JP2001338349A - 商品販売データ処理方法および商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理方法および商品販売データ処理システム

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JP2001338349A
JP2001338349A JP2000154999A JP2000154999A JP2001338349A JP 2001338349 A JP2001338349 A JP 2001338349A JP 2000154999 A JP2000154999 A JP 2000154999A JP 2000154999 A JP2000154999 A JP 2000154999A JP 2001338349 A JP2001338349 A JP 2001338349A
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JP
Japan
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customer
unit price
product
general
yen
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JP2000154999A
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Hideaki Osawa
秀明 大澤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会員客が不利な差別化を受けることを回避し
つつ差別化値引機能および共通化サービスポイント付与
機能の双方を実行可能な商品販売データ処理システムを
提供する。 【解決手段】 一般客に対して通常単価を用いて商品登
録を行う一般客用商品登録制御手段および通常単価を用
いて一般客用購入金額に応じた今回ポイントを付与する
一般客用ポイント付与制御手段と,会員客に対して会員
単価を用いて商品登録を行う会員客用商品登録制御手段
および通常単価を用いた会員客用購入金額に応じた今回
ポイントを付与する会員客用ポイント付与制御手段とを
設け、会員客の購入金額については通常単価より低額の
差別化した会員単価を用いる割引サービスの提供を担保
しつつ今回ポイント付与に関しては通常単価を用いた一
般客の場合と差別無く同一の今回ポイントを付与可能に
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般客には通常単
価を用いて商品登録可能かつ会員客には通常単価よりも
低額の会員単価を用いて商品登録可能であるとともに、
一般客および会員客のそれぞれに当該購入金額に応じた
ポイントを付与する商品販売データ処理方法および商品
販売データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品販売データ処理システムは、顧客買
上商品についての商品登録機能,合計金額の算出を含む
会計処理機能等を有する。また、顧客サービスの一策と
して、常連客(会員客)に対して一般客とは差別化した
例えば値引(割引)等のサービスをする差別化値引機能
を設ける場合がある。
【0003】さらに、売上金額(購入金額)の高低に比
例的なサービスポイントを付与する共通化ポイント付与
機能を設ける場合も多い。このポイントとは、商品登録
された1取引内の購入金額(例えば、小計金額や合計金
額と称される。)に対応して付与され、景品を得たりや
割引を受けるための指数である。
【0004】すなわち、オペレータが顧客買上商品につ
いてスキャナまたはキーボードを用いてその商品コード
を入力すると、制御部(コンピュータ)が商品ファイル
(または、上位機の商品マスタファイル)を検索して当
該商品コードに対応する商品データ[商品名(例えば、
“ポテトチップス”),単価等]を取得しつつ売上ファ
イルに商品登録する。
【0005】ここに、差別化値引機能を具備する場合
は、この商品登録をするために使用する単価は、会員客
には一般客に適応させる通常単価(例えば、“300
円”)よりも低額の会員単価(例えば、“100円”)
を用いる。会員客に差別化した格別のサービス(値引
き)を提供するわけである。
【0006】そして、会員客用レシート印刷単価作成手
段が、会員客の購入商品(“ポテトチップス”)につい
ての会員単価(“100円”)を通常単価(“300
円”)に入れ替えた会員客用レシート印刷単価(“30
0円”)を作成する。すると、会員優待値引額算出手段
が、会員単価(“100円”)から通常単価(“300
円”)を引いて会員優待値引額(−200円)を算出す
る。
【0007】かくして、図10(B)に示すように一般
客についてのレシート75Bに印刷すべき一般客用レシ
ート印刷単価が通常単価(300円)であるのに対し
て、図10(A)に示す会員客のレシート75APに印
刷すべき会員客用レシート印刷単価を入れ替え作成され
た通常単価(300円)とするとともに、算出された会
員優待値引額(−200円)を当該会員客用レシート印
刷単価(300円)に関連付けてレシート75APに印
刷する。
【0008】図10(A),(B)に示す商品(“ワイ
ン”)の場合も同様である。
【0009】また、会員客用購入金額算出手段が、会員
客の購入金額を会員単価(ポテトチップスの“100
円”およびワインの“1000円”)の和(1100円
=100+1000)として算出する。また、一般客用
購入金額算出手段は、一般客の購入金額を通常単価(ポ
テトチップスの“300円”およびワインの“2000
円”)の和(2300円=300+2000)として算
出する。そして、レシートに印刷すべき小計金額は、一
般客(レシート75B)については算出された一般客用
購入金額(2300円)としかつ会員客(レシート75
AP)については算出された会員客用購入金額(110
0円)とする。
【0010】顧客買上商品の全てについての商品登録が
終了した場合に1取引終了宣言としての締め操作をする
と、1取引内の購入金額(合計金額)が算出される。す
なわち、消費税(会員客用の“55円”,一般客用の
“115円”)および合計(会員客用の“1155
円”,一般客用の“2415円”)が算出され、この場
合は現金支払いとされる。
【0011】また、ポイント付与機能を具備する場合、
制御部(CPU)が、メモリ(例えば、ROM)に格納
された付与ポイント算出プログラムに基き購入金額[こ
の場合は、小計金額…一般客用(2300円),会員客
用(1100円)]に応じた付与ポイントPi[一般客
用(23ポイント),会員客用(11ポイント)]を算
出して、メモリ(RAM)に一時記憶する。
【0012】しかる後に、この付与ポイントPiをそれ
までのサービスポイント(P)に加算して現在ポイント
Pを算出するとともに、当該現在ポイントPを印字出力
した用紙を発行する。また、ポイントカードシステムを
有する場合は、ポイントカードに記憶されていたそれま
でのサービスポイント(P)に代えて現在ポイントPを
累計書込み等のポイントカード処理を行う。
【0013】かくして、顧客は買物ごとに付与されたサ
ービスポイント(Pi)の総数つまり現在ポイントP
(例えば、“398”)に応じた割引きや景品を得られ
る。一方、店舗においても顧客吸引力を得、販売促進が
できる。
【0014】ここに、会員客の場合、お買得合計金額算
出手段が、会員優待値引額の和[−1200円=−20
0+(−1000)]としてお買得合計金額(符号を反
転した1200円)を算出するるとともに、図10
(A)に示すようにレシート75APに印刷された今回
ポイント(11ポイント)に関連付けて算出されたお買
得合計金額(1200円)を印刷する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、運用の実際
において、差別化値引機能および共通化ポイント付与機
能による双方サービスを実施すると、店舗の売上高に大
きく貢献し得る会員客と一般客との間で商品登録に際す
る単価が異なるゆえ、同一商品を購入し場合に購入金額
に差が生じることは差別化値引サービス提供の点から当
然であると解されている。
【0016】しかし、顧客吸引用の共通化ポイント付与
機能(サービス)としてのポイントが購入金額に応じて
付与されるという考え方に徹すると、会員単価を用いた
場合は購入金額が低くなるので、会員客はポイント付与
に関しては一般客の場合に比較して不利な差別化を受け
ることになる。これでは、会員客にとって真に差別化値
引サービスを享受できたとはいえないとの指摘が強まり
つつある。
【0017】本発明の目的は、会員客が不利な差別化を
受けることを回避しつつ差別化値引機能および共通化サ
ービスポイント付与機能の双方を実行可能な商品販売デ
ータ処理方法および商品販売データ処理システムを提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
ピュータ処理によって一般客には通常単価を用いて商品
登録しかつ会員客には通常単価よりも低額の会員単価を
用いて商品登録するとともに、購入金額に応じたポイン
トを付与する商品販売データ処理方法において、前記一
般客に対する前記商品登録および前記ポイント付与を前
記通常単価を用いて行いかつ前記会員客に対する前記商
品登録が前記会員単価を用いて行われるにも拘わらず前
記ポイント付与については前記通常単価を用いて行う商
品販売データ処理方法である。
【0019】かかる発明では、一般客の場合は通常単価
を用いて商品登録するが、会員客の場合には会員単価を
用いて商品登録する。1商品(例えば、ポテトチップ
ス)の会員単価(例えば、100円)は、通常単価(例
えば、300円)よりも低額であるから、会員客に実質
的な割引サービスを提供する。会員客に優位な差別化で
ある。
【0020】しかし、顧客吸引用サービスとしてのポイ
ントが購入金額に応じて付与されるという考え方に徹す
ると、会員単価(100円)を用いた場合は購入金額
(100円)が一般客の購入金額(300円)よりも低
額になる。つまり、会員客は、ポイント付与に関して
は、一般客の場合に比較して不利な差別化を受けること
になる。そこで、商品登録が低額な会員単価(100
円)を用いて行われるにも拘わらず、会員客に対するポ
イント付与に際しては、一般客の場合と同じ通常単価
(300円)を用いた購入金額(300円)で行う。
【0021】したがって、会員客に、会員単価を用いて
商品登録する割引という優位な差別化を担保しつつ、ポ
イント付与に関して不利な差別化を受けずに一般客の場
合と同じサービスを提供することができる。すなわち、
会員客が不利な差別化を受けることを回避しつつ差別化
値引機能および共通化ポイント付与機能の双方を実行す
ることができる。
【0022】また、請求項2の発明は、一般客には通常
単価を用いて商品登録可能かつ会員客には通常単価より
も低額の会員単価を用いて商品登録可能であるととも
に、一般客および会員客のそれぞれに当該購入金額に応
じたポイントを付与可能に形成された商品販売データ処
理システムにおいて、前記一般客に対して前記通常単価
を用いて前記商品登録を行う一般客用商品登録制御手段
および前記通常単価を用いて一般客用購入金額に応じた
今回ポイントを付与する一般客用ポイント付与制御手段
と,前記会員客に対して前記会員単価を用いて前記商品
登録を行う会員客用商品登録制御手段および前記通常単
価を用いた会員客用購入金額に応じた今回ポイントを付
与する会員客用ポイント付与制御手段とを設け、会員客
の購入金額については通常単価より低額の差別化した会
員単価を用いる割引サービスの提供を担保しつつ今回ポ
イント付与に関しては通常単価を用いた一般客の場合と
差別無く同一の今回ポイントを付与可能に形成された商
品販売データ処理システムである。
【0023】かかる発明では、一般客に対しては、一般
客用商品登録制御手段が通常単価(300円)を用いて
商品登録を行い、かつ一般客用ポイント付与制御手段が
通常単価(300円)を用いた一般客用購入金額に応じ
た今回ポイント(3ポイント)を付与する。
【0024】しかし、会員客に対しては、会員客用商品
登録制御手段が会員単価(100円)を用いて商品登録
を行うが、会員客用ポイント付与制御手段は通常単価
(300円)を用いた会員客用購入金額(300円)に
応じた今回ポイント(3ポイント)を付与する。
【0025】つまり、会員客の購入金額については通常
単価より低額の差別化した会員単価を用いる割引サービ
スの提供を担保しつつ今回ポイント付与に関しては通常
単価を用いた一般客の場合と差別無く同一の今回ポイン
トを付与する。よって、会員客が不利な差別化を受ける
ことを回避しつつ差別化値引機能および共通化ポイント
付与機能の双方を実行することができるとともに、取り
扱いが簡単である。
【0026】また、請求項3の発明は、前記会員単価か
ら前記通常単価を引いて会員優待値引額を算出する会員
優待値引額算出手段と,算出された各登録商品について
の会員優待値引額の和としてお買得合計金額を算出する
お買得合計金額算出手段を設け、前記レシートに印刷さ
れた前記今回ポイントに関連付けて算出されたお買得合
計金額および前記会員客用購入金額と同じ金額の会員客
用ポイント対象金額を当該レシートに印刷する商品販売
データ処理システムである。
【0027】かかる発明では、会員優待値引額算出手段
が、商品Aに関して会員単価(例えば、100円)から
通常単価(300円)を引いた会員優待値引額(−20
0円)を算出する。商品Bに関しても会員単価(例え
ば、1000円)から通常単価(2000円)を引いた
会員優待値引額(−1000円)を算出する。
【0028】また、お買得合計金額算出手段は、算出さ
れた各登録商品A,Bについての会員優待値引額(符号
反転した200円,1000円)の和(1200円=2
00+1000)としてお買得合計金額(1200円)
を算出する。
【0029】かくして、レシートに印刷された今回ポイ
ント(例えば、23ポイント)に関連付けて算出された
お買得合計金額(1200円)および会員客用購入金額
(2300円)と同じ金額の会員客用ポイント対象金額
(2300円)を当該レシートに印刷する
【0030】したがって、請求項2の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに会
員客にお買得合計金額(1200円)の差別化値引サー
ビスをした上に会員客用ポイント対象金額(2300
円)を一般客の場合と同じ商品価格(2300円)とし
てポイント付与していることを伝達できる。つまり、二
重のサービス提供していることを会員に再アピールでき
るとともに、会員客にとっても差別化値引サービスが成
された上でのポイント付与であることを確認できるので
安心である。
【0031】さらに、請求項4の発明は、データ通信回
線網に接続された複数のターミナルと各ターミナルの一
括管理機能を有する上位機とを含み構成され、上位機
が、各ターミナルから商品指定および客指定を含む商品
問合せを受けた場合に商品マスタファイルを参照して指
定客が一般客である問合せに関しては当該指定商品につ
いての前記通常単価を当該ターミナルに応答可能である
とともに指定客が会員客である問合せに関しては当該指
定商品についての前記会員単価および前記通常単価を当
該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが、
前記商品登録およびポイント付与を含むデータ処理を指
定客が一般客である場合には上位機から応答された前記
通常単価を用いかつ指定客が会員客である場合には上位
機から応答された前記会員単価および通常単価の双方を
用いて実行可能に形成された商品販売データ処理システ
ムである。
【0032】かかる発明では、上位機は、各ターミナル
から商品指定および客指定を含む商品問合せを受けた場
合に商品マスタファイルを参照して、指定客が一般客で
ある問合せに関しては当該指定商品についての通常単価
を当該ターミナルに応答するが、指定客が会員客である
問合せに関しては当該指定商品についての会員単価およ
び通常単価の双方を当該ターミナルに応答する。
【0033】各ターミナルは、商品登録およびポイント
付与を含むデータ処理を指定客が一般客である場合には
上位機から応答された通常単価を用いて実行するが、指
定客が会員客である場合には上位機から応答された会員
単価および通常単価の双方を用いて実行する。
【0034】したがって、請求項2および請求項3の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに各ターミナルが共通の上位機から同一商
品についての同一の会員単価および通常単価を引用でき
るので、バラツキのない正確な商品販売データ処理を担
保しつつ各ターミナルのメモリの小容量化を図れる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0036】本商品販売データ処理方法を実行するに好
適な商品販売データ処理システムは、図1,図2に示す
如く、一般客に対する一般客用商品登録制御手段(3
1,32)および一般客用ポイント付与制御手段(3
1,32)と,会員客に対する会員客用商品登録制御手
段(31,32)および会員客用ポイント付与制御手段
(31,32)とを設け、会員客の購入金額については
通常単価Pnより低額の差別化した会員単価Pkを用い
る差別化割引サービスの提供を担保しつつ共通化今回ポ
イント付与に関しては通常単価Pnを用いた一般客の場
合と差別無く同一の今回ポイントPiを付与可能に形成
されている。
【0037】また、システムの基本的構成は、例えば1
または2以上の電子キャッシュレジスタ10から形成す
ることができるが、この実施形態ではデータ通信回線網
(LAN)45に接続された図1に示す複数のターミナ
ル(電子キャッシュレジスタ10)と,各ターミナル
(10)の一括管理機能を有する図2に示す上位機(ス
トアコントローラ80)とを含み構成されている。
【0038】図2において、上位機を形成するストアコ
ントローラ80は、CPU81,ROM82,RAM8
3,HDD(ハードディスク装置)84,キーボード
(KB)85,表示器(IND)86,プリンタ(PN
T)87および通信用インターフェイス(I/F)88
を含み、各ターミナル(電子キャッシュレジスタ10)
の一括管理機能を有する。
【0039】HDD84内には、図2に示す商品マスタ
ファイル84MF(図3ではカッコ書きしてある。),
売上マスタファイル84MU等が形成されており、RA
M33に展開されて使用される。
【0040】この上位機(80)は、各ターミナル(1
0)から商品指定(ターミナルについて表わした図4の
ST10でYES)および客指定(ST11)を含む商
品問合(ST12,ST17)を受けた場合に、図2,
図3に示す商品マスタファイル84MFを参照して指定
客が一般客である問合せ(ST11のNO,ST17)
に関しては当該指定商品(例えば、“ポテトチップ
ス”)についての通常単価Pn(例えば、“300
円”)を当該ターミナル(10)に応答(ST18のY
ES)可能であるとともに、指定客が会員客である問合
せ(ST11のYES,ST12)に関しては当該指定
商品についての会員単価Pk(“100円”)および通
常単価Pn(“300円”)を当該ターミナル(10)
に応答(ST13のYES)可能に形成されている。
【0041】図1において、ターミナルを形成する電子
キャッシュレジスタ10は、標準入力装置(キーボード
43)を含むパソコン20に、外部入出力装置を接続し
てなる。
【0042】パソコン20は、マザーボードにCPU3
1,ROM32,RAM33および時計回路等(図示省
略)を実装した構成の制御部30に、HDD(ハードデ
ィスク装置)41,FDD(フロッピーディスク装置)
42,上記キーボード43,入出力ポート(I/O)4
6・47および上位機(ストアコントローラ80)とデ
ータ通信回線網45を介してデータ通信するための通信
用インターフェイス(I/F)44等を接続してなる。
【0043】入出力ポート46にはその他の入力装置を
形成するスキャナ(SCN)71およびポイントカード
用のカードリーダライター(R/W)73が接続され、
入出力ポート47にはプリンタ(PNT)75およびそ
の他の出力装置(OTH…自動開放型のドロワ等)76
が接続されている。
【0044】また、制御部30には、表示手段60を構
成するオペレータ用表示器(FIU)61および客用表
示器(BIU)65が表示用コントローラ50を介して
接続されている。また、各コントローラ(CONT)を
介してオペレータ用表示器(FIU)61に対応するタ
ッチパネル62および客用表示器(BIU)65に対応
するタッチパネル66が接続されている。
【0045】HDD(メモリ)41には、図1,図3に
示した商品ファイル41F,売上ファイル41UFの他
に、各種ファイルや、図4〜図8に示す商品販売データ
処理に係る各種の制御プログラムが格納されている。各
ファイル等は、RAM33に展開されて使用される。
【0046】さて、各ターミナル(10)は、商品登録
およびポイント付与を含むデータ処理を指定客が一般客
である場合(図4のST11のNO,ST17)には上
位機(80)から応答(ST18のYES)された通常
単価Pnを用い(ST19)かつ指定客が会員客である
場合(図4のST11のYES,ST12)には上位機
(80)から応答(ST13のYES)された会員単価
Pkおよび通常単価Pnの双方を用い(ST14)て実
行可能に形成してある。
【0047】各ターミナル(10)の図3に示す商品フ
ァイル41Fには、上位機(80)の商品マスタファイ
ル84MFから応答された商品データが蓄積され、自機
内の商品ファイル41Fから商品データを直接的に得る
ことができる。つまり、上位機(80)に間接的に問合
せかつそれから応答されたものとして取扱えるわけであ
る。
【0048】オペレータが顧客買上商品についてスキャ
ナ71またはキーボード43を用いてその商品コード
(例えば、図3の“4912345678901”)を
入力(図4のST10でYES)すると、会員客である
旨(例えば、会員番号)が入力済(ST11のYES)
である場合には会員客用商品登録制御手段(CPU3
1,ROM32)が商品ファイル41F(上位機側の商
品マスタファイル84MFのコピー)を検索して、図3
に示す当該商品コード(“491234567890
1”)[上位機への商品問合せコードとしては、会員用
コード(ST12)の“1491234567890
1”である。]に対応する商品データ[商品名(“ポテ
トチップス”),単価(Pk“100円”およびPn
“300円”)等]を取得して一時記憶(ST14)し
つつ、会員単価Pk(“100円”)を用いて売上ファ
イル41UFに商品登録(ST21)する。
【0049】会員客である旨(例えば、会員番号)が入
力されていない場合(ST11のNO)つまり一般客の
場合には一般客用商品登録制御手段(CPU31,RO
M32)が商品ファイル41F(上位機側の商品マスタ
ファイル84MFのコピー)を検索して、図3に示す当
該商品コード(“4912345678901”)[商
品問合せコードとしては、一般客用(ST17)の“0
4912345678901”である。]に対応する商
品データ[商品名(“ポテトチップス”),単価Pn
(“300円”)等]を取得して一時記憶(ST19)
しつつ、通常単価Pn(“300円”)を用いて売上フ
ァイル41UFに商品登録(ST21)する。
【0050】すなわち、差別化値引機能に関しては、こ
の商品登録(ST21)をするために使用する単価は、
会員客には一般客に適応させる図3の通常単価Pn(例
えば、“300円”)よりも低額の会員単価Pk(例え
ば、“100円”)を用いる。会員客に差別化した格別
のサービス(値引き)を提供するわけである。
【0051】そして、会員単価処理(図4のST15)
に進む。第1に会員客用レシート印刷単価作成手段(C
PU31,ROM32)が、会員客の購入商品(“ポテ
トチップス”)についての会員単価Pk(“100
円”)を通常単価Pn(“300円”)に入れ替えた会
員客用レシート印刷単価Pr(“300円”)を作成
(Pr←Pn)する(図6のST151)。
【0052】次いで、会員優待値引額算出手段(CPU
31,ROM32)が、会員単価Pk(“100円”)
から通常単価Pn(“300円”)を引いて会員優待値
引額△P(−200円)を算出(△P=Pk−Pn)す
る(図6のST152)。
【0053】かくして、図9(B)に示すように一般客
についてのレシート75Bに印刷すべき一般客用レシー
ト印刷単価Prが通常単価Pn(300円)であるのに
対して、図9(A)に示す会員客のレシート75Aに印
刷すべき会員客用レシート印刷単価Prを入れ替え作成
された通常単価Pn(300円)とするとともに、算出
された会員優待値引額△P(−200円)を当該会員客
用レシート印刷単価Pr(300円)に関連付けてレシ
ート75Aに印刷(ST16)することができる。
【0054】一般客の場合は、通常単価Pn(“300
円”)をそのまま図9(B)のレシート75Bに印刷す
る(ST20)。
【0055】なお、以上の会員単価処理等は、図9
(A),(B)に示す商品(“ワイン”)の場合も同様
である。
【0056】図4に戻り、商品登録後に、小計金額(購
入金額)の算出処理(ST22、図7)に進む。すなわ
ち、会員客用購入金額算出手段(CPU31,ROM3
2)が、会員客の購入金額(小計金額Ask)を会員単
価Pk(ポテトチップスの“100円”およびワインの
“1000円”)の和(1100円=100+100
0)として算出(Ask=ΣPk)する(図4のST2
2、図7のST221のYES,ST222)。
【0057】一方の一般客用購入金額算出手段(CPU
31,ROM32)は、一般客の購入金額(小計金額A
sn)を通常単価Pn(ポテトチップスの“300円”
およびワインの“2000円”)の和(2300円=3
00+2000)として算出(Asn=ΣPn)する
(図4のST22、図7のST221のNO,ST22
3)。
【0058】そして、レシート75A,75Bに印刷す
べき小計金額Ask,Asnは、一般客については算出
された一般客用購入金額(2300円)としかつ会員客
については会員単価を用いて算出された会員客用購入金
額(1100円)とする。
【0059】引続き、顧客買上商品の全てについての商
品登録が終了した場合に1取引終了宣言としての締め操
作(図4のST23のYES)をすると、1取引内の購
入金額(合計金額At)が算出(図6のST24)され
る。すなわち、図9(A),(B)に示す消費税(会員
客用の“55円”,一般客用の“115円”)および合
計(会員客用の“1155円”,一般客用の“2415
円”)が算出され、この場合は現金支払いとされる。
【0060】この合計金額Atの算出後に、共通化ポイ
ント付与機能が実行(図5のST26,ST28)され
る。
【0061】一般客用ポイント付与制御手段(CPU3
1,ROM32)は、通常ポイント付与処理(図5のS
T25のNO,ST28)をする。つまり、メモリ(H
DD41)に格納された一般客用今回ポイント付与算出
プログラムに基き、購入金額[この場合は、小計金額A
sn(2300円)]に応じた今回ポイントPi[一般
客用(23ポイント)]を算出して、メモリ(RAM3
3)に一時記憶する。
【0062】会員用ポイント付与制御手段(CPU3
1,ROM32)は、メモリ(HDD41)に格納され
た会員客用今回ポイント付与算出プログラムに基き、会
員ポイント付与処理(図5のST25のYES,ST2
6、図8)をする。この処理は、3段階処理される。
【0063】すなわち、図8において、お買得合計金額
算出手段(CPU31,ROM32)が、会員優待値引
額△Pの和[−1200円=−200+(−100
0)]としてお買得合計金額Atk(符号を反転した1
200円)を算出(Atk=|Σ△P|)する(ST2
61)。
【0064】また、ポイント対象額算出手段(CPU3
1,ROM32)は、会員客についての今回ポイントP
iを算出するための対象金額(会員客用購入金額)であ
るポイント対象額Atptを算出(Atpt=ΣPn)
する(ST262)。このポイント対象額Atptは、
一般客用の通常単価Pnの合計(ΣPn)である。結果
としては、一般客用の小計金額Asn(2300円)に
等しい。
【0065】さらに、会員客用今回ポイント算出手段
(実質的な会員客用ポイント付与制御手段にあたる。)
[CPU31,ROM32]は、算出されたポイント対
象額Atpt(“2300円”)に応じた今回ポイント
Pi[会員客用(23ポイント)]を算出(ST26
3)して、メモリ(RAM33)に一時記憶する。
【0066】かくして、会員客用の今回ポイントPi
(23ポイント)を図9(A)の会員客用レシート75
Aに印刷(図5のST27)する。一般客用の今回ポイ
ントPi[一般客用(23ポイント)]は図9(B)に
示すレシート75Bに印刷(図5のST29)される。
【0067】しかる後に、この今回付与ポイントPi
(23ポイント)をそれまでのサービスポイント(P)
に加算して現在ポイントPを算出するとともに、当該現
在ポイントPを印字出力した用紙を発行する。また、ポ
イントカードシステムを有する場合は、ポイントカード
に記憶されていたそれまでのサービスポイント(P)に
代えて現在ポイントPを累計記憶(書込み)等のポイン
トカード処理(ST30)を行う。
【0068】かくして、顧客は買物ごとに付与された今
回ポイント(Pi)の総数つまり現在ポイントP(例え
ば、“398”)に応じた割引きや景品を得られる。一
方、店舗においても顧客吸引力を得、販売促進ができ
る。
【0069】しかして、かかる実施形態によれば、一般
客に対しては、一般客用商品登録制御手段(31,3
2)が通常単価(300円)を用いて商品登録(図4の
ST19,ST21)を行い、かつ一般客用ポイント付
与制御手段(31,32)が通常単価Pn(300円+
2000円)を用いた一般客用購入金額(2300円)
に応じた今回ポイント(23ポイント)を付与(図5の
ST28)する。
【0070】また、会員客に対しては、会員客用商品登
録制御手段(31,32)が会員単価(100円)を用
いて商品登録(ST14,ST15、ST21)を行う
が、会員客用ポイント付与制御手段(31,32)は通
常単価(300円)を用いた会員客用購入金額(300
円+2000円)に応じた今回ポイント(23ポイン
ト)を付与(図5のST26,図8のST263)す
る。
【0071】つまり、会員客の購入金額については通常
単価Pn(“300円”)より低額の差別化した会員単
価Pk(“100円”)を用いる割引サービスの提供を
担保しつつ今回ポイントPiの付与に関しては通常単価
Pn(“300円”+“2000円”)を用いた一般客
の場合と差別無く同一の今回ポイントPi(“23ポイ
ント”)を付与する。よって、会員客が不利な差別化を
受けることを回避しつつ差別化値引機能および共通化ポ
イント付与機能の双方を実行することができるととも
に、取り扱いが簡単である。
【0072】また、会員優待値引額算出手段(31,3
2)が、商品(“ポテトチップス”)に関して会員単価
Pk(“100円”)から通常単価Pn(“300
円”)を引いた会員優待値引額△P(“−200円”)
を算出(図6のST152)する。商品(“ワイン”)
に関しても会員単価Pk(“1000円”)から通常単
価Pn(“2000円”)を引いた会員優待値引額△P
(“−1000円”)を算出(図6のST152)す
る。全会員優待値引額△Pは、1200円である。
【0073】また、お買得合計金額算出手段(31,3
2)は、図6のST152で算出された各登録商品
(“ポテトチップス”,“ワイン”)についての会員優
待値引額△P(符号反転した“200円”,“1000
円”)の和(“1200円”=“200”+“100
0”)としてお買得合計金額Atk(1200円)を算
出(図8のST261)する。
【0074】かくして、図9(A)に示すレシート75
Aに印刷された今回ポイントPi(“23ポイント”)
に関連付けて算出されたお買得合計金額Atk(120
0円)および会員客用購入金額(“2300円”)と同
じ金額の会員客用ポイント対象金額Atpt(“230
0円”)を当該レシート75Aに印刷(図5のST2
7)することができる。
【0075】したがって、会員客に、お買得合計金額A
tk(“1200円”)の差別化値引サービスを実施し
た上に会員客用ポイント対象金額Atpt(“2300
円”)を一般客の場合と同じ商品購入金額(小計金額A
st…“2300円”)としてポイント付与しているこ
とを伝達できる。つまり、二重のサービス提供している
ことを会員に再アピールできるとともに、会員客にとっ
ても差別化値引サービスが成された上でのポイント付与
であることを確認できるので安心である。
【0076】さらに、商品マスタファイル84MFを直
接検索する場合には、上位機(80)は、各ターミナル
(10)から商品指定および客指定を含む商品問合せを
受けた場合に商品マスタファイル84MFを参照して、
指定客が一般客である問合せに関しては当該指定商品に
ついての通常単価Pnを当該ターミナル(10)に応答
するが、指定客が会員客である問合せに関しては当該指
定商品についての会員単価Pkおよび通常単価Pnの双
方を当該ターミナル(10)に応答する。
【0077】各ターミナル(10)は、商品登録および
ポイント付与を含むデータ処理を指定客が一般客である
場合には上位機(80)から応答された通常単価Pnを
用いて実行するが、指定客が会員客である場合には上位
機(80)から応答された会員単価Pkおよび通常単価
Pnの双方を用いて実行する。
【0078】したがって、各ターミナル(10)が共通
の上位機(80)から同一商品についての同一の会員単
価Pkおよび通常単価Pnを引用できるので、バラツキ
のない正確な商品販売データ処理を担保しつつ各ターミ
ナル(10)のメモリ(RAM33やHDD41等)の
小容量化を図れる。
【0079】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一般客に対す
る商品登録およびポイント付与を通常単価を用いて行い
かつ会員客に対する商品登録が会員単価を用いて行われ
るにも拘わらずポイント付与については通常単価を用い
て行う商品販売データ処理方法であるから、会員客に、
会員単価を用いて商品登録する割引という優位な差別化
を担保しつつ、ポイント付与に関して不利な差別化を受
けずに一般客の場合と同じサービスを提供することがで
きる。すなわち、会員客が不利な差別化を受けることを
回避しつつ差別化値引機能および共通化ポイント付与機
能の双方を実行することができる。
【0080】また、請求項2の発明によれば、一般客に
対する一般客用商品登録制御手段および一般客用ポイン
ト付与制御手段と,会員客に対する会員客用商品登録制
御手段および会員客用ポイント付与制御手段とを設け、
会員客の購入金額については通常単価より低額の差別化
した会員単価を用いる割引サービスの提供を担保しつつ
今回ポイント付与に関しては通常単価を用いた一般客の
場合と差別無く同一の今回ポイントを付与可能に形成さ
れた商品販売データ処理システムであるから、会員客が
不利な差別化を受けることを回避しつつ差別化値引機能
および共通化ポイント付与機能の双方を実行することが
できるとともに、取り扱いが簡単である。
【0081】また、請求項3の発明によれば、会員優待
値引額算出手段と,お買得合計金額算出手段を設け、レ
シートに印刷され今回ポイントに関連付けて算出された
お買得合計金額および会員客用購入金額と同じ金額の会
員客用ポイント対象金額を当該レシートに印刷可能であ
るから、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏するこ
とができることに加え、さらに会員客にお買得合計金額
の差別化値引サービスをした上に会員客用ポイント対象
金額を一般客の場合と同じ商品価格として一般化ポイン
ト付与していることを伝達できる。つまり、二重のサー
ビス提供していることを会員に再アピールできるととも
に、会員客にとっても差別化値引サービスが成された上
でのポイント付与であることを確認できるので安心であ
る。
【0082】さらに、請求項4の発明によれば、上位機
が商品マスタファイルを参照して指定客が一般客である
問合せに関しては通常単価を当該ターミナルに応答可能
かつ指定客が会員客である問合せに関しては会員単価お
よび通常単価を当該ターミナルに応答可能に形成され、
各ターミナルが商品登録およびポイント付与を含むデー
タ処理を指定客が一般客である場合には通常単価を用い
かつ指定客が会員客である場合には会員単価および通常
単価の双方を用いて実行可能に形成されているので、請
求項2および請求項3の各発明の場合と同様な効果を奏
することができることに加え、さらに各ターミナルが共
通の上位機から同一商品についての同一の会員単価およ
び通常単価を引用できるので、バラツキのない正確な商
品販売データ処理を担保しつつ各ターミナルのメモリの
小容量化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すターミナル(電子キャ
ッシュレジスタ)側のブロック図である。
【図2】同じく、上位機(ストアコントローラ)側のブ
ロック図である。
【図3】同じく、ターミナル側の商品ファイル(および
上位機側の商品マスタファイル)を説明するための図で
ある。
【図4】同じく、全体的動作を説明するためのフローチ
ャート(1)である。
【図5】同じく、全体的動作を説明するためのフローチ
ャート(2)である。
【図6】同じく、会員単価処理動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】同じく、小計金額の算出処理動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】同じく、会員ポイント付与処理動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】同じく、レシートのデータ印刷態様例を説明す
るための図である。
【図10】従来例によるレシートのデータ印刷態様例を
説明するための図である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(ターミナル) 20 パーソナルコンピュータ(パソコン) 30 制御部 31 CPU(一般客用商品登録制御手段,一般客用ポ
イント付与制御手段、会員客用商品登録制御手段,会員
客用ポイント付与制御手段、会員優待値引額算出手段,
お買得合計金額算出手段) 32 ROM(一般客用商品登録制御手段,一般客用ポ
イント付与制御手段、会員客用商品登録制御手段,会員
客用ポイント付与制御手段、会員優待値引額算出手段,
お買得合計金額算出手段) 41 HDD 41F 商品ファイル 41U 売上ファイル 43 キーボード 60 表示手段 61 オペレータ用表示器 65 客用表示器 71 スキャナ 75 プリンタ 75A 会員客用レシート(レシート) 75B 一般客用レシート 80 ストアコントローラ(上位機) 84 HDD 84MF 商品マスタファイル 84MU 売上マスタファイル Pn 通常単価 Pk 会員単価 Atpt 会員用ポイント対象金額(ポイント対象額)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ処理によって一般客には通
    常単価を用いて商品登録しかつ会員客には通常単価より
    も低額の会員単価を用いて商品登録するとともに、購入
    金額に応じたポイントを付与する商品販売データ処理方
    法において、前記一般客に対する前記商品登録および前
    記ポイント付与を前記通常単価を用いて行いかつ前記会
    員客に対する前記商品登録が前記会員単価を用いて行わ
    れるにも拘わらず前記ポイント付与については前記通常
    単価を用いて行う商品販売データ処理方法。
  2. 【請求項2】 一般客には通常単価を用いて商品登録可
    能かつ会員客には通常単価よりも低額の会員単価を用い
    て商品登録可能であるとともに、一般客および会員客の
    それぞれに当該購入金額に応じたポイントを付与可能に
    形成された商品販売データ処理システムにおいて、 前記一般客に対して前記通常単価を用いて前記商品登録
    を行う一般客用商品登録制御手段および前記通常単価を
    用いて一般客用購入金額に応じた今回ポイントを付与す
    る一般客用ポイント付与制御手段と,前記会員客に対し
    て前記会員単価を用いて前記商品登録を行う会員客用商
    品登録制御手段および前記通常単価を用いた会員客用購
    入金額に応じた今回ポイントを付与する会員客用ポイン
    ト付与制御手段とを設け、会員客の購入金額については
    通常単価より低額の差別化した会員単価を用いる割引サ
    ービスの提供を担保しつつ今回ポイント付与に関しては
    通常単価を用いた一般客の場合と差別無く同一の今回ポ
    イントを付与可能に形成された商品販売データ処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記会員単価から前記通常単価を引いて
    会員優待値引額を算出する会員優待値引額算出手段と,
    算出された各登録商品についての会員優待値引額の和と
    してお買得合計金額を算出するお買得合計金額算出手段
    を設け、前記レシートに印刷された前記今回ポイントに
    関連付けて算出されたお買得合計金額および前記会員客
    用購入金額と同じ金額の会員客用ポイント対象金額を当
    該レシートに印刷する請求項2記載の商品販売データ処
    理システム。
  4. 【請求項4】 データ通信回線網に接続された複数のタ
    ーミナルと各ターミナルの一括管理機能を有する上位機
    とを含み構成され、 上位機が、各ターミナルから商品指定および客指定を含
    む商品問合せを受けた場合に商品マスタファイルを参照
    して指定客が一般客である問合せに関しては当該指定商
    品についての前記通常単価を当該ターミナルに応答可能
    であるとともに指定客が会員客である問合せに関しては
    当該指定商品についての前記会員単価および前記通常単
    価を当該ターミナルに応答可能に形成され、 各ターミナルが、前記商品登録およびポイント付与を含
    むデータ処理を指定客が一般客である場合には上位機か
    ら応答された前記通常単価を用いかつ指定客が会員客で
    ある場合には上位機から応答された前記会員単価および
    通常単価の双方を用いて実行可能に形成されている請求
    項2または請求項3記載の商品販売データ処理システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH06203274A (ja) * 1992-11-20 1994-07-22 M & C Syst:Kk 販売管理装置
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