JP2001343621A - 液晶表示装置の搬送方法および搬送システム - Google Patents

液晶表示装置の搬送方法および搬送システム

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JP2001343621A
JP2001343621A JP2000161464A JP2000161464A JP2001343621A JP 2001343621 A JP2001343621 A JP 2001343621A JP 2000161464 A JP2000161464 A JP 2000161464A JP 2000161464 A JP2000161464 A JP 2000161464A JP 2001343621 A JP2001343621 A JP 2001343621A
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crystal display
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display device
factory
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JP2000161464A
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Yuji Fujita
有司 藤田
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  • Ventilation (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人件費およびランニングコストを大幅に削減
できるように改良された液晶表示装置の搬送方法を提供
することを主要な目的とする。 【解決手段】 第1工場(A工場)から第2工場(B工
場)までガラス基板を搬送する液晶表示装置の搬送方法
であって、ガラス基板の搬送を自動的に行なうことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、液晶表
示装置の搬送方法に関するものであり、より特定的に
は、液晶表示装置、EL(エレクトロルミネッセンス)
表示装置、プラズマ表示装置等の表示装置や、半導体集
積回路、イメージセンサ等、電子部品の製造方法におい
て、工程間をガラス基板カセットにて搬送する、液晶表
示装置の搬送方法に関する。この発明は、また、そのよ
うな搬送方法を実現できる液晶表示装置の搬送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を例とした場合、TFT
(Thin film Transistor)基板の貼り合わせ工程の完了
の後、次工程の分断、注入、実装を行なう工程は、敷地
内外の別工場で行なわれる場合が多い。その場合、専用
の発泡ケースにTFT基板を、たとえば20枚ずつ収納
して、発泡ケースをビニールラップで巻付け、クリーン
対策を行ない、フォークリフト移載用パレット上に、人
手で発泡ケースを所定数積載し、フォークリフトのみあ
るいは、フォークリフト等にて、トラックに積み込み、
次工程の工場へ搬送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、ガラス基板を工程内カセットから発泡ケース
に移し替える必要がある。また、発泡ケース搬送では、
発泡ケースにビニールラップを巻付ける作業(クリーン
対策)の手間がある。トラックにより大量のバッチ搬送
を行なうため、基板が大型化した場合、発泡ケース等の
収納容器も大型化し、滞留させる大面積スペースが工場
側に必要となる。
【0004】さらに、トラック搬送および積み下ろし時
に、基板への影響、割れ、欠けの発生が予想される。ま
た、トラックへの積み下ろしの手間がある。特に最近、
液晶では1m角に近い基板を使用しているので、それに
より基板が大型化し、発泡ケース等の収納容器も大型化
するので、手では積み下ろしできなくなる。また、搬送
量等の管理業務の自動化が困難である。したがって、従
来の方法では、人件費およびランニングコストが膨大な
費用になるという問題があった。
【0005】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、人員の削減および、人件費の削
減とランニングコストの削減、基板への影響をなくし、
工場の配送スペースの縮小ができる、液晶表示装置の搬
送方法を提供することを目的とする。
【0006】この発明の他の目的は、そのような搬送方
法を実現することのできる、液晶表示装置の搬送システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従う方法は、第1工場から第2工場までガラス基板を搬
送する液晶表示装置の搬送方法に係る。上記ガラス基板
の搬送を自動的に行なうことを特徴とする。
【0008】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記ガラス基板の搬送は、該ガラス基板を複数枚収納可能
なカセットを用いて行なう。
【0009】この発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、上記ガラス基板の搬送は、クリーン度を保持して行
なわれる。
【0010】この発明の好ましい実施態様によれば、上
記カセットを専用ボックスに収納して搬送する。
【0011】この発明の第2に局面に従う搬送システム
は、第1工場から第2工場まで、ガラス基板を搬送する
液晶表示装置の搬送システムに係る。当該搬送システム
は、上記ガラス基板を上記第1工場から上記第2工場ま
で自動的に搬送する自動搬送手段を備える。
【0012】この発明の好ましい実施態様によれば、当
該搬送システムは、上記ガラス基板を、複数枚収納可能
なカセットを備える。
【0013】上記自動搬送手段は、上記カセットを収納
する専用ボックスと、上記専用ボックスを上記第1工場
から上記第2工場まで移動する移動手段とを含むのが好
ましい。
【0014】また、上記専用ボックスは、自動搬送の際
の運動で、上記ガラス基板が微動することのないよう
に、上記カセットを安定して保持する機構を有している
のが好ましい。
【0015】また、上記専用ボックスは、自動搬送の際
の運動で発生する振動を減衰させる機構を有するのが好
ましい。
【0016】さらに、上記専用ボックスは、自動搬送の
際の運動で上記ガラス基板が微動することのないよう
に、上記カセットを安定して保持する機構と、自動搬送
の際の運動で発生する振動を減衰させる機構と、を有し
ているのが好ましい。
【0017】さらに、上記移動手段は、上記専用ボック
スを、屋内、屋外を問わず搬送するのが好ましい。
【0018】上記専用ボックスは、上記移動手段に接続
固定する機構を有するのが好ましい。
【0019】また、上記専用ボックスは、クリーン度を
保つ機能を備えるのが好ましい。さらに、上記専用ボッ
クスは、上記カセットをクリーン度を保った室内へ移動
するための気密開閉扉を有するのが好ましい。
【0020】さらに、当該搬送システムは、上記専用ボ
ックスと工場側受渡口を密着させる機構をさらに備える
のが好ましい。
【0021】また、上記専用ボックスは、露防止のヒー
タ機能を有するのが好ましい。さらに、この発明の好ま
しい実施態様によれば、当該搬送システムは、上記カセ
ットに付随する管理コードを自動で読取る管理機能を有
するのが好ましい。
【0022】この発明によれば、ガラス基板を発泡ケー
スに移し替えることなく、ガラス基板カセット状態での
搬送を、クリーン度が確保できる専用ボックスに収納し
て、自動により搬送することができる。そのため、人員
の削減および人件費の削減とランニングコストの削減が
図れる。また、基板への影響をなくし、工場の配送スペ
ースの縮小ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。
【0024】実施の形態1 図1は、本発明の搬送システムの全体図である。
【0025】図1を参照して、本発明の実施の形態を、
順を追って説明する。A工場にて、TFT基板の貼り合
わせを完了した後、基板を複数枚(たとえば20枚)収
納したガラス基板カセット1を、クリーンルーム2より
搬送コンベア3により、ガラス基板カセット移載ステー
ションドア4の手前まで搬送する。
【0026】ガラス基板カセット移載ステーション5は
パスボックス形式となっている。ガラス基板カセット移
載ステーションドア4の前で、ガラス基板カセット1の
管理ナンバー(2Dバーコード等)を自動読取する。
【0027】専用ボックス6を、ガラス基板カセット移
載ステーション受渡口7に気密的に密着させる。
【0028】専用ボックス6とガラス基板カセット移載
ステーション5を密着させる機構(プッシュ式、プル
式)により、専用ボックス6とガラス基板カセット移載
ステーション5とを密着させ、これにより、クリーン度
が保たれる。
【0029】ガラス基板カセット移載ステーションドア
4を開け、ケース移載ロボット14により、クリーンル
ーム2側のガラス基板カセット1を保持して、ガラス基
板カセット移載ステーション5内へ移載する。ガラス基
板カセット移載ステーションドア4を閉じる。
【0030】ガラス基板カセット移載ステーション受渡
側オートドア13を開け、専用ボックス6とガラス基板
カセット移載ステーション受渡口7の隙間のクリーン度
を確保する。専用ボックス側オートドア11を開ける。
【0031】ガラス基板カセット移載ロボット14によ
り、ガラス基板カセット1を専用ボックス6内に移載す
る。
【0032】ガラス基板カセット移載ステーション受渡
側オートドア13を閉じ、次に専用ボックス側オートド
ア11を閉じる。
【0033】ガラス基板カセット1の移載が完了した専
用ボックス6の密着状態を解除して、垂直リフタ15に
て所定の高さまで搬送する。
【0034】ここで、所定の高さまで、垂直リフタ15
により、搬送する理由を説明する。工場間を、自動搬送
手段(AGV、RGV等)にて搬送する場合、工場敷地
内の自動車道35(後述する図7参照)や歩道を横断す
る場合の交通システムに大きな負担が掛かる。そのた
め、トラック16や人を回避した高さに搬送経路を持た
せることにより、搬送システム制御の負担を軽減する。
そのために、所定の高さまで搬送するのである。
【0035】垂直リフタ15により所定の高さまで搬送
された専用ボックス6を、コンベア17により、自動搬
送手段受渡ステーション18まで搬送する。
【0036】自動搬送手段受渡ステーション18にて、
専用ボックス6を自走式吊り下げモノレール19に、移
載保持機構9(後述する図2参照)を用いて専用ボック
ス6の保持を行なう。
【0037】本実施の形態は、自動搬送手段を、自走式
吊り下げモノレール19にした場合である。
【0038】自動搬送手段は、コンベア、間欠送り、ト
ラック等でもよいが、吊り下げモノレール19の場合で
は、架橋指示部等の構成が軽量かつ簡素で、搬入待ち時
間の調整が容易であるという利点がある。
【0039】移載が完了した自走式吊り下げモノレール
19は、次工程のB工場へ自動的に搬送を行なう。
【0040】自走式吊り下げモノレール19の架橋部2
3は、レール部分の保持とレールを保護(雨、雪等)す
る屋根24程度の設置で、壁等の設置は必要ないため、
建設コストが削減できる。
【0041】次工程のB工場へ搬送を完了した後、次工
程B工場側の受渡ステーション25にて自走式吊り下げ
モノレール19から専用ボックス6を分離する。
【0042】分離された専用ボックス6は、搬送コンベ
ア27により、ガラス基板カセット移載ステーション2
8のドア手前まで搬送する。ガラス基板カセット移載ス
テーション28は、パスボックス形式となっている。
【0043】専用ボックス6を、ガラス基板カセット移
載ステーション受渡口29に密着させる機構により、気
密的に密着させる。
【0044】ガラス基板カセット移載ステーション受渡
側オートドア30を開け、専用ボックス6とガラス基板
カセット移載ステーション受渡口29の隙間のクリーン
度を確保する。専用ボックス側オートドア10を開け
る。
【0045】ケース移載ロボット31により、専用ボッ
クス6側のガラス基板カセット1を保持して、ガラス基
板カセット移載ステーション28内へ移載する。専用ボ
ックス6側のオートドア10を閉じる。
【0046】ガラス基板カセット移載ステーション受渡
側オートドア30を閉じる。ガラス基板カセット移載ス
テーションドア32を開け、次工程B工場内のクリーン
ルーム33に、ガラス基板カセット1をケース移載ロボ
ット31により移載する。
【0047】次に、空になったガラス基板カセットがあ
る場合、上記搬送手段を用いて、前工程A工場内に送り
返される。
【0048】管理システムとしては、ガラス基板カセッ
トの管理ナンバーを自動で読取ることや、搬送経路内す
べてのガラス基板カセットの場所を管理/モニタできる
ものが好ましい。また、工場内のCIMホストに可動/
トラブル状況等の必要情報を伝達できるものが好まし
い。
【0049】図2は、本発明に用いられる専用ボックス
の斜視図である。図2を参照して、専用ボックス6は、
ボックス内のクリーン度を保つためのHP用フィルタ8
を搭載している。結露防止のため、ヒータ機能を搭載
し、ヒータ機能駆動用のバッテリを搭載している。自動
搬送手段(AGV、RBV、モノレール等)に移載して
いる間に、自動搬送手段より給電され充電が行なわれ
る。専用ボックス6は、自動搬送手段および垂直リフタ
搬送時に必要な移載保持機構9,10を有している。専
用ボックス6に付属しているオートドア11の周辺に
は、密着性を保つシール材12が設けられている。
【0050】図3は、本発明に用いられる自走式吊り下
げモノレール19の機構の一例を示す斜視図である。専
用ボックス6には、保持用取手ベース20があり、そこ
に移載保持機構9がある。自走式吊り下げモノレール1
9には、保持用フック21が設けられている。
【0051】図4は、自走式吊り下げモノレール19
に、専用ボックス6が移載された状態を示す斜視図であ
る。ここで、まず、移載動作を説明する。
【0052】図1と図2と図4を参照して、専用ボック
ス6を上下動の可能なステージ22(コンベア自体でも
よい)に載せ、自走式吊り下げモノレール19について
いる保持用フック21と干渉しない位置まで上昇させ
る。自走式吊り下げモノレール19が設定の位置まで自
動で移動する。専用ボックス6を上昇させていたステー
ジ22を下降させ、専用ボックス6と離脱する位置まで
ステージ22を下降させ、専用ボックス6側の保持用取
手ベース20の移載保持機構9と自走式吊り下げモノレ
ール19の保持用フックを接合させ、移載動作を完了さ
せる。
【0053】次に、分離方法について説明する。図1と
図2と図4を参照して、専用ボックス6を上下動の可能
なステージ26(コンベア自体でもよい)により、上昇
させ、自走式吊り下げモノレール19についている保持
用フック21と専用ボックス保持取手ベース20の移載
保持機構9が分離する位置まで上昇させる。自走式吊り
下げモノレール19が所定の位置まで、自動で移動す
る。専用ボックス6を上昇させていたステージ26を下
降させ、分離動作が完了する。
【0054】図5は、図1におけるB工場側の専用ボッ
クスとガラス基板カセット移載ステーションが密着して
いる様子を示す図である。図中、1はガラス基板カセッ
ト、8はHEPA用フィルタ、11はオートドア、12
はシール材、27は搬送コンベア、28はガラス基板カ
セット移載ステーション、30はガラス基板カセット移
載ステーション受渡側オートドア、31はケース移載ロ
ボットである。
【0055】図6は、図1におけるB工場側の専用ボッ
クスからガラス基板カセット移載ステーションへの移載
方法を示す図である。図中、1はガラス基板カセット、
6は専用ボックス、8はHEPA用フィルタ、12はシ
ール材、27は搬送コンベア、28はガラス基板カセッ
ト移載ステーション、30はガラス基板カセット移載ス
テーション受渡側オートドア、31はケース移載ロボッ
トである。
【0056】図7は、図1におけるA工場とB工場の間
の搬送経路の一例を示す図である。自走式吊り下げモノ
レール19の搬送経路はループ方式で構成し、入りガラ
ス基板カセット搬送と空ガラス基板カセット搬送のロス
がでないようになっている。搬送能力の向上は、自動搬
送手段の能力向上が限界になったとしても、自動搬送手
段を追加することにより簡単に行なえる。
【0057】実施の形態2 図8は、ガラス基板カセットを、自動搬送の際の運動で
ガラス基板が微動することなく安定して保持する機構の
一例を示す図である。
【0058】ガラス基板カセット1が、専用ボックス6
内に保持される場合において、自走式吊り下げモノレー
ル19の進行方向に対する角度36(α)、および左右
方向に対する角度37(β)を持たせることにより、自
走式吊り下げモノレール19の移動で生じる加速度によ
って、ガラス基板カセット1内でガラス基板が微動もせ
ず、ガラス基板の破損、傷、汚れを防ぐことができる。
なお、図8に示す実施例では、ガラス基板カセット1内
に、ガラス基板が水平に挿入されている例が示されてい
る。
【0059】実施の形態3 図9は、ガラス基板カセット1を、自動搬送の際の運動
で、ガラス基板が微動することなく安定して保持する機
構の別の一例を示す図である。図9の実施例では、ガラ
ス基板カセット1内にガラス基板が垂直に挿入されてい
る。
【0060】実施の形態4 図10は、ガラス基板カセットに、自動搬送運動で発生
する振動を減衰させる機構の一例を示す図である。ガラ
ス基板カセット1が、専用ボックス6内において、自在
継手39を介し、ばね機構や空気圧、油圧機構を用いた
減衰機38によって吊り下げられる機構を有するもの
で、自走式吊り下げモノレール19が移動する際に生じ
る振動のガラス基板カセット1への伝達を防止すること
により、ガラス基板の破損、傷、汚れを防ぐことができ
る。
【0061】実施の形態5 図11は、ガラス基板カセットに、自動搬送運動で発生
する振動を減衰させる機構の別の一例を示す図である。
ガラス基板カセット1は、専用ボックス6内において、
ばね機構や空気圧、油圧機構を用いた減衰機38によっ
て支えられる機構を有するもので、自走式吊り下げモノ
レール19が移動する際に生じる振動のガラス基板カセ
ットへの伝達を防止することにより、ガラス基板の破
損、傷、汚れを防ぐことができる。
【0062】実施の形態6 図12は、自動搬送の際の運動でガラス基板が微動する
ことのないように、ガラス基板カセットを安定して保持
する機構と、自動搬送の際の運動で発生する振動を減衰
させる機構の双方を有している一例を示す図である。
【0063】ガラス基板カセット1は、専用ボックス6
内において、図8に示すガラス基板カセットを自動搬送
の際の運動でガラス基板が微動することなく安定して保
持する機構と、図11に示すガラス基板カセットを自動
搬送運動で発生させる振動を減衰させる機構の両方を有
することにより、自走式吊り下げモノレール19の移動
で生じる加速度によるガラス基板カセット内でガラス基
板の微動、および、自走式吊り下げモノレール19が移
動する際に生じる振動の、ガラス基板カセット1への伝
達の両方を防止することにより、ガラス基板の破損、
傷、汚れを防ぐ効果を高めることができる。
【0064】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、ガラス基板をガラス
基板カセットから発泡ケースに移し替える必要がなくな
り、時間および作業の短縮および軽減が可能となり、さ
らにクリーン度の保持が容易となる。また、逐次搬送す
るため、ガラス基板カセットの滞留させるスペースが大
幅に削減される。また、積み下ろし時に、基板への影
響、割れ欠けが自動化等によりなくなる。さらに、基板
大型化への対応も可能で、1m角級あるいはそれ以上の
基板サイズに対しても、特に梱包装置や移載装置の必要
がない。また、搬送量等の管理がコンピュータ管理によ
り容易になる。その結果、人件費およびランニングコス
トが大幅に削減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る搬送システムの全体図である。
【図2】 本発明に用いる専用ボックスの斜視図であ
る。
【図3】 本発明に用いる吊り下げモノレールの斜視図
である。
【図4】 専用ボックス移載時の吊り下げモノレールの
斜視図である。
【図5】 第2工場側における、専用ボックスとガラス
基板カセット移載ステーションの密着の様子を示す図で
ある。
【図6】 第2工場側における、専用ボックスからガラ
ス基板カセット移載ステーションへの移載方法を示す図
である。
【図7】 搬送経路の例を示す図である。
【図8】 専用ボックス内における、ガラス基板カセッ
トを保持する機構の一例を示す図である。
【図9】 専用ボックス内における、ガラス基板カセッ
トを保持する機構の他の一例を示す図である。
【図10】 専用ボックス内における、ガラス基板カセ
ットを保持する機構の他の一例を示す図である。
【図11】 専用ボックス内における、ガラス基板カセ
ットを保持する機構の他の一例を示す図である。
【図12】 専用ボックス内における、ガラス基板カセ
ットを保持するさらに他の機構を示す図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板カセット、2 クリーンルーム、3 搬
送コンベア、6 専用ボックス、19 自走式吊り下げ
モノレール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 H01L 21/68 T

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1工場から第2工場までガラス基板を
    搬送する液晶表示装置の搬送方法であって、 前記ガラス基板の搬送を自動的に行なうことを特徴とす
    る液晶表示装置の搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記ガラス基板の搬送は、該ガラス基板
    を複数枚収納可能なカセットを用いて行なう、請求項1
    に記載の液晶表示装置の搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記ガラス基板の搬送は、クリーン度を
    保持して行なわれる、請求項1に記載の液晶表示装置の
    搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記カセットを専用ボックスに収納して
    搬送する、請求項2に記載の液晶表示装置の搬送方法。
  5. 【請求項5】 第1工場から第2工場まで、ガラス基板
    を搬送する液晶表示装置の搬送システムであって、 前記ガラス基板を前記第1工場から前記第2工場まで自
    動的に搬送する自動搬送手段を備える、液晶表示装置の
    搬送システム。
  6. 【請求項6】 前記ガラス基板を、複数枚収納可能なカ
    セットを備える、請求項5に記載の液晶表示装置の搬送
    システム。
  7. 【請求項7】 前記自動搬送手段は、 前記カセットを収納する専用ボックスと、 前記専用ボックスを前記第1工場から前記第2工場まで
    移動する移動手段とを含む、請求項5に記載の液晶表示
    装置の搬送システム。
  8. 【請求項8】 前記専用ボックスは、自動搬送の際の運
    動で、前記ガラス基板が微動することのないように、前
    記カセットを安定して保持する機構を有している、請求
    項7に記載の液晶表示装置の搬送システム。
  9. 【請求項9】 前記専用ボックスは、自動搬送の際の運
    動で発生する振動を減衰させる機構を有している、請求
    項7に記載の液晶表示装置の搬送システム。
  10. 【請求項10】 前記専用ボックスは、自動搬送の際の
    運動で前記ガラス基板が微動することのないように、前
    記カセットを安定して保持する機構と、 自動搬送の際の運動で発生する振動を減衰させる機構
    と、を有している、請求項7に記載の液晶表示装置の搬
    送システム。
  11. 【請求項11】 前記移動手段は、前記専用ボックス
    を、屋内、屋外を問わず搬送する、請求項7に記載の液
    晶表示装置の搬送システム。
  12. 【請求項12】 前記専用ボックスは、前記移動手段に
    接続固定する機構を有する、請求項7に記載の液晶表示
    装置の搬送システム。
  13. 【請求項13】 前記専用ボックスは、クリーン度を保
    つ機能を備える、請求項7に記載の液晶表示装置の搬送
    システム。
  14. 【請求項14】 前記専用ボックスは、前記カセットを
    クリーン度を保った室内へ移動するための気密開閉扉を
    有する、請求項7に記載の液晶表示装置の搬送システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記専用ボックスと工場側受渡口を密
    着させる機構をさらに備える、請求項7に記載の、液晶
    表示装置の搬送システム。
  16. 【請求項16】 前記専用ボックスは、結露防止のヒー
    タ機能を有する、請求項7に記載の液晶表示装置の搬送
    システム。
  17. 【請求項17】 前記カセットに付随する管理コードを
    自動で読取る管理機能を有する、請求項6に記載の液晶
    表示装置の搬送システム。
JP2000161464A 2000-05-31 2000-05-31 液晶表示装置の搬送方法および搬送システム Pending JP2001343621A (ja)

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