JP2001344795A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2001344795A JP2000156986A JP2000156986A JP2001344795A JP 2001344795 A JP2001344795 A JP 2001344795A JP 2000156986 A JP2000156986 A JP 2000156986A JP 2000156986 A JP2000156986 A JP 2000156986A JP 2001344795 A JP2001344795 A JP 2001344795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減し、複雑な調整を不要とし、
複数の波長のレーザ光レベルのモニタを、フレア光の発
生を抑制して、高精度に行うことが可能な光ピックアッ
プ装置を提供する。 【解決手段】 モニタ受光素子7mを受光素子7に一体
化することにより、部品点数を削減し構成と調整作業の
簡易化とが可能になると共に、ホログラム素子3の面上
で反射型回折素子10bを、レーザダイオード1からの
波長が635nmまたは650nmのレーザ光の出射パ
ターンが当たらない位置に配設し、反射型回折素子10
aを、レーザダイオード2からの波長が780nmのレ
ーザ光の出射パターンが当たらない位置に配設すること
により、フレアの発生を抑制して、レーザダイオード
1、2のレーザ光のレベルを高精度で検出することによ
り、光記録媒体6に対して高品質の記録・再生動作を行
うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる波長のレー
ザ光を選択使用することにより、異なる種類の光記録媒
体に対する記録・再生動作を行う光ピックアップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ装置では、レーザダイオ
ードからのレーザ光を、例えばホログラム素子を介して
光記録媒体の信号記録面に照射し、信号記録面からの反
射光を、ホログラム素子を介して受光素子で受光するこ
とにより、DVDやCDなどの光記録媒体に対する記録
・再生動作を行っている。この場合、光記録媒体に対し
て、安定した記録・再生動作を行わせるためには、レー
ザダイオードのレーザ光の信号レベルをモニタして、レ
ーザ光が最適レベルになるように制御を行う必要があ
る。このために、従来から図9に示すように、光ピック
アップの光路の途中に、モニタ受光素子8を配置し、こ
の受光素子8によってレーザダイオード1が出射するレ
ーザ光の信号レベルを検出し、検出値に基づいてレーザ
光が最適レベルになるように制御が行われている。な
お、符号3はホログラム素子、符号4はコリメートレン
ズである。しかし、この方式では、信号検出用の受光素
子とは別にモニタ受光素子8を配置する必要があり、限
られたスペースにモニタ受光素子8を取り付ける作業が
煩雑になり、取り付け位置のずれでモニタ受光素子8の
受光量が大きく変化するという問題がある。
【0003】この問題を解決するために、図10に示す
ように、ホログラム素子3に反射ホログラム9を設け、
この反射ホログラム9によって、レーザダイオード1か
らのレーザ光を反射回折させて受光素子7により受光さ
せることにより、レーザダイオード1からのレーザ光の
レベルを検出する方式が採用されている。この方式で
は、信号検出用の受光素子とモニタ受光素子とが兼用で
き、部品点数が削減されると共に、受光素子の調整も簡
単になる。この場合、レーザダイオード1とレーザダイ
オード2とからの波長の異なるレーザ光(波長635n
mまたは650nmと、波長780nm)を使用する場
合には、図11(a)に示すように、ホログラム素子3
を、レーザダイオード1からの635nmまたは650
nmのレーザ光と、レーザダイオード2からの780n
mのレーザ光とが通過するので、635nmまたは65
0nmのレーザ光を反射する反射型回折素子10aと、
780nmのレーザ光を反射する反射型回折素子10b
とが設けられる。そして、反射型回折素子10aからの
反射光と、反射型回折素子10bからの反射光との何れ
かを、受光素子7に設けられているモニタ受光素子7m
に導いて受光させ、レーザダイオード1、2からのレー
ザ光の信号レベルをそれぞれモニタすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の異なる波長のレ
ーザ光の信号レベルのモニタを行う方式の場合には、レ
ーザダイオード1、2の間隔が離れていると、コリメー
トレンズ4から出射されるレーザ光は、斜め方向に進行
し対物レンズに斜めにレーザ光が入射することになり、
光記録媒体上に形成されるスポットに収差が生じる。こ
のために、レーザダイオード1、2の間隔をあまり離す
ことはできなくなり、図11(a)に示すように、ホロ
グラム素子3の面では、レーザダイオード1、2からの
出射パターンには、互いに重なり合う部分が生じる。従
って、例えばレーザダイオード1を発光させると、63
5nmまたは650nmのレーザ光が発せられるが、こ
のレーザ光は、同図(b)に示すように、反射型回折素
子10aのみでなく、反射型回折素子10bにも入射す
ることになる。なお、符号25aは回折素子10aから
の回折光、符号25bは回折素子10bからの回折光で
ある。
【0005】この場合、反射型回折素子10aからの反
射光は、図11(c)に示すように、モニタ受光素子7
mに小さいスポット26aを形成して集束し、レーザダ
イオード1からのレーザ光の信号レベルの検出が可能に
なるが、反射型回折素子10bからの反射光は、受光素
子7の集光点前に大きなスポット26bとなり、モニタ
受光素子7m以外の受光素子27に入射しフレアが発生
して、レーザダイオード1からのレーザ光の信号レベル
検出の精度を低下させてしまうおそれがある。
【0006】本発明は、前述したような光ピックアップ
装置におけるレーザ光の信号レベルモニタの現状に鑑み
てなされたものであり、その目的は、部品点数を削減
し、複雑な調整が不要で、複数の波長のレーザ光レベル
のモニタを、フレア光の発生を抑制して、高精度に行う
ことが可能な光ピックアップ装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、波長の異なるレーザ光をそ
れぞれ出射する複数のレーザダイオードと一個の受光素
子とを備え、前記レーザダイオードからのレーザ光を、
回折型光学手段を介して光記録媒体の信号記録面に照射
し、前記信号記録面からの反射光を、前記回折型光学手
段を介して前記受光素子で受光することにより、前記光
記録媒体に対する記録・再生動作を行う光ピックアップ
装置において、前記回折型光学手段には、前記複数のレ
ーザダイオードからのレーザ光の内で、対応する波長の
レーザ光を、それぞれ反射して前記受光素子に入射する
ことにより、該レーザ光のモニタを行う複数の反射型回
折素子が設けられ、これらの反射型回折素子は、抑制設
定手段によって、対応する波長のレーザ光以外のレーザ
光に対しては反射抑制状態に設定されていることを特徴
とするものである。
【0008】このような手段によると、レーザダイオー
ドからのレーザ光が、回折型光学手段を介して光記録媒
体の信号記録面に照射され、信号記録面からの反射光
が、回折型光学手段を介して受光素子で受光され、光記
録媒体に対する記録・再生動作が行われるが、回折型光
学手段には、複数のレーザダイオードからのレーザ光の
内で、対応する波長のレーザ光を、それぞれ反射して受
光素子に入射することにより、該レーザ光のモニタを行
う複数の反射型回折素子が設けられており、これらの反
射型回折素子は、抑制設定手段によって、対応する波長
のレーザ光以外のレーザ光に対しては反射抑制状態に設
定されており、一つの受光素子で複数の波長のレーザ光
のモニタが行われ、反射型回折素子は対応する波長以外
のレーザ光には、反射抑制状態に設定され、フレア光の
発生を抑えてレーザ光の信号レベルの安定で高精度のモ
ニタが行われる。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複
数の反射型回折素子は、前記抑制設定手段によって、そ
れぞれ対応する波長のレーザ光のみを回折する位置に配
設されていることを特徴とするものである。
【0010】このような手段によると、複数の反射型回
折素子が、それぞれ対応する波長のレーザ光のみを回折
する位置に配設されて、請求項1記載の発明での作用が
実行される。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複
数の反射型回折素子は、前記抑制設定手段によって、そ
れぞれ対応する波長のレーザ光の回折効率のみが高めら
れていることを特徴とするものである。
【0012】このような手段によると、複数の反射型回
折素子は、それぞれ対応する波長のレーザ光の回折効率
が高められて、請求項1記載の発明での作用が実行され
る。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複
数の反射型回折素子は、前記抑制設定手段によって、そ
れぞれ対応する波長のレーザ光のみが回折するように、
コーティングが施されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】このような手段によると、複数の反射型回
折素子は、それぞれ対応する波長のレーザ光のみが回折
するようなコーティングが施されて、請求項1記載の発
明での作用が実行される。
【0015】同様に前記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項1記載の光ピックアップ装置に
おいて、前記回折型光学手段の前記記録媒体側の面に、
前記複数の反射型回折素子が設けられ、前記回折型光学
手段の前記複数のレーザダイオード側の面に、前記反射
型回折素子にそれぞれ対応する波長のレーザ光のみを透
過させるコーティングが施されていることを特徴とする
ものである。
【0016】このような手段によると、複数の反射型回
折素子に対して、それぞれ対応する波長のレーザ光のみ
が回折するようなコーティングが、反射型回折素子とは
別の面に施されて、請求項1記載の発明での作用が実行
される。
【0017】同様に前記目的を達成するために、請求項
6記載の発明は、波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射
する複数のレーザダイオードと一個の受光素子とを備
え、前記レーザダイオードからのレーザ光を、回折型光
学手段を介して光記録媒体の信号記録面に照射し、前記
信号記録面からの反射光を、前記回折型光学手段を介し
て前記受光素子で受光することにより、前記光記録媒体
に対する記録・再生動作を行う光ピックアップ装置にお
いて、前記回折型光学手段には、前記複数のレーザ光の
波長に共通な中間波長のレーザ光を反射して、前記受光
素子の中心位置に入射することにより、該レーザ光のモ
ニタを行う反射型回折素子が設けられていることを特徴
とするものである。
【0018】このような手段によると、波長の異なるレ
ーザ光をそれぞれ出射する複数のレーザダイオードから
のレーザ光が、回折型光学手段を介して光記録媒体の信
号記録面に照射され、信号記録面からの反射光が、回折
型光学手段を介して一個の受光素子で受光され、光記録
媒体に対する記録・再生動作が行われるが、回折型光学
手段には、複数のレーザ光の波長に共通な中間波長のレ
ーザ光を反射して、受光素子の中心位置に入射すること
により、該レーザ光のモニタを行う反射型回折素子が設
けられており、反射型回折素子の数を一個にして装置の
製造が簡易化、低コスト化される。
【0019】同様に前記目的を達成するために、請求項
7記載の発明は、波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射
する複数のレーザダイオードと一個の受光素子とを備
え、前記レーザダイオードからのレーザ光を、回折型光
学手段を介して光記録媒体の信号記録面に照射し、前記
信号記録面からの反射光を、前記回折型光学手段を介し
て前記受光素子で受光することにより、前記光記録媒体
に対する記録・再生動作を行う光ピックアップ装置にお
いて、前記回折型光学手段は、入射光の偏光方向に依存
する回折効率を有し、光記録媒体側の面に複数の波長に
それぞれ対応する反射型回折素子を備え、前記反射型回
折素子での反射光が、対応する波長に対して高い回折効
率を有する偏光回折素子であることを特徴とするもので
ある。
【0020】このような手段によると、回折型光学手段
が入射光の偏光方向に依存する回折効率を有し、光記録
媒体側の面に設けられ、複数の波長にそれぞれ対応する
反射型回折素子での反射光が、偏光回折素子が対応する
波長に高い回折効率を有し、モニタ検出機能を有してい
て、1種類のホログラムで構成され製造工程が簡易化さ
れる。
【0021】同様に前記目的を達成するために、請求項
8記載の発明は、請求項7記載の光ピックアップ装置に
抑制設定手段が設けられ、前記反射型回折素子は、前記
抑制設定手段によって、対応する波長のレーザ光以外の
レーザ光に対して反射抑制状態に設定されていることを
特徴とするものである。
【0022】このような手段によると、反射型回折素子
に対して、対応する波長のレーザ光以外のレーザ光が反
射抑制状態に設定されフレアが大幅に低減される。
【0023】同様に前記目的を達成するために、請求項
9記載の発明は、請求項7または請求項8記載の発明に
おいて、前記偏光回折素子が有機系高分子膜で形成され
ていることを特徴とするものである。
【0024】このような手段によると、偏光回折素子を
有機系高分子膜で形成することにより、ピッチの小さい
格子が作成され、収差の少ない高品質の回折スポットが
形成される。
【0025】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を、図1及び図2を参照して説明する。
図1は本実施の形態の全体構成を示す説明図、図2は本
実施の形態の出射レーザ光パターンと反射型回折素子と
の関係を示す説明図である。
【0026】本実施の形態には、図1に示すように、波
長が635nmもしくは650nmのレーザ光を出射す
るレーザダイオード1と、波長が780nmのレーザ光
を出射するレーザダイオード2とが設けられ、レーザダ
イオード1またはレーザダイオード2から出射されるレ
ーザ光は、レーザダイオード1、2の後段に配設された
ホログラム素子3を透過し、ホログラム素子3の後段に
配設されたコリメートレンズ4に入射する。レーザダイ
オード1またはレーザダイオード2からのレーザ光は、
コリメートレンズ4で平行光に変換され、コリメートレ
ンズ4の後段に配設された対物レンズ5によって収束さ
れ、対物レンズ5の後段に配設される光記録媒体6の信
号記録面6aに合焦状態で入射される。記録動作時に
は、この状態で光記録媒体6の信号記録面6aに対して
情報の記録が行われる。
【0027】また、信号記録面6aで反射される波長が
635nmもしくは650nmの反射レーザ光、また
は、波長が780nmの反射レーザ光は、対物レンズ5
を通過して平行光に変換され、コリメートレンズ4を通
過することにより、収束状態でホログラム素子3に入射
し、ホログラム素子3で回折されて受光素子7に入射
し、信号記録面6aの記録情報が検出されて再生動作が
行われる。
【0028】本実施の形態では、図1に示すように、波
長が635nmまたは650nmのレーザ光を反射する
反射型回折素子10aと、波長が780nmのレーザ光
を反射する反射型回折素子10bとが、ホログラム素子
3のレーザダイオード1、2側の面に形成配設されてい
る。そして、反射型回折素子10a、10bのホログラ
ム素子3の面での配設位置については、反射型回折素子
10bは、図2(a)に示すように、レーザダイオード
1からの波長が635nmまたは650nmのレーザ光
の出射パターン12aが照射されない位置に、反射型回
折素子10aは、同図(b)に示すように、レーザダイ
オード2からの波長が780nmのレーザ光の出射パタ
ーン12bが照射されない位置にそれぞれ配設されてい
る。
【0029】このような構成の本実施の形態では、レー
ザダイオード1から出射される波長が635nmまたは
650nmのレーザ光の信号レベルのモニタ動作時に
は、レーザダイオード1からの出射パターン12aは、
反射型回折素子10aのみに照射され、反射型回折素子
10bに照射されることはない。このために、反射型回
折素子10aで反射された波長が635nmまたは65
0nmのレーザのみが、受光素子7のモニタ受光素子7
mに収束された小スポット状態で入射し、この入射光が
受光素子7のモニタ受光素子7m以外の信号検出用の受
光素子に入射することはなく、フレアの発生は大幅に抑
制される。同様にして、レーザダイオード2から出射さ
れる波長が780nmのレーザ光の信号レベルのモニタ
動作時には、レーザダイオード2からの出射パターン1
2bは、反射型回折素子10bのみに照射され、反射型
回折素子10aに照射されることはない。このために、
反射型回折素子10bで反射された波長が780nmの
レーザのみが、受光素子7のモニタ受光素子7mに収束
された小スポット状態で入射し、この入射光が受光素子
7のモニタ受光素子7m以外の信号検出用の受光素子に
入射することはなく、フレアの発生は大幅に抑制され
る。
【0030】このようにして、本実施の形態によると、
モニタ受光素子7mを受光素子7に一体化することによ
り、部品点数を削減し構成と調整作業を簡易化すること
が可能になる。同時に、ホログラム素子3の面上で反射
型回折素子10bを、レーザダイオード1からの波長が
635nmまたは650nmのレーザ光の出射パターン
12aが照射されない位置に配設し、反射型回折素子1
0aを、レーザダイオード2からの波長が780nmの
レーザ光の出射パターン12bが照射されない位置に配
設することにより、フレアの発生を抑制して、レーザダ
イオード1、2のレーザ光のレベルを高精度で検出する
ことにより、光記録媒体6に対して高品質の記録・再生
動作を行うことが可能になる。、
【0031】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を図3を参照して説明する。図3は本実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
【0032】すでに説明した第1の実施の形態では、ホ
ログラム素子3の面上で反射型回折素子10bを、レー
ザダイオード1からの波長が635nmまたは650n
mのレーザ光の出射パターン12aが照射されない位置
に配設し、反射型回折素子10aを、レーザダイオード
2からの波長が780nmのレーザ光の出射パターン1
2bが照射されない位置に配設しているが、この場合配
置できるスペースは一般に狭くなってしまう。このため
に、モニタ受光素子7mでのモニタ検出の強度が十分に
得られない場合がある。
【0033】この問題を解決するために、本実施の形態
では、反射型回折素子10a、10bの格子深さをそれ
ぞれ選択して、レーザ光の対応する波長での回折効率を
高めることにより、対応する波長以外の波長のレーザ光
の照射をある程度許容して、対応する波長のレーザ光の
入射光量が十分得られる位置に、反射型回折素子10
a、10bが配置されている。本実施の形態のその他の
部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態と同一
なので、重複する説明は行わない。
【0034】一般に、回折格子の格子深さと回折効率と
の間には、図3に示すように、それぞれの波長に対応し
て、最大回折効率が得られる格子深さを中心として、な
だらかな山型特性が認められる。図3で実線で示す特性
曲線は、波長が650nmのレーザ光を反射する反射型
回折素子10aの格子深さと回折効率との関係を示し、
破線で示す特性曲線は、波長が780nmのレーザ光を
反射する反射型回折素子10bの格子深さと回折効率と
の関係を示すものである。本実施の形態では、図3の特
性に基づいて、反射型回折素子10aの格子深さを、波
長が650nmのレーザ光を高効率で回折するt1に設
定することにより、波長が780nmのレーザ光の回折
効率は十分に低効率に設定される。
【0035】このために、反射型回折素子10aを、波
長が650nmのレーザ光が十分な光量で照射される位
置に配置することにより、波長が780nmのレーザ光
が照射されても、その回折効率は十分に小さく設定さ
れ、フレアの発生を十分に抑制することが可能になる。
同様に、反射型回折素子10bを、波長が780nmの
レーザ光が十分な光量で照射される位置に配置すること
により、波長が650nmのレーザ光が照射されても、
その回折効率は十分に小さく設定され、フレアの発生を
十分に抑制することが可能になる。
【0036】このように、本実施の形態によると、モニ
タ受光素子7mを受光素子7に一体化することにより、
部品点数を削減し構成と調整作業を簡易化することが可
能になる。同時に、反射型回折素子10aの格子深さ
を、波長が650nmのレーザ光を高効率で回折するt
1に設定して、波長が780nmのレーザ光の回折効率
を十分に低効率に設定し、反射型回折素子10bの格子
深さを、波長が780nmのレーザ光を高効率で回折す
るt2に設定して、波長が650nmのレーザ光の回折
効率を十分に低効率に設定することにより、反射型回折
素子10a、10bを、対応する波長のレーザ光を高強
度で反射して、モニタ受光素子7mで高S/N状態で受
光し、対応する波長以外の波長のレーザ光によるフレア
の発生を十分に抑えて、光記録媒体6に対して高品質の
記録・再生動作を行うことが可能になる。
【0037】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態を、図4を参照して説明する。図4は本実施の形
態の要部の構成を示す説明図である。
【0038】前述の第2の実施の形態では、反射型回折
素子10a、10bの格子深さを選択して、対応するレ
ーザ光の波長に対する回折効率を高め、該波長以外の波
長のレーザ光に対する回折効率を低下させているが、回
折効率を0にすることはできず、微弱強度ながらフレア
は残っている。これに対して、本実施の形態では、図4
(a)、(b)に示すように、反射型回折素子10aの
表面に、波長が635nmまたは650nmのレーザ光
は反射し、波長が780nmのレーザ光を透過する波長
選択膜13aがコーティングされ、反射型回折素子10
bの表面に、波長が780nmのレーザ光は反射し、波
長が635nmまたは650nmのレーザ光を透過する
波長選択膜13bがコーティングされている。本実施の
形態のその他の部分の構成は、すでに説明した第2の実
施の形態と同一なので重複する説明は行わない。
【0039】本実施の形態では、反射型回折素子10a
に照射される波長が635nmまたは650nmのレー
ザ光は、反射型回折素子10aで反射され、反射型回折
素子10aに照射される波長が780nmのレーザ光
は、反射型回折素子10aを透過する。また、反射型回
折素子10bに照射される波長が780nmのレーザ光
は、反射型回折素子10bで反射され、反射型回折素子
10bに照射される波長が635nmまたは650nm
のレーザ光は、反射型回折素子10bを透過する。この
ために、モニタ受光素子7mには、波長が635nmま
たは650nmのレーザ光か、波長が780nmのレー
ザ光の何れかのみが選択されて入射されフレアの発生は
完全に防止される。
【0040】このように、本実施の形態によると、モニ
タ受光素子7mを受光素子7に一体化することにより、
部品点数を削減し構成と調整作業を簡易化することが可
能になる。同時に、反射型回折素子10aの表面に、波
長が635nmまたは650nmのレーザ光は反射し、
波長が780nmのレーザ光を透過する波長選択膜13
aをコーティングし、反射型回折素子10bの表面に、
波長が780nmのレーザ光は反射し、波長が635n
mまたは650nmのレーザ光を透過する波長選択膜1
3bをコーティングすることにより、フレアの発生を防
止して、光記録媒体6に対して高品質の記録・再生動作
を行うことが可能になる。
【0041】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
の形態を図5を参照して説明する。図5は本実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
【0042】前述の第3の実施の形態では、反射型回折
素子10a、10bの表面に、波長選択膜13a、13
bがそれぞれコーティグされているが、反射型回折素子
10a、10bは、場合によっては格子ピッチが1μm
程度の小さな周期になることがあり、このような微小加
工面には、多層膜で構成される波長選択膜13a、13
bがコーティングされにくくなったり、表面が多層膜で
埋まってしまうことがある。この問題を解決するため
に、本実施の形態では、図5(a)、(b)に示すよう
に、ホログラム素子3のレーザダイオード1、2側の面
に、波長が635nmまたは650nmのレーザ光を透
過し、波長が780nmのレーザ光を反射する波長選択
膜15aと、波長が780nmのレーザ光を透過し、波
長が635nmまたは650nmのレーザ光を反射する
波長選択膜15bとがコーティングされ、ホログラム素
子3のコリメートレンズ側の面において、波長選択膜1
5aに対向して、波長が635nmまたは650nmの
レーザ光の反射型回折素子10aが、波長選択膜15b
に対向して、波長が780nmのレーザ光の反射型回折
素子10bがそれぞれ設けられている。本実施の形態の
その他の部分の構成は、すでに説明した第3の実施の形
態と同一なので、重複する説明は省略する。
【0043】本実施の形態では波長が635nmまたは
650nmのレーザ光は、波長選択膜15aを透過し、
反射型回折素子10aで反射されて、再び波長選択膜1
5aを透過してモニタ受光素子7mに入射し、波長が6
35nmまたは650nmのレーザ光の信号レベルが、
フレアの発生を抑制してモニタされる。同様にして、波
長が780nmのレーザ光は、波長選択膜15bを透過
し、反射型回折素子10bで反射されて、再び波長選択
膜15bを透過してモニタ受光素子7mに入射し、波長
が780nmのレーザ光の信号レベルが、フレアの発生
を抑制してモニタされる。この場合、すでに第2の実施
の形態で説明したように、反射型回折素子10a、10
bの回折格子の格子深さを、それぞれ対応するレーザ光
の波長で回折効率が高くなり、それ以外の波長のレーザ
光で回折効率が低下するように選択すると、フレアの発
生をさらに抑制することが可能になる。
【0044】本実施の形態において、異なる特性の多層
膜よりなる波長選択膜15a、15bを、近接して形成
することが膜作成上難しい場合には、図5(b)に示す
ように、レーザ光の出射パターン12a、12bの上端
と下端に対応して、波長選択膜15a、15bを互いに
離して形成することもできる。
【0045】このようにして、本実施の形態によると、
モニタ受光素子7mを受光素子7に一体化することによ
り、部品点数を削減し構成と調整作業を簡易化すること
が可能になる。同時に、波長選択膜15a、15bと、
反射型回折素子10a、10bとを、ホログラム素子3
の互いに対向する面に設けることにより、格子ピッチの
小さい反射型回折素子10a、10bに対して、精度よ
く波長選択膜15a、15bを作成することが可能にな
り、フレアの発生を防止して、光記録媒体6に対して高
品質の記録・再生動作を行うことが可能になる。
【0046】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
の形態を図6を参照して説明する。図6は本実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
【0047】本実施の形態では、以上の実施の形態にお
ける回折反射素子10a、10bに代えて、波長が63
5nmまたは650nmのレーザ光と、波長が780n
mのレーザ光の波長帯域のほぼ中間波長の710nmの
レーザ光を反射回折する一個の反射型回折素子16が、
ホログラム素子3に設けられている。本実施の形態のそ
の他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態
と同一なので、重複する説明は行わない。
【0048】本実施の形態では、図6(a)に示すよう
に、波長が710nmのレーザ光は、モニタ受光素子7
mの中心位置に小径のスポット17aとして集光する
が、波長が650nmのレーザ光は、同図(b)に示す
ように、広径のスポット17bとして、モニタ受光素子
7mの一端近傍に集光され、波長が780nmのレーザ
光は、同図(c)に示すように、広径のスポット17c
として、モニタ受光素子7mの他端近傍に集光される。
この場合、モニタ受光素子7mの面積を大きくしておく
と、70nm程度の色集収差による影響には、十分に対
応してレーザ光の信号レベルのモニタを行うことが可能
である。
【0049】このように、本実施の形態によると、モニ
タ受光素子7mを受光素子7に一体化し、一個の反射型
回折素子16で構成することにより、部品点数を削減し
構成と調整作業を簡易化することが可能になると共に、
波長が635nmまたは650nmのレーザ光と、波長
が780nmのレーザ光の波長帯域のほぼ中間波長の7
10nmのレーザ光を使用することにより、フレアの発
生はなく波長選択膜の形成も不要となり、光記録媒体6
に対して高品質の記録・再生動作を行うことが可能にな
る。
【0050】[第6の実施の形態]本発明の第6の実施
の形態を図7を参照して説明する。図7は本実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
【0051】本実施の形態では、図7(a)、(b)、
(c)に示すように、ホログラム素子3には、波長が6
35nmまたは650nmのレーザ光の偏光ホログラム
20a素子と、波長が780nmのレーザ光の偏光ホロ
グラム素子20bとが並設され、これに1/4波長板2
1が一体化された素子が組み込まれており、ホログラム
素子3の1/4波長板21側の面に、偏光ホログラム素
子20a、20bに対向して反射膜22が形成されてい
る。そして、偏光ホログラム素子20aは、635nm
または650nmのレーザ光て回折効率が高く、波長が
780mのレーザ光で回折効率が低くなるように、格子
深さが設定され、偏光ホログラム素子20bは、635
nmまたは650nmのレーザ光て回折効率が低くく、
波長が780mのレーザ光で回折効率が高くなるように
格子深さが設定されている。
【0052】本実施の形態では、波長が635nmまた
は650nmのレーザ光は、偏光ホログラム20a、2
0b及び1/4波長板21を透過して、反射板22で反
射され、再度1/4波長板21を通過し、偏光方向が9
0゜回転したレーザ光が、偏光ホログラム素子20a、
20bに入射するが、波長が635nmまたは650n
mのレーザ光に対して回折効率の高い偏光ホログラム素
子20aで、殆どのレーザ光がモニタ受光素子7mに入
射されて、波長が635nmまたは650nmのレーザ
光の信号レベルのモニタが行われる。また、波長が78
0nmのレーザ光は、偏光ホログラム20a、20b及
び1/4波長板21を透過して、反射膜22で反射さ
れ、再度1/4波長板21を通過し、偏光方向が90゜
回転したレーザ光が、偏光ホログラム素子20a、20
bに入射するが、波長が780nmのレーザ光に対して
回折効率の高い偏光ホログラム素子20bで、殆どのレ
ーザ光がモニタ受光素子7mに入射されて、波長が78
0nmのレーザ光の信号レベルのモニタが行われる。
【0053】このように、本実施の形態によると、波長
が635nmまたは650nmのレーザ光に対して回折
効率の高い偏光ホログラム素子20aと、波長が780
nmのレーザ光に対して回折効率の高い偏光ホログラム
素子20bとに、1/4波長板21を一体化した素子
を、ホログラム素子3に組み込み、ホログラム素子3の
1/4波長板21側の面に反射膜22を形成し、モニタ
受光素子7mを受光素子7に一体化することにより、部
品点数を削減し構成と調整作業を簡易化することが可能
になる。同時に、波長が635nmまたは650nmの
レーザ光と、波長が780nmのレーザとに、光フレア
の発生を防止して、高精度のレーザ光の信号レベルのモ
ニタを行って、光記録媒体6に対して高品質の記録・再
生動作を行うことが可能になる。
【0054】[第7の実施の形態]本発明の第7の実施
の形態を図8を参照して説明する。図8は本実施の形態
の要部の構成を示す説明図である。
【0055】本実施の形態は、すでに説明した第6の実
施の形態での偏光ホログラム20a、20bによる波長
選択に代えて、反射膜により波長選択をしており、図8
に示すように、第6の実施の形態の反射膜22に代え
て、偏光ホログラム素子20aに対向する位置に、波長
が635nmまたは650nmのレーザ光を反射し、波
長が780nmのレーザ光を透過する反射膜23aが配
設され、偏光ホログラム素子20bに対向する位置に、
波長が780nmのレーザ光を反射し、波長が635n
mまたは650nmのレーザ光を透過する反射膜23b
が配設されている。
【0056】本実施の形態では、波長が635nmまた
は650nmのレーザ光は、偏光ホログラム20a、2
0b及び1/4波長板21を透過して、反射膜23a、
23bに入射され、反射板23aで反射されて、再度1
/4波長板21を通過し、偏光方向が90゜回転したレ
ーザ光が、偏光ホログラム素子20aによって、モニタ
受光素子7mに入射されて、波長が635nmまたは6
50nmのレーザ光の信号レベルのモニタが行われる。
また、波長が780nmのレーザ光は、偏光ホログラム
20a、20b及び1/4波長板21を透過して、反射
板23a、23bに入射され、反射板23bで反射され
て、再度1/4波長板21を通過し、偏光方向が90゜
回転したレーザ光が、偏光ホログラム素子20bによっ
て、モニタ受光素子7mに入射されて、波長が780n
mのレーザ光の信号レベルのモニタが行われる。
【0057】このように、本実施の形態によると、偏光
ホログラム素子20a、20bに1/4波長板21を一
体化した素子を、ホログラム素子3に組み込み、ホログ
ラム素子3の1/4波長板21側の面に、波長が635
nmまたは650nmのレーザ光に高反射率を示す反射
板23aと、波長が780nmのレーザ光に高反射率を
示す反射板23bとを形成することにより、部品点数を
削減し構成と調整作業を簡易化することが可能になる。
同時に、波長が635nmまたは650nmのレーザ光
と、波長が780nmのレーザとに、光フレアの発生を
防止して、高精度のレーザ光の信号レベルのモニタを行
って、光記録媒体6に対して高品質の記録・再生動作を
行うことが可能になる。
【0058】[第8の実施の形態]本発明の第8の実施
の形態を説明する。すでに説明した第6の実施の形態及
び第7の実施の形態に示す偏光ホログラムによる光回折
によりレーザ光のモニタ検出をする場合、発散光を収束
光に変換するために、格子ピッチを小さくして回折角度
を大きく設定する必要がある。通常、偏光ホログラム素
子の材料としては、LiNbO3 や液晶などが使用され
ているが、これらの材料は、格子ピッチを小さく加工す
ることが難しく、現状では3μmのピッチが限度であ
る。この問題を解決するために、本実施の形態では、ポ
リイミド延伸膜、ポリエステル膜、ポリカーボネート膜
などの複屈折性を有する高分子膜を使用して偏光ホログ
ラム素子が形成されている。本実施の形態のその他の部
分の構成及び動作は、すでに説明した第6の実施の形
態、または第7の実施の形態と同一なので、重複する説
明は行わない。
【0059】本実施の形態によると、偏光ホログラム素
子を、ポリイミド延伸膜、ポリエステル膜、ポリカーボ
ネート膜などの複屈折性を有する高分子膜で形成するこ
とにより、第6の実施の形態または第7の実施の形態で
得られる効果を実現することが可能になる。
【0060】
【発明の効果】第1の発明に係る光ピックアップ装置に
は、波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射する複数のレ
ーザダイオードと一個の受光素子とが設けられ、レーザ
ダイオードからのレーザ光が、回折型光学手段を介して
光記録媒体の信号記録面に照射され、信号記録面からの
反射光が、回折型光学手段を介して受光素子で受光さ
れ、光記録媒体に対する記録・再生動作が行われるが、
回折型光学手段には、複数のレーザダイオードからのレ
ーザ光の内で、対応する波長のレーザ光を、それぞれ反
射して受光素子に入射することにより、該レーザ光のモ
ニタを行う複数の反射型回折素子が設けられており、こ
れらの反射型回折素子は、抑制設定手段によって、対応
する波長のレーザ光以外のレーザ光に対しては反射抑制
状態に設定されているので、一つの受光素子で複数の波
長のレーザ光のモニタを行うことにより、部品点数の削
減による小型化と、受光素子の調整の簡易化とが可能に
なり、反射型回折素子はモニタの対象となる対応する波
長以外のレーザ光には、反射抑制状態に設定され、フレ
ア光の発生を抑えて安定した高精度のレーザ光のモニタ
を行うことが可能になる。
【0061】この場合、抑制設定手段は、複数の反射型
回折素子に対して、それぞれ対応する波長のレーザ光の
みを回折する位置に配設する処理、それぞれ対応する波
長のレーザ光の回折効率のみを高める処理、それぞれ対
応する波長のレーザ光のみが回折するようなコーティン
グを施す処理の何れか、またはこれらの処理の組合せを
実行することにより、前述の効果をさらにS/N比を向
上させ、フレア光の発生を抑えて実現することが可能に
なる。
【0062】第2の発明に係る光ピックアップ装置に
は、波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射する複数のレ
ーザダイオードと一個の受光素子とが設けられ、レーザ
ダイオードからのレーザ光が、回折型光学手段を介して
光記録媒体の信号記録面に照射され、信号記録面からの
反射光が、回折型光学手段を介して受光素子で受光さ
れ、光記録媒体に対する記録・再生動作が行われるが、
回折型光学手段には、複数のレーザ光の波長に共通な中
間波長のレーザ光を反射して、受光素子の中心位置に入
射することにより、該レーザ光のモニタを行う反射型回
折素子が設けられているので、一つの反射型回折素子に
より装置の製造を簡易化、低コスト化することが可能に
なる。
【0063】第3の発明に係る光ピックアップ装置に
は、波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射する複数のレ
ーザダイオードと一個の受光素子とが設けられ、レーザ
ダイオードからのレーザ光が、回折型光学手段を介して
光記録媒体の信号記録面に照射され、信号記録面からの
反射光が、回折型光学手段を介して受光素子で受光さ
れ、光記録媒体に対する記録・再生動作が行われる。こ
の場合、回折型光学手段は、入射光の偏光方向に依存す
る回折効率を有し、光記録媒体側の面に複数の波長にそ
れぞれ対応する反射型回折素子を備え、反射型回折素子
での反射光が、対応する波長に対して高い回折効率で回
折されモニタ検出が行われるので、従来必要とされた偏
光ホログラムとモニタ検出ホログラムの2種類のホログ
ラムを、1種類のホログラムで構成でき、製造工程が簡
易化され製造コストの低減が可能になる。
【0064】この場合、抑制設定手段によって、反射型
回折素子に対して、対応する波長のレーザ光以外のレー
ザ光に反射抑制状態を設定することにより、フレアを大
幅に低減することが可能になり、偏光回折素子を有機系
高分子膜で形成することにより、ピッチの小さい格子が
作成でき、収差の少ない高品質の回折スポットの形成が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成を示す説
明図である。
【図2】同実施の形態の出射レーザ光パターンと反射型
回折素子との関係を示す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態の要部の構成を示す
説明図である。
【図9】従来の光ピックアップ装置でのレーザ光のモニ
タの説明図である。
【図10】提案に係る光ピックアップ装置でのレーザ光
のモニタの説明図である。
【図11】提案に係る光ピックアップ装置によるモニタ
受光動作の説明図である。
【符号の説明】
1、2 レーザダイオード 3 ホログラム素子 6 光記録媒体 7 受光素子 7m モニタ受光素子 10a、10b 反射型回折素子 13a、13b 波長選択膜 16反射型回折素子 20a、20b 偏光ホログラム素子 21 1/4波長板 22 反射膜 23a、23b 反射板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射す
    る複数のレーザダイオードと一個の受光素子とを備え、
    前記レーザダイオードからのレーザ光を、回折型光学手
    段を介して光記録媒体の信号記録面に照射し、前記信号
    記録面からの反射光を、前記回折型光学手段を介して前
    記受光素子で受光することにより、前記光記録媒体に対
    する記録・再生動作を行う光ピックアップ装置におい
    て、 前記回折型光学手段には、前記複数のレーザダイオード
    からのレーザ光の内で、対応する波長のレーザ光を、そ
    れぞれ反射して前記受光素子に入射することにより、該
    レーザ光のモニタを行う複数の反射型回折素子が設けら
    れ、これらの反射型回折素子は、抑制設定手段によっ
    て、対応する波長のレーザ光以外のレーザ光に対しては
    反射抑制状態に設定されていることを特徴とする光ピッ
    クアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記複数の反射型回折素子は、前記抑制設定手段
    によって、それぞれ対応する波長のレーザ光のみを回折
    する位置に配設されていることを特徴とする光ピックア
    ップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記複数の反射型回折素子は、前記抑制設定手段
    によって、それぞれ対応する波長のレーザ光の回折効率
    のみが高められていることを特徴とする光ピックアップ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記複数の反射型回折素子は、前記抑制設定手段
    によって、それぞれ対応する波長のレーザ光のみが回折
    するように、コーティングが施されていることを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記回折型光学手段の前記記録媒体側の面に、前
    記複数の反射型回折素子が設けられ、前記回折型光学手
    段の前記複数のレーザダイオード側の面に、前記反射型
    回折素子にそれぞれ対応する波長のレーザ光のみを透過
    させるコーティングが施されていることを特徴とする光
    ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射す
    る複数のレーザダイオードと一個の受光素子とを備え、
    前記レーザダイオードからのレーザ光を、回折型光学手
    段を介して光記録媒体の信号記録面に照射し、前記信号
    記録面からの反射光を、前記回折型光学手段を介して前
    記受光素子で受光することにより、前記光記録媒体に対
    する記録・再生動作を行う光ピックアップ装置におい
    て、 前記回折型光学手段には、前記複数のレーザ光の波長に
    共通な中間波長のレーザ光を反射して、前記受光素子の
    中心位置に入射することにより、該レーザ光のモニタを
    行う反射型回折素子が設けられていることを特徴とする
    光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 波長の異なるレーザ光をそれぞれ出射す
    る複数のレーザダイオードと一個の受光素子とを備え、
    前記レーザダイオードからのレーザ光を、回折型光学手
    段を介して光記録媒体の信号記録面に照射し、前記信号
    記録面からの反射光を、前記回折型光学手段を介して前
    記受光素子で受光することにより、前記光記録媒体に対
    する記録・再生動作を行う光ピックアップ装置におい
    て、 前記回折型光学手段は、入射光の偏光方向に依存する回
    折効率を有し、光記録媒体側の面に複数の波長にそれぞ
    れ対応する反射型回折素子を備え、前記反射型回折素子
    での反射光が、対応する波長に対して高い回折効率を有
    する偏光回折素子であることを特徴とする光ピックアッ
    プ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光ピックアップ装置に抑
    制設定手段が設けられ、前記反射型回折素子は、前記抑
    制設定手段によって、対応する波長のレーザ光以外のレ
    ーザ光に対して反射抑制状態に設定されていることを特
    徴とする光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8記載の光ピック
    アップ装置において、前記偏光回折素子が有機系高分子
    膜で形成されていることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
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