JP2001341611A - チャイルドシート - Google Patents
チャイルドシートInfo
- Publication number
- JP2001341611A JP2001341611A JP2000162311A JP2000162311A JP2001341611A JP 2001341611 A JP2001341611 A JP 2001341611A JP 2000162311 A JP2000162311 A JP 2000162311A JP 2000162311 A JP2000162311 A JP 2000162311A JP 2001341611 A JP2001341611 A JP 2001341611A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- child
- seat
- airbag
- collision
- child seat
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衝突時、車体側のエアバッグに先んじてチャ
イルドシート側にエアバッグを作動して小児の頭部を受
け止め、更に、反動で小児の後頭が背もたれに当るのを
防止することを目的としている。 【解決手段】 小児を着座させるチャイルドシートに連
結したセーフティーバーに組み込まれ、衝突時小児の顔
面を受ける斜上方に向いた上面より下方に向って膨張す
る第１のエアバッグと、座部の背もたれ上部に衝突の反
動により小児後頭部を受けるよう膨張する第２のエアバ
ッグを備え、座部にエアバッグを起動させるセンサを内
蔵したチャイルドシート。
イルドシート側にエアバッグを作動して小児の頭部を受
け止め、更に、反動で小児の後頭が背もたれに当るのを
防止することを目的としている。 【解決手段】 小児を着座させるチャイルドシートに連
結したセーフティーバーに組み込まれ、衝突時小児の顔
面を受ける斜上方に向いた上面より下方に向って膨張す
る第１のエアバッグと、座部の背もたれ上部に衝突の反
動により小児後頭部を受けるよう膨張する第２のエアバ
ッグを備え、座部にエアバッグを起動させるセンサを内
蔵したチャイルドシート。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両衝突時におけ
る前傾と揺り戻しに対応して着座した小児を保護するチ
ャイルドシートに関する。
る前傾と揺り戻しに対応して着座した小児を保護するチ
ャイルドシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実用新案公報第３０５９９７３号
に示すように、子供の腰回りを保持するセーフティーバ
ーから座席前方にエアバッグが膨張することで、子供の
頚が前倒した時に胸元の高さ位置程度まで膨らんだエア
バッグにより子供を衝突の衝撃より保護するチャイルド
シートが開示されている。そして、自動車の車体側から
電源とセンサ信号の供給を受ける。チャイルドシートの
上下左右４点の例えば下部１箇所に前席に向けて別のエ
アバッグを展開させることで、前方移動を制御し子供の
身体に過剰なＧ負荷を掛けないとしている。
に示すように、子供の腰回りを保持するセーフティーバ
ーから座席前方にエアバッグが膨張することで、子供の
頚が前倒した時に胸元の高さ位置程度まで膨らんだエア
バッグにより子供を衝突の衝撃より保護するチャイルド
シートが開示されている。そして、自動車の車体側から
電源とセンサ信号の供給を受ける。チャイルドシートの
上下左右４点の例えば下部１箇所に前席に向けて別のエ
アバッグを展開させることで、前方移動を制御し子供の
身体に過剰なＧ負荷を掛けないとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、 (1) 衝突検知を車体側のセンサに依存しているため、エ
アバッグの起動時期が小児の障害低減のための最適な時
期とは必ずしも合致しない。 (2) 車両室内寸法が車種毎異なるため、および前席のシ
ートバッグの傾斜角度や二列目シート以降でも前後位置
調節の可能なものにあっては、室内における前記エアバ
ッグおよび前記別のエアバッグの適切な突出寸法が得ら
れない場合がある。 (3) セーフティーバーから出るエアバッグに頭部が拘束
されるには、上体の前傾と頚部の前方への屈曲を要す
る。 (4) 前方に傾斜したチャイルドシートのリバウンドの
際、頚部に負担を掛ける虞れがある。特にチャイルドシ
ートはシートクッション上に取り付けられるため、チャ
イルドシート自体が衝突においてシートクッション上で
格別な振れ方をする。即ち、チャイルドシートに拘束さ
れた状態の子供はベルトで拘束された大人とは異なる動
きをするため上記のようなことがある。という問題点を
有している。
アバッグの起動時期が小児の障害低減のための最適な時
期とは必ずしも合致しない。 (2) 車両室内寸法が車種毎異なるため、および前席のシ
ートバッグの傾斜角度や二列目シート以降でも前後位置
調節の可能なものにあっては、室内における前記エアバ
ッグおよび前記別のエアバッグの適切な突出寸法が得ら
れない場合がある。 (3) セーフティーバーから出るエアバッグに頭部が拘束
されるには、上体の前傾と頚部の前方への屈曲を要す
る。 (4) 前方に傾斜したチャイルドシートのリバウンドの
際、頚部に負担を掛ける虞れがある。特にチャイルドシ
ートはシートクッション上に取り付けられるため、チャ
イルドシート自体が衝突においてシートクッション上で
格別な振れ方をする。即ち、チャイルドシートに拘束さ
れた状態の子供はベルトで拘束された大人とは異なる動
きをするため上記のようなことがある。という問題点を
有している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、小児を着座させるチャイルドシ
ートに連結したセーフティーバーに組み込まれ、斜上方
に向いた上面より下方に向って膨張する第１のエアバッ
グと、座部の背もたれ上部に膨張する第２のエアバッグ
を備え、座部にエアバッグを起動させるセンサを内蔵し
たことを特徴とする。
決することを目的とし、小児を着座させるチャイルドシ
ートに連結したセーフティーバーに組み込まれ、斜上方
に向いた上面より下方に向って膨張する第１のエアバッ
グと、座部の背もたれ上部に膨張する第２のエアバッグ
を備え、座部にエアバッグを起動させるセンサを内蔵し
たことを特徴とする。
【０００５】即ち、衝突検出のためのセンサと起動回路
をチャイルドシート側に組み込み、衝突におけるチャイ
ルドシートに固有の動きを適切に判断して早期に第１の
バッグを展開させる。この展開時期は車体のエアバッグ
の起動タイミングより概して前である。第１のバッグは
セーフティーバーに組み込まれ、予め小児の前方に配置
される。この第１のバッグは斜め上方に展開を開始し、
更にくの字形に膨張し少なくともチャイルドシートの座
面の高さより下方に至る。このような形状によってエア
バッグはチャイルドシートの座部前側或いはカーシート
の座面に当って位置が決まり、小児の受ける衝撃を低減
する。しかして、衝突の反動でチャイルドシートの背も
たれに小児の後頭部が当るが、第２のバッグを配設して
適切に遅延した時期に起動して衝撃を緩和するので、車
両の衝突における小児の安全性を向上できる。
をチャイルドシート側に組み込み、衝突におけるチャイ
ルドシートに固有の動きを適切に判断して早期に第１の
バッグを展開させる。この展開時期は車体のエアバッグ
の起動タイミングより概して前である。第１のバッグは
セーフティーバーに組み込まれ、予め小児の前方に配置
される。この第１のバッグは斜め上方に展開を開始し、
更にくの字形に膨張し少なくともチャイルドシートの座
面の高さより下方に至る。このような形状によってエア
バッグはチャイルドシートの座部前側或いはカーシート
の座面に当って位置が決まり、小児の受ける衝撃を低減
する。しかして、衝突の反動でチャイルドシートの背も
たれに小児の後頭部が当るが、第２のバッグを配設して
適切に遅延した時期に起動して衝撃を緩和するので、車
両の衝突における小児の安全性を向上できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図１乃至図
６に示した一実施例に基づいて詳細に説明する。図１
は、典型的な乗用車の車室の一部を模式的に示したもの
である。前席１はエアバッグ装置が搭載された図外左方
のインストルメントパネルに面している。背もたれ部１
ｂは座部１ａとヒンジで所定の範囲で傾斜角度を調整可
能とされ、座部１ａはベース１ｃにより前後方向に調節
可能である。後席２は座部２ａ、背もたれ部２ｂよりな
り、前後位置、傾斜角度は一定である。即ち、可変構造
を有しない。チャイルドシート１０はリアシートベル
ト、アイソフィックスバーなどにより後席２上に取り付
けられてる。チャイルドシート１０はチャイルドシート
本体１１、セーフティーバー１２とから略構成され、チ
ャイルドシート本体１１の座部１１ａには、子供の損害
低減用のエアバッグセンサ１５ａと、エアバッグ２１
ａ，２２ａを作動させる駆動装置１６を内蔵し、背もた
れ部１１ｂにはエアバッグ２２ａをエアバッグ２１ａに
対して所定のインターバルをおいて展開させる遅延回路
１５ｂが設けられている。
６に示した一実施例に基づいて詳細に説明する。図１
は、典型的な乗用車の車室の一部を模式的に示したもの
である。前席１はエアバッグ装置が搭載された図外左方
のインストルメントパネルに面している。背もたれ部１
ｂは座部１ａとヒンジで所定の範囲で傾斜角度を調整可
能とされ、座部１ａはベース１ｃにより前後方向に調節
可能である。後席２は座部２ａ、背もたれ部２ｂよりな
り、前後位置、傾斜角度は一定である。即ち、可変構造
を有しない。チャイルドシート１０はリアシートベル
ト、アイソフィックスバーなどにより後席２上に取り付
けられてる。チャイルドシート１０はチャイルドシート
本体１１、セーフティーバー１２とから略構成され、チ
ャイルドシート本体１１の座部１１ａには、子供の損害
低減用のエアバッグセンサ１５ａと、エアバッグ２１
ａ，２２ａを作動させる駆動装置１６を内蔵し、背もた
れ部１１ｂにはエアバッグ２２ａをエアバッグ２１ａに
対して所定のインターバルをおいて展開させる遅延回路
１５ｂが設けられている。
【０００７】エアバッグ２１ａ，２２ａを膨張展開させ
るエアバッグモジュール２１，２２の詳細は図３、図４
に夫々示した。エアバッグモジュール２１はセーフティ
ーバー１２の円柱状のクッション１２ａに組み込まれて
いる。表面は破断可能なクロス３１、横方向に延設した
破断予定溝３２ａを有する高発泡ゴムからなるパッド３
２、筒状に折り畳まれたエアバッグ２１ａ、筒状で複数
のガス噴射口３３ａを有しインフレータ（ガス発生器）
を内蔵したディフューザーハウジング３３からなる。セ
ーフティーバー１２はアルミニウム等を押出成形したア
ーム１２ｂによりチャイルドシート本体１１と連結さ
れ、アーム１２ｂの角度および長さを変更可能として、
小児の着座後、ベルト位置に合せて拘束する。エアバッ
グ２１ａは展開形状において概略図５に示す外形であ
る。上部（Ａ）、前部（Ｂ）、左右側部（Ｃ）、下部
（Ｄ）、取付部（Ｅ）を有し、上・下部Ａ・Ｄと前・下
部Ｂ・Ｄを接するようにして図５の破線に示すように
「ト」字状に折り、基部Ｆと上下の延設部Ｇ、Ｈを形成
する（図６（ａ））。延設部Ｇ、Ｈを波形に折り（図６
（ｂ））、最後に基部Ｆで延設部Ｈの外側を覆うように
ロール状とする（図６（ｃ））。
るエアバッグモジュール２１，２２の詳細は図３、図４
に夫々示した。エアバッグモジュール２１はセーフティ
ーバー１２の円柱状のクッション１２ａに組み込まれて
いる。表面は破断可能なクロス３１、横方向に延設した
破断予定溝３２ａを有する高発泡ゴムからなるパッド３
２、筒状に折り畳まれたエアバッグ２１ａ、筒状で複数
のガス噴射口３３ａを有しインフレータ（ガス発生器）
を内蔵したディフューザーハウジング３３からなる。セ
ーフティーバー１２はアルミニウム等を押出成形したア
ーム１２ｂによりチャイルドシート本体１１と連結さ
れ、アーム１２ｂの角度および長さを変更可能として、
小児の着座後、ベルト位置に合せて拘束する。エアバッ
グ２１ａは展開形状において概略図５に示す外形であ
る。上部（Ａ）、前部（Ｂ）、左右側部（Ｃ）、下部
（Ｄ）、取付部（Ｅ）を有し、上・下部Ａ・Ｄと前・下
部Ｂ・Ｄを接するようにして図５の破線に示すように
「ト」字状に折り、基部Ｆと上下の延設部Ｇ、Ｈを形成
する（図６（ａ））。延設部Ｇ、Ｈを波形に折り（図６
（ｂ））、最後に基部Ｆで延設部Ｈの外側を覆うように
ロール状とする（図６（ｃ））。
【０００８】エアバッグモジュール２２は図４に示さ
れ、熱可塑性エラストマーからなるカバー３５をテアラ
イン３５ａ（一点鎖線）で破断させ、エアバッグ２２ａ
を展開させる（二点鎖線）もので、バッグ容量を小型化
した他、ステアリングホイールパッドに内蔵される公知
のエアバッグ装置と基本構造を一にする。
れ、熱可塑性エラストマーからなるカバー３５をテアラ
イン３５ａ（一点鎖線）で破断させ、エアバッグ２２ａ
を展開させる（二点鎖線）もので、バッグ容量を小型化
した他、ステアリングホイールパッドに内蔵される公知
のエアバッグ装置と基本構造を一にする。
【０００９】車両の衝突時には、エアバッグセンサ１５
ａからエアバッグ作動信号がセーフティーバー１２とチ
ャイルドシートの背もたれ部１１ｂに設置されたエアバ
ッグモジュール２１，２２に伝達されエアバッグ２１
ａ，２２ａが膨張展開する。起動のタイミングを図２に
示した。セーフティーバー１２からＴ1に展開するエア
バッグ２１ａは、前席１の背もたれ部１ｂと後席２の間
に定位し、子供ｉの頭部ｊを拘束する。エアバッグ２１
ａが展開してから遅延回路１５ｂにより数十ミリ秒遅れ
たＴ2で背もたれ部１１ｂにあるエアバッグモジュール
２２に作動信号が伝達され、エアバッグ２２ａが展開す
る。図２のＴｖはハンドルのセンターパッドやインスト
ルメントパネル内に設けられたエアバッグの起動タイミ
ングである。エアバッグ２１ａの起動タイミングＴ１は
Ｔｖよりも僅かに早く、斜め上前方に展開するエアバッ
グ２１ａが小児ｉの頭部ｊが前傾するとき、大きく前傾
する前に所望の展開形状を得るものである。車体側から
起動信号を受信する場合は、起動信号着信と同時に或い
はその後所定の間隔をあけてチャイルドシート側のエア
バッグを起動させることは可能であるが、車体側のエア
バッグに先んじて展開させることはできない。よって、
チャイルドシート自身にセンサを組み込む大きな意義が
ある。又、チャイルドシートは着脱が頻繁にされるもの
である点、車体側から信号を受ける構造では接続の信頼
性確保という点での課題があり、従って、構造上の複雑
さとコストの問題が懸念されるが、本実施例にあって
は、そのような問題とも無縁である。なお、センサは常
用の電気式のもの、内蔵する錘の動きで急減速を感知す
る機械式のものなどが使用できる。
ａからエアバッグ作動信号がセーフティーバー１２とチ
ャイルドシートの背もたれ部１１ｂに設置されたエアバ
ッグモジュール２１，２２に伝達されエアバッグ２１
ａ，２２ａが膨張展開する。起動のタイミングを図２に
示した。セーフティーバー１２からＴ1に展開するエア
バッグ２１ａは、前席１の背もたれ部１ｂと後席２の間
に定位し、子供ｉの頭部ｊを拘束する。エアバッグ２１
ａが展開してから遅延回路１５ｂにより数十ミリ秒遅れ
たＴ2で背もたれ部１１ｂにあるエアバッグモジュール
２２に作動信号が伝達され、エアバッグ２２ａが展開す
る。図２のＴｖはハンドルのセンターパッドやインスト
ルメントパネル内に設けられたエアバッグの起動タイミ
ングである。エアバッグ２１ａの起動タイミングＴ１は
Ｔｖよりも僅かに早く、斜め上前方に展開するエアバッ
グ２１ａが小児ｉの頭部ｊが前傾するとき、大きく前傾
する前に所望の展開形状を得るものである。車体側から
起動信号を受信する場合は、起動信号着信と同時に或い
はその後所定の間隔をあけてチャイルドシート側のエア
バッグを起動させることは可能であるが、車体側のエア
バッグに先んじて展開させることはできない。よって、
チャイルドシート自身にセンサを組み込む大きな意義が
ある。又、チャイルドシートは着脱が頻繁にされるもの
である点、車体側から信号を受ける構造では接続の信頼
性確保という点での課題があり、従って、構造上の複雑
さとコストの問題が懸念されるが、本実施例にあって
は、そのような問題とも無縁である。なお、センサは常
用の電気式のもの、内蔵する錘の動きで急減速を感知す
る機械式のものなどが使用できる。
【００１０】図７乃至図１０は変形例であり、エアバッ
グモジュール２２に使用されるエアバッグの他の形態で
ある空気枕状のエアバッグ４０を示している。図７は熱
可塑性ポリウレタン樹脂などで目止めコーティングを施
した織布よりなる基布パネル４１，４２を示し、破線で
示される折り線４１ａで折り線重ね合せて、外周を図１
０のように熱溶着したもので、展開時においては図８の
ように中央部の容積をたっぷり取れるものである。背も
たれ部１１ｂ内に取り付け通孔４１ｂ，４２ｂを図９に
示すようにガス発生器３３′と共にリベット止めにより
固定収容され、表面のクロスを破って膨出する。
グモジュール２２に使用されるエアバッグの他の形態で
ある空気枕状のエアバッグ４０を示している。図７は熱
可塑性ポリウレタン樹脂などで目止めコーティングを施
した織布よりなる基布パネル４１，４２を示し、破線で
示される折り線４１ａで折り線重ね合せて、外周を図１
０のように熱溶着したもので、展開時においては図８の
ように中央部の容積をたっぷり取れるものである。背も
たれ部１１ｂ内に取り付け通孔４１ｂ，４２ｂを図９に
示すようにガス発生器３３′と共にリベット止めにより
固定収容され、表面のクロスを破って膨出する。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、小児を着座させるチャイルド
シートに連結したセーフティーバーに組み込まれ、衝突
時小児の上体を受ける斜上方に向いた上面より下方に向
って膨張する第１のエアバッグと、座部の背もたれ上部
に衝突の反動により小児後頭部を受けるよう膨張する第
２のエアバッグを備え、座部にエアバッグを起動させる
センサを内蔵しているので、専用の起動装置が搭載さ
れ、種々の乗用車において広く使用可能である。座席の
配置、位置や角度など通常変動する因子に影響されずに
所期の拘束性能を発揮できる。車体の座席の上に取り付
けられるチャイルドシートにおいては、衝突により揺動
する座面の柔軟なクッション上で揺れるチャイルドシー
トに拘束される小児が揺り戻される時の後頭部の保護が
十分に行え、二次衝突における障害の防止あるいは緩和
性能を向上できる。
シートに連結したセーフティーバーに組み込まれ、衝突
時小児の上体を受ける斜上方に向いた上面より下方に向
って膨張する第１のエアバッグと、座部の背もたれ上部
に衝突の反動により小児後頭部を受けるよう膨張する第
２のエアバッグを備え、座部にエアバッグを起動させる
センサを内蔵しているので、専用の起動装置が搭載さ
れ、種々の乗用車において広く使用可能である。座席の
配置、位置や角度など通常変動する因子に影響されずに
所期の拘束性能を発揮できる。車体の座席の上に取り付
けられるチャイルドシートにおいては、衝突により揺動
する座面の柔軟なクッション上で揺れるチャイルドシー
トに拘束される小児が揺り戻される時の後頭部の保護が
十分に行え、二次衝突における障害の防止あるいは緩和
性能を向上できる。
【図１】典型的な乗用車の車室の一部を模式的に示した
図である。
図である。
【図２】エアバッグ２１，２２の起動タイミングＴ1，
Ｔ2を示す図である。
Ｔ2を示す図である。
【図３】エアバッグ２１ａ作動用のエアバッグモジュー
ル外観斜視図である。
ル外観斜視図である。
【図４】エアバッグ２２ａ作動用のエアバッグモジュー
ル外観斜視図である。
ル外観斜視図である。
【図５】エアバッグ２１ａの展開形状外観斜視図であ
る。
る。
【図６】ａ，ｂ，ｃエアバッグの折り畳みを示す図であ
る。
る。
【図７】エアバッグモジュールの他の実施例の基布パネ
ル外観斜視図である。
ル外観斜視図である。
【図８】図７の展開時の中央部の外観斜視図である。
【図９】背もたれ部の断面部分図である。
【図１０】図７の外周を熱溶着した外観斜視図である。
１ 車室の前席 １ａ 座部 １ｂ 背もたれ部 １ｃ ベース ２ 後席 ２ａ 座部 ２ｂ 背もたれ部 １０ チャイルドシート １１ チャイルドシート本体 １２ セーフティーバー １２ｂ 円柱状のクッション １２ｂ アーム １５ａ エアバッグセンサ １５ｂ 遅延回路 ２１ エアバッグモジュール ２１ａ エアバッグ ２２ エアバッグモジュール ２２ａ エアバッグ ３１ 破断可能なクロス ３２ パッド ３２ａ 破断予定溝 ３３ ディフューザーハウジング ３３′ ガス発生器 ４０ エアバッグ ４１，４２ 基布パネル ４１ａ 折り線 ４１ｂ，４２ｂ 通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 小児を着座させるチャイルドシートに連
結したセーフティーバーに組み込まれ、衝突時小児の顔
面を受ける斜上方に向いた上面より下方に向って膨張す
る第１のエアバッグと、座部の背もたれ上部に衝突の反
動により小児後頭部を受けるよう膨張する第２のエアバ
ッグを備え、座部にエアバッグを起動させるセンサを内
蔵したチャイルドシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162311A JP2001341611A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000162311A JP2001341611A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | チャイルドシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001341611A true JP2001341611A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18666227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000162311A Pending JP2001341611A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | チャイルドシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001341611A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000162311A patent/JP2001341611A/ja active Pending
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