JP2001335446A - 1−(4−アミノフェニル)ピロリジンと特定の直接染料を含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物 - Google Patents

1−(4−アミノフェニル)ピロリジンと特定の直接染料を含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物

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JP2001335446A JP2001120414A JP2001120414A JP2001335446A JP 2001335446 A JP2001335446 A JP 2001335446A JP 2001120414 A JP2001120414 A JP 2001120414A JP 2001120414 A JP2001120414 A JP 2001120414A JP 2001335446 A JP2001335446 A JP 2001335446A
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クラヴチェンコ シルヴァン
Alain Lagrange
ラグランジ アラン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択性が低く、大気中の要因、発汗及び毛髪
が受けるであろう種々の処理に対して優れた耐性を示
し、多様で色度、強度があり、美しい色調の着色を付与
することのできる染色用組成物を提供する。 【解決手段】 適切な染色用媒体に、酸化染料先駆物質
として(i)次の式(I): 【化1】 [Rは水素原子、C-Cアルキル、C-Cモノ
ヒドロキシアルキル、又はC-Cポリヒドロキシア
ルキル基を示し;Rは水素原子、-CONH、C-
モノヒドロキシアルキル、又はC-Cポリヒド
ロキシアルキル基を示し;Rは水素原子又はOH基を
示す]の1-(4-アミノフェニル)ピロリジン及びその酸
付加塩類の少なくとも1つと、ニトロベンゼン染料、及
びZとDが同一でも異なっていてもよく、窒素原子又は
-CH-基を示す-Z=D-結合と第4級化窒素原子を含有
するカチオン性染料から選択される少なくとも1つの直
接染料を含有せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適切な染色用媒体
に、1-(4-アミノフェニル)ピロリジンとそれらの酸付
加塩類から選択される少なくとも1つの酸化ベースと、
ニトロベンゼン染料、及びZとDが同一でも異なってい
てもよい窒素原子又は-CH-基を示す-Z=D-結合と第
4級化窒素原子を含有するカチオン性染料から選択され
る少なくとも1つの直接染料とを含有してなるケラチン
繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を酸化染色する
ための組成物、及びこの組成物を使用する染色方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】酸化染
料先駆物質、特に、一般に酸化ベース(oxidation base
s)と呼ばれているオルト-又はパラ-フェニレンジアミン
類、オルト-又はパラ-アミノフェノール類、又は複素環
ベース類を含有する染色用組成物でケラチン繊維、特に
ヒトの毛髪を染色することが知られている。酸化染料先
駆物質、すなわち酸化ベースは酸化物質と組み合わされ
て、酸化縮合プロセスにより、着色した化合物及び染料
を生じうる無色か弱く着色した化合物である。
【0003】また、これらの酸化ベースをカップラー又
は調色剤と組み合わせることで、これらの酸化ベースに
より得られる色調を変化させることができることも知ら
れており、これらは芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-ア
ミノフェノール類、メタ-ジフェノール類及びある種の
複素環化合物から特に選択される。
【0004】酸化ベース及びカップラーとして使用され
る様々な分子により、豊富なカラーパレットを得ること
が可能になる。
【0005】これらの酸化染料により得られる、いわゆ
る「永久的な」着色は、いくつかの要求をさらに満足さ
せるものでなくてはならない。即ち、毒物学的観点で欠
点がなく、所望の強さの色調が得られ、外的要因(光、
悪天候、洗浄、パーマネントウェーブ処理、発汗、摩
擦)に対して良好な耐性があるものでなくてはならな
い。
【0006】また、染料はグレイの毛髪をカバーできる
ものでなければならず、可能な限り非選択的であるこ
と、すなわち、実際には毛髪の先端と根本の間で敏感度
(すなわち傷み具合)が異なりうる、同じケラチン繊維に
沿って可能な限り色差が小さくなるようにできなければ
ならない。
【0007】よって、過酸化水素の存在下でパラ-フェ
ニレンジアミン(PPD)カップリング生成物による毛髪
の永久的染色は以前から知られており、広範囲に使用さ
れている。それにもかかわらず、新規で良好な耐性を有
する酸化ベースが探求されており、PPDの代替として
提案されている。そのようなもののなかでも、第3級塩
基N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレン
ジアミンが市販用毛髪染色用品において幅広く使用され
ている。それにもかかわらず、このような組成物を使用
して得られる色調は、強度、色度又は毛髪が受けるであ
ろう種々の攻撃に対する耐性において、必ずしも満足の
いくものではなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】し
かしながら、本出願人は、1-(4-アミノフェニル)ピロ
リジン及びそれらの酸付加塩類から選択される少なくと
も1つの酸化ベースと少なくとも1つの所定の直接染料
を組合せることにより、多様で色度、強度があり、美し
く、あまり選択的でなく、繊維が被るであろう種々の攻
撃に対して良好な耐性を示す色調を付与することのでき
る新規な酸化染料が得られることを見出した。この発見
が本発明の基礎を形成する。
【0009】よって、本発明の第1の主題は、適切な染
色用媒体に、酸化染料先駆物質として(i)次の式(I):
【化20】 [上式中:Rは水素原子、C-Cアルキル、C-
モノヒドロキシアルキル、又はC-Cポリヒド
ロキシアルキル基を示し;Rは水素原子、-CONH
、C-Cモノヒドロキシアルキル、又はC-C
ポリヒドロキシアルキル基を示し;Rは水素原子又は
OH基を示す]の1-(4-アミノフェニル)ピロリジン及
びその酸付加塩類の少なくとも1つを含有してなるケラ
チン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の酸化染色
用組成物において、ニトロベンゼン染料、及びZとDが
同一でも異なっていてもよく、窒素原子又は-CH-基を
示す-Z=D-結合と第4級化窒素原子を含有するカチオ
ン性染料から選択される少なくとも1つの直接染料をさ
らに含有することを特徴とする組成物にある。
【0010】本発明の染色用組成物に使用可能な式(I)
の1-(4-アミノフェニル)ピロリジンの酸付加塩類は、
特に塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩
類、乳酸塩類及び酢酸塩類から選択される。
【0011】このように定義された本発明の染色用組成
物により、酸化組成物と混合した後に、選択性が低く、
大気中の要因、例えば光や悪天候、及び発汗や毛髪が受
けるであろう種々の処理の両方に対する耐性において優
れた特性を示し、多様で色度、強度があり、美しい色調
の着色が得られる。
【0012】本発明の他の主題は、適切な染色用媒体
に、少なくとも1つの式(I)の1-(4-アミノフェニル)
ピロリジン、ニトロベンゼン染料、及びZとDが同一で
も異なっていてもよく、窒素原子又は-CH-基を示す-
Z=D-結合と第4級化窒素原子を含有するカチオン性染
料から選択される少なくとも1つの直接染料、及び少な
くとも1つの酸化剤を含有せしめてなる、ケラチン繊維
を酸化染色するための使用準備が整った組成物に関す
る。本発明の目的において使用準備が整った組成物とい
う表現は、ケラチン繊維に直ちに適用することを意図し
た任意の組成物を意味すると理解されるものである。
【0013】また本発明は、適切な染色用媒体に、ニト
ロベンゼン染料、及びZとDが同一でも異なっていても
よく、窒素原子又は-CH-基を示す-Z=D-結合と第4
級化窒素原子を含有するカチオン性染料から選択される
少なくとも1つの直接染料と組合せて、少なくとも1つ
の式(I)の1-(4-アミノフェニル)ピロリジンを含有す
る染色用組成物をケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケ
ラチン繊維に適用し、染色用組成物の使用時にのみ混合
されるか、又はすぐにすすがれることなく続いて適用さ
れ、少なくとも1つの酸化剤を含有する組成物によりア
ルカリ性、中性又は酸性のpHで発色させる、該繊維の
酸化染色方法に関する。
【0014】さらに本発明の主題は、ケラチン繊維、特
に毛髪等のヒトのケラチン繊維を酸化染色するための多
区画染色具又は「キット」であり、少なくとも1つの区
画部は少なくとも1つの式(I)の1-(4-アミノフェニ
ル)ピロリジン、及びニトロベンゼン染料、及びZとD
が同一でも異なっていてもよく、窒素原子又は-CH-基
を示す-Z=D-結合と第4級化窒素原子を含有するカチ
オン性染料から選択される少なくとも1つの直接染料を
収容し、少なくとも1つの他の区画部は少なくとも1つ
の酸化剤を収容する。他の多区画染色具は、少なくとも
1つの式(I)の1-(4-アミノフェニル)ピロリジンを収
容する少なくとも1つの区画部、ニトロベンゼン染料、
及びZとDが同一でも異なっていてもよく、窒素原子又
は-CH-基を示す-Z=D-結合と第4級化窒素原子を含
有するカチオン性染料から選択される少なくとも1つの
直接染料を収容する少なくとも1つの区画部、及び少な
くとも1つの酸化剤を収容する少なくとも1つの他の区
画部を具備する。しかしながら、本発明の他の特徴、側
面、主題及び利点は、以下の記載及び実施例を読むこと
によりより明らかになるであろう。
【0015】本発明の1-(4-アミノフェニル)ピロリジ
ン(類)は、当業者によく知られている化合物であり、特
に米国特許第5851237号、同第5876464号
及び同第5993491号に記載され、調製されてい
る。本発明においては: − R、R及びRが水素原子を示す;式(I)の化
合物が1-(4-アミノフェニル)ピロリジンであるもの、
又は、 − R及びRが水素原子を示し、Rが-CH
H基を示す;式(I)の化合物が1-(4-アミノフェニル)
-2-ピロリジンメタノールであるもの、又は、 − Rが水素原子を示し、Rが-CHOH基を示
し、RがOH基を示す;式(I)の化合物が1-(4-ア
ミノフェニル)-4-ヒドロキシ-2-ピロリジンメタノー
ルであるもの、又は、 − R及びRが水素原子を示し、Rが-CONH
基を示す;式(I)の化合物がN-(4-アミノフェニル)
ピロリンアミドであるもの、といった式(I)の1-(4-
アミノフェニル)ピロリジン類を使用することが特に好
ましい。
【0016】本発明で使用される式(I)の1-(4-アミ
ノフェニル)ピロリジン(類)は、本発明の組成物の全重
量に対して約0.001〜10重量%、好ましくはこの
重量に対して約0.01〜8重量%である。
【0017】本発明で使用可能な直接ニトロベンゼン染
料としては、次の式(II):
【化21】 [上式中: − Rは、アミノ基;C-Cアルキル、C-C
モノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシア
ルキル、C-Cアミノアルキル、モノ(C-C
ルキル)アミノ(C-Cアルキル)、ジ(C-Cアル
キル)アミノ(C-Cアルキル)、C-Cウレイド
アルキル又はアリール基、又はアリール環が 一又は複数のヒドロキシル、カルボキシル、アミノ又は
ジ(C-Cアルキル)アミノ基で置換されたアリール
基で一置換又は二置換されたアミノ基を表し; − Rは、水素原子;アミノ基;ヒドロキシル基;C
-Cアルキル基;C -Cアルコキシ基;C-C
モノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキ
シアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルコキシ
基;C-Cポリヒドロキシアルコキシ基;C-C
アミノアルコキシ基;C-Cアルキル、C -C
ノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアル
キル、C-C アミノアルキル、モノ(C-Cアル
キル)アミノ(C-Cアルキル)、ジ(C-Cアルキ
ル)アミノ(C-Cアルキル)、C-Cウレイドア
ルキル又はアリール基、又はアリール環が一又は複数の
ヒドロキシル、カルボキシル、アミノ又はジ(C-C
アルキル)アミノ基で置換されたアリール基で一置換又
は二置換されたアミノ基を表し; − Rは、水素又はハロゲン原子、C-Cアルキ
ル基又はニトロ基を表す]の化合物を挙げることができ
る。
【0018】上述した式(II)のニトロベンゼン染料と
しては、特に: − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-ヒドロキシエチ
ル)アミノニトロベンゼン、 − 4-N-(β-ウレイドエチル)アミノニトロベンゼ
ン、 − 4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-1
-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-メチルニ
トロベンゼン、 − 5-クロロ-3-N-(エチル)アミノ-4-ヒドロキシニ
トロベンゼン、 − 5-アミノ-3-クロロ-4-ヒドロキシニトロベンゼ
ン、 − 2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-5-N,N-
ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 5-ヒドロキシ-2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-クロ
ロ-6-ニトロベンゼン、 − 2,4-ジアミノニトロベンゼン、 − 3,4-ジアミノニトロベンゼン、 − 2,5-ジアミノニトロベンゼン、 − 3-アミノ-4-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 4-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 5-アミノ-2-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 4-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 5-アミノ-2-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
トロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 2,5-N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
トロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-N,N-ビ
ス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(メチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-N,N-ビス(β-ヒドロキ
シエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-(N-メチル-N-β-ヒド
ロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2,5-N,N'-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロ
ベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-ヒドロキ
シニトロベンゼン、 − 3-メトキシ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ
ニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-4-β-ヒドロキシエチルオ
キシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-3-メチルニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-アミノニ
トロベンゼン、 − 2-アミノ-4-クロロ-5-N-(β-ヒドロキシエチ
ル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-ヒドロキシエチ
ル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(メチル)アミノニトロ
ベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-メトキシ
ニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-β-ヒドロキシエチルオキシニトロベ
ンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼ
ン、 − 3-アミノ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
トロベンゼン、 − 3-β-ヒドロキシエチルオキシ-4-N-(β-ヒドロ
キシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-4-β,γ-ジヒドロキシプロ
ピルオキシニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-β-ヒドロ
キシエチルオキシニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-β,γ-ジ
ヒドロキシプロピルオキシニトロベンゼン、 − 2-ヒドロキシ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミ
ノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-4-メチル-5-アミノニトロ
ベンゼン、 − 2-アミノ-4-イソプロピル-5-N-(メチル)アミノ
ニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-(N-メチル-N-β,γ-ジ
ヒドロキシプロピル)アミノニトロベンゼン、 − 3-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N-(β-ヒ
ドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β,γ-ジヒドロキシ
プロピル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-ヒドロキシニトロベンゼ
ン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N-(β-ヒ
ドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(β-アミノエチル)アミノニトロ
ベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-メトキシニト
ロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-N-(β-アミノエチル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-N,N-(ジメチ
ル)アミノニトロベンゼン、 − 3-アミノ-4-N-(β-アミノエチル)アミノニトロ
ベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-アミノエチル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-N,N-ビス(β
-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 3-β-アミノエチルオキシ-4-アミノニトロベンゼ
ン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-(N-δ-アミノ-n-ブチ
ル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(γ-アミノ-n-プロピル)アミノ-5-N,N-
(ジメチル)アミノニトロベンゼン、 − 3-メトキシ-4-N-(β-アミノエチル)アミノニト
ロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-アミノニトロ
ベンゼン、 − 2-アミノ-4-クロロ-5-N-(β-アミノエチル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-メトキシニト
ロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-N-(β-アミノ
エチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-β-ヒドロキシ
エチルオキシニトロベンゼン、 − 3-β-ヒドロキシエチルオキシ-4-N-(β-アミノ
エチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-アミノエチルオキシニトロベンゼ
ン、 − 3-ヒドロキシ-4-N-(β-アミノエチル)アミノニ
トロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-β-ヒドロキシ
エチルオキシニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-ヒドロキシニ
トロベンゼン、 − [ヒドロキシ-2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
3-ニトロ-6]-ベンジルオキシ]-2-エチルアミン、及
び − [ヒドロキシ-2-N-(β-ヒドロキシプロピル)アミ
ノ-3-ニトロ-6]ベンジルオキシ]-2-エチルアミン、 を挙げることができる。
【0019】上述した式(II)のニトロベンゼン染料の
中でも、特に: − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-ヒドロキシエチ
ル)アミノニトロベンゼン、 − 4-N-(β-ウレイドエチル)アミノニトロベンゼ
ン、 − 4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-1
-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-メチルニ
トロベンゼン、 − 5-クロロ-3-N-(エチル)アミノ-4-ヒドロキシニ
トロベンゼン、 − 5-アミノ-3-クロロ-4-ヒドロキシニトロベンゼ
ン、 − 2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-5-N,N-
ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 5-ヒドロキシ-2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-クロ
ロ-6-ニトロベンゼン、 − 3,4-ジアミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
トロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)ア
ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-N,N-ビ
ス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-ヒドロキ
シニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-アミノニ
トロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-メトキシニト
ロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-β-ヒドロキシ
エチルオキシニトロベンゼン、 が好ましい。
【0020】本発明で使用可能な-Z=D-結合と第4級
化窒素原子を含有する直接カチオン性染料としては、次
の式(III)、(IV)及び(V):
【化22】 [上式(III)ないし(V)において、Rは水素原子又
はアミノ基を表し;Rは水素原子又はニトロ基を表
し;Rは水素原子、ニトロ基又はC-Cアルコキ
シ基を表し;RはC-Cアルキル基を表し;R
は水素原子又はパラ-トリ(C-Cアルキル)アンモニ
オフェニル基を表し;Rは臭素原子又はNH-パラ-ト
リ(C-Cアルキル)アンモニオフェニル基を表し;
は、好ましくは塩化物、メチルスルファート及びア
セタートから選択されるアニオンを表す]のものを挙げ
ることができる。
【0021】本発明においては、構造(III)ないし
(V)のメソメリー形に相当する化合物も使用することが
できる。式(III)の化合物の例としては、ベイシック
・ブラウン16、ベイシック・レッド76、ベイシック・
ブラウン17及びベイシック・レッド118の染料を挙
げることができる。式(IV)の化合物の例としては、ベ
イシック・イエロー57の染料を挙げることができる。
式(V)の化合物の例としては、ベイシック・ブルー99
の染料を挙げることができる。
【0022】これらの色素指数名には次の化学構造体
(それらの塩化物の形態)が含まれる: ・8-[(4-アミノフェニル)アゾ]-7-ヒドロキシ-2-ト
リメチルアンモニオナフタレン、 ・8-[(2-メトキシフェニル)アゾ]-7-ヒドロキシ-2-
トリメチルアンモニオナフタレン、 ・8-[(4-アミノ-3-ニトロフェニル)アゾ]-7-ヒドロ
キシ-2-トリメチルアンモニオナフタレン、 ・8-[(4-アミノ-2-ニトロフェニル)アゾ]-7-ヒドロ
キシ-2-トリメチルアンモニオナフタレン、 ・3-[(3-メチル-5-ヒドロキシ-1-フェニル-1H-ピ
ラゾル-4-イル)アゾ]トリメチルアンモニオベンゼン、 ・3-[(4-アミノ-6-ブロモ-5,8-ジヒドロ-1-ヒド
ロキシ-8-イミノ-5-オキソ-2-ナフタレニル)アミノ]
トリメチルアンモニオベンゼン、 ・3-[(3,7-ジブロモ-5,8-ジヒドロ-4-ヒドロキシ
-5-イミノ-8-オキソ-1-ナフタレニル)アミノ]トリメ
チルアンモニオベンゼン。
【0023】式(III)ないし(V)の該化合物は、ワー
ナー・ジェンキンソン社(WARNER JENKINSON)から次の商
品名: − アリアノール・マホガニー(ARIANOR MAHOGANY);ア
リアノール・スチール・ブルー(ARIANOR STEEL BLUE) ;
アリアノール・マダー・レッド(ARIANOR MADDER RED);ア
リアノール・シエナ・ブラウン(ARIANOR SIENNA BROWN);
アリアノール・ストロー・イエロー(ARIANOR STRAW YELLO
W);アリアノール・ボルドー(ARIANOR BORDEAUX);で販
売されているものに相当する製品において、単独物で又
は組合せ物として存在する。
【0024】本発明で使用可能な-Z=D-結合と第4級
化窒素原子を含有する直接カチオン性染料としては、次
の式(VI)、(VII)、(VIII)、(VIII')及び
(IX)のものであって: a)次の式(VI):
【化23】 {上式中:Z及びDは同一でも異なっていてもよく、窒
素原子又は-CH-基を表し、R及びRは同一でも異
なっていてもよく、水素原子;一又は複数のC-C
アルキル基で置換されていてもよく、一又は複数の他の
窒素原子及び/又は一又は複数の酸素原子を含有してい
てもよい窒素含有複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共
に形成するか、もしくは-CN、-OH又は-NH基で
置換されていてもよいC-Cアルキル基;4'-アミ
ノフェニル基を表し、R及びR'は同一でも異なっ
ていてもよく、水素、又は塩素、臭素、ヨウ素及びフッ
素から選択されるハロゲン原子、シアノ、C-C
ルキル、C-Cアルコキシ又はアセチルオキシ基を
表し、Xは、好ましくは塩化物、メチルスルファート
及びアセタートから選択されるアニオンを表し、Aは、
次の式で示される構造A1ないしA19:
【化24】 [上式中、R10はヒドロキシル基で置換されていても
よいC-Cアルキル基を表し、R11はC-C
ルコキシ基を表す]から選択される基を表す}の化合
物; b)次の式(VII):
【化25】 {上式中:R12は、水素原子又はC-Cアルキル
基を表し、R13は、C-Cアルキル基で置換され
ていてもよく、窒素及び/又は酸素を含有していてもよ
い複素環をR12と共に形成するか、もしくは4'-アミ
ノフェニル基、アミノ基又は-CN基で置換されていて
もよいアルキル基、水素原子を表し、R14及びR15
は同一でも異なっていてもよく、水素原子、臭素、塩
素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子、C-C
ルキル又はC-Cアルコキシ基、又は-CN基を表
し、Xは、好ましくは塩化物、メチルスルファート及
びアセタートから選択されるアニオンを表し、Bは、次
の式で示される構造B1ないしB6:
【化26】 [上式中、R16はC-Cアルキル基を表し、R17
及びR18は同一でも異なっていてもよく、水素原子又
はC-Cアルキル基を表す]から選択される基を表
す}の化合物; c)次の式(VIII)及び(VIII'):
【化27】 {上式中:Z及びDは同一でも異なっていてもよく、窒
素原子又は-CH-基を表し、R19は、水素原子、C
-Cアルコキシ基、臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等
のハロゲン原子、又はアミノ基を表し、R20は、一又
は複数のC-Cアルキル基で置換されていてもよ
く、及び/又は酸素を含有していてもよい複素環を、ベ
ンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくはC-
アルキル基、水素原子を表し、R21は、水素原
子、もしくは臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲ
ン原子を表し、R22及びR23は同一でも異なってい
てもよく、水素原子又はC-Cアルキル基を表し、
m=0又は1であり、Xは、好ましくは塩化物、メチ
ルスルファート及びアセタートから選択されるアニオン
を表し、Eは、次の式で示される構造E1ないしE8:
【化28】 [上式中、R'はC-Cアルキル基を表す]から選択さ
れる基を表し、m=0で、Dが窒素原子を表す場合、
Eは次の構造E9:
【化29】 [上式中、R'はC-Cアルキル基を表す]の基を表し
得る}の化合物; d)次の式(IX): G-N=N-J (IX) {上式中:符合Gは次の構造GないしG
【化30】 [上記構造GないしG中、R24は、塩素、臭素、
ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子又はC
-Cアルキル基で置換されていてもよいフェニル基、
-Cアルキル基を示し;R25は、C-Cアル
キル基又はフェニル基を示し;R26及びR27は同一
でも異なっていてもよく、C-Cアルキル基、フェ
ニル基を表すか、又は構造Gの場合には、共同して一
又は複数のC-Cアルキル、C-Cアルコキシも
しくはNO基で置換されたベンゼン環を形成し、構造
の場合は、共同して一又は複数のC-Cアルキ
ル、C-CアルコキシもしくはNO基で置換され
ていてもよいベンゼン環を形成し;R26はまた水素原
子を示し得るものであり;Tは、酸素もしくは硫黄原子
又は-NR25基を示し;Mは、-CH、-CR(RはC
-Cアルキルを示す)又は-NR28(X)基を表
し;Kは、-CH、-CR(RはC-Cアルキルを示
す)又は-NR28(X)基を表し;Pは、-CH、-C
R(RはC-Cアルキルを示す)又は-NR28(X)
基を表し;rは0又は1であり;R28はO原子、
-Cアルコキシ基又はC-Cアルキル基を表
し;R29及びR30は同一でも異なっていてもよく、
水素、もしくは塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択
されるハロゲン原子、C-CアルキルもしくはC-
アルコキシ基、又は-NO基を表し;Xは、好
ましくは塩化物、ヨウ化物、メチルスルファート、エチ
ルスルファート、アセタート及びペルクロラートから選
択されるアニオンを表す]から選択される基を表し;符
合Jは: − (a)次の構造J
【化31】 [構造Jにおいて、R31は、水素原子、塩素、臭
素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、C
-CアルキルもしくはC-Cアルコキシ基、又は
-OH、-NO、-NHR34、-NR3536又は-
NHCO(C-C)アルキル基を表すか、又はR32
と共に、窒素、酸素又は硫黄から選択される一又は複数
のヘテロ原子を含有していてもよい5-又は6員環を形
成し;R32は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素及びフ
ッ素から選択されるハロゲン原子、C-Cアルキル
もしくはC-Cアルコキシ基を表すか、又はR33
又はR34と共に、窒素、酸素又は硫黄から選択される
一又は複数のヘテロ原子を含有していてもよい5-又は
6員環を形成し;R33は、水素原子、-OH基、-NH
34基、-NR3536基を表し;R34は、水素
原子、C-Cアルキル基、C-Cモノヒドロキシ
アルキル基、C-Cポリヒドロキシアルキル基又は
フェニル基を表し;R35及びR36は同一でも異なっ
ていてもよく、C-Cアルキル基、C -Cモノヒ
ドロキシアルキル基又はC-Cポリヒドロキシアル
キル基を表す]の基: − (b)一又は複数のC-Cアルキル、アミノ又は
フェニル基で置換されていてもよく、他のヘテロ原子及
び/又はカルボニル含有基を含有し得る、5-又は6員
の窒素含有複素環基、特に次の構造J
【化32】 [構造Jにおいて、R37及びR38は同一でも異な
っていてもよく、水素原子、C-Cアルキル基又は
フェニル基を表し;Yは-CO-基又は次の式:
【化33】 の基を示し、n=0又は1であり、nが1である場合、
Uは-CO-基を示す]の基を表す}の化合物を挙げるこ
とができる。これら構造(VI)ないし(IX)のメソメリ
ー形に相当する化合物を使用することもできる。上述し
た構造(III)ないし(V)と同様、構造(VI)ないし
(IX)において、C-Cアルコキシ又はアルキル基
は、好ましくはメチル、エチル、ブチル、メトキシ又は
エトキシを示す。
【0025】式(VI)、(VII)、(VIII)及び(V
III')のカチオン性染料は既知の化合物であり、例え
ば、国際公開第95/15144号、国際公開第95/
01772号及び欧州特許公開第714954号に記載
されている。式(IX)のものも既知の化合物であり、例
えば、仏国特許出願第2189006号、仏国特許出願
第2285851号及び仏国特許出願第2140205
号及びその追加特許証に記載されている。
【0026】本発明の染色用組成物において使用可能な
式(VI)の直接カチオン性染料としては、特に、次に示
す構造(VI)ないし(VI54):
【化34】 に相当する化合物を挙げることができる。上述の構造
(VI)ないし(VI54)の化合物の中でも、構造(V
)、(VI)、(VI14)及び(VI31)に相当す
る化合物が特に好ましい。
【0027】本発明の染色用組成物において使用可能な
式(VII)の直接カチオン性染料としては、特に次に示
す構造(VII)ないし(VII):
【化35】 に相当する化合物を挙げることができる。
【0028】本発明の染色用組成物において使用可能な
式(VIII)の直接カチオン性染料としては、特に次に
示す構造(VIII)ないし(VIII18):
【化36】 に相当する化合物を挙げることができる。上述した構造
(VIII)ないし(VIII18)の特定の化合物の中
でも、構造(VIII)、(VIII)及び(VIII
13)に相当する化合物が特に好ましい。
【0029】本発明の染色用組成物において使用可能な
式(VIII')の直接カチオン性染料としては、特に次
に示す構造(VIII')ないし(VIII'):
【化37】 に相当する化合物を挙げることができる。
【0030】本発明の染色用組成物に使用可能な式(I
X)の直接カチオン性染料としては、特に次に示す構造
(IX)ないし(IX77):
【化38】 の化合物を挙げることができる。
【0031】本発明の直接ニトロベンゼン染料又は直接
カチオン性染料は、組成物の全重量に対して約0.00
1〜20重量%、好ましくは0.005〜10重量%で
ある。
【0032】本発明の組成物は、好ましくは少なくとも
1つのカップラーを含有する。このようなカップラーと
しては、メタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェ
ノール類、メタ-ジフェノール類、ナフトール類及び複
素環カップラー、例えばインドール誘導体、インドリン
誘導体、セサモール及びその誘導体、ピリジン誘導体、
ピラゾロトリアゾール誘導体、ピラゾロン類、インダゾ
ール類、ベンゾイミダゾール類、ベンゾチアゾール類、
ベンゾオキサゾール類、1,3-ベンゾジオキソール類、
キノリン類及びその酸付加塩類である。
【0033】これらのカップラーは、特に、2,4-ジア
ミノ-1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2-メ
チル-5-アミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチ
ル)アミノ-2-メチルフェノール、3-アミノフェノー
ル、1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ
-2-メチルベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベ
ンゼン、2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-
1-メトキシベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3
-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモー
ル、1-アミノ-2-メトキシ-4,5-メチレンジオキシベ
ンゼン、α-ナフトール、6-ヒドロキシインドール、4
-ヒドロキシインドール、4-ヒドロキシ-N-メチルイン
ドール、6-ヒドロキシインドリン、2,6-ジヒドロキ
シ-4-メチルピリジン、1-H-3-メチルピラゾル-5-
オン、1-フェニル-3-メチルピラゾル-5-オン、2-ア
ミノ-3-ヒドロキシピリジン、3,6-ジメチルピラゾロ
[3,2-c]-1,2,4-トリアゾール、及び2,6-ジメチ
ルピラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール、及びそ
れらの酸付加塩類から選択される。
【0034】これらのカップラー(類)は、染色用組成物
の全重量に対して0.0001〜15重量%の濃度で、
本発明の組成物中に存在する。
【0035】本発明の染色用組成物は、式(I)の1-(4
-アミノフェニル)ピロリジン類とは異なる少なくとも1
つの付加的な酸化ベース、及び/又は本発明の直接染料
とは異なる少なくとも1つの直接染料をさらに含有して
もよい。本発明で使用可能な付加的な酸化ベース類とし
ては、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジア
ミン、2-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミ
ン、1-N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニ
レンジアミン、パラ-アミノフェノール類、例えば3-メ
チル-4-アミノフェノール及び4-アミノフェノール、
オルト-フェニレンジアミン類、オルト-アミノフェノー
ル類、複ベース類、複素環ベース類、例えば2,4,5,
6-テトラアミノピリミジン等のピリミジン類、又は1-
(2-ヒドロキシエチル)-4,5-ジアミノピラゾール等の
ピラゾール類を挙げることができる。付加的な酸化ベー
ス(類)は、前記組成物の全重量に対して0.0001〜
15重量%の濃度で存在する。
【0036】組成物の適切な染色用媒体は、好ましくは
水で構成される水性媒体であり、有利には、特にアルコ
ールを含む化粧品的に許容可能な有機溶媒、例えばエチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ベンジルアル
コール及びフェニルエチルアルコール、グリコール類又
はグリコールエーテル類、例えばエチレングリコールの
モノメチル、モノエチル及びモノブチルエーテル類、プ
ロピレングリコール又はそのエーテル類、例えばプロピ
レングリコールのモノメチルエーテル、ブチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、並びにジエチレングリ
コールのアルキルエーテル類、例えばジエチレングリコ
ールのモノエチルエーテル又はモノブチルエーテルを、
組成物の総重量に対して約1〜40重量%の濃度で含有
する。
【0037】本発明の組成物は、従来から酸化染色にお
いて知られているその他の薬剤、例えばEDTA及びエ
チドロン酸のような金属イオン封鎖剤、紫外線遮蔽剤、
ワックス、揮発性又は非揮発性で環状、直鎖状又は分枝
状の有機変性した(特にアミン基による)又は有機変性し
ないシリコーン、防腐剤、セラミド類、擬似セラミド
類、植物性油、鉱物性油又は合成油、ビタミン類又はプ
ロビタミン類、例えばパンテノール、乳白剤、増粘剤、
例えば架橋したポリアクリル酸又はヒドロキシアルキル
セルロース、及びカチオン性ポリマー等の種々の慣習的
なアジュバントを有効量さらに含有してもよい。
【0038】カチオン性ポリマー 本発明の目的において、「カチオン性ポリマー」という
表現は、カチオン基及び/又はカチオン基にイオン化さ
れ得る基を含有する任意のポリマーを示す。本発明で使
用可能なカチオン性ポリマーは、毛髪の美容特性を改善
するために、既にそれ自体公知のもの全て、すなわち特
に、欧州特許公開第337354号、及び仏国特許第2
270846号、同2383660号、同259861
1号、同2470596号及び同2519863号に記
載されているものから選択することができる。
【0039】好ましいカチオン性ポリマーは、主ポリマ
ー鎖の一部を形成するか、又はそこに直接結合した側鎖
置換基により担持され得る、第1級、第2級、第3級及
び/又は第4級アミン基を有するユニットを含有するも
のから選択される。使用されるカチオン性ポリマーは、
一般的に約500〜5×10、好ましくは約10
3×10の数平均分子量を有する。カチオン性ポリマ
ーとして、ポリアミン、ポリアミノアミド及び第4級ポ
リアンモニウム型のポリマーを特に挙げることができ
る。それらは特に、仏国特許第2505348号又は同
2542997号に記載されている。前記ポリマーの中
でも、次のものを挙げることができる:
【0040】(1) 次の式(I)、(II)、(III)又は
(IV):
【化39】 [上式中:Rは同一でも異なっていてもよく、水素原
子又はCH基を示し;Aは同一でも異なっていてもよ
く、直鎖状又は分枝状で、1〜6の炭素原子、好ましく
は2又は3の炭素原子のアルキル基、又は1〜4の炭素
原子を有するヒドロキシアルキル基を示し;R
、Rは同一でも異なっていてもよく、1〜18の
炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基、好ましく
は1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示し;R
びRは同一でも異なっていてもよく、水素又は1〜6
の炭素原子を有するアルキル基、好ましくはメチル又は
エチルを表し;Xは無機又は有機酸から誘導されたアニ
オン、例えばメトスルファートアニオン又はハロゲン化
物、例えば塩化物又は臭化物を示す]の単位の少なくと
も1つを有し、アクリル酸又はメタクリル酸エステル又
はアミドから誘導されたホモポリマー又はコポリマー。
【0041】ファミリー(1)のポリマーは、さらに、ア
クリルアミド類、メタクリルアミド類、ジアセトンアク
リルアミド類、窒素が低級(C−C)アルキルで置換
されたメタクリルアミド類とアクリルアミド類、アクリ
ル酸又はメタクリル酸又はそのエステル、ビニルラクタ
ム、例えばビニルピロリドン又はビニルカプロラクタ
ム、ビニルエステルのファミリーから選択されるコモノ
マーから誘導される一又は複数の単位を含んでいてもよ
い。
【0042】しかして、ファミリー(1)のこれらのポリ
マーとしては次のものを挙げることができる。 − 硫酸ジメチル又はジメチルハライドで第4級化され
たメタクリル酸ジメチルアミノエチルとアクリルアミド
のコポリマー、例えばハーキュレス社(HERCULES)からハ
ーコフロック(HERCOFLOC)の名称で販売されているも
の。 − 例えば欧州特許出願公開第080976号に記載さ
れ、チバガイギー社(CIBA GEIGY)からビナクアット(BIN
A QUAT)P100の名称で販売されている、アクリルア
ミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロリドのコポリマー。 − ハーキュレス社からレテン(RETEN)なる名称で販売
されているアクリルアミドとメタクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウムメトスルファートのコポリマ
ー。 − ビニルピロリドン/アクリル酸又はメタクリル酸ジ
アルキルアミノアルキルのコポリマーで第4級化等され
ていてもよいもの、例えばISP社から「ガフクアット
(GAFQUAT)」なる名称で販売されている製品、例えば
「ガフクアット734」又は「ガフクアット755」、
あるいは「コポリマー845,958及び937」と呼
ばれている製品。これらのポリマーは仏国特許第207
7143号及び同2393573号に詳細に記載されて
いる。 − メタクリル酸ジメチルアミノエチル/ビニルカプロ
ラクタム/ビニルピロリドンのターポリマー、例えばI
SP社からガフィックス(GAFFIX)VC713なる名称で
販売されている製品。 − 特にISP社からスタイレゼ(STYLEZE)CC10な
る名称で市販されているビニルピロリドン/メタクリル
アミドプロピルジメチルアミンのコポリマー。 − 及びISP社から「ガフクアットHS100」の名
称で販売されている製品のような、第4級化ビニルピロ
リドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドのコ
ポリマー。
【0043】(2) 仏国特許第1492597号に記載
された第4級アンモニウム基を有するセルロースエーテ
ル誘導体、特にユニオン・カーバイド社(Union Carbide
Corporation)から「JR」(JR400、JR125、
JR30M)又は「LR」(LR400、LR30M)な
る名称で市販されているポリマー。これらのポリマーは
またCTFA辞典においてトリメチルアンモニウム基に
より置換されたエポキシドと反応するヒドロキシエチル
セルロース第4級アンモニウムとして定義されている。
【0044】(3) 第4級アンモニウム水溶性モノマー
がグラフトしたセルロース誘導体又はセルロースコポリ
マーのようなカチオン性セルロース誘導体で、米国特許
第4131576号に特に記載されているもの、例え
ば、特にメタクリロイルエチルトリメチルアンモニウ
ム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム
又はジメチルジアリルアンモニウム塩がグラフトしたヒ
ドロキシメチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロ
ピルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロー
ス。この定義に対応する市販品は特にナショナル・スタ
ーチ社(National Starch)から「セルクアット(Celquat)
L200」及び「セルクアットH100」なる名称で販
売されている製品である。
【0045】(4) 特に米国特許第3589578号及
び同4031307号に記載されたカチオン性多糖類、
例えばカチオン性トリアルキルアンモニウム基を含むグ
アールガム。2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモ
ニウム塩(例えば塩化物)で変性されたグアールガムが例
えば使用される。このような製品は、特にメイホール社
(MEYHALL)からジャガー(JAGUAR)C13S、ジャガーC
15、ジャガーC17又はジャガーC162なる商品名
で市販されている。
【0046】(5) 酸素、硫黄又は窒素原子あるいは芳
香環又は複素環が挿入されていてもよい、直鎖状又は分
枝状鎖を有する二価のアルキレン又はヒドロキシアルキ
レン基と、ピペラジニル単位からなるポリマー、並びに
これらのポリマーの酸化及び/又は第4級化生成物。こ
のようなポリマーは、特に、仏国特許第2162025
号及び同2280361号に記載されている。
【0047】(6) 特に、酸化合物とポリアミンの重縮
合により調製される水溶性ポリアミノアミド類;これら
のポリアミノアミド類は、エピハロヒドリン、ジエポキ
シド、二無水物、不飽和の二無水物、二不飽和誘導体、
ビスハロヒドリン、ビスアゼチジニウム、ビスハロアシ
ルジアミン、アルキルビスハライド等、もしくは、ビス
ハロヒドリン、ビスアゼチジニウム、ビスハロアシルジ
アミン、アルキルビスハライド、エピハロヒドリン、ジ
エポキシド又は二不飽和誘導体に対して反応する二官能
化合物の反応の結果生じたオリゴマーで架橋され得;架
橋剤は、ポリアミノアミドの1アミン基当たり0.02
5〜0.35モルの範囲の割合で使用され;これらのポ
リアミノアミド類は、アルキル化されるか、それらが一
又は複数の第3級アミン官能基を含む場合には第4級化
され得る。このようなポリマーは、特に仏国特許第22
52840号及び同2368508号に記載されてい
る。
【0048】(7) ポリカルボン酸とポリアルキレンポ
リアミンを縮合させ、続いて二官能剤でアルキル化して
得られるポリアミノアミド誘導体。例えば、アルキル基
が1〜4の炭素原子を含み、好ましくはメチル、エチル
又はプロピルを示す、アジピン酸-ジアルキルアミノヒ
ドロキシアルキルジアルキレントリアミンのポリマーを
挙げることができる。このようなポリマーは、特に仏国
特許第1583363号に記載されている。これらの誘
導体として、特にサンド社(Sandoz)から「カルタレチン
(Cartaretine)F、F4又はF8」の名称で販売されて
いる、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピル
/ジエチレントリアミンのポリマーを挙げることができ
る。
【0049】(8) 3〜8の炭素原子を有する、飽和し
た脂肪族のジカルボン酸及びジグリコール酸から選択さ
れるジカルボン酸と、少なくとも1つの第2級アミン基
と2つの第1級アミン基を含有するポリアルキレンポリ
アミンとを反応させて得られるポリマー。ポリアルキレ
ンポリアミンとジカルボン酸のモル比は、0.8:1〜
1.4:1であり;そこで得られるポリアミノアミド
は、ポリアミノアミドの第2級アミンに対して、0.
5:1〜1.8:1のモル比のエピクロロヒドリンと反
応させたものである。このようなポリマーは、特に米国
特許第3227615号及び同2961347号に記載
されている。このタイプのポリマーは、特に、ハーキュ
レス社から「ハーコセット(Hercosett)57」の名称
で、あるいはアジピン酸/エポキシプロピル/ジエチル
トリアミンのコポリマーの場合は、ハーキュレス社から
「デルセット(Delsette)101」又は「PD170」の
名称で市販されている。
【0050】(9) アルキルジアリルアミン又はジアル
キルジアリルアンモニウムのシクロポリマー、例えば、
次の式(V)又は(VI):
【化40】 [上式中、k及びtは0又は1であり、k+tの合計は
1であり;Rは、水素原子又はメチル基を示し;R
及びRは互いに独立して、1〜22の炭素原子を有す
るアルキル基、アルキル基が好ましくは1〜5の炭素原
子を有するヒドロキシアルキル基、又は低級(C-
)アミドアルキル基を示すか、又はR及びR
は、それらが結合している窒素原子と共同して、複素
環基、例えばピペリジニル又はモルホリニルを示しても
よく;RとRは互いに独立して、好ましくは1〜4
の炭素原子を有するアルキル基を示し;Yはアニオ
ン、例えば臭化物、塩化物、アセタート、ボラート、シ
トラート、タートラート、ビスルファート、二亜硫酸
塩、スルファート又はホスファートである]に相当する
単位を、鎖の主な構成要素として含むホモポリマー又は
コポリマー。これらのポリマーは、特に、仏国特許第2
080759号、及びその追加特許証第2190406
号に記載されている。上述したポリマーとしては、特に
カルゴン社(Calgon)から「メルクアット(Merquat)10
0」の名称で販売されているジメチルジアリルアンモニ
ウムクロリドのホモポリマー(及びその低重量平均分子
量のホモログ)、及び「メルクアット550」の名称で
市販されているジアリルジメチルアンモニウムクロリド
とアクリルアミドのコポリマーを挙げることができる。
【0051】(10) 次の式:
【化41】 {上式(VII)中:R10、R11、R12及びR13
は同一でも異なっていてもよく、1〜20の炭素原子を
有する脂肪族、脂環式又はアリール脂肪族基、もしくは
低級ヒドロキシアルキル脂肪族基を示すか、又は
10、R11、R12及びR13は、共同して又は別
々に、それらが結合する窒素原子と共に、窒素以外の第
2のヘテロ原子を含有していてもよい複素環を形成する
か、又はR10、R11、R12及びR13は、R14
がアルキレンで、Dが第4級アンモニウム基である、-
CO-O-R14-D又は-CO-NH-R14-D基又はニ
トリル、エステル、アシル、アミド基で置換される、直
鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基を示し;A
びBは、スルホキシド、スルホン、ジスルフィド、ア
ミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第4級アンモニ
ウム、ウレイド、アミド又はエステル基、又は一又は複
数の酸素又は硫黄原子、又は一又は複数の芳香環が主鎖
に挿入、又は連結して含有されていてもよく、直鎖状又
は分枝状で飽和又は不飽和であってよい、2〜20の炭
素原子を有するポリメチレン基を表し、Xは、無機酸
又は有機酸から誘導されるアニオンを示し;A、R
10及びR12は、それらが結合する2つの窒素原子と
共にピペラジン環を形成可能で;Aが飽和又は不飽和
で直鎖状又は分枝状のアルキレン又はヒドロキシアルキ
レン基を示す場合は、Bはさらに-(CH)-CO-
D-OC-(CH)-基を示し、ここでnは1〜10
0、好ましくは1〜50であり、Dは: a)式:-O-Z-O-のグリコール残基[該式中、Zは、直
鎖状又は分枝状の炭化水素基、又は次の式: -(CH-CH-O)-CH-CH- -[CH-CH(CH)-O]-CH-CH(CH)- (上式中、x及びyは、定まった一つの重合度を表す1
〜4の整数を示すか、あるいは、平均重合度を表す1〜
4の任意の数を示す)の一つに相当する基を示す]; b)ジ二級ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体; c)式:-NH-Y-NH-のジ一級ジアミン残基[上式中、
Yは、次の式: -CH-CH-S-S-CH-CH- で示される二価の基、又は直鎖状又は分枝状の炭化水素
基を示す]; d)式:-NH-CO-NH-のウレイレン基; を示し;Xは好ましくはアニオン、例えば塩化物又は
臭化物である。}に相当する繰り返し単位を含有する第
4級ジアンモニウムポリマー。
【0052】これらのポリマーは、一般的に1000〜
100000の数平均分子量を有する。この種のポリマ
ーは、特に、仏国特許第2320330号、同2270
846号、同2316271号、同2336434号及
び同2413907号、及び米国特許第2273780
号、同2375853号、同2388614号、同24
54547号、同3206462号、同2261002
号、同2271378号、同3874870号、同40
01432号、同3929990号、同3966904
号、同4005193号、同4025617号、同40
25627号、同4025653号、同4026945
号、及び同4027020号に記載されている。
【0053】特に、次の式(VIII):
【化42】 [上式中、R10、R11、R12及びR13は同一で
も異なっていてもよく、約1〜4の炭素原子を有するア
ルキル又はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpは約
2〜20の範囲の整数であり、Xは無機酸又は有機酸
から誘導されるアニオンである]に相当する繰り返し単
位からなるポリマーを使用することができる。
【0054】(11) 次の式(IX):
【化43】 [上式中、pは約1〜6の間で変化する整数であり、D
はゼロであるか、又はrが4又は7の数を示す-(C
)-CO-基を表すことができ、Xはアニオンで
ある]の繰り返し単位からなる第4級ポリアンモニウム
ポリマー。このようなポリマーは、米国特許第4157
388号、同4390689号、同4702906号及
び同4719282号に記載されている方法に従い調製
することができる。それらは特に、欧州特許公開第12
2324号に記載されている。このようなものとして
は、例えば、ミラノール社(Miranol)から販売されてい
る「ミラポール(Mirapol)A15」、「ミラポールAD
1」、「ミラポールAZ1」及び「ミラポール175」
を挙げることができる。
【0055】(12) 第4級ビニルピロリドン及びビニ
ルイミダゾールポリマー、例えば、B.A.S.F.社から
ルビクアット(Luviquat)FC905、FC550及びF
C370の名称で市販されている製品。 (13) CTFA辞典で「ポリエチレングリコール(1
5)獣脂ポリアミン」なる名称で呼ばれている、ヘンケ
ル社(Henkel)から販売されているポリクアート(Polyqua
rt)Hのようなポリアミン類。
【0056】(14) メタクリロイルオキシ(C-C
アルキル)トリ(C-Cアルキル)アンモニウム塩の架
橋したポリマー、例えば、塩化メチルで第4級化された
メタクリル酸ジメチルアミノエチルが単独重合し、又は
塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミ
ノエチルとアクリルアミドとが共重合し、単独重合又は
共重合に続いて、オレフィン性不飽和を含む化合物、特
にメチレンビスアクリルアミドで架橋することにより得
られるポリマー。特に、鉱物性油に50重量%の前記ポ
リマーを含む分散液の形態での、アクリルアミド/メタ
クリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリ
ドの架橋コポリマー(重量比:20/80)を使用するこ
とができる。この分散液は、アライド・コロイヅ社(ALLI
ED COLLOIDS)から「サルケア(登録商標)SC92」の名
称で市販されている。また、鉱物性油又は液状エステル
中に約50重量%のホモポリマーを含むメタクリロイル
オキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋ホ
モポリマーを使用することもできる。これらの分散液
は、アライド・コロイヅ社から「サルケア(登録商標)S
C95」及び「サルケア(登録商標)SC96」の名称で
市販されている。
【0057】本発明の範囲内で使用可能な他のカチオン
性ポリマーは、ポリアルキレンイミン類、特に、ポリエ
チレンイミン類、ビニルピリジン又はビニルピリジニウ
ム単位を有するポリマー、ポリアミン類とエピクロロヒ
ドリンの縮合物、第4級ポリウレイレン類及びキチン誘
導体である。
【0058】本発明で使用可能な全カチオン性ポリマー
のなかでも、ファミリー(1)、(9)、(10)、(11)及
び(14)のポリマー、特に次の式(W)及び(U):
【化44】 のポリマーが好ましく使用される。
【0059】本発明の組成物におけるカチオン性ポリマ
ーの濃度は、組成物の全重量に対して約0.01〜10
重量%、好ましくは0.05〜5重量%、さらに好まし
くは0.1〜3重量%の間で変化し得る。
【0060】前記組成物に、還元剤又は抗酸化剤をさら
に含めることもできる。これらは、特に亜硫酸ナトリウ
ム、チオグリコール酸、チオ乳酸、重亜硫酸ナトリウ
ム、デヒドロアスコルビン酸、ヒドロキノン、2-メチ
ルヒドロキノン、tert-ブチルヒドロキノン及びホモゲ
ンチジン酸の中から選択することができ、それらは、組
成物の全重量に対して約0.05〜1.5重量%の範囲
の量で一般的に存在する。
【0061】本発明の組成物は、一又は複数の脂肪アル
コールをさらに含有していてもよく、これらの脂肪アル
コールは純粋な形態又は混合物の形態で導入される。そ
のようなものとしては、特にラウリル、セチル、ステア
リル又はオレイルアルコール、又はそれらの混合物を挙
げることができる。これらの脂肪アルコール類は、組成
物の全重量に対して約0.001〜20重量%である。
【0062】好ましくは、本発明の組成物は少なくとも
1つの非イオン性、アニオン性、カチオン性又は両性の
界面活性剤を、約0.1〜20重量%の割合で含有す
る。特に好ましくは、前記組成物は、少なくとも1つの
非イオン性界面活性剤を含有する。
【0063】もちろん、当業者であれば、本発明の酸化
染色用組成物に固有の利点が、検討される添加剤によっ
て悪影響を受けないか実質的に受けないよう留意して、
上述の付加的な化合物(類)を選択するであろう。
【0064】酸化組成物において、酸化剤は、好ましく
は過酸化水素、過酸化尿素、臭素酸アルカリ金属塩、フ
ェリシアン化物、過ホウ素酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩
の中から選択される。過酸化水素の使用が特に好まし
い。この酸化剤は、有利には過酸化水素水からなり、そ
の力価は、特に約1〜40容量、さらに好ましくは約5
〜40容量の間で変化させることが可能である。それぞ
れの供与体又は補因子が存在する場合には、ラッカー
ゼ、ペルオキシダーゼ及び2電子を含有するオキシドレ
ダクターゼ(例えば、ウリカーゼ)等、一又は複数の酸化
物還元酵素を酸化剤として使用することが可能である。
【0065】染色用組成物又はケラチン繊維に塗布され
る使用準備が整った組成物(本発明の染色組成物と酸化
組成物を混合して得られる組成物)のpHは、一般に3
〜12である。そして、好ましくは6〜11であり、ケ
ラチン繊維の染色における従来技術で良く知られている
酸性化又はアルカリ性化剤で所望の値に調節することが
できる。
【0066】アルカリ性化剤としては、例えば、アンモ
ニア水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノールアミン類、
例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンとその誘導
体、オキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化エ
チレンジアミン類及びヒドロキシアルキルアミン類、水
酸化ナトリウム又はカリウム、及び次の式(X):
【化45】 [ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;
、R、R及びRは同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、C-Cアルキル又はC-Cヒドロ
キシアルキル基を表す]の化合物を挙げることができ
る。
【0067】酸性化剤は、例えば、無機酸又は有機酸、
例えば、塩酸、オルトリン酸、カルボン酸類、例えば酒
石酸、クエン酸、乳酸、又はスルホン酸類である。
【0068】本発明の染色用組成物は、種々の形態、例
えば、液体、パウダー、クリーム、ゲル、場合によって
は加圧された形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪
を染色するのに適した任意の他の形態で提供することが
できる。
【0069】本発明の染色方法は、好ましくは、使用時
に本発明の染色用組成物と酸化組成物でその場で調製し
た使用準備が整った組成物を、乾燥又は湿ったケラチン
繊維に塗布し、好ましくは約1〜60分間、より好まし
くは約10〜45分間その組成物にさらして作用させ、
繊維をすすぎ、ついで場合に応じてシャンプーで洗浄
し、さらにもう一度すすぎ、乾燥することからなる。
【0070】
【実施例】次の実施例は本発明を例証するものである。
次の染色用組成物を調製した:(グラムで表す)
【表1】 (*)染色用キャリア − セピック社(SEPPIC)からオラミックス(O RAMIX)CG110(登録商標)の名称で販 売されているC-C10アルキルポリグル コシドの60%水溶液 3.24gAS* − エタノール 18.0g − ベンジルアルコール 1.8g − ポリエチレングリコール400 2.7g − アクゾ社(AKZO)からディソルイン(DISSO LUINE)D-40(登録商標)の名称で販売 されている、ジエチレントリアミン五酢 酸の五ナトリウム塩の40%水溶液 0.43gAS* − メタ重亜硫酸ナトリウム 0.205g − 20.5%のNHを含有するアンモニ ア水 10.0g AS*は活性物質を示す。
【0071】使用時に、上述した各染色用組成物を、同
重量の20容量の過酸化水素(6重量%)と混合した。こ
のようにして調製された各混合物を、一方では白髪を9
0%含むパーマネントウエーブがかかったナチュラルな
グレイの毛髪の束に、他方では白髪を90%含有するナ
チュラルなグレイの毛髪の束に30分間適用した。つい
で、毛髪の束をすすぎ、標準的なシャンプーを用いて洗
髪を行い、再度すすいで乾燥した。
【0072】色調をミノルタCM2002比色計を使用
し、L*a*b*系により測定した。このL*a*b*系にお
いて、3つのパラメータは、それぞれ強度(L*)、暗度
(shade)(a*)及び飽和度(b*)を示す。この系におい
て、L値が高くなればなる程、色は明るくなるか、又は
弱まる。逆に、L値が低くなればなるほど、色は深くな
るか、又は強まる。a*及びb*は2つの色軸を示し、a
*は緑/赤の色軸を、b*は青/黄の色軸を示す。a*及
びb*が0に近づいた値になるとグレーの色調になる。
【0073】色調△Eの選択度は次の等式:
【式1】 を適用することにより算出することができる。この式に
おいて、△Eは2つの毛髪の束の色差(この場合は色調
の選択度)を表し、L*、a*及びb*はそれぞれ染色され
たナチュラルな毛髪の束の強度、暗度及び飽和度を表
し、L*、a*及びb*は染色されたパーマネント
ウエーブがかかった毛髪の束の強度、暗度及び飽和度を
表す。△Eに値が高くなればなるほど、2つの毛髪の束
の色差、この場合は染色の選択度が大きくなる。
【0074】結果を次の表(I)にまとめる。
【表2】
【0075】結論:本発明の組合せ(1)による染色で
は、従来品(2)のものよりもほぼ2倍も選択度合いが低
かった(12.59に対し6.64)。本発明の組合せ
(1)により、従来品(2)よりもより強く染色された(よ
りL値が低い)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09B 29/28 C09B 29/28 29/50 29/50 51/00 51/00 53/00 53/00 Z D06P 3/04 D06P 3/04 B Z 3/08 3/08 Fターム(参考) 4C083 AA121 AA161 AB082 AB231 AB352 AB411 AC102 AC152 AC521 AC522 AC532 AC551 AC552 AC561 AC641 AC691 AC731 AC831 AC851 AD042 AD131 AD151 AD161 AD212 AD471 AD611 BB01 BB24 BB42 BB43 BB45 BB46 BB47 CC36 DD17 DD23 DD31 DD41 EE07 EE26 4H057 AA01 BA03 BA04 CA07 CB03 CB22 CB34 CB45 CB46 CB59 CB61 DA01 DA21 HA03

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適切な染色用媒体に、酸化染料先駆物質
    として(i)次の式(I): 【化1】 [上式中:Rは水素原子、C-Cアルキル、C-
    モノヒドロキシアルキル、又はC-Cポリヒド
    ロキシアルキル基を示し;Rは水素原子、-CONH
    、C-Cモノヒドロキシアルキル、又はC-C
    ポリヒドロキシアルキル基を示し;Rは水素原子又は
    OH基を示す]の1-(4-アミノフェニル)ピロリジン及
    びその酸付加塩類の少なくとも1つを含有してなるヒト
    の毛髪等のケラチン繊維の酸化染色用組成物において、
    ニトロベンゼン染料、及びZとDが同一でも異なってい
    てもよく、窒素原子又は-CH-基を示す-Z=D-結合と
    第4級化窒素原子を含有するカチオン性染料からなる群
    から選択される少なくとも1つの直接染料をさらに含有
    することを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 式(I)において、R、R及びR
    水素原子を示すことを特徴とする請求項1に記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 式(I)において、R及びRが水素原
    子を示し、Rが-CHOH基を示すことを特徴とす
    る請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 式(I)において、Rが水素原子を示
    し、Rが-CHOH基を示し、RがOH基を示す
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 式(I)において、R及びRが水素原
    子を示し、Rが-CONH基を示すことを特徴とす
    る請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸塩
    類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類から
    選択されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 式(I)の1-(4-アミノフェニル)ピロリ
    ジン類及びそれらの酸付加塩類が、組成物の全重量に対
    して0.001〜10重量%であることを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 式(I)の1-(4-アミノフェニル)ピロリ
    ジン類及びそれらの酸付加塩類が、組成物の全重量に対
    して0.01〜8重量%であることを特徴とする請求項
    7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 ニトロベンゼン直接染料が、次の式(I
    I): 【化2】 [上式中: − Rは、アミノ基;C-Cアルキル、C-C
    モノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシア
    ルキル、C-Cアミノアルキル、モノ(C-C
    ルキル)アミノ(C-Cアルキル)、ジ(C-Cアル
    キル)アミノ(C-Cアルキル)、C-Cウレイド
    アルキル又はアリール基、又はアリール環が 一又は複数のヒドロキシル、カルボキシル、アミノ又は
    ジ(C-Cアルキル)アミノ基で置換されたアリール
    基で一置換又は二置換されたアミノ基を表し; − Rは、水素原子;アミノ基;ヒドロキシル基;C
    -Cアルキル基;C -Cアルコキシ基;C-C
    モノヒドロキシアルキル基;C-Cポリヒドロキ
    シアルキル基;C-Cモノヒドロキシアルコキシ
    基;C-Cポリヒドロキシアルコキシ基;C-C
    アミノアルコキシ基;C-Cアルキル、C -C
    ノヒドロキシアルキル、C-Cポリヒドロキシアル
    キル、C-C アミノアルキル、モノ(C-Cアル
    キル)アミノ(C-Cアルキル)、ジ(C-Cアルキ
    ル)アミノ(C-Cアルキル)、C-Cウレイドア
    ルキル又はアリール基、又はアリール環が一又は複数の
    ヒドロキシル、カルボキシル、アミノ又はジ(C-C
    アルキル)アミノ基で置換されたアリール基で一置換又
    は二置換されたアミノ基を表し; − Rは、水素又はハロゲン原子、C-Cアルキ
    ル基又はニトロ基を表す]のものであることを特徴とす
    る請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 ニトロベンゼン直接染料が: − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-ヒドロキシエチ
    ル)アミノニトロベンゼン、 − 4-N-(β-ウレイドエチル)アミノニトロベンゼ
    ン、 − 4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-1
    -N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-メチルニ
    トロベンゼン、 − 5-クロロ-3-N-(エチル)アミノ-4-ヒドロキシニ
    トロベンゼン、 − 5-アミノ-3-クロロ-4-ヒドロキシニトロベンゼ
    ン、 − 2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-5-N,N-
    ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 5-ヒドロキシ-2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-クロ
    ロ-6-ニトロベンゼン、 − 2,4-ジアミノニトロベンゼン、 − 3,4-ジアミノニトロベンゼン、 − 2,5-ジアミノニトロベンゼン、 − 3-アミノ-4-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 4-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 5-アミノ-2-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 4-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 5-アミノ-2-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
    トロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 2,5-N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
    トロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-N,N-ビ
    ス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(メチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-N,N-ビス(β-ヒドロキ
    シエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-(N-メチル-N-β-ヒド
    ロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2,5-N,N'-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロ
    ベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-ヒドロキ
    シニトロベンゼン、 − 3-メトキシ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ
    ニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-4-β-ヒドロキシエチルオ
    キシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-3-メチルニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-アミノニ
    トロベンゼン、 − 2-アミノ-4-クロロ-5-N-(β-ヒドロキシエチ
    ル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-ヒドロキシエチ
    ル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(メチル)アミノニトロ
    ベンゼン、− 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5
    -メトキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-β-ヒドロキシエチルオキシニトロベ
    ンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼ
    ン、 − 3-アミノ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
    トロベンゼン、 − 3-β-ヒドロキシエチルオキシ-4-N-(β-ヒドロ
    キシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-4-β,γ-ジヒドロキシプロ
    ピルオキシニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-β-ヒドロ
    キシエチルオキシニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-β,γ-ジ
    ヒドロキシプロピルオキシニトロベンゼン、 − 2-ヒドロキシ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミ
    ノニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-4-メチル-5-アミノニトロ
    ベンゼン、 − 2-アミノ-4-イソプロピル-5-N-(メチル)アミノ
    ニトロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-(N-メチル-N-β,γ-ジ
    ヒドロキシプロピル)アミノニトロベンゼン、 − 3-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N-(β-ヒ
    ドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β,γ-ジヒドロキシ
    プロピル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-ヒドロキシニトロベンゼ
    ン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-N-(β-ヒ
    ドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(β-アミノエチル)アミノニトロ
    ベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-メトキシニト
    ロベンゼン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-N-(β-アミノエチル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-N,N-(ジメチ
    ル)アミノニトロベンゼン、 − 3-アミノ-4-N-(β-アミノエチル)アミノニトロ
    ベンゼン、 − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-アミノエチル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-N,N-ビス(β
    -ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 3-β-アミノエチルオキシ-4-アミノニトロベンゼ
    ン、 − 2-N-(メチル)アミノ-5-(N-δ-アミノ-n-ブチ
    ル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(γ-アミノ-n-プロピル)アミノ-5-N,N-
    (ジメチル)アミノニトロベンゼン、 − 3-メトキシ-4-N-(β-アミノエチル)アミノニト
    ロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-アミノニトロ
    ベンゼン、 − 2-アミノ-4-クロロ-5-N-(β-アミノエチル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-メトキシニト
    ロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-N-(β-アミノ
    エチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-β-ヒドロキシ
    エチルオキシニトロベンゼン、 − 3-β-ヒドロキシエチルオキシ-4-N-(β-アミノ
    エチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-アミノエチルオキシニトロベンゼ
    ン、 − 3-ヒドロキシ-4-N-(β-アミノエチル)アミノニ
    トロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-β-ヒドロキシ
    エチルオキシニトロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-ヒドロキシニ
    トロベンゼン、 − [ヒドロキシ-2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
    3-ニトロ-6]-ベンジルオキシ]-2-エチルアミン、及
    び − [ヒドロキシ-2-N-(β-ヒドロキシプロピル)アミ
    ノ-3-ニトロ-6]ベンジルオキシ]-2-エチルアミン、 から選択されることを特徴とする請求項9に記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】 ニトロベンゼン直接染料が: − 2-アミノ-4-メチル-5-N-(β-ヒドロキシエチ
    ル)アミノニトロベンゼン、 − 4-N-(β-ウレイドエチル)アミノニトロベンゼ
    ン、 − 4-(N-エチル-N-β-ヒドロキシエチル)アミノ-1
    -N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-メチルニ
    トロベンゼン、 − 5-クロロ-3-N-(エチル)アミノ-4-ヒドロキシニ
    トロベンゼン、 − 5-アミノ-3-クロロ-4-ヒドロキシニトロベンゼ
    ン、 − 2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)アミノ-5-N,N-
    ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 5-ヒドロキシ-2-N-(γ-ヒドロキシプロピル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-4-クロ
    ロ-6-ニトロベンゼン、 − 3,4-ジアミノニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-3-ヒドロキシニトロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノニ
    トロベンゼン、 − 2-アミノ-5-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)ア
    ミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-N,N-ビ
    ス(β-ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-ヒドロキ
    シニトロベンゼン、 − 2-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-アミノニ
    トロベンゼン、 − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-メトキシニト
    ロベンゼン、及び − 2-N-(β-アミノエチル)アミノ-5-β-ヒドロキシ
    エチルオキシニトロベンゼン、 から選択されることを特徴とする請求項10に記載の組
    成物。
  12. 【請求項12】 カチオン性直接染料が、次の式(II
    I)、(IV)及び(V): 【化3】 [上式(III)ないし(V)において、 Rは水素原子又はアミノ基を表し;Rは水素原子又
    はニトロ基を表し;Rは水素原子、ニトロ基又はC
    -Cアルコキシ基を表し;RはC-Cアルキル基
    を表し;Rは水素原子又はパラ-トリ(C-Cアル
    キル)アンモニオフェニル基を表し;Rは臭素原子又
    はNH-パラ-トリ(C-Cアルキル)アンモニオフェ
    ニル基を表し;Xはアニオンを表す]の化合物及びこ
    れらの構造(III)ないし(V)のメソメリー形から選択
    されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1
    項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 染料が: ・8-[(4-アミノフェニル)アゾ]-7-ヒドロキシ-2-ト
    リメチルアンモニオナフタレン、 ・8-[(2-メトキシフェニル)アゾ]-7-ヒドロキシ-2-
    トリメチルアンモニオナフタレン、 ・8-[(4-アミノ-3-ニトロフェニル)アゾ]-7-ヒドロ
    キシ-2-トリメチルアンモニオナフタレン、 ・8-[(4-アミノ-2-ニトロフェニル)アゾ]-7-ヒドロ
    キシ-2-トリメチルアンモニオナフタレン、 ・3-[(3-メチル-5-ヒドロキシ-1-フェニル-1H-ピ
    ラゾル-4-イル)アゾ]トリメチルアンモニオベンゼン、 ・3-[(4-アミノ-6-ブロモ-5,8-ジヒドロ-1-ヒド
    ロキシ-8-イミノ-5-オキソ-2-ナフタレニル)アミノ]
    トリメチルアンモニオベンゼン、 ・3-[(3,7-ジブロモ-5,8-ジヒドロ-4-ヒドロキシ
    -5-イミノ-8-オキソ-1-ナフタレニル)アミノ]トリメ
    チルアンモニオベンゼン、 から選択されることを特徴とする請求項12に記載の組
    成物。
  14. 【請求項14】 カチオン性直接染料が、次の式(V
    I)、(VII)、(VIII)、(VIII')及び(IX)の
    化合物、すなわち: a)次の式(VI): 【化4】 {上式中:Z及びDは同一でも異なっていてもよく、窒
    素原子又は-CH-基を表し、 R及びRは同一でも異なっていてもよく、水素原
    子;一又は複数のC-Cアルキル基で置換されてい
    てもよく、一又は複数の他の窒素原子及び/又は一又は
    複数の酸素原子を含有していてもよい窒素含有複素環
    を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、もしくは
    -CN、-OH又は-NH基で置換されていてもよいC
    -Cアルキル基;4'-アミノフェニル基を表し、 R及びR'は同一でも異なっていてもよく、水素、
    又は塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロ
    ゲン原子、シアノ、C-Cアルキル、C-Cアル
    コキシ又はアセチルオキシ基を表し、 Xはアニオンを表し、 Aは、次の式で示される構造A1ないしA19: 【化5】 [上式中、R10はヒドロキシル基で置換されていても
    よいC-Cアルキル基を表し、R11はC-C
    ルコキシ基を表す]から選択される基を表す}の化合
    物; b)次の式(VII): 【化6】 {上式中:R12は、水素原子又はC-Cアルキル
    基を表し、 R13は、C-Cアルキル基で置換されていてもよ
    く、窒素及び/又は酸素を含有していてもよい複素環を
    12と共に形成するか、もしくは4'-アミノフェニル
    基、アミノ基又は-CN基で置換されていてもよいアル
    キル基、水素原子を表し、 R14及びR15は同一でも異なっていてもよく、水素
    原子、臭素、塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原
    子、C-Cアルキル又はC-Cアルコキシ基、又
    は-CN基を表し、 Xはアニオンを表し、 Bは、次の式で示される構造B1ないしB6: 【化7】 [上式中、R16はC-Cアルキル基を表し、R17
    及びR18は同一でも異なっていてもよく、水素原子又
    はC-Cアルキル基を表す]から選択される基を表
    す}の化合物; c)次の式(VIII)及び(VIII'): 【化8】 {上式中:Z及びDは同一でも異なっていてもよく、窒
    素原子又は-CH-基を表し、 R19は、水素原子、C-Cアルコキシ基、臭素、
    塩素、ヨウ素又はフッ素等のハロゲン原子、又はアミノ
    基を表し、 R20は、一又は複数のC-Cアルキル基で置換さ
    れていてもよく、及び/又は酸素を含有していてもよい
    複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成するか、も
    しくはC-Cアルキル基、水素原子を表し、 R21は、水素、もしくは臭素、塩素、ヨウ素又はフッ
    素等のハロゲン原子を表し、 R22及びR23は同一でも異なっていてもよく、水素
    原子又はC-Cアルキル基を表し、 m=0又は1であり、 Xはアニオンを表し、 Eは、次の式で示される構造E1ないしE8: 【化9】 [上式中、R'はC-Cアルキル基を表す]から選択さ
    れる基を表し、 m=0で、Dが窒素原子を表す場合、Eは次の構造E
    9: 【化10】 [上式中、R'はC-Cアルキル基を表す]の基も表し
    得る}の化合物; d)次の式(IX): G-N=N-J (IX) {上式中:符合Gは次の構造GないしG: 【化11】 [上記構造GないしG中、 R24は、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択され
    るハロゲン原子又はC -Cアルキル基で置換されて
    いてもよいフェニル基、C-Cアルキル基を示し;
    25は、C-Cアルキル基又はフェニル基を示
    し;R26及びR27は同一でも異なっていてもよく、
    -Cアルキル基、フェニル基を表すか、又はG
    の場合には、共同して一又は複数のC-Cアルキ
    ル、C-CアルコキシもしくはNO基で置換され
    たベンゼン環を形成し、又はGの場合は、共同して一
    又は複数のC-Cアルキル、C-Cアルコキシも
    しくはNO基で置換されていてもよいベンゼン環を形
    成し;R26はまた水素原子を示し得るものであり;T
    は、酸素もしくは硫黄原子又は-NR25基を示し;M
    は、-CH、-CR(RはC-Cアルキルを示す)又は-
    NR28(X)基を表し;Kは、-CH、-CR(Rは
    -Cアルキルを示す)又は-NR28(X)基を
    表し;Pは、-CH、-CR(RはC-Cアルキルを示
    す)又は-NR28(X)基を表し;rは0又は1であ
    り;R28はO原子、C-Cアルコキシ基又はC
    -Cアルキル基を表し;R29及びR30は同一で
    も異なっていてもよく、水素、もしくは塩素、臭素、ヨ
    ウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、C-C
    アルキルもしくはC-Cアルコキシ基、又は-NO
    基を表し;Xはアニオンを表す]から選択される基
    を表し;符合Jは:− (a)次の構造J: 【化12】 [構造Jにおいて、 R31は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素か
    ら選択されるハロゲン原子、C-Cアルキルもしく
    はC-Cアルコキシ基、又は-OH、-NO、-NH
    34、-NR3536又は-NHCO(C-C)ア
    ルキル基を表すか、又はR32と共に、窒素、酸素又は
    硫黄から選択される一又は複数のヘテロ原子を含有して
    いてもよい5-又は6員環を形成し;R32は、水素原
    子、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロ
    ゲン原子、C-CアルキルもしくはC-Cアルコ
    キシ基を表すか、又はR33又はR34と共に、窒素、
    酸素又は硫黄から選択される一又は複数のヘテロ原子を
    含有していてもよい5-又は6員環を形成し;R
    33は、水素原子、-OH基、-NHR34基、-NR
    3536基を表し;R34は、水素原子、C-C
    アルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C
    -Cポリヒドロキシアルキル基又はフェニル基を表
    し;R35及びR36は同一でも異なっていてもよく、
    -Cアルキル基、C -Cモノヒドロキシアルキ
    ル基又はC-Cポリヒドロキシアルキル基を表す]の
    基: − (b)一又は複数のC-Cアルキル、アミノ又は
    フェニル基で置換されていてもよく、他のヘテロ原子及
    び/又はカルボニル含有基を含有し得る、5-又は6員
    の窒素含有複素環基、特に次の構造J: 【化13】 [構造Jにおいて、 R37及びR38は同一でも異なっていてもよく、水素
    原子、C-Cアルキル基又はフェニル基を表し;Y
    は-CO-基又は次の式: 【化14】 の基を示し、 n=0又は1であり、nが1である場合、Uは-CO-基
    を示す]の基を表す}の化合物及びこれらの構造(VI)
    ないし(IX)のメソメリー形からから選択されることを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組
    成物。
  15. 【請求項15】 式(VI)のカチオン性染料が、次に示
    す構造(VI)ないし(VI54): 【化15】 のものから選択されることを特徴とする請求項14に記
    載の組成物。
  16. 【請求項16】 式(VII)のカチオン性染料が、次に
    示す構造(VII)ないし(VII): 【化16】 のものから選択されることを特徴とする請求項14に記
    載の組成物。
  17. 【請求項17】 式(VIII)のカチオン性染料が、次
    に示す構造(VIII)ないし(VIII18): 【化17】 のものから選択されることを特徴とする請求項14に記
    載の組成物。
  18. 【請求項18】 式(VIII')のカチオン性染料が、
    次に示す構造(VIII')ないし(VIII'): 【化18】 のものから選択されることを特徴とする請求項14に記
    載の組成物。
  19. 【請求項19】 式(IX)のカチオン性染料が、次に示
    す構造(IX)ないし(IX77): 【化19】 のものから選択されることを特徴とする請求項14に記
    載の組成物。
  20. 【請求項20】 ニトロベンゼン直接染料及び/又はカ
    チオン性染料が、組成物の全重量に対して0.001〜
    20重量%であることを特徴とする請求項1ないし19
    のいずれか1項に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 前記染料が組成物の全重量に対して
    0.005〜10重量%であることを特徴とする請求項
    20に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つのカップラーを含有す
    ることを特徴とする請求項1ないし21のいずれか1項
    に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 カップラーが、メタ-フェニレンジア
    ミン類、メタ-アミノフェノール類、メタ-ジフェノール
    類、ナフトール及び複素環カップラー、及びその酸付加
    塩類から選択されることを特徴とする請求項22に記載
    の組成物。
  24. 【請求項24】 カップラーが、2,4-ジアミノ-1-
    (β-ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2-メチル-5-
    アミノフェノール、5-N-(β-ヒドロキシエチル)アミ
    ノ-2-メチルフェノール、3-アミノフェノール、1,3
    -ジヒドロキシベンゼン、1,3-ジヒドロキシ-2-メチ
    ルベンゼン、4-クロロ-1,3-ジヒドロキシベンゼン、
    2-アミノ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-1-メトキ
    シベンゼン、1,3-ジアミノベンゼン、1,3-ビス(2,
    4-ジアミノフェノキシ)プロパン、セサモール、1-ア
    ミノ-2-メトキシ-4,5-メチレンジオキシベンゼン、
    α-ナフトール、6-ヒドロキシインドール、4-ヒドロ
    キシインドール、4-ヒドロキシ-N-メチルインドー
    ル、6-ヒドロキシインドリン、2,6-ジヒドロキシ-4
    -メチルピリジン、1-H-3-メチルピラゾル-5-オン、
    1-フェニル-3-メチルピラゾル-5-オン、2-アミノ-
    3-ヒドロキシピリジン、3,6-ジメチルピラゾロ[3,
    2-c]-1,2,4-トリアゾール、及び2,6-ジメチルピ
    ラゾロ[1,5-b]-1,2,4-トリアゾール、及びそれら
    の酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項2
    2又は23に記載の組成物。
  25. 【請求項25】 カップラーが、組成物の全重量に対し
    て0.0001〜15重量%の濃度で存在することを特
    徴とする請求項22ないし24のいずれか1項に記載の
    組成物。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つの付加的な酸化ベース
    をさらに含有していることを特徴とする請求項1ないし
    25のいずれか1項に記載の組成物。
  27. 【請求項27】 付加的な酸化ベースが、パラ-フェニ
    レンジアミン、パラ-トルイレンジアミン、2-ヒドロキ
    シエチル-パラ-フェニレンジアミン、1-N,N-ビス(2
    -ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、パラ-
    アミノフェノール類、オルト-フェニレンジアミン類、
    オルト-アミノフェノール類、複ベース類及び複素環ベ
    ース類から選択されることを特徴とする請求項26に記
    載の組成物。
  28. 【請求項28】 付加的な酸化ベースが、組成物の全重
    量に対して0.0001〜15重量%の濃度で存在する
    ことを特徴とする請求項26又は27に記載の組成物。
  29. 【請求項29】 適切な染色用媒体が、水、又は水と少
    なくとも1つの有機溶媒との混合物からなることを特徴
    とする請求項1ないし28のいずれか1項に記載の組成
    物。
  30. 【請求項30】 溶媒が組成物の全重量に対して1〜4
    0重量%の割合で存在することを特徴とする請求項29
    に記載の組成物。
  31. 【請求項31】 金属イオン封鎖剤、紫外線遮蔽剤、ワ
    ックス、揮発性又は非揮発性で環状、直鎖状又は分枝状
    の有機変性した(特にアミン基による)又は有機変性しな
    いシリコーン、防腐剤、セラミド類、擬似セラミド類、
    植物性油、鉱物性油又は合成油、ビタミン類又はプロビ
    タミン類、乳白剤、増粘剤、還元剤又は酸化防止剤、脂
    肪アルコール、アルカリ性化又は酸性化剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし30のいずれか1項に記
    載の組成物。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つのアニオン性、非イオ
    ン性、カチオン性又は両性、好ましくは非イオン性の界
    面活性剤を、組成物の全重量に対して0.1〜20重量
    %の範囲の割合で含有することを特徴とする請求項1な
    いし31のいずれか1項に記載の組成物。
  33. 【請求項33】 組成物の全重量に対して少なくとも
    0.01重量%のカチオン性ポリマーを含有することを
    特徴とする請求項1ないし32のいずれか1項に記載の
    組成物。
  34. 【請求項34】 請求項1ないし33のいずれか1項に
    記載の組成物と少なくとも1つの酸化剤を含有する組成
    物を混合することにより得られることを特徴とするヒト
    の毛髪等のケラチン繊維を酸化染色するための使用準備
    が整った組成物。
  35. 【請求項35】 pHが3〜12、好ましくは6〜11
    であることを特徴とする請求項34に記載の組成物。
  36. 【請求項36】 液体、パウダー、クリーム、ゲルで、
    加圧されていてもよい形態、又はヒトの毛髪等のケラチ
    ン繊維を染色するのに適した任意の他の形態で提供され
    ることを特徴とする請求項1ないし35のいずれか1項
    に記載の組成物。
  37. 【請求項37】 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、
    臭素酸アルカリ金属塩又はフェリシアニド類、過ホウ素
    酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩、必要に応じてそれぞれの
    供与体又は補因子を伴うラッカーゼ、ペルオキシダーゼ
    及び2電子を含有するオキシドレダクターゼ等の酸化物
    還元酵素から選択されることを特徴とする請求項34に
    記載の組成物。
  38. 【請求項38】 酸化剤が、1〜40容量、好ましくは
    5〜40容量の範囲の力価の過酸化水素溶液からなるこ
    とを特徴とする請求項37に記載の組成物。
  39. 【請求項39】 適切な染色用媒体に請求項1ないし8
    のいずれか1項に記載の少なくとも1つの式(I)の1-
    (4-アミノフェニル)ピロリジンと、請求項1及び9な
    いし19のいずれか1項に記載のニトロベンゼン染料と
    カチオン性染料から選択される少なくとも1つの直接染
    料と組合せて含有してなる染色用組成物をケラチン繊維
    に適用し、染色用組成物の使用時にのみ混合されるか、
    又は中間のすすぎを行わないで続いて適用される、少な
    くとも1つの酸化剤を含有する組成物により、アルカリ
    性、中性もしくは酸性のpHで発色させることを特徴と
    するヒトの毛髪等のケラチン繊維の酸化染色方法。
  40. 【請求項40】 使用時に請求項1ないし33のいずれ
    か1項に記載の組成物と酸化組成物でその場で調製した
    請求項34に記載の使用準備が整った組成物を、乾燥又
    は湿ったケラチン繊維に塗布し、好ましくは1〜60分
    間、より好ましくは10〜45分間その組成物にさらし
    て作用させ、繊維をすすぎ、ついで場合に応じてシャン
    プーで洗浄し、さらにもう一度すすぎ、乾燥することか
    らなることを特徴とするヒトの毛髪等のケラチン繊維の
    酸化染色方法。
  41. 【請求項41】 少なくとも1つの区画部が、請求項1
    ないし8のいずれか1項に記載の少なくとも1つの式
    (I)の1-(4-アミノフェニル)ピロリジンと、請求項1
    及び9ないし19のいずれか1項に記載のニトロベンゼ
    ン染料とカチオン性染料から選択される少なくとも1つ
    の直接染料を収容し、少なくとも1つの他の区画部が少
    なくとも1つの酸化剤を収容することを特徴とするヒト
    の毛髪等のケラチン繊維を酸化染色するための多区画染
    色具又は「キット」。
  42. 【請求項42】 少なくとも1つの区画部が請求項1な
    いし8のいずれか1項に記載の少なくとも1つの式(I)
    の1-(4-アミノフェニル)ピロリジンを収容し、少なく
    とも1つの区画部が請求項1及び9ないし19のいずれ
    か1項に記載のニトロベンゼン染料とカチオン性染料か
    ら選択される少なくとも1つの直接染料を収容し、少な
    くとも1つの他の区画部が少なくとも1つの酸化剤を収
    容することを特徴とするヒトの毛髪等のケラチン繊維を
    酸化染色するための多区画染色具又は「キット」。
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