JP2001318839A - 情報収集装置及び記憶媒体 - Google Patents

情報収集装置及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2001318839A
JP2001318839A JP2000138546A JP2000138546A JP2001318839A JP 2001318839 A JP2001318839 A JP 2001318839A JP 2000138546 A JP2000138546 A JP 2000138546A JP 2000138546 A JP2000138546 A JP 2000138546A JP 2001318839 A JP2001318839 A JP 2001318839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
format
mail
destination
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000138546A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuko Hamada
節子 濱田
Shinichi Yagi
愼一 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000138546A priority Critical patent/JP2001318839A/ja
Publication of JP2001318839A publication Critical patent/JP2001318839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】他の機器が持つ情報をメール等の作成時に簡易
に得ることができ、さらに、その取得情報をメールに付
加して送信することのできる情報収集装置を提供する。 【解決手段】他の機器から取得すべき情報の種類をフォ
ーマットリストT1に設置してメモリ12に登録してお
く。フォーマットリストT1がメモリ12から読み出さ
れると、そのフォーマットリストT1に設定された情報
が近距離通信部19により他の機器から取得され、当該
フォーマットに従って作成されるメールの所定の位置に
付加されて伝送制御部18により送信される。このよう
に、フォーマットリストT1に他機器から取得すべき情
報種類を設定しておくだけで、その情報を簡単に得るこ
とができ、さらに、その取得情報をメールに付加して送
信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばノート型パ
ソコンやPDA(Personal Digital Assistant)などの
携帯機器からなる情報収集装置に係り、特に他の機器が
持つ情報を利用してメール等を作成する場合に用いて好
適な情報収集装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、Bluetoothと呼ばれる短
距離の無線通信技術の開発に伴い、ノート型パソコンや
PDA、携帯電話機、携帯型ゲーム機、ディジタル・ス
チル・カメラ(デジカメ)、腕時計などの様々な機器に
Bluetoothの通信機能が搭載され、各機器間で
コードレスによる通信が可能となった。
【0003】このようなBluetoothの利用形態
としては、ノート型パソコンやPDA間のファイル転送
やデータ同期、PDA同士の情報交換をはじめ、例えば
カバンの中に入ったノート型パソコンに携帯電話経由で
メールを送受信したり、デジカメで撮像した映像をパソ
コンに転送したり、腕時計とパソコンとの間で互いの情
報をやり取りするなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各機
器間でコードレスによる通信が可能となり、様々な利用
形態が考えられている。しかしながら、これらの情報を
任意選択的に取得し、その情報をメール等の作成に利用
可能としたものはない。一般に、この種の機器では、フ
ォーマットと呼ばれる定型文を備えており、その定型文
に編集を加えることで用途別に文書を作成することがで
きるが、このフォーマットは単なる定型文であって、他
の機器とのリンク付けはなされていない。
【0005】そこで、本発明は、他の機器が持つ情報を
メール等の作成時に簡易に得ることができ、さらに、そ
の取得情報をメールに付加して送信することのできる情
報収集装置及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、他の機器との
間で通信を行う通信機能を備えた情報収集装置であっ
て、前記他の機器から取得すべき情報の種類が設定され
たフォーマットを記憶した記憶手段と、この記憶手段か
ら前記フォーマットを読み出すフォーマット読出手段
と、このフォーマット読出手段によって前記フォーマッ
トが読み出された際に、前記フォーマットに設定された
情報を前記他の機器との通信により取得する情報取得手
段とを具備して構成される。
【0007】このような構成によれば、予め他の機器か
ら取得すべき情報の種類をフォーマットに設定しておけ
ば、そのフォーマットを読み出した際に、前記設定され
た情報を他の機器との通信により取得することができ
る。
【0008】また、前記情報取得手段によって得られた
情報を前記フォーマットに従って作成されるメールの所
定の位置に付加する情報付加手段と、この情報付加手段
によって取得情報が付加されたメールを送信する送信手
段とを備えることで、フォーマットに従って作成される
メールの所定の位置に他の機器から得られた情報を付加
して送ることができる。したがって、例えば議事録用の
メールを作成して送る場合において、会議の場所や参加
者の名前などの議事録に関連した情報を他の機器から得
るようなフォーマットを用いれば、これらの情報をユー
ザが入力しなくとも自動的に付加して送ることができ
る。この場合、他の機器から取得すべき情報としては、
当該機器に記憶された場所情報や名前情報の他、当該機
器の測定機能により得られる測定情報などが考えられ
る。
【0009】また、前記フォーマットを宛先に対応付け
て前記記憶手段に登録しておけば、宛先が指定されたと
きに、その指定された宛先に対応したフォーマットを前
記記憶手段から読み出し、前記取得情報が付加されたメ
ールを前記宛先に送信することができる。
【0010】また、前記他の機器から取得すべき情報の
種類を指定する情報指定手段と、この情報指定手段によ
って指定された取得情報の種類をフォーマットに設定す
る情報設定手段と、この情報設定手段によって取得情報
の種類が設定されたフォーマットを前記記憶手段に登録
する登録手段とを備えることで、ユーザが望む他の機器
の情報種類をフォーマットに任意に設定して前記記憶手
段に登録しておくことができる。
【0011】さらに、前記フォーマットに宛先を設定す
る宛先設定手段を備えることで、前記取得情報の種類が
設定されたフォーマットを前記宛先設定手段によって設
定された宛先に対応付けて前記記憶手段に登録しておく
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係る情報収集
装置とその周辺機器との関係を示す図である。図中の1
は本発明の情報収集装置、2は場所情報発信装置、3は
携帯機器、4は血圧計、5は体温計である。
【0014】情報収集装置1は、例えばノート型パソコ
ンやPDAなどの携帯機器からなり、文書作成機能及び
メール送受信機能を備えるとともに、ここでは近距離通
信機能を備えている。この近距離通信機能としては、B
luetoothが用いられる。Bluetooth
は、免許が不要の2.4GHzのIMS(Industrial S
cientific Medical)帯の搬送波周波数に使う無線イン
タフェースであり、約10mの通信範囲を有して各機器
間での相互通信を実現するものである。
【0015】場所情報発信装置2、携帯機器3、血圧計
4、体温計5は、このようなBluetoothの対応
機器であり、無線により情報収集装置1と接続され、そ
れぞれに固有の情報を情報収集装置1に提供する。場所
情報発信装置2は、例えば会議室や道路上に設置され
て、その設置場所を示す場所情報を記憶している。携帯
機器3は、例えばPDAなどの情報端末装置であり、こ
の携帯機器3の所有者を示す名前情報を記憶している。
血圧計4は、血圧を測定する機能を備え、その測定結果
として得られた血圧情報(最高血圧/最低血圧)を記憶
している。体温計5は、体温を測定する機能を備え、そ
の測定結果として得られた体温情報を記憶している。
【0016】図2は情報収集装置1の回路構成を示すブ
ロック図である。
【0017】図2に示すように、情報収集装置1はCP
U11を備えている。このCPU11は本装置全体の制
御を司るものであり、メモリ12に予め記憶されたプロ
グラムまたは記憶媒体読取部14を介して記憶媒体13
に記憶されたプログラムを読み込むことで、図10乃至
図13に示すようなフォーマットの作成と、その作成さ
れたフォーマットを用いた文書作成及び送信といった一
連の処理を実行する。なお、本実施形態では、電子メー
ルを想定しており、フォーマットとはメールフォーマッ
ト、文書とはメール文書を示すものとする。
【0018】メモリ12は、例えばROMやRAMなど
からなり、プログラムなどの本装置の処理動作に必要な
各種情報を記憶している。また、このメモリ12には、
フォーマットリスト記憶領域12a、情報取得項目リス
ト記憶領域12b、アドレス帳記憶領域12c、メール
記憶領域12dなどが設けられている。フォーマットリ
スト記憶領域12aにはフォーマットリストT1が記憶
され、情報取得項目リスト記憶領域12bには情報取得
項目リストT2が記憶される。なお、このフォーマット
リストT1及び情報取得項目リストT2については、後
に図3及び図4を参照して説明する。アドレス帳記憶領
域12cには、名前と電話信号、メールアドレスなどが
登録されたアドレス帳T3が記憶される。メール記憶領
域12dには、送信メールのデータが記憶される。
【0019】記憶媒体13および記憶媒体読取部14
は、例えば磁気ディスクなどのメディアとその読み取り
装置(HDD等)である。この記憶媒体13に本発明を
実現するためのプログラムを記憶しておき、記憶媒体読
取部14を介して提供することができる。なお、プログ
ラムの提供方法としては、前記記憶媒体13に限らず、
例えば外部端末からネットワークを介して提供すること
でも良い。
【0020】また、この情報収集装置1には、入力部1
5、表示部16、時計部17、伝送制御部18、近距離
通信部19などが設けられている。これらは前記メモリ
12や記憶媒体読取部14と共にシステムバスを介して
CPU11に接続される。
【0021】入力部15は、例えばキーボード、マウ
ス、ペンなどからなる入力デバイスである。表示部16
は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などから
なる表示デバイスである。時計部17は、現在の日時を
計時するものであり、内蔵タイマとして用いられる。
【0022】伝送制御部18は、ネットワークを介して
他の情報機器との通信制御を行う。前記メモリ12のメ
ール記憶領域12dに記憶されたメールデータの送信は
この伝送制御部18にて行なわれる。近距離通信部19
は、上述したBluetoothの規格に従った近距離
通信(無線通信)を行う。前記場所情報発信装置2、携
帯機器3、血圧計4、体温計5といった他の機器との間
の通信はこの近距離通信部19にて行なわれる。
【0023】図3はフォーマットリストT1の構成を示
す図である。
【0024】前記メモリ12のフォーマットリスト記憶
領域12aに設けられたフォーマットリストT1は、
「フォーマット名」、「情報取得項目」、「宛先」、
「本文」といった項目からなる。
【0025】「フォーマット名」項目には、各フォーマ
ットに設定された名称が登録される。図3の例では、
「議事録」、「健康相談」、「友達」といったフォーマ
ット名が登録されている。
【0026】「情報取得項目」項目には、各フォーマッ
トに設定された情報の種類が登録される。図3の例で
は、「議事録」のフォーマットに対して「場所」、「参
加者」、「時刻」といった情報種類が登録されている。
同様に、「健康相談」のフォーマットに対して「血
圧」、「体温」といった情報種類、「友達」のフォーマ
ットに対して「場所」、「参加者」、「非参加者」、
「時刻」といった情報種類が登録されている。
【0027】「宛先」項目には、そのフォーマットに従
って作成された文書の宛先が登録され、ここでは「健康
相談」のフォーマットで作成された文書を「○○医院」
に送ることが示されている。
【0028】また、「本文」項目は、フォーマットの本
文に入力された内容が登録される。
【0029】図4は情報取得項目リストT2の構成を示
す図である。
【0030】前記メモリ12の情報取得項目リスト記憶
領域12bに設けられた情報取得項目リストT2は、
「固定/追加」、「情報種類」、「命令」、「アイコ
ン」といった項目からなる。
【0031】「固定/追加」項目は、予め固定的に設定
された取得情報か、追加設定された取得情報であること
を示す。
【0032】「情報種類」項目には、他の機器から取得
可能な情報の種類が登録される。ここでは、「時刻」、
「場所」、「参加者」、「非参加者」、「血圧」、「体
温」といった6種類の情報が示されている。このうち、
「時刻」、「場所」、「参加者」、「非参加者」は予め
固定的に設定された情報であり、「血圧」、「体温」は
追加設定された情報である。
【0033】「命令」項目には、各取得情報の命令内容
が登録される。例えば「時刻」は内蔵タイマ(図2の時
計部17)から時刻情報を取得することを示す。同様
に、「場所」は場所情報発信装置2から場所情報、「参
加者」は携帯機器3から参加者の名前情報、「非参加
者」は携帯機器3から非参加者の名前情報、「血圧」は
血圧計4から血圧情報、「体温」は体温計5から体温情
報をそれぞれ取得することを示す。
【0034】また、「アイコン」項目には、各取得情報
に対応したアイコン(図6参照)が登録される。
【0035】図5は情報収集装置1と近距離通信を行う
他の機器の回路構成を示すブロック図である。なお、他
の機器とは、情報収集装置1に対して情報を提供する機
器類のことであり、図1に示す場所情報発信装置2や携
帯機器3、血圧計4、体温計5に相当する。ここでは、
一般的な端末機器の構成を例にして説明する。
【0036】図5に示すように、他の機器には、CPU
21と、このCPU21にシステムバスを介して接続さ
れるメモリ22、記憶媒体読取部24、入力部25、表
示部26、計時部27、測定部28、近距離通信部29
などが設けられている。
【0037】CPU21は、本装置全体の制御を行うも
のであり、メモリ22または記憶媒体23などに記憶さ
れたプログラムを読み込むことで、図14に示すような
情報発信処理を実行する。
【0038】メモリ22は、ROMまたはRAMなどか
らなり、プログラムを含む各種情報を記憶している。ま
た、このメモリ22には、情報種類記憶領域22a、提
供情報記憶領域22bなどが設けられている。情報種類
記憶領域22aには、自身が持つ情報の種類が記憶され
る。提供情報記憶領域22bには、情報収集装置1に提
供する情報が記憶される。この提供情報としては、例え
ば場所情報発信装置2であれば場所情報であり、携帯機
器3であれば名前情報であり、血圧計4や体温計5であ
れば血圧や体温などの測定情報である。
【0039】記憶媒体23および記憶媒体読取部24
は、プログラム等の各種情報を外部から提供するための
ものであり、例えば磁気ディスクなどのメディアとその
読み取り装置(HDD等)からなる。
【0040】入力部25は、例えばキーボード、マウ
ス、ペンなどからなる入力デバイスである。表示部26
は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などから
なる表示デバイスである。時計部27は、現在の日時の
計時をするためのものである。なお、他の機器の種類に
よっては、これらのデバイスを必要としないものもあ
る。
【0041】測定部28は、測定機能を実現する部分で
あり、血圧計4や体温計5に備えられているものであ
る。すなわち、この測定部28は、血圧計4であれば血
圧を測定する機能であり、体温計5であれば体温を測定
する機能である。近距離通信部29は、情報収集装置1
との間で上述したBluetoothの規格に従った近
距離通信(無線通信)を行う。
【0042】図6は情報収集装置1のフォーマット作成
画面を示す図である。
【0043】フォーマット作成画面には、他の機器から
取得すべき情報の種類を示す多数の情報取得アイコン3
1a〜31gが配列されたアイコンエリア31と、フォ
ーマット名を入力するためのフォーマット名入力エリア
32、宛先を入力するための宛先入力エリア33、本文
を入力するための本文入力エリア34が設けられてい
る。
【0044】情報取得アイコン31aは「時計」、情報
取得アイコン31bは「場所」、情報取得アイコン31
cは「参加者」、情報取得アイコン31dは「非参加
者」、情報取得アイコン31eは「血圧」、情報取得ア
イコン31fは「体温」、情報取得アイコン31gは
「画像」を示す。このうち、情報取得アイコン31a〜
31dは固定情報取得用のアイコンであり、予めアイコ
ンエリア31の所定の位置に表示されている。また、情
報取得アイコン31e〜31gは追加情報取得用のアイ
コンであり、他の機器との近距離通信により取得可能な
場合にアイコンエリア31に追加表示される。
【0045】フォーマットを作成する場合には、このフ
ォーマット作成画面にて、フォーマット名入力エリア3
2にフォーマット名を入力すると共に、必要に応じて宛
先入力エリア33に宛先を入力する。また、本文入力エ
リア34に本文の入力を行うと共に、その文中に他の機
器(場所情報発信装置2、携帯機器3、血圧計4、体温
計5)から取得すべき情報の種類に対応した情報取得ア
イコンを設定する。この情報取得アイコンの設定は、ア
イコンエリア31から所望の情報取得アイコンをマウス
のドラック操作により本文中にコピーすることで行う。
【0046】図7はフォーマット作成例を示す図であ
る。
【0047】図7では、前記図6のフォーマット作成画
面にて、「健康相談」用フォーマットを作成した場合の
一例を示している。ここでは、フォーマット名入力エリ
ア32に「健康相談」、宛先入力エリア33に「○○医
院」が設定されている。また、本文入力エリア34に
は、院長宛の挨拶文と共に、アイコンエリア31からコ
ピーした血圧情報に対応した情報取得アイコン31eと
体温情報に対応した情報取得アイコン31fが設定され
ている。このようにして作成されたフォーマットは図3
のような形式でフォーマットリストT1に登録され、メ
ール作成時に必要に応じて適宜読み出されて使用され
る。
【0048】図8は情報収集装置1のメール作成画面を
示す図である。
【0049】図8では、前記図7のフォーマットを利用
して送信用のメールを作成した場合の一例を示してい
る。前記フォーマットリストT1の表示により、その中
からフォーマット名「健康相談」または宛先「○○医
院」を選択すると、該当するフォーマットが表示され
る。
【0050】このフォーマットを利用して送信メールを
作成する。この場合、本文入力エリア34に設定された
情報取得アイコン31eと情報取得アイコン31fに基
づき、血圧計4から取得される血圧情報と体温計5から
取得される体温情報が前記情報取得アイコン31eと情
報取得アイコン31fの表示位置に挿入される。また、
本文入力エリア34に設定された本文を任意に編集する
ことができ、ここでは「あす、早朝よりゴルフに参加予
定ですが、よろしいでしょうか?」といった文章35の
追加入力がなされている。
【0051】図9は送信メールの内容を示す図である。
【0052】前記図8のメール作成画面にて作成された
送信メールは図9のような状態で送信相手に送られる。
この送信メールは、件名データ41、宛先データ42、
送信元データ43、本文データ44からなる。件名デー
タ41には、フォーマット名入力エリア32に入力され
たフォーマット名が設定される。宛先データ42には、
宛先入力エリア33に入力された宛先が設定される。送
信元データ43には、本装置(情報収集装置1)の操作
者の名前が自動的に設定される。
【0053】また、本文データ44には、本文入力エリ
ア34に入力された本文が設定される。この場合、情報
取得アイコン31eと情報取得アイコン31fに対応し
た血圧情報と体温情報が本文中に付加された状態で送信
相手に送られる。図9の例では、血圧計4から得られた
「150mm−110mm」が血圧情報、体温計5から
得られた「36.9度」が体温情報として文中に付加さ
れている。
【0054】次に、図10〜図14に示すフローチャー
トを参照しながら、情報収集装置1の処理動作について
説明する。
【0055】(a)フォーマット作成処理 まず、フォーマット作成処理の動作について説明する。
【0056】図10は情報収集装置1のフォーマット作
成処理の動作を示すフローチャートである。このフォー
マット作成処理は、例えば情報収集装置1の操作者が図
示せぬメニュー画面の中で「フォーマット作成」といっ
た項目をマウス等により選択することで実行される。
【0057】図10に示すように、情報収集装置1に設
けられたCPU11の制御の下で、まず、図6のフォー
マット作成画面のアイコンエリア31、宛先入力エリア
33、本文入力エリア34を構成する枠が表示部16に
表示される(ステップA11)。
【0058】続いて、メモリ12の情報取得項目リスト
記憶領域12bに記憶された情報取得項目リストT2
(図4参照)から固定情報取得アイコンが読み出され
て、前記フォーマット作成画面のアイコンエリア31に
表示される(ステップA12)。また、この固定情報以
外に情報収集装置1の周囲に存在する他の機器から取得
可能な情報の項目が近距離通信部29を通じて入手され
(ステップA13)、その取得可能な情報の項目のう
ち、情報取得項目リストT2に登録されている追加情報
取得アイコンの項目と一致するアイコンが情報取得項目
リストT2から読み出されて、前記フォーマット作成画
面のアイコンエリア31に表示される(ステップA1
4)。図6の例では、情報取得アイコン31a〜31d
が固定情報取得アイコン、情報取得アイコン31e〜3
1gが追加情報取得アイコンとして、それぞれアイコン
エリア31に表示されている。
【0059】固定情報取得アイコン及び追加情報取得ア
イコンを有するフォーマット作成画面の表示後、操作者
はフォーマット名入力エリア32にフォーマット名を入
力すると共に、必要に応じて宛先入力エリア33に宛先
の入力を行う(ステップA15)。
【0060】ここで、操作者がアイコンエリア31の中
から所望の情報取得アイコンをマウスにより選択し、ド
ラッグ操作により本文入力エリア34の中の任意の位置
に設定するといった操作を行うと(ステップA16→A
17のYes)、アイコンエリア31の中でドラッグ操
作により指定された情報取得アイコンがコピーされ、本
文入力エリア34の中のドラック先の位置に設定される
(ステップA18)。また、操作者が文字入力操作を行
えば(ステップA19のYes)、入力本文入力エリア
34の中の指定の位置にその文字の入力が行なわれる
(ステップA20)。
【0061】このような操作により用途別のフォーマッ
トを操作者が任意に作成することができ、例えばフォー
マット作成画面上に設けられた図示せぬ終了ボタンをク
リックするなどして操作完了を指示することにより(ス
テップA21のYes)、当該フォーマットの各項目デ
ータがフォーマットリストT1(図3参照)に登録され
る(ステップA22)。この場合、フォーマットの中に
情報取得アイコンが含まれていれば、その情報取得アイ
コンで示される情報の種類がフォーマットリストT1の
「情報取得項目」に登録される。すなわち、例えば図7
に示すように本文中に情報取得アイコン31e、31f
を設定して「健康相談」用フォーマットを作成した場合
には、図3に示すように、フォーマットリストT1の
「情報取得項目」に「血圧」と「体温」が登録されるこ
とになる。
【0062】(b)メール作成・送信処理 次に、メール作成・送信処理の動作について説明する。
【0063】図11〜図13は情報収集装置1のメール
作成・送信処理の動作を示すフローチャートであり、図
11は「健康相談」用フォーマットを用いた場合のメー
ル作成・送信処理、図12は「議事録」用フォーマット
を用いた場合のメール作成・送信処理、図13は「友
達」用フォーマットを用いた場合のメール作成・送信処
理を示している。
【0064】今、フォーマットリストT1に「健康相
談」用フォーマット、「議事録」用フォーマット、「友
達」用フォーマットが図3に示すような内容で登録され
ているものとする。これらのフォーマットはフォーマッ
トリストT1の中から選択することができると共に、
「健康相談」用フォーマットのように宛先が対応付けて
登録されている場合には宛先を選択することにより、そ
の宛先に対応したフォーマットが選択されるようになっ
ている。以下では、(1)「健康相談」用フォーマッ
ト、(2)「議事録」用フォーマット、(3)「友達」
用フォーマットに分けて、それぞれのフォーマットを選
択した場合での処理動作について説明する。
【0065】(1)「健康相談」用フォーマット 「健康相談」用フォーマットは、主治医に自分の健康状
況を報告する場合に用いられるものであり、ここでは自
分の健康状況として血圧と体温の情報を送信メールに付
加して送信できるように作成されている。
【0066】図11のフローチャートに示すように、ま
ず、所定の操作によりメモリ12のフォーマットリスト
記憶領域12aに記憶されたフォーマットリストT1の
内容が表示部16に表示される(ステップB11)。こ
こで、フォーマットリストT1の宛先項目に登録されて
いる「○○医院」をマウス等により選択すると(ステッ
プB12のYes)、「○○医院」に対応した「健康相
談」のフォーマットがフォーマットリストT1から読み
出され、図8に示すような形式で表示部16に表示され
る(ステップB13)。このとき、当該フォーマットの
宛先入力エリア33には、前記選択された「○○医院」
が設定される(ステップB14)。
【0067】次に、当該フォーマットに設定された情報
取得項目がフォーマットリストT1から読み出される
(ステップB15)。図3に示すように、「健康相談」
のフォーマットには、「血圧」、「体温」の2つの情報
取得項目が設定されている。「血圧」は血圧計4から取
得される情報、「体温」は体温計5から取得される情報
であり、画面上では本文入力エリア34に図8に示すよ
うなアイコンの形で表示されている。
【0068】ここで、情報収集装置1に設けられた近距
離通信部19が起動され、この情報収集装置1の周囲に
存在する血圧計4との間で近距離通信が行われる。この
血圧計4との近距離通信により、血圧計4にて測定され
る情報収集装置1の操作者の血圧情報(150mm−1
10mm)が取得され、図9に示すように当該フォーマ
ットに従って作成される送信メールの所定のエリアに入
力される(ステップB16)。同様にして、体温計5と
の近距離通信により、体温計5にて測定される情報収集
装置1の操作者の体温情報(36.9度)が取得され、
前記送信メールの所定のエリアに入力される(ステップ
B17)。
【0069】また、このときに本文の追加入力すること
が可能である。図8の35は追加入力された文章を示し
ており、この追加入力された文章も図9に示すように前
記送信メールの所定のエリアに入力される(ステップB
18)。
【0070】このようにして作成された送信メールはメ
モリ12のメール記憶領域12dに記憶される。そし
て、例えば送信ボタンをクリックするなどの送信操作が
行われたときに(ステップB19のYes)、前記送信
メールはメール記憶領域12dから読み出され、情報収
集装置1に設けられた伝送制御部18により所定の形式
に変換されてネットワーク上に送信される(ステップB
20)。このときの送信先は前記ステップB14で宛先
として設定された「○○医院」であり、その「○○医
院」に対応したメールアドレスはアドレス帳T3に登録
されているものとする。
【0071】このように、予め健康状況に関連した情報
を取得するべく、その取得情報の種類をフォーマットに
含ませておけば、このフォーマットを選択したときに、
血圧と体温といった情報を取得して、これらの取得情報
を送信メールに付加して送ることができる。
【0072】(2)「議事録」用フォーマット 「議事録」用フォーマットは、議事録を作成する場合に
用いられるものであり、ここでは会議場所、参加者など
の情報を送信メールに付加して送信できるように作成さ
れている。
【0073】図12のフローチャートに示すように、ま
ず、所定の操作によりメモリ12のフォーマットリスト
記憶領域12aに記憶されたフォーマットリストT1の
内容が表示部16に表示される(ステップC11)。こ
こで、フォーマットリストT1のフォーマット名項目に
登録されている「議事録」をマウス等により選択すると
(ステップC12のYes)、「議事録」のフォーマッ
トがフォーマットリストT1から読み出されて表示部1
6に表示される(ステップC13)。なお、「議事録」
のフォーマットは図示していないが、基本的な構成は前
記「健康相談」のフォーマットと同様であり、図8のよ
うに「フォーマット名」、「宛先」、「本文」といった
入力エリアを有する。この場合、当該フォーマットの宛
先入力エリアには宛先が設定されていないので、例えば
上司など、議事録を提出する相手の名前を入力する(ス
テップC14)。
【0074】次に、当該フォーマットに設定された情報
取得項目がフォーマットリストT1から読み出される
(ステップC15)。図3に示すように、「議事録」の
フォーマットには、「場所」、「参加者」、「時刻」の
3つの情報取得項目が設定されている。「場所」は場所
情報発信装置2から取得される情報、「参加者」は携帯
機器3から取得される情報、「時刻」は情報収集装置1
の時計部17(内蔵タイマ)から取得される情報であ
り、画面上では本文入力エリアにアイコンの形で表示さ
れている。
【0075】ここで、情報収集装置1に設けられた近距
離通信部19が起動され、この情報収集装置1の周囲に
存在する場所情報発信装置2との間で近距離通信が行わ
れる。この場合、場所情報発信装置2は会議室等に設置
されて、その設定場所の情報を記憶しているものとす
る。この場所情報発信装置2との近距離通信により、会
議場所の情報が取得され、当該フォーマットに従って作
成される送信メールの所定のエリアに入力される(ステ
ップC16)。
【0076】同様にして、携帯機器3との間で近距離通
信が行なわれる。この場合、会議参加者全員が携帯機器
3を携帯しており、その携帯機器3には所有者の名前情
報が記憶されいるものとする。この携帯機器3との近距
離通信により、会議参加者の名前情報が取得され、前記
送信メールの所定のエリアに入力される(ステップC1
7)。
【0077】なお、近距離通信として、Bluetoo
thを用いた場合には、約10mの範囲で通信が可能で
ある。このため、例えば隣の会議室で携帯機器3を持っ
ている人がいると、その人の名前情報も会議の参加者と
して取得してしまう可能性がある。そこで、本装置のP
IM(Personal Information Manager)機能に予め会議
のメンバーとして登録されている名前情報のみを選別し
て取り込むことで、このような問題を回避するものとす
る。具体的には、近距離通信により名前情報が取得され
た際に、メモリ12のアドレス帳記憶領域12cに記憶
されたアドレス帳T3に登録された会議のメンバーの名
前情報と比較し、その登録された名前情報と一致する場
合に当該会議の参加者として判断し、前記送信メールの
所定のエリアに入力する。
【0078】また、情報収集装置1に設けられた時計部
17(内蔵タイマ)にて計時される現在の時刻情報が読
み出されて、前記送信メールの所定のエリアに入力され
る(ステップC18)。
【0079】また、このときにメール本文を追加入力す
ることが可能であり、その追加入力された文章が前記送
信メールの所定のエリアに入力される(ステップC1
9)。
【0080】このようにして作成された送信メールはメ
モリ12のメール記憶領域12dに記憶される。そし
て、例えば送信ボタンをクリックするなどの送信操作が
行われたときに(ステップC20のYes)、前記送信
メールはメール記憶領域12dから読み出され、情報収
集装置1に設けられた伝送制御部18により所定の形式
に変換されてネットワーク上に送信される(ステップC
21)。このときの送信先は前記ステップC14で宛先
として設定された上司等であり、その宛先に対応したメ
ールアドレスはアドレス帳T3に登録されているものと
する。
【0081】このように、予め議事録に関連した情報を
取得するべく、その取得情報の種類をフォーマットに含
ませておけば、このフォーマットを選択したときに、会
議の場所、参加者、時刻といった情報を取得して、これ
らの取得情報を送信メールに付加して送ることができ
る。
【0082】(3)「友達」用フォーマット 「友達」用フォーマットは、友達宛に送るメールを作成
する場合に用いられるものであり、ここでは集合場所、
参加者(周りにいる友達)、非参加者(周りにいない友
達)、時刻などの情報を送信メールに付加して送信でき
るように作成されている。
【0083】図13のフローチャートに示すように、ま
ず、所定の操作によりメモリ12のフォーマットリスト
記憶領域12aに記憶されたフォーマットリストT1の
内容が表示部16に表示される(ステップD11)。こ
こで、フォーマットリストT1のフォーマット名項目に
登録されている「友達」をマウス等により選択すると
(ステップD12のYes)、「友達」のフォーマット
がフォーマットリストT1から読み出されて表示部16
に表示される(ステップD13)。なお、「友達」のフ
ォーマットは図示していないが、基本的な構成は前記
「健康相談」のフォーマットと同様であり、図8のよう
に「フォーマット名」、「宛先」、「本文」といった入
力エリアを有する。
【0084】次に、当該フォーマットに設定された情報
取得項目がフォーマットリストT1から読み出される
(ステップD14)。図3に示すように、「友達」のフ
ォーマットには、「場所」、「参加者」、「非参加
者」、「時刻」の3つの情報取得項目が設定されてい
る。「場所」は場所情報発信装置2から取得される情
報、「参加者」及び「非参加者」は携帯機器3から取得
される情報、「時刻」は情報収集装置1の時計部17
(内蔵タイマ)から取得される情報であり、画面上では
本文入力エリアにアイコンの形で表示されている。
【0085】なお、ここでの「参加者」とは情報収集装
置1の操作者の周りにいる友達(近距離通信可能な範囲
内に存在する友達)のことをいい、「非参加者」とは周
りにいない友達(近距離通信可能な範囲外に存在する友
達)のことをいう。
【0086】ここで、情報収集装置1に設けられた近距
離通信部19が起動され、この情報収集装置1の周囲に
存在する携帯機器3との間で近距離通信が行われる。こ
の場合、友達全員が携帯機器3を携帯しており、その携
帯機器3には所有者の名前情報が記憶されているものと
する。この携帯機器3との近距離通信により、周りにい
る友達の名前情報が取得され、当該フォーマットに従っ
て作成される送信メールの所定のエリアに入力される
(ステップD15)。
【0087】なお、近距離通信として、Bluetoo
thを用いた場合には、約10mの範囲で通信が可能で
ある。このため、近くに友達以外の人が携帯機器3を持
っていると、その人の名前情報も友達として取得してし
まう可能性がある。そこで、本装置のPIM(Personal
Information Manager)機能に予め友達として登録され
ている名前情報のみを選別して取り込むことで、このよ
うな問題を回避するものとする。具体的には、近距離通
信により名前情報が取得された際に、メモリ12のアド
レス帳記憶領域12cに記憶されたアドレス帳T3に登
録された友達の名前情報と比較し、その登録された名前
情報と一致する場合に周りにいる友達として判断し、前
記送信メールの所定のエリアに入力する。
【0088】また、周りにいる友達の名前情報が得られ
た際に、PIM機能に登録された友達の中で前記周りに
いる友達以外の名前情報が周りにいない友達の名前情報
として取得され、前記送信メールの宛先に入力される
(ステップD16)。具体的には、メモリ12のアドレ
ス帳記憶領域12cに記憶されたアドレス帳T3に登録
された友達の名前情報の中で前記周りにいる友達以外の
名前情報を抽出し、これを宛先に設定する。
【0089】同様にして、場所情報発信装置2との間で
近距離通信が行なわれる。この場合、場所情報発信装置
2は情報収集装置1の操作者がいる場所に設定されてお
り、その設置場所の情報を記憶しているものとする。こ
の場所情報発信装置2との近距離通信により、場所情報
が取得され、前記送信メールの所定のエリアに入力され
る(ステップD17)。
【0090】また、情報収集装置1に設けられた時計部
17(内蔵タイマ)にて計時される現在の時刻情報が読
み出されて、前記送信メールの所定のエリアに入力され
る(ステップD18)。
【0091】また、このときに本文の追加入力すること
が可能であり、その追加入力された文章が前記送信メー
ルの所定のエリアに入力される(ステップD19)。
【0092】このようにして作成された送信メールはメ
モリ12のメール記憶領域12dに記憶される。そし
て、例えば送信ボタンをクリックするなどの送信操作が
行われたときに(ステップD20のYes)、前記送信
メールはメール記憶領域12dから読み出され、情報収
集装置1に設けられた伝送制御部18により所定の形式
に変換されてネットワーク上に送信される(ステップD
21)。このときの送信先は前記ステップD16で宛先
として設定された周りいない友達であり、その宛先に対
応したメールアドレスはアドレス帳T3に登録されてい
るものとする。
【0093】このように、予め友達に関連した情報を取
得するべく、その取得情報の種類をフォーマットに含ま
せておけば、このフォーマットを選択したときに、集合
場所、周りにいる友達、周りにいない友達、時刻といっ
た情報を取得して、これらの取得情報を送信メールに付
加して送ることができる。
【0094】次に、情報収集装置1の通信相手となる他
の機器(場所情報発信装置2、携帯機器3、血圧計4、
体温計5)の処理動作について説明する。
【0095】図14は他の機器の処理動作を示すフロー
チャートである。
【0096】情報収集装置1の通信相手となる他の機器
には、図5に示すように近距離通信部29が設けられて
おり、情報収集装置1との間で近距離通信を行うことが
できる。また、この他の機器には、自身の持つ情報の種
類と、情報収集装置1に提供する情報をメモリ22に記
憶している。
【0097】図14のフローチャートに示すように、通
信要求があると(ステップE11のYes)、まず、そ
の送信元の装置が情報収集装置1であるか否かが判断さ
れる(ステップE12)。具体的には、通信要求信号に
含まれる送信元の識別情報と当該機器が管理している各
通信相手の識別情報とを比較することにより、送信元が
情報収集装置1であるか否かを判断することになる。情
報収集装置1であれば認証OKとされ(ステップE12
のYes)、メモリ22の情報種類記憶領域22aから
情報種類が読み出されるとともに(ステップE13)、
提供情報記憶領域22bから提供情報が読み出される
(ステップE14)。
【0098】前記情報種類とは、当該機器が場所情報発
信装置2であれば「場所」、携帯機器3であれば「名
前」、血圧計4であれば「血圧」、体温計5であれば
「体温」といったように、それぞれの機器が持つ情報の
種類である。また、前記提供情報とは、情報収集装置1
に提供する情報のことである。すなわち、当該機器が場
所情報発信装置2であれば、その設定場所を示す場所情
報である。携帯機器3であれば、その所有者を示す名前
情報であり、血圧計4や体温計5であれば、測定部28
にて測定される血圧や体温の測定情報である。
【0099】メモリ22から情報種類及び提供情報が読
み出されると、近距離通信部29を通じて情報収集装置
1に発信される(ステップE15)。
【0100】このように、他の機器では、情報収集装置
1から通信要求があった場合にのみ、自身の持つ情報を
発信する。したがって、例えば情報収集装置1の操作者
以外の者に情報が漏れることはない。
【0101】なお、前記実施形態では、メールを作成す
る場合を想定して説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、通常の文書を作成する場合や、表を作
成する場合など、フォーマットを利用して作成されるデ
ータ類であれば、全てに適用可能であり、ユーザが望む
他機器の情報種類をフォーマットに設定しておくことに
より、これらの情報を無線により取得でき、さらに、そ
のフォーマットに従って作成されるデータの所定の位置
に取得情報を付加することができる。
【0102】また、他の機器から取得すべき情報を場所
情報、名前情報、測定情報(血圧/体温)としたが、こ
の他にも様々な情報を取得するべくフォーマットを作成
することにより、これらの情報をデータ中に付加し、さ
らに、そのデータを所定の宛先に送信することができ
る。
【0103】また、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD
−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記憶媒体に
書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送
して各種装置に適用することも可能である。本装置を実
現するコンピュータは、記憶媒体に記録されたプログラ
ムを読み込み、このプログラムによって動作が制御され
ることにより、上述した処理を実行する。
【0104】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、他
の機器から取得すべき情報の種類をフォーマットに設定
しておくことで、そのフォーマットを読み出した際に前
記情報を取得でき、さらに、その取得情報をフォーマッ
トに従って作成されるメールに付加して送信することが
できる。したがって、例えば用途別のメールを作成する
などの場合にその関連した情報の種類をフォーマットに
設定しておくだけで、簡易にメールを作成でき、そのメ
ールの送信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報収集装置とその
周辺機器との関係を示す図。
【図2】前記情報収集装置の回路構成を示すブロック
図。
【図3】前記情報収集装置に設けられたフォーマットリ
ストの構成を示す図。
【図4】前記情報収集装置に設けられた情報取得項目リ
ストの構成を示す図。
【図5】前記情報収集装置と近距離通信を行う他の機器
の回路構成を示すブロック図。
【図6】前記情報収集装置のフォーマット作成画面を示
す図。
【図7】前記フォーマット作成画面にて作成されるフォ
ーマットの一例を示す図。
【図8】前記情報収集装置のメール作成画面を示す図。
【図9】前記メール作成画面にて作成される送信メール
の一例を示す図。
【図10】前記情報収集装置のフォーマット作成処理の
動作を示すフローチャート。
【図11】前記情報収集装置の「健康相談」用フォーマ
ットを用いた場合のメール作成・送信処理の動作を示す
フローチャート。
【図12】前記情報収集装置の「議事録」用フォーマッ
トを用いた場合のメール作成・送信処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図13】前記情報収集装置の「友達」用フォーマット
を用いた場合のメール作成・送信処理の動作を示すフロ
ーチャート。
【図14】前記他の機器の処理動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…情報収集装置 2…場所情報発信装置 3…携帯機器 4…血圧計 5…体温計 11…CPU 12…メモリ 12a…フォーマットリスト記憶領域 12b…情報取得項目リスト記憶領域 12c…アドレス帳記憶領域 12d…メール記憶領域 13…記憶媒体 14…記憶媒体読取部 15…入力部 16…表示部 17…時計部 18…伝送制御部 19…近距離通信部 T1…フォーマットリスト T2…情報取得項目リスト T3…アドレス帳
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA25 JA31 JB01 JB03 KA03 KB06 KC53 LA02 LA04 LA18 LB14 5E501 AB16 AC25 AC34 BA05 CA02 DA02 DA06 DA14 EB15 FA43 FB04 5K030 GA16 HA06 HA08 HC01 HC13 JL01 JT02 JT09 LA08 LE12 5K033 AA03 BA11 CC01 DA01 DA06 DA17 DB16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の機器との間で通信を行う通信機能を
    備えた情報収集装置であって、 前記他の機器から取得すべき情報の種類が設定されたフ
    ォーマットを記憶した記憶手段と、 この記憶手段から前記フォーマットを読み出すフォーマ
    ット読出手段と、 このフォーマット読出手段によって前記フォーマットが
    読み出された際に、前記フォーマットに設定された情報
    を前記他の機器との通信により取得する情報取得手段と
    を具備したことを特徴とする情報収集装置。
  2. 【請求項2】 前記情報取得手段によって得られた情報
    を前記フォーマットに従って作成されるメールの所定の
    位置に付加する情報付加手段と、 この情報付加手段によって取得情報が付加されたメール
    を送信する送信手段とを具備したことを特徴とする請求
    項1記載の情報収集装置。
  3. 【請求項3】 前記他の機器から取得すべき情報は、当
    該機器に記憶された場所情報、名前情報または当該機器
    の測定機能により得られる測定情報であることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の情報収集装置。
  4. 【請求項4】 前記フォーマットは宛先に対応付けられ
    て前記記憶手段に記憶されており、 前記フォーマット読出手段は、宛先が指定されたとき
    に、その指定された宛先に対応したフォーマットを前記
    記憶手段から読み出し、前記送信手段は、前記取得情報
    が付加されたメールを前記宛先に送信すること を特徴とする請求項2載の情報収集装置。
  5. 【請求項5】 前記他の機器から取得すべき情報の種類
    を指定する情報指定手段と、 この情報指定手段によって指定された取得情報の種類を
    フォーマットに設定する情報設定手段と、 この情報設定手段によって取得情報の種類が設定された
    フォーマットを前記記憶手段に登録する登録手段とを具
    備したことを特徴とする請求項2記載の情報収集装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記フォーマットに宛先を設定
    する宛先設定手段を有し、 前記登録手段は、前記取得情報の種類が設定されたフォ
    ーマットを前記宛先設定手段によって設定された宛先に
    対応付けて前記記憶手段に登録することを特徴とする請
    求項5記載の情報収集装置。
  7. 【請求項7】 他の機器との間で通信を行う通信機能を
    備えたコンピュータに用いられる記憶媒体であって、 前記他の機器から取得すべき情報の種類が設定されたフ
    ォーマットをメモリに記憶させておく機能と、 このメモリから前記フォーマットを読み出す機能と、 前記フォーマットが読み出された際に、前記フォーマッ
    トに設定された情報を前記他の機器との通信により取得
    する機能とをコンピュータに実行させるプログラムを記
    録したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
JP2000138546A 2000-05-11 2000-05-11 情報収集装置及び記憶媒体 Pending JP2001318839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138546A JP2001318839A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 情報収集装置及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000138546A JP2001318839A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 情報収集装置及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001318839A true JP2001318839A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18646137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000138546A Pending JP2001318839A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 情報収集装置及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001318839A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504137A (ja) * 2014-12-05 2017-02-02 シャオミ・インコーポレイテッド 管理権限のロック解除方法、認証装置、プログラム、及び記録媒体
JP2022504885A (ja) * 2018-10-16 2022-01-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 早期警告スコア設計及びその他のスコア

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504137A (ja) * 2014-12-05 2017-02-02 シャオミ・インコーポレイテッド 管理権限のロック解除方法、認証装置、プログラム、及び記録媒体
US9992676B2 (en) 2014-12-05 2018-06-05 Xiaomi Inc. Method for unlocking administration authority and device for authentication
JP2022504885A (ja) * 2018-10-16 2022-01-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 早期警告スコア設計及びその他のスコア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108432260A (zh) 电子设备及其图像控制方法
US20120095779A1 (en) Method and apparatus for providing location-based data and services in healthcare environments
JP2003218776A (ja) 携帯情報端末および情報配信方法
CN107211055A (zh) 用于在电话呼叫中在用户之间进行实时数据交换的过程
US20130173439A1 (en) System and Method for Remote Veterinary Image Analysis and Consultation
US20240145077A1 (en) Method and system to facilitate patient care
CN104468973B (zh) 一种终端
TW201205293A (en) A memory card
CN105934959A (zh) 用于共享数据的电子设备和用于控制该设备的方法
JP5503597B2 (ja) 携帯端末、携帯端末を用いた通信方法及びプログラム
JP2001318839A (ja) 情報収集装置及び記憶媒体
JP2002099675A (ja) 電子名刺交換方法及びその方法を利用可能な携帯端末
JP2020109568A (ja) 患者情報提供システム、および患者情報提供方法
JP6145230B1 (ja) 画面共有遠隔診察システム、画面共有遠隔診察方法、および画面共有遠隔診察プログラム
JP7354560B2 (ja) 通知処理装置、制御方法、プログラム、及びシステム
JP2015090652A (ja) エンディングノート作成サーバ、サーバプログラム、クライアント、クライアントプログラム、及びエンディングノート作成システム
CN107948584A (zh) 一种图像采集方法、终端及计算机可读介质
JP2006099371A (ja) 看護支援システム
KR20130020427A (ko) 휴대용 단말기를 이용한 다수의 사용자 간의 약속잡기 방법 및 그 약속잡기가 가능한 휴대용 단말기
JP6693165B2 (ja) プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2001043170A (ja) 画像を用いたメッセージ伝達方法及び装置
JP2004326572A (ja) 電子回覧システム、データ入出力端末、電子回覧サーバおよび電子回覧方法
JP7072482B2 (ja) 電子機器、制御方法および制御プログラム
KR20170082959A (ko) 상황정보 기반의 건강관리 서비스 전달 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
JP6561267B1 (ja) 電子掲示板でメッセージを共有するためのサーバシステム、通信装置、プログラム及び記録媒体