JP2001331836A - 硬貨識別方法および装置 - Google Patents

硬貨識別方法および装置

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JP2001331836A
JP2001331836A JP2000148224A JP2000148224A JP2001331836A JP 2001331836 A JP2001331836 A JP 2001331836A JP 2000148224 A JP2000148224 A JP 2000148224A JP 2000148224 A JP2000148224 A JP 2000148224A JP 2001331836 A JP2001331836 A JP 2001331836A
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Masanori Sugata
正徳 菅田
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Nippon Conlux Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】像の回転等を伴わずに硬貨表面の2次元画像を
用いて高速に識別処理を行うことのできる硬貨識別方法
および装置を提供する。 【解決手段】画像入力部1が取得した硬貨の表面若しく
は裏面の画像から、ラベリング部5、特徴抽出部6が所
定のパターンを複数検出し、検出した各パターンの重心
間の距離に基づいて識別部8が硬貨の識別を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨識別方法お
よび装置に関し、特に、硬貨の表面等の模様に基づいて
正偽や金種の識別を行う硬貨識別方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動販売機等で利用される硬貨識別装置
は、一般に磁気コイルを使用したセンサにより、硬貨の
材質や外径、表面模様等を検出して硬貨を識別してい
る。このセンサから出力される検出信号は、硬貨の特徴
を表す基本パターンに集約され、この基本パターンを予
め設定した基準パターンと比較照合することにより、当
該硬貨の正偽および金種を識別している。
【0003】また、光学センサ等を使用して硬貨表面の
2次元画像を取得し、取得した2次元画像を既知である
硬貨の模様との間でパターンマッチングを行って硬貨の
識別を行う硬貨識別装置もある。しかしながら、光学セ
ンサ等で取得した硬貨表面の2次元画像は、硬貨の回転
のために回転した像となってしまうため、パターンマッ
チングを行う際には、取得した2次元画像の回転角を検
知して補正する必要があり、処理時間が長くなってしま
うといった問題がある。
【0004】このような問題を解決する技術としては、
特開平8−180235号公報に記載の「コイン識別装
置」や特開平6−274736号公報に記載の「貨幣識
別装置」等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
材質および形状が類似した外国貨を、正貨で得られる磁
気パターンと一致するように加工した変造硬貨が出まわ
り、その変造硬貨の加工精度が高まるにつれ、磁気セン
サによる正偽の識別が困難となってくる状況にある。
【0006】一方、硬貨表面の2次元画像を用いた識別
では、像の回転を補正する処理が必要であり、また、多
くの識別方法では、多値画像を処理するための複雑な画
像処理を行っており、識別処理に要する時間が長くなっ
てしまうといった傾向がある。
【0007】そこで、この発明は、像の回転等を伴わず
に硬貨表面の2次元画像を用いて高速に識別処理を行う
ことのできる硬貨識別方法および装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、硬貨通路を転動する被識別硬
貨の表面若しくは裏面の模様に対応する画像情報を取得
し、該取得した画像情報に基づいて該被識別硬貨を識別
する硬貨識別方法において、被識別硬貨の表面若しくは
裏面の画像情報から特定パターンを少なくとも2つ抽出
し、該抽出した特定パターン間の相対的位置関係を特徴
量として該被識別硬貨の識別を行うことを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記特徴量は、前記抽出した特定パターンの
それぞれの重心間の距離を含むことを特徴とする。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記特徴量は、前記被識別硬貨の中心と前記
特定パターンのそれぞれの重心とを結ぶ線分がなす角を
含むことを特徴とする。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記特定パターンは、前記画像情報を2値化
した2値画像から抽出することを特徴とする。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記特定パターンは、前記画像情報を複数の
パターンに分離し、該分離した各パターンの面積に基づ
いて抽出することを特徴とする。
【0013】また、請求項6の発明は、請求項1の発明
において、前記特定パターンは、前記画像情報を複数の
パターンに分離し、該分離した各パターンの重心と前記
画像情報中の被識別硬貨の中心との距離に基づいて抽出
することを特徴とする。
【0014】また、請求項7の発明は、請求項1の発明
において、前記特定パターンの重心間の距離を前記画像
情報中の被識別硬貨の半径に基づいて正規化し、該正規
化した距離を前記特徴量として前記被識別硬貨の識別を
行うことを特徴とする。
【0015】また、請求項8の発明は、硬貨通路を転動
する被識別硬貨の表面若しくは裏面の模様に対応する画
像情報を取得し、該取得した画像情報に基づいて該被識
別硬貨を識別する硬貨識別装置において、前記被識別硬
貨の表面若しくは裏面の画像情報から特定パターンを抽
出する特定パターン抽出手段と、前記特定パターン抽出
手段が抽出した少なくとも2つの特定パターン間の距離
を算出するパターン間距離算出手段と、前記パターン間
距離算出手段が算出した距離に基づいて前記被識別硬貨
を判定する判定手段とを具備することを特徴とする。
【0016】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、前記パターン間距離算出手段は、前記特定パ
ターン抽出手段が抽出した特定パターンのそれぞれの重
心間の距離を算出することを特徴とする。
【0017】また、請求項10の発明は、請求項8の発
明において、前記特定パターン抽出手段が抽出した少な
くとも2つの特定パターンのそれぞれの重心と前記画像
情報中の被識別硬貨の中心とを結ぶ複数の線分がなす角
を算出する角度算出手段をさらに具備し、前記判定手段
は、前記角度算出手段が算出した角度に基づいて前記被
識別硬貨を判定することを特徴とする。
【0018】また、請求項11の発明は、請求項8の発
明において、前記特定パターン抽出手段は、被識別硬貨
の表面若しくは裏面の画像情報を2値化する画像変換手
段を具備し、該画像変換手段が2値化した画像から前記
特定パターンを抽出することを特徴とする。
【0019】また、請求項12の発明は、請求項8の発
明において、前記特定パターン抽出手段は、前記画像情
報を複数のパターンに分離するパターン分離手段と、前
記パターン分離手段により分離された各パターンの面積
を算出する面積算出手段とを具備し、前記面積算出手段
が算出した面積が予め設定した範囲内にあるパターンを
前記特定パターンとして抽出することを特徴とする。
【0020】また、請求項13の発明は、請求項8の発
明において、前記特定パターン抽出手段は、前記画像情
報を複数のパターンに分離するパターン分離手段と、前
記パターン分離手段により分離された各パターンの重心
と前記画像情報中の被識別硬貨の中心との距離に基づい
て該パターンの位置を特定する位置特定手段とを具備
し、前記位置特定出手段が特定した位置が予め設定した
範囲内にあるパターンを前記特定パターンとして抽出す
ることを特徴とする。
【0021】また、請求項14の発明は、請求項8の発
明において、前記特定パターン間の距離を前記画像情報
中の被識別硬貨の半径に基づいて正規化する正規化手段
をさらに具備し、前記判定手段は、前記正規化手段が正
規化した距離と基準値との比較に基づいて前記被識別硬
貨を判定することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る硬貨識別方
法および装置の一実施の形態について、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明に係る硬貨識別装置の構
成を示すブロック図である。同図に示すように、硬貨識
別装置10は、画像入力部1とA/D変換部2、画像メ
モリ部3、2値化部4、ラベリング部5、特徴抽出部
6、形状認識部7、識別部8を具備して構成される。
【0024】画像入力部1は、図示しない硬貨通路を転
動する硬貨の表面パターンを画像として取得する部分
で、CCDセンサ等の2次元センサおよび硬貨の表面に
全方位から均一に光を照射する照明により構成される。
A/D変換部2は、画像入力部1が出力するアナログの
画像信号をディジタルの多値画像信号に変換する。画像
メモリ部3は、ディジタル変換された画像信号を一時的
に保持して2値化部4に転送し、2値化部4は、多値の
画像信号を2値の画像信号に変換する。なお、2値化部
4では、必要に応じて輪郭線を強調する処理等を施し、
明暗模様を分離しやすい2値の画像信号を出力する。ラ
ベリング部5は、2値化部4が出力した画像信号に対し
てラベリング処理を行う部分で、例えば、硬貨表面の凸
部を白画素とする場合には、白画素が連結している領域
をひとつにまとめ、分離している他の白画素の領域と区
別する。特徴抽出部6は、ラベリング5がラベリング処
理を施した各領域毎に、その面積や重心等の特徴量を求
め、求めた特徴量を保持する。形状認識部7は、特徴抽
出部6が抽出した特徴量に基づいて、複数の重心間の距
離や角度、複数の領域の面積比等を求める。識別部8
は、形状認識部7が認識した各値と基準の値とを比較し
て、硬貨の正偽および金種を識別する。
【0025】次に、2値化部4、ラベリング部5、特徴
抽出部6、形状認識部7、識別部8での処理について説
明するが、ここでは、まず、概要を説明する。
【0026】さて、500円硬貨を例として説明する
と、500円硬貨の裏面の2値画像は、図2に示すよう
になる。500円硬貨の裏面には、その外周に近いとこ
ろに4箇所の葉形状のパターン(領域)が位置してお
り、これら各パターンの重心を結んで形成される四角形
は、図3に示すように、正方形となる。なお、各パター
ンの重心(Xc,Yc)は、例えばパターンを構成する
画素数をnとし、各画素の座標を(Xi,Yi)[i
=,・・・,n−1]として、式1で表すことができ
る。
【0027】
【式1】
【0028】一方、500円硬貨の表面の2値画像は、
図4に示すようになり、その外周に近いところに6箇所
の文字パターン([日]、[本]、[国]、[五]、
[百]、[円])が位置している。この文字パターン
は、硬貨の中心からの距離が裏面の葉形状のパターンと
ほぼ等しい場所に位置するが、これら文字パターンの重
心のうち任意の4つを結んで形成される四角形は、図5
に示すように正方形とはならない。
【0029】このように、500円硬貨は、表面と裏面
で形成される四角形の形状が異なっており、これを特徴
として識別を行う。この特徴は、実際には、各パターン
の重心間の距離および硬貨中心からの角度によって特定
されるが、これは、像の回転角度および拡縮率に影響さ
れるものではない。
【0030】例えば、図6(a)に示すA点の座標を
(X1,Y1)、B点の座標を(X2,Y2)とすれ
ば、A−B間の距離lは、式2で表せる。
【0031】
【式2】
【0032】また、硬貨(円)の中心座標を(X0,Y
0)とすれば、A点と中心を結ぶ線分のX軸に対する角
度θ1は、式3で表され、B点と中心を結ぶ線分のX軸
に対する角度θ2は、式4で表されるため、式5から、
A点と中心を結ぶ線分と、B点と中心を結ぶ線分のなす
角θを求めることができる。
【0033】
【式3】
【式4】
【式5】
【0034】さて、図6(a)の像を任意の角度回転さ
せた図6(b)に示す像におけるA’点およびB’点
は、それぞれ、A点およびB点に対応している。この場
合に式2から求めたA’−B’間の距離l’は、l=
l’となり、式5から求めたA’点と中心を結ぶ線分
と、B’点と中心を結ぶ線分のなす角θ’は、θ=θ’
となる。
【0035】また、図7(a)に示す像にのように、硬
貨(円)の半径をrとし、これを拡大若しくは縮小した
図7(b)に示す像における硬貨(円)の半径をr”と
すれば、式2より、A−B間の距離lとA”−B”間の
距離l”の関係は、式6に示すようになる。
【0036】
【式6】
【0037】したがって、重心間の距離は、像(硬貨)
の回転角度にかかわらず一定となり、拡縮率が異なる場
合であってもその比は一定となる。また、2つの重心と
硬貨の中心とを結ぶ線分のそれぞれがなす角も像の回転
角度および拡縮率にかかわらず一定であるため、上述し
た特徴量は、像の回転等に影響されることはない。
【0038】次に、図8乃至16を参照して、2値化部
4、ラベリング部5、特徴抽出部6、形状認識部7、識
別部8での処理の詳細について説明する。図8および図
9は、各部の処理の流れを示すフローチャートであり、
図10乃至16の各図は、各部の処理を説明するための
画像例である。
【0039】まず、2値化部4が図10に示すような硬
貨裏面の多値画像を2値化して、図11に示すような2
値画像を得る(ステップ101)。続いて、ラベリング
部5が図12に示すように2値画像の外周部を除去し
(ステップ102)、ラベリングを行って、図13に示
すようなパターン201乃至208を得る(ステップ1
03)。このとき、ラベリング部5は、パターン201
乃至208の重心や面積等の特徴量や硬貨の中心、半径
等を取得する。
【0040】次に、特徴抽出部6がラベリングされたパ
ターン201乃至208から4つの葉形状パターンの候
補を選択する(ステップ104)。候補の選択は、各パ
ターンの重心の中心からの距離により順位付けすること
で行うが、例えば、表1に示すように、上位5候補(パ
ターン204、203、201、208、206)を選
択する。
【0041】
【表1】
【0042】続いて、形状認識部7が、選択された候補
から、面積が大きすぎたり小さすぎたりするパターンを
除外して、候補を4つに絞る(ステップ105)。例え
ば、面積の大きすぎるパターン203(表1参照)を除
外し、表2に示すようにような結果を得る。
【0043】
【表2】
【0044】なお、葉形状パターンの候補が4つに満た
ない場合には(ステップ106でYES)、当該硬貨は
500円硬貨以外であると判断して(ステップ10
7)、処理を終了する。
【0045】次に、形状認識部7は、4つに絞った葉形
状パターンの候補のうち、1つをPat1と命名し(ス
テップ108)、Pat1と他の3つのパターンの重心
間の距離を算出する(ステップ109)。例えば、表3
および図14に示すように、葉形状パターン順位が一位
のパターン208をPat1とし、他のパターン20
1、204、206との重心間距離を算出する。
【0046】
【表3】
【0047】次に、形状認識部7は、Pat1以外の3
つのパターンに対して、Pat1に近い順にPat2、
Pat3、Pat4と命名する(ステップ110)。例
えば、図15に示すように、パターン206をPat
2、パターン201をPat3、パターン204をPa
t4とする。
【0048】続いて、形状認識部7は、Pat1とPa
t2の重心間の距離L1(ステップ111)、Pat2
とPat3の重心間の距離L2(ステップ112)、P
at3とPat4の重心間の距離L3(ステップ11
3)、Pat4とPat1の重心間の距離L4を求める
(ステップ114)。そして、L1、L2、L3、L4
をそれぞれ硬貨の半径(画像の半径)で除算して正規化
する(ステップ115)。正規化の結果は、例えば、表
4に示すようになる。
【0049】
【表4】
【0050】そして、識別部8が、正規化したL1、L
2、L3、L4に基づいて、当該画像が500円硬貨の
裏面画像であるか否かを判定し(ステップ116)、裏
面画像と判定した場合には(ステップ117でYE
S)、さらに、各パターンの面積等のチェックを行う
(ステップ118)。
【0051】面積のチェックは、例えば、表5に示すよ
うに、正規化した各パターンの面積を全パターンの合計
面積の比として算出することで行い、誤差が一定以上で
あれば、当該画像が500円硬貨の裏面画像でないと判
定する。
【0052】
【表5】
【0053】一方、ステップ116での判定の結果、当
該画像が500円硬貨の裏面画像でないと判定された場
合(ステップ117でNO)、同様の手順で(図16参
照)当該画像が500円硬貨の表面画像であるか否かを
チェックする(ステップ119)。
【0054】なお、上述の説明では、特徴量として50
0円硬貨裏面の葉形状パターンと表面の文字パターンを
利用する場合を説明したが、他のパターンを特徴量とし
て使用することも可能である。
【0055】また、硬貨表面の凹凸の2次元画像を得る
のに光学センサを使用する必要もなく、磁気センサ等に
よって2次元情報を得るようにしてもよい。
【0056】さらに、硬貨表面の2次元画像は、必ずし
も、全面を必要とせず、図17に示す枠300で示す硬
貨の部分画像を用いて正偽の判定を行うこともできる。
この場合は、特徴量として硬貨の外周近傍に一定間隔で
配置されている突起301、302等を利用することで
正偽の判定が可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、硬貨の表面若しくは裏面の画像から所定のパターン
を複数検出し、検出した各パターンの重心間の距離に基
づいて硬貨の識別を行うように構成したので、回転して
いる硬貨の画像に対して、その回転角度を補正すること
なく、硬貨の識別を行うことができる。
【0058】また、各パターンの重心間の距離を正規化
することで、画像取得時の条件差による硬貨像のスケー
ルの相違が生じた場合であっても硬貨の識別を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る硬貨識別装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】500円硬貨の裏面の2値画像を示した図であ
る。
【図3】500円硬貨裏面のパターンを結んで形成され
る四角形を示した図である。
【図4】500円硬貨の表面の2値画像を示した図であ
る。
【図5】500円硬貨表面のパターンを結んで形成され
る四角形を示した図である。
【図6】像が回転された場合のパターンの関係を説明す
るための図である。
【図7】像が拡大若しくは縮小された場合のパターンの
関係を説明するための図である。
【図8】各部の処理の流れを示すフローチャート(1)
である。
【図9】各部の処理の流れを示すフローチャート(2)
である。
【図10】各部の処理を説明するための画像例(1)で
ある。
【図11】各部の処理を説明するための画像例(2)で
ある。
【図12】各部の処理を説明するための画像例(3)で
ある。
【図13】各部の処理を説明するための画像例(4)で
ある。
【図14】各部の処理を説明するための画像例(5)で
ある。
【図15】各部の処理を説明するための画像例(6)で
ある。
【図16】各部の処理を説明するための画像例(7)で
ある。
【図17】硬貨の部分画像を用いて正偽の判定を行う場
合の特徴量の例を示した図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 A/D変換部 3 画像メモリ部 4 2値化部 5 ラベリング部 6 特徴抽出部 7 形状認識部 8 識別部 10 硬貨識別装置 201〜208 パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月24日(2001.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、請求項13の発明は、請求項8の発
明において、前記特定パターン抽出手段は、前記画像情
報を複数のパターンに分離するパターン分離手段と、前
記パターン分離手段により分離された各パターンの重心
と前記画像情報中の被識別硬貨の中心との距離に基づい
て該パターンの位置を特定する位置特定手段とを具備
し、前記位置特定手段が特定した位置が予め設定した範
囲内にあるパターンを前記特定パターンとして抽出する
ことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【表1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【表2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】次に、形状認識部7は、Pat1以外の3
つのパターンに対して、Pat1から反時計回りにPa
t2、Pat3、Pat4と命名する(ステップ11
0)。例えば、図15に示すように、パターン206を
Pat2、パターン201をPat3、パターン204
をPat4とする。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨通路を転動する被識別硬貨の表面若
    しくは裏面の模様に対応する画像情報を取得し、該取得
    した画像情報に基づいて該被識別硬貨を識別する硬貨識
    別方法において、 被識別硬貨の表面若しくは裏面の画像情報から特定パタ
    ーンを少なくとも2つ抽出し、該抽出した特定パターン
    間の相対的位置関係を特徴量として該被識別硬貨の識別
    を行うことを特徴とする硬貨識別方法。
  2. 【請求項2】 前記特徴量は、 前記抽出した特定パターンのそれぞれの重心間の距離を
    含むことを特徴とする請求項1記載の硬貨識別方法。
  3. 【請求項3】 前記特徴量は、 前記被識別硬貨の中心と前記特定パターンのそれぞれの
    重心とを結ぶ線分がなす角を含むことを特徴とする請求
    項1記載の硬貨識別方法。
  4. 【請求項4】 前記特定パターンは、 前記画像情報を2値化した2値画像から抽出することを
    特徴とする請求項1記載の硬貨識別方法。
  5. 【請求項5】 前記特定パターンは、 前記画像情報を複数のパターンに分離し、該分離した各
    パターンの面積に基づいて抽出することを特徴とする請
    求項1記載の硬貨識別方法。
  6. 【請求項6】 前記特定パターンは、 前記画像情報を複数のパターンに分離し、該分離した各
    パターンの重心と前記画像情報中の被識別硬貨の中心と
    の距離に基づいて抽出することを特徴とする請求項1記
    載の硬貨識別方法。
  7. 【請求項7】 前記特定パターンの重心間の距離を前記
    画像情報中の被識別硬貨の半径に基づいて正規化し、該
    正規化した距離を前記特徴量として前記被識別硬貨の識
    別を行うことを特徴とする請求項1記載の硬貨識別方
    法。
  8. 【請求項8】 硬貨通路を転動する被識別硬貨の表面若
    しくは裏面の模様に対応する画像情報を取得し、該取得
    した画像情報に基づいて該被識別硬貨を識別する硬貨識
    別装置において、 前記被識別硬貨の表面若しくは裏面の画像情報から特定
    パターンを抽出する特定パターン抽出手段と、 前記特定パターン抽出手段が抽出した少なくとも2つの
    特定パターン間の距離を算出するパターン間距離算出手
    段と、 前記パターン間距離算出手段が算出した距離に基づいて
    前記被識別硬貨を判定する判定手段とを具備することを
    特徴とする硬貨識別装置。
  9. 【請求項9】 前記パターン間距離算出手段は、 前記特定パターン抽出手段が抽出した特定パターンのそ
    れぞれの重心間の距離を算出することを特徴とする請求
    項8記載の硬貨識別装置。
  10. 【請求項10】 前記特定パターン抽出手段が抽出した
    少なくとも2つの特定パターンのそれぞれの重心と前記
    画像情報中の被識別硬貨の中心とを結ぶ複数の線分がな
    す角を算出する角度算出手段をさらに具備し、 前記判定手段は、前記角度算出手段が算出した角度に基
    づいて前記被識別硬貨を判定することを特徴とする請求
    項8記載の硬貨識別装置。
  11. 【請求項11】 前記特定パターン抽出手段は、 被識別硬貨の表面若しくは裏面の画像情報を2値化する
    画像変換手段を具備し、該画像変換手段が2値化した画
    像から前記特定パターンを抽出することを特徴とする請
    求項8記載の硬貨識別装置。
  12. 【請求項12】 前記特定パターン抽出手段は、 前記画像情報を複数のパターンに分離するパターン分離
    手段と、 前記パターン分離手段により分離された各パターンの面
    積を算出する面積算出手段とを具備し、 前記面積算出手段が算出した面積が予め設定した範囲内
    にあるパターンを前記特定パターンとして抽出すること
    を特徴とする請求項8載の硬貨識別装置。
  13. 【請求項13】 前記特定パターン抽出手段は、 前記画像情報を複数のパターンに分離するパターン分離
    手段と、 前記パターン分離手段により分離された各パターンの重
    心と前記画像情報中の被識別硬貨の中心との距離に基づ
    いて該パターンの位置を特定する位置特定手段とを具備
    し、 前記位置特定出手段が特定した位置が予め設定した範囲
    内にあるパターンを前記特定パターンとして抽出するこ
    とを特徴とする請求項8載の硬貨識別装置。
  14. 【請求項14】 前記特定パターン間の距離を前記画像
    情報中の被識別硬貨の半径に基づいて正規化する正規化
    手段をさらに具備し、 前記判定手段は、 前記正規化手段が正規化した距離と基準値との比較に基
    づいて前記被識別硬貨を判定することを特徴とする請求
    項8載の硬貨識別装置。
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