JP2001351327A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001351327A
JP2001351327A JP2000169666A JP2000169666A JP2001351327A JP 2001351327 A JP2001351327 A JP 2001351327A JP 2000169666 A JP2000169666 A JP 2000169666A JP 2000169666 A JP2000169666 A JP 2000169666A JP 2001351327 A JP2001351327 A JP 2001351327A
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JP2000169666A
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Toshiyuki Nagaoka
利幸 長岡
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UTOC情報の中のトラックデータ領域(目
次情報)の255トラック目を使い切る前に、その旨を
ユーザに知らせる。 【解決手段】 記録モード時、MPU20は、D−RA
M17に保存されているUTOC情報の中の目次情報
(トラックデータ領域)の記録内容に基づき、記録動作
が目次情報の254トラック目であるときには、記録可
能トラックが残り1トラックであることをユーザに知ら
せるため、その旨を表示部18に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体
(光磁気ディスク)にオーディオ信号等のアナログ信号
をデジタル信号に変換して光磁気記録及び再生を行う記
録再生装置(いわゆるミニディスク(MD)プレーヤ)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、アナログのカセットレコーダに代
わるオーディオ信号の記録再生装置として、オーディオ
のアナログ信号をデジタル信号に変換して光磁気ディス
クに記録するMDプレーヤが急速に普及している。
【0003】図1は、このようなMDプレーヤの基本的
な回路構成を示すブロック図である。スピンドルモータ
2によって回転駆動される光磁気ディスク(以下、ミニ
ディスクという)1から情報を検出する光ピックアップ
3の出力は、RFアンプ4を介して、アドレスデコーダ
5とEFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6とデジ
タルサーボプロセッサ7とに導かれており、アドレスデ
コーダ5の出力は、EFM・ACIRCエンコーダ/デ
コーダ6に導かれている。また、EFM・ACIRCエ
ンコーダ/デコーダ6の出力は、RECヘッドドライバ
8を介して記録用磁気ヘッド9に導かれている。EFM
・ACIRCエンコーダ/デコーダ6は、EFM変調や
ACIRCによる誤り訂正方式に従って、16ビットの
信号を8ビットずつに区切り、その8ビットを14ビッ
トに変換するといった処理等を行う。
【0004】また、EFM・ACIRCエンコーダ/デ
コーダ6の出力は、デジタルサーボプロセッサ7に導か
れており、デジタルサーボプロセッサ7の出力は、ドラ
イバ10を介してスピンドルモータ2とスレッドモータ
11とに導かれている。スレッドモータ11は、光ピッ
クアップ3や記録用磁気ヘッド9の全体をミニディスク
1の半径方向に移動させるためのモータである。
【0005】また、EFM・ACIRCエンコーダ/デ
コーダ6は、メモリコントローラ12と双方向に接続さ
れており、メモリコントローラ12は、ATRAC(登
録商標)エンコーダ/デコーダ13と双方向に接続され
ており、ATRACエンコーダ/デコーダ13は、アナ
ログオーディオの入力端子15a及び出力端子15bを
有するAD/DAコンバータ14と双方向に接続されて
いる。また、ATRACエンコーダ/デコーダ13は、
デジタル入力端子16aを有するサンプリングレートコ
ンバータ16と双方向に接続されている。
【0006】メモリコントローラ12には、振動等によ
る音飛びを防止するためのデータバッファとしてのメモ
リ(D−RAM)17が接続されている。メモリコント
ローラ12は、ミニディスク1から再生したデジタル信
号をD−RAM17に一旦蓄積し、その後順次取り出し
てATRACエンコーダ/デコーダ13に出力する等の
処理を行う。また、ATRACエンコーダ/デコーダ1
3は、ATRACといわれる高能率符号化処理によるデ
ータ圧縮や、圧縮したデータの伸長を行う。
【0007】これらEFM・ACIRCエンコーダ/デ
コーダ6、デジタルサーボプロセッサ7、メモリコント
ローラ12及びATRACエンコーダ/デコーダ13の
それぞれは、装置全体の動作制御を行うMPU20と双
方向に接続されており、MPU20はキーコントローラ
であるホストCPU30と双方向に接続された構成とな
っている。MPU20は、ホストCPU30から送信さ
れてくる各種のコマンドを受信し、この受信したコマン
ドに従って各処理を実行する。また、MPU20には、
残量時間等の各種情報を表示する表示部18が接続され
ている。
【0008】図2は、ミニディスク1のデータ記録レイ
アウトを示している。レコーダブルMDでは、ディスク
の内周側から外周側に向かって、TOCを含むリードイ
ンエリア、UTOCエリア、プログラムエリア(デジタ
ル信号記録領域)、リードアウトエリアとなっており、
UTOCエリアとプログラムエリアとリードアウトエリ
アとがレコーダブルエリアとなっている。TOCエリア
には、記録時に必要なレーザパワー、記録可能エリア、
UTOCのアドレスなどが記録されている。また、UT
OCエリアには、トラック(曲)のパート情報が記録さ
れており、各パート情報は、そのパートの開始アドレス
と終了アドレス、トラックモード及びリンクポインタに
よって構成されている。
【0009】次に、上記構成のMDプレーヤにおける記
録モード時の動作について説明する。記録開始時、MP
U20はデジタルサーボプロセッサ7を制御して、ミニ
ディスク1の回転と光ピックアップ3の移動とを制御
し、ミニディスク1からTOC情報及びUTOC情報
(目次情報)を読み取り、この読み取ったUTOC情報
を、RFアンプ4、EFM・ACIRCエンコーダ/デ
コーダ6、メモリコントローラ12を経由してD−RA
M17に保存する。
【0010】この後、デジタル入力端子16aから入力
されるデジタルオーディオ信号は、サンプリングレート
コンバータ16においてMDで扱える44.1kHzのサ
ンプリング周波数に変換され、次のATRACエンコー
ダ/デコーダ13において高能率符号化処理によるデー
タ圧縮を行った後、メモリコントローラ12を経由して
一旦D−RAM17に格納される。D−RAM17に格
納されたデジタル信号は適宜のタイミングで再度読み出
され、EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ6でE
FM変調や誤り訂正処理が施された後、RECヘッドド
ライバ8により駆動される記録用磁気ヘッド9によって
ミニディスク1に順次記録される。
【0011】このような記録動作を順次行っていく過程
において、記録されるトラック(曲)の情報(トラック
番号、開始アドレス、終了アドレス、トラックモード、
リンクポインタ等の情報)や、未記録領域であるフリー
エリアの情報(開始アドレス、終了アドレス等の情報)
は、D−RAM17に保存されているUTOC情報の該
当部分に順次書き込まれていく。
【0012】ここで、例えば、60分記録(録音)でき
るミニディスク1において、UTOC情報の中のトラッ
クデータ領域(目次情報)の254トラック目までを使
って記録を行ったときの記録時間が8分であり、この時
点での残り時間が52分と表示されていたとする。この
状態から、ユーザが2分の曲を記録した場合、UTOC
情報の中のトラックデータ領域の最終トラックである2
55トラック目を使って記録を行うことになるので、こ
の記録が終わった時点で、残り時間が0分となってしま
う。
【0013】つまり、UTOC情報のトラックデータ領
域で管理できるトラック数は最大255個までであるの
で、この255個のトラックを全て使い切ってしまう
と、ミニディスク1の実際の記録可能領域(フリーエリ
ア)は50分残っているはずであるが、UTOC情報と
してこれを管理するトラックを使い切っているため、こ
の50分の記録可能領域(フリーエリア)が捨てエリア
として扱われてしまうためである。
【0014】このことは、ユーザ側からすれば、まだ5
0分も記録できると思っていたミニディスク1が、いき
なり0分になるため、その後に記録しようと思っていた
曲が記録できなくなってしまうといった不具合を生じる
ことになる。この場合、ユーザの対応としては、それま
で記録した内容を全て消去(全イレース)して、再度記
録し直すか、または、それまでに記録したいずれかのト
ラックを消去(部分イレース)して、次に記録しようと
する曲の記録領域を確保する、といった操作を行う必要
がある。なお、それまでに記録したいずれかのトラック
を消去して、次に記録しようとする曲の記録領域を確保
する処理に関する発明として、特許登録第291059
3号公報に記載のものがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ここで、それまでに記
録したいずれかのトラック(曲)を消去する場合、トラ
ック番号の1番大きなものを消去したとしても、必ずし
も上記の50分がフリーエリアとして復活するとは限ら
ない。つまり、トラック番号が1番大きくても、そのト
ラック番号の曲がミニディスク1上のプログラムエリア
に記録されている物理的な位置が、実際に記録されてい
る領域の最後の領域(すなわち、エンドアドスレが1番
大きなアドレス)でない場合には、その部分だけがフリ
ーエリアとして復活することになるからである。例え
ば、消去したトラック(曲)の記録時間が10秒であっ
たとすると、この10秒の領域がフリーエリアとして復
活し、ユーザには、この10秒の時間が残量時間として
表示されることになる。
【0016】従って、全イレースで対応しない場合、本
来あるはずの50分の未記録領域をフリーエリアとして
復活させるためには、ユーザは、表示される残量時間が
上記の50分を含めた残量時間となるまで、あまり必要
でないトラック(曲)から順次消去を行うことになる。
つまり、プログラムエリアに記録されている物理的な位
置が、実際に記録されている領域の最後の領域(すなわ
ち、エンドアドスレが1番大きなアドレス)のトラック
(曲)を消去するまで、適当に選択したトラック(曲)
を順次消去していくことになる。
【0017】このように、従来のMDプレーヤでは、ユ
ーザの知らない間に、UTOC情報の255トラック目
を使い切って記録を行ってしまうと、その後の処理とし
て、上記のような煩雑な処理が必要となっていた。本発
明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その
目的は、UTOC情報の中のトラックデータ領域(目次
情報)の255トラック目を使い切る前に、その旨をユ
ーザに知らせる手段を設けることにより、ユーザが事前
に対処できるようにした記録再生装置を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の記録再生装置は、アナログ信号をデジタル
信号に変換して記録媒体上のデジタル信号記録領域に記
録するとともに、その記録したデジタル信号に対する目
次情報を前記記録媒体上の特定領域に記録し、記録時ま
たは再生時には制御手段によって制御されるデジタル信
号処理手段により前記記録媒体上から前記目次情報を読
み出して記憶手段に記憶し、この記憶手段に記憶した目
次情報に基づいて前記記録媒体へのデジタル信号の記録
または再生を行う記録再生装置において、記録モード
時、前記特定領域の目次情報の記録内容に基づき、記録
動作が目次情報の254トラック目であるときには、記
録可能トラックが残り1トラックであることをユーザに
知らせる報知手段を備えていることを特徴とする。
【0019】このような特徴を有する本発明の記録再生
装置によれば、UTOC情報で管理できる最後の255
トラック目を使う前の254トラック目の記録時(また
は、記録後)に、次のトラックが最後であることをユー
ザに知らせることができるので、ユーザはこれを考慮し
て、最後の記録を行うことができる。例えば、254ト
ラック目の記録を終了した時点で、残量時間が10分あ
った場合には、最後の255トラック目に時間の長い曲
を記録するといった対応をとることができる。
【0020】また、本発明の記録再生装置は、アナログ
信号をデジタル信号に変換して記録媒体上のデジタル信
号記録領域に記録するとともに、その記録したデジタル
信号に対する目次情報を前記記録媒体上の特定領域に記
録し、記録時または再生時には制御手段によって制御さ
れるデジタル信号処理手段により前記記録媒体上から前
記目次情報を読み出して記憶手段に記憶し、この記憶手
段に記憶した目次情報に基づいて前記記録媒体へのデジ
タル信号の記録または再生を行う記録再生装置におい
て、記録モード時、前記特定領域の目次情報の記録内容
に基づき、記録動作が目次情報の最後のトラックから所
定数手前のトラックであるときには、記録可能トラック
が残り所定トラック数であることをユーザに知らせる報
知手段を備えていることを特徴とする。
【0021】このような特徴を有する本発明の記録再生
装置によれば、UTOC情報で管理できる最後の255
トラック目から例えば5トラック(所定数)前の250
トラック目の記録時(または、記録後)に、記録可能な
トラックが残り5トラックであることをユーザに知らせ
ることができるので、ユーザはこれを考慮して、残り5
トラックの記録を行うことができる。例えば、残り5ト
ラックで残量時間が15分あった場合には、演奏時間が
3分程度の曲を5曲記録するとか、演奏時間が2分の曲
を4曲と、演奏時間が7分の曲を1曲記録するとかとい
ったように、選択の自由度が広くなる。
【0022】また、本発明の記録再生装置によれば、前
記報知手段は、記録可能トラックが残り所定トラック数
となったとき、その後、新たなトラックを使用して新た
な記録を行うたびに、そのときの残りトラック数を順次
報知することを特徴とする。このような特徴を有する本
発明によれば、ユーザが新たなトラックを使用して新た
な曲を記録するたびに、残りトラック数を表示するの
で、ユーザへの報知を徹底することが可能となる。
【0023】また、本発明の記録再生装置によれば、前
記報知手段は、記録可能トラックが残り所定トラック数
となったとき、ユーザに注意を促す情報を報知し、残り
1トラックとなったとき、ユーザに警告を促す情報を報
知することを特徴とする。このような特徴を有する本発
明によれば、残りトラック数が少なくなっていくたび
に、注意から警報へと報知内容を変えることで、トラッ
ク数が少なくなっていることを、ユーザにより強く印象
付けることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。本発明の記録再生装置で
あるMDプレーヤのシステム構成は、すでに説明した図
1に示す通りであるが、本発明では、UTOC情報の2
55トラック目を使い切る前に、その旨をユーザに知ら
せる処理をMPU20において実行する点に特徴を有し
ている。すなわち、請求項に記載の報知手段は、本実施
形態では、MPU20および表示部18によって実現さ
れている。なお、一般にトラックというときには、プロ
グラムエリアに実際に記録された曲自体を示す場合と、
本発明のように、UTOC情報のトラックデータ領域
(目次情報)で管理されているトラックを示す場合とが
あるが、本発明でトラックというときは、このUTOC
情報のトラックデータ領域で管理されているトラックを
示すものとする。
【0025】以下、UTOC情報で管理できる最大25
5個のトラックを使い切る前に、ユーザにその旨を報知
する処理動作について、図3ないし図5に示すフローチ
ャートを参照して説明する。ただし、図3は処理動作の
実施形態1を示し、図4は処理動作の実施形態2を示
し、図5は処理動作の実施形態3および実施形態4を示
しており、以下、それぞの場合に分けて説明する。
【0026】[実施形態1]記録動作時、MPU20
は、D−RAM17に保存されているUTOC情報の書
き込み等を行いながら記録動作を制御している。記録動
作自体は、従来の技術のところで説明しているので、こ
こでは説明を省略する。また、MPU20は、このよう
な記録動作中において、UTOC情報の中のトラックデ
ータ領域の使用されているトラック数を常に監視してい
る。具体的には、本実施形態1では、254トラック目
の記録が終了したか否かを判断している(ステップS
1)。
【0027】そして、254トラック目の記録が終了す
ると(ステップS1でYesと判断されると)、次に、
ミニディスク1の残量時間(記録可能時間)が0分にな
っているか否か(すなわち、物理的なプログラムエリア
の最後まで記録が終了しているか否か)を判断する(ス
テップS2)。その結果、残量時間が0分になっている
場合には、ステップS7に進んで、記録を終了する。
【0028】一方、残量時間が0分になっていない場合
には、記録待機状態(録音待機状態)とする(ステップ
S3)。このとき、MPU20は、次の記録が255ト
ラック目であることをユーザに報知するため、表示部1
8に例えば「次の記録が最後の255トラック目で
す。」等の表示を行う(ステップS4)。また、場合に
よっては表示の代わりに、または表示と併せて、図示し
ないブザー等から電子音等を発してユーザに知らせるよ
うにしてもよい。
【0029】これにより、ユーザは、この時点で残量時
間が例えば50分あったとしても、次の1曲が最後の記
録(録音)であることを認識できるので、このような状
況に的確に対応することができる。例えば、最後の曲を
時間の長い曲(例えば、クラシック等)に変更すること
によって、ミニディスク1上の捨てエリアとなる領域を
できるだけ少なくすることができる。
【0030】このようなユーザの対応後に、新たな曲の
記録が開始された場合(ステップS5でYesと判断さ
れた場合)には、通常通り記録を開始する。そして、再
生側が再生動作を終了した時点、またはトラックマーク
(記録のための次のトラックの準備信号)が送信された
時点、もしくは残量時間が0分になった時点で、記録を
終了する(ステップS6)。
【0031】[実施形態2]記録動作時、MPU20
は、UTOC情報の中のトラックデータ領域の使用され
ているトラック数を常に監視している。具体的には、本
実施形態2では、UTOC情報で管理できる最後の25
5トラック目から例えば5トラック(所定数)前の25
0トラック目の記録が終了したか否かを判断している
(ステップS11)。
【0032】そして、250トラック目の記録が終了す
ると(ステップS11でYesと判断されると)、次
に、ミニディスク1の残量時間(記録可能時間)が0分
になっているか否か(すなわち、物理的なプログラムエ
リアの最後まで記録が終了しているか否か)を判断する
(ステップS12)。その結果、残量時間が0分になっ
ている場合には、ステップS17に進んで、記録を終了
する。
【0033】一方、残量時間が0分になっていない場合
には、記録待機状態(録音待機状態)とする(ステップ
S13)。このとき、MPU20は、次の記録が251
トラック目であること(すなわち、残り5トラック分で
あること)をユーザに報知するため、表示部18に例え
ば「次の記録が250トラック目です。」、または「次
の記録で残り5トラックです。」等の表示を行う(ステ
ップS14)。また、場合によっては表示の代わりに、
または表示と併せて、図示しないブザー等から電子音等
を発してユーザに知らせるようにしてもよい。
【0034】これにより、ユーザは、この時点で残量時
間が例えば50分あったとしても、曲としては後5曲し
か記録(録音)できないことを認識できるので、このよ
うな状況に的確に対応することができる。例えば、残り
5トラックで残量時間が15分あった場合には、演奏時
間が3分程度の曲を5曲記録するとか、演奏時間が2分
の曲を4曲と、演奏時間が7分の曲を1曲記録するとか
といったように、そのときの残量時間等から記録する曲
を選択すればよい。このように、所定トラック数だけ手
前でユーザに報知を行うことで、ユーザにとっては、そ
の後の選択の自由度が、実施形態1の場合より広がるこ
とになる。
【0035】このようなユーザの対応後に、新たな曲の
記録が開始された場合(ステップS15でYesと判断
された場合)には、通常通りUTOC情報の251トラ
ック目を使用して記録を開始する。そして、再生側が終
了した時点、またはトラックマークが送信された時点、
もしくは残量時間が0分になった時点で、記録を終了す
る(ステップS16)。
【0036】[実施形態3]記録動作時、MPU20
は、UTOC情報の中のトラックデータ領域の使用され
ているトラック数を常に監視している。具体的には、本
実施形態3では、UTOC情報で管理できる最後の25
5トラック目から例えば5トラック(所定数)前の25
0トラック目の記録時が終了したか否かを判断している
(ステップS21)。
【0037】そして、250トラック目の記録が終了す
ると(ステップS21でYesと判断されると)、次
に、ミニディスク1の残量時間(記録可能時間)が0分
になっているか否か(すなわち、物理的なプログラムエ
リアの最後まで記録が終了しているか否か)を判断する
(ステップS22)。その結果、残量時間が0分になっ
ている場合には、ステップS28に進んで、記録を終了
する。
【0038】一方、残量時間が0分になっていない場合
には、記録待機状態(録音待機状態)とする(ステップ
S23)。このとき、MPU20は、次の記録が251
トラック目であること(すなわち、残り5トラック分で
あること)をユーザに報知するため、表示部18に例え
ば「次の記録が250トラック目です。」、または「次
の記録で残り5トラックです。」等の表示を行う(ステ
ップS24)。
【0039】これにより、ユーザは、この時点で残量時
間が例えば50分あったとしても、曲としては後5曲し
か記録(録音)できないことを認識できるので、このよ
うな状況に的確に対応することができる。例えば、残り
5トラックで残量時間が15分あった場合には、演奏時
間が3分程度の曲を5曲記録するとか、演奏時間が2分
の曲を4曲と、演奏時間が7分の曲を1曲記録するとか
といったように、そのときの残量時間等から記録する曲
を選択すればよい。このように、所定トラック数だけ手
前でユーザに報知を行うことで、ユーザにとっては、そ
の後の選択の自由度が、実施形態1の場合より広がるこ
とになる。
【0040】このようなユーザの対応後に、新たな曲の
記録が開始された場合(ステップS25でYesと判断
された場合)には、通常通りUTOC情報の251トラ
ック目を使用して記録を開始する。そして、再生側が終
了した時点、またはトラックマークが送信された時点、
もしくは残量時間が0分になった時点で、記録を終了す
る(ステップS26)。
【0041】この後、MPU20は、UTOC情報の2
55トラック目まで使用したか否かを判断し(ステップ
S27)、255トラック目まで使い切っている場合
(ステップS27でYesと判断された場合)には、記
録処理を終了する。この場合には251トラック目の記
録が終了したところであり、255トラック目までは使
い切っていない(ステップS27でNoと判断される)
ので、ステップS22に戻って、処理を繰り返す。すな
わち、251トラック目の記録が終了した時点で、ミニ
ディスク1の残量時間(記録可能時間)が0分になって
いるか否かを判断する。その結果、残量時間が0分にな
っている場合には、ステップS28に進んで、記録を終
了する。
【0042】一方、残量時間が0分になっていない場合
には、記録待機状態(録音待機状態)とする(ステップ
S23)。このとき、MPU20は、次の記録が252
トラック目であること(すなわち、残り4トラック分で
あること)をユーザに報知するため、表示部18に例え
ば「次の記録が251トラック目です。」、または「次
の記録で残り4トラックです。」等の表示を行う(ステ
ップS24)。
【0043】これにより、ユーザは、この時点で残量時
間が例えば48分あったとしても、曲としては後4曲し
か記録(録音)できないことを認識できるので、このよ
うな状況に的確に対応することができる。このように、
本実施形態3では、残り5トラックとなった時点から、
1トラックを使うたびに、表示部18に残りトラック数
を表示するので、ユーザへの報知を徹底することができ
る。
【0044】[実施形態4]本実施形態4の処理動作
は、基本的には実施形態3の処理動作と同様であるの
で、ここでは実施形態3の処理動作と違うところだけを
説明する。すなわち、実施形態3では、図5に示すフロ
ーチャートのステップS24において、残りトラック数
のみを表示する構成としているが、本実施形態4では、
これに加えて「注意」または「警告」の表示も併せて行
うようにした点が異なっている。つまり、残りトラック
数が5トラック〜2トラックまでは、「注意」の表示を
併せて行い、残りトラック数が1トラックとなったと
き、「警告」の表示を併せて行うようにしている。これ
により、残りトラック数が少ないことをユーザにより強
く印象付けることができる。従って、ユーザは、表示内
容が注意から警告に変わったことによって、その後の対
応をより慎重に行うことになる。
【0045】
【発明の効果】本発明の記録再生装置によれば、UTO
C情報で管理できる最後の255トラック目を使う前の
254トラック目の記録時に、次のトラックが最後であ
ることをユーザに知らせることができるので、ユーザは
これを考慮して、最後の記録を行うことができる。例え
ば、254トラック目の記録を終了した時点で、残量時
間が10分あった場合には、最後の255トラック目に
時間の長い曲を記録するといった対応をとることができ
る。
【0046】また、本発明の記録再生装置によれば、U
TOC情報で管理できる最後の255トラック目から例
えば5トラック(所定数)前の250トラック目の記録
時に、記録可能なトラックが残り5トラックであること
をユーザに知らせることができるので、ユーザはこれを
考慮して、残り5トラックの記録を行うことができる。
例えば、残り5トラックで残量時間が15分あった場合
には、演奏時間が3分程度の曲を5曲記録するとか、演
奏時間が2分の曲を4曲と、演奏時間が7分の曲を1曲
記録するとかといったように、選択の自由度が広くな
る。
【0047】また、本発明の記録再生装置によれば、ユ
ーザが新たなトラックを使用して新たな曲を記録するた
びに、残りトラック数を表示するので、ユーザへの報知
を徹底することができる。また、本発明の記録再生装置
によれば、残りトラック数が少なくなっていくたびに、
注意から警報へと報知内容を変えることで、トラック数
が少なくなっていることを、ユーザにより強く印象付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置であるMDプレーヤのシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】レコーダブルミニディスクのデータ記録レイア
ウトを示す説明図である。
【図3】実施形態1の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】実施形態2の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】実施形態3の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ミニディスク(記録媒体) 12 メモリコントローラ 16 サンプリングレートコンバータ 16a デジタル入力端子 17 D−RAM(記憶手段) 18 表示部 20 MPU(制御手段) 30 ホストCPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
    記録媒体上のデジタル信号記録領域に記録するととも
    に、その記録したデジタル信号に対する目次情報を前記
    記録媒体上の特定領域に記録し、記録時または再生時に
    は制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段に
    より前記記録媒体上から前記目次情報を読み出して記憶
    手段に記憶し、この記憶手段に記憶した目次情報に基づ
    いて前記記録媒体へのデジタル信号の記録または再生を
    行う記録再生装置において、 記録モード時、前記特定領域の目次情報の記録内容に基
    づき、記録動作が目次情報の254トラック目であると
    きには、記録可能トラックが残り1トラックであること
    をユーザに知らせる報知手段を備えていることを特徴と
    する記録再生装置。
  2. 【請求項2】 アナログ信号をデジタル信号に変換して
    記録媒体上のデジタル信号記録領域に記録するととも
    に、その記録したデジタル信号に対する目次情報を前記
    記録媒体上の特定領域に記録し、記録時または再生時に
    は制御手段によって制御されるデジタル信号処理手段に
    より前記記録媒体上から前記目次情報を読み出して記憶
    手段に記憶し、この記憶手段に記憶した目次情報に基づ
    いて前記記録媒体へのデジタル信号の記録または再生を
    行う記録再生装置において、 記録モード時、前記特定領域の目次情報の記録内容に基
    づき、記録動作が目次情報の最後のトラックから所定数
    手前のトラックであるときには、記録可能トラックが残
    り所定トラック数であることをユーザに知らせる報知手
    段を備えていることを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、記録可能トラックが残
    り所定トラック数となったとき、その後、新たなトラッ
    クを使用して新たな記録を行うたびに、そのときの残り
    トラック数を順次報知することを特徴とする請求項2に
    記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記報知手段は、記録可能トラックが残
    り所定トラック数となったとき、ユーザに注意を促す情
    報を報知し、残り1トラックとなったとき、ユーザに警
    告を促す情報を報知することを特徴とする請求項2また
    は3に記載の記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007250039A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Toshiba Corp 情報記録再生装置
JP2007294052A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Hitachi Ltd 情報記録装置
JP2012135028A (ja) * 2012-02-24 2012-07-12 Canon Inc 撮像装置の制御方法

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