JP2001318871A - 状況情報共有システム、状況情報共有方法及び記憶媒体 - Google Patents

状況情報共有システム、状況情報共有方法及び記憶媒体

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JP2001318871A
JP2001318871A JP2000137305A JP2000137305A JP2001318871A JP 2001318871 A JP2001318871 A JP 2001318871A JP 2000137305 A JP2000137305 A JP 2000137305A JP 2000137305 A JP2000137305 A JP 2000137305A JP 2001318871 A JP2001318871 A JP 2001318871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の複数のクライアント端末と
サーバが接続された状況情報共有システムにおいて、ユ
ーザの予定がスケジュール情報を変更されずに延長され
たとしても、正確な状況を他のユーザに提供すること等
を可能とした状況情報共有システム、状況情報共有方法
及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末装置102〜105は、各ユ
ーザの状況を認識し状況情報を生成するユーザ状況認識
手段302、他のユーザの状況情報を表示する状況情報
表示手段307を備え、サーバ装置101は、スケジュ
ール情報記憶手段201にユーザの現在のスケジュール
情報が存在しない場合、受信したユーザの状況情報にお
ける在席状況と直前のスケジュール情報の有無に基づ
き、実行すべき処理を決定し処理を実行する状況情報更
新手段204を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されている情報処理装置上に利用者の作業状況情報等
の状況情報表示を行う状況情報共有システム、状況情報
共有方法及び記憶媒体に関し、特に、オフィスにおいて
も各利用者の勤務状況情報等を共有する場合に好適な状
況情報共有システム、状況情報共有方法及び記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの発達によって、各
端末間で情報を共有化できる環境が整備され、このネッ
トワーク環境において、通信相手の状況を確認したいと
いうニーズが高まっており、各利用者が端末を通じて他
の利用者の状況情報を共有化することで、作業の効率化
が図られている。
【0003】上記状況情報としてオフィスにおける勤務
状況情報を考えてみると、ネットワークを利用して各ク
ライアント端末のユーザの勤務状況情報をサーバで管理
し、各クライアント端末において当該勤務状況情報を表
示することにより、他の利用者の勤務状況を確認できる
勤務状況情報管理システムが提案されている。
【0004】このような状況情報共有システムの一例
が、特開平8−87685号公報に開示されている。同
公報記載のシステムは、ネットワークにおいて複数のク
ライアント端末とサーバから構成され、サーバにおいて
各利用者の行き先情報からなる状況情報を管理してい
る。サーバ上の状況情報は、各クライアント端末の利用
者からの入力、または各クライアント端末の使用状況、
各利用者の個人スケジュール等によって変更され、接続
している全クライアント端末に対して、その利用者の状
況情報が配信される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来技術では、利用者がクライアント端末から
状況情報を入力していない場合、当該利用者の個人スケ
ジュールの予定等によりサーバ上の当該利用者の状況情
報が変更され、接続している全クライアント端末に配信
されていたが、個人スケジュールに記載された予定は確
実なものではなく、予定が変更される可能性がある。
【0006】例えば、ある利用者の会議などの予定が延
長され、当該利用者が個人スケジュールに記載されてい
た予定を延長することが不可能であるために、この予定
が当該利用者の状況情報として他の利用者に配信されて
しまった場合、実際には上記利用者には会議などの予定
が延長されているのにも関わらず、他の利用者から見れ
ば予定が入っていないように見えてしまう。このような
場合、当該利用者は予定が延長され不在であるにも関わ
らず、他の利用者には予定が延長されていることが判断
できないため、誤った情報を利用者に与えてしまう可能
性があり、利用者はシステムが提供する状況情報を信頼
することができなくなってしまうという問題があった。
【0007】更に、利用者が個人スケジュールに記載さ
れていない、休憩などのちょっとした用事を行う場合、
その都度、当該利用者が自身の状況情報を変更する必要
があり、利用者に煩雑な手順を強いるだけでなく、状況
情報の変更を忘れがちである。このように、当該利用者
が状況情報の変更を忘れ席を外した場合、他の利用者
は、当該利用者の在/不在や不在であるならばいつ戻る
かなどの状況を判断することができないという問題があ
った。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、ネットワーク上の複数のクライアント端末とサ
ーバが接続された状況情報共有システムにおいて、ユー
ザの予定がスケジュール情報を変更されずに延長された
としても、正確な状況を他のユーザに提供すること等を
可能とした状況情報共有システム、状況情報共有方法及
び記憶媒体を提供することを第一の目的とする。
【0009】また、本発明は、ユーザはちょっとした用
事で席を外すたびにユーザが手動でスケジュール情報の
変更を行う手間を省くことを可能とした状況情報共有シ
ステム、状況情報共有方法及び記憶媒体を提供すること
を第二の目的とする。
【0010】また、本発明は、他のユーザが当該ユーザ
とコミュニケーションをとる計画を立てやすくすること
を可能とした状況情報共有システム、状況情報共有方法
及び記憶媒体を提供することを第三の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数のユーザ端末装置と、
該ユーザ端末装置と通信媒体を介して接続されたサーバ
装置とを具備し、状況情報を変更し前記ユーザ端末装置
が備える状況情報表示手段に他のユーザ端末装置のユー
ザに関する状況情報を表示可能な状況情報共有システム
であって、前記ユーザ端末装置又は前記サーバ装置は、
前記ユーザ端末装置のユーザの状況を認識し状況情報を
生成するユーザ状況認識手段を有し、前記サーバ装置
は、スケジュール情報記憶手段におけるユーザの現在の
スケジュール情報が存在しない場合、前記ユーザ状況認
識手段によるユーザの状況情報における在席状況と直前
のスケジュール情報の有無に基づいて、実行すべき処理
を決定し、処理を実行する状況情報更新手段を有するこ
とを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記スケジュール情報記憶手段は、前記サーバ
装置が有するか又は前記サーバ装置とは別に設けられて
いることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記状況情報更新手段は、前記スケジュール情
報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報が
存在しないが直前のスケジュール情報が存在し、受信し
た当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザ
の不在を示す場合、直前のスケジュール情報を延長させ
る変更を自動的に行い、延長されたスケジュール情報を
状況情報として更新することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記状況情報更新手段によるスケジュール情報
を延長する自動変更は、設定により行わないようにする
ことが可能であることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記状況情報更新手段は、受信した当該ユーザ
の状況情報における在席状況が当該ユーザの不在を示す
場合、当該ユーザが連続的に席を外している不在時間を
カウントすることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記状況情報更新手段は、前記スケジュール情
報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報と
直前のスケジュール情報が存在せず、受信した当該ユー
ザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不在を示
す場合、当該ユーザが連続的に席を外している不在時間
を状況情報に加えることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記状況情報更新手段は、前記スケジュール情
報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報と
直前のスケジュール情報が存在せず、受信した当該ユー
ザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不在を示
す場合、予め当該ユーザが設定したデフォルト不在状態
を状況情報に加えることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記状況情報更新手段は、前記スケジュール情
報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報と
直前のスケジュール情報が存在しない場合、前記スケジ
ュール記憶手段に存在する当該ユーザの次のスケジュー
ル情報を状況情報に加えることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記状況情報とは、ユーザの名前、在席状況、
作業状況、アドレス、所在地、連絡先、連絡可/不可、
入力装置への入力状況、起動しているアプリケーション
名、映像、音声等のユーザの状況を示す情報を含むこと
を特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記状況情報表示手段に表示するユーザの状
況情報は、ユーザ毎又はグループ毎に表示/非表示を設
定可能であることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、複数のユーザ端末装置と、該ユーザ端末装置
と通信媒体を介して接続されたサーバ装置とを具備し、
状況情報を変更し前記ユーザ端末装置が備える状況情報
表示手段に他のユーザ端末装置のユーザに関する状況情
報を表示可能な状況情報共有システムに適用される状況
情報共有方法であって、前記ユーザ端末装置又は前記サ
ーバ装置は、前記ユーザ端末装置のユーザの状況を認識
し状況情報を生成するユーザ状況認識工程を有し、前記
サーバ装置は、スケジュール情報記憶手段におけるユー
ザの現在のスケジュール情報が存在しない場合、前記ユ
ーザ状況認識工程によるユーザの状況情報における在席
状況と直前のスケジュール情報の有無に基づいて、実行
すべき処理を決定し、処理を実行する状況情報更新工程
を有することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記スケジュール情報記憶手段は、前記サー
バ装置が有するか又は前記サーバ装置とは別に設けられ
ていることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記状況情報更新工程では、前記スケジュー
ル情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情
報が存在しないが直前のスケジュール情報が存在し、受
信した当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユ
ーザの不在を示す場合、直前のスケジュール情報を延長
させる変更を自動的に行い、延長されたスケジュール情
報を状況情報として更新することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記状況情報更新工程によるスケジュール情
報を延長する自動変更は、設定により行わないようにす
ることが可能であることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記状況情報更新工程では、受信した当該ユ
ーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不在を
示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している不在時
間をカウントすることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記状況情報更新工程では、前記スケジュー
ル情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情
報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信した当該
ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不在
を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している不在
時間を状況情報に加えることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記状況情報更新工程では、前記スケジュー
ル情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情
報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信した当該
ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不在
を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフォルト不在
状態を状況情報に加えることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記状況情報更新工程では、前記スケジュー
ル情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情
報と直前のスケジュール情報が存在しない場合、前記ス
ケジュール記憶手段に存在する当該ユーザの次のスケジ
ュール情報を状況情報に加えることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記状況情報とは、ユーザの名前、在席状
況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、連絡可/不
可、入力装置への入力状況、起動しているアプリケーシ
ョン名、映像、音声等のユーザの状況を示す情報を含む
ことを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記状況情報表示手段に表示するユーザの状
況情報は、ユーザ毎又はグループ毎に表示/非表示を設
定可能であることを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、複数のユーザ端末装置と、該ユーザ端末装置
と通信媒体を介して接続されたサーバ装置とを具備し、
状況情報を変更し前記ユーザ端末装置が備える状況情報
表示手段に他のユーザ端末装置のユーザに関する状況情
報を表示可能な状況情報共有システムに適用される状況
情報共有方法を実行するプログラムを記憶したコンピュ
ータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記状況
情報共有方法は、前記ユーザ端末装置又は前記サーバ装
置により、前記ユーザ端末装置のユーザの状況を認識し
状況情報を生成するように制御するユーザ状況認識ステ
ップと、前記サーバ装置により、スケジュール情報記憶
手段におけるユーザの現在のスケジュール情報が存在し
ない場合、前記ユーザ状況認識ステップによるユーザの
状況情報における在席状況と直前のスケジュール情報の
有無に基づいて、実行すべき処理を決定し、処理を実行
するように制御する状況情報更新ステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記スケジュール情報記憶手段は、前記サー
バ装置が有するか又は前記サーバ装置とは別に設けられ
ていることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記状況情報更新ステップでは、前記スケジ
ュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュー
ル情報が存在しないが直前のスケジュール情報が存在
し、受信した当該ユーザの状況情報における在席状況が
当該ユーザの不在を示す場合、直前のスケジュール情報
を延長させる変更を自動的に行い、延長されたスケジュ
ール情報を状況情報として更新するように制御すること
を特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記状況情報更新ステップによるスケジュー
ル情報を延長する自動変更は、設定により行わないよう
にすることが可能であることを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記状況情報更新ステップでは、受信した当
該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不
在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している不
在時間をカウントするように制御することを特徴とす
る。
【0036】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記状況情報更新ステップでは、前記スケジ
ュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュー
ル情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信した
当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの
不在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している
不在時間を状況情報に加えるように制御することを特徴
とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記状況情報更新ステップでは、前記スケジ
ュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュー
ル情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信した
当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの
不在を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフォルト
不在状態を状況情報に加えるように制御することを特徴
とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記状況情報更新ステップでは、前記スケジ
ュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュー
ル情報と直前のスケジュール情報が存在しない場合、前
記スケジュール記憶手段に存在する当該ユーザの次のス
ケジュール情報を状況情報に加えるように制御すること
を特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記状況情報とは、ユーザの名前、在席状
況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、連絡可/不
可、入力装置への入力状況、起動しているアプリケーシ
ョン名、映像、音声等のユーザの状況を示す情報を含む
ことを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記状況情報表示手段に表示するユーザの状
況情報は、ユーザ毎又はグループ毎に表示/非表示を設
定可能であることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0042】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態では、複数のユーザ端末装置が通信回線網を介し
て同時にサーバ装置に接続されることにより、状況情報
共有システムを実現している。図1は本発明の第1の実
施の形態に係る状況情報共有システムの構成例を示すブ
ロック図である。本発明の第1の実施の形態に係る状況
情報共有システムは、サーバ装置101、ユーザ端末装
置1・102、ユーザ端末装置2・103、ユーザ端末
装置3・104、ユーザ端末装置N・105、通信回線
網106を備えている。
【0043】状況情報共有システムは、通信機能を備え
たワークステーションやパーソナルコンピュータ等の複
数のユーザ端末装置102〜105とサーバ装置101
がネットワークに接続され、相互に通信が可能である。
上記のネットワークは、ユーザ端末装置102〜105
とサーバ装置101が同一のオフィス内に構成される場
合や、ユーザ端末装置102〜105とサーバ装置10
1が地理的に離れた場所から構成される場合もある。
【0044】上記構成を詳述すると、サーバ装置101
は、状況情報をユーザ間で共有するためのサーバプロセ
ス(以下、サーバと呼ぶ)Sが搭載されており、該サー
バSは常時動作させるようになされている。一方、ユー
ザ端末装置102〜105には、各ユーザの状況情報を
共有するためのクライアントプロセス(以下、クライア
ントと呼ぶ)であるクライアント1、クライアント2、
…、クライアントNがそれぞれ搭載されており、ユーザ
は自分の端末でクライアントX(0<X<N+1)を起
動させ、サーバ装置101のサーバSと接続する。尚、
サーバSに搭載されている端末に、あるユーザに係るク
ライアントXを搭載してもよい。サーバSには、状況情
報を共有するために、利用する各ユーザについての状況
情報が関連して格納されている。このような状況情報が
格納されているテーブルを状況情報テーブルと呼ぶこと
にする。
【0045】尚、本発明の第1の実施の形態では、ユー
ザの在席状況等を認識するユーザ状況認識手段をユーザ
端末装置102〜105側に持ち、各ユーザのスケジュ
ールを記憶するスケジュール情報記憶手段はサーバ装置
101内に持つものとする。また、状況情報には、ユー
ザの名前、在席状況、作業状況、アドレス、所在地、連
絡先、連絡可/不可、入力装置への入力状況、起動して
いるアプリケーション名、映像、音声等のユーザの状況
を示す情報を含むものとする。
【0046】先ず、上記図1に示した本発明の第1の実
施の形態に係る状況情報共有システムのサーバSの機能
構成を説明する。図2は本発明の第1の実施の形態に係
る状況情報共有システムのサーバSの機能構成を示すブ
ロック図である。本発明の第1の実施の形態に係るサー
バSは、ネットワークに接続している全ユーザまたは一
部のグループの状況情報を一括管理し、クライアントに
最新情報を伝送するものであり、スケジュール情報記憶
手段201、スケジュール情報管理手段202、状況情
報生成手段203、状況情報更新手段204、状況情報
テーブル205、状況情報入力手段206、状況情報表
示手段207、状況情報送信手段208、状況情報受信
手段209を備えている。
【0047】上記構成を詳述すると、スケジュール情報
記憶手段201とは、各ユーザの予定を記憶するもので
あり、スケジュール情報管理手段202からの要求に従
い、ユーザのスケジュール情報を書き込み、または読み
出されるものである。スケジュール情報管理手段202
は、スケジュール情報記憶手段201を操作・管理する
ものであり、状況情報更新手段204からの要求に従
い、受け取った状況情報に基づいてユーザのスケジュー
ル情報をスケジュール情報記憶手段201に書き込み、
またはスケジュール情報を削除し、或いはユーザのスケ
ジュール情報をスケジュール情報記憶手段201から読
み出し、状況情報に変換するものである。
【0048】状況情報生成手段203は、状況情報入力
手段206から入力された状況情報及びスケジュール情
報を操作するためのコマンド、及びサーバを操作するた
めのコマンド等から構成される状況情報操作コマンド
と、入力されたユーザの状況情報より構成される状況情
報信号を生成するものである。
【0049】状況情報更新手段204は、状況情報生成
手段203、または状況情報受信手段209から受け取
ったユーザの状況情報信号に基づいて処理を行う。例え
ば、受け取った状況情報信号に状況情報操作コマンドと
して状況情報更新コマンドが含まれる場合、受け取った
状況情報信号に含まれる状況情報に基づいて状況情報テ
ーブル205の格納情報を更新する。このとき、スケジ
ュール情報管理手段202に対して当該ユーザに現在及
び直前のスケジュール情報が存在しているか確認し、こ
のスケジュール情報の有無と受け取った状況情報信号の
在席情報に従って、スケジュール情報管理手段202と
状況情報テーブル205に対して処理を行い、状況情報
の更新を行うものである。
【0050】当該ユーザの現在のスケジュール情報が存
在しないが直前のスケジュール情報が存在し、当該ユー
ザの在席状況が不在であれば、直前のスケジュール情報
にある予定が長引いていると考えられるので、状況情報
更新手段204は自動的に当該ユーザの直前のスケジュ
ール情報を延長させるスケジュール情報操作コマンドを
スケジュール情報管理手段202へ受け渡し、延長され
たスケジュール情報を状況情報として状況情報テーブル
205を更新する。この場合、設定に応じてスケジュー
ル情報を延長させる変更を自動的に行わないことも可能
である。
【0051】受け取った状況情報信号の在席情報がユー
ザの不在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外して
いる不在時間をカウントする。当該ユーザの現在のスケ
ジュール情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受
信した当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユ
ーザの不在であれば、当該ユーザの上記不在時間を状況
情報に加え、また予め当該ユーザが設定した、休憩、喫
煙、トイレなどのデフォルト不在状態が存在すれば、上
記デフォルト不在状態を状況情報に加え、状況情報テー
ブル205を更新する。上記不在時間と上記デフォルト
不在状態を組み合わせ、状況情報を「喫煙:5分間不
在」とすることも可能である。
【0052】当該ユーザの現在のスケジュール情報と直
前のスケジュール情報が存在しない場合、当該ユーザの
スケジュール情報記憶手段201に存在する次のスケジ
ュール情報を状況情報に加え、状況情報テーブル205
を更新する。そして、更新された状況情報をユーザ端末
装置102〜105に送信するために、更新された状況
情報と配信先等を含む送信命令を状況情報送信手段20
8へ送るものである。また、受け取った状況情報信号に
状況情報操作コマンドとしてスケジュール情報操作コマ
ンドが含まれる場合、受け取ったスケジュール情報操作
コマンドをスケジュール情報管理手段202へ受け渡す
ものである。
【0053】ここで、状況情報更新手段204が現在及
び直前のスケジュール情報の有無と受け取った状況情報
信号の在席情報に従って動作するようにしたのは、以下
の理由による。
【0054】例えば、あるユーザの現在のスケジュール
情報はスケジュール情報記憶手段201に保存されてい
ないが、当該ユーザが直前に会議に出席している、また
は外出しているなどの直前のスケジュール情報がスケジ
ュール情報記憶手段201に保存されている場合、その
ユーザがスケジュール情報の予定通り、会議が終了し、
または外出から戻り現在は在席していることが考えられ
るが、予定が延長され現在は不在であるにも関わらず、
スケジュール情報の変更(延長)ができないことも考え
られる。
【0055】そこで、あるユーザの現在のスケジュール
情報が存在せず当該ユーザの在席状況が不在である場
合、直前のスケジュール情報の有無に従って動作を変化
させる。この場合、もしも直前のスケジュール情報が存
在すれば、直前のスケジュール情報にある予定が長引い
ていると考えられるので、状況情報更新手段204は自
動的に当該ユーザの直前のスケジュール情報を延長さ
せ、延長されたスケジュール情報を状況情報として状況
情報テーブル205を更新することによって、当該ユー
ザのより正確な状況情報を他のユーザに提供することが
可能である。
【0056】また、直前のスケジュール情報が存在しな
ければ、ユーザがちょっとした用事で状況情報を変更せ
ずに席を外したと考えられるので、予め当該ユーザが設
定したデフォルト不在状態、または当該ユーザが連続的
に席を外している不在時間を状況情報に加え、状況情報
テーブル205を更新するようにしたので、他のユーザ
はどのくらいで席に戻るのか予測でき、当該ユーザはち
ょっとした用事で席を外すたびにユーザが手動でスケジ
ュール情報の変更を行う手間を省くことが可能である。
【0057】状況情報テーブル205は、各ユーザの名
前、在席状況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、
連絡可/不可、入力装置への入力状況、起動しているア
プリケーション名、映像、音声等のユーザの状況情報に
関連した個人情報データを記録したテーブルであり、状
況情報を表示するために格納された状況情報を状況情報
表示手段207へ送り、各ユーザ端末装置102〜10
5に各ユーザの状況情報を配信するために格納された状
況情報を、配信先を含む送信命令と共に状況情報送信手
段208へ送るものであり、当該状況情報テーブル20
5の格納情報は、状況情報更新手段204によって適宜
更新可能なものである。
【0058】状況情報入力手段206は、ユーザの状況
やコマンドを入力するものであり、状況情報テーブル2
05とスケジュール情報記憶手段201の内容を操作す
るために入力されたコマンド、サーバを操作するために
入力されたコマンド、及び入力されたユーザの状況情報
を状況情報生成手段203に送るものである。状況情報
表示手段207は、状況情報テーブル205に格納され
たユーザの状況情報を表示するものである。
【0059】状況情報送信手段208は、指定されたユ
ーザ端末装置102〜105に状況情報を送信するもの
であり、状況情報更新手段204及び状況情報テーブル
205より送られてきた送信命令に従い、状況情報を送
信するものである。状況情報受信手段209は、ユーザ
端末装置102〜105から送信された状況情報信号を
受信するものであり、受信した状況情報信号を状況情報
更新手段204に送るものである。
【0060】次に、上記図2に示したような機能を有す
るサーバSによって奉仕されるクライアントXについて
説明する。クライアントXは、状況情報を表示するイン
タフェースを備え、クライアントXを操作するユーザと
他のユーザに関する最新の状況情報を表示すると共に、
当該ユーザの状況情報の変更指示に応じて、状況情報の
更新を行うものである。図3は本発明の第1の実施の形
態に係る状況情報共有システムのクライアントXの機能
構成を示すブロック図である。本発明の第1の実施の形
態に係るクライアントXは、状況取得手段301、ユー
ザ状況認識手段302、状況情報生成手段303、状況
情報更新手段304、状況情報テーブル305、状況情
報入力手段306、状況情報表示手段307、状況情報
送信手段308、状況情報受信手段309を備えてい
る。
【0061】上記構成を詳述すると、状況取得手段30
1とは、当該ユーザの状況を取得するものであり、当該
ユーザの状況を取得するためのカメラや、当該ユーザの
ユーザ端末装置102〜105への作業状況を取得する
ための使用アプリケーション調査ツールや、当該ユーザ
のキーボード等の入力装置への入力状況を取得するため
の入力状況調査ツールから構成され、映像や入力状況等
の取得した当該ユーザに関する各種状況をユーザ状況認
識手段302へ受け渡すものである。
【0062】ユーザ状況認識手段302とは、当該ユー
ザの状況を取得するために定期的に、または状況情報生
成手段303の指示により状況取得手段301を起動す
るものであり、状況取得手段301から受け取った当該
ユーザに関する各種状況より、ユーザの在席状況などの
状況情報を認識するものである。
【0063】例えば、状況取得手段301からユーザの
画像または動画像を受け取った場合、画像認識によって
当該ユーザがユーザ端末装置周辺に在席しているか否
か、当該ユーザの作業状況、当該ユーザの煩忙状況等を
認識する。或いは状況取得手段301からユーザのキー
ボード等の入力装置への入力状況を受け取った場合、入
力状況に応じて在席状況、煩忙状況等の状況情報を認識
する。或いは状況取得手段301からユーザの使用アプ
リケーション名を受け取った場合、使用アプリケーショ
ン名に応じて当該ユーザの作業状況、当該ユーザの煩忙
状況等の状況情報を認識する。
【0064】尚、状況取得手段301から受け取った画
像または動画像や入力状況等の各種状況から、当該ユー
ザの在席状況、煩忙状況等の状況情報を認識してもよ
い。認識した状況情報は状況情報生成手段303へ送ら
れる。
【0065】状況情報生成手段303は、状況情報入力
手段306から入力された状況情報及びスケジュール情
報を操作するためのコマンド、及びサーバを操作するた
めのコマンド等から構成される状況情報操作コマンド
と、入力されたユーザの状況情報、またユーザ状況認識
手段302から受け取ったユーザの状況情報より構成さ
れる状況情報信号を生成するものであり、生成された状
況情報信号は、サーバへ送信するために状況情報送信手
段308へ送られるものである。そして、生成された状
況情報信号に含まれる状況情報に変化があった場合、状
況情報を更新するために生成された状況情報信号は状況
情報更新手段304へ送られる。
【0066】状況情報更新手段304は、状況情報生成
手段303、または状況情報受信手段309から受け取
ったユーザの状況情報信号に基づいて処理を行う。例え
ば、受け取った状況情報信号に状況情報操作コマンドと
して状況情報更新コマンドが含まれる場合、受け取った
状況情報信号に含まれる状況情報に基づいて状況情報テ
ーブル305の格納情報を更新する。
【0067】状況情報テーブル305は、各ユーザの名
前、在席状況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、
連絡可/不可、入力装置への入力状況、起動しているア
プリケーション名、映像、音声等のユーザの状況情報に
関連した個人情報データを記録したテーブルであり、常
にサーバS上の状況情報テーブル205と内容が等しく
なるように同期がとられている。状況情報を表示するた
めに、格納された状況情報は状況情報表示手段307へ
送られる。当該状況情報テーブル305の格納情報は、
状況情報更新手段304によって適宜更新可能なもので
ある。
【0068】状況情報入力手段306は、ユーザの状況
やコマンドを入力するものであり、状況情報テーブル3
05とサーバS上のスケジュール情報記憶手段201の
内容を操作するために入力されたコマンド、サーバを操
作するために入力されたコマンド、及び入力されたユー
ザの状況情報を状況情報生成手段303に送るものであ
る。状況情報表示手段307は、状況情報テーブル30
5に格納されたユーザの状況情報を表示するものであ
る。
【0069】状況情報送信手段308は、状況情報生成
手段303から受け取った状況情報信号をサーバSに送
信するものである。状況情報受信手段309は、サーバ
Sから状況情報を受信するものであり、受信した状況情
報を状況情報テーブル305へ反映するために、状況情
報を状況情報更新手段304へ送るものである。
【0070】以上のような機能を有する本発明の第1の
実施の形態に係る状況情報共有システムを構成するサー
バSとクライアントXによって、ユーザ間での状況情報
の共有が実現される。
【0071】図10は本発明の実施の形態に係るプログ
ラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概
念例を示す説明図である。プログラム及び関連データ
は、フロッピディスクやCD−ROM等の記憶媒体10
01を装置1002に装備された記憶媒体ドライブ挿入
口1003に挿入することで供給される。その後、プロ
グラム及び関連データを記憶媒体1001から一旦ハー
ドディスクにインストールしハードディスクからRAM
にロードするか、或いはハードディスクにインストール
せずに直接RAMにロードすることで、プログラム及び
関連データを実行することが可能となる。
【0072】この場合、本発明の第1〜第2の実施の形
態に係る状況情報共有システムにおいてプログラムを実
行する場合は、例えば上記図10に示したような手順で
状況情報共有システムを構成するサーバ装置及び各ユー
ザ端末装置にプログラム及び関連データを供給するか、
或いは状況情報共有システムを構成するサーバ装置及び
各ユーザ端末装置に予めプログラム及び関連データを格
納しておくことで、プログラム実行が可能となる。
【0073】図9は本発明の実施の形態に係るプログラ
ム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成
例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボリューム
情報901、ディレクトリ情報902、プログラム実行
ファイル903、プログラム関連データファイル904
等の記憶内容で構成される。プログラムは、後述の図4
〜図6のフローチャートに基づきプログラムコード化さ
れたものである。
【0074】次に、上記の如く構成された本発明の第1
の実施の形態に係る状況情報共有システムにおいて、サ
ーバSとクライアントXが行う状況情報共有機能の動作
及び処理を図4〜図6のフローチャートを参照しながら
詳細に説明する。尚、図4〜図6に関する以下の説明に
おいて、例えば表記(ステップS401;201)はス
テップS401の処理であること、及び201が付され
た手段の処理であることを表しており、以下同様であ
る。
【0075】サーバSはクライアントXから状況情報信
号が送信されてきた場合(ステップS401)、状況情
報受信手段209が状況情報信号を受信する(ステップ
S402:209)。受信した状況情報信号に状況情報
操作コマンドとして状況情報更新コマンドが含まれ(ス
テップS403;204)、且つスケジュール情報管理
手段202に問い合わせた結果、スケジュール情報記憶
手段201にクライアントXを扱うユーザの現在のスケ
ジュール情報が存在する場合は(ステップS404;2
04)、受信した状況情報信号に含まれる状況情報に基
づいて、状況情報テーブル205の格納情報を更新する
(ステップS412;204、205)。
【0076】また、現在のスケジュール情報が存在しな
い場合(ステップS404;204)、当該ユーザの直
前のスケジュール情報の有無に基づいて(ステップS4
05;204)、直前のスケジュール情報が存在し、且
つ受信した状況情報信号に含まれる在席状況が当該ユー
ザの不在を示す場合(ステップS410)、直前のスケ
ジュール情報にある予定が長引いていると考えられるの
で、状況情報更新手段204は自動的に当該ユーザの直
前のスケジュール情報を延長させるスケジュール情報操
作コマンドをスケジュール情報管理手段202へ受け渡
し、延長されたスケジュール情報を状況情報として(ス
テップS406)、状況情報テーブル205の格納情報
を更新する(ステップS412;204、205)。
【0077】この場合、設定に応じてスケジュール情報
を延長させる変更を自動的に行わないことも可能であ
る。また、直前のスケジュール情報が存在しない場合、
次のスケジュール情報を状況情報に加え(ステップS4
09)、更に上記在席状況が当該ユーザの不在を示す場
合(ステップS411)、当該ユーザの上記不在時間を
状況情報に加え、また予め当該ユーザが設定した、休
憩、喫煙、トイレなどのデフォルト不在状態が存在すれ
ば、上記デフォルト状態を状況情報に加え(ステップS
407)、状況情報テーブル205の格納情報を更新す
る(ステップS412;204、205)。上記不在時
間と上記デフォルト不在状態を組み合わせ、状況情報を
「喫煙:5分間不在」とすることも可能である。
【0078】このように更新された最新の状況情報テー
ブル205の内容は各ユーザ端末装置102〜105に
送信される(ステップS413;204、205、20
8)。また、受信した状況情報信号に状況情報操作コマ
ンドとして状況情報取得コマンドが含まれる場合(ステ
ップS408;204)、受け取った状況情報取得コマ
ンドに従って状況情報テーブル205の最新情報を指定
されたユーザ端末装置に送信される(ステップS41
3;204、205、208)。
【0079】一方、クライアントXは以下のような動作
を行う。クライアントXはサーバSから状況情報信号が
送信されてきた場合(ステップS601)、状況情報受
信手段309が状況情報信号を受信する(ステップS6
06;309)。サーバSから受信した状況情報信号に
状況情報操作コマンドとして状況情報更新コマンドが含
まれる場合(ステップS607;304)、受け取った
状況情報信号に含まれる状況情報に基づいて状況情報テ
ーブル305の格納情報を更新する(ステップS60
8;304、305)。以上のように、サーバSからの
状況情報信号を処理する。
【0080】ユーザが状況情報入力手段306に対し
て、状況情報を入力した場合(ステップS602;30
6)、状況情報生成手段303は入力された状況情報操
作コマンドと当該ユーザの状況情報を読み込み、状況情
報操作コマンド及び当該ユーザの状況情報から構成され
る状況情報信号を生成する(ステップS611;30
3)。
【0081】ユーザが状況情報入力手段306に対し
て、状況情報の入力がない場合(ステップS602;3
06)、状況情報生成手段303は当該ユーザの状況を
取得するために、定期的に状況取得手段301を起動さ
せる(ステップS603;301、302、303、3
06)。これにより、状況取得手段301は、カメラに
より当該ユーザの画像を取得、使用アプリケーション調
査ツールにより当該ユーザのユーザ端末装置への作業状
況を取得、入力状況調査ツールにより当該ユーザのキー
ボード等の入力装置への入力状況を取得し、映像や入力
状況等の取得した当該ユーザに関する各種状況をユーザ
状況認識手段302へ受け渡す(ステップS604;3
01)。状況取得手段301から受け取った当該ユーザ
に関する各種状況より、ユーザ状況認識手段302はユ
ーザの在席状況などの状況情報の認識を行う(ステップ
S605;302)。
【0082】例えば、状況取得手段301からユーザの
画像または動画像を受け取った場合、画像認識によって
当該ユーザがユーザ端末装置周辺に在席しているか否
か、当該ユーザの作業状況、当該ユーザの煩忙状況等を
認識する。或いは状況取得手段301からユーザのキー
ボード等の入力装置への入力状況を受け取った場合、入
力状況に応じて在席状況、煩忙状況等の状況情報を認識
する。或いは状況取得手段301からユーザの使用アプ
リケーション名を受け取った場合、使用アプリケーショ
ン名に応じて当該ユーザの作業状況、当該ユーザの煩忙
状況等の状況情報を認識する。
【0083】尚、状況取得手段301から受け取った画
像または動画像や入力状況等の各種状況から、当該ユー
ザの在席状況、煩忙状況等の状況情報を認識してもよ
い。認識した状況情報は状況情報生成手段303へ送ら
れ、状況情報操作コマンド及び当該ユーザの状況情報か
ら構成される状況情報信号を生成する(ステップS60
5;303)。
【0084】以上のように生成された状況情報信号によ
り、状況情報更新手段304は状況情報信号に含まれる
状況情報に基づいて、状況情報テーブル305の格納情
報を更新する(ステップS609;304、305)。
このように更新された、クライアントXの状況情報テー
ブル305の変更内容は、状況情報送信手段308によ
りサーバSに送信される(ステップS610;304、
305、308)。
【0085】以上のようなサーバSの処理、各クライア
ントXの状況情報テーブル305に格納されている状況
情報が、サーバSの状況情報テーブル205に格納され
ている状況情報に一致するように逐次更新され、クライ
アントXを搭載しているユーザ端末装置102〜105
におけるディスプレイ上の各ユーザの状況情報が逐次更
新される。
【0086】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係る状況情報共有システムによれば、ユーザが
入力した状況情報を共有し各ユーザに表示するだけでな
く、ユーザの現在のスケジュール情報が存在しないが直
前のスケジュール情報が存在し、在席状況が当該ユーザ
の不在を示す場合、直前のスケジュール情報を延長させ
る変更を自動的に行うようにしたので、ユーザの予定が
スケジュール情報を変更されずに延長されたとしても、
正確な状況を他のユーザに提供することができ、予定が
変更されるたびにユーザが手動でスケジュール情報の変
更を行う手間を省くことができ、会議の延長などで物理
的にスケジュール情報の変更が不可能な場合にも対応で
きる状況情報共有システムを実現できるという効果があ
る。
【0087】また、ユーザの現在のスケジュール情報と
直前のスケジュール情報が存在せず、在席状況が当該ユ
ーザの不在を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフ
ォルト不在状態、または当該ユーザが連続的に席を外し
ている不在時間を状況情報に加えるようにしたので、ユ
ーザがちょっとした用事で状況情報を変更せずに席を外
したとしても、他のユーザはどのくらいで席に戻るのか
予測でき、当該ユーザはちょっとした用事で席を外すた
びにユーザが手動でスケジュール情報の変更を行う手間
を省くことができる状況情報共有システムを実現できる
という効果がある。
【0088】また、スケジュール情報記憶手段における
ユーザの現在のスケジュール情報と直前のスケジュール
情報が存在しない場合、当該ユーザの次のスケジュール
情報を状況情報に加えるようにしたので、他のユーザが
当該ユーザとコミュニケーションをとる計画を立てやす
くすることができる状況情報共有システムを実現できる
という効果がある。
【0089】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態では、上記第1の実施の形態との相違のみ説明す
る。
【0090】本発明の第2の実施の形態では、複数のユ
ーザ端末装置が通信回線網を介して同時にサーバ装置に
接続されることにより、状況情報共有システムを実現し
ている。図7は本発明の第2の実施の形態に係る状況情
報共有システムの構成例を示すブロック図である。本発
明の第2の実施の形態に係る状況情報共有システムは、
サーバ装置701、スケジュール情報記憶装置702、
ユーザ端末装置1・703、ユーザ端末装置2・70
4、ユーザ端末装置3・705、ユーザ端末装置N・7
06、通信回線網707を備えている。
【0091】状況情報共有システムは、通信機能を備え
たワークステーションやパーソナルコンピュータ等の複
数のユーザ端末装置703〜706とサーバ装置701
とスケジュール情報記憶装置702がネットワークに接
続され、相互に通信が可能である。上記のネットワーク
は、ユーザ端末装置703〜706とサーバ装置701
とスケジュール情報記憶装置702が同一のオフィス内
に構成される場合や、ユーザ端末装置703〜706と
サーバ装置701とスケジュール情報記憶装置702が
地理的に離れた場所から構成される場合もある。
【0092】サーバ装置701には、状況情報をユーザ
間で共有するためのサーバプロセス(以下、サーバと呼
ぶ)Sが搭載されている。本発明の第2の実施の形態で
は、ユーザの在席状況等を認識するユーザ状況認識手段
をユーザ端末装置側に持つものとする。
【0093】次に、上記図7に示した本発明の第2の実
施の形態に係る状況情報共有システムのサーバSの機能
構成を説明する。図8は本発明の第2の実施の形態に係
る状況情報共有システムのサーバSの機能構成を示すブ
ロック図である。本発明の第2の実施の形態に係るサー
バSは、ネットワークに接続している全ユーザまたは一
部のグループの状況情報を一括管理し、クライアントに
最新情報を伝送するものであり、スケジュール情報受信
手段801a、スケジュール情報送信手段801b、ス
ケジュール情報管理手段802、状況情報生成手段80
3、状況情報更新手段804、状況情報テーブル80
5、状況情報入力手段806、状況情報表示手段80
7、状況情報送信手段808、状況情報受信手段809
を備えている。
【0094】要部の構成を詳述すると、スケジュール情
報管理手段802は、ネットワーク上のスケジュール情
報記憶装置702を操作・管理するものであり、状況情
報更新手段804からの要求に従い、受け取った状況情
報に基づいてユーザのスケジュール情報をスケジュール
情報記憶装置702に書き込み、またはスケジュール情
報を削除し、或いはユーザのスケジュール情報をスケジ
ュール情報記憶装置702から読み出し、状況情報に変
換するために、スケジュール情報受信手段801a及び
スケジュール情報送信手段801bの制御を行うもので
ある。
【0095】スケジュール情報受信手段801aは、ス
ケジュール情報記憶装置702から送信されたスケジュ
ール情報を受信するものであり、受信したスケジュール
情報をスケジュール情報管理手段802に送るものであ
る。スケジュール情報送信手段801bは、スケジュー
ル情報記憶装置702にスケジュール情報操作コマンド
を送信するものである。
【0096】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る状況情報共有システムによれば、上記第1
の実施の形態と同様に、ユーザの予定がスケジュール情
報を変更されずに延長されたとしても、正確な状況を他
のユーザに提供することができ、また、ユーザはちょっ
とした用事で席を外すたびにユーザが手動でスケジュー
ル情報の変更を行う手間を省くことができ、また、他の
ユーザが当該ユーザとコミュニケーションをとる計画を
立てやすくすることができる状況情報共有システムを実
現できる効果に加え、サーバ装置701とスケジュール
情報記憶装置702を別の装置とすることによって、当
該サーバ装置701への負荷を減らすことができる状況
情報共有システムを実現できるという効果がある。
【0097】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
の実施の形態においては、ユーザの在席状況等を認識す
るユーザ状況認識手段をユーザ端末装置側に持ち、各ユ
ーザのスケジュールを記憶するスケジュール情報記憶手
段はサーバ装置内に持つものとしたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、ユーザの在席状況等を認識す
るユーザ状況認識手段をサーバ装置側に持たせ、ユーザ
から送信された各種状況から当該ユーザの状況をサーバ
装置側で認識させてもよい。この場合、ユーザ端末装置
の処理を軽減することが可能である。
【0098】また、上述した本発明の第1〜第2の実施
の形態においては、状況情報表示手段に表示するユーザ
の状況情報は、ユーザ毎またはグループ毎に表示/非表
示を利用者が設定することができてもよく、表示しない
ユーザに関する状況情報はサーバ装置と通信しなくても
よい。この場合、利用者に必要な情報のみを表示するこ
とが可能であり、サーバ装置との通信を減らすことも可
能である。
【0099】また、上述した本発明の第1〜第2の実施
の形態においては、第1〜第2の実施の形態をそれぞれ
独立した実施形態として説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、第1〜第2の実施の形態を適宜
組み合わせて利用する、或いは一部のみを利用すること
も可能である。
【0100】また、上述した本発明の第1〜第2の実施
の形態においては、状況情報を状況情報表示手段により
表示するものとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、状況情報を状況情報表示手段により表示する
と共に、状況情報をユーザ端末装置に接続されたプリン
タ等から印刷出力したり、或いは状況情報をユーザ端末
装置に付設されたスピーカ等から音声出力するようにし
てもよい。この場合、状況情報を表示と印刷出力(或い
は音声出力)の両方で確認することが可能である。
【0101】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0102】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはダ
ウンロードなどを用いることができる。
【0103】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0104】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜10記
載の状況情報共有システムによれば、スケジュール情報
記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報が存
在しないが直前のスケジュール情報が存在し、在席状況
が当該ユーザの不在を示す場合、直前のスケジュール情
報を延長させる変更を自動的に行うようにしたので、ユ
ーザの予定がスケジュール情報を変更されずに延長され
たとしても、正確な状況を他のユーザに提供することが
でき、予定が変更されるたびにユーザが手動でスケジュ
ール情報の変更を行う手間を省くことができ、会議の延
長などで物理的にスケジュール情報の変更が不可能な場
合にも対応できる状況情報共有システムを実現できると
いう効果がある。
【0106】また、ユーザの現在のスケジュール情報と
直前のスケジュール情報が存在せず、在席状況が当該ユ
ーザの不在を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフ
ォルト不在状態、または当該ユーザが連続的に席を外し
ている不在時間を状況情報に加えるようにしたので、ユ
ーザがちょっとした用事で状況情報を変更せずに席を外
したとしても、他のユーザはどのくらいで席に戻るのか
予測でき、当該ユーザはちょっとした用事で席を外すた
びにユーザが手動でスケジュール情報の変更を行う手間
を省くことができる状況情報共有システムを実現できる
という効果がある。
【0107】また、スケジュール情報記憶手段における
ユーザの現在のスケジュール情報と直前のスケジュール
情報が存在しない場合、当該ユーザの次のスケジュール
情報を状況情報に加えるようにしたので、他のユーザが
当該ユーザとコミュニケーションをとる計画を立てやす
くすることができる状況情報共有システムを実現できる
という効果がある。
【0108】更に、スケジュール情報記憶手段をサーバ
装置とは別に設けることで、サーバ装置への負荷を減ら
すことができる状況情報共有システムを実現できるとい
う効果がある。
【0109】請求項11〜20記載の状況情報共有方法
によれば、状況情報共有方法を状況情報共有システムの
サーバ装置及びユーザ端末装置で実行することで、上記
と同様に、ユーザの予定がスケジュール情報を変更され
ずに延長されたとしても、正確な状況を他のユーザに提
供することができ、また、ユーザはちょっとした用事で
席を外すたびにユーザが手動でスケジュール情報の変更
を行う手間を省くことができ、また、他のユーザが当該
ユーザとコミュニケーションをとる計画を立てやすくす
ることができ、更に、サーバ装置への負荷を減らすこと
ができる状況情報共有システムを実現できるという効果
がある。
【0110】請求項21〜30記載の記憶媒体によれ
ば、記憶媒体から状況情報共有方法を読み出して状況情
報共有システムのサーバ装置及びユーザ端末装置で実行
することで、上記と同様に、ユーザの予定がスケジュー
ル情報を変更されずに延長されたとしても、正確な状況
を他のユーザに提供することができ、また、ユーザはち
ょっとした用事で席を外すたびにユーザが手動でスケジ
ュール情報の変更を行う手間を省くことができ、また、
他のユーザが当該ユーザとコミュニケーションをとる計
画を立てやすくすることができ、更に、サーバ装置への
負荷を減らすことができる状況情報共有システムを実現
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る状況情報共有
システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る状況情報共有
システムのサーバの機能構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る状況情報共有
システムのクライアントの機能構成例を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る状況情報共有
システムのサーバ及びクライアントの処理を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る状況情報共有
システムのサーバ及びクライアントの処理を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る状況情報共有
システムのサーバ及びクライアントの処理を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る状況情報共有
システムの構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る状況情報共有
システムのサーバの機能構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態に係るプログラム及び関連
データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説
明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るプログラム及び関
連データが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す
説明図である。
【符号の説明】
101、701 サーバ装置 102〜105、703〜706 ユーザ端末装置 106、707 通信回線網 201 スケジュール情報記憶手段 204、304、804 状況情報更新手段 207、307、807 状況情報表示手段 302 ユーザ状況認識手段 702 スケジュール情報記憶装置

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザ端末装置と、該ユーザ端末
    装置と通信媒体を介して接続されたサーバ装置とを具備
    し、状況情報を変更し前記ユーザ端末装置が備える状況
    情報表示手段に他のユーザ端末装置のユーザに関する状
    況情報を表示可能な状況情報共有システムであって、 前記ユーザ端末装置又は前記サーバ装置は、前記ユーザ
    端末装置のユーザの状況を認識し状況情報を生成するユ
    ーザ状況認識手段を有し、 前記サーバ装置は、スケジュール情報記憶手段における
    ユーザの現在のスケジュール情報が存在しない場合、前
    記ユーザ状況認識手段によるユーザの状況情報における
    在席状況と直前のスケジュール情報の有無に基づいて、
    実行すべき処理を決定し、処理を実行する状況情報更新
    手段を有することを特徴とする状況情報共有システム。
  2. 【請求項2】 前記スケジュール情報記憶手段は、前記
    サーバ装置が有するか又は前記サーバ装置とは別に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の状況情報共
    有システム。
  3. 【請求項3】 前記状況情報更新手段は、前記スケジュ
    ール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール
    情報が存在しないが直前のスケジュール情報が存在し、
    受信した当該ユーザの状況情報における在席状況が当該
    ユーザの不在を示す場合、直前のスケジュール情報を延
    長させる変更を自動的に行い、延長されたスケジュール
    情報を状況情報として更新することを特徴とする請求項
    1又は2記載の状況情報共有システム。
  4. 【請求項4】 前記状況情報更新手段によるスケジュー
    ル情報を延長する自動変更は、設定により行わないよう
    にすることが可能であることを特徴とする請求項3記載
    の状況情報共有システム。
  5. 【請求項5】 前記状況情報更新手段は、受信した当該
    ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不在
    を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している不在
    時間をカウントすることを特徴とする請求項1記載の状
    況情報共有システム。
  6. 【請求項6】 前記状況情報更新手段は、前記スケジュ
    ール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール
    情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信した当
    該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不
    在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している不
    在時間を状況情報に加えることを特徴とする請求項1又
    は2記載の状況情報共有システム。
  7. 【請求項7】 前記状況情報更新手段は、前記スケジュ
    ール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール
    情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信した当
    該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの不
    在を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフォルト不
    在状態を状況情報に加えることを特徴とする請求項1又
    は2記載の状況情報共有システム。
  8. 【請求項8】 前記状況情報更新手段は、前記スケジュ
    ール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール
    情報と直前のスケジュール情報が存在しない場合、前記
    スケジュール記憶手段に存在する当該ユーザの次のスケ
    ジュール情報を状況情報に加えることを特徴とする請求
    項1又は2記載の状況情報共有システム。
  9. 【請求項9】 前記状況情報とは、ユーザの名前、在席
    状況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、連絡可/
    不可、入力装置への入力状況、起動しているアプリケー
    ション名、映像、音声等のユーザの状況を示す情報を含
    むことを特徴とする請求項1、3、5乃至8の何れかに
    記載の状況情報共有システム。
  10. 【請求項10】 前記状況情報表示手段に表示するユー
    ザの状況情報は、ユーザ毎又はグループ毎に表示/非表
    示を設定可能であることを特徴とする請求項1記載の状
    況情報共有システム。
  11. 【請求項11】 複数のユーザ端末装置と、該ユーザ端
    末装置と通信媒体を介して接続されたサーバ装置とを具
    備し、状況情報を変更し前記ユーザ端末装置が備える状
    況情報表示手段に他のユーザ端末装置のユーザに関する
    状況情報を表示可能な状況情報共有システムに適用され
    る状況情報共有方法であって、 前記ユーザ端末装置又は前記サーバ装置は、前記ユーザ
    端末装置のユーザの状況を認識し状況情報を生成するユ
    ーザ状況認識工程を有し、 前記サーバ装置は、スケジュール情報記憶手段における
    ユーザの現在のスケジュール情報が存在しない場合、前
    記ユーザ状況認識工程によるユーザの状況情報における
    在席状況と直前のスケジュール情報の有無に基づいて、
    実行すべき処理を決定し、処理を実行する状況情報更新
    工程を有することを特徴とする状況情報共有方法。
  12. 【請求項12】 前記スケジュール情報記憶手段は、前
    記サーバ装置が有するか又は前記サーバ装置とは別に設
    けられていることを特徴とする請求項11記載の状況情
    報共有方法。
  13. 【請求項13】 前記状況情報更新工程では、前記スケ
    ジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュ
    ール情報が存在しないが直前のスケジュール情報が存在
    し、受信した当該ユーザの状況情報における在席状況が
    当該ユーザの不在を示す場合、直前のスケジュール情報
    を延長させる変更を自動的に行い、延長されたスケジュ
    ール情報を状況情報として更新することを特徴とする請
    求項11又は12記載の状況情報共有方法。
  14. 【請求項14】 前記状況情報更新工程によるスケジュ
    ール情報を延長する自動変更は、設定により行わないよ
    うにすることが可能であることを特徴とする請求項13
    記載の状況情報共有方法。
  15. 【請求項15】 前記状況情報更新工程では、受信した
    当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザの
    不在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外している
    不在時間をカウントすることを特徴とする請求項11記
    載の状況情報共有方法。
  16. 【請求項16】 前記状況情報更新工程では、前記スケ
    ジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュ
    ール情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信し
    た当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザ
    の不在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外してい
    る不在時間を状況情報に加えることを特徴とする請求項
    11又は12記載の状況情報共有方法。
  17. 【請求項17】 前記状況情報更新工程では、前記スケ
    ジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュ
    ール情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受信し
    た当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユーザ
    の不在を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフォル
    ト不在状態を状況情報に加えることを特徴とする請求項
    11又は12記載の状況情報共有方法。
  18. 【請求項18】 前記状況情報更新工程では、前記スケ
    ジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュ
    ール情報と直前のスケジュール情報が存在しない場合、
    前記スケジュール記憶手段に存在する当該ユーザの次の
    スケジュール情報を状況情報に加えることを特徴とする
    請求項11又は12記載の状況情報共有方法。
  19. 【請求項19】 前記状況情報とは、ユーザの名前、在
    席状況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、連絡可
    /不可、入力装置への入力状況、起動しているアプリケ
    ーション名、映像、音声等のユーザの状況を示す情報を
    含むことを特徴とする請求項11、13、15乃至18
    の何れかに記載の状況情報共有方法。
  20. 【請求項20】 前記状況情報表示手段に表示するユー
    ザの状況情報は、ユーザ毎又はグループ毎に表示/非表
    示を設定可能であることを特徴とする請求項11記載の
    状況情報共有方法。
  21. 【請求項21】 複数のユーザ端末装置と、該ユーザ端
    末装置と通信媒体を介して接続されたサーバ装置とを具
    備し、状況情報を変更し前記ユーザ端末装置が備える状
    況情報表示手段に他のユーザ端末装置のユーザに関する
    状況情報を表示可能な状況情報共有システムに適用され
    る状況情報共有方法を実行するプログラムを記憶したコ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記状況情報共有方法は、前記ユーザ端末装置又は前記
    サーバ装置により、前記ユーザ端末装置のユーザの状況
    を認識し状況情報を生成するように制御するユーザ状況
    認識ステップと、前記サーバ装置により、スケジュール
    情報記憶手段におけるユーザの現在のスケジュール情報
    が存在しない場合、前記ユーザ状況認識ステップによる
    ユーザの状況情報における在席状況と直前のスケジュー
    ル情報の有無に基づいて、実行すべき処理を決定し、処
    理を実行するように制御する状況情報更新ステップとを
    有することを特徴とする記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記スケジュール情報記憶手段は、前
    記サーバ装置が有するか又は前記サーバ装置とは別に設
    けられていることを特徴とする請求項21記載の記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記状況情報更新ステップでは、前記
    スケジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケ
    ジュール情報が存在しないが直前のスケジュール情報が
    存在し、受信した当該ユーザの状況情報における在席状
    況が当該ユーザの不在を示す場合、直前のスケジュール
    情報を延長させる変更を自動的に行い、延長されたスケ
    ジュール情報を状況情報として更新するように制御する
    ことを特徴とする請求項21又は22記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記状況情報更新ステップによるスケ
    ジュール情報を延長する自動変更は、設定により行わな
    いようにすることが可能であることを特徴とする請求項
    23記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記状況情報更新ステップでは、受信
    した当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユー
    ザの不在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外して
    いる不在時間をカウントするように制御することを特徴
    とする請求項21記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記状況情報更新ステップでは、前記
    スケジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケ
    ジュール情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受
    信した当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユ
    ーザの不在を示す場合、当該ユーザが連続的に席を外し
    ている不在時間を状況情報に加えるように制御すること
    を特徴とする請求項21又は22記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記状況情報更新ステップでは、前記
    スケジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケ
    ジュール情報と直前のスケジュール情報が存在せず、受
    信した当該ユーザの状況情報における在席状況が当該ユ
    ーザの不在を示す場合、予め当該ユーザが設定したデフ
    ォルト不在状態を状況情報に加えるように制御すること
    を特徴とする請求項21又は22記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記状況情報更新ステップでは、前記
    スケジュール情報記憶手段におけるユーザの現在のスケ
    ジュール情報と直前のスケジュール情報が存在しない場
    合、前記スケジュール記憶手段に存在する当該ユーザの
    次のスケジュール情報を状況情報に加えるように制御す
    ることを特徴とする請求項21又は22記載の記憶媒
    体。
  29. 【請求項29】 前記状況情報とは、ユーザの名前、在
    席状況、作業状況、アドレス、所在地、連絡先、連絡可
    /不可、入力装置への入力状況、起動しているアプリケ
    ーション名、映像、音声等のユーザの状況を示す情報を
    含むことを特徴とする請求項21、23、25乃至28
    の何れかに記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記状況情報表示手段に表示するユー
    ザの状況情報は、ユーザ毎又はグループ毎に表示/非表
    示を設定可能であることを特徴とする請求項21記載の
    記憶媒体。
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