JP2001320505A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001320505A
JP2001320505A JP2000140962A JP2000140962A JP2001320505A JP 2001320505 A JP2001320505 A JP 2001320505A JP 2000140962 A JP2000140962 A JP 2000140962A JP 2000140962 A JP2000140962 A JP 2000140962A JP 2001320505 A JP2001320505 A JP 2001320505A
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Hitoshi Fujiki
仁 藤木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある通信端末装置に設定されたデータ等を他
の通信端末装置に簡単に移設することが可能な通信端末
装置を提供する。 【解決手段】 操作パネル11をファクシミリ装置本体
部31に対して着脱自在とする。また操作パネル11に
CPU12及びRAM18を設け、各種の設定情報、例
えばワンタッチダイヤルキーに対応する電話番号等のデ
ータをRAM18に格納しておく。また、RAM18に
格納されているデータは、CPU12の制御によりデュ
アルポートRAM21を介してファクシミリ装置本体部
31のCPU32に転送できる。RAM18はバッテリ
19によりバックアップされており、操作パネル11が
ファクシミリ装置本体部31から取り外されても設定情
報を保持する。取り外した操作パネル11を新たなファ
クシミリ装置本体部31に装着すれば、RAM18に格
納されている設定情報をそのまま利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ通信などを行う通信
端末装置の分野では、その高機能化が進んでおり、操作
に関わる様々な設定を行うことが可能になっている。ま
た、高機能化に対応して通信端末装置の操作パネルにも
様々なキーが設けられている。図4は、通信端末装置の
操作パネルにおける入力キーの構成の一例を示す説明図
である。11は操作パネル、14は液晶ディスプレイ、
36はワンタッチダイヤルキー、37はテンキーであ
る。図4に示すように、操作パネル11には、電話番号
の入力等を行うテンキー37や、通信端末装置の動作状
態等を表示する液晶ディスプレイ14などが配設されて
いる。
【0003】また、図4に示す操作パネル11の例で
は、通常ワンタッチダイヤルキー36が設けられてい
る。ワンタッチダイヤルキー36は、例えば通信頻度が
高い相手の電話番号を対応付けておくためのものであ
る。通信時には、ワンタッチダイヤルキー36を押すだ
けで、所望の通信相手先へダイヤルすることができる。
また、事業所向けの通信端末装置においてはワンタッチ
ダイヤルキー36を設けた部分のパネルをブック式に複
数枚設けて、多数のダイヤルデータを設定することを可
能にしているものもある。このようなワンタッチダイヤ
ルキー36に対応付けられている電話番号や相手先の情
報などのデータは、通常、本体内のメイン基板上に設け
られているRAMに記憶されており、例えば電源が切断
されてもデータが消えないようにバックアップされてい
る。
【0004】ところで、事業所などにおいては、このよ
うな通信端末装置が部署毎に配置されていることがあ
る。このように部署毎に配置された通信端末装置のワン
タッチダイヤルキー36等には、部署毎に異なる電話番
号等のデータが設定されている場合が多い。このような
状況において部署の移転や再編を行う場合、移転先に設
置されている通信端末装置に対して、改めてワンタッチ
ダイヤルキー36に対応する電話番号などのデータの設
定をやり直す必要がある。このような設定は操作パネル
11から手作業で行うため、例えば設定件数が多い場合
などでは非常に煩雑な作業となる。
【0005】このような煩雑な設定作業を行わなくて済
むように、部署の移転の際に、通信端末装置自体も移転
してしまう場合も多い。この場合、移動のためにはやは
り多大な労力が必要となる。また、移転費用がかかる場
合もあり、さらには移動の際の破損なども起こり得ると
いう問題もある。
【0006】最近では電話番号などの設定作業を軽減す
るため、例えば、対象となる通信端末装置に対して遠隔
操作によって外部から電話番号等の新たな設定データを
送り、設定を書き換える方法などがある。しかしこの方
法では、通信端末装置のメンテナンス業者等に設定デー
タの書き換え作業を依頼する必要があるため、そのため
の費用がかかるといった問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ある通信端末装置に設定さ
れたデータ等を他の通信端末装置に簡単に移設すること
が可能な通信端末装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信端末装置
において、本体部と、該本体部に対して着脱自在に構成
されているとともに設定情報を記憶する記憶手段を設け
た操作手段を有することを特徴とするものである。この
ように、通信端末装置の操作手段を記憶手段とともに本
体部に対して着脱させることが可能であるので、元の通
信端末装置から取り外した操作手段を別の通信端末装置
に装着するというきわめて簡単な操作によって、元の通
信端末装置に設定されていた設定情報を別の通信端末装
置に移設することができる。また、操作手段の入力キー
やその周辺に記入された通信相手等に関する設定情報な
どもそのまま別の通信端末装置へ移動させることができ
る。
【0009】また、本体部に第1の制御手段を設け、操
作手段は、記憶手段に格納されていた設定情報を読み出
して該設定情報を本体部に設けられた第1の制御手段に
転送する第2の制御手段を設けて構成することができ
る。この第2の制御手段によって記憶手段内に格納され
る設定情報に関する設定及び変更などの制御を行うこと
ができ、これらの作業から本体部内の第1の制御手段を
解放するとともに、本体部が異なっても同じマン・マシ
ンインタフェースを提供することができる。なお、第1
の制御手段と第2の制御手段との間のデータ転送は直接
行うほか、例えばデュアルポートRAMなどを介して行
うことができる。
【0010】さらに、本体部は、ダイヤルして相手先と
の通信を行う機能を有しており、記憶手段に格納されて
いる設定情報は、本体部からダイヤルするためのデータ
とすることができる。これによって、操作手段を新たな
通信端末装置の本体部に装着するだけで、元の通信端末
装置の本体部に操作手段を装着していたときに設定した
電話番号などのデータをそのまま利用してダイヤルする
ことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は操
作パネル、12,32はCPU、13は液晶ディスプレ
イ・ドライバ、14は液晶ディスプレイ、15は入力キ
ー、16はLED、17はROM、18はRAM、19
はバッテリ、21はデュアルポートRAM、22,2
4,33はアドレスバス、23,25,34はデータバ
ス、26,35はコネクタ、27,28はハーネス、3
1はファクシミリ装置本体部である。ここでは、通信端
末装置の一例として、ファクシミリ装置として構成した
場合について説明する。
【0012】操作パネル11は、例えば図4に示したよ
うに各種のキーや表示装置などが設けられ、利用者がフ
ァクシミリ装置に対して各種の設定や指示などを行う際
に用いられる。操作パネル11は、ファクシミリ装置本
体部31に対して着脱自在に設けられている。図2は、
操作パネルの具体的構成の一例とその通信端末装置の本
体部からの離脱状態を示す斜視図である。図2に示すよ
うに、操作パネル11はファクシミリ装置本体部31か
ら取り外すことが簡単にでき、またファクシミリ装置本
体部31への装着も簡単に行うことができる。なお、操
作パネル11とファクシミリ装置本体部31を結合して
おくための不図示の機構を設けておき、所定の操作を行
った場合を除いてこの機構により操作パネル11の装着
状態が保持されるように構成しておくと、不用意に操作
パネル11が離脱するのを防ぐことができる。
【0013】この例では、操作パネル11には、CPU
12、液晶ディスプレイ・ドライバ13、液晶ディスプ
レイ14、入力キー15、LED16、ROM17、R
AM18、バッテリ19、デュアルポートRAM21、
アドレスバス22,24、データバス23,25、コネ
クタ26などが設けられている。
【0014】CPU12は、操作パネル11内における
各部の動作の制御を行う。通常は、例えば入力キー15
から入力されたデータをデュアルポートRAM21に書
き込んでファクシミリ装置本体部31へ伝え、またファ
クシミリ装置本体部31から送られてくるデータに従っ
てLED16の点滅制御を行ったり、送られてきたデー
タを液晶ディスプレイ14に表示させ、あるいはRAM
18に格納するように制御する。また、CPU12は利
用者が各種の設定を行うための処理を行う。例えば入力
キー15としてワンタッチダイヤルキーが設けられてい
るとき、各ワンタッチダイヤルキーに対応した電話番号
や相手先名などのデータを設定することができる。設定
されたデータ(設定情報)は、RAM18に書き込んで
保持させる。もちろん、このほかにも短縮ダイヤルの設
定や同報先の設定など、各種の設定情報をRAM18に
格納させる。もちろん、設定情報の中にはデュアルポー
トRAM21を介してファクシミリ装置本体部31へ転
送するものもある。さらに、入力キー15の操作に対応
してRAM18に格納されているデータを読み出し、デ
ュアルポートRAM21に書き込んでファクシミリ装置
本体部31へデータを転送する。例えば入力キー15と
してワンタッチダイヤルキーが設けられているとき、操
作されたワンタッチダイヤルキーに対応付けて設定され
ている電話番号などのデータをデュアルポートRAM2
1を介してファクシミリ装置本体部31へ転送する。あ
るいは、ファクシミリ装置本体部31からの要求に応じ
て、RAM18内のデータを読み出して、デュアルポー
トRAM21を介してファクシミリ装置本体部31へ転
送する場合もある。
【0015】液晶ディスプレイ・ドライバ13は、液晶
ディスプレイ14の駆動制御を行う。液晶ディスプレイ
14は、液晶ディスプレイ・ドライバ13による駆動制
御に従って、各種の情報を表示する。例えばファクシミ
リ装置の動作状態や利用者に対するメッセージ、操作パ
ネル11からのデータ入力に関する情報などを表示す
る。
【0016】入力キー15は、利用者が各種の情報の入
力を行うためのキーであり、ワンタッチダイヤルキーや
テンキー、選択した機能の実行指示などを行うスタート
キーなど、各種のキーにより構成されている。キーは、
押しボタンやキーボードのように機械的に上下動するキ
ーに限らず、タッチパネルのような電気的なスイッチ
や、液晶ディスプレイ14上に表示されている仮想的な
ボタンをポインティングデバイスで指示するものなど、
様々な構成を適用することができる。なお、入力キー1
5やその周辺部には、ワンタッチダイヤルキー等に設定
した電話番号に対応する相手先名などを書き込む、ある
いは会社名をプリントしたシールを貼り付けることが可
能なように構成しておくとよい。
【0017】LED16は、各種の設定状態などを点灯
/消灯することにより表示する。
【0018】ROM17は、CPU12の制御動作に必
要なプログラムや固定的なデータなどが格納されてい
る。
【0019】RAM18は、各種の設定データ、例えば
入力キー15として設けられているワンタッチダイヤル
キーに対して設定された電話番号や相手先名などのデー
タや、短縮ダイヤルとして設定された電話番号や相手先
名などのデータ等、各種の設定情報が格納される。さら
に、ファクシミリ装置本体部31から転送されてきたデ
ータの格納や、CPU12の制御動作上保存が必要なデ
ータの格納にも用いられる。なお、少なくとも設定情報
についてはバッテリ19から供給される電力によってバ
ックアップされている領域に格納しておく。これによっ
て、操作パネル11をファクシミリ装置本体部31から
取り外した状態においても、格納された設定情報などの
データが消失することはない。なお、この設定情報を格
納する領域についてはフラッシュメモリなどの不揮発性
メモリを適用することも可能である。この場合、バッテ
リ19を設ける必要はない。バッテリ19は、例えば操
作パネル11がファクシミリ装置本体部31から取り外
されるなどして、ファクシミリ装置本体部31からの電
力供給が受けられないとき、RAM18に電力の供給を
行ってRAM18の記憶保持をバックアップする。
【0020】デュアルポートRAM21は、その各アド
レスに対してCPU12及びファクシミリ装置本体部3
1側のCPU32の双方からデータの書き込み、読み出
しを行うことが可能である。このデュアルポートRAM
21に対してCPU12あるいはCPU32のいずれか
一方が書き込んだデータを他方が読み出すことにより、
データ転送を行うことが可能である。この機能により、
デュアルポートRAM21をCPU12及びCPU32
の間に配置し、データ交換を行うためのインタフェース
として利用している。
【0021】アドレスバス22は、操作パネル11内に
おいてCPU12のアドレス指定のために用いられる。
データバス23は、操作パネル11内においてデータ転
送のために用いられる。アドレスバス24は、コネクタ
26とデュアルポートRAM21を接続して、CPU3
2からデュアルポートRAM21のアドレス指定を可能
にする。データバス25は、コネクタ26とデュアルポ
ートRAM21を接続して、CPU32とデュアルポー
トRAM21との間においてデータ転送を可能にする。
ハーネス27,28は、コネクタ26,35を電気的に
接続する。もちろんハーネス27,28を用いずに、コ
ネクタ26,35を直接接続してもよい。なお、操作パ
ネル11とファクシミリ装置本体部31との間は、アド
レスバス及びデータバス以外にも、例えばデュアルポー
トRAM21をアクセスするための各種のコントロール
線や、操作パネル11に電力を供給するための電力線な
ども接続される。
【0022】ファクシミリ装置本体部31は、CPU3
2、コネクタ35や、不図示の読取部、記録部、通信
部、RAM、ROMなどが設けられ、これらをアドレス
バス33、データバス34で接続している。そして、操
作パネル11からの入力等に従って、画像の読み取りや
記録、外部との通信などを行う。
【0023】CPU32は、不図示の読取部、記録部、
通信部、RAM、ROMなど各部の制御を行い、ファク
シミリ装置としての機能を実現する。特に、操作パネル
11内のデュアルポートRAM21をアクセスすること
によって入力されたデータや設定されているデータなど
を受け取る。例えばデュアルポートRAM21を介して
電話番号及び送信の指示を受けると、通信部を制御して
ダイヤル動作を行う。そして、読取部、通信部などを制
御してファクシミリ通信を行う。またCPU32は、液
晶ディスプレイ14に表示させる情報やLED16を点
滅させるデータなどをデュアルポートRAM21に書き
込み、操作パネル11にこれらのデータを転送する。
【0024】アドレスバス33は、CPU32とコネク
タ35を接続して、CPU32からデュアルポートRA
M21のアドレス指定を可能にする。データバス34
は、CPU32とコネクタ35を接続して、CPU32
とデュアルポートRAM21との間においてデータ転送
を可能にする。
【0025】次に、上述の操作パネル11におけるデー
タ設定時及び設定されたデータの利用時の動作の概略に
ついて説明する。ここでは入力キー15としてワンタッ
チダイヤルキーが設けられているものとし、まずそのワ
ンタッチダイヤルキーに電話番号や相手先名などを設定
する場合について説明する。利用者は入力キー15を操
作し、ワンタッチダイヤルキーに電話番号を登録する旨
を指示する。その後、電話番号などを設定するワンタッ
チダイヤルキーを指定し、そのワンタッチダイヤルキー
に設定する電話番号や相手先名などのデータを入力キー
15によって入力する。ワンタッチダイヤルキーに設定
されるデータの入力の終了が指示されると、CPU12
は入力されたデータをRAM18のバッテリバックアッ
プされた領域に書き込み、設定を保存するための処理等
を行う。もちろん、ワンタッチダイヤルキーの設定のほ
か、各種の設定を同様にして行うことができる。
【0026】このような入力キー15からの各種の設定
の処理は、操作パネル11内のみで行うことが可能であ
る。そのため、操作パネル11がいずれのファクシミリ
装置本体部31に装着されても、同じマン・マシンイン
タフェースを利用者に提供することができる。また、こ
のような設定はファクシミリ装置本体部31からも行う
ことができる。例えばリモートで設定する場合にはファ
クシミリ装置本体部31の通信部を介して設定情報を受
信し、ファクシミリ装置本体部31からデュアルポート
RAM21を介して設定データを操作パネル11に転送
すればよい。同様に、この操作パネル11をファクシミ
リ装置本体部31から取り外し、例えば各種の設定を簡
単に行うことができる設定機器などと接続して、各種の
設定情報を書き込むことも可能である。
【0027】次に、ワンタッチダイヤルキーを用いてフ
ァクシミリ送信する場合の動作について説明する。入力
キー15のワンタッチダイヤルキーが操作された場合に
は、CPU12は、RAM18に格納されている設定情
報を参照し、操作されたワンタッチダイヤルキーに対応
付けて設定されている電話番号などのデータを読み出
し、デュアルポートRAM21に書き込む。また、例え
ば送信実行などが入力キー15から操作されると、その
データもデュアルポートRAM21に書き込む。ファク
シミリ装置本体部31では、CPU32が操作パネル1
1内のデュアルポートRAM21にアクセスし、これら
の情報を読み出す。そして、デュアルポートRAM21
から読み出した電話番号にダイヤルし、例えば読取部で
読み取った画像をファクシミリ送信することになる。も
ちろん、ワンタッチダイヤルキーに限らず、短縮ダイヤ
ルやその他各種の設定された情報を利用する場合につい
ても同様である。
【0028】次に、例えば部署の移転などによって操作
パネルを移動する場合について説明する。図3は、ファ
クシミリ装置間において操作パネルを移転する場合の一
例を示す模式図である。図中、31a,31bはファク
シミリ装置本体部である。上述のように、操作パネル1
1はファクシミリ装置本体部31と着脱自在に構成され
ており、例えば部署の移転などが発生した場合には、操
作パネル11を取り外し、移転先のファクシミリ装置本
体部31に装着するだけで、それまでに行った設定をそ
のまま利用することができる。
【0029】例えばファクシミリ装置本体部31aを利
用していて、移転先のファクシミリ装置本体部31bを
利用することになった場合には、まず、ファクシミリ装
置本体部31aから操作パネル11を取り外す。この時
点でファクシミリ装置本体部31aから操作パネル11
への電力供給などは停止するが、図1に示すバッテリ1
9によってRAM18がバックアップされているので、
RAM18に格納されている設定情報などのデータはそ
のまま保持される。そして、移転先に設置されているフ
ァクシミリ装置本体部31bに操作パネル11を装着す
る。このようにして操作パネル11を装着するだけで、
移転先においても、移転前に利用していた設定情報をそ
のまま用いることができる。例えば新たに設定を行うこ
となく、ワンタッチダイヤルキーを用いて相手先へファ
クシミリ送信することが可能である。なお、ファクシミ
リ装置本体部31aとファクシミリ装置本体部31bの
操作パネル11に対する機械的、電気的仕様は同じであ
るものとしている。
【0030】このようにして、部署の移転などが発生し
ても、移転前に使用していたファクシミリ装置本体部3
1aから操作パネル11を取り外し、移転先のファクシ
ミリ装置本体部31bに装着するだけで、設定情報をそ
のまま利用することができる。そのため、従来のように
移転先の新たなファクシミリ装置に対して各種の設定を
やり直す必要はない。また、ファクシミリ装置自体を運
ぶ必要はなく、操作パネル11を運べばよいので、移転
に要する労力も非常に軽減される。さらに、操作パネル
11のワンタッチダイヤルキーあるいはその周辺への書
込みや、貼付されたシールなどもそのまま移転先におい
て利用することができる。
【0031】また、このように操作パネル11をファク
シミリ装置本体部31から取り外すことができるので、
例えばファクシミリ装置本体部31が故障した場合や新
たなファクシミリ装置を導入した場合には、代替機や新
たなファクシミリ装置の本体部にそれまで利用していた
操作パネル11を装着することによって、ワンタッチダ
イヤルキー等に対して新たな設定を行わずに、そのまま
利用することができる。また、マン・マシンインタフェ
ースもそのまま引き継がれるため、操作を新たに覚える
といった手間も不要となる。
【0032】なお、上述の通信端末装置の実施の一形態
においては、ファクシミリ装置に適用した例を示した
が、本発明はこれに限らず、電話機など、他の通信端末
装置に対しても適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記憶手段を設けた操作手段を着脱可能として
いるので、例えば別の通信端末装置の本体部に装着して
も、それまでに設定された各種のデータをそのまま活用
することができる。そのため、例えば移転などの場合で
も、新たな通信端末装置に対して設定をやり直すといっ
た面倒な操作は不要であり、また、使用していた通信端
末装置自体を移転させるといった労力をかけずに、新た
な通信端末装置をいままでと同様に簡単に利用すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】操作パネルの具体的構成の一例とその通信端末
装置の本体部からの離脱状態を示す斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置間において操作パネルを移転
する場合の一例を示す模式図である。
【図4】通信端末装置の操作パネルにおける入力キーの
構成の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
12,32…CPU、13…液晶ディスプレイ・ドライ
バ、14…液晶ディスプレイ、15…入力キー、16…
LED、17…ROM、18…RAM、19…バッテ
リ、21…デュアルポートRAM、22,24,33…
アドレスバス、23,25,34…データバス、26,
35…コネクタ、27,28…ハーネス、31,31
a,31b…ファクシミリ装置本体部、36…ワンタッ
チダイヤルキー、37…テンキー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB20 AB25 AB38 AB42 AB50 AC22 AC48 AD05 AF00 AF02 AF03 AF05 5K027 BB01 FF22 KK02 MM17 5K036 AA15 BB01 DD01 DD11 DD25 EE13 JJ03 JJ05 5K101 KK01 LL01 MM06 NN03 NN18 NN21 NN40 QQ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、該本体部に対して着脱自在に
    構成されているとともに設定情報を記憶する記憶手段を
    設けた操作手段を有することを特徴とする通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記本体部には第1の制御手段が設けら
    れており、前記操作手段は、前記記憶手段に格納されて
    いる前記設定情報を読み出して該設定情報を前記本体部
    に設けられた第1の制御手段に転送する第2の制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記本体部は、ダイヤルして相手先との
    通信を行う機能を有しており、前記設定情報は、前記本
    体部からダイヤルするためのデータであることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193507A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Kyocera Mita Corp 電気機器及び電気機器に備えられる表示装置
KR100931757B1 (ko) 2006-08-07 2009-12-14 가부시끼가이샤 도시바 화상 형성 장치, 그 화상 형성 장치의 화상 표시 방법 및 화상 형성 시스템
JP2017034556A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 株式会社リコー 情報処理システム及び情報処理方法

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