JP2001316122A - フッ素含有合成石英ガラス及びその製造方法 - Google Patents

フッ素含有合成石英ガラス及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シリカ製造原料ガス、水素ガス、酸素ガ
ス及びフッ素化合物ガスをバーナーから反応域に供給
し、この反応域においてシリカ製造原料ガスの火炎加水
分解反応によりフッ素を含有したシリカ微粒子を生成さ
せると共に、上記反応域に配置された回転可能な基材に
上記シリカ微粒子を堆積させてフッ素含有多孔質シリカ
母材を作製し、この多孔質シリカ母材をフッ素化合物ガ
スを含む雰囲気下で、加熱ガラス化することを特徴とす
る合成石英ガラスの製造方法。 【課題】 本発明によれば、フッ素含有多孔質シリカ母
材を作製し、これをフッ素化合物ガスを含む雰囲気下で
加熱ガラス化することにより、従来よりも真空紫外光の
透過率が高くかつ均一な合成石英ガラスを低コストで製
造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、400nm以下の
波長領域、特に真空紫外領域での透過率が良好なフッ素
含有合成石英ガラス及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】周知の
ように、近年の半導体集積回路の高集積化はめざまし
い。この傾向に伴い、半導体素子製造時のリソグラフィ
プロセスでの露光光源の短波長化が進み、現在ではKr
Fエキシマレーザ(248nm)を使用するリソグラフ
ィが主流になりつつある。
【0003】今後、更なる高集積化を実現するためにA
rFエキシマレーザ(193nm)への移行は必至であ
るが、将来的にはF2エキシマレーザ(157nm)へ
の移行も有力視されている。
【0004】従来、リソグラフィ装置に用いられるステ
ッパーレンズ、プリズム等の投影光学系及びフォトマス
ク(レチクル)には使用光源に対して高い光透過性を持
ち、熱膨張係数が小さい、高純度石英ガラスが使用され
ている。しかし、従来の石英ガラスでは200nm以下
のいわゆる真空紫外領域では徐々に透過率が低下し、1
40nm付近で吸収端を示すため、フォトマスク等の光
学部材に使用することは難しいと考えられていた。その
ため、真空紫外領域の露光光源を用いたリソグラフィに
は石英ガラスよりも高い透過率を示すCaF2単結晶の
応用も検討されてきた。しかし、CaF2は石英ガラス
に比べて、熱膨張係数が高い、素材強度が低い、劈開等
により加工性が悪い、製造コストが高い等の理由からリ
ソグラフィ、特にフォトマスクへの適用は困難と考えら
れている。このため、真空紫外領域でも高い光透過性を
有する石英ガラスの開発が急務とされている。
【0005】真空紫外領域での透過率低下は、主に石英
ガラス中の構造欠陥による吸収に起因する。真空紫外領
域に吸収帯を持つ構造欠陥としては、主にSi−Si結
合、Si−OH結合、Si−O−O−Si結合及びSi
−Cl結合が知られている。従って、ArF及びF2
キシマレーザを使用するリソグラフィ技術の実用化に
は、石英ガラス中の前記構造欠陥の生成を抑制し、真空
紫外領域で高い透光性を持つ石英ガラスの製造が重要と
なる。
【0006】特にSi−Si結合は酸素欠損型欠陥と呼
ばれ、163nm及び245nmに吸収帯を持つため、
2エキシマレーザに加え、KrFエキシマレーザを露
光光源とする場合にも問題となる。また、同欠陥はエキ
シマレーザの照射によってE’センターと呼ばれる21
5nmに吸収を持つ欠陥を生じさせる(ソラリゼーショ
ン)と共に、吸収したエネルギーにより発生したコンパ
クションが屈折率の変動を引き起こすため、石英ガラス
の耐久性の低下を引き起こす原因にもなる。同様に17
7nmに吸収を持つSi−O−O−Si結合(酸素過多
型欠陥)は、エキシマレーザの照射によってNBOHC
(非架橋酸素ラジカル)を生成し、透過率及び耐久性の
低下の原因になる。
【0007】これら構造欠陥を抑制するための従来の研
究では、シリカ製造原料ガスの火炎加水分解反応により
作製した多孔質シリカ母材をフッ素雰囲気下で溶融ガラ
ス化する方法が提案されている。この方法では、石英ガ
ラス中の上記構造欠陥を低減させ、Si−F結合を生成
させる。同結合の導入による新たな吸収は140nm以
上の真空紫外領域に見られない。これはSi−F結合の
バンドギャップが石英ガラス(Si−O結合)よりも大
きいからである。更に、Si−F結合は結合エネルギー
が大きく非常に安定なため、エキシマレーザ照射による
E’センター等の新たな構造欠陥の生成もみられない。
従って、真空紫外線用の光学材料に好適な石英ガラスを
得るには、石英ガラス内にSi−F結合を高濃度で均一
に生成させればよい。
【0008】しかしながら、従来の方法では、濃度的に
も均一性の面からも好適な石英ガラスを得ることが非常
に困難であることを本発明者らは見出した。即ち、従来
の方法ではフッ素原子濃度を2重量%以上の高濃度で均
一にドープすることが非常に難しく、低濃度では透過性
の低下を十分抑制することができない。多孔質シリカ母
材の径が大きくなればなるほど高濃度なドープが非常に
難しい。その上、多孔質シリカ母材のガラス化はその表
面から内部に向かって進行するため、同時にフッ素ドー
プを行う場合、多孔質シリカ母材のガラス化によって内
部へのフッ素の拡散が抑制されるため、製造された石英
ガラスの径方向にフッ素原子濃度の分布を生じさせる。
また、フッ素ドープ濃度によりガラス化する温度が変化
するため、場合によっては一部に未溶融部分が残り、ガ
ラス化が不完全になる。この傾向は、ドープ濃度を高く
するほど顕著である。
【0009】ガラス化できた場合でも、石英ガラス内で
のフッ素原子濃度に分布が生じるため、透過率、屈折率
等の不均一を誘起する。その結果、透過率が高くても、
これをレチクル用の基板材料に使用した場合、転写する
像が一部ぼやけてしまい、材料としての使用が困難にな
る。この傾向は石英ガラスの吸収端に近いほど顕著にあ
らわれるため、リソグラフィ技術の高精細化には克服し
なければならない問題である。
【0010】フッ素化合物ガスの多孔質シリカ母材内へ
の拡散を考慮すると、母材のかさ密度が低いこと、母材
の径が小さいこと、ドープ時間が長いことが均一なドー
プに対して有効であると考えられ、そのため従来は低い
かさ密度の母材に長時間かけてフッ素ドープを行う方法
がとられていた。しかしながら、かさ密度が低い母材を
ガラス化しても得られる製品量は少量であり、またドー
プ時間が長いということは製造時間の延長だけでなく、
ドーパントであるフッ素化合物ガスの消費量を増加させ
るので、製造コストを含めた生産性はフッ素を含有して
いない他の紫外線用合成石英ガラスと比較して非常に低
いものとなっている。
【0011】従って、真空紫外領域で高い透過性を有す
る石英ガラスを製造するため、従来よりもフッ素を高濃
度かつ均一にドープする方法の確立が望まれていた。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、フッ素を高濃度かつ均一にドープした合成石英ガラ
ス、及びかかる合成石英ガラスをドープ時間を短縮し、
製造コストを低減して製造することができる合成石英ガ
ラスの製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは上記目的を達成するため、種々の検討を行っ
た結果、多孔質シリカ母材作製時にシリカ製造原料ガス
と共にフッ素化合物ガスをバーナーから供給してフッ素
含有多孔質シリカ母材を作製し、これをフッ素化合物ガ
スを含む雰囲気下で加熱ガラス化することにより、従来
よりもフッ素原子が高濃度かつ均一にドープされた合成
石英ガラスが短時間で製造できることを知見した。
【0014】加えて、この方法では従来よりもかさ密度
の高い多孔質シリカ母材の使用が可能となり、生産性が
飛躍的に向上し、ドープ時間も短縮されたため製造コス
トを大幅に低減させることが可能となった。その結果、
真空紫外領域で高い光透過性を有しかつ透過率分布が均
一な合成石英ガラスを低コストで製造できることを見出
し、本発明をなすに至ったものである。
【0015】即ち、本発明は、下記フッ素含有合成石英
ガラスの製造方法を提供する。 (1)シリカ製造原料ガス、水素ガス、酸素ガス及びフ
ッ素化合物ガスをバーナーから反応域に供給し、この反
応域においてシリカ製造原料ガスの火炎加水分解反応に
よりフッ素を含有したシリカ微粒子を生成させると共
に、上記反応域に配置された回転可能な基材に上記シリ
カ微粒子を堆積させてフッ素含有多孔質シリカ母材を作
製し、この多孔質シリカ母材をフッ素化合物ガスを含む
雰囲気下で、加熱ガラス化することを特徴とする合成石
英ガラスの製造方法。 (2)多孔質シリカ母材作製時において、母材中心軸と
フッ素化合物ガス流の中心軸とがなす角度が120〜1
50°であることを特徴とする(1)記載の合成石英ガ
ラスの製造方法。 (3)(1)又は(2)記載の製造方法によって製造さ
れた合成石英ガラスを更に水素ガス雰囲気中で加熱処理
することを特徴とする合成石英ガラスの製造方法。 (4)多孔質シリカ母材のかさ密度が、0.1g/cm
3以上であることを特徴とする(1)乃至(3)のいず
れか1項記載の合成石英ガラスの製造方法。 (5)(1)乃至(4)のいずれか1項記載の製造方法
によって製造され、OH基濃度が0.002重量%以
下、フッ素原子濃度が0.01重量%以上であることを
特徴とする合成石英ガラス。
【0016】本発明によれば、上記の方法を利用するこ
とにより、従来よりも真空紫外光の透過率が高く、かつ
均一な石英ガラスを従来よりも低コストで製造すること
ができるようになったものである。
【0017】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明におけるフッ素含有合成石英ガラスの製造方法
は、シリカ製造原料ガス、水素ガス、酸素ガス及びフッ
素化合物ガスをバーナーから反応域に供給し、この反応
域においてシリカ製造原料ガスの火炎加水分解反応によ
りフッ素を含有したシリカ微粒子を生成させると共に、
上記反応域に配置された回転可能な基材に上記シリカ微
粒子を堆積させてフッ素含有多孔質シリカ母材を作製
し、この多孔質シリカ母材をフッ素化合物ガスを含む雰
囲気下で加熱ガラス化することを特徴とする。
【0018】上記の方法によれば、多孔質シリカ母材作
製時にフッ素をドープするのであるが、このときに母材
外周から中心部にいくに従ってフッ素原子濃度が高くな
るようにする。この母材をガラス化する際に再度フッ素
ドープを行うと、ガラス化時のドープでは中心よりも外
側にドープされ易いので、結果として径方向に均一なド
ープが可能となる。このような二段階のドープにより、
石英ガラス中のフッ素原子濃度が2重量%を超える石英
ガラスを容易に得ることができる。その結果、高濃度で
均一な石英ガラスが得られ、酸素欠損型欠陥等の構造欠
陥の生成が激減し、エキシマレーザ耐性の優れた合成石
英ガラスの製造が可能となる。更にこの方法では、ガラ
ス化時のドープを母材外側に集中して行えばよいので、
高いかさ密度を有する母材をガラス化することができ
る。
【0019】ここで、石英ガラスへのドープは、分子拡
散から考えると密度の小さいほうが均一にドープされ易
い。従来の方法では、ガラス化時に初めてドープが行わ
れるのであるが、母材の表面から進行するガラス化と共
にドープが行われるため、ドープ中に表面のかさ密度が
上昇し、ドープ速度が次第に低下していく。そのため、
母材中心部へのドープ濃度が低下してしまっていた。均
一で高濃度なフッ素ドープを行うためには、かさ密度が
低く径の小さい母材をガラス化温度まで徐々に昇温し、
長時間かけてフッ素をドープしなければならない。これ
に対して、本発明では、従来よりもかさ密度が高く、母
材径の大きい母材を短時間でガラス化することができ
る。
【0020】本発明における多孔質シリカ母材を製造す
る方法自体は公知の方法であり、バーナーのガス流量な
どは通常の条件によって操作し得、シリカ製造原料ガス
も公知の有機ケイ素化合物を使用することができる。
【0021】具体的には、原料となる有機ケイ素化合物
は、四塩化ケイ素(SiCl4)、ジメチルジクロロシ
ラン((CH32SiCl2)等の塩素系シラン化合
物、下記一般式(I)〜(III)で示されるシラン化
合物、シロキサン化合物が用いられる。 (R1nSi(OR24-n (I) (式中、R1,R2は同一又は異種の脂肪族一価炭化水素
基を示し、nは0〜3の整数を示す。)
【化1】 (式中、R3は水素原子又は脂肪族一価炭化水素基を示
し、mは1以上、特に1又は2である。)
【化2】 (式中、R3は水素原子又は脂肪族一価炭化水素基を示
し、pは3〜5の整数である。)
【0022】ここで、R1,R2,R3の脂肪族一価炭化
水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、n
−ブチル基、tert−ブチル基等の炭素数1〜4のア
ルキル基、シクロヘキシル基等の炭素数3〜6のシクロ
アルキル基、ビニル基、アリル基等の炭素数2〜4のア
ルケニル基等が挙げられる。
【0023】具体的に上記一般式(I)で示されるシラ
ン化合物としては、Si(OCH34、Si(OCH2
CH34、CH3Si(OCH33等が挙げられ、一般
式(II)で示されるシロキサン化合物としては、ヘキ
サメチルジシロキサン等が挙げられる。これらの中で
は、Si−Cl結合の紫外線吸収を考慮すると、Clを
含まないアルコキシシランが好ましい。
【0024】また、フッ素化合物としては、テトラフル
オロシラン、トリフルオロメタン、テトラフルオロメタ
ン等が用いられる。
【0025】本発明で用いられるバーナーは、同心円上
に複数のノズルを有し、中心部のノズルからシリカ製造
原料ガスとフッ素化合物、その外側の第二のノズルから
酸素ガス、更にその外側の1又は複数のノズルから酸素
ガス及び/又は水素ガスを反応域に供給して火炎加水分
解を可能とするものであればいずれのものでもよく、公
知のバーナーを使用することができ、例えば図1に示す
ものが挙げられる。
【0026】ここで、図1において、1は中心管ノズル
であり、これからシリカ製造原料ガス及びフッ素化合物
ガスが供給される。2はこの中心管ノズル1を取り囲む
第一リング管(第二のノズル)で、これから酸素ガスが
供給される。3は第一リング管2を取り囲む第二リング
管、4は第二リング管を取り囲む第三リング管で、第二
リング管3からは水素ガスが、第三リング管4からは酸
素ガスが供給される。
【0027】なお、補助バーナー等、複数のバーナーを
使用してもよく、補助バーナーからは酸水素炎のみを供
給してもよいし、フッ素化合物ガスを供給するようにし
てもよい。
【0028】多孔質シリカ母材製造時に外側よりも中心
部によりフッ素がドープされるようにするためには、フ
ッ素化合物ガスを母材中心に向けて供給するのが効果的
である。
【0029】更に、フッ素原子濃度の分布をつけるに
は、フッ素化合物ガス流と母材の中心軸がなす角度を大
きくするのが好ましい。具体的には、図2においてθ=
120〜150°が好適である。即ち、図2において、
11は多孔質シリカ母材であり、12はフッ素化合物を
シリカ母材11に向けて供給するバーナーであり、Aは
多孔質シリカ母材11の中心軸、Bはバーナー12から
供給されるフッ素化合物ガス流の中心軸であり、θは中
心軸Aと中心軸Bとのなす角度である。なお、多孔質シ
リカ母材の外側よりも中心部にフッ素をドープするため
には、中心軸Aと中心軸Bの交点が多孔質シリカ母材1
の先端側にあることが望ましい。
【0030】また、上記多孔質シリカ母材のかさ密度は
0.1g/cm3以上、より好ましくは0.1〜0.7
g/cm3、更に好ましくは0.3〜0.7g/cm3
あることがよく、これにより生産性良く石英ガラスを得
ることができる。
【0031】こうして製造された多孔質シリカ母材は、
フッ素雰囲気下の高温ガラス化炉内で加熱ガラス化され
る。ガラス化の方法も公知の方法、条件を採用し得、例
えばフッ素化合物ガスと不活性ガス混合雰囲気下、1,
200〜1,700℃まで加熱し、ガラス化する。フッ
素化合物ガスとしては、SiF4、CHF3、CF4など
が、不活性ガスとしては、ヘリウム、アルゴン、窒素な
どが選択されうる。この場合、フッ素化合物濃度は、
0.01vol%以上とすることが好ましい。ガラス化
後は同ガラス化炉内で急冷、徐冷又は放冷にて室温まで
冷却される。
【0032】続いて、得られたフッ素含有石英ガラスを
水素ガス雰囲気下で加熱処理し、水素ドープを行うこと
が好ましい。これはエキシマレーザの照射によって生成
する可能性のあるE’センター等の構造欠陥を水素原子
で補完するために行うものである。本発明のガラス化方
法で、これら常磁性欠陥の前駆体(つまりSi−Si結
合など)はかなり低減されてはいるが、水素加熱処理に
よりなお一層紫外線耐性が強化される。
【0033】水素加熱処理の方法も公知の方法、条件を
採用し得、例えば水素ガス及びヘリウム、アルゴン等の
不活性ガスを混合して、1〜10MPa下、300〜6
00℃で保持してフッ素含有石英ガラスに1〜3vol
%の水素をドープすることが好ましい。
【0034】なお、前記多孔質シリカ母材のフッ素雰囲
気下でのガラス化工程及びその後の水素ドープの工程は
連続した工程として行うことも可能である。
【0035】上記の一連の工程を経て製造された合成石
英ガラスは、OH基濃度を0.002重量%以下、特に
0.0001重量%以下とするのが好ましい。これは石
英ガラス中のSi−OH結合に起因した吸収による透過
率の低下を抑制するためである。
【0036】また、作製された合成石英ガラス中のフッ
素原子濃度は0.01重量%以上であることが望まし
い。より好ましくは0.5重量%以上、更に好ましくは
2重量%以上である。更に、水素原子濃度は、1×10
17分子/cm3以上、より好ましくは3×1017分子/
cm3以上、更に好ましくは1×1018分子/cm3以上
である。
【0037】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。また、この実施例に記載されている種々の
製造条件は、この発明をその範囲に限定することを意味
しない。
【0038】[実施例1]H2ガスを2.8m3/Hr、
2ガスを4.0m3/Hr、シリカ製造原料としてのテ
トラメトキシシランを1,000g/Hr、SiF4
0.06m3/Hrのガス条件でバーナーから供給し、
多孔質シリカ母材を酸水素火炎での加水分解により製造
した。このとき、母材中心軸とバーナーから供給される
SiF4ガス流の中心軸とのなす角度θを150°とな
るように調整した。得られた多孔質シリカ母材のかさ密
度は、0.4g/cm3であった。
【0039】上記の多孔質シリカ母材を高温ガラス化炉
内においてSiF4雰囲気下で昇温し、溶融ガラス化し
て合成石英ガラスを得た。この場合、炉内には、SiF
4ガスを0.06m3/Hrの流量で炉内に導入し、ガラ
ス化には5時間を要した。
【0040】この条件で製造した合成石英ガラスを切り
出し、直径110mm、厚さ6.3mmで光学用の研磨
を両面に施したサンプルを作製した。
【0041】石英ガラス中のフッ素原子濃度をEPMA
(Electron probemicro anal
ysis)法にて測定したところ、サンプルの中央〜外
周で2.3〜2.4重量%であった。OH基濃度は、0
重量%であった。
【0042】上記のサンプルについて真空紫外線に対す
る透過率をサンプルの中央部と外周部で測定したとこ
ろ、透過率は図3のように155〜300nmの範囲で
非常に高い値を示し、中央部と外周部の透過率の差は殆
どみられなかった。なお、図3において、中心部と外周
部との透過率は殆ど重なっている。また、157.6n
mでの透過率は中心、外周部で共に83%であった。
【0043】[実施例2]H2ガスを2.5m3/Hr、
2ガスを3.5m3/Hr、シリカ製造原料としてのテ
トラメトキシシランを800g/Hr、SiF4を0.
04m3/Hrのガス条件でバーナーから供給し、多孔
質シリカ母材を酸水素火炎での加水分解により製造し
た。このとき、母材中心軸とバーナーから供給されるS
iF4ガス流の中心軸とのなす角度θを130°となる
ように調整した。得られた多孔質シリカ母材のかさ密度
は、0.5g/cm3であった。
【0044】上記の多孔質シリカ母材を高温ガラス化炉
内においてSiF4とヘリウムの混合雰囲気下で昇温
し、溶融ガラス化して合成石英ガラスを得た。この場
合、炉内には、SiF4ガスとヘリウムガスをそれぞれ
0.04m3/Hr、0.02m3/Hrの流量で炉内に
導入し、ガラス化には5時間を要した。
【0045】この条件で製造した合成石英ガラスを切り
出し、直径110mm、厚さ6.3mmで光学用の研磨
を両面に施したサンプルを作製した。
【0046】石英ガラス中のフッ素原子濃度をEPMA
法にて測定したところ、サンプルの中央〜外周で2.0
〜2.1重量%であった。OH基濃度は、0.0001
重量%以下であった。
【0047】上記のサンプルについて真空紫外線に対す
る透過率をサンプルの中央部と外周部で測定したとこ
ろ、透過率の差は殆どみられず、155〜300nmの
領域で良好な透過率を示した。
【0048】[実施例3]H2ガス、O2ガス、シリカ製
造原料としてのテトラメトキシシラン及びSiF 4を実
施例1と同じガス条件でバーナーから供給し、多孔質シ
リカ母材を作製した。このとき、母材中心軸とバーナー
から供給されるSiF4ガス流の中心軸とのなす角度θ
を150°となるように調整した。得られた多孔質シリ
カ母材のかさ密度は、実施例1と同じく0.4g/cm
3であった。
【0049】上記の多孔質シリカ母材を実施例1と同じ
条件で溶融ガラス化して得られた合成石英ガラスをH2
とヘリウムの混合雰囲気下、500℃で100時間加熱
処理した。この場合、H2濃度は3vol%であり、加
熱処理時の圧力は10MPaであった。
【0050】この条件で製造した合成石英ガラスを切り
出し、直径110mm、厚さ6.3mmで光学用の研磨
を両面に施したサンプルを作製した。
【0051】石英ガラス中のフッ素原子濃度をEPMA
法にて測定したところ、サンプルの中央〜外周で2.3
〜2.4重量%であった。OH基濃度は、0重量%であ
った。ラマン分光法にて水素原子濃度を測定したとこ
ろ、3×1018分子/cm3であった。
【0052】上記のサンプルについて真空紫外線に対す
る透過率をサンプルの中央部と外周部で測定したとこ
ろ、透過率の差は殆どみられず、155〜300nmの
領域で良好な透過率を示した。なお、157.6nmで
の透過率は中心、外周部で共に85%であり、実施例1
よりも高い透過率を示した。
【0053】[比較例1]H2ガス、O2ガス、シリカ製
造原料としてのテトラメトキシシランを実施例1と同じ
ガス条件で、SiF4は供給せずに多孔質シリカ母材を
作製した。このとき、母材中心軸とバーナーから供給さ
れるシリカ製造原料ガス流の中心軸とのなす角度θは1
50°であった。得られた多孔質シリカ母材のかさ密度
は、実施例1と同じく0.4g/cm3であった。
【0054】上記の多孔質シリカ母材を高温ガラス化炉
内においてSiF4雰囲気下で昇温し、溶融ガラス化し
て合成石英ガラスを得た。この場合、炉内には、SiF
4ガスを0.06m3/Hrの流量で炉内に導入し、ガラ
ス化には5時間を要した。
【0055】この条件で製造した合成石英ガラスを切り
出し、直径110mm、厚さ6.3mmで光学用の研磨
を両面に施したサンプルを作製した。
【0056】石英ガラス中のフッ素原子濃度をEPMA
法にて測定したところ、サンプルの中央〜外周で1.4
〜2.1重量%となり、中央と外周の差が非常に大きい
ものとなった。OH基濃度は、0.0001重量%以下
であった。
【0057】上記のサンプルについて真空紫外線に対す
る透過率をサンプルの中央部と外周部で測定したとこ
ろ、透過率は図4のように155〜300nmの範囲で
比較的高い値を示したものの、中央部と外周部の透過率
の差がみられ、特に165nm以下の真空紫外域では透
過率の差が非常に大きいものとなった。なお、157.
6nmでの透過率は中心部で73%、外周部で78%で
あった。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、フッ素含有多孔質シリ
カ母材を作製し、これをフッ素化合物ガスを含む雰囲気
下で加熱ガラス化することにより、従来よりも真空紫外
光の透過率が高くかつ均一な合成石英ガラスを低コスト
で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多孔質シリカ母材製造用バーナーの一例を示す
概略断面図である。
【図2】多孔質シリカ母材の中心軸とバーナーから供給
されるフッ素化合物ガス流の角度を表す説明図である。
【図3】実施例1の条件で製造した合成石英ガラスの真
空紫外透過率曲線である。
【図4】比較例1の条件で製造した合成石英ガラスの真
空紫外透過率曲線である。
【符号の説明】
1 中心管ノズル 2 第一リング管(第二のノズル) 3 第二リング管(第三のノズル) 4 第三リング管(第四のノズル) 11 多孔質シリカ母材 12 バーナー A 多孔質シリカ母材の中心軸 B バーナーから供給されるフッ素化合物ガス流の中心
軸 θ AとBがなす角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 久利 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社精密機能材料研究所 内 (72)発明者 代田 和雄 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社精密機能材料研究所 内 (72)発明者 松尾 浩司 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社精密機能材料研究所 内 Fターム(参考) 4G014 AG03 AH14 AH15 AH21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカ製造原料ガス、水素ガス、酸素ガ
    ス及びフッ素化合物ガスをバーナーから反応域に供給
    し、この反応域においてシリカ製造原料ガスの火炎加水
    分解反応によりフッ素を含有したシリカ微粒子を生成さ
    せると共に、上記反応域に配置された回転可能な基材に
    上記シリカ微粒子を堆積させてフッ素含有多孔質シリカ
    母材を作製し、この多孔質シリカ母材をフッ素化合物ガ
    スを含む雰囲気下で、加熱ガラス化することを特徴とす
    る合成石英ガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】 多孔質シリカ母材作製時において、母材
    中心軸とフッ素化合物ガス流の中心軸とがなす角度が1
    20〜150°であることを特徴とする請求項1記載の
    合成石英ガラスの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の製造方法によって
    製造された合成石英ガラスを更に水素ガス雰囲気中で加
    熱処理することを特徴とする合成石英ガラスの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 多孔質シリカ母材のかさ密度が、0.1
    g/cm3以上であることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項記載の合成石英ガラスの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の製
    造方法によって製造され、OH基濃度が0.002重量
    %以下、フッ素原子濃度が0.01重量%以上であるこ
    とを特徴とする合成石英ガラス。
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