JP2001321335A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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JP2001321335A
JP2001321335A JP2000142019A JP2000142019A JP2001321335A JP 2001321335 A JP2001321335 A JP 2001321335A JP 2000142019 A JP2000142019 A JP 2000142019A JP 2000142019 A JP2000142019 A JP 2000142019A JP 2001321335 A JP2001321335 A JP 2001321335A
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lamp
light source
house
unit
connector
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JP2000142019A
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Tomoyuki Takashino
智之 高篠
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光源装置は、インレットからランプ点
灯回路へ至る一次ラインの電圧が高いため、光源ランプ
が収納されているランプハウスを閉塞するカバーで一次
ラインを遮断するインターロックスイッチが配置されて
いるが、このスイッチの十分な耐圧を確保するために大
型化し、ランプハウスも光源装置も大型となり、取り扱
いが困窮、かつ、配線が煩雑となる課題があった。 【解決手段】 光源装置8の筐体内に形成され筐体の外
側面に開口部11aを有するランプハウス11と、ラン
プハウス11に挿脱自在な筐体に、着脱自在に保持され
た照明光用光源ランプ22とこの光源ランプ22に接続
された第1のコネクタ26を有するランプユニット21
と、ランプユニット21をランプハウス11への挿脱着
に応じて、第1のコネクタ26と挿抜されて光源ランプ
22をランプ点灯電源に接続するランプハウス11内に
設けられた第2のコネクタ15と、ランプハウス11の
開口部を閉塞するランプカバー30からなる内視鏡用光
源装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡用の光源装
置に関し、特に光源ランプの交換が容易な光源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より内視鏡による体腔内の診断治療
を行う際に、体腔内の患部である被写体を照明する照明
光を生成する光源装置に内視鏡を接続している。具体的
には、図7に示すように、内視鏡1は、体腔に挿入され
る細長の挿入部2と、この挿入部2の基端側の端部に設
けられた操作部(把持部)3と、この操作部3の上部に
設けられた接眼部4とを有している。この内視鏡1の操
作部3の外側部には、ライトガイドロ金5が設けられ、
このライトガイドロ金5は、ライトガイドケーブル6の
一端が接続され、このライトガイドケーブル5の他端
は、ライトガイドコネクタ7によって、光源装置8に接
続されている。
【0003】この光源装置8には、光源ランプと、光源
ランプの点灯電源を生成するランプ点灯回路等で構成さ
れている。この光源装置8の光源ランプから放射された
照明光は、前記ライトガイドコネクタ7と前記ライトガ
イドケーブル6及びライトガイド口金5を介して、前記
内視鏡1の挿入部2に内装された図示していないライト
ガイドケーブルに伝送され、前記挿入部2の先端部に設
けた図示していない照明光出射孔から被写体に照明光を
照射する。
【0004】照明光が照射された被写体像は、前記挿入
部2の先端から操作部3の基端までに内装されている図
示していないイメージガイドケーブルによって導光さ
れ、接眼部4の図示しない光学系を介して観察、診断が
出来るようになっている。
【0005】なお、図示していないが、前記接眼部4に
CCD等の電子撮像素子を用いたテレビカメラを取り付
けて、そのテレビカメラからの電子撮像信号をモニター
等の表示装置に表示して、そのモニター画面に表示され
る被写体像から観察、診断を行うことも行われている。
【0006】このような内視鏡1に接続して、前記挿入
部2の先端から被写体に対して照射する照明光を生成す
る光源装置8は、特開平5−53062号公報に開示さ
れているように、照明光の光源ランプにキセノンランプ
等が用いられている。この光源ランプは、点灯時の発熱
を放熱するためにヒートシンクに保持させ、このヒート
シンクを介して光源ランプの点灯電源を供給している。
【0007】このようなヒートシンクに光源ランプを保
持させた構造の光源装置において、光源ランプを交換す
る場合には、ランプカバーを開けて光源ランプをヒート
シンクとともに取り出し、光源ランプを交換している。
従って、従来の光源装置には、ランプカバーを開けた際
に、光源ランプに供給される点灯電源が通電されている
ヒートシンクが露出し、ヒートシンクへの接触感電を防
止するために、前記ランプカバーを開いた場合に、前記
ヒートシンクへの電源供給を停止するインターロックス
イッチが設けられている。
【0008】具体的には、図8に示すように、光源装置
100(図8の光源装置8に相当する)の筐体の外側部
から図示していないキセノンランプ等の光源ランプを内
蔵したランプユニット102を収納するランプハウス1
03が設けられており、このランプハウス103の前記
ランプユニット102が挿入収納させる開口部を有し、
この開口部を閉塞カバーするための筐体に固定されたヒ
ンジで開閉できるランプカバー104を備えている。こ
のランプカバー104には、ノブ105が設けられ、ラ
ンプカバー104を前記光源装置100の開口部を閉塞
後、前記の部105を略90度回転させて閉塞固定する
ようになっている。このランプカバー104の筐体の開
口部側に位置する下面に、一体あるいは別体で固定され
ている突起106が設けられ、前記ランプカバー104
で開口部を閉状態の時、前記ランプハウス103の開口
部の下面に設けた溝107に入り込み、この溝107の
内側に設けた図示していないインターロックスイッチを
駆動させて、前記ランプユニット102に取り付けられ
ている光源ランプへの点灯電源のオン・オフを行ってい
る。
【0009】この溝107の内側に設けたインターロッ
クスイッチをランプカバー104の開閉によって、オン
・オフ制御することで、前記光源ランプへの点灯電源供
給が制御され、この種の電子機器の安全規格であるIE
C601−1規格条件を満たすようにされている。な
お、前記ランプカバー104に設けた突起106とラン
プハウス103の溝107の形状寸法は、前記IEC0
1−1の規格で定めるテストピン(直径3mm)が貫通
不可能な直径3mm以下の大きさで形成されている。
【0010】前記ランプユニット102は、図9に示す
ように、前記光源ランプ101のプラス(+)電極11
1はヒートシンク112にネジ等によって固定され、マ
イナス(−)電極113はヒートシンク114にバネ等
で固定されて、前記ランプユニット102に光源ランプ
101が取り付けている。
【0011】このようなヒートシンク112,114に
取り付けられた光源ランプ101に対する点灯電源供給
回路は、図10に示すように、商用電源に接続される前
記インレット121に前記インターロックスイッチ10
8と使用者が光源ランプ101の点灯をオン・オフさせ
るパワースイッチ122の直列回路を介して、光源ラン
プ101の点灯電源を前記商用電源から生成するランプ
点灯回路123が接続され、このランプ点灯回路123
の出力は、前記光源ランプ101のプラス電極111が
接続されたヒートシンク112に接続されるプラス極1
15と、前記光源ランプ101のマイナス電極113が
接続されたのヒートシンク114に接続されるマイナス
極116が接続されている。
【0012】この点灯電源供給回路は、前記光源装置1
00の筐体内に設けられ、前記ランプユニット102が
前記筐体内に装着されると、前記プラス極115とマイ
ナス極116に前記ランプユニット102に設けられた
プラス電極用ヒートシンク112とマイナス電極用ヒー
トシンク114が接続されるようになっている。さら
に、前記ランプユニット102がランプハウス103に
装着され、かつ、ランプカバー104でランプハウス1
03の開口部を閉鎖すると、ランプカバー104の突起
106がインターロックスイッチ108をオンさせ、ラ
ンプカバー104が開放されると、インターロックスイ
ッチ108はオフされる。
【0013】これにより、前記ランプカバー104が開
放されるとインレット121からランプ点灯回路123
に供給される商用電源がインターロックスイッチ108
でオフされるために、前記光源ランプ101を取り付け
ているヒートシンク112,114に接触しても感電な
どの障害が生じないようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の上記光
源装置100は、インレット106からランプ点灯回路
123へ至る一次ラインの電圧が高いため、これに対応
するインターロックスイッチ108が十分な耐圧を有す
る必要性から大型化し、このインターロックスイッチ1
08の大型化により、前記ランプハウス103の形状寸
法も大型化してしまい、光源装置100の全体形状も大
型化し、内視鏡1を操作使用する際に、光源装置100
の取り扱いが困窮する課題があった。
【0015】また、前記インレット121から前記ラン
プ点灯回路123の一次ラインに前記インターロックス
イッチ108を配置するために、配線が煩雑となり、光
源装置100の組立作業性が低下する課題があった。
【0016】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、商用電源と、ランプ点灯回路及び光源電源
の接続配線作業の繁雑さを解消するとともに、ランプユ
ニットに設けられた光源ランプの交換時に、ランプユニ
ットをランプハウスから脱着すると同時に商用電源との
切り離しが可能な内視鏡用光源装置を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡用光源装
置は、 内視鏡に照明光を供給する光源装置において、
前記光源装置の筐体内に形成され、その筐体の外側面に
開口部を有するランプハウスと、前記筐体の開口部から
前記ランプハウスに挿脱自在な筐体に、着脱自在に保持
された照明光用光源ランプと、この光源ランプと電気的
に接続された第1のコネクタとを有するランプユニット
と、前記ランプユニットの前記ランプハウスへの挿脱着
に応じて、前記第1のコネクタと挿抜されて、前記光源
ランプをランプ点灯電源に接続する前記ランプハウス内
に設けられた第2のコネクタと、前記ランプハウス内に
前記ランプユニットを挿着時に前記ランプハウスの開口
部を閉塞するランプカバーとを具備したことを特徴とす
る。
【0018】また、本発明の内視鏡用光源装置は、内視
鏡に照明光を供給する光源ランプと、前記光源ランプを
着脱自在に保持するランプユニットと、筐体外側に設け
た開口部から前記ランプユニットが所定方向に挿脱移動
させて筐体内に前記ランプユニットが挿脱自在に装着さ
れるランプハウスと、前記光源ランプと電気的に接続
し、前記ランプユニットの筐体に設けた第1のコネクタ
と、前記ランプハウス内に設けられ、前記ランプユニッ
トがランプハウスへの挿脱に連動して、前記第1のコネ
クタに挿抜されて前記光源ランプを電源側に接続する第
2のコネクタと、前記ランプハウスの開口部を閉塞する
ランプカバーとを具備したことを特徴とする。
【0019】さらに本発明の内視鏡用光源装置は、前記
ランプユニットの筐体の前記ランプハウス内に装着され
る先端側に少なくとも2つの切り欠きを形成し、前記ラ
ンプハウスの内側に前記ランプユニットが装着された際
に、前記2つの切り欠きに嵌合する少なくとも2本の位
置決めピンを設け、前記ランプユニットを前記ランプハ
ウス内に挿着時に前記切り欠きを前記位置決めピンに嵌
合固定し、前記光源ランプの光軸を合わせることを特徴
とする。
【0020】本発明により、ランプカバーの開閉時にラ
ンプユニットの活電部が露呈することなく、またランプ
ユニットをランプハウスに挿脱着により、光源ランプと
ランプ点灯回路との接続と接続遮断が容易に行える内視
鏡用光源装置の提供が可能となった。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
内視鏡用光源装置の一実施形態を示す展開斜視図で、図
2は本発明に係る光源装置のランプハウスにランプユニ
ットの挿着した状態を説明する説明図で、図3は、本発
明に係る光源装置のランプハウスにランプユニットを挿
脱着動作を説明する説明図で、図4は、本発明に係る光
源装置のランプハウスにランプユニットを挿着後、ラン
プカバーでランプハウスを閉塞する動作を説明する説明
図で、図5は本発明に係る光源装置の光源ランプに点灯
電源を供給する点灯電源供給部の回路構成を示すブロッ
ク図で、図6は、本発明に係る光源装置の他の実施形態
で、ランプユニットをランプハウス内での位置決め動作
を説明する説明図である。
【0022】本発明の内視鏡用光源装置は、図7を用い
て説明した内視鏡1のライトガイドケーブル6がライト
ガイドコネクタ7で接続される光源装置8に関するもの
である。 図1の図中符号8は、図7の光源装置8に該
当する本発明に係る内視鏡用光源装置である。図1に示
す内視鏡用光源装置(以下、単に光源装置と称する)8
の内部には、後述するランプユニット21が挿脱着され
るランプハウス11が設けられ、このランプハウス11
は、光源装置8の筐体の外側面に設けた開口部11aを
有している。このランプハウス11は、少なくとも、後
述するランプユニット21が挿脱着する際に、ランプユ
ニット21を案内摺動する底面部と左右側面部を有して
いる。特に図中正面から見て右側面には、後述する光源
ランプ22から放射された照明光を透過させる円形状の
透過孔12aを有するユニット固定側板12が設けられ
ている。このユニット固定側板12の前記ランプハウス
11の開口部11a側には、図中右方向に略45度に折
曲されたランプユニット21を固定するためタップ部1
3が設けられている。このタップ部13には、後述する
ランプユニット21に設けた螺子に螺合する螺子穴が設
けられている。また、前記ランプハウス11の開口部1
1aの前記ユニット固定側板12と対向する側面部から
は、後述するランプカバー30を固定する螺子穴14a
を有するカバー固定片14が設けられている。さらに、
前記ランプハウス11の底面部の開口部11aと対向す
る奥の位置に後述するランプユニット21に設けられる
第1のコネクタ26と脱抜する第2のコネクタ15が設
けられている。この第2のコネクタ15は、後述する光
源ランプ22の点灯電源供給回路に接続されている。
【0023】次に、ランプユニット21について説明す
る。このランプユニット21は、前記光源装置8の筐体
の開口部11aからランプハウス11に挿入できる形状
寸法を有する筐体24と光源ランプ22からなってい
る。筐体24は、前記ランプハウス11のユニット固定
側板12の透過孔12aと一致する位置である略中央部
に照明光放射用の円形孔を有する側面ブラケット24a
と、その側面ブラケット24aに直角に設けられた正面
ブラケット24bと、前記側面ブラケット24aと正面
ブラケット24bの底辺に設けられた底面ブラケット2
4cからなっている。この側面、正面及び底面の各ブラ
ケット24a,24b,24cは、平面金属板を折曲プ
レス加工及び溶接加工等で成形する。前記底面ブラケッ
ト24cには、前記側面ブラケット24aの照明光放射
用円形孔から照明光が放射される位置に光源ランプ22
を取付固定されている。この光源ランプ22の取付固定
は、干渉膜が蒸着されているガラス製のリフレクタ23
を側面ブラケット24aの照明光放射用円形孔を覆うよ
うな位置に接着固定し、このリフレクタ23に光源ラン
プ22を接着固定することにより行われる。
【0024】前記光源ランプ22の両電極には、第1の
コネクタ26が接続されており、この第1のコネクタ2
6は、ランプユニット21を前記ランプハウス11に装
着した際に、前記第2のコネクタ15に装着される位置
の底面ブラケット24cに取付固定されている。つま
り、ランプユニット21の第1のコネクタ26は雄型コ
ネクタで、ランプハウス11の第2のコネクタ15は雌
型コネクタで、ランプユニット21をランプハウス11
に挿入した際に、第1のコネクタ26が第2のコネクタ
15に挿着されるようになっている。
【0025】前記側面ブラケット24aと正面ブラケッ
ト24bの接合端または折曲端には、前記ユニット固定
側板12に設けたタップ部13と略同じ形状寸法で略4
5度に図中右方向に折曲され、かつ螺子を保持するユニ
ット固定片27が形成されている。また、前記正面ブラ
ケット24bの正面略中央部分には、把手28が形成さ
れている。この把手28は、ランプユニット21を前記
ランプハウス11に挿脱する際に作業者がランプユニッ
ト21を保持するためのもである。
【0026】前記ランプハウス11にランプユニット2
1を挿着後、ランプハウス11の開口部11aを閉塞す
るために、ランプカバー30が設けられている。このラ
ンプカバー30は、前記開口部11aを閉塞できる形状
寸法を有しており、前記開口部11aに設けられたカバ
ー固定片14の螺子穴14aに螺合させる螺子31が設
けられている。さらに、この螺子31が保持された片の
対向片には、前記ランプハウス11の開口部11aの近
傍に設けられた図示していないランプカバー取付孔に挿
入される舌片32が設けられている。つまり、ランプカ
バー30の舌片32を開口部11aに設けたランプカバ
ー取付孔に挿入した後、ランプカバー30の螺子31で
カバー固定片14の螺子穴14aに螺合させて、ランプ
ハウス11の開口11aをランプカバー30で閉塞する
ものである。
【0027】このような構成のランプハウス11とラン
プユニット21及びランプカバー30による相互の組立
または組み込みについて図2乃至図4を用いて説明す
る。図2は、ランプハウス11にランプユニット21を
装着した状態を示しており、ランプユニット21がラン
プハウス11内に挿着されると、ユニット固定片27
は、タップ部13と重なり合い、ユニット固定片27に
設けた図示していない螺子をタップ部13に設けた螺子
穴に螺合させて固定する。これにより、ランプユニット
21はランプハウス11内の所定の位置に挿着固定され
る。なお、図示していないがランプハウス11内にラン
プユニット21を挿着固定する際に、前記第1のコネク
タ26は、前記第2のコネクタ15に挿着されている。
【0028】図3は、ランプハウス11にランプユニッ
ト21を挿着または脱着状態を示しており、ランプユニ
ット21の挿着時は、作業者がランプユニット21の把
手28を保持して、ランプユニット21の底面ブラケッ
ト24cをランプハウス11の開口部11aの底面に載
置させ、かつ、ランプユニット21の側面ブラケット2
4aをランプハウス11内のユニット固定側板12に沿
わせて、ランプハウス11内に挿入させ、ランプユニッ
ト21をランプハウス11から脱着させる際には、挿入
時と逆に把手28を保持して、ランプユニット21をラ
ンプハウス11から引き出す。
【0029】なお、ランプユニット21のランプハウス
11内への挿入時の挿入ガイドとして、ランプユニット
21の底面ブラケット24cの側面ブラケット24aと
対向する側端にガイド片を設け、前記ランプハウス11
のユニット固定側板12に対向する側板との間に、前記
ランプユニット21のガイド片と側面ブラケット24a
を沿わせて摺動挿入させることで、ランプユニット21
の挿入が容易とすることができる。
【0030】図4は、図2で説明したランプユニット2
1をランプハウス11内に挿着後、ランプハウス11の
開口部11aをランプカバー30で閉塞させた状態を示
しており、ランプカバー30の舌片32を前記ランプハ
ウス11の開口部11aの近傍に設けた光源装置8の筐
体のランプカバー取付孔(図示せず)に挿入し、ランプ
カバー30に設けた螺子31で、ランプハウス11の開
口部11aに設けたカバー固定片14の螺子穴14aに
螺合固定させる。
【0031】次に図5を用いて、前記光源ランプ22に
供給する点灯電源供給について説明する。光源ランプ2
2には、照明光を一方向に放射させるための反射用のリ
フレクタ23が設けられている。この光源ランプ22の
両電極は、前記第1のコネクタ26に接続され、この第
1のコネクタ26が挿抜される第2のコネクタ15には
ランプ点灯回路53が接続されている。このランプ点灯
回路53は、商用電源に接続されるインレット51から
パワースイッチ52を介して、商用電源が供給され、そ
の商用電源から前記光源ランプ22を点灯駆動させるた
めの点灯電源を生成する。なお、パワースイッチ52
は、光源装置8の使用者が光源ランプ22を点灯または
消灯の操作を行うスイッチである。
【0032】すなわち、前記ランプユニット21がラン
プハウス11に挿着されて、第1のコネクタ26と第2
のコネクタ15が挿着されると、ランプ点灯回路53が
光源ランプ22に接続され、パワースイッチ52のオン
・オフ操作によって、光源ランプ22の点灯消灯駆動制
御される。また、ランプユニット21がランプハウス1
1から脱着されると、前記第1のコネクタ26と第2の
コネクタ15も脱着され、パワースイッチ52のオン・
オフ状態に関係なく、ランプ点灯回路53と光源ランプ
22の接続が遮断され、光源ランプ22はランプ点灯電
源が供給されない状態となる。
【0033】これにより、ランプユニット21をランプ
ハウス11から引き出す際のランプ点灯電源供給回路と
の接続遮断が確実になされ、光源ランプ22の交換が容
易となる。
【0034】なお、前記商用電源に接続するインレット
51とパワースイッチ52は、前記光源装置8の筐体の
外面の所定位置に設け、前記ランプ点灯回路53は、筐
体内の所定の位置に設けられているが、前記ランプハウ
ス11内に設けられた第2のコネクタ15に比較的近傍
の位置に配置されることが望ましく、第2のコネクタ1
5の近傍に配置させることで、各接続線の短縮と効率的
配線作業が実行できる。
【0035】次に、本発明の光源装置8の他の実施形態
を図6を用いて説明する。前記光源装置8のランプハウ
ス11にランプユニット21を挿着し、光源ランプ22
から投射された照明光は、リフレクター23で反射さ
れ、ユニット固定側板12の透過孔12aから光源装置
8の筐体内に配置され、かつ、前記ライトガイドコネク
タ7(図7参照)に接続された図示していない照明光集
光端に集光投射される。このため、前記ランプユニット
21は、ランプハウス11内に挿着する際には、光源ラ
ンプ22からの照明光の光軸と前記照明光集光端の光軸
を正確に合わせて位置決め固定する必要がある。
【0036】この光軸合わせは、光源装置8の製造組立
または光源ランプ22の交換時に、光軸合わせのための
冶具を用いて、ランプハウス11内のランプユニット2
1の固定位置を設定している。
【0037】しかし、そのような光軸合わせ冶具を用い
て、光源装置8の使用者が光源ランプ22の交換を行う
際に、光軸合わせが煩雑となる。または光軸合わせ冶具
を紛失した際に、光軸の不正確設定により、前記ライト
ガイドケーブル6に供給される照明光量が低下すること
になる。
【0038】そこで、図6に示すように、前記ランプユ
ニット21の側面ブラケット24aの正面ブラケット2
4bとの接合面に対向する端面に、一対の切り欠け4
1,42を設ける。一方、前記ランプハウス11のユニ
ット固定側板12の前記ランプユニット21が摺動挿入
される面で、前記透過孔12aを挟んで、ランプハウス
11の開口部11aとの対向側に、前記ランプユニット
21の一対の切り欠き41,42が嵌合する一対のピン
43,44を植設する。
【0039】このような一対の切り欠き41,42を有
するランプユニット21を前記一対のピン43,44が
植設されたユニット固定側板12が設けられた前記ラン
プハウス11内に図中矢印B方向に挿入し、前記切り欠
き41,42がピン43,44と嵌合することで、ラン
プユニット21のランプハウス11内での位置設定がな
される。次に、前記ユニット固定側板12に設けられた
タップ部13の螺子孔に、前記ランプユニット21のユ
ニット固定片27に設けた固定螺子35を螺合させる
と、前述したように、タップ部13とユニット固定片2
7は、ユニット固定側板12に対し略45度になってい
るため、矢印A方向にランプユニット21を押圧すると
共に、矢印B方向に切り欠き41,42をピン43,4
4に押圧して光源ランプ22の光軸を確実に合わせるこ
とができる。
【0040】これにより、光源ランプ22の交換時にお
いても光軸合わせのための冶具を用いることなく、光軸
合わせが可能となる。また、光源装置8の製造組立時に
おいても、特殊な光軸合わせ冶具を用いることなく、光
源ランプ22と照明光集光端との光軸合わせが可能とな
る。
【0041】前記ランプユニット21は、予め図示しな
い生産冶具にて前記側面ブラケット24aの裏側に前記
リフレタク23を接着剤で固定した後、前記リフレクタ
23に光源ランプ22を焦点調整を行いながら接着固定
する。この時の生産冶具の位置決めは、前記ピン41,
42とユニット固定側板12との位置関係と同様であ
る。
【0042】この結果、光源ランプ22トランプユニッ
ト21との光軸の位置決め位置を生産冶具と同様にする
ことによって、ランプ交換後の光源装置8の光量のばら
つきを抑えることが可能となる。なお、上述した実施の
形態等を部分的等で組み合わせる等をして構成される実
施形態等も本発明に属する。
【0043】以上説明したように、光源装置8の筐体内
には、筐体の外側面に開口部11aを有するランプハウ
ス11を成形し、かつ、そのランプハウス11内の開口
部11aと対向する端部に光源ランプ点灯電源を供給す
る第2のコネクタ15が配置されている。そのランプハ
ウス11に摺動挿着される光源ランプ22を交換可能に
固定載置し、その光源ランプ22の両電極に接続され、
かつ、前記第2のコネクタ15に挿抜可能な第1のコネ
クタ26を有するランプユニット21からなり、前記ラ
ンプハウス11に前記ランプユニット21を挿脱着する
際に、前記第1のコネクタ26と第2のコネクタ15も
共に挿抜着される内視鏡用光源装置である。
【0044】[付記]以上詳述した本発明の実施形態に
よれば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0045】(1) 内視鏡に照明光を供給する光源装
置において、前記光源装置の筐体内に形成され、その筐
体の外側面に開口部を有するランプハウスと、前記筐体
の開口部から前記ランプハウスに挿脱自在な筐体に、着
脱自在に保持された照明光用光源ランプと、この光源ラ
ンプと電気的に接続された第1のコネクタとを有するラ
ンプユニットと、前記ランプユニットの前記ランプハウ
スへの挿脱着に応じて、前記第1のコネクタと挿抜され
て、前記光源ランプをランプ点灯電源に接続する前記ラ
ンプハウス内に設けられた第2のコネクタと、前記ラン
プハウス内に前記ランプユニットを挿着時に前記ランプ
ハウスの開口部を閉塞するランプカバーと、を具備した
ことを特徴とする内視鏡用光源装置。
【0046】(2) 内視鏡に照明光を供給する光源ラ
ンプと、前記光源ランプを着脱自在に保持するランプユ
ニットと、筐体外側に設けた開口部から前記ランプユニ
ットが所定方向に挿脱移動させて筐体内に前記ランプユ
ニットが挿脱自在に装着されるランプハウスと、前記光
源ランプと電気的に接続し、前記ランプユニットの筐体
に設けた第1のコネクタと、前記ランプハウス内に設け
られ、前記ランプユニットのランプハウスへの挿脱に連
動して、前記第1のコネクタに挿抜されて前記光源ラン
プを電源側に接続する第2のコネクタと、前記ランプハ
ウスの開口部を閉塞するランプカバーと、を具備したこ
とを特徴とする内視鏡用光源装置。
【0047】(3) 前記ランプユニットの筐体の前記
ランプハウス内に装着される先端側に少なくとも2つの
切り欠きを形成し、前記ランプハウスの内側に前記ラン
プユニットが装着された際に、前記2つの切り欠きに嵌
合する少なくとも2本の位置決めピンを設け、前記ラン
プユニットを前記ランプハウス内に挿着時に前記切り欠
きを前記位置決めピンに嵌合固定し、前記光源ランプの
光軸を合わせることを特徴とする請求項1乃至2に記載
の内視鏡用光源装置。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ランプユニットをランプハウスに挿脱着することによ
り、前記ランプユニットに設けたコネクタと、ランプハ
ウスに設けたコネクタが共に挿抜着され、ランプユニッ
トに対して、確実に光源ランプの点灯電源供給回路との
接続及び接続遮断が実行され、光源ランプ交換時の安全
性が向上し、また、光源ランプを含む点灯電源供給に関
わる各種配線の単純化が可能となり、組立製造の作業効
率改善と光源装置の小型化が可能となる効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡用光源装置の一実施形態を
示す展開斜視図。
【図2】本発明に係る光源装置のランプハウスにランプ
ユニットを挿着した状態を説明する説明図。
【図3】本発明に係る光源装置のランプハウスにランプ
ユニットの挿脱着動作を説明する説明図。
【図4】本発明に係る光源装置のランプハウスにランプ
ユニット挿着後、ランプカバーでランプハウスを閉塞動
作を説明する説明図。
【図5】本発明に係る光源装置の光源ランプに点灯電源
を供給する点灯電源供給部の回路構成を示すブロック
図。
【図6】本発明に係る光源装置の他の実施形態のランプ
ユニットをランプハウス内での位置決め動作を説明する
説明図。
【図7】本発明及び従来の内視鏡と光源装置の関係を説
明する説明図。
【図8】従来の内視鏡用光源装置の構成を示す斜視図。
【図9】従来の内視鏡用光源装置に用いる光源ランプと
ヒートシンクの関係を説明する説明図。
【図10】従来の内視鏡用光源装置の点灯電源供給回路
構成を説明するブロック図。
【符号の説明】
8…光源装置 11…ランプハウス 12…ユニット固定側板 13…タップ部 14…ランプカバー固定片 15…第2のコネクタ 21…ランプユニット 22…光源ランプ 23…リフレクター 24…ブラケット 25…ダイクロイックミラー 26…第2のコネクタ 27…ユニット固定片 28…把手 30…ランプカバー 31…カバー固定螺子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡に照明光を供給する光源装置にお
    いて、 前記光源装置の筐体内に形成され、その筐体の外側面に
    開口部を有するランプハウスと、 前記筐体の開口部から前記ランプハウスに挿脱自在な筐
    体に、着脱自在に保持された照明光用光源ランプと、こ
    の光源ランプと電気的に接続された第1のコネクタとを
    有するランプユニットと、 前記ランプユニットの前記ランプハウスへの挿脱着に応
    じて、前記第1のコネクタと挿抜されて、前記光源ラン
    プをランプ点灯電源に接続する前記ランプハウス内に設
    けられた第2のコネクタと、 前記ランプハウス内に前記ランプユニットを挿着時に前
    記ランプハウスの開口部を閉塞するランプカバーと、を
    具備したことを特徴とする内視鏡用光源装置。
  2. 【請求項2】 内視鏡に照明光を供給する光源ランプ
    と、 前記光源ランプを着脱自在に保持するランプユニット
    と、 筐体外側に設けた開口部から前記ランプユニットが所定
    方向に挿脱移動させて筐体内に前記ランプユニットが挿
    脱自在に装着されるランプハウスと、 前記光源ランプと電気的に接続し、前記ランプユニット
    の筐体に設けた第1のコネクタと、 前記ランプハウス内に設けられ、前記ランプユニットの
    ランプハウスへの挿脱に連動して、前記第1のコネクタ
    に挿抜されて前記光源ランプを電源側に接続する第2の
    コネクタと、 前記ランプハウスの開口部を閉塞するランプカバーと、
    を具備したことを特徴とする内視鏡用光源装置。
  3. 【請求項3】 前記ランプユニットの筐体の前記ランプ
    ハウス内に装着される先端側に少なくとも2つの切り欠
    きを形成し、前記ランプハウスの内側に前記ランプユニ
    ットが装着された際に、前記2つの切り欠きに嵌合する
    少なくとも2本の位置決めピンを設け、前記ランプユニ
    ットを前記ランプハウス内に挿着時に前記切り欠きを前
    記位置決めピンに嵌合固定し、前記光源ランプの光軸を
    合わせることを特徴とする請求項1乃至2に記載の内視
    鏡用光源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006158550A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Pentax Corp 内視鏡用光源装置
WO2006109733A1 (ja) 2005-04-07 2006-10-19 Olympus Medical Systems Corp. 内視鏡装置

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