JP3749031B2 - 光源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡に接続されて照明光を供給する光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内視鏡に接続されて照明光を供給するための光源装置は、キセノンランプ等の光源ランプをヒートシンクに保持している。この光源ランプへの電源供給は、このヒートシンクを通じて行われるようになっている。このような構造の光源装置において、光源ランプを交換する場合には、ランプカバーを開けて、光源ランプをヒートシンクと共に取り出し、光源ランプを交換している。従って、この従来の光源装置には、ランプカバーを開けると、光源ランプへの電源供給可能なヒートシンクが露出するため、前記ランプカバーが開いたとき、前記ヒートシンクへの電源供給を停止するインターロックスイッチが設けられている。
【0003】
すなわち、図8に示すように、光源装置100には、キセノンランプ等の光源ランプ101を内蔵したランプユニット102(図9参照)を収納するランプハウス103が設けられていて、このランプハウス103は前記光源装置100に回動自在に固定されるランプカバー104を備えている。このランプカバー104は、ノブ105を略90°回転させることで、該ランプカバー104を前記光源装置100に対して開閉できるようになっている。このランプカバー104に一体化あるいは別体で固定されている突起106は、前記ランプカバー104が閉状態のとき、前記ランプハウス103の溝107に入り込み、前記ランプハウス103の内側に設けられたインターロックスイッチ108(図10参照)を押圧する構造となっている。尚、前記溝107は、IEC601−1規格で定められているテストピン(直径3mm)が貫通不可能な直径3mm以下の大きさで形成されており、IEC601−1規格を満たしている。
【0004】
図9に示すように、前記ランプユニット102は、前記光源ランプ101のプラス(+)電極111にヒートシンク112をネジ等によって固定し、マイナス(−)電極113にヒートシンク114をバネ等で固定して前記ランプユニット102に光源ランプ101を取り付けている。
【0005】
このランプユニット102は、図10に示すように、前記光源装置100内部に備えたプラス(+)電極115とマイナス(−)電極116に前記ヒートシンク112とヒートシンク114とを介してネジ等で固定することによって、該ランプユニット102を前記光源装置100内部のランプハウス103に固定している。前記光源ランプ101への電力供給は、前記ランプカバー104が閉状態のときに、前記インレット121からの商用電源を前記インターロックスイッチ108がオン状態でランプユニット102に電力を供給できるようになっている。前記パワースイッチ122をオンすることにより、ランプ点灯回路123は、ランプ点灯に必要な電圧または電力に変換してランプ点灯電力を規制し、前記プラス(+)電極115,マイナス(−)電極116,ヒートシンク112,ヒートシンク114を介して前記光源ランプ101に電力を供給し光源ランプ101を点灯するようになっている。一方、前記ランプカバー104が開状態のときには、前記インターロックスイッチ108がオフ状態となり、インレット121からランプ点灯回路123へ至る一次ラインを切ってランプユニット102に電力を供給できないようなっている。
【0006】
このようにインターロックスイッチ108によって強制的に、一次ラインを切って該ランプユニット102に電力を供給しない構造にしているのは、ランプカバー104を開くと光源ランプ101に高圧を供給する電極も兼ねているビートシンク112、114や図示しないテストピン、テストフィンガー高圧部等に不用意に触れる虞れがあるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記光源装置100は、インレット105からランプ点灯回路123へ至る一次ラインの電圧が高いため、これに対応するインターロックスイッチ108が大型化するのに伴い、ランプハウス103も大型化してしまう。又、前記一次ラインをインターロックスイッチ108に中継することで配線が複雑化して作業性が悪く煩雑であった。
【0008】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、インターロックスイッチを用いずに、かつ光源ランプの電源高圧部に触れることなく安全に光源ランプの交換を可能とする光源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の光源装置は、内視鏡に照明光を供給する光源装置において、光源ランプを保持するランプユニットと、前記ランプユニットを収容可能な領域を有する、前記光源装置に設けられたランプハウスと、前記ランプユニットを通過可能とする、前記光源装置に形成された開口部と、少なくとも前記ランプハウス内に配置された前記ランプユニットの、前記開口部から引き出される方向への移動を規制する、前記光源装置に配設された規制ガイド部材と、前記ランプユニットと接続され、前記光源ランプに電力を供給するためのランプユニット側コネクタと、前記ランプハウス内に配置された前記ランプユニットに対して該ランプユニットが開口部を通して引き出される側で前記ランプユニット側コネクタを着脱可能とすると共に、前記ランプユニット側コネクタが装着された際に該ランプユニット側コネクタの外装が前記ランプユニットの外装と当接することによって該ランプユニットの引き出しを阻止するように前記ランプユニット側コネクタを保持する光源装置側コネクタと、を具備したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図6は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内視鏡の全体構成を説明する外観図、図2は図1の光源装置を説明する説明斜視図、図3は図2の光源装置の回路ブロック図、図4ないし図6は図2の光源装置のランプ交換を示す説明図であり、図4はランプカバーを示す外観図、図5は図4のランプカバーを取り外した際のランプハウス及びランプユニットを示す説明斜視図、図6は図5のランプユニットを取り外す際の説明斜視図である。
【0011】
図1に示すように、本実施の形態による光源装置に接続される内視鏡1は、細長の挿入部2と、この挿入部2の基端側の端部に形成された操作部(把持部)3と、この操作部3上部に設けられた接眼部4とを有している。この内視鏡1の操作部3の前端付近には、ライトガイド口金5が設けてあり、このライトガイド口金5に接続されたライトガイドケーブル6の他端のライトガイドコネクタ7には、本実施の形態による光源装置8が接続されるようになっている。
【0012】
この光源装置8から供給される照明光は、前記ライトガイドケーブル5を介して内視鏡1に挿通する図示しないライトガイドの基端側に導光され、挿入部2の先端側から被写体を照明する。
【0013】
照明された被写体像は、挿入部2の先端側から前記内視鏡1に挿通する図示しないイメージガイドで導光され、接眼部4の図示しない光学系を介して観察、診断ができるようになっている。尚、図示しないが、前記接眼部4にCCD等の撮像装置を内蔵したテレビカメラヘッドを取り付けて、そのテレビカメラヘッドからの撮像信号をモニタ等の表示装置に表示するテレビカメラシステムにより被写体像をモニタ画面に映し出し、観察、診断をすることも可能である。
【0014】
図2に示すように、前記光源装置8は、光源ランプ11を着脱自在に保持するランプユニット12を設けていて、このランプユニット12を挿脱自在に装着するランプハウス13を前記光源装置8の筐体内部に形成している。このランプハウス13は、該ランプハウス13の開口部を閉塞して、外部に対して内部をカバーするランプカバー14を着脱自在に備えている。
【0015】
本実施の形態の光源装置8では、前記光源ランプ11と電気的に接続して前記ランプユニット12の筐体外側に設けた第1のコネクタと、前記ランプハウス13の開口部近傍に設けた第2のコネクタとを、前記ランプユニット12を前記ランプハウス13に装着した際に、着脱自在に接続することによって前記ランプユニット12の前記ランプハウス13からの挿脱を規制し前記光源ランプを電源側に接続するように構成している。
【0016】
前記ランプハウス13内部は、例えばアルミ板等の金属板で形成されたランプ取り付け板21を配設している。このランプ取り付け板21の側部は、前記ランプユニット12を固定するためのタップ部22を前記ランプ取り付け板21に対し略45゜に設けている。
【0017】
また、前記ランプハウス13内部の底部は、前記ランプユニット12を挿脱するためのガイド溝23及びガイドレール24を形成していて、このガイド溝23に沿ってランプユニット12を所定の位置に設置し、または所定の位置から引き出して出し入れすることができると共に、このガイドレール24によって所定の位置に設置したランプユニット12の左右方向が動かないように規制している。
【0018】
このランプハウス13内部の開口端側は、図示しない電源/高圧発生部に接続している第2のコネクタとしての雌コネクタ25を設けていて、前記ランプユニット12に電源電力を供給できるようになっている。この雌コネクタ25は、例えば2つの端子が挿入される端子挿入部25aを形成していて、端子挿入部25aの底は、図示しない電源/高圧発生部へ接続している。
【0019】
さらに、前記ランプハウス13の開口端側は、前記ランプカバー14のネジ26を螺合するネジ部27を設けたおり、ネジ26をネジ部27に螺合することにより、該ランプカバー14を光源装置8の筐体に着脱自在に取り付けることができるようになっている。(図中では、ネジ26を緩めてランプカバー14を取り外した状態である。)
前記ランプユニット12は、金属等で‘く’の字型に形成した筐体であるランプブラケット31の正面側に、干渉膜が蒸着されているガラス製のダイクロイックミラー32を接着剤等によって接着固定していて、このダイクロイックミラー32にリフレクタ33(図3参照)を備えた光源ランプ11を接着固定することにより、前記光源ランプ11を取り付けている。
【0020】
このランプブラケット31正面側の側部は、前記ランプハウス13のタップ部22に螺合するネジ部34を前記ランプ取り付け板21に対し略45゜に形成している。前記ランプユニット12を前記ランプハウス13に挿入した際に、前記ランプ取り付け板21に前記ランプユニット12を押圧しこのネジ部34をタップ部22に押し当て螺合することにより、前記ランプユニット12を前記ランプハウス13に固定することができるようになっている。また、ランプブラケット31側面側には、ランプユニット12を出し入れするための取っ手35が設けられている。さらに、前記ランプブラケット31の後端側は、切り欠き部36を形成していて、前記ランプユニット12を前記ランプハウス13内に挿入する際に前記ランプハウス13に設けた雌コネクタ25を該ランプユニット12の外側に露呈させるようになっている。この切り欠き部36近傍は、前記光源ランプ11に接続している第1のコネクタとしての雄コネクタ37を該ランプブラケット31側部の外側に設けている。
【0021】
この雄コネクタ37は、例えば前記雌コネクタ25の端子挿入部25aに挿入される2つの端子部37aを有していて、前記ランプユニット12を前記ランプハウス13内に挿入して所定の位置に設置すると、該ランプユニット12の外側に前記切り欠き部36から露呈した前記雌コネクタ25にこの雄コネクタ37を着脱自在に接続できるようになっている。また、この雄コネクタ37は、前記雌コネクタ25に着脱自在に接続するのに必要な所定の長さのコード37cを有し、該雄コネクタ37を前記雌コネクタ25に接続する方向に動くことができると共に、該雄コネクタ37を前記雌コネクタ25に接続すると、該雄コネクタ37を外さない限り、前記ランプユニット12を前記ランプハウス13内から挿脱できないようにしっかりと接続固定して前記ランプユニット12の挿脱を規制するようになっている。
【0022】
そのため、ランプカバー14を取り外しても、前記雄コネクタ37を前記雌コネクタ25から外さない限り、前記ランプユニット12を挿脱することができず、従って、前記光源ランプ11の電源高圧部に触れることはないようになっている。
【0023】
次に図3を用いて、光源装置の回路ブロック図を説明する。
前記光源装置8の回路は、図8で説明したインターロックスイッチ108を用いることなく、例えば図示しない商用電源に接続するインレット41と、前記光源ランプ11を点灯または消灯するパワースイッチ42と、商用電源から供給される電源電力をランプ点灯に必要な電圧または電力に変換するランプ点灯回路43と、前記雌コネクタ25及び前記雄コネクタ37と、前記光源ランプ11とで構成されている。
【0024】
前記雌コネクタ25と雄コネクタ37とを接続し、前記パワースイッチ42をオンすることにより、前記インレット41からの商用電源は、前記パワースイッチ42を介して、前記ランプ点灯回路43でランプ点灯に必要な電圧または電力に変換される。変換された電圧または電力は、前記雌コネクタ25及び雄コネクタ37を介して前記光源ランプ11に供給されて前記光源ランプ11が点灯するようになっている。
【0025】
このような光源装置8を用いて、内視鏡1にライトガイドケーブル5を介して照明光を供給し前記内視鏡挿入部2の先端側からの照明光で被写体を照明している際に、光源ランプ11が切れたときにはランプ交換を行う。
【0026】
先ず、図4に示すように、前記光源装置8左側面のランプカバー14のネジ26を緩めて前記ランプカバー14を外す。
そして、図5に示すように、ランプハウス13に設置しているランプユニット12の雌コネクタ25から雄コネクタ37を取り外し、前記ランプハウス13に前記ランプユニット12を固定しているネジ部34のネジを緩めて外す。
次に、図6に示すように、前記ランプユニット12の取っ手35を掴み、前記ランプユニット12を前記ランプハウス13から引き出す。
【0027】
ここで、前記ランプユニット12は、前述したように前記雄コネクタ37と雌コネクタ25とが接続されていると、前記雄コネクタ37と雌コネクタ25とが該ランプユニット12の引き出しを妨げ、前記光源装置8から該ランプユニット12を外すことができない。一方、前記ランプユニット12の挿入時には、該ランプユニット12を前記ランプハウス13内に挿入設置した後でないと、前記雌コネクタ25が切り欠き部36から露呈できずに、前記雄コネクタ37と前記雌コネクタ25とは接続できない。
【0028】
そして、取り出したランプユニット12から光源ランプ11を取り外し、新たな光源ランプ11を取り付けて、該ランプユニット12をランプハウス13内に挿入設置し固定する。この手順は、上記ランプユニット12の取り外しとは、逆の手順で行い、ランプカバー14を取り付ける。次に、光源装置8のパワースイッチ42をオンし、光源ランプ11を点灯させる。
【0029】
光源ランプ11の照明光は、リフレクタ33で集光されて、ライトガイドケーブル5の図示しない入射端面で焦点を結び、ライトガイドケーブル5を介して内視鏡1の図示しないライトガイドに導光される。
【0030】
この結果、インレット41を図示しない商用電源に接続して、パワースイッチ42をオンした際に、不用意に前記ランプカバー14を外しても、前記光源ランプ11の電源高圧部に触れることはない。
【0031】
これにより、インターロックスイッチ108を使用せずに、かつ光源ランプ11の電源高圧部に触れることなく安全に光源ランプ11の交換ができるため、ランプハウス13の小型化、1次ライン回りの配線の簡素化ができて、作業性が向上する。
【0032】
尚、本実施の形態による光源装置8が接続される内視鏡1は、ライトガイドケーブル5を介して照明光を供給し、照明された被写体像を図示しないイメージガイドで導光して接眼部4で観察、診断する光学式内視鏡として説明したが、本発明はこれに限定されず、挿入部2の先端部に撮像装置を内蔵した電子(又はビデオ)内視鏡のライトガイドにライトガイドケーブル5を介して照明光を供給する構成としても良い。
【0033】
また、本発明の光源装置8では、上記した実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0034】
(第2の実施の形態)
図7は本発明の第2の実施の形態に係る光源装置のランプユニット及びランプ取り付け板を示す説明斜視図である。
【0035】
本実施の形態では、図2〜図6で説明した光源装置8のランプユニット12を取り付けるランプ取り付け板21に、光源ランプ11の光軸を合わせるためのガイド治具を設け、ランプ交換後の光源装置8の光量のばらつきを抑えるように光源装置8を構成している。それ以外の構成は図2〜図6と同様であるので説明を省略し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
【0036】
前記ランプ取り付け板21は、金属製のガイドピン51、52をかしめ等で設け、一方前記ランプユニット12のランプブラケット31は、前記ランプ取り付け板21のガイドピン51、52を挿入するための切り欠き53、54を形成している。
【0037】
これらガイドピン51、52を前記切り欠き53、54に合わせて挿入し、前記ランプユニット12の前記ネジ部34を前記ランプ取り付け板21のタップ部22に螺合して、前記ランプユニット12を前記ランプ取り付け板21に固定する。このとき、図2で説明したのと同様に前記ネジ部34と前記タップ部22は前記ランプ取り付け板21に対し略45゜になっているため、矢印A方向に前記ランプ取り付け板21に前記ランプユニット12を押圧すると共に、矢印B方向に前記切り欠き53、54をガイドピン51、52に押圧して、光源ランプ11の光軸を合わせることができるようになっている。
【0038】
前記ランプユニット12は、予め図示しない生産冶具にて前記ランプブラケット31正面側の裏面に前記ダイクロイックミラー32を接着剤で固定した後、前記光源ランプ11の位置を可動して焦点を調整する。このときの生産冶具の位置決めは、前記ガイドピン51、52と前記ランプ取り付け板21との位置決めと同様である。
【0039】
この結果、光源ランプ11とランプユニット12との光軸の位置決め位置を生産冶具と同様にすることによって、ランプ交換後の光源装置8の光量のばらつきを抑えることが可能となる。
【0040】
尚、上述した実施の形態等を部分的等で組み合わせる等して構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0041】
[付記]
(付記項1) 内視鏡に照明光を供給する光源装置において、
前記光源装置の筐体内に形成して開口部を外側に露呈したランプハウスと、
光源ランプを着脱自在に保持し、前記ランプハウスに挿脱自在に装着するランプユニットと、
前記光源ランプと電気的に接続し、前記ランプユニットの筐体外側に設けた第1のコネクタと、
前記ランプハウスの開口部近傍に設け、前記ランプユニットを該ランプハウスに装着したとき前記第1のコネクタに着脱自在に接続可能で、接続することによって前記ランプユニットの前記ランプハウスからの挿脱を規制し前記光源ランプを電源側に接続する第2のコネクタと、
前記ランプハウスの開口部を閉塞するランプカバーと、
を具備したことを特徴とする光源装置。
【0042】
(付記項2) 内視鏡に照明光を供給する光源ランプと、
前記光源ランプを着脱自在に保持するランプユニットと、
前記ランプユニットを外側に露呈した開口部から所定の方向に移動することで光源装置の筐体内に挿脱自在に装着するランプユニットと、
前記光源ランプと電気的に接続し、前記ランプユニットの筐体外側に設けた第1のコネクタと、
前記ランプハウスの開口部近傍に設け、前記ランプユニットを該ランプハウスに装着したとき前記第1のコネクタに着脱自在に接続可能で、接続することによって前記ランプユニットの前記ランプハウスからの挿脱を規制し前記光源ランプを電源側に接続する第2のコネクタと、
前記ランプハウスの開口部を閉塞するランプカバーと、
を具備したことを特徴とする光源装置。
【0043】
(付記項3) 前記ランプユニットの片側に少なくとも2つの切り欠きを形成すると共に、前記ランプハウスの内側に少なくとも2本の位置決めピンを設けて、前記切り欠きに前記位置決めピンを嵌合し前記ランプユニットを前記ランプハウス内に固定することで、前記光源ランプの光軸を合わせることを特徴とする付記項1または2に記載の光源装置。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、インターロックスイッチを用いずに、かつ光源ランプの電源高圧部に触れることなく安全に光源ランプの交換を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図6は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内視鏡の全体構成を説明する外観図。
【図2】図1における光源装置を説明する説明斜視図。
【図3】図2における光源装置の回路ブロック図。
【図4】図4ないし図6は図2の光源装置のランプ交換を示す説明図であり、図4はランプカバーを示す外観図。
【図5】図4におけるランプカバーを取り外した際のランプハウス及びランプユニットを示す説明斜視図。
【図6】図5におけるランプユニットを取り外す際の説明斜視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る光源装置のランプユニット及びランプ取り付け板を示す説明斜視図。
【図8】従来技術によるランプカバー開閉時の説明斜視図。
【図9】従来技術のランプユニットの説明図。
【図10】従来技術による光源装置の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 …内視鏡
6 …ライトガイドケーブル
8,100 …光源装置
11,102…光源ランプ
12,102…ランプユニット
13,103…ランプハウス
14,104…ランプカバー
21 …ランプ取り付け板
25 …雌コネクタ(第2のコネクタ)
37 …雄コネクタ(第1のコネクタ)
41,121…インレット
42,122…パワースイッチ
43,123…ランプ点灯回路
51,52 …ガイドピン
53,54 …切り欠き
108 …インターロックスイッチ
Claims (2)
- 内視鏡に照明光を供給する光源装置において、
光源ランプを保持するランプユニットと、
前記ランプユニットを収容可能な領域を有する、前記光源装置に設けられたランプハウスと、
前記ランプユニットを通過可能とする、前記光源装置に形成された開口部と、
少なくとも前記ランプハウス内に配置された前記ランプユニットの、前記開口部から引き出される方向への移動を規制する、前記光源装置に配設された規制ガイド部材と、
前記ランプユニットと接続され、前記光源ランプに電力を供給するためのランプユニット側コネクタと、
前記ランプハウス内に配置された前記ランプユニットに対して該ランプユニットが開口部を通して引き出される側で前記ランプユニット側コネクタを着脱可能とすると共に、前記ランプユニット側コネクタが装着された際に該ランプユニット側コネクタの外装が前記ランプユニットの外装と当接することによって該ランプユニットの引き出しを阻止するように前記ランプユニット側コネクタを保持する光源装置側コネクタと、
を具備したことを特徴とする光源装置。 - 前記ランプハウス内に設けられ、前記ランプユニットを固定可能なランプ取付板と、
前記ランプ取付板に設けられ、前記光源ランプの光軸を合わせるためのガイド部材と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
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