JP2001345184A - エレクトロルミネセンス素子及び表示装置 - Google Patents

エレクトロルミネセンス素子及び表示装置

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JP2001345184A
JP2001345184A JP2000163998A JP2000163998A JP2001345184A JP 2001345184 A JP2001345184 A JP 2001345184A JP 2000163998 A JP2000163998 A JP 2000163998A JP 2000163998 A JP2000163998 A JP 2000163998A JP 2001345184 A JP2001345184 A JP 2001345184A
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light
layer
electrodes
pair
dielectric layer
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JP2000163998A
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Atsuhide Yoshida
厚英 吉田
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NIPPON MENBRANE KK
Shinwa Co Ltd
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NIPPON MENBRANE KK
Shinwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EL素子の両面から光を導出させることがで
きるエレクトロルミネセンス素子及び該表示を行うこと
ができる表示装置を提供する。 【解決手段】 光透過性を有する絶縁性基体2と、前記
絶縁性基体2の一方の面上に所定間隔をもって形成され
た一対の電極3と、前記一対の電極のうち少なくとも一
方の電極上に形成された誘電体層4と、前記誘電体層上
に形成された発光体層5と、前記発光体層上に形成され
た光透過性を有する封止層6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
センス素子(以下、EL素子という)及び表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のEL素子は、一般に図9に示すよ
うな構成となっており、図9に基づいてその構成を説明
する。図9において、21は透明な絶縁シート、22は
絶縁シート21の裏面に形成された透明電極層、23は
透明電極層22上に形成された発光体層である。また、
24、25および26は発光体層23上に順次形成され
た誘電体層、背面電極層および絶縁層である。前記透明
電極層22は酸化インジウム(インジウム錫酸化物)を
主成分とする光透過性導電層(以下、ITOという)に
より構成される。そして、透明電極層22と背面電極層
25間に交流電圧あるいは直流パルス電圧を印加するこ
とにより、EL素子として透明絶縁シート21側へ発光
した光を導出させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のEL
素子においては、上記したようにEL素子として透明絶
縁シート21側へ発光した光を導出させるように構成さ
れていた。即ち、従来のEL素子においては一面側のみ
発光させ、他面側から光を導出させるように構成されい
ていない(背面電極層25、絶縁層26が光透過性を有
しない)ため、従来のEL素子にあっては両面から光を
導出させることができないという技術的課題があった。
また、従来のEL素子においては、前記した積層構造を
有しているが、発光体層が一層であるため、奥行きのあ
る表示、あるいはまた重なり合う表示を行うことができ
ないという技術的課題があった。そのため、従来のEL
素子を用いた表示装置にあっては、いわゆる両面表示、
あるいはまた奥行きのある表示、重なり合う表示を行う
ことは困難であった。
【0004】本発明は前記技術的課題を解決するために
なされたものであり、EL素子の両面から光を導出させ
ることができるエレクトロルミネセンス素子及び該表示
を行うことができる表示装置を提供すること目的とす
る。また、本発明は前記技術的課題を解決するためにな
されたものであり、奥行きのある表示、あるいはまた重
なり合う表示を行うことができるエレクトロルミネセン
ス素子及び該表示を行うことができる表示装置を提供す
ること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を解決す
るためになされた本発明にかかるエレクトロルミネセン
ス素子は、光透過性を有する絶縁性基体と、前記絶縁性
基体の一方の面上に所定間隔をもって形成された一対の
電極と、前記一対の電極のうち少なくとも一方の電極上
に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に形成された
発光体層と、前記発光体層上に形成された光透過性を有
する封止層とを備えていることを特徴としている。
【0006】このように構成されているため、一対の電
極間に、誘電体層および発光体層を介して交流電圧ある
いは直流パルス電圧が生ずると、発光体層はこの発生し
た電圧によって生じる交流電界あるいは直流パルス電界
により励起されて発光し、この発光した光が光透過性を
有する封止層を通過して外部に導出される。このとき、
絶縁性基体は光透過性を有し、かつ封止層も光透過性を
有するため、封止層側から光を導出させるのみならず、
絶縁性基体側からも光を導出させることができ、いわゆ
る両面発光を行うことができる。
【0007】また、従来のEL素子は、ITOと背面電
極との間に交流電圧を印加することで、発光体層におい
て発光した光を、ITOを介して外部に導出している。
これに対して、上記したように、一対の電極を前記絶縁
性基体の一方の面上に形成しているため、透明電極(I
TO)を設けることなく、素子を発光させることができ
る。しかも透明電極(ITO)が設けられていないた
め、湿気によって劣化することがなく、長寿命の発光特
性を有する。また、ITOによる透明電極が設けられて
いないため、安価に得ることができるという効果を奏す
るものである。
【0008】ここで、前記一対の電極上に形成された誘
電体層と、この誘電体層の上に形成された発光体層と
が、1つの前記誘電・発光体層として形成されているこ
とが望ましい。このように、電極上に誘電・発光体層を
形成したものにあっては、EL素子の構造が簡略化する
ことができ、製造工程を簡略化することができる。
【0009】また、前記エレクトロルミネセンス素子を
組み合わせたエレクトロルミネセンス素子において、エ
レクトロルミネセンス素子の一対の電極が形成されてい
ない前記絶縁性基体面同士を貼合わせ、一体化したこと
が望ましい。このように、エレクトロルミネセンス素子
が貼合わせられ一体化し、発光体層が2層形成される。
その結果、一の面から2つの発光体層からの光を認識で
き、また他の面からも2つの発光体層からの光を認識で
きるため、奥行きのある表示、あるいはまた重なり合う
表示を行うことができる。
【0010】また、前記技術的課題を解決するためにな
された本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子は、
光透過性を有する絶縁性基体と、前記絶縁性基体の両面
の夫々の面に所定間隔をもって形成された第1、第2の
一対の電極と、前記絶縁性基体の一面に設けられた第1
の一対の電極のうち少なくとも一方の電極上に形成され
た第1の誘電体層と、前記第1の誘電体層上に形成され
た第1の発光体層と、前記第1の発光体層上に形成され
た光透過性を有する第1の封止層と、前記絶縁性基体の
他面に設けられた第2の一対の電極のうち少なくとも一
方の電極上に形成された第2の誘電体層と、前記第2の
誘電体層上に形成された第2の発光体層と、前記第2の
発光体層上に形成された光透過性を有する第2の封止層
とを備えていることを特徴としている。
【0011】このように構成されているため、第1の一
対の電極間に、第1の誘電体層および第1の発光体層を
介して交流電圧あるいは直流パルス電圧が生ずると、第
1の発光体層はこの発生した電圧によって生じる交流電
界あるいは直流パルス電界により励起されて発光し、こ
の発光した光が光透過性を有する第1、第2の封止層を
通過して外部に導出される。また同様に、第2の一対の
電極間に、第2の誘電体層および第2の発光体層を介し
て交流電圧あるいは直流パルス電圧が生ずると、第2の
発光体層はこの発生した電圧によって生じる交流電界あ
るいは直流パルス電界により励起されて発光し、この発
光した光が光透過性を有する第1、第2の封止層を通過
して外部に導出される。
【0012】このように、第1の封止層側から第1、2
の発光体層からの光を導出させることができ、また第2
の封止層側から第1、2の発光体層からの光を導出させ
ることができる。また、第1の一対の電極、第1の発光
体層等を、第2の一対の電極、第2の発光体層等と異な
る位置、形状に構成することにより、種々の表示を行う
ことができる。
【0013】また、従来のEL素子は、ITOと背面電
極との間に交流電圧を印加することで、発光体層におい
て発光した光を、ITOを介して外部に導出している。
これに対して、上記したように、一対の電極を前記絶縁
性基体の一方の面上に形成しているため、透明電極(I
TO)を設けることなく、素子を発光させることができ
る。しかも透明電極(ITO)が設けられていないた
め、湿気によって劣化することがなく、長寿命の発光特
性を有する。また、ITOによる透明電極が設けられて
いないため、安価に得ることができるという効果を奏す
るものである。
【0014】ここで、前記第1の一対の電極上に形成さ
れた第1の誘電体層とこの第1の誘電体層の上に形成さ
れた第1の発光体層が、1つの前記誘電・発光体層とし
て、または、及び、前記第1の一対の電極上に形成され
た第2の誘電体層とこの第2の誘電体層の上に形成され
た第2の発光体層が、1つの前記誘電・発光体層とし
て、形成されていることが望ましい。このように、電極
上に誘電・発光体層を形成したものにあっては、EL素
子の構造を簡略化することができ、製造工程を簡略化す
ることができる。
【0015】また、第1の封止層あるいは第2の封止層
のいずれか一方を、遮光板に貼合わせ、一体化したこと
が望ましい。このように発光体層が2層形成されるた
め、前記遮光板の反対側からは、夫々の発光体層からの
光を導出させることができ、奥行きのある表示、あるい
はまた重なり合う表示等の1つの発光体層では表示でき
なかった表示を行うことができる。
【0016】前記エレクトロルミネセンス素子を組み合
わせたエレクトロルミネセンス素子において、複数のエ
レクトロルミネセンス素子の封止層同士を貼合わせ、一
体化したことが望ましい。このように、エレクトロルミ
ネセンス素子が貼合わせられ一体化し、発光体層が多層
形成されるため、奥行きのある表示、あるいはまた重な
り合う表示を行うことができる。
【0017】また、前記電極は櫛形状に形成され、一の
櫛形状の電極の間に他の櫛形状の電極が配設されている
ことが望ましく、前記電極の幅と、一対の電極の間隔と
の比(t1 :t2 )が、1:1〜1:50であることが
望ましい。前記電極の幅と、一対の電極の間隔との比
(t1 :t2 )が1:1未満になると、電極の占める割
合が高くなり、電極間を通過する光量が減少し、好まし
くない。一方、前記電極の幅と、一対の電極の間隔との
比(t1 :t2 )が1:50を越えると、所定の誘電量
を得るため高電圧が必要となり、好ましくない。また、
前記光透過性を有する絶縁性基体が、光透過性を有する
絶縁シートであることをことが望ましい。このように、
絶縁シートである場合には、柔軟性を有しているため、
あらゆる用途の表示装置に用いることができる。
【0018】また、上記したエレクトロルミネセンス素
子を用いて表示装置を構成することにより、両面表示、
夫々の面において異なる内容の表示、奥行きのある表
示、重なり合う表示等の1つの発光体層では表示できな
かった表示を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に説明する。図1、図2は本発明によるEL素子の実
施形態を示し、EL素子1において、符号2は、例えば
厚さが約75μmのポリエステルよりなる光透過性を有
する絶縁性基体であって、具体的には光透過性を有する
絶縁シートである。前記絶縁性基体2の材質は光透過性
を有する絶縁性基体であれば良く、例えば、ガラス、ポ
リアミド系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂等を用いるこ
とができる。また、前記絶縁性基体は、硬質なものに限
定されることなく、例えば、ポリエステル、ポリエチレ
ンテレフタレート等の柔軟性を有する絶縁シートであっ
ても良い。
【0020】また、符号3は、絶縁性基体2の一方の面
である上面に形成された銀などよりなる電極である。前
記電極3は、図2に示すように一対の電極3a、3bに
より構成され、所定間隔をもって絶縁性基体2の一面上
に、好ましくは櫛形状に印刷により形成され、一の櫛形
状電極3aの間に他の櫛形状電極3bが配設けされてい
る。また、3c、3dは図示しない発光用電源を電極3
a、3bに印加させるための接続部である。このよう
に、電極3a、3bを絶縁性基体2の一面上に形成され
ているため、前記接続部3c、3dは絶縁性基体の一面
に形成することができる。
【0021】また、前記電極の幅t1 と、一対の電極の
間隔t2 との比(t1 :t2 )が、1:1〜1:50に
形成されている。前記電極の幅t1 と、一対の電極の間
隔t 2 との比(t1 :t2 )が1:1未満になると、電
極の占める割合が高くなり、電極間を通過するする光量
が減少し、好ましくない。一方、前記電極の幅t1 と、
一対の電極の間隔t2 との比(t1 :t2 )が1:50
を越えると、所定の誘電量を得るため高電圧が必要とな
り、好ましくない。したがって前記電極の幅t1 と、一
対の電極の間隔t2 との比(t1 :t2 )が、1:1〜
1:50にあることが望ましい。なお、この図2に示す
電極3a、3bは寸法を拡大して示しており、電極の数
も実際より少なくして図示している。
【0022】符号4は、電極3上に印刷により形成され
た誘電体層であり、一対の電極3a、3bの両方(すな
わち全面)あるいは少なくとも一方にのみ形成する。E
L素子の発光の観点からは、誘電体層4は電極3a、3
bの一方にのみ形成した方がより発光輝度を高めること
ができて有利である。符号5は誘電体層4上に印刷によ
り形成された発光体層すなわちEL層、6は発光体層5
の上面すなわち誘電体層4と反対側の面上に印刷塗布す
ることにより形成された光透過性を有する封止層であっ
て、具体的に例示すれば、アサヒ化研製のCR18樹脂
を封止層として用いることができる。
【0023】かかるEL素子1において、その製造工程
を説明する。まず、光透過性を有する絶縁性基体2を用
意し、この一方の面上に一対の電極3a、3bと接続部
3c,3dを含む電極3を印刷、あるいはエッチング等
により形成する。この時、一対の電極3a、3bは前述
のように所定間隔で、好ましくは櫛形状となるように形
成する。次に、電極3上に誘電体層4を印刷により形成
する。この誘電体層4は前述のように一対の電極3a、
3bの一方あるいは両方に形成する。そして、誘電体層
4上に発光体層5を印刷により形成し、発光体層5の上
面に封止層6を印刷塗布する。
【0024】このように構成されたEL素子1におい
て、電極3の接続部3c、3d間に交流電圧あるいは直
流パルス電圧を印加すると、電極3a(または3b)
と、該電極と所定間隔で隣接する電極3b(または3
a)間に誘電体層4および発光体層5を介して交流電圧
あるいは直流パルス電圧が発生する。発光体層5はこの
発生した電圧によって生じる交流電界あるいは直流パル
ス電界により励起されて発光する。
【0025】この発光した光は、まず封止層6を通過し
て外部に導出される。また、この発光した光は一対の電
極3a、3bの間及び光透過性を有する絶縁性基体2を
通過して外部に導出される(図1の矢印参照)。即ち、
図7(a)に示すように封止層6側に、例えば「A」と
いう文字が表示されるとすると、図7(b)に示すよう
に光透過性を有する絶縁性基体2側に、「A」という文
字が表示され、EL素子1の両面に同一の表示を行うこ
とができる。
【0026】次に、本発明にかかる第2の実施形態につ
いて、図3に基づいて説明する。なお、図3は図1に相
当する図であって、本発明にかかるエレクトロルミネセ
ンス素子の第2の実施形態の断面構造を示す図である。
図3中、図1に示された部材と同一、あるいは相当する
部材は同一符号を付することにより、その説明を省略す
る。
【0027】この第2の実施形態は、第1の実施形態に
おいて別々のものとして形成されていた誘電体層4と発
光体層5とを一体化し、1つの層(誘電・発光体層5
a)として形成した点に特徴がある。第1の実施形態に
かかるEL素子では、誘電体層と発光体層とを別々の層
として形成されているため、製造工程として誘電体層形
成工程と発光体層形成工程とを必要とする。これに対し
て、この実施形態では、1つの層として誘電・発光体層
5aが形成されているため、製造工程を簡略化すること
ができる。即ち、図3に示すように、櫛形電極3上に誘
電・発光体層5aが形成されている。この誘電・発光体
層5aは、一対の電極3a、3bの両方(すなわち全
面)に形成されている。
【0028】この誘電・発光体層5aは、希土類金属の
発光体と絶縁誘導体とが100:1乃至100:50重
量%の割合で配合されている。ここで、前記誘電・発光
体層は希土類金属の発光体と絶縁誘導体とが100:1
乃至100:50重量%の割合で配合されていることが
望ましい。このような割合で、希土類金属の発光体と絶
縁誘導体とが配合されている場合には、発光ムラも少な
く、従来と同様な輝度を得ることができる。このような
割合で、希土類金属の発光体と絶縁誘導体とが配合され
ている場合には、誘電・発光体層5a中の発光体は、こ
の発生した電圧によって生じる交流電界あるいは直流パ
ルス電界により励起されて発光する。
【0029】このEL素子1を製造する場合には、光透
過性を有する絶縁性基体2の一方の面上に一対の櫛形電
極3を印刷、エッチング等により形成した後、櫛形電極
3上に誘電・発光体層5aを印刷により形成する。前記
誘電・発光体層5aは前述のように一対の電極3a、3
bの両方(全面に)に形成する。その後、誘電・発光体
層5a上に封止層6を印刷により形成する。
【0030】このように構成されたEL素子1におい
て、櫛形電極3の接続部3c、3d間に交流電圧あるい
は直流パルス電圧を印加すると、電極3a(または3
b)と、該電極と所定間隔で隣接する電極3b(または
3a)間に誘電・発光体層5aを介して交流電圧あるい
は直流パルス電圧が発生する。この誘電・発光体層5a
の発光体5は、この発生した電圧によって生じる交流電
界あるいは直流パルス電界により励起されて発光する。
【0031】この発光した光は、前記した第1の実施形
態と同様に、まず封止層6を通過して外部に導出され
る。また、この発光した光は一対の電極3a、3bの間
及び光透過性を有する絶縁性基体2を通過して外部に導
出される(図3の矢印参照)。即ち、図7(a)に示す
ように、封止層6側に、例えば「A」という文字が表示
されるとすると、図7(b)に示すように、光透過性を
有する絶縁性基体2側に、「A」という文字が表示さ
れ、EL素子1の両面に同一の表示を行うことができ
る。
【0032】次に、本発明にかかる第3の実施形態につ
いて、図4に基づいて説明する。なお、図4は図1に相
当する図であって、本発明にかかるエレクトロルミネセ
ンス素子の第3の実施形態の断面構造を示す図である。
図4中、図1に示された部材と同一、あるいは相当する
部材は同一符号を付することにより、その説明を省略す
る。この第3の実施形態は、第1の実施形態において別
々のものとして形成されたEL素子1(1a、1b)を
貼合わせ積層した点に特徴がある。即ち、夫々のEL素
子1(1a、1b)の光透過性を有する絶縁性基体2同
志を光透過性を有する接着剤7によって、貼合わせたも
のである。
【0033】このように構成されたEL素子1の一のE
L素子1aにおいて、電極3の接続部3c、3d間に交
流電圧あるいは直流パルス電圧を印加すると、電極3a
(または3b)と、該電極と所定間隔で隣接する電極3
b(または3a)間に誘電体層4および発光体層5を介
して交流電圧あるいは直流パルス電圧が発生する。発光
体層5はこの発生した電圧によって生じる交流電界ある
いは直流パルス電界により励起されて発光する。同様
に、EL素子1の一のEL素子1bにおいて、電極3の
接続部3c、3d間に交流電圧あるいは直流パルス電圧
を印加すると、電極3a(または3b)と、該電極と所
定間隔で隣接する電極3b(または3a)間に誘電体層
4および発光体層5を介して交流電圧あるいは直流パル
ス電圧が発生する。発光体層5はこの発生した電圧によ
って生じる交流電界あるいは直流パルス電界により励起
されて発光する。
【0034】このとき、EL素子1の一のEL素子1a
において、図8(a)に示すように例えば「A」という
文字が表示され、一のEL素子1bにおいて、図8
(b)に示すように例えば「B」という文字が表示され
たとすると、EL素子1aの封止層6側にあっては、
「A」という文字と、光透過性を有する絶縁性基体を通
過した「B」という文字が表示される。一方、EL素子
1bの封止層6側にあっては、「B」という文字と、光
透過性を有する絶縁性基体を通過した「A」という文字
が表示される。即ち、両方のEL素子を発光させると図
8(c)に示すように、EL素子1の両面において「A
B」という文字が表示される。このとき「A」「B」は
異なるEL素子によって形成されるため、看者にとっ
て、奥行きのある表示として認識される。また、いずれ
か一方のEL素子を発光させることにより、異なった内
容の表示とすることができる。
【0035】なお、この第3の実施形態にあっても、第
2の実施形態の場合と同様、別々のものとして形成され
ていた誘電体層4と発光体層5とを一体化し、1つの層
(誘電・発光体層5a)として形成しても良い。
【0036】次に、本発明にかかる第4の実施形態につ
いて、図5に基づいて説明する。なお、図5は図1に相
当する図であって、本発明にかかるエレクトロルミネセ
ンス素子の第4の実施形態の断面構造を示す図である。
この第4の実施形態は、別々のものとして形成されてい
たEL素子1a、1bを貼合わせ積層した第3の実施形
態と異なり、前記絶縁性基体12の両面の夫々の面に所
定間隔をもって形成された第1、第2の一対の電極13
a、13b、14a、14bを形成し、両面に発光体層
17、18を形成した点に特徴がある。
【0037】即ち、この第4の実施形態は、光透過性を
有する絶縁性基体12と、前記絶縁性基体の両面の夫々
の面に所定間隔をもって形成された第1、第2の一対の
電極13a、13b、14a、14bと、前記絶縁性基
体12の一面に設けられた第1の一対の電極13a、1
3bのうち少なくとも一方の電極上に形成された第1の
誘電体層15と、前記第1の誘電体層15上に形成され
た第1の発光体層17と、前記第1の発光体層17上に
形成された光透過性を有する第1の封止層19と、前記
絶縁性基体12の他面に設けられた第2の一対の電極1
4a、14bのうち少なくとも一方の電極上に形成され
た第2の誘電体層16と、前記第2の誘電体層16上に
形成された第2の発光体層18と、前記第2の発光体層
18上に形成された光透過性を有する第2の封止層20
とを備えている。なお、第1、2の一対の電極、第1、
2の誘電体層、第1、2の発光体層、第1、2の封止層
は、前記した第1、3の実施形態に示した一対の電極、
誘電体層、発光体層、封止層と同じ構成を備えている。
【0038】このように第4の実施形態では、絶縁性基
体12の両面に発光体層を形成し、両面を発光するよう
に構成したため、第3の実施形態と同様な作用、動作が
行われる。また、第4の実施形態にあっては、第3の実
施形態のようにEL素子1の光透過性を有する絶縁性基
体2同志を光透過性を有する接着剤7によって貼合わせ
る必要がなく、容易にかつ安価に製造することができ
る。なお、この第3の実施形態にあっても、第2の実施
形態の場合と同様、別々のものとして形成されていた誘
電体層4と発光体層5とを一体化し、1つの層(誘電・
発光体層5a)として形成しても良い。
【0039】また、図6に示すように、第4の実施形態
の一の封止層に遮光板11を取りつけても良い。このよ
うに構成することによって、この第1の発光体層17か
らの光は、光透過性を有する封止層19を通過して外部
に導出される。また、第2の発光体層18からの光は一
対の電極14a、14b、13a、13bの間及び光透
過性を有する絶縁性基体12、封止層19等を通過して
外部に導出される。即ち、図8(a)に示すように、封
止層6側に、第1の発光体層17からの光によって、例
えば「A」という文字が表示され、図8(b)に示すよ
うに、第2の発光体層18からの光によって、例えば
「B」という文字が表示されると、封止層19側には、
重なり合った「AB」の表示を行うことができる。ま
た、このとき「A」は「B」よりも手前に発光するた
め、奥行きのある表示とすることができる。
【0040】上記したエレクトロルミネセンス素子を用
いて表示装置を構成することにより、両面表示、夫々の
面において異なる内容の表示、奥行きのある表示、重な
り合う表示等の1つの発光体層では表示できなかった表
示を行うことができる。
【0041】上記実施形態で態を示す図で「B」という
文字をもちた表示の場合について説明したが、数字、図
形、人物、動物、風景等あらゆるものの表示を行うこと
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかるEL素子
によれば、EL素子の両面から光を導出させることがで
きる。また、奥行きのある表示、あるいはまた重なり合
う表示を行うことができる。また、本発明にかかる表示
装置によれば、両面表示、夫々の面において異なる内容
の表示、奥行きのある表示、重なり合う表示等の1つの
発光体層では表示できなかった表示を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
第1の実施形態の断面構造を示す図である。
【図2】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
電極の構成例を示す図である。
【図3】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
第2の実施形態の断面構造を示す図である。
【図4】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
第3の実施形態の断面構造を示す図である。
【図5】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
第4の実施形態の断面構造を示す図である。
【図6】図5に示した第4の実施形態の変形例を示す図
である。
【図7】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
第1の実施形態にかかる表示状態を示す図である。
【図8】本発明にかかるエレクトロルミネセンス素子の
第2〜4実施形態にかかる表示状ある。
【図9】従来のエレクトロルミネセンス素子の断面構造
を示す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b EL素子 2、 絶縁性基体 3、3a、3b 電極 3c、3d 接続部 4 誘電体層 5 発光体層(EL層) 5a 誘電・発光体層 6 封止層 11 遮光板 12 絶縁性基体 13a、13b 第1の電極 14a、14b 第2の電極 15 第1の誘電体層 16 第2の誘電体層 17 第1の発光体層(EL層) 18 第2の発光体層(EL層) 19 第1の封止層 20 第2の封止層 21 絶縁シート 22 透明電極層 23 発光体層 24 誘電体層 25 背面電極層 26 絶縁層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性を有する絶縁性基体と、前記絶
    縁性基体の一方の面上に所定間隔をもって形成された一
    対の電極と、前記一対の電極のうち少なくとも一方の電
    極上に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に形成さ
    れた発光体層と、前記発光体層上に形成された光透過性
    を有する封止層とを備えていることを特徴とするエレク
    トロルミネセンス素子。
  2. 【請求項2】 前記一対の電極上に形成された誘電体層
    と、この誘電体層の上に形成された発光体層とが、1つ
    の前記誘電・発光体層として形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載されたエレクトロルミネセンス素
    子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載されたエ
    レクトロルミネセンス素子を組み合わせたエレクトロル
    ミネセンス素子において、エレクトロルミネセンス素子
    の一対の電極が形成されていない前記絶縁性基体面同士
    を貼合わせ、一体化したことを特徴とするエレクトロル
    ミネセンス素子。
  4. 【請求項4】 光透過性を有する絶縁性基体と、前記絶
    縁性基体の両面の夫々の面に所定間隔をもって形成され
    た第1、第2の一対の電極と、前記絶縁性基体の一面に
    設けられた第1の一対の電極のうち少なくとも一方の電
    極上に形成された第1の誘電体層と、前記第1の誘電体
    層上に形成された第1の発光体層と、前記第1の発光体
    層上に形成された光透過性を有する第1の封止層と、前
    記絶縁性基体の他面に設けられた第2の一対の電極のう
    ち少なくとも一方の電極上に形成された第2の誘電体層
    と、前記第2の誘電体層上に形成された第2の発光体層
    と、前記第2の発光体層上に形成された光透過性を有す
    る第2の封止層とを備えていることを特徴とするエレク
    トロルミネセンス素子。
  5. 【請求項5】 前記一対の電極上に形成された第1の誘
    電体層とこの第1の誘電体層の上に形成された第1の発
    光体層が、1つの前記誘電・発光体層として、または、
    及び、前記一対の電極上に形成された第2の誘電体層と
    この第2の誘電体層の上に形成された第2の発光体層
    が、1つの前記誘電・発光体層として、形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載されたエレクトロルミ
    ネセンス素子。
  6. 【請求項6】 前記第1の封止層あるいは第2の封止層
    のいずれか一方を、遮光板に貼合わせ、一体化したこと
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載されたエレ
    クトロルミネセンス素子。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項5に記載されたエ
    レクトロルミネセンス素子を組み合わせたエレクトロル
    ミネセンス素子において、複数のエレクトロルミネセン
    ス素子の封止層同士を貼合わせ、一体化したことを特徴
    とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載されたエ
    レクトロルミネセンス素子。
  8. 【請求項8】 前記電極は櫛形状に形成され、一の櫛形
    状の電極の間に他の櫛形状の電極が配設されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載さ
    れたエレクトロルミネセンス素子。
  9. 【請求項9】 前記電極の幅と、一対の電極の間隔との
    比(t1 :t2 )が、1:1〜1:50であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された
    エレクトロルミネセンス素子。
  10. 【請求項10】 前記光透過性を有する絶縁性基体が、
    光透過性を有する絶縁シートであることをことを特徴と
    する請求項1乃至請求項9のいずれかに記載されたエレ
    クトロルミネセンス素子。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載されたエレクトロルミネセンス素子が用いられてい
    ることを特徴とする表示装置。
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