JP2001319697A - 組電池 - Google Patents

組電池

Info

Publication number
JP2001319697A
JP2001319697A JP2000140454A JP2000140454A JP2001319697A JP 2001319697 A JP2001319697 A JP 2001319697A JP 2000140454 A JP2000140454 A JP 2000140454A JP 2000140454 A JP2000140454 A JP 2000140454A JP 2001319697 A JP2001319697 A JP 2001319697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
fluid
passage
row
unit cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000140454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4665289B2 (ja
Inventor
Hideki Masuda
英樹 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Storage Battery Co Ltd filed Critical Japan Storage Battery Co Ltd
Priority to JP2000140454A priority Critical patent/JP4665289B2/ja
Publication of JP2001319697A publication Critical patent/JP2001319697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4665289B2 publication Critical patent/JP4665289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単電池1の列の最も手前側のものも確実に冷
却して、各単電池の温度を均一に保つことができる組電
池を提供する。 【解決手段】 導入通路5に面する側板2bや仕切り板
2cの側壁の導入口3付近に、導入通路5側に突出して
冷却風Aの一部をガイドする風向ガイド7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数セルの単電池
をモジュールケースに収納した組電池に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車には、複数セルのリチウムイ
オン二次電池をモジュールケースに収納した組電池が用
いられることがある。図6にリチウムイオン二次電池の
単電池1を30セル用いた従来の組電池の例を示す。こ
こで用いられる単電池1は、図7に示すように、長円筒
型のリチウムイオン二次電池であり、底付きの長円筒形
容器状の電池ケース1aの内部に長円筒形の巻回型の電
池エレメントを収納して、上端開口部を長円形の蓋板1
bで封口したものである。また、この単電池1には、蓋
板1bから上方に向けて正負の端子1c,1dが突出し
ている。
【0003】組電池は、図6に示すように、上記単電池
1を10セルずつ3列に並べてモジュールケース2に収
納している。モジュールケース2は、平行四辺形の底板
2aと、この底板2a上の周囲を囲むように立設された
4枚の側板2bと、この側板2bで囲まれた内部を細長
い平行四辺形状の3箇所の領域に区切る2枚の仕切り板
2cとを備えた合成樹脂製の筐体である。そして、各単
電池1は、このモジュールケース2の側板2bや仕切り
板2cで仕切られた3箇所の各領域にそれぞれ10セル
ずつの列として配置される。各列の単電池1は、手前側
(図6に示す下側)と奥側(図6に示す上側)の側板2
bに長円筒形の側面の平坦な面が平行になるような向き
で配置され、この平坦な面に直交する方向に少しずつ間
隔を開けて真っ直ぐに並べられる。従って、これらの単
電池1の列は、側板2bや仕切り板2cで仕切られた平
行四辺形状の領域内で、図6に示す左側には、左側の側
板2bや仕切り板2cの側壁との間の空間による導入通
路5が形成されると共に、図6に示す右側には、仕切り
板2cや右側の側板2bの側壁との間の空間による排出
通路6が形成される。また、これら左右の側板2bや仕
切り板2cが奥に向かうほど右側に傾斜しているので、
各導入通路5は、側壁が奥に進むほど単電池1の列に接
近することにより通路の幅が狭くなり、各排出通路6
は、側壁が奥に進むほど単電池1の列から遠ざかること
により通路の幅が広くなる。そして、モジュールケース
2の手前側の側板2bには、3箇所に導入口3が開口さ
れ、それぞれ3箇所の各領域の導入通路5に通じるよう
になると共に、奥側の側板2bにも、3箇所に排出口4
が開口され、それぞれ3箇所の各領域の排出通路6に通
じるようになっている。
【0004】上記モジュールケース2の側板2bで囲ま
れた上方は、底板2aとほぼ同じ平行四辺形の図示しな
い天板で塞がれていて、この天板上には、図示しないカ
バーが取り付けられる。そして、各単電池1は、底部が
底板2aに形成された凹部に嵌め込まれると共に、上部
が天板に形成された凹部に嵌め込まれることにより、そ
れぞれ上記所定の位置に位置決めされるようになってい
る。また、天板の凹部にはそれぞれ2箇所の貫通孔が形
成され、各単電池1の端子1c,1dがこれらの貫通孔
に嵌入し、天板の上面で各単電池1間の配線が行われる
ようになっている。天板上のカバーは、この配線を覆い
隠し保護するためのものである。
【0005】上記構成の組電池は、モジュールケース2
を図示しないバッテリボックスに収納して固定すること
により電気自動車等に搭載される。また、バッテリボッ
クスには、モジュールケース2の各導入口3と向かい合
う位置にファンが設けられ、外気をこの導入口3に冷却
風として送り込むようになっている。
【0006】上記バッテリボックスのファンにより各導
入口3から導入された冷却風Aは、側板2bや仕切り板
2cで仕切られた3箇所の各領域の導入通路5に流れ込
み、順次一列に並んだ各単電池1の間に分岐して通り抜
け、排出通路6で再び合流して、排出口4から出てバッ
テリボックスの外部に排出される。そして、この冷却風
Aが各単電池1の間を流れることにより、これらの単電
池1がそれぞれ新鮮な冷却風Aの流れを受けて空冷によ
り冷却されることになる。
【0007】ここで、もし導入通路5の幅が一定であれ
ば、この通路上の手前側と奥側の圧力損失がほぼ等しく
なるため、冷却風Aが手前側の各単電池1の間にはわず
かしか分岐せず、ほとんどがそのまま奥まで達して、こ
の奥側の各単電池1の間だけを通り抜けることになるの
で、奥側に比べて手前側の単電池1の冷却が不十分にな
る。しかし、図6に示す組電池では、各導入通路5の幅
が奥に進むほど狭くなる。従って、導入通路5に流れ込
んだ冷却風Aは、奥に進むほど圧力損失が高くなるの
で、奥側の各単電池1の間だけでなく手前側の各単電池
1の間にも十分に分岐して流れるようになり、各単電池
1が均一に冷却されることになる。
【0008】また、各単電池1の間を通り抜けた冷却風
Aは、排出通路6で合流することになるが、この排出通
路6の幅も奥に進むほど広くなるので、合流により順次
増加する流量に応じてこの通路の幅が徐々に広がり、排
出を円滑に行うことができるようになる。しかも、この
ように排出通路6の手前側の幅が狭いと、これに隣接す
る領域の導入口3の幅の変化と逆になるので、モジュー
ルケース2内にこれらの領域をスペースの無駄なく配置
できるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
組電池は、使用時に列ごとの各単電池1の温度を実際に
測定してみると、ほとんどの単電池1の温度はほぼ均一
となるが、最も手前側の数セルの単電池1だけが他の単
電池1に比べて温度が十分に低下しないという問題が発
生していた。
【0010】例えば図8に示す測定結果では、手前側か
ら3番目以降の奥側の単電池1(セル3〜セル10)の
温度は31〜33°Cでほぼ均一であるが、一番手前側
の単電池1(セル1)は40°C近くの高温となり、手
前側から2番目の単電池1(セル2)も、35°Cを超
える高温となる。これは、導入口3から導入通路5に導
入されたばかりの冷却風Aが、この導入通路5を直進す
る方向の風向きベクトルが強いために、導入部付近でわ
ずかに通路が狭くなるだけでは、側方にある単電池1の
間に十分に分岐して流れないからであると考えられる。
【0011】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、導入通路の入り口付近に流体方向ガ
イドを設けることにより、手前側の単電池も確実に冷却
し、各単電池の温度を均一に保つことができる組電池を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相互
に間隔を開けて並んだ複数セルの単電池の列の側方に、
単電池の並び方向の一端側から導入された流体がこの単
電池の列の側面に沿って流れるように形成された流体通
路であって、単電池の並び方向に沿って他端側に進むほ
ど流体の通路が狭くなる導入通路が設けられた組電池に
おいて、導入通路における流体の導入部付近に、導入さ
れた流体の一部をガイドして流れの向きを単電池の列側
に向かわせる流体方向ガイドを設けたことを特徴とす
る。
【0013】請求項1の発明によれば、導入通路に導入
された冷却風等の流体は、一部がすぐに流体方向ガイド
にガイドされて単電池の列側に向かうことになるので、
この列の一端側の端に並んだ単電池の間にも確実に流体
が分岐して流れることになる。また、残りの流体は、従
来通り徐々に狭くなる導入通路を他端側に進み、各単電
池の間にほぼ均等に分岐して流れる。従って、列の最も
手前側の数セルの単電池の間に冷却用の流体が流れ難く
なるようなことがないので、全ての単電池を均一に冷却
することができるようになる。
【0014】請求項2の発明は、前記単電池の列の導入
通路とは反対側の側方に、単電池の並び方向の一端側か
らこの単電池の列の側面に沿って流体が流れ他端側から
排出されるように形成された流体通路であって、単電池
の並び方向に沿って他端側に進むほど流体の通路が広く
なる排出通路が形成されたことを特徴とする。
【0015】請求項2の発明によれば、導入通路から各
単電池の間に分岐して流れ込んだ冷却風等の流体が単電
池の列の反対側の側方に設けられた排出通路で合流して
他端側から排出される。この際、排出通路は、他端側に
進むほど幅が広くなるので、徐々に流量が増大する流体
を円滑に排出することができるようになる。また、単電
池の列を複数列配置した場合に、この排出通路を隣の列
の導入通路と仕切りを介して隣接させることにより、通
路の幅の広い部分と狭い部分が組み合わさって、スペー
スの無駄をなくすことができるようになる。
【0016】請求項3の発明は、単電池の列の一方の側
方に、流体の導入側となる一端側から他端側にかけて、
この他端側に向かうほど単電池の列の側面に近づく側壁
が設けられることにより前記導入通路が形成され、前記
流体方向ガイドが、この側壁の一端側付近に設けられた
導入通路側への突起であることを特徴とする。
【0017】請求項3の発明によれば、複数セルの単電
池を列状に並べて筐体等に収納するだけで、この単電池
の側方に導入通路等を形成することができ、流体の通路
を容易に形成できるようになる。しかも、この筐体等を
囲む板の内面や内部を仕切る板の面が側壁となるので、
ここに突起を設けるだけで流体方向ガイドを形成するこ
とができる。なお、導入通路や排出通路の幅を変化させ
るには、筐体を平行四辺形にしたり、単電池の並びを斜
めにずらして配置すればよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0019】図1〜図4は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1はモジュールケースに単電池を収納し
た組電池の横断面平面図、図2は列ごとの各単電池の温
度を測定した結果を示す図、図3は風向ガイドの他の形
状を示す組電池の部分拡大横断面平面図、図4は斜めに
ずらして並べた単電池を1列だけモジュールケースに収
納した場合の組電池の横断面平面図、図5は冷却風を単
電池の列の下方から送り込む場合の組電池の縦断面側面
図である。なお、図6〜図8に示した従来例と同様の機
能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0020】本実施形態の組電池は、図7に示した従来
例と同じ長円筒型のリチウムイオン二次電池を単電池1
として用いる場合について説明する。この組電池は、図
1に示すようなモジュールケース2に30セルの単電池
1を収納している。モジュールケース2は、図6に示し
た従来例とほぼ同様の構成であり、平行四辺形の底板2
aと、この底板2a上に立設された4枚の側板2b及び
2枚の仕切り板2cと、図示しない天板及びカバーとを
備えた合成樹脂製の筐体である。また、このモジュール
ケース2の側板2b内を仕切り板2cで区切った3箇所
の領域には、それぞれ少しずつ間隔を開けて真っ直ぐに
一列に並べられた10セルずつの単電池1が配置されて
いる。そして、これらの3箇所の各領域には、単電池1
の列の両側に導入通路5と排出通路6が形成され、手前
側(図1に示す下側)の側板2bには、外部から冷却風
Aを導入通路5に導入するための導入口3が設けられる
と共に、奥側(図1に示す上側)の側板2bには、排出
通路6から冷却風Aを排出するための排出口4が設けら
れている。
【0021】図1に示す左側の側板2bと各仕切り板2
cにおける上記各導入通路5に面する側壁には、導入口
3付近に風向ガイド7が設けられている。風向ガイド7
は、導入口3から導入通路5に導入された冷却風Aをガ
イドして、この冷却風Aの風向きに単電池1の列側に向
かう方向成分を加えるようにした流体のガイドであり、
ここでは、側板2bや仕切り板2cの側壁から導入通路
5側に突出した突起として形成されている。即ち、この
風向ガイド7の突起は、側板2bや仕切り板2cの側壁
における単電池1の列の最も手前側と2番目のものの間
付近の位置に、この側壁の上下にわたって突設され、突
出部の手前側の面に、先端ほど奥側に傾斜したやや凹状
に湾曲する傾斜面を形成している。従って、導入口3か
ら導入され導入通路5を奥側に直進しようとする冷却風
Aの一部がこの風向ガイド7の手前側の傾斜面に衝突す
ることにより、風向きを斜め右方向に向けるようにな
る。
【0022】上記構成の組電池は、従来例の場合と同様
に、モジュールケース2を図示しないバッテリボックス
に収納して固定することにより電気自動車等に搭載され
る。また、バッテリボックスには、モジュールケース2
の各導入口3と向かい合う位置にファンが設けられ、外
気をこの導入口3に冷却風として送り込むようになって
いる。
【0023】上記バッテリボックスのファンにより冷却
風Aがモジュールケース2の各導入口3に送り込まれる
と、この冷却風Aは、側板2bや仕切り板2cで仕切ら
れた3箇所の各領域の導入通路5に導入され、一列に並
んだ各単電池1の間を分岐して通り抜ける。この際、導
入口3から導入された冷却風Aは、従来であれば導入通
路5を直進しようとする風向きが強いため、そのまま奥
に進もうとするが、本実施形態では、この導入口3付近
ですぐに一部が風向ガイド7に衝突し風向きを単電池1
の列側に向ける。しかも、このように導入通路5の入り
口付近に通路を大きく塞ぐ風向ガイド7があると、この
入り口付近の圧力損失が急激に高くなる。すると、冷却
風Aは、導入口3を設けた下側の側板2bと一番手前側
の単電池1との間やこの単電池1と手前から2番目の単
電池1との間にも十分に分岐して流れるようになる。ま
た、この風向ガイド7を超えてさらに導入通路5の奥に
進んだ冷却風Aは、従来と同様に、この導入通路5の幅
が徐々に狭くなるので、奥の単電池1の間だけでなく、
手前側の単電池1の間にも十分に分岐して流れ込む。従
って、各領域の導入通路5に導入された冷却風Aは、こ
こに並んだ10セルの単電池1の間にほぼ均等に分岐し
て流れるようになる。
【0024】このようにして各単電池1の間にほぼ均等
に分岐して流れ込んだ冷却風Aは、排出通路6で再び手
前側から順に合流し、この合流による流量の増加に伴っ
て排出通路6の幅が奥に進むほど広くなるので、この排
出通路6を円滑に流れ、一番奥の排出口4から出てバッ
テリボックスの外部に排出される。また、このように排
出通路6が奥に進むほど広くなっていると、仕切り板2
cを境として隣接する隣の領域の導入通路5が奥に進む
ほど狭くなるので、これらの狭い部分と広い部分とが隣
り合うことになり、モジュールケース2の内部でのスペ
ースの無駄を省くことにもなる。
【0025】以上説明したように、本実施形態の組電池
によれば、冷却風Aの導入通路5の入り口付近に風向ガ
イド7が設けられているので、最も手前側の数セルの単
電池1の間にも確実に冷却風Aが分岐して流れるように
なり、また、この導入通路5の幅が奥に進むほど徐々に
狭くなるので、これより奥側の各単電池の間にもほぼ均
一に分岐して流れるようになる。このため、列状に並ん
だ全ての単電池1の間に新鮮な冷却風Aがほぼ均一に流
れるので、これらの単電池1をムラなく冷却することが
できるようになる。実際にこの組電池の使用時における
列ごとの各単電池1の温度を測定してみると、図2の太
い実線で示すように、手前側の単電池1(セル1やセル
2等)も含めて全ての単電池1(セル1〜セル10)の
温度が31〜34°Cの範囲内でほぼ均一となる。
【0026】風向ガイド7は、導入通路5側への突出量
を大きくして、より多くの冷却風Aの風向きを単電池1
の列側に向けるようにするほど、手前側の単電池1の間
を通り抜ける冷却風Aの風量が大きくなるが、この手前
側の単電池1の間の風量を大きくしすぎると、風向ガイ
ド7よりすぐ奥側に配置された単電池1の間に流れる冷
却風Aの風量が極端に低下するおそれがある。実際に風
向ガイド7の突出量を本実施形態よりも大きくして冷却
風Aの大部分をガイドするようにした場合の各単電池1
の温度を測定してみると、図2の破線で示すように、手
前側から3番目や4番目の単電池1(セル3やセル4)
の温度が35°Cを超える高温となる。このため、風向
ガイド7は、突出量を調整して、冷却風Aの一部だけを
適量分だけガイドするようにしなければならない。ま
た、この風向ガイド7は、導入通路5の導入部付近であ
れば、位置は必ずしも限定しないが、本実施形態のよう
に単電池1の列の最も手前側のセルと2番目のセルの間
に設けるのが好ましい。
【0027】上記風向ガイド7は、1箇所だけに限ら
ず、導入通路5の入り口付近の複数箇所に設けることも
できる。また、本実施形態では、手前側の面が凹状に湾
曲した横断面がほぼ直角三角形状のものを示したが、こ
の突起形状も任意であり、例えば図3に示すように、突
端に丸みを付けて、奥側の面もなだらかに形成すれば、
冷却風Aの流れを円滑にすることができる。さらに、こ
の風向ガイド7は、冷却風Aの風向きを単電池1の列側
に向ければよいので、側板2bや仕切り板2cの側壁か
ら突出させる構造に限定されず、例えば導入通路5の入
り口付近の中央部等に、単電池1の列に近づくほど奥側
に傾斜する傾斜面を有する風向板等を配置するだけでも
よい。また、この風向ガイド7は、必ずしも単電池1の
列に近づくほど奥側に傾斜する傾斜面を有する必要もな
い。例えば、風向ガイド7が導入通路5の進路に直交す
る平面を有する場合であっても、これによって冷却風A
が遮られると、渦等の流れの乱れが発生するので、その
一部の風向きが単電池1の列側を向くことにより、手前
側の単電池1の間を通り抜ける流量を増加させることが
できるからである。
【0028】なお、上記実施形態では、10セルの単電
池1を一列に並べる場合について説明したが、各列の単
電池1は複数セルあれば何セルであってもよい。ただ
し、本発明は、実際には多数の単電池1を並べた場合
に、手前側の数セルへの冷却風Aの流れが悪くなるのを
解消するためのものであるため、セル数は十分に多いこ
とが好ましい。
【0029】また、上記実施形態では、モジュールケー
ス2内に3列の単電池1の列を収納する場合について説
明したが、この列の数も限定されず、例えば図4に示す
ように、仕切り板2cをなくし、側板2bだけで囲んだ
1箇所の細長い領域に単電池1を一列だけを収納するこ
ともできる。
【0030】さらに、上記実施形態では、左右の側板2
bや仕切り板2cを単電池1の列に対して斜めに配置す
ることにより、導入通路5や排出通路6の幅が変化する
ようにしたが、各単電池1間を少しずつずらして一列に
並べるようにしてもよい。例えば図4の場合、長方形の
底板2a上の周囲を直交する4枚の側板2bで囲むよう
にした1箇所の矩形の領域に、各単電池1を奥のものほ
ど左側にずれるように配置することにより、導入通路5
は奥ほど狭くなり、排出通路6は奥ほど広くなるように
している。
【0031】さらに、上記実施形態では、各単電池1の
上端部と下端部を支持して、側面に冷却風Aを流すよう
にした場合の例を示したが、この冷却風Aを流す方向は
特に限定されず、例えば図5に示すように、単電池1の
列の下方から冷却風Aを導入し上方から排出させるよう
にすることもできる。この場合、単電池1の列の側方と
は、実際にはこの単電池1の列の下方となり、この側方
に設けられた側壁は、底板2aの上面となる。そして、
モジュールケース2の底板2aと天板2dを傾斜させて
配置することにより、単電池1の列の下方の導入通路5
が奥(図5の右側)ほど狭くなり、単電池1の列の上方
の排出通路6が奥ほど広くなるようにしている。
【0032】さらに、上記実施形態では、底板2a上の
周囲を側板2bで囲み、場合によって内部を仕切り板2
cで仕切ったモジュールケース2を用いる場合について
説明したが、複数セルの単電池1を1列や複数列に並べ
て、その周囲に導入通路5や排出通路6を形成した構成
であれば、必ずしもこのようなモジュールケース2を用
いる必要はない。また、上記実施形態では、バッテリボ
ックスに設けたファンによって導入口3から冷却風Aを
導入する場合について説明したが、この冷却風Aを送り
込む手段は、他のどのような手段を用いてもよい。例え
ば、この導入口3を電気自動車の進行方向に向けておけ
ば、この電気自動車の走行時に自然に冷却風Aが導入口
3から導入される。さらに、上記実施形態では、単電池
1の冷却のために空気の冷却風Aを用いたが、冷却用の
流体であれば、不活性ガス等の他の気体や、水や有機溶
媒又はオイル等の液体を用いることも可能である。
【0033】さらに、上記実施形態では、長円筒型の単
電池1について説明したが、角型や円筒型等の単電池1
を用いることも可能である。また、上記実施形態では、
リチウムイオン二次電池の単電池1を用いる場合につい
て説明したが、この単電池1の電池の種類も任意であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の組電池によれば、導入通路に導入された冷却風等の流
体の一部が流体方向ガイドによって単電池の列側に向か
うので、この列の手前側に並んだ単電池の間にも確実に
流体が分岐して流れ、この列の全ての単電池を均一に冷
却することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、モジ
ュールケースに単電池を収納した組電池の横断面平面図
である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、列ご
との各単電池の温度を測定した結果を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、風向
ガイドの他の形状を示す組電池の部分拡大横断面平面図
である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、斜め
にずらして並べた単電池を1列だけモジュールケースに
収納した場合の組電池の横断面平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すものであって、冷却
風を単電池の列の下方から送り込む場合の組電池の縦断
面側面図である。
【図6】従来例を示すものであって、モジュールケース
に単電池を収納した組電池の横断面平面図である。
【図7】長円筒型のリチウムイオン二次電池の単電池の
斜視図である。
【図8】従来例を示すものであって、列ごとの各単電池
の温度を測定した結果を示す図である。
【符号の説明】
1 単電池 2 モジュールケース 2a 底板 2b 側板 2c 仕切り板 3 導入口 4 排出口 5 導入通路 6 排出通路 7 風向ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に間隔を開けて並んだ複数セルの単
    電池の列の側方に、単電池の並び方向の一端側から導入
    された流体がこの単電池の列の側面に沿って流れるよう
    に形成された流体通路であって、単電池の並び方向に沿
    って他端側に進むほど流体の通路が狭くなる導入通路が
    設けられた組電池において、 導入通路における流体の導入部付近に、導入された流体
    の一部をガイドして流れの向きを単電池の列側に向かわ
    せる流体方向ガイドを設けたことを特徴とする組電池。
  2. 【請求項2】 前記単電池の列の導入通路とは反対側の
    側方に、単電池の並び方向の一端側からこの単電池の列
    の側面に沿って流体が流れ他端側から排出されるように
    形成された流体通路であって、単電池の並び方向に沿っ
    て他端側に進むほど流体の通路が広くなる排出通路が形
    成されたことを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 【請求項3】 単電池の列の一方の側方に、流体の導入
    側となる一端側から他端側にかけて、この他端側に向か
    うほど単電池の列の側面に近づく側壁が設けられること
    により前記導入通路が形成され、前記流体方向ガイド
    が、この側壁の一端側付近に設けられた導入通路側への
    突起であることを特徴とする請求項1又は2に記載の組
    電池。
JP2000140454A 2000-05-12 2000-05-12 組電池 Expired - Fee Related JP4665289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140454A JP4665289B2 (ja) 2000-05-12 2000-05-12 組電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000140454A JP4665289B2 (ja) 2000-05-12 2000-05-12 組電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001319697A true JP2001319697A (ja) 2001-11-16
JP4665289B2 JP4665289B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=18647743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000140454A Expired - Fee Related JP4665289B2 (ja) 2000-05-12 2000-05-12 組電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4665289B2 (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030067859A (ko) * 2002-02-08 2003-08-19 현대자동차주식회사 전기자동차용 배터리의 냉각구조
DE10238235A1 (de) * 2002-08-21 2004-03-04 Daimlerchrysler Ag Elektrochemischer Energiespeicher mit Wärmeaustauscherstruktur und mehreren elektrochemischen Speicherzellen
JP2005166570A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池パック
JP2006062548A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toyota Motor Corp 電気機器の搭載構造
JP2006156405A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池モジュール
JP2006318893A (ja) * 2005-04-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 大型電源装置
CN1320694C (zh) * 2003-12-24 2007-06-06 本田技研工业株式会社 电池的冷却结构
US7351493B2 (en) 2002-06-11 2008-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Battery pack
US7410722B2 (en) 2002-06-17 2008-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Combined battery and battery holding frame
JP2009087738A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Motors Corp バッテリユニット
JP2009087758A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Motors Corp バッテリユニット
JP2009181896A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Mitsubishi Motors Corp 電池モジュールケース
CN101847736A (zh) * 2009-03-27 2010-09-29 本田技研工业株式会社 蓄电池安装结构
US20100285347A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Masao Saito Battery system
JP2012043591A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2012084314A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Hino Motors Ltd 電装収納箱の内部冷却構造
JP2012113874A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Toshiba Corp 組電池装置
JP2013016467A (ja) * 2011-06-08 2013-01-24 Lithium Energy Japan:Kk 電池パック
JP2013055056A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Sb Limotive Co Ltd バッテリーパック
JP2013134827A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134816A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134821A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013152818A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Toyota Industries Corp 流路形成部材及び電池モジュール
WO2014109251A1 (ja) * 2013-01-11 2014-07-17 フタバ産業株式会社 組電池の拘束具、組電池の拘束部材、及びバッテリ
CN104466299A (zh) * 2014-12-02 2015-03-25 重庆长安汽车股份有限公司 中混汽车及其动力电池热管理***
US20160093842A1 (en) * 2014-09-30 2016-03-31 Google Inc. Battery module
JP2017183240A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 プライムアースEvエナジー株式会社 電池パックの冷却構造
US10121997B1 (en) * 2014-07-30 2018-11-06 Google Llc Battery module
CN109962191A (zh) * 2018-11-07 2019-07-02 蔚来汽车有限公司 电池包壳体、电池包和电动汽车
CN110323387A (zh) * 2019-07-10 2019-10-11 惠州亿纬锂能股份有限公司 一种电池箱
JP2020087833A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 旭化成株式会社 電池ケースおよび組電池
CN113611952A (zh) * 2021-08-25 2021-11-05 合肥召洋电子科技有限公司 一种电池包散热***及散热通道

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171476A (ja) * 1982-12-24 1984-09-27 ブラウン・ボバリ・ウント・シ−・アクチエンゲゼルシヤフト 高温蓄電池
JPH05190213A (ja) * 1991-05-17 1993-07-30 Deutsche Automobil Gmbh 電池箱
JPH07320794A (ja) * 1994-05-27 1995-12-08 Honda Motor Co Ltd 電動車両用バッテリ
JP2000067934A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Toyota Motor Corp バッテリ冷却装置
JP2000133225A (ja) * 1998-10-30 2000-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 組電池
JP2000243461A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Toyota Motor Corp 集電池

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171476A (ja) * 1982-12-24 1984-09-27 ブラウン・ボバリ・ウント・シ−・アクチエンゲゼルシヤフト 高温蓄電池
JPH05190213A (ja) * 1991-05-17 1993-07-30 Deutsche Automobil Gmbh 電池箱
JPH07320794A (ja) * 1994-05-27 1995-12-08 Honda Motor Co Ltd 電動車両用バッテリ
JP2000067934A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Toyota Motor Corp バッテリ冷却装置
JP2000133225A (ja) * 1998-10-30 2000-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 組電池
JP2000243461A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Toyota Motor Corp 集電池

Cited By (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030067859A (ko) * 2002-02-08 2003-08-19 현대자동차주식회사 전기자동차용 배터리의 냉각구조
US7351493B2 (en) 2002-06-11 2008-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Battery pack
US7410722B2 (en) 2002-06-17 2008-08-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Combined battery and battery holding frame
DE10238235A1 (de) * 2002-08-21 2004-03-04 Daimlerchrysler Ag Elektrochemischer Energiespeicher mit Wärmeaustauscherstruktur und mehreren elektrochemischen Speicherzellen
JP2005166570A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池パック
JP4574979B2 (ja) * 2003-12-05 2010-11-04 パナソニック株式会社 電池パック
CN1320694C (zh) * 2003-12-24 2007-06-06 本田技研工业株式会社 电池的冷却结构
JP2006062548A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toyota Motor Corp 電気機器の搭載構造
JP4576931B2 (ja) * 2004-08-27 2010-11-10 トヨタ自動車株式会社 電気機器の搭載構造
US7662508B2 (en) 2004-11-30 2010-02-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery module
JP2006156405A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池モジュール
JP2006318893A (ja) * 2005-04-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 大型電源装置
JP4721944B2 (ja) * 2005-04-13 2011-07-13 パナソニック株式会社 大型電源装置
JP2009087758A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Motors Corp バッテリユニット
JP2009087738A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Motors Corp バッテリユニット
JP2009181896A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Mitsubishi Motors Corp 電池モジュールケース
CN101847736A (zh) * 2009-03-27 2010-09-29 本田技研工业株式会社 蓄电池安装结构
US20100285347A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Masao Saito Battery system
US8435664B2 (en) * 2009-05-08 2013-05-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Battery system having temperature equalizing walls in ducts
JP2012043591A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2012084314A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Hino Motors Ltd 電装収納箱の内部冷却構造
JP2012113874A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Toshiba Corp 組電池装置
JP2013016467A (ja) * 2011-06-08 2013-01-24 Lithium Energy Japan:Kk 電池パック
JP2013055056A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Sb Limotive Co Ltd バッテリーパック
JP2013134827A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134816A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134821A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013152818A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Toyota Industries Corp 流路形成部材及び電池モジュール
WO2014109251A1 (ja) * 2013-01-11 2014-07-17 フタバ産業株式会社 組電池の拘束具、組電池の拘束部材、及びバッテリ
JP2014135237A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Futaba Industrial Co Ltd 組電池の拘束具、組電池の拘束部材、バッテリ
US10121997B1 (en) * 2014-07-30 2018-11-06 Google Llc Battery module
US11171383B1 (en) * 2014-07-30 2021-11-09 Google Llc Battery module
CN106663766B (zh) * 2014-09-30 2019-11-05 谷歌有限责任公司 电池模块
US20160093842A1 (en) * 2014-09-30 2016-03-31 Google Inc. Battery module
CN106663766A (zh) * 2014-09-30 2017-05-10 谷歌公司 电池模块
CN104466299A (zh) * 2014-12-02 2015-03-25 重庆长安汽车股份有限公司 中混汽车及其动力电池热管理***
JP2017183240A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 プライムアースEvエナジー株式会社 電池パックの冷却構造
CN109962191A (zh) * 2018-11-07 2019-07-02 蔚来汽车有限公司 电池包壳体、电池包和电动汽车
CN109962191B (zh) * 2018-11-07 2021-11-16 蔚来(安徽)控股有限公司 电池包壳体、电池包和电动汽车
JP2020087833A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 旭化成株式会社 電池ケースおよび組電池
JP7319040B2 (ja) 2018-11-29 2023-08-01 旭化成株式会社 電池ケース
CN110323387A (zh) * 2019-07-10 2019-10-11 惠州亿纬锂能股份有限公司 一种电池箱
CN110323387B (zh) * 2019-07-10 2022-01-14 湖北亿纬动力有限公司 一种电池箱
CN113611952A (zh) * 2021-08-25 2021-11-05 合肥召洋电子科技有限公司 一种电池包散热***及散热通道
CN113611952B (zh) * 2021-08-25 2023-12-05 合肥召洋电子科技有限公司 一种电池包散热***及散热通道

Also Published As

Publication number Publication date
JP4665289B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001319697A (ja) 組電池
JP4046463B2 (ja) 電源装置
JP2001283940A (ja) 組電池
KR100987565B1 (ko) 차량용의 전원 장치
JP4646867B2 (ja) 電池モジュール
KR100456349B1 (ko) 전원장치
US7998610B2 (en) Electric power source providing a battery case with an intermediary duct
JP5477571B2 (ja) 電池パックの冷却構造
KR100684768B1 (ko) 이차 전지 모듈
JP6045198B2 (ja) 電池パック
US10326186B2 (en) Apparatus for cooling battery
KR20180097898A (ko) 가이드 베인을 구비한 공냉식 배터리 모듈
JP3574175B2 (ja) 電動車両用バッテリ
KR20130035962A (ko) 전지 팩
US20210234215A1 (en) Cooling system
WO2009038322A2 (en) Unified air cooling structure of high-capacity battery system
KR20160078035A (ko) 배터리 모듈
DE112016004188T5 (de) Batteriepack
JP4565950B2 (ja) 電源装置
JP2001291533A (ja) 組電池
JP2014216092A (ja) 蓄電装置
JP4484653B2 (ja) 電源装置
JPH08241702A (ja) バッテリ収納装置
JP2023063820A (ja) 電池ユニットのガス排出構造
JP2021027012A (ja) 空気流通装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20051213

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060119

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4665289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees