JP2001340158A - スプリング構体 - Google Patents

スプリング構体

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JP2001340158A
JP2001340158A JP2000202967A JP2000202967A JP2001340158A JP 2001340158 A JP2001340158 A JP 2001340158A JP 2000202967 A JP2000202967 A JP 2000202967A JP 2000202967 A JP2000202967 A JP 2000202967A JP 2001340158 A JP2001340158 A JP 2001340158A
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JP
Japan
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coil
spring
spring structure
portions
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000202967A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamitsu Takagi
唯光 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、弾性材が落ちるのを防止してマッ
トレストとしての機能低下を招く事がないようにすると
共にスプリング構体が所定のクッション性を呈する事が
できるようにしたスプリング構体を提供することにあ
る。 【解決手段】スプリング構体を構成するスプリング2は
実質的に垂直なコイル部10とこのコイル部の上下端に
配置された上下受け部11、12とでなり、上記上下受
け部にコイル部の軸線の近傍に延びる突出部16、26
が形成されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明はベッド用マットレスや
椅子等のクッション体として使用されるスプリング構体
に関する。
【0002】
【従来技術】たとえば、ベッド用マットレスは、多数の
コイルスプリングを行列状に並列し、コイルスプリング
の上下端に位置し互いに隣接する環状の上下受け部を螺
旋状ワイヤで矩形板状に連結し、その上下面周縁部に枠
線を設けてスプリング構体を形成し、このスプリング構
体の上下面にウレタンフォームなどの弾性材を重合し、
この重合体を袋状の外装地で被覆して形成されている。
【0003】上記構成のスプリング構体においては、コ
イルスプリング上に載置される弾性材がコイルスプリン
グの上下受け部が環状の為、上下受け部から抜け落ちや
すくなる事がある。更に荷重が最初受け部に加わるが、
この荷重を受け部がコイル部の軸線と大きく離れる位置
で受ける事になるのでコイル部には軸線上に沿った荷重
ではなく偏荷重として加わり、それによってそのコイル
スプリングが有している所定の弾撥力を充分に利用でき
ず、それによってスプリング構体が所定のクッション性
を得られないということがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のスプ
リング構体は、コイルスプリングのコイル部の上下端部
に位置する受け部が環状に形成されているため、この受
け部からスプリング構体に載置された弾性材が抜け落ち
て、マットレスとしての機能低下を招くという問題があ
る。
【0005】又、受け部に加わる荷重はコイル部に対し
てコイル部の軸線上に加わらず偏荷重として加わるの
で、そのコイルスプリングが有している所定の弾撥力を
呈することができず、それによってスプリング構体が所
定のクッション性を呈する事ができないという問題があ
る。
【0006】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とすつところは、弾性材が落ちるのを防止
してマットレストとしての機能低下を招く事がないよう
にすると共にスプリングが有している所定の弾撥力を呈
する事ができるようにして、それによってスプリング構
体が所定のクッション性を呈する事ができるようにした
スプリング構体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、多数のスプリングを螺旋状ワイヤによっ
て矩形板状に連結しその上下面周縁部に枠線を設けてな
るスプリング構体において、上記スプリングは実質的に
垂直なコイル部とこのコイル部の上下端に配置された上
下受け部とでなり、上記上下受け部はコイル部の軸線と
ほぼ直交する方向に延びるそれぞれ一対の連結部分と、
これらの一対の連結部分にそれぞれ連結した一対の側部
とでなり、上記一方の連結部分はその略中央部にコイル
部の軸線の近傍に延びる突出部が形成されてなることを
特徴とする。
【0008】この発明によれば、受け部の連結部の中央
がコイル部の軸線近傍に突出しているので、この突出部
によってスプリング構体上に載置される弾性材が抜け落
ちるのが防止される。さらに、受け部の突出部に加わる
荷重はスプリングのコイル部の軸線近傍に加わるもので
あるから、コイル部には偏荷重も加わるが、コイルスプ
リングの軸線に沿った荷重も加わり、それによってコイ
ル部は軸線に沿って変形でき、スプリングが有している
所定の弾撥力を充分に呈することができる。それによっ
てスプリング構体は所定のクッション性を呈する事がで
きる。
【0009】
【実施形態】以下、この発明の一実施形態を図面を参照
して説明する。図1はこの発明のスプリング構体を示
し、このスプリング構体1は多数のスプリング2をスプ
リング構体1の幅方向に沿って密に並列し、スプリング
構体1の長さ方向に沿って所定の間隔を持って行列状に
配置し、隣接するスプリング2をスプリング構体1の長
さ方向に延びる複数の螺旋状ワイヤ3で矩形板状に連結
し、この上下面周縁部に上下枠線4をクリップ5で連結
して形成されている。
【0010】上記スプリング2は、ほぼ垂直な軸線を有
するコイル部10とこのコイル部10の上端に位置した
上受け部11及び下端に位置した下受け部12とでな
る。
【0011】上記上受け部11は、コイル部10の軸線
とほぼ直交する方向に延びコイル部10の上端に連続し
た直線状の第1の連結部分13とこの第1の連結部13
と所定間隔を持って平行する位置にある第2の連結部1
4を有し、この一対の連結部13、14にそれぞれ連結
し上記コイル部10の外形よりも外側に位置し丸みを持
った一対の側部15とで長円状に形成されてなる。
【0012】上記第2の連結部分13のほぼ中央部には
上記コイル部10の軸線近傍にまで延びるV字形の第1
の突出部16が形成されている。
【0013】同様に上記下受け部12は、コイル部10
の軸線とほぼ直交する方向に延びコイル部10の下端に
連続した直線状の第3の連結部分23とこの第3の連結
部23と所定間隔を持って平行する位置にある第4の連
結部24を有し、この一対の連結部23、24にそれぞ
れ連結し上記コイル部10の外形よりも外側に位置し丸
みを持った一対の側部25とで長円状に形成されてな
る。
【0014】上記第4の連結部分24のほぼ中央部には
上記コイル部10の軸線近傍にまで延びるV字形の第2
の突出部26が形成されている。この下受け部12の第
2の突出部26と上記上受け部11の第1の突出部16
はコイル部10の軸線方向に延びており、両者は同じ方
向に位置している。
【0015】上記スプリング2を上記したように多数行
列状に配置し、図6に示す様に互いに隣接するスプリン
グ2の上下側部を螺旋状ヤイヤ3で連結すると共にスプ
リング構体1の周縁部に位置するスプリング2の第2連
結部分14と第4の連結部分24及び側部15,25に
枠線4をクリップ5で止着してスプリング構体1を形成
している。。
【0016】上記構成のスプリング構体1の上下面には
それぞれ図示しないウレタンフォームなどの弾性材が重
合され、この重合体は袋状に形成された、同じく図示し
ない外装地によって被覆されてマットレスが形成され
る。
【0017】上記スプリング構体1によれば、上記スプ
リング2の上下受け部11.12は第2の連結部分14
と第4の連結部分24にそれぞれにコイル部10の軸線
近傍にまで延びたV字形の第1の突出部16及び第2の
突出部26を形成している。そのため、スプリング構体
1に加わる圧縮加重はスプリング2の上下受け部11、
12にまず加わり、そしてコイル部10に加わることに
なるが、上記上下受け部11,12に加わる圧縮荷重は
上記第1の連結部分13乃至第4の連結部分24及び各
側部15、25に加わることになる。
【0018】上記第1の連結部分13、第3の連結部分
23及び側部15に加わる荷重はコイル部10の軸線と
離れた位置に加わることになるので、コイル部10に対
して偏荷重として加わることになる。しかしながら上記
第2、第4の連結部分14、24に加わる荷重は上記第
1、第2の突出部16、26にも加わることになり、こ
の第1、第2の突出部16,26に加わる荷重はコイル
部10の軸線の近傍であるからコイル部10の軸線に沿
ってコイル部10に伝達され、コイル部10は軸線に沿
って変形でき、スプリング2は所定の弾撥力を呈するす
ることができ、それによってスプリング構体1は所定の
クッション性を呈する事ができる。
【0019】又、上記上下受け部11、12は長円状を
なしており、上記第1、第2の突出部16、26が上記
コイル部10の軸線近傍に位置しているから、この第
1、第2の突出部16、26によって上下受け部11、
12から弾性材が落ち込んでしまうことを防止すること
ができ、それによってマットレスとしての機能低下を招
くことがない。
【0020】なお、本発明は上記一実施例に限定され
ず、図7に示す様にスプリング2をスプリング構体30
の長手方向に密に、短手方向に所定の間隔を持って行列
状に並設し、短手方向に延びる螺旋状ワイヤ31で隣接
するスプリング2を連結し、その上下面周縁に枠線32
を図示しないクリップで止着して構成してなる。このよ
うに本発明においては、スプリングや螺旋状ワイヤの向
きには何等限定を受けるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、スプリン
グ構体を構成するスプリングにコイル部の上下端に配置
された受け部にコイル部の軸線近傍にまで延びる突出部
を形成した。
【0022】そのため、突出部に加わる荷重はコイル部
の軸線の近傍でありコイル部の軸線に沿ってコイル部に
伝達されるから、コイル部は軸線に沿って変形でき、ス
プリングは所定の弾撥力を呈するすることができ、それ
によってスプリング構体1は所定のクッション性を呈す
る事ができる。
【0023】又、上記受け部の突出部が上記コイル部の
軸線近傍に位置しているから、この突出部によって上下
受け部から弾性材が落ち込んでしまうことを防止するこ
とができ、それによってマットレスとしての機能低下を
招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるスプリング構体の一実施例を
示す平面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】スプリングの平面図。
【図4】同じく正面図。
【図5】同じく斜視図。。
【図6】スプリング構体の一部を示す平面図。
【図7】他の実施例を示すスプリング構体の平面図。
【符号の説明】
1…スプリング構体、2…スプリング、3…螺旋状ワイ
ヤ、4…枠線、10…コイルブ、11…上受け部、12
…下受け部、16…第1の突出部、26…第2の突出
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスプリングを螺旋状ワイヤによっ
    て矩形板状に連結しその上下面周縁部に枠線を設けてな
    るスプリング構体において、上記スプリングは実質的に
    垂直なコイル部とこのコイル部の上下端に配置された上
    下受け部とでなり、上記上下受け部はコイル部の軸線と
    ほぼ直交する方向に延びるそれぞれ一対の連結部分と、
    これらの一対の連結部分にそれぞれ連結した一対の側部
    とでなり、上記一方の連結部分はその略中央部にコイル
    部の軸線の近傍に延びる突出部が形成されてなることを
    特徴とするスプリング構体。
JP2000202967A 2000-05-31 2000-05-31 スプリング構体 Pending JP2001340158A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483809U (ja) * 1971-05-25 1973-01-17
JPS58190407A (ja) * 1982-04-30 1983-11-07 シユプ−ル・ア−・ゲ− 内部ばね構造
JPH09392A (ja) * 1995-04-21 1997-01-07 France Bed Co Ltd スプリング構体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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