JP2001330095A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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JP2001330095A
JP2001330095A JP2000147546A JP2000147546A JP2001330095A JP 2001330095 A JP2001330095 A JP 2001330095A JP 2000147546 A JP2000147546 A JP 2000147546A JP 2000147546 A JP2000147546 A JP 2000147546A JP 2001330095 A JP2001330095 A JP 2001330095A
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Japan
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shaft
driven
pulley
drive
power
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JP2000147546A
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English (en)
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Hisayasu Murakami
久康 村上
Takafumi Oshibuchi
孝文 鴛渕
Yasuyuki Tenma
康之 天満
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】前進時にベルトを介し、後進時にはベルトを介
さずに駆動する無段変速機の軸長を短縮し、ベルト寿命
を向上させる。 【解決手段】エンジン出力軸1と発進機構2を介して接
続した入力軸3、駆動プーリ11を有し入力軸から動力
を伝達される駆動軸10、従動プーリ21を有する従動
軸20、両プーリ間に巻き掛たベルト15、従動軸20
の動力を車輪に伝達する出力軸32を備え、両プーリに
設けたアクチュエータ14,22により各プーリ径を逆
方向に変える。動力軸4は駆動軸10および従動軸20
と非同軸かつ平行に配置する。動力軸4と駆動軸10を
前進用直結伝達機構13を介して接続し、入力軸3と従
動軸20を後進用直結伝達機構26を介して接続する。
入力軸3は駆動軸10および従動軸20と非同軸かつ平
行に配置する。前進時の動力は前進用直結伝達機構1
3、ベルト15を経て伝達され、後進時の動力は後進用
直結伝達機構26を経て伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無段変速機、特に車
両用のVベルト式無段変速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の形式の無段変速機が提
案され、一部が実用化されている。無段変速機は、駆動
プーリを有する駆動軸と、従動プーリを有する従動軸
と、駆動プーリと従動プーリの間に巻き掛けられたベル
トとを備えており、エンジンと発進機構を介して接続さ
れた入力軸によって駆動軸を駆動し、駆動プーリからベ
ルトを介して従動プーリへ伝達された駆動力は、従動軸
から出力軸へと伝達され、車輪を駆動するようになって
いる。そして、駆動プーリと従動プーリにそれぞれ設け
られたアクチュエータを作動させて各プーリのベルト巻
き掛け径を逆方向に変化させることにより、変速比を無
段階に可変としてある。そのため、変速ショックがな
く、円滑な走行を実現できるという利点がある。
【0003】特開平5−44811号公報には、前進時
には入力軸から前後進切替機構を介して駆動プーリを有
する駆動軸へ伝達し、ベルトを介して従動プーリを有す
る従動軸へ伝達し、さらに出力軸へと伝達する一方、後
進時には入力軸から前後進切換機構およびギヤ機構を介
して従動軸へ伝達し、さらに出力軸へと伝達するように
した無段変速機が提案されている。この無段変速機で
は、前進時のみベルトに駆動力が伝達され、後進時には
駆動力が伝達されないので、ベルトが逆転することによ
るベルトの負荷を軽減でき、ベルトの寿命が向上する利
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この無段変速
機では、入力軸と駆動軸とが同軸上に配置され、これら
軸の上に前後進切換機構が設けられているため、出力軸
系に比べて入力軸系の軸長が長くなり、軸方向寸法に制
約のある車両には適用しにくい。特に、軽自動車や10
00cc程度のFF横起き式小型車の場合には、エンジ
ンルームが非常に狭く、車幅方向の制約が大きいため、
軸方向寸法の長い無段変速機ではエンジンルームに搭載
できない場合が生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、前進時にベルト
を介して駆動し、後進時にはベルトを介さずに駆動する
とともに、軸方向寸法が短く、かつベルト寿命の向上に
も有効な無段変速機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、エンジンと発進機構を介
して接続された入力軸と、駆動プーリを有し、入力軸か
ら動力を伝達される駆動軸と、従動プーリを有する従動
軸と、駆動プーリと従動プーリの間に巻き掛けられたベ
ルトと、従動軸から動力を伝達され、車輪を駆動する出
力軸とを備え、駆動プーリと従動プーリにそれぞれ設け
られたアクチュエータを作動させて各プーリのベルト巻
き掛け径を逆方向に変化させることにより、変速比を無
段階に可変とした無段変速機において、駆動プーリのア
クチュエータは駆動プーリよりエンジン側に配置され、
従動プーリのアクチュエータは従動プーリより反エンジ
ン側に配置され、入力軸は駆動軸および従動軸と非同軸
でかつ平行に配置されており、駆動軸および従動軸と非
同軸でかつ平行に配置され、一端部が入力軸と接続され
るとともに、他端部が駆動プーリより反エンジン側の部
位まで延びる動力軸と、動力軸の反エンジン側の部位と
駆動軸の駆動プーリより反エンジン側の部位とを接続す
る前進用直結伝達機構と、入力軸と従動軸の従動プーリ
よりエンジン側の部位とを接続する後進用直結伝達機構
とが設けられ、前進時のエンジン動力は、入力軸、動力
軸、前進用直結伝達機構、駆動軸、駆動プーリと従動プ
ーリの間に巻き掛けられたベルトおよび従動軸を経由し
て出力軸へと伝達され、後進時のエンジン動力は、入力
軸、後進用直結伝達機構および従動軸を経由して出力軸
へと伝達されることを特徴とする無段変速機を提供す
る。
【0007】前進時には、エンジン動力がまず発進機構
から入力軸へ伝えられ、動力軸を介して駆動軸へと伝達
される。駆動軸上の駆動プーリからベルトを介して従動
プーリへ伝達され、従動軸から出力軸を介して車輪へ動
力が伝達される。そのため、各プーリのベルト巻き掛け
径を逆方向に変化させることにより、変速比を無段階に
可変とし、変速ショックのないスムーズな走行を実現で
きる。一方、後進時には、エンジン動力は発進機構から
入力軸へ伝えられた後、後進用直結伝達機構、従動軸を
経由して出力軸へと伝達される。つまり、ベルトを経由
せずに動力が伝達される。そのため、ベルトは一方向に
のみ回転すればよく、ベルトにかかる負荷が軽減され、
ベルト寿命が向上する。
【0008】無段変速機を構成する場合、その最短の必
要軸方向寸法は、エンジン動力を入力軸に伝える発進機
構、駆動プーリのアクチュエータ、プーリ、従動プーリ
のアクチュエータのそれぞれの軸方向の厚みの和であ
る。本発明では、駆動プーリのアクチュエータを駆動プ
ーリよりエンジン側に設け、従動プーリのアクチュエー
タを従動プーリより反エンジン側に設けるとともに、動
力軸の反エンジン側と駆動軸の反エンジン側とを前進用
直結伝達機構を介して接続し、入力軸と従動軸のエンジ
ン側の部位とを後進用直結伝達機構を介して接続してい
る。そのため、前進用直結伝達機構を従動プーリのアク
チュエータと軸方向に並列に、後進用直結伝達機構を駆
動プーリのアクチュエータと軸方向に並列に配置でき
る。その結果、最短の軸方向寸法となり、軸方向にコン
パクトで合理的な構成とすることができる。なお、アク
チュエータとしては、プーリの可動シーブを軸方向に作
動させるものであればよく、油圧サーボ機構、トルクカ
ム機構、モータによって軸方向に作動されるボールネジ
機構などであってもよい。
【0009】本発明では、入力軸と駆動軸および従動軸
とがオフセットしているので、発進機構を駆動プーリお
よび従動プーリに近づけて配置でき、発進機構を含む変
速機の軸方向寸法を短縮することが可能である。なお、
入力軸と動力軸とは別軸で構成してもよいが、同一軸で
構成してもよい。すなわち、発進機構を動力軸と直結し
てもよい。入力軸と動力軸とを別軸で構成した場合に
は、入力軸と駆動軸とを同一方向に回転させ、入力軸と
従動軸とを逆方向に回転させることができるので、後進
用のギヤ機構としてアイドラギヤが不要となり、構造を
簡素化できる。また、前進用直結伝達機構および後進用
直結伝達機構は、ギヤ機構やチェーン機構のように、一
定の伝達比で伝達し得るものであれば、何でもよい。
【0010】請求項2のように、前進用直結伝達機構は
前進位置と中立位置とに切替可能な前進切替手段を含
み、後進用直結伝達機構は後進位置と中立位置とに切替
可能な後進切替手段を含むのが望ましい。前後進切換機
構を設ける場合に、1本の軸上にシンクロ式の前後切替
機構を設けるのが構造上簡単であるが、軸方向の寸法を
必要とする。これに対し、請求項2のように、前進切替
手段を駆動プーリより反エンジン側に配置し、後進切替
手段を従動プーリよりエンジン側に配置することで、両
方の切替手段を別の軸に分割配置している。これによ
り、各切替手段の占める軸方向寸法は必要最小限で済
み、一層コンパクトな変速機を実現できる。なお、前進
切替手段は駆動プーリより上流側であればよく、駆動軸
上または動力軸上のいずれに設けてもよい。同様に、後
進切替手段も、入力軸と従動軸との間であればよく、入
力軸上または従動軸上のいずれに設けてもよい。
【0011】請求項3のように、入力軸および動力軸
は、駆動軸と従動軸の上下方向中間位置に配置するのが
望ましい。無段変速機の場合、駆動プーリを有する駆動
軸と従動プーリを有する従動プーリとは軸間距離が長い
ので、その間のスペースに入力軸および動力軸を配置す
ることで、空いたスペースを有効利用し、入力軸と動力
軸とが外部に突出することがなく、上下方向にコンパク
トな無段変速機を得ることができる。請求項4のよう
に、動力軸を、駆動プーリと従動プーリの間に巻き掛け
られたベルトの周回内に挿通配置するのが望ましい。動
力軸を駆動軸と従動軸の上下方向中間位置に配置すれ
ば、上下方向の寸法を短縮できるが、さらに動力軸をベ
ルトの周回内に挿通配置することで、動力軸を両プーリ
の間の空間に配置でき、駆動軸、従動軸および動力軸を
集約配置できる。そのため、軸方向、上下方向および前
後方向の全てにわたってコンパクトな構成とすることが
できる。請求項5のように、駆動軸を従動軸より上方に
配置するのが望ましい。このように構成すれば、従動軸
が下方に配置されるので、入力軸と従動軸とを接続して
いる後進用直結伝達機構や、従動軸から出力軸への減速
ギヤ機構などの潤滑性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明にかかる無段
変速機の一例の具体的構造を示し、図5はその骨格構造
を示す。この無段変速機はFF横置き式の変速機であ
り、大略、エンジン出力軸1によって駆動される発進機
構2、発進機構2の出力軸である入力軸3、動力軸4、
駆動プーリ11を有する駆動軸10、従動プーリ21を
有する従動軸20、駆動プーリ11と従動プーリ21に
巻き掛けられたVベルト15、減速軸30、車輪と連結
された出力軸32、変速用モータ40、テンショナ装置
50などで構成されている。入力軸3,動力軸4,駆動
軸10,従動軸20,減速軸30および出力軸32はい
ずれも非同軸で、かつ平行に配置されている。
【0013】この実施例の発進機構2は乾式クラッチで
構成され、レリーズフォーク2aを発進制御用モータ
(図示せず)によって作動させることにより、断接制御
および半クラッチ制御を行なうことが可能である。入力
軸3は軸受を介して変速機ケース6によって回転自在に
支持され、入力軸3に一体回転可能に設けられた前進用
ギヤ3aと後進用ギヤ3bとが変速機ケース6の第2ギ
ヤ室6c内に挿入されている。
【0014】動力軸4は変速機ケース6の左右の側壁に
架け渡して設けられ、両端部が軸受によって回転自在に
支持されている。動力軸4のエンジン側端部には、入力
軸3の前進用ギヤ3aと噛み合う前進用ギヤ4aが一体
に設けられ、反エンジン側端部には減速ギヤ4bが固定
されている。動力軸4の減速ギヤ4bは、駆動軸10の
反エンジン側の端部に回転自在に支持された減速ギヤ1
0aと噛み合い、動力軸4から駆動軸10へ駆動力をベ
ルト駆動に適した減速比で伝達している。減速ギヤ10
aは駆動軸10の反エンジン側に設けられたシンクロ式
の前進切替手段12によって駆動軸10に対して選択的
に連結される。つまり、切替手段12は前進位置Dと中
立位置Nの2位置に切替可能である。減速ギヤ4b,減
速ギヤ10a,前進切替手段12は前進用直結伝達機構
13を構成しており、この前進用直結伝達機構13は変
速機ケース6の反エンジン側に形成された第1ギヤ室6
a内に収容されている。第1ギヤ室6a内は油で潤滑さ
れている。
【0015】駆動プーリ11は、駆動軸10上に固定さ
れた固定シーブ11aと、駆動軸10上に軸方向移動自
在に支持された可動シーブ11bと、可動シーブ11b
の背後に設けられたアクチュエータ14とを備え、アク
チュエータ14はVベルト15よりエンジン側に配置さ
れている。この実施例のアクチュエータ14は、変速用
モータ40によって軸方向に移動されるボールネジ機構
であり、可動シーブ11bに軸受14aを介して相対回
転自在に支持された雌ねじ部材14bと、変速機ケース
6に支持された雄ねじ部材14cと、雌ねじ部材14b
の外周部に固定された変速ギヤ14dとで構成されてい
る。変速ギヤ14dは駆動プーリ11を構成する可動シ
ーブ11bより大径のギヤである。
【0016】従動プーリ21は、従動軸20上に固定さ
れた固定シーブ21aと、従動軸20上に軸方向移動自
在に支持された可動シーブ21bと、可動シーブ21b
の背後に設けられたアクチュエータ22とを備え、アク
チュエータ22はVベルト15より反エンジン側に配置
されている。このアクチュエータ22も駆動プーリ11
のアクチュエータ14と同様の構成を有するボールネジ
機構であり、可動シーブ21bに軸受22aを介して相
対回転自在に支持された雌ねじ部材22bと、変速機ケ
ース6に支持された雄ねじ部材22cと、雌ねじ部材2
2bの外周部に固定された変速ギヤ22dとで構成され
ている。この変速ギヤ22dも従動プーリ21を構成す
る可動シーブ21bより大径のギヤである。
【0017】従動軸20の従動プーリ21よりエンジン
側の部位には、後進用ギヤ24が回転自在に支持されて
おり、このギヤ24は入力軸3に固定された後進用ギヤ
3bと噛み合っている。後進用ギヤ24はシンクロ式の
後進切替手段25によって従動軸20に対して選択的に
連結される。つまり、切替手段25は後進位置Rと中立
位置Nの2位置に切替可能である。上記後進用ギヤ3b
とギヤ24と後進切替手段25とで後進用直結伝達機構
26が構成される。
【0018】従動軸20のエンジン側端部には、減速ギ
ヤ27が一体に形成されており、この減速ギヤ27は減
速軸30に固定されたギヤ30aと噛み合い、さらに減
速軸30に一体に形成されたギヤ30bを介して差動装
置31のリングギヤ31aに噛み合っている。そして、
差動装置31に設けられた出力軸32を介して車輪が駆
動される。上記後進用直結伝達機構26、減速軸30お
よび差動装置31は変速機ケース6のエンジン側に形成
された第2ギヤ室6b内に収容されている。このギヤ室
6bは油で潤滑されている。なお、ギヤ室6bには入力
軸3の前進用ギヤ3aと動力軸4の前進用ギヤ4aも収
容され、同様に潤滑されている。
【0019】変速機ケース6の第1ギヤ室6aと第2ギ
ヤ室6bとは、上述のように潤滑されており、駆動プー
リ11と従動プーリ21は、第1ギヤ室6aと第2ギヤ
室6bとの間に挟まれたプーリ室6c内に配置されてい
る。この実施例ではプーリ室6cは無潤滑空間であり、
Vベルト15も乾式駆動ベルトが用いられている。上記
のようにプーリ室6cを間にして、その両側に第1ギヤ
室6aと第2ギヤ室6bとを設けることで、Vベルト1
5の透過音を低減できる効果がある。従来では、Vベル
ト15が発生する騒音を低減するために変速機ケース6
に吸音材を貼り付けたり、ケース6の肉厚を厚くするな
どの工夫を行っていたが、上記実施例のように構成する
ことで、ギヤ室6a,6bが遮音空間として作用し、透
過音を低減できる。特に、ギヤ室6a,6bには潤滑油
が封入されるので、この潤滑油が吸音材として機能し、
さらに吸音効果が大きい。なお、第1ギヤ室6a内の潤
滑油と、第2ギヤ室6b内の潤滑油を循環させるため、
動力軸4の軸心穴4cと、後述する第2変速軸46と動
力軸4との半径方向隙間5とによって、供給油路とリタ
ーン油路とが形成されている。軸心穴4cと半径方向隙
間5は、いずれが供給油路またはリターン油路であって
もよい。このように動力軸4と第2変速軸46との隙間
5に油を流通させることで、両軸の間を潤滑できる。
【0020】上記構成よりなる無段変速機の前進時およ
び後進時の動力伝達経路について、図6,図7を参照し
て説明する。前進時には、シフトレバーを操作して前進
切替手段12を前進位置Dへ切り替える。このとき、後
進切替手段25は自動的にN位置へ切り替わる。図6に
示すように、発進機構2から入力軸3を介して入力され
た動力は、太線矢印で示すように、前進用ギヤ3a、前
進用ギヤ4a、動力軸4、前進用直結伝達機構13(減
速ギヤ4b,減速ギヤ10a,前進切替手段12)、駆
動軸10、駆動プーリ11、Vベルト15、従動プーリ
21、従動軸20、減速ギヤ27、減速軸30、差動装
置31を介して出力軸32に伝達される。一方、後進時
には、シフトレバーを操作して後進切替手段25を後進
位置Rへ切り替える。このとき、前進切替手段12は自
動的にN位置へ切り替わる。このとき、図7に示すよう
に、発進機構2から入力軸3を介して入力された動力
は、太線矢印で示すように、後進用直結伝達機構26
(後進用ギヤ3b,後進用ギヤ24,後進切替手段2
5)、従動軸20、減速ギヤ27、減速軸30、差動装
置31を介して出力軸32に伝達される。
【0021】次に、この無段変速機における変速比可変
機構について説明する。変速機ケース6の外側部に変速
用モータ40が取り付けられている。変速用モータ40
はブレーキ41を有するサーボモータであり、その出力
ギヤ42は減速ギヤ43に噛み合い、これらギヤ42,
43は油で潤滑されたモータハウジング44内に収容さ
れている。モータハウジング44から突出する減速ギヤ
43の軸部43aは、変速機ケース6に回転自在に支持
されたスリーブ状の第1変速軸45にインロー嵌合さ
れ、一体回転可能に連結されている。このようにモータ
ハウジング44と変速機ケース6の内部とが隔離されて
いるので、モータハウジング44内の潤滑油が変速機ケ
ース6内に流れ込むのを防止できる。第1変速軸45に
は、可動シーブ11bの移動ストローク分の長さを有す
る台形ギヤ45aが形成されており、駆動プーリ21に
設けられた変速ギヤ14dと噛み合っている。ギヤ45
aを回転させると、変速ギヤ14dが追随回転すること
でボールネジ機構(アクチュエータ14)の作用によ
り、可動シーブ11bを軸方向へ移動させることができ
る。つまり、駆動プーリ11のベルト巻き掛け径を連続
的に変化させることができる。
【0022】駆動プーリ11の変速ギヤ14dは、動力
軸4の外周に相対回転自在に挿通されたスリーブ状の第
2変速軸46の第1アイドラギヤ46aと噛み合い、さ
らに第2変速軸46の第2アイドラギヤ46bは従動プ
ーリ21の変速ギヤ22dと噛み合っている。これらア
イドラギヤ46a,46bも、ギヤ45aと同様に、可
動シーブ11b,21bの移動ストローク分の長さを有
する台形ギヤで構成されている。変速用モータ40の回
転力は、第1変速軸45、駆動プーリ11の変速ギヤ1
4d、第2変速軸46を介して従動プーリ21の変速ギ
ヤ22dへと伝達される。そのため、駆動プーリ11の
可動シーブ11aと従動プーリ21の可動シーブ21a
は互いに同期し、かつ互いにベルト巻き掛け径を逆方向
に変化させながら軸方向へ移動することができる。な
お、変速用モータ40としてブレーキ付きモータを用い
た理由は、変速用モータ40の回転力を伝達するギヤ列
(42,43,45a,14d,46a,46b,22
d)がすべて可逆ギヤで構成されている関係で、ベルト
張力による可動シーブの反力によってギヤ列が回転して
変速比が変化する恐れがあるので、ブレーキ41の制動
力によってギヤ列が回転するのを防止するためである。
【0023】次に、Vベルト15にベルト推力を与える
機構について説明する。上記のようにプーリ11,21
のベルト巻き掛け径は変速用モータ40によって可変さ
れるが、それだけでは伝達トルクによってVベルト15
とプーリ11,21との間に滑りが発生してしまう。そ
こで、伝達トルクに応じたベルト推力(ベルト張力)を
与えるため、図3,図4に示されるようなテンショナ装
置50が設けられている。テンショナ装置50はテンシ
ョンローラ51を備え、このテンションローラ51はリ
ンク52を介してアーム53によって揺動可能に支持さ
れている。アーム53の揺動軸53aは駆動プーリ11
の近傍に設けられ、スプリング54によってVベルト1
5方向に付勢されている。そのため、テンションローラ
51は所定の荷重でVベルト15の緩み側を内側に向か
って押し付けている。このように外側から内側に向かっ
てVベルト15を押圧することで、所定のベルト推力を
得るとともに、プーリ11,21に対するVベルト15
の巻き付け長さを長くし、伝達効率を高めている。アー
ム53の先端部外周面にはギヤ部53bが形成され、こ
のギヤ部53bに張力調整用アシストモータ55のピニ
オンギヤ56が噛み合っている。上記スプリング54は
初期推力を与えており、アシストモータ55を正逆いず
れかの方向に駆動することによって、初期推力に対して
モータ推力を加減し、最適なベルト推力が得られるよう
に調整している。なお、伝達トルクの変動が比較的小さ
い車両の場合には、アシストモータ55を省略してスプ
リング54のみで推力を与えてもよい。また、テンショ
ンローラ51はVベルト15を外側から内側に向かって
押圧するものに限らず、内側から外側に向かって押圧し
てもよい。
【0024】上記テンショナ装置50の場合、テンショ
ンローラ51がプーリ11,21と干渉しないように、
テンションローラ51はリンク52を介してアーム53
に取り付けられている。その理由を、図8〜図10を参
照して説明する。すなわち、従来のようにアーム53に
テンションローラ51を直接取り付けると、テンション
ローラ51がアーム53の揺動軸53aを中心とする回
転軌跡で移動するので、無段変速機がLowからHig
hまで変速した時、テンションローラ51がいずれかの
プーリと干渉する可能性がある。特に、Vベルト15の
負担を軽減するため、大径のテンションローラ51を用
いた場合に干渉しやすい。これに対し、テンションロー
ラ51をリンク52を介してアーム53に取り付ける
と、2自由度のリンク構造となり、図8に示すLow
(最低速比)状態、図9に示すMid(中間比)状態、
図10に示すHigh(最高速比)状態での各変速比に
おいて、アーム53とリンク52との間の角度θが自動
的に変化し、テンションローラ51が自動的にプーリ1
1,21と干渉のない位置へ移動できる。したがって、
実施例のように大径のテンションローラ51を用いた場
合でも、テンションローラ51とプーリ11,21との
干渉を確実に防止できる。なお、2自由度のリンク構造
に限らず、2本のリンクを用いることで3自由度のリン
ク構造としてもよい。
【0025】また、アーム53の揺動軸53aを駆動プ
ーリ11の近傍に配置してあるのは、次のような理由に
よる。すなわち、図8〜図10に示すように、変速比の
変化に伴って、テンションローラ51からVベルト15
に加わる垂直方向の押し付け荷重T1が変化し、この押
し付け荷重T1に比例したベルト張力が発生する。押し
付け荷重T1は、スプリング54のばね荷重T2と、こ
れと直角方向の荷重T3とのベクトル和で与えられる。
なお、ここではアシストモータ55による付勢力を無視
した。上記のようにアーム53の揺動軸53aを駆動プ
ーリ11の近くに配置することにより、Low〜Hig
hの間でアーム53とリンク52との間の角度θが変化
し、押し付け荷重T1がLow時に比べてMid,Hi
gh時の方が小さくなる。したがって、アシストモータ
55を使用しなくても、Mid,High時に小さく、
Low時に大きなベルト張力を得ることが可能である。
【0026】図2,図3に示すように、この実施例の入
力軸3および動力軸4は、駆動軸10と従動軸20の上
下方向中間位置に配置されている。特に、動力軸4は駆
動プーリ11と従動プーリ21の間に巻き掛けられたV
ベルト15の周回内に挿通配置されている。駆動プーリ
11および従動プーリ21は大きな半径を有するので、
駆動軸10と従動プーリ20との軸間距離が長い。そこ
で、その間のスペースに入力軸3および動力軸4を配置
することで、空いたスペースを有効利用し、無段変速機
の上下方向の寸法を短縮できる。
【0027】動力軸4に挿通された第2変速軸46もV
ベルト15の周回内に挿通配置されている。特に、第2
変速軸46に設けられたアイドラギヤ46a,46b
は、プーリ11,21より大径な変速ギヤ14d,22
dと噛み合うため、小径な台形ギヤが使用されている。
したがって、プーリ11,21の可動シーブ11b,2
1bが変速のために軸方向へ移動した時、可動シーブ1
1b,21bがこれらアイドラギヤ46a,46bと軸
方向にオーバーラップすることができ、軸方向寸法を短
縮することができる。
【0028】また、駆動軸10は従動軸20より上方に
配置されている。換言すれば、従動軸20は駆動軸10
より下方に配置されているので、従動軸20、減速軸3
0および差動装置31が変速機ケース6の下部に配置さ
れ、潤滑性が向上する。また、従動軸20は駆動軸10
および出力軸32より前方に配置され、かつ従動軸20
は出力軸32とほぼ同一高さ位置に配置されている。そ
のため、駆動軸10、従動軸20,出力軸32が、駆動
軸10を頂点とし、従動軸20と出力軸32を結ぶ線が
底辺となる三角形配置となっている。そのため、重心位
置が下方に位置し、安定した無段変速機を得ることがで
きる。
【0029】この実施例の無段変速機では、発進制御,
変速制御および前後進切換を行うために、油圧サーボ機
構、油圧クラッチ、トルクコンバータといった油圧を必
要とする機器が一切用いられておらず、発進制御用モー
タと、変速用モータ40と、張力制御用アシストモータ
65のみであらゆる制御を行うことができる。そのた
め、一般の自動変速機のように複雑で大型の油圧制御装
置を必要とせず、極めて簡素でコンパクト、かつ低コス
トの無段変速機を得ることができる。また、当然ながら
オイルポンプロスや、油の粘性による動力損失、変速性
能の変化といった不具合もない。
【0030】本発明は上記実施例にのみ限定されるもの
ではない。上記実施例では、油圧を用いないで変速を行
なう無段変速機について説明したが、駆動プーリおよび
従動プーリの少なくとも一方のアクチュエータを油圧サ
ーボ機構で構成することもできる。その場合、実施例の
ようなベルト推力を与えるためのテンショナ装置50に
代えて、可動シーブを軸方向に付勢する推力発生手段を
設け、これによってベルト推力を与えてもよい。また、
Vベルトは乾式ベルトに限らず、油で潤滑する湿式ベル
トを用いてもよい。また、発進機構として乾式クラッチ
を用いたが、これに限定されるものではなく、トルクコ
ンバータなどの流体継手、湿式クラッチ、電磁クラッチ
などを用いることも可能である。さらに、前後進切替機
構として、前進切替手段12を駆動プーリ11より反エ
ンジン側に、後進切替手段25を従動プーリ21よりエ
ンジン側にそれぞれ分割配置したが、例えば入力軸3に
スペース的な余裕がある場合には、入力軸3上に前進切
替手段と後進切替手段とを隣接配置してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、前進時にベルトを介して駆動
し、後進時にはベルトを介さずに駆動するので、ベルト
を逆転駆動する必要がなく、ベルトにかかる負担を軽減
でき、長寿命な無段変速機を実現できる。また、入力軸
と駆動軸および従動軸とがオフセットしているので、発
進機構を駆動プーリおよび従動プーリに近づけて配置で
き、発進機構を含む変速機の軸方向寸法を短縮すること
ができる。さらに、駆動軸および従動軸に対してオフセ
ットした動力軸の反エンジン側の部位と、アクチュエー
タを有しない駆動軸の反エンジン側の部位とを前進用直
結伝達機構を介して接続し、入力軸と従動軸のエンジン
側の部位とを後進用直結伝達機構を介して接続したの
で、前進用直結伝達機構を従動プーリのアクチュエータ
と軸方向に並列に配置でき、後進用直結伝達機構を駆動
プーリのアクチュエータと軸方向に並列に配置できる。
その結果、最短の軸方向寸法となり、軸方向にコンパク
トな無段変速機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる無段変速機の一例の展開断面図
である。
【図2】図1の無段変速機の内部構造の側面図である。
【図3】図1の無段変速機のプーリ部分の断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1に示す無段変速機のスケルトン図である。
【図6】前進時における無段変速機の動力伝達経路を示
すスケルトン図である。
【図7】後進時における無段変速機の動力伝達経路を示
すスケルトン図である。
【図8】低速比におけるテンションローラとベルトとの
接触位置を示す図である。
【図9】中間比におけるテンションローラとベルトとの
接触位置を示す図である。
【図10】高速比におけるテンションローラとベルトと
の接触位置を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン出力軸 2 発進機構 3 入力軸 4 動力軸 6 変速機ケース 10 駆動軸 11 駆動プーリ 12 前進切替手段 13 前進用直結伝達機構 14 アクチュエータ 15 Vベルト 20 従動軸 21 従動プーリ 22 アクチュエータ 25 後進切替手段 26 後進用直結伝達機構 31 差動装置 32 出力軸 40 変速用モータ 45 第1変速軸 46 第2変速軸 50 テンショナ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天満 康之 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 Fターム(参考) 3D039 AA02 AA04 AB01 AC34 AC37 AC77 AD23 AD53 3J028 EA25 EA28 EB10 EB13 EB23 EB33 EB35 EB37 EB44 EB62 EB67 FC32 FC42 FC66 GA01 3J050 AA03 AB03 AB07 BA03 BB13 DA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと発進機構を介して接続された入
    力軸と、駆動プーリを有し、入力軸から動力を伝達され
    る駆動軸と、従動プーリを有する従動軸と、駆動プーリ
    と従動プーリの間に巻き掛けられたベルトと、従動軸か
    ら動力を伝達され、車輪を駆動する出力軸とを備え、駆
    動プーリと従動プーリにそれぞれ設けられたアクチュエ
    ータを作動させて各プーリのベルト巻き掛け径を逆方向
    に変化させることにより、変速比を無段階に可変とした
    無段変速機において、駆動プーリのアクチュエータは駆
    動プーリよりエンジン側に配置され、従動プーリのアク
    チュエータは従動プーリより反エンジン側に配置され、
    入力軸は駆動軸および従動軸と非同軸でかつ平行に配置
    されており、駆動軸および従動軸と非同軸でかつ平行に
    配置され、一端部が入力軸と接続されるとともに、他端
    部が駆動プーリより反エンジン側の部位まで延びる動力
    軸と、動力軸の反エンジン側の部位と駆動軸の駆動プー
    リより反エンジン側の部位とを接続する前進用直結伝達
    機構と、入力軸と従動軸の従動プーリよりエンジン側の
    部位とを接続する後進用直結伝達機構とが設けられ、前
    進時のエンジン動力は、入力軸、動力軸、前進用直結伝
    達機構、駆動軸、駆動プーリと従動プーリの間に巻き掛
    けられたベルトおよび従動軸を経由して出力軸へと伝達
    され、後進時のエンジン動力は、入力軸、後進用直結伝
    達機構および従動軸を経由して出力軸へと伝達されるこ
    とを特徴とする無段変速機。
  2. 【請求項2】上記前進用直結伝達機構は前進位置と中立
    位置とに切替可能な前進切替手段を含み、上記後進用直
    結伝達機構は後進位置と中立位置とに切替可能な後進切
    替手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の無段変
    速機。
  3. 【請求項3】上記入力軸および動力軸は、駆動軸と従動
    軸の上下方向中間位置に配置されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の無段変速機。
  4. 【請求項4】上記動力軸は、駆動プーリと従動プーリの
    間に巻き掛けられたベルトの周回内に挿通配置されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の無段変速機。
  5. 【請求項5】上記駆動軸は従動軸より上方に配置されて
    いることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の無段変速機。
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