JP2001346786A - 異常陰影候補検出方法および再生方法並びに検出システム - Google Patents

異常陰影候補検出方法および再生方法並びに検出システム

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JP2001346786A JP2000172229A JP2000172229A JP2001346786A JP 2001346786 A JP2001346786 A JP 2001346786A JP 2000172229 A JP2000172229 A JP 2000172229A JP 2000172229 A JP2000172229 A JP 2000172229A JP 2001346786 A JP2001346786 A JP 2001346786A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体に対して少なくとも2つの異なる方向
から撮影してそれぞれ得られた2以上の画像を用いて、
異常陰影候補を、より信頼性高く検出する。 【解決手段】 画像間対応位置関係算出手段12により算
出された両画像PCC,PMLの位置関係により、異常陰影
候補検出手段11により、側面画像PCCに基づいて検出
された異常陰影候補P1〜P3、および正面画像PMLに
基づいて検出された異常陰影候補P4〜P6のうち、被
写体の略同一位置において検出された腫瘤陰影候補P1
とP4、および微小石灰化陰影候補P3とP5を、確定
的な異常陰影候補として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断用画像に基づ
いて異常陰影候補を検出する異常陰影候補検出方法およ
びその再生方法並びに異常陰影候補の検出システムに関
し、詳細には、より診断性能を高めたこれらの方法およ
びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より医療現場においては、患者の放
射線画像を撮影し、得られた放射線画像が記録されたフ
イルムをシャーカステンに掛けて読影し、疾患や疾病、
負傷の状態などの診断に供している。そして近年は、放
射線画像を直接フイルムに露光するのではなく、一旦、
放射線画像を蓄積記憶する蓄積性蛍光体シート(放射線
画像変換パネル)に記憶させ、これに励起光を照射して
蓄積記憶されている放射線画像に応じた光量で発光する
輝尽発光光をデジタル的に読み取ってデジタル画像信号
を得、その後にこのデジタル画像信号を可視画像として
フイルム等の記録媒体にプリントしたり、CRT等の画
像表示装置に表示するなどによって再生することが行わ
れるようになっている(放射線画像記録読取システム
(コンピューテッド・ラジオグラフィ);特開昭55-124
29号、同56-11395号、同56-11397号など)。
【0003】このような放射線画像記録読取システムに
よれば、デジタル画像信号に対して種々の信号処理を施
すことによって、出力される可視画像の階調特性や周波
数特性を、従来よりも読影に適したものとすることがで
き、画像による診断性能を向上させることができる。
【0004】また得られたデジタル画像信号を、コンピ
ュータを用いて解析し、画像中に現れた腫瘤陰影や微小
石灰化陰影等の異常陰影を自動的に検出することによ
り、画像読影者の読影熟達度が低い場合にも一定の検出
レベルを確保し、診断に役立てるシステムも開発されて
いる(異常陰影候補検出システム;特開平8-294479号
等)。
【0005】このシステムは、主として乳ガン検診で得
られた***のデジタル画像信号(マンモグラフィ)の濃
度(信号値)勾配ベクトルの集中度を評価することによ
り画像中の腫瘤陰影の候補を自動的に検出したり、デジ
タル画像信号にモフォロジー演算(ダイレーション処
理,イロージョン処理,オープニング処理,クロージン
グ処理等)を施すことにより微小石灰化陰影の候補を自
動的に検出するなどのアルゴリズムによって、腫瘤陰影
や微小石灰化等の異常陰影の候補を検出するものであ
り、このシステムで検出された異常陰影候補を、マンモ
グラフィ上で、例えば矩形のROI(関心領域)枠でマ
ーキングするなどしてCRTや液晶表示装置等に表示し
たり、診断用のフイルムにプリントすることにより診断
に供することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した異常
陰影候補検出システムは、従来の検出システムに比べて
格段に検出の確度が高められているものの、現状におい
て100%の確度で異常陰影のみを検出することができ
るものではない。すなわち、ランダムに生じる放射線の
ノイズやその他読取時のノイズ等を完全に排除すること
ができず、これらを異常陰影候補として誤検出すること
を完全に0にすることは実現することができていない。
また乳腺などの正常組織・正常構造物に関しても、異常
陰影候補として誤検出することを完全に0とすることは
できていない。このため、医療現場においては、より一
層の診断性能(検出確度)の向上が強く望まれている。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、特に被写体に対して互いに異なる少なくとも2つ
の方向から撮影してそれぞれ得られた2以上の画像を用
いて異常陰影候補の検出を行う場合に、異常陰影候補
を、より信頼性高く検出し、またはその検出したものを
可視画像として再生することができる異常陰影候補検出
方法および再生方法並びに異常陰影候補検出システムを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の異常陰影候補検
出方法および再生方法ならびに異常陰影候補検出システ
ムは、被写体の2以上の方向から撮影して得られた2以
上の画像のそれぞれから検出された異常陰影候補のう
ち、被写体に関しての略同一位置(撮影方向である画像
の奥行き方向に関する位置を除く)においてそれぞれ検
出された異常陰影候補のみを確定的な異常陰影候補とし
て検出しまたは表示等再生することにより、異常陰影候
補検出の信頼性を向上させたものである。
【0009】すなわち、マンモグラフィや胸部放射線画
像、整形外科用放射線画像などのように、同一被写体に
対して互いに異なる少なくとも2つの方向から撮影して
画像を得る場合があるが、被写体の所定の位置に存在す
る真の異常陰影は、そのようにして得られた各画像中に
おいて、被写体に関する位置関係が対応するような位置
で検出されるはずであり、真の異常陰影ではないノイズ
などは各画像においてランダムに発生することから、被
写体に関して位置関係が対応するような位置において検
出される確率は極めて低いと言える。また乳腺等のよう
に、被写体の所定の位置に現実に存在する正常組織・正
常構造物であっても、その撮影方向が異なるそれぞれの
画像においてその形状が異なるものとして記録されるた
め、1つの画像からは異常陰影候補として誤検出された
としても、撮影方向が異なる他の画像からも誤検出され
ることは極めて稀であると言える。
【0010】本発明の異常陰影候補検出方法はこのよう
な事情に基づいてなされたものであり、被写体の画像に
基づいて、該画像中の異常陰影候補を検出する異常陰影
候補検出方法において、前記被写体の画像として、該被
写体に対して互いに異なる少なくとも2つの方向から撮
影してそれぞれ得られた2以上の画像を用い、前記2以
上の画像について各別に前記異常陰影候補の検出処理を
施し、前記2以上の画像間の、前記被写体についての各
位置の対応関係を求め、前記対応関係に基づいて、前記
各画像ごとにそれぞれ検出された異常陰影候補のうち、
前記被写体についての略同一位置において検出された異
常陰影候補のみを、確定的な異常陰影候補として検出す
ることを特徴とするものである。
【0011】ここで、被写体の画像に基づいて該画像中
の異常陰影候補を検出する異常陰影候補検出方法として
は、例えば、デジタル画像信号の濃度(信号値)勾配ベ
クトルの集中度を評価することにより画像中の腫瘤陰影
の候補を自動的に検出したり、デジタル画像信号にモフ
ォロジー演算(ダイレーション処理,イロージョン処
理,オープニング処理,クロージング処理等)を施すこ
とにより微小石灰化陰影の候補を自動的に検出するなど
のアルゴリズムによって、腫瘤陰影や微小石灰化等の異
常陰影の候補を検出する異常陰影候補検出方法(特開平
8-294479号等)などを適用するのが好ましい。
【0012】確定的な異常陰影候補とは、各画像から検
出された異常陰影候補のうち、より真の異常陰影である
可能性が高い異常陰影候補を意味するものである。
【0013】2以上の画像間の、被写体についての対応
位置関係を求めるとは、必ずしも3次元の位置関係を完
全に求めることを要求するものではない。放射線投影像
等の画像は3次元の被写体を2次元面上に投影したもの
にすぎないため、各画像からは、その画像を撮影した方
向(画像の奥行き方向)に対応する次元の位置を求める
ことはできず、したがって、互いに異なる2方向からそ
れぞれ得られた2つの画像間の位置の対応関係として求
めうるのは、基本的にはそれら2つの方向により規定さ
れる面に直交する方向の対応関係だけである。よって、
「2以上の画像間の、被写体についての対応関係を求め
る」とは、このように2以上の画像のうちの各2つの画
像の組においてそれぞれ求めうる、最低限1次元の対応
関係を求めるものであればよい。
【0014】したがって、「被写体の略同一位置」と
は、厳格に3次元空間内に存在する被写体における略同
一位置というだけではなく、画像の撮影方向である画像
の奥行き方向に関する位置を除いた所定の一方向の位置
関係が略同一である位置をも含む意味である。なお、略
同一位置とは、上記所定の一方向の位置関係が完全に同
一であるだけでなく、各画像から検出された異常陰影候
補が占める領域同士が隣接する程度の近傍領域の位置ま
では少なくとも含む意である。特に、2以上の画像が同
時に撮影されたものでない場合には、撮影時の被写体の
***誤差などが生じ得るため、この略同一位置の範囲
は、実験的・経験的に合理的な範囲(例えば、大きさを
有する異常陰影候補の一部が重複し、あるいは隣接する
程度の範囲など)で設定可能とすればよい。
【0015】少なくとも2つの方向から撮影してそれぞ
れ得られた2以上の画像としては、例えば乳癌検診にお
いて***を側面方向に挟み込んでその側面方向から撮影
して得られた側面画像(Cranio-caudal view)と、この乳
房を上下方向に挟み込んで鉛直方向から撮影して得られ
た正面画像(Medio-lateral view あるいは Medio-later
al oblique view)や他にも胸部の正面画像(この正面画
像は、体の前後方向から得られた画像を意味する)およ
び側面画像の2つの画像等が挙げられる。上記***を被
写体とした画像(マンモグラフィ)を適用した場合に
は、異常陰影像に他の陰影像が重なることが少なく、ま
た、胸壁やニップル等の像を利用して、画像間の対応位
置を求めるのが容易であるため、本発明の異常陰影候補
検出方法の効果をより効果的に発揮させることができ
る。なおマンモグラフィは、上述したように***を圧迫
して撮影を行なうため、撮影方向ごとに圧迫方向が変化
し、この圧迫方向の変化による影響で、***の変形状態
が撮影方向ごとに変化する可能性もあり、そのような場
合には、必ずしも、胸壁やニップル等の基準位置から異
常陰影候補までの距離(所定の方向に沿った距離を含
む)が、両画像間で対応しなくなり得る。このような場
合は、2つの基準位置(例えば上記胸壁とニップル)か
らの各距離の比が略同一の場合は、位置関係が対応して
いるものと判定し、比が略同一でない場合は、位置関係
が対応していないと判定するなど、必ずしも距離という
物理量だけでなく、その物理量の比に基づいて両画像の
位置関係を対応させてもよい。
【0016】本発明の異常陰影候補検出方法としては、
被写体の略同一位置において検出された異常陰影候補
が、さらに同一種類の異常陰影候補である場合のみ、確
定的な異常陰影候補として検出するのが好ましい。異常
陰影候補の検出に際し、その異常陰影候補の種類まで検
出可能な異常陰影検出方法によれば、例え被写体の略同
一位置において異常陰影候補が検出されたとしても、そ
の検出された異常陰影候補が異なる種類のものであれ
ば、被写体の略同一位置において検出された異常陰影候
補とはいえないからである。すなわち2方向から撮影し
て得られた2つの画像からそれぞれ検出された異常陰影
候補が、それぞれの画像中における被写体の略同一位置
に対応した位置において検出された場合であっても、一
方の画像における異常陰影候補が例えば腫瘤陰影候補を
示すものであり、他方の画像における異常陰影候補が微
小石灰化陰影候補である場合には、それらの候補を確定
的な異常陰影候補としては検出しないようにするもので
ある。
【0017】なお、本発明の異常陰影候補検出方法にお
いては、2以上の画像からそれぞれ検出された異常陰影
候補のうち、被写体についての略同一位置において、こ
れら2以上の画像の全てから検出された異常陰影候補に
ついては、その検出確信度を高めるようにしてもよい。
【0018】本発明の異常陰影候補の再生方法は、上述
した本発明の異常陰影候補検出方法を利用するものであ
り、当該異常陰影候補検出方法により検出された確定的
な異常陰影候補を、該確定的な異常陰影候補ではない異
常陰影候補と識別可能に、画像再生手段により再生する
ことを特徴とするものである。
【0019】ここで再生するとは、CRTや液晶表示装
置等の画像表示装置の表示面に表示し、あるいはレーザ
ープリンター等の印刷装置によりフイルム等の記録媒体
に出力することなど、可視画像として再生することを意
味するものである。
【0020】なお、確定的な異常陰影候補を確定的な異
常陰影候補ではない異常陰影候補と識別可能に再生する
とは、確定的な異常陰影候補とともに確定的な異常陰影
候補ではない異常陰影候補をも常に再生することを要求
する意ではない。すなわち、確定的な異常陰影候補のみ
を再生し、確定的な異常陰影候補ではない異常陰影候補
を再生しなくてもよい。少なくともどの異常陰影候補
が、確定的な異常陰影候補であるかを読影者に認識させ
るように再生することが目的だからである。
【0021】再生に際しては、上記異なる方向から撮影
して得られた2以上の画像を並べて再生するのが好まし
い。読影者に対して一目で異常陰影候補の対応関係を把
握させることができるからである。
【0022】なお、画像再生手段として、その表示面上
に画像を表示することにより画像を再生する画像表示手
段を適用した場合、オンデマンドで画像のレイアウト等
を容易に、しかも高速に変更することができる。
【0023】本発明の異常陰影候補検出システムは、上
記本発明の異常陰影候補検出方法または異常陰影候補再
生方法を実施するためのシステムであって、被写体の画
像に基づいて、該画像中の異常陰影候補を検出する異常
陰影候補検出手段を有する異常陰影候補検出システムに
おいて、前記異常陰影候補検出手段に入力される前記被
写体の画像が、該被写体に対して互いに異なる少なくと
も2つの方向から撮影してそれぞれ得られた2以上の画
像であり、前記2以上の画像間の、前記被写体について
の各位置の対応関係を求める画像間対応位置算出手段を
さらに備えるとともに、前記異常陰影候補検出手段が、
前記2以上の画像について各別に検出した異常陰影候補
のうち、前記画像間対応位置算出手段により求められた
前記対応関係に基づいて、前記被写体についての略同一
位置において検出された異常陰影候補のみを、確定的な
異常陰影候補として検出するものであることを特徴とす
るものである。
【0024】上記少なくとも2つの方向から撮影してそ
れぞれ得られた2以上の画像としては、***を側面方向
から撮影して得られた側面画像と、該***を鉛直方向か
ら撮影して得られた正面画像との2つの画像を適用する
のが好ましい。
【0025】異常陰影候検出手段としては、被写体の略
同一位置において検出された異常陰影候補がさらに同一
種類の異常陰影候補である場合のみ、確定的な異常陰影
候補として検出するものとするのが好ましい。
【0026】確定的な異常陰影候補を、確定的な異常陰
影候補ではない異常陰影候補と識別可能に、異常陰影候
補検出システムが備える画像再生手段により再生させる
識別手段をさらに備えたものとするのがより好ましく、
この場合、以上の画像を、並べて再生させるレイアウト
設定手段をさらに備えたものとするのが望ましい。
【0027】なお、画像再生手段として、その表示面上
に画像を表示することにより画像を再生する画像表示手
段を適用するのが好ましい。
【0028】また本発明の異常陰影候補検出システムに
おいては、異常陰影候補検出手段が、2以上の画像から
それぞれ検出された異常陰影候補のうち、被写体につい
ての略同一位置において、これら2以上の画像の全てか
ら検出された異常陰影候補については、その検出確信度
を高めるものとしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の異常陰影候補検出方法および再
生方法、並びに異常陰影候補検出システムによれば、被
写体の2以上の方向から撮影して得られた2以上の画像
のそれぞれから検出された異常陰影候補のうち、被写体
の略同一位置においてそれぞれ検出された異常陰影候補
のみを確定的な異常陰影候補として検出し、さらにこの
確定的な異常陰影候補として表示等再生することによ
り、異常陰影候補検出の信頼性を向上させ、診断性能を
向上させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の異常陰影候補検出
方法および再生方法並びに異常陰影候補検出システムの
具体的な実施の形態について図面を用いて説明する。
【0031】図1は本発明の異常陰影候補検出方法を利
用した本発明の異常陰影候補再生方法を実施する異常陰
影候補検出システム10の一実施形態を示すブロック
図、図2は図1に示した実施形態の異常陰影候補検出シ
ステム10により、異常陰影候補を検出し、再生しよう
とする処理対象のマンモグラフィを示す図であり、同図
(1)は、***を側面方向に挟み込んでその側面方向か
ら撮影して得られた側面画像PCC、同図(2)は当該乳
房を上下方向に挟み込んで鉛直方向から撮影して得られ
た正面画像PMLである。
【0032】図示の異常陰影候補検出システム10は、
上記各マンモグラフィPCC,PMLにそれぞれ基づいて、
各別にこれらマンモグラフィPCC,PML中の異常陰影候
補(本実施形態においては、腫瘤陰影候補および微小石
灰化陰影候補)をそれぞれ検出し、これら各別に検出し
た異常陰影候補のうち、後述する画像間対応位置算出手
段12により求められた位置の対応関係に基づいて、被
写体(***)の略同一位置において検出された同一種類
の異常陰影候補(上記腫瘤陰影候補同士または微小石灰
化陰影候補同士)のみを、確定的な異常陰影候補として
検出する異常陰影候補検出手段11と、これら2つのマ
ンモグラフィPCC,PML間の、現実の被写体(***)に
ついての各位置の対応関係を求める画像間対応位置算出
手段12と、検出された異常陰影候補等を表示面上に可
視像として表示する画像表示手段15と、検出された異
常陰影候補等を診断用のフイルムに可視像としてプリン
トするレーザープリンター16と、これら画像表示手段
15およびレーザープリンター16により可視像を再生
するに際して、その再生のレイアウトを設定するレイア
ウト設定手段13および検出された確定的な異常陰影候
補とそうではない異常陰影候補を識別可能に再生させる
識別手段14とを備えた構成である。
【0033】異常陰影候補検出手段11による異常陰影
候補の検出は、例えば特開平8-294479号等により開示さ
れた、マンモグラフィPCCおよびPMLをそれぞれ表す各
デジタル画像信号PCC,PML(説明の煩雑化を避けるた
め、画像信号も画像Pと同一符号で表す)の濃度勾配ベ
クトルの集中度をそれぞれ評価することにより各マンモ
グラフィPCC,PML中の腫瘤陰影候補をそれぞれ自動的
に検出し、また各デジタル画像信号PCC,PMLにモフォ
ロジー演算を施すことにより微小石灰化陰影の候補をそ
れぞれ自動的に検出するアルゴリズムにより実現されて
いる。
【0034】画像間対応位置算出手段12は、入力され
た両マンモグラフィPCC,PMLについて、対応位置の基
準となる画像部分(例えば、ニップルPN や胸壁PK な
ど)を検出し、このニップルPN 若しくは胸壁PK の位
置を基準として、図2における左右方向(被写体である
***において前後方向)における両マンモグラフィPC
C,PMLの対応位置関係を求める処理をなす。基準とな
る部分の検出は、その画像部分の形態的特徴や、全体画
像中における出現位置の特徴などに応じて種々の検出方
法を適用して検出すればよく、上述した例えばニップル
PN の場合は、各マンモグラフィPCC,PMLにおいて乳
房の輪郭中それぞれ最右端に出現するという特徴に基づ
いて、エッジ検出処理等を適用して簡単に求めることが
できる。胸壁PK は、放射線画像において***と明確に
濃度差があるため、胸壁PK と***との境界線を濃度差
に基づいてエッジ検出処理等を適用して簡単に求めるこ
とができる。
【0035】そして異常陰影候補検出手段11が、この
画像間対応位置算出手段12により求められた対応位置
関係に基づいて、ニップルPN から図示左右方法の略同
一位置において検出された同一種類の異常陰影候補のみ
を、確定的な異常陰影候補として検出する作用をなすの
である。なお略同一位置か否かは、厳密な同一位置から
の許容範囲を予め定めておき、その許容範囲内の場合は
略同一位置であるとし、許容範囲を外れた場合は略同一
位置ではないと判定するようにすればよい。このような
許容範囲は被写体となった患者の年齢や体型、異常陰影
候補の種類ごとに設定してもよい。
【0036】レイアウト設定手段13は、画像表示手段
15およびレーザープリンター16により可視像を再生
するに際して、側面画像PCC(検出された異常陰影候補
を含む)と正面画像PML(検出された異常陰影候補を含
む)とを並べて、しかもこれらの画像PCC,PML中にお
いて、検出された異常陰影候補を矩形枠で囲って、画像
表示手段15の単一の表示面上に表示させ、かつ単一の
フイルムに出力させるように、画像表示手段15および
レーザープリンター16による画像再生のレイアウトを
設定する。なおこのレイアウト設定手段13は、別途、
医師等の画像読影者からの要求に応じて他のレイアウト
で画像を再生させるような機能を有するものであっても
よい。
【0037】また識別手段14は、異常陰影候補検出手
段11により検出された確定的な異常陰影候補を、この
確定的な異常陰影候補ではない他の異常陰影候補と識別
可能に、画像表示手段15およびレーザープリンター1
6による画像再生をさせるものである。具体的には、レ
イアウト設定手段13により設定された矩形枠を、確定
的な異常陰影候補については実線の矩形枠とし、他の異
常陰影候補については破線の矩形枠として再生させるも
のである。なお、実線と破線とで識別させる外、画像表
示手段やレーザープリンターがカラーで画像を再生可能
なものである場合は、矩形枠の色を異なるものとするこ
とによって識別させるようにしてもよい。また、レイア
ウト設定手段13が、矩形枠により異常陰影候補を明示
するのではなく、例えば矢印等によりこれら異常陰影候
補を指し示す態様の場合は、この矢印等を色違いの矢印
等にしてもよい。なお究極的には、確定的な異常陰影候
補のみを再生させ、確定的な異常陰影候補ではない他の
異常陰影候補を再生させないことにより、これら確定的
なものと確定的でないものとを識別させるものであって
もよい。
【0038】次に本実施形態の異常陰影候補検出システ
ムの作用について説明する。
【0039】まず、図2に示すような、同一被写体につ
いての2つのマンモグラフィPCCおよびPMLが異常陰影
候補検出手段11に入力される。異常陰影候補検出手段
11は入力された2つのマンモグラフィPCCおよびPML
をそれぞれ表すデジタル画像信号PCCおよびPMLのそれ
ぞれに対して各別に、濃度勾配ベクトルの集中度をそれ
ぞれ評価することにより、マンモグラフィPCC中の腫瘤
陰影候補P1およびマンモグラフィPML中の腫瘤陰影候
補P4,P6をそれぞれ自動的に検出し、さらに各デジ
タル画像信号PCC,PMLにモフォロジー演算を施すこと
により、マンモグラフィPCC中の微小石灰化陰影候補P
2,P3およびマンモグラフィPML中の微小石灰化陰影
P5をそれぞれ自動的に検出する。
【0040】続いて、これらのデジタル画像信号PCC,
P1〜P3およびPML,P4〜P5が、画像間対応位置
算出手段12に入力され、画像間対応位置算出手段12
は、両マンモグラフィPCC,PMLについて、対応位置の
基準となるニップルPN の位置を検出し、このニップル
PN の位置を基準として、図2における左右方向におけ
る両マンモグラフィPCC,PMLの対応位置関係を求め
る。
【0041】そして異常陰影候補検出手段11は、この
画像間対応位置算出手段12により求められた両マンモ
グラフィPCC,PMLの対応位置関係に基づいて、各マン
モグラフィPCC,PMLにおいてそれぞれ各別に検出され
た異常陰影候補P1〜P3,P4〜P6の各位置を、図
3(1),(2)に示すようにニップルPN からの各距
離L1〜L3,L4〜L6として求め、両画像PCC,P
ML間において同一種類の異常陰影候補であって略同一距
離にあるもの(本実施形態においては、L1≒L4であ
る腫瘤陰影候補P1,P4、およびL3≒L5である微
小石灰化陰影候補P3,P5)を、確定的な異常陰影候
補として検出する。
【0042】すなわち両画像PCC,PML間で略同一位置
において同一種類の異常陰影候補として出現している
(検出された)ものは、本来同一の異常陰影を示すもの
であり、真の異常陰影である蓋然性が高いことから確定
的な異常陰影候補とし、一方、画像PCC,PML間で略同
一位置に出現していない異常陰影候補または同一位置に
出現しているものの種類が異なる異常陰影候補は、真の
異常陰影である蓋然性が低く、誤検出の可能性も高いと
考えられることから、あくまで単なる「候補」とするも
のである。
【0043】このように、確定的な異常陰影候補として
検出された腫瘤陰影候補P1,P4および微小石灰化陰
影候補P3,P5、および他の異常陰影候補P2,P6
並びにマンモグラフィPCC,PMLはレイアウト設定手段
13に入力され、レイアウト設定手段13は、各マンモ
グラフィPCC,PML中において、検出された各腫瘤陰影
候補P1,P4,P6を2重の矩形枠で囲い、微小石灰
化陰影候補P2,P3,P5を1重の矩形枠で囲うとと
もに、これら異常陰影候補が矩形枠で囲われた側面画像
PCCと平面画像PMLとを並べて、画像表示手段15の単
一の表示面上に表示させ、かつ単一のフイルムに出力さ
せるように、画像表示手段15およびレーザープリンタ
ー16による画像再生のレイアウトを設定する。
【0044】次いで、識別手段14が、上述したレイア
ウト設定手段13により設定されたレイアウトのマンモ
グラフィPCC,PML中の異常陰影候補P1〜P6のう
ち、異常陰影候補検出手段11により確定的な異常陰影
候補として検出された腫瘤陰影候補P1とP4について
は、これらを囲う矩形枠を実線の2重枠R1とし、確定
的な異常陰影候補として検出された微小石灰化陰影候補
P3とP5については、これらを囲う矩形枠を実線の1
重枠R2とし、確定的な異常陰影候補ではない腫瘤陰影
候補P6については、これらを囲う矩形枠を破線の2重
枠R4とし、確定的な異常陰影候補ではない微小石灰化
陰影候補P2については、これらを囲う矩形枠を破線の
1重枠R3として、確定的な異常陰影候補とそうでない
異常陰影候補とを識別する。
【0045】そしてこのように確定的な異常陰影候補と
そうでない異常陰影候補とが識別されて上述したように
レイアウトされたマンモグラフィPCC,PMLは、画像表
示手段15およびレーザープリンター16にそれぞれ入
力される。
【0046】画像表示手段15は入力されたマンモグラ
フィPCC,PMLを、確定的な異常陰影候補P1,P4,
P3,P5とそうでない異常陰影候補P2,P6とが識
別され、かつ設定されたレイアウトで、図4に示すよう
に、その表示面上に表示する。一方、レーザープリンタ
ー16も、画像表示手段15の表示面に表示されたレイ
アウトで、かつその確定的な異常陰影候補P1,P4,
P3,P5とそうでない異常陰影候補P2,P6とが識
別された態様(図4と同様)で、単一の診断用フイルム
に、マンモグラフィPCC,PMLをプリントする。
【0047】この結果、画像表示手段15の画像表示面
に表示され、またはフイルムにプリントされたマンモグ
ラフィPCC,PMLを観察読影する医師等の読影者に対し
て、検出された異常陰影候補P1〜P6のうち、真の異
常陰影の蓋然性が高いと考えられる確定的な異常陰影候
補P1,P4,P3,P5に対してより読影意識を傾注
させるようにすることができるため、異常陰影候補の検
出精度向上による診断性能の向上が図られる。
【0048】また本実施形態の異常陰影候補検出システ
ムによれば、画像表示面およびフイルムに、撮影方向が
相異なる2つのマンモグラフィPCC,PMLが並ぶように
再生されるため、読影者に対して一目で、確定的でない
異常陰影候補も含めて、検出された異常陰影候補の検出
位置関係を把握させることができるため、この点におい
ても診断性能の向上を図ることができる。
【0049】なお本実施形態の異常陰影候補検出システ
ムによれば、このように2つのマンモグラフィPCC,P
MLが並ぶように再生されるが、本発明の異常陰影候補再
生方法および異常陰影候補検出システムにおいては、こ
の態様に限定されるものではなく、少なくとも確定的な
異常陰影候補とそうでない異常陰影候補とを識別して再
生するものであれば、両マンモグラフィPCC,PMLを各
別に再生してもよく、さらに画像表示手段15において
は、読影者の要求に応じてまたは自動的にこれらを順次
切り換えて表示するようにしてもよい。
【0050】また本実施形態の異常陰影候補検出システ
ムにおいては、画像のニップルPNの位置を基準位置と
したが、図5に示すように、***と胸壁PK との境界線
を基準位置として各異常陰影候補P1〜P6の位置関係
を求めるようにしてもよいし、ニップルPN から各異常
陰影候補P1〜P6までの距離と胸壁PK から各異常陰
影候補P1〜P6までの距離との比に基づいて、両画像
間の異常陰影候補の位置関係を求めるようにしてもよ
い。このように比に基づいて位置関係を求めるのは、特
に***の圧迫撮影においては、撮影方向ごとに圧迫度が
異なる場合があり、絶対的な距離に基づいた両画像の位
置関係が、必ずしも対応しなくなることが考えられるか
らである。
【0051】さらに、本実施形態の異常陰影候補検出シ
ステムにおいては、画像間対応位置関係算出手段12
が、検出された異常陰影候補の位置のみについて対応関
係を算出するものとして説明したが、図6に示すよう
に、両画像PCCおよびPMLの全体の位置関係を予め算出
しておき、異常陰影候補検出手段11は、異常陰影候補
を検出したのち、画像間対応位置関係算出手段12によ
り算出された位置関係に基づいて、検出された異常陰影
候補のうち確定的な異常陰影候補を絞り込むようにして
もよい。
【0052】本発明の異常陰影候補検出方法やこの検出
方法を実施する異常陰影候補検出システムおいては、上
述した実施形態における、マンモグラフィPCC,PMLの
再生時のレイアウトや、再生時の、確定的な異常陰影候
補とそうでない異常陰影候補との識別まで行なうもので
ある必要はなく、例えば、上述した異常陰影候補検出手
段11と画像間対応位置関係算出手段12とからなる構
成のみによって、確定的な異常陰影候補を検出して、そ
の検出された確定的な異常陰影候補の存在位置(検出位
置)等を、単に数値情報としてデータ出力する態様(可
視データとして表示装置やプリンターを用いて出力する
態様に限定されず、不可視のデータとして記憶装置等に
出力する態様を含む)を行うものであってもよく、付加
的に、確定的な異常陰影候補とそうでない異常陰影候補
とを識別した、それらの存在位置に対応した数値情報等
としてデータ出力するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異常陰影候補検出システムの一実施形
態を示す図
【図2】図1に示した実施形態の異常陰影候補検出シス
テムによる処理の対象となるマンモグラフィPCCおよび
PMLを示す図
【図3】両マンモグラフィPCC,PMLからそれぞれ検出
された異常陰影候補の位置関係を示す図
【図4】確定的な異常陰影候補とそうでない異常陰影候
補とが識別されたマンモグラフィPCCおよびPMLが、そ
の表示面上に表示された画像表示手段15を示す図
【図5】胸壁PK と***との境界を基準として位置関係
を算出することを説明する図
【図6】本発明の異常陰影候補検出システムの他の実施
形態の構成を示す図
【符号の説明】
10 異常陰影候補検出システム 11 異常陰影候補検出手段 12 画像間対応位置算出手段 13 レイアウト設定手段 14 識別手段 15 画像表示手段 16 レーザープリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 猛 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 4C093 AA26 CA18 CA35 DA06 FF17 FF33 FG07 5B057 AA07 BA03 DA08 DA16 DC16 DC22

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像に基づいて、該画像中の異
    常陰影候補を検出する異常陰影候補検出方法において、 前記被写体の画像として、該被写体に対して互いに異な
    る少なくとも2つの方向から撮影してそれぞれ得られた
    2以上の画像を用い、 前記2以上の画像について各別に前記異常陰影候補の検
    出処理を施し、 前記2以上の画像間の、前記被写体についての各位置の
    対応関係を求め、 前記対応関係に基づいて、前記各画像ごとにそれぞれ検
    出された異常陰影候補のうち、前記被写体についての略
    同一位置において検出された異常陰影候補のみを、確定
    的な異常陰影候補として検出することを特徴とする異常
    陰影候補検出方法。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも2つの方向から撮影して
    それぞれ得られた2以上の画像が、***を側面方向から
    撮影して得られた側面画像と、該***を鉛直方向から撮
    影して得られた正面画像との2つの画像であることを特
    徴とする請求項1記載の異常陰影候補検出方法。
  3. 【請求項3】 前記被写体の略同一位置において検出さ
    れた異常陰影候補が、さらに同一種類の異常陰影候補で
    ある場合のみ、前記確定的な異常陰影候補として検出す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の異常陰影候
    補検出方法。
  4. 【請求項4】 前記2以上の画像からそれぞれ検出され
    た異常陰影候補のうち、前記被写体についての略同一位
    置において、全ての画像から検出された異常陰影候補に
    ついては、その検出確信度を高めることを特徴とする請
    求項1から3のうちいずれか1項に記載の異常陰影候補
    検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のうちいずれか1項に記
    載の異常陰影候補検出方法により検出された前記確定的
    な異常陰影候補を、該確定的な異常陰影候補ではない異
    常陰影候補と識別可能に、画像再生手段により再生する
    ことを特徴とする異常陰影候補再生方法。
  6. 【請求項6】 前記2以上の画像を並べて再生すること
    を特徴とする請求項5記載の異常陰影候補再生方法。
  7. 【請求項7】 前記画像再生手段が、その表示面上に画
    像を表示することにより画像を再生する画像表示手段で
    あることを特徴とする請求項5または6記載の異常陰影
    候補再生方法。
  8. 【請求項8】 被写体の画像に基づいて、該画像中の異
    常陰影候補を検出する異常陰影候補検出手段を有する異
    常陰影候補検出システムにおいて、 前記異常陰影候補検出手段に入力される前記被写体の画
    像が、該被写体に対して互いに異なる少なくとも2つの
    方向から撮影してそれぞれ得られた2以上の画像であ
    り、 前記2以上の画像間の、前記被写体についての各位置の
    対応関係を求める画像間対応位置算出手段をさらに備え
    るとともに、 前記異常陰影候補検出手段が、前記2以上の画像につい
    て各別に検出した異常陰影候補のうち、前記画像間対応
    位置算出手段により求められた前記対応関係に基づい
    て、前記被写体についての略同一位置において検出され
    た異常陰影候補のみを、確定的な異常陰影候補として検
    出するものであることを特徴とする異常陰影候補検出シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも2つの方向から撮影して
    それぞれ得られた2以上の画像が、***を側面方向から
    撮影して得られた側面画像と、該***を鉛直方向から撮
    影して得られた正面画像との2つの画像であることを特
    徴とする請求項8記載の異常陰影候補検出システム。
  10. 【請求項10】 前記異常陰影候検出手段が、前記被写
    体の略同一位置において検出された異常陰影候補がさら
    に同一種類の異常陰影候補である場合のみ、前記確定的
    な異常陰影候補として検出するものであることを特徴と
    する請求項8または9記載の異常陰影候補検出システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記確定的な異常陰影候補を、該確定
    的な異常陰影候補ではない異常陰影候補と識別可能に、
    前記異常陰影候補検出システムが備える画像再生手段に
    より再生させる識別手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項8から10のうちいずれか1項に記載の異常陰
    影候補検出システム。
  12. 【請求項12】 前記2以上の画像を、並べて再生させ
    るレイアウト設定手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項11記載の異常陰影候補検出システム。
  13. 【請求項13】 前記画像再生手段が、その表示面上に
    画像を表示することにより画像を再生する画像表示手段
    であることを特徴とする請求項10または12記載の異
    常陰影候補検出システム。
  14. 【請求項14】 前記異常陰影候補検出手段が、前記2
    以上の画像からそれぞれ検出された異常陰影候補のう
    ち、前記被写体についての略同一位置において、全ての
    画像から検出された異常陰影候補については、その検出
    確信度を高めるものであることを特徴とする請求項8か
    ら13のうちいずれか1項に記載の異常陰影候補検出シ
    ステム。
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