはしてなるというものであ
り、受光開口部近傍における遮光膜と半導体基板との間
隔を決める第1シリコン酸化膜の膜厚を40nm以下に
すれば、スミアをきわめて小さくすることができるので
好ましいといえる。
【0021】また、第1シリコン窒化膜は、低反射性が
要求され、その要求に充分に応えるには厚さが50nm
以下であることが好ましく、また、その膜の形成はプラ
ズマCVD法あるいはLPCVD法により行うことが好
ましいといえる。というのは、膜厚を略バラツキ無く一
定にでき、低反射性を得やすいからである。尚、その第
1シリコン窒化膜上には第2シリコン酸化膜を形成する
が、この厚さは必要なパシベーション効果が得られるよ
うな充分な厚さに設定することができる。
【0022】本発明の固体撮像素子の製造方法は、基本
的には、第1シリコン酸化膜の形成を終えた後、遮光膜
を形成し、次いで、該遮光膜に選択エッチングにより受
光開口部を形成し、その後、低反射膜としての第1シリ
コン窒化膜を堆積し、しかる後、パシベーション機能を
持つ第2シリコン酸化膜を形成する。第1シリコン窒化
膜はプラズマCVD法により或いはLPCVD法により
形成すると良い。というのは、膜厚の制御性が良く、薄
い膜厚、例えば50nmの第1シリコン窒化膜をバラツ
キ無く且つ均一に形成しやすく、低反射性を確実に得る
ことができやすいからである。尚、プラズマCVD法に
よれば、水素化が阻害されず、半導体基板とその上の第
1シリコン酸化膜との界面に存在する界面準位を低減で
きるという利点もある。
【0023】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。図1
は本発明固体撮像素子の実施例における画素部の水平方
向の概略の断面図である。図面において、20は半導体
基板、22は該半導体基板20の表面部に形成された光
電変換部、23はその光電変換部22の実質的な受光領
域で、後述する遮光膜(32)の受光用開口部(32
a)が形成されたところにできる。24は読み出し部、
25はチャンネルストッパ、26は垂直転送部、30−
1は上記半導体基板20表面を全面的に覆うSi02
らなる第1シリコン酸化膜の下層部であり、該下層部3
0−1上には、垂直転送部26を駆動する、例えばポリ
シリコンからなる垂直転送電極31が選択的に形成され
ている。
【0024】30−2は上記第1シリコン酸化膜の下層
部30−1上及び上記垂直転送電極31上に全面的に形
成されたSiO2からなる第1シリコン酸化膜30の上
層部であり、該上層部30−2と該下層部30−1は垂
直転送電極31で囲繞された部分、換言すれば光電変換
部22が形成された領域において一体化して第1シリコ
ン酸化膜30を成しており、該第1シリコン酸化膜30
は本実施例においては厚さが40nm以下にされてい
る。
【0025】32は第1シリコン酸化膜の上層部30−
2上に形成された遮光膜で、アルミニウムAl、あるい
はタングステンWの金属で形成されており、32aは該
遮光膜32に形成されて光電変換部23を露出させる受
光用開口部で、選択エッチングにより形成される。
【0026】33は開口部32aを含め遮光膜32上に
全面的に形成された第1シリコン窒化膜33で、受光開
口部32a上における膜厚がほぼ一定でかつ50nm以
下に形成されており、それによって充分な低反射性(反
射防止性)を得るようにしている。34は該第1シリコ
ン窒化膜33上に全面的に形成された第2シリコン酸化
膜で、例えば、BPSGからなり、パシベーション膜と
しての機能を果たす。
【0027】35は上記第2シリコン酸化膜34上に全
面的に形成され、パシベーションと表面を平坦化する第
2シリコン窒化膜であり、該第2シリコン窒化膜35上
には、カラーフィルタ36が形成され、この上にマイク
ロレンズ37が形成されている。
【0028】このような固体撮像素子によれば、スミア
の程度を左右するところの、受光用開口部近傍における
基板20と遮光膜33との間の間隔を、第1シリコン酸
化膜30(30−1・30−2)の厚さのみで決定され
るようにでき、それを例えば40nm以下と小さくする
ことが容易に為し得る。従って、スミアを小さくするこ
とができる。
【0029】そして、第1シリコン窒化膜33の厚さを
50nm以下と薄くすることができるので、低反射性を
得ることができるので、受光用開口部32aへ向かう被
写体側からの光に対する反射性を低めて固体撮像素子の
感度の向上を図ることができる。
【0030】この固体撮像素子は、例えば、次のような
方法により製造することができる。先ず、ウエルが形成
された半導体基板20の受光用開口部形成予定領域に
は、拡散法等によってp型読み出し部24と素子分離用
チャネルストップ部25を形成し、更に、n型垂直転送
部26等を形成する。
【0031】次に、半導体基板20の全面に、SiO2
からなる第1シリコン酸化膜30の下層部30−1を形
成し、該下層部30−1上にポリシリコンからなる垂直
転送電極31を選択的に形成する。次に、該垂直転送電
極31をマスクにして、n型とp型の不純物イオンを半
導体基板20に選択的に注入することにより表面部にp
型のホールアキュムレート領域(図示を省略する)を有
する電変換部23を形成する。
【0032】次に、垂直転送電極31及び第1シリコン
酸化膜30の下層部30−1上に全面的にSiO2 から
なる第1シリコン酸化膜30の上層部30−2を形成す
る。光電変換部23上における第1シリコン酸化膜30
の膜厚(下層部30−1と上層部30−2の膜厚の和)
は、40nm以下にすることが望ましいこと前述の通り
である。なお、これまでの工程は従来の場合とは異なる
ところは特にはない。
【0033】ここからが従来の場合と異なる。先ず、第
1シリコン酸化膜30−2上に、AlあるいはW等の金
属からなる遮光膜32を形成し、その後、該遮光膜32
を選択的にエッチングすることにより光電変換部23を
露出させる受光用開口部32aを形成する。
【0034】その後、受光用開口部32aを含む遮光膜
32の全面に、LPCVD法、プラズマCVD法等によ
り、膜厚50nm以下の第1シリコン窒化膜33を形成
し、次いで、BPSG膜等の第2シリコン酸化膜34、
パッシベーション膜等の第2シリコン窒化膜35、カラ
ーフィルタ36及びマイクロレンズ37を順次形成す
る。
【0035】このような製造方法によれば、図1に示す
固体撮像素子を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の固体撮像素子によれば、遮光
膜の受光用開口部を通して光電変換部に入射しようとす
る光に対する反射性を第1シリコン窒化膜により低める
ことができる。というのは、第1シリコン窒化膜は、そ
の上にパシベーション機能を持つ第2シリコン酸化膜が
あるので、パシベーション機能を持つことが要求され
ず、従って、薄いことが許容されるからである。依っ
て、充分な低反射性を得るに必要な薄さにして上記反射
を充分に抑止することができ、延いては、高い感度を得
ることができる。
【0037】そして、受光用開口部近傍において遮光膜
と半導体基板との間には、第1シリコン酸化膜のみが介
在しており、従って、遮光膜と半導体基板との間隔を狭
くすることができ、延いてはスミアを顕著に小さくする
ことができる。
【0038】請求項2の固体撮像素子によれば、第1シ
リコン窒化膜の厚さが50nm以下にされているので、
低反射性を充分に得ることができ、延いては高感度にす
ることができる。請求項3の固体撮像素子によれば、受
光開口部近傍における基板と遮光膜との間隔となる第1
シリコン酸化膜の膜厚が40nm以下と薄いので、スミ
アを充分に小さくすることができる。
【0039】請求項4の固体撮像素子の製造方法によれ
ば、受光用開口部近傍において遮光膜下、半導体基板上
に第1シリコン酸化膜のみが存在し、遮光膜上に低反射
性の第1シリコン窒化膜及びパッシベーション機能を持
つ第2シリコン酸化膜を形成した請求項1の固体撮像素
子を得ることができる。
【0040】請求項5の固体撮像素子によれば、第1シ
リコン窒化膜をプラズマCVD法により或いはLPCV
D法により形成したので、膜厚の制御性が良く、薄い膜
厚、例えば50nmの第1シリコン窒化膜をバラツキ無
く且つ均一に形成しやすく、低反射性を確実に得ること
ができ易い。尚、プラズマCVD法によれば、水素化が
阻害されず、半導体基板とその上の第1シリコン酸化膜
との界面に存在する界面準位を低減できるという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明固体撮像素子の一つの実施例における画
素部の水平方向の概略断面図である。
【図2】従来の固体撮像素子の画素部における水平方向
の概略断面図である。
【符号の説明】
20・・・半導体基板、23・・・光電変換部、26・
・・垂直転送部、30(30−1、30−2)・・・第
1シリコン酸化膜、31・・・垂直転送電極、32・・
・遮光膜、32a・・・受光用開口部、33・・・第1
シリコン窒化膜、34・・・第2シリコン酸化膜、35
・・・第2シリコン窒化膜。
フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA05 AB01 BA10 CA03 CA04 CA34 CA40 CB13 CB14 EA01 FA06 FA26 FA35 GB11 GC07 GD04 5C024 CX13 CX41 CY47 GX03 GY01 5F049 MA02 NA02 NB05 PA02 PA03 SE01 SS03 SZ03 SZ10 SZ12 TA12 TA13 UA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、 少なくとも光電変換部を覆う第1シリコン酸化膜と、 上記第1シリコン酸化膜上に形成され、上記光電変換部
    を露出させる受光用開口部を有する遮光膜と、 上記受光用開口部を含む上記遮光膜上に全面的に形成さ
    れた第1シリコン窒化膜と、 上記第1シリコン窒化膜上に全面的に形成された第2シ
    リコン酸化膜と、 上記第2シリコン酸化膜上に全面的に形成された表面平
    坦化用の第2シリコン窒化膜と、 を有することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 上記第1シリコン窒化膜の厚さが50n
    m以下であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像
    素子。
  3. 【請求項3】 上記第1シリコン酸化膜の膜厚が40n
    m以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の固
    体撮像素子。
  4. 【請求項4】 半導体基板上を光電変換部上を含め全面
    的に覆う膜と該膜及び該光電変換部の近傍の***部上を
    覆う膜からなる第1シリコン酸化膜上に遮光膜を形成す
    る工程と、 上記遮光膜を選択的にエッチングすることにより上記光
    電変換部を露出させる受光用開口部を形成する工程と、 上記受光用開口部を含む上記遮光膜上に全面的に低反射
    性の第1シリコン窒化膜を形成する工程と、 上記第1シリコン窒化膜上に全面的に第2シリコン酸化
    膜を形成する工程と、 上記第2シリコン酸化膜上に全面的に第2シリコン窒化
    膜を形成する工程と、 を有することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記第1シリコン窒化膜を、プラズマC
    VD法あるいはLPCVD法により形成することを特徴
    とする請求項4記載の固体撮像素子の製造方法。
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